JP2000318446A - 車両の後方扉 - Google Patents

車両の後方扉

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JP2000318446A
JP2000318446A JP11320444A JP32044499A JP2000318446A JP 2000318446 A JP2000318446 A JP 2000318446A JP 11320444 A JP11320444 A JP 11320444A JP 32044499 A JP32044499 A JP 32044499A JP 2000318446 A JP2000318446 A JP 2000318446A
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JP
Japan
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rear door
glass plate
vehicle
mounting bracket
panel
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Pending
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JP11320444A
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English (en)
Inventor
Jin-Lyoul Lee
鎭 烈 李
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Hyundai Motor Co
Original Assignee
Hyundai Motor Co
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Publication date
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Priority claimed from KR1019990015782A external-priority patent/KR100326373B1/ko
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/18Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear
    • B60J1/1838Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear movable for non-convertible vehicles, including vehicles with versatile load area
    • B60J1/1876Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear movable for non-convertible vehicles, including vehicles with versatile load area where the window is pivotable relative to a stationary axis
    • B60J1/1884Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at the vehicle rear movable for non-convertible vehicles, including vehicles with versatile load area where the window is pivotable relative to a stationary axis about a horizontal axis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後方扉アウトパネルに後方扉を直接ヒンジ結
合させる車両の後方扉を提供する 【解決手段】 車体の後部部分に後方扉インナパネル3
3と、後方扉アウトパネル35が順次に結合され、後方
扉アウトパネル35には後方扉がヒンジ結合されて後方
扉が上下に開閉可能になっている車両において、後方扉
はガラス板37よりなり、ガラス板37の上端部はヒン
ジ手段50によって後方扉アウトパネル35に直接に結
合されていることを特徴とする車両の後方扉が提供され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後方扉に関
し、特に、上下に開閉可能になっている車両の後方扉に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の後方下側にはバンパ1及
びランプ3等が設けられており、車両の後方上側には後
方扉5が結合されている。
【0003】かかる後方扉5は、その上側をヒンジ点と
して開閉可能な構造が図2に示すように開示されてい
る。図2のように、車体をなす車体パネル11には後方
扉インナパネル(tail gate inner panel)13が結合
されており、前記後方扉インナパネル13の上側には後
方扉アウトパネル(tail gate outer panel)15が結
合されている。前記後方扉アウトパネル15の上側外部
には覆い17が結合されており、前記後方扉アウトパネ
ル15の後方側の外部には後方扉19が結合されてい
る。
【0004】前記後方扉アウトパネル15の端部には、
前記後方扉19が閉じられている場合に密閉されるよう
シール部材21が結合されており、前記後方扉の中間部
には前記後方扉19がヒンジ結合されるようヒンジブラ
ケット23及びヒンジ軸25が結合されている。
【0005】前記後方扉アウトパネル15の端部には、
前記後方扉19が閉じられている場合に密閉されるよう
シール部材21が結合されており、前記後方扉の中間部
には前記後方扉19がヒンジ結合されるようヒンジブラ
ケット23及びヒンジ軸25が結合されている。
【0006】前記後方扉19は、前記覆い17に整列さ
れた支持板27と、前記支持板27にボルトで結合され
たガラス板29が備えられている。前記ガラス板29が
閉じられる際には、その上側内面が前記シ-ル部材21
に密着される。このように構成された従来の車両の後方
扉からガラス板29を持上げると、ヒンジブラケット2
3に結合されたヒンジ軸25を回転中心にして図2にお
いて仮想線で表示したように、後方扉が持上げられるよ
うになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとく
構成された従来の車両の後方扉によると、ガラス板29
にボルトで支持板27が結合され、前記支持板27にヒ
ンジブラケット23が備えられて、前記ヒンジブラケッ
トがヒンジ軸に結合された構造となっていることから、
構造が複雑であり、部品点数が多いうえ、組立てに不便
をもたらし、外観が美麗でないという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は上記従来の車両の後方扉
における問題点に鑑みてなされたものであって、後方扉
アウトパネルに後方扉を直接ヒンジ結合させる車両の後
方扉を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明に従う車両の後方扉は、車体
の後部分に後方扉インナパネルと、後方扉アウトパネル
が順次に結合され、後方扉アウトパネルには後方扉がヒ
ンジ結合されて後方扉が上下に開閉可能になっている車
両において、前記後方扉はガラス板よりなり、前記ガラ
ス板の上端部は、ヒンジ手段によって後方扉アウトパネ
ルに直接に結合されていることを特徴とする。
【0010】また、前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウ
トパネルに結合された第1のマウンティングブラケット
と、前記ガラス板に結合された第2のマウンティングブ
ラケットと、前記第1のマウンティングブラケットと第
2のマウンティングブラケットをヒンジ結合するヒンジ
軸とからなる。この際、前記第2のマウンティングブラ
ケットはパッキング部材を介して前記ガラス板に固定さ
れ、前記ガラス板の外面側へ突出した前記第2のマウン
ティングブラケットの端部にはキャップ形状のナットが
結合されるのが好ましい。
【0011】また、前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウ
トパネルに結合されてボールを備えた第1のマウンティ
ングピボットと、前記ボールに面接触するジャーナル部
を備えた第2のマウンティングピボットとからなる。こ
の際、前記第2のマウンティングピボットはパッキング
部材を介して前記ガラス板に固定され、前記ガラス板の
外面側へ突出した前記第2のマウンティングピボットの
端部にはキャップ形状のナットが結合されるのが好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる車両の後方
扉の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。図3〜5は、この発明の実施例1に沿う車両の後方
扉を示す。
【0013】図3に示すように、車体をなす車体パネル
31には後方扉インナパネル33が結合されており、後
方扉インナパネル33の上側には後方扉アウトパネル3
5が結合されている。該後方扉アウトパネル35の後方
側の外部にはガラス板37を備えた後方扉が結合されて
いる。
【0014】車体パネル31の端部には、後方扉インナ
パネル33との間を密閉するようシール部材39がスト
リップバンド41によって固定されており、該ストリッ
プバンド41は係止突起を備えており、車体パネルトリ
ム43を拘束している。
【0015】後方扉インナパネル33と後方扉アウトパ
ネル35の下側端部は、ガスケット44を介してストリ
ップバンド45によって密着されており、そのストリッ
プバンド45は前記後方扉が閉じられている場合に、そ
の空間を密閉するシール部材47を固定している。さら
に、ストリップバンド45は係止突起を備えており、後
方扉インナパネルトリム49を拘束している。
【0016】後方扉アウトパネル35の右側部は、後方
扉インナパネル33側へ屈曲されて屈曲空間部を形成し
ており、その屈曲空間部にはガラス板37をヒンジ結合
するヒンジ手段50が結合されている。ガラス板37
は、その上端部がヒンジ手段50によって後方扉アウト
パネル35にヒンジ結合されている。
【0017】ヒンジ手段50は、図4及び図5に示すよ
うに、後方扉アウトパネルの屈曲空間部の上面に螺結さ
れた第1のマウンティングブラケット51と、ガラス板
の上部に螺結された第2のマウンティングブラケット5
3と、第1のマウンティングブラケット51と第2のマ
ウンティングブラケット53とをヒンジ結合するヒンジ
軸55とからなる。
【0018】後方扉アウトパネル35には、前記第1の
マウンティングブラケット51の下端部が挿入される穴
が穿孔されており、ガラス板37の上部には第2のマウ
ンティングブラケット53が挿入される穴が穿孔されて
いる。
【0019】第1のマウンティングブラケット51の下
端部は、ねじ部51aになっており、上端部は第2のマ
ウンティングブラケット53の下端部が挿入される凹入
部を形成された雌頭部51bが形成され、その雌頭部5
1bにはヒンジ軸55が挿入される穴が横方向へ穿孔さ
れている。第1のマウンティングブラケット51のねじ
部51aは、後方扉アウトパネル35の穴に挿入されて
ナット57によって固定される。この際、後方扉アウト
パネル35の内面にはガスケット44が延長されて、こ
れを介してナット57で結合される。
【0020】第2のマウンティングブラケット53の下
端部は、雌頭部51bの凹入部に嵌入される雄頭部53
aが形成されており、その雄頭部53aにはヒンジ軸5
5が嵌入される穴が横方向へ穿孔されており、第2のマ
ウンティングブラケット53の上部にはガラス板37に
引掛かるフランジ53b及びねじ部53cが形成されて
いる。
【0021】第2のマウンティングブラケット53のね
じ部53cは、ガラス板37の穴に嵌入されるが、その
穴にはガラスを保護するようブシュ型になっているパッ
キング部材58が挿入され、キャップ形状にてなってい
るナット59が挿入されて第2のマウンティングブラケ
ット53が固定される。
【0022】ヒンジ軸55は、ボルト形状になってお
り、第1のマウンティングブラケット53と第2のマウ
ンティングブラケット55に横方向へ穿孔された穴に沿
って挿入されて、ナット56で螺結せしめることによ
り、ヒンジ軸55が穴から抜出されないようにする。
【0023】かかるヒンジ手段50は、第1のマウンテ
ィングブラケット51を後方扉アウトパネル35に挿入
し、第2のマウンティングブラケット53をガラス板3
7に挿入させて固定してから、ヒンジ軸55を挿入して
組立てる。ヒンジ手段50は、図1に示す(矢印で表示
した箇所)ように、車両の幅方向へ後方扉の2箇所に設
けられている。
【0024】このように構成された車両の後方扉でガラ
ス板37を持上げると、ヒンジ軸55を回転の中心とし
て図3において仮想線で表示したように、後方扉が持上
げられるようになる。
【0025】図6〜8は、この発明の実施例2に沿う車
両の後方扉を示す。この実施例2においてガラス板13
7をヒンジ結合するヒンジ手段150は、図7及び図8
に示すように、後方扉アウトパネル35にはボール15
1を備えた第1のマウンティングピボット153が結合
され、ガラス板137にはボール151に面接触するジ
ャーナル部155を備えた第2のマウンティングピボッ
ト157が結合された構造となっている。
【0026】第1のマウンティングピボット153は、
アングル型のブラケットにボール151が結合された構
造となっており、ボルト161及びナット163によっ
て後方扉アウトパネル35に結合されている。この際、
ボール151はねじ部を形成された延長部151aが備
えられており、アングル型のブラケットにナット152
で螺結されているが、延長部151aなしに螺結される
か溶着することもできる。ボール151は、ブラケット
の垂直フランジ部に備えられており、ボルト161及び
ナット163はブラケットの水平フランジに結合され
る。
【0027】後方扉アウトパネル35の内面にはガスケ
ット44が延長されて、これを介してナット163が結
合される。第2のマウンティングピボット157の下端
部には前記ジャーナル部155が備えられており、ジャ
ーナル部155から上側へロッド形が突出され、上端部
にはねじ部157aが削成されており、ねじ部157a
の下側にはガラス板137挿入されて引掛かるフランジ
157bが形成されている。
【0028】ジャーナル部155は、ボール151が挿
入されて抜出されないように、かつ、挿入しやすいよう
に半球の溝よりはやや延長された切断球の溝になってお
り、所定の弾性をもつ材質にて構成されるのが好まし
い。ジャーナル部155だけを弾性材にて構成すること
も、第2のマウンティングピボット157の全体を弾性
材で構成することも可能である。
【0029】第2のマウンティングピボット157のね
じ部157aは、ガラス板137の穴に挿入されるが、
その穴にはガラス板137を保護するようブシュ型にて
なるパッキング部材165が挿入され、キャップ形状に
てなるナット167がねじ部157aに挿入されて第2
のマウンティングピボット157が固定される。
【0030】ヒンジ手段150は、ボール151を備え
た第1のマウンティングピボット153を後方扉アウト
パネル35に結合し、ジャーナル部155を備えた第2
のマウンティングピボット157をガラス板137に結
合してから、ジャーナル部155をボール151に押入
すると、手軽に組立てが出来上がる。
【0031】このように構成されたこの発明の実施例2
に沿う車両の後方扉で、ガラス板137を持上げると、
ボール151を回転の中心として図6において仮想線で
表示したように、後方扉が持ち上げられるようになる。
【0032】
【発明の効果】上記のように、この発明に従う車両の後
方扉によると、ガラス板が第1のマウンティングブラケ
ット(または、第1のマウンティングピボット)と第2
のマウンティングブラケット(または、第2のマウンテ
ィングピボット)によって後方扉アウトパネルに直接に
結合されていることから、構造が簡単にして、部品点数
が少なく、手軽に組立てられるため、製造コストダウン
となり、また外観が美麗である効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の車両の後方側を示す一部斜視図である。
【図2】従来の車両の後方扉部位を示す概略断面図(図
1でA−A線矢視断面図)である。
【図3】本発明にかかる車両の後方扉の実施例1の車両
の後方扉部位を示す概略断面図である。
【図4】図3のB部の詳細図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】本発明にかかる車両の後方扉の実施例2の車両
の後方扉部位を示す概略断面図である。
【図7】図6のC部の詳細図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 バンパ 3 ランプ 5 後方扉 11 車体パネル 13 後方扉インナパネル 15 後方扉アウトパネル 17 覆い 19 後方扉 21 シール部材 23 ヒンジブラケット 25 ヒンジ軸 27 支持板 29 ガラス板 31 車体パネル 33 後方扉インナパネル 35 後方扉アウトパネル 37 ガラス板 39 シール部材 41 ストリップバンド 43 車体パネルトリム 44 ガスケット 45 ストリップバンド 47 シール部材 49 後方扉インナパネルトリム 50 ヒンジ手段 51 第1のマウンティングブラケット 51a ねじ部 51b 雌頭部 53 第2のマウンティングブラケット 53a 雄頭部 53b フランジ 53c ねじ部 55 ヒンジ軸 56 ナット 57 ナット 58 パッキング部材 59 ナット 137 ガラス板 150 ヒンジ手段 151 ボール 151a 延長部 152 ナット 153 第1のマウンティングピボット 155 ジャーナル部 157 第2のマウンティングピボット 157a ねじ部 157b フランジ 161 ボルト 163 ナット 165 パッキング部材 167 ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月4日(2000.8.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両の後方扉
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後方扉に関
し、特に、上下に開閉可能になっている車両の後方扉に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の後方下側にはバンパ1及
びランプ3等が設けられており、車両の後方上側には後
方扉5が結合されている。
【0003】かかる後方扉5は、その上側をヒンジ点と
して開閉可能な構造が図2に示すように開示されてい
る。図2のように、車体をなす車体パネル11には後方
扉インナパネル(tail gate inner p
anel)13が結合されており、前記後方扉インナパ
ネル13の上側には後方扉アウトパネル(tail g
ate outer panel)15が結合されてい
る。前記後方扉アウトパネル15の上側外部には覆い1
7が結合されており、前記後方扉アウトパネル15の後
方側の外部には後方扉19が結合されている。
【0004】前記後方扉アウトパネル15の端部には、
前記後方扉19が閉じられている場合に密閉されるよう
シール部材21が結合されており、前記後方扉の中間部
には前記後方扉19がヒンジ結合されるようヒンジブラ
ケット23及びヒンジ軸25が結合されている。
【000】前記後方扉19は、前記覆い17に整列さ
れた支持板27と、前記支持板27にボルトで結合され
たガラス板29が備えられている。前記ガラス板29が
閉じられる際には、その上側内面が前記シール部材21
に密着される。このように構成された従来の車両の後方
扉からガラス板29を持上げると、ヒンジブラケット2
3に結合されたヒンジ軸25を回転中心にして図2にお
いて仮想線で表示したように、後方扉が持上げられるよ
うになる。
【000
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとく
構成された従来の車両の後方扉によると、ガラス板29
にボルトで支持板27が結合され、前記支持板27にヒ
ンジブラケット23が備えられて、前記ヒンジブラケッ
トがヒンジ軸に結合された構造となっていることから、
構造が複雑であり、部品点数が多いうえ、組立てに不便
をもたらし、外観が美麗でないという問題点があった。
【000】そこで、本発明は上記従来の車両の後方扉
における問題点に鑑みてなされたものであって、後方扉
アウトパネルに後方扉を直接ヒンジ結合させる車両の後
方扉を提供することを目的とする。
【000
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明に従う車両の後方扉は、車体
の後部分に後方扉インナパネルと、後方扉アウトパネル
が順次に結合され、前記後方扉アウトパネルには後方扉
がヒンジ結合されて後方扉が上下に開閉可能になってい
る車両において、前記後方扉はガラス板よりなり、前記
ガラス板の上端部は、後方扉アウトパネルが後方扉イン
ナパネル側へ屈曲されて形成された屈曲空間部に結合さ
れたヒンジ手段によって前記後方扉アウトパネルに直接
に結合され、前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウトパネ
ルに結合された第1のマウンティングブラケットと、前
記ガラス板の外面側に端部が突出するようにガラス板に
結合された第2のマウンティングブラケットと、前記第
1のマウンティングブラケットと第2のマウンティング
ブラケットをヒンジ結合するヒンジ軸とを含んでなる
とを特徴とする。
【000また、上記のような目的を達成するために
なされた本発明に従う車両の後方扉の他の態様は、車体
の後部分に後方扉インナパネルと、後方扉アウトパネル
が順次に結合され、前記後方扉アウトパネルには後方扉
がヒンジ結合されて後方扉が上下に開閉可能になってい
る車両において、前記後方扉はガラス板よりなり、前記
ガラス板の上端部は、後方扉アウトパネルが後方扉イン
ナパネル側へ屈曲されて形成された屈曲空間部に結合さ
れたヒンジ手段によって前記後方扉アウトパネルに直接
に結合され、前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウトパネ
ルに結合された第1のマウンティングピボットと、前記
ガラス板の外面側に端部が突出するようにガラス板に結
合された第2のマウンティングピボットと、前記第1の
マウンティングピボットと第2のマウンティングピボッ
トをヒンジ結合するヒンジ軸とを含んでなることを特徴
とする。
【0010
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる車両の後方
扉の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明す
る。図3〜5は、この発明の実施例1に沿う車両の後方
扉を示す。
【0011】図3に示すように、車体をなす車体パネル
31には後方扉インナパネル33が結合されており、後
方扉インナパネル33の上側には後方扉アウトパネル3
5が結合されている。該後方扉アウトパネル35の後方
側の外部にはガラス板37を備えた後方扉が結合されて
いる。
【0012】車体パネル31の端部には、後方扉インナ
パネル33との間を密閉するようシール部材39がスト
リップバンド41によって固定されており、該ストリッ
プバンド41は係止突起を備えており、車体パネルトリ
ム43を拘束している。
【0013】後方扉インナパネル33と後方扉アウトパ
ネル35の下側端部は、ガスケット44を介してストリ
ップバンド45によって密着されており、そのストリッ
プバンド45は前記後方扉が閉じられている場合に、そ
の空間を密閉するシール部材47を固定している。さら
に、ストリップバンド45は係止突起を備えており、後
方扉インナパネルトリム49を拘束している。
【0014】後方扉アウトパネル35の右側部は、後方
扉インナパネル33側へ屈曲されて屈曲空間部を形成し
ており、その屈曲空間部にはガラス板37をヒンジ結合
するヒンジ手段50が結合されている。ガラス板37
は、その上端部がヒンジ手段50によって後方扉アウト
パネル35にヒンジ結合されている。
【0015】ヒンジ手段50は、図4及び図5に示すよ
うに、後方扉アウトパネルの屈曲空間部の上面に螺結さ
れた第1のマウンティングブラケット51と、ガラス板
の上部に螺結された第2のマウンティングブラケット5
3と、第1のマウンティングブラケット51と第2のマ
ウンティングブラケット53とをヒンジ結合するヒンジ
軸55とからなる。
【0016】後方扉アウトパネル35には、前記第1の
マウンティングブラケット51の下端部が挿入される穴
が穿孔されており、ガラス板37の上部には第2のマウ
ンティングブラケット53が挿入される穴が穿孔されて
いる。
【0017】第1のマウンティングブラケット51の下
端部は、ねじ部51aになっており、上端部は第2のマ
ウンティングブラケット53の下端部が挿入される凹入
部を形成された雌頭部51bが形成され、その雌頭部5
1bにはヒンジ軸55が挿入される穴が横方向へ穿孔さ
れている。第1のマウンティングブラケット51のねじ
部51aは、後方扉アウトパネル35の穴に挿入されて
ナット57によって固定される。この際、後方扉アウト
パネル35の内面にはガスケット44が延長されて、こ
れを介してナット57で結合される。
【0018】第2のマウンティングブラケット53の下
端部は、雌頭部51bの凹入部に嵌入される雄頭部53
aが形成されており、その雄頭部53aにはヒンジ軸5
5が嵌入される穴が横方向へ穿孔されており、第2のマ
ウンティングブラケット53の上部にはガラス板37に
引掛かるフランジ53b及びねじ部53cが形成されて
いる。
【0019】第2のマウンティングブラケット53のね
じ部53cは、ガラス板37の穴に嵌入されるが、その
穴にはガラスを保護するようブシュ型になっているパッ
キング部材58が挿入され、キャップ形状にてなってい
るナット59が挿入されて第2のマウンティングブラケ
ット53が固定される。
【0020】ヒンジ軸55は、ボルト形状になってお
り、第1のマウンティングブラケット53と第2のマウ
ンティングブラケット55に横方向へ穿孔された穴に沿
って挿入されて、ナット56で螺結せしめることによ
り、ヒンジ軸55が穴から抜出されないようにする。
【0021】かかるヒンジ手段50は、第1のマウンテ
ィングブラケット51を後方扉アウトパネル35に挿入
し、第2のマウンティングブラケット53をガラス板3
7に挿入させて固定してから、ヒンジ軸55を挿入して
組立てる。ヒンジ手段50は、図1に示す(矢印で表示
した箇所)ように、車両の幅方向へ後方扉の2箇所に設
けられている。
【0022】このように構成された車両の後方扉でガラ
ス板37を持上げると、ヒンジ軸55を回転の中心とし
て図3において仮想線で表示したように、後方扉が持上
げられるようになる。
【0023】図6〜8は、この発明の実施例2に沿う車
両の後方扉を示す。この実施例2においてガラス板13
7をヒンジ結合するヒンジ手段150は、図7及び図8
に示すように、後方扉アウトパネル35にはボール15
1を備えた第1のマウンティングピボット153が結合
され、ガラス板137にはボール151に面接触するジ
ャーナル部155を備えた第2のマウンティングピボッ
ト157が結合された構造となっている。
【0024】第1のマウンティングピボット153は、
アングル型のブラケットにボール151が結合された構
造となっており、ボルト161及びナット163によっ
て後方扉アウトパネル35に結合されている。この際、
ボール151はねじ部を形成された延長部151aが備
えられており、アングル型のブラケットにナット152
で螺結されているが、延長部151aなしに螺結される
か溶着することもできる。ボール151は、ブラケット
の垂直フランジ部に備えられており、ボルト161及び
ナット163はブラケットの水平フランジに結合され
る。
【0025】後方扉アウトパネル35の内面にはガスケ
ット44が延長されて、これを介してナット163が結
合される。第2のマウンティングピボット157の下端
部には前記ジャーナル部155が備えられており、ジャ
ーナル部155から上側へロッド形が突出され、上端部
にはねじ部157aが削成されており、ねじ部157a
の下側にはガラス板137挿入されて引掛かるフランジ
157bが形成されている。
【0026】ジャーナル部155は、ボール151が挿
入されて抜出されないように、かつ、挿入しやすいよう
に半球の溝よりはやや延長された切断球の溝になってお
り、所定の弾性をもつ材質にて構成されるのが好まし
い。ジャーナル部155だけを弾性材にて構成すること
も、第2のマウンティングピボット157の全体を弾性
材で構成することも可能である。
【0027】第2のマウンティングピボット157のね
じ部157aは、ガラス板137の穴に挿入されるが、
その穴にはガラス板137を保護するようブシュ型にて
なるパッキング部材165が挿入され、キャップ形状に
てなるナット167がねじ部157aに挿入されて第2
のマウンティングピボット157が固定される。
【0028】ヒンジ手段150は、ボール151を備え
た第1のマウンティングピボット153を後方扉アウト
パネル35に結合し、ジャーナル部155を備えた第2
のマウンティングピボット157をガラス板137に結
合してから、ジャーナル部155をボール151に押入
すると、手軽に組立てが出来上がる。
【0029】このように構成されたこの発明の実施例2
に沿う車両の後方扉で、ガラス板137を持上げると、
ボール151を回転の中心として図6において仮想線で
表示したように、後方扉が持ち上げられるようになる。
【0030
【発明の効果】上記のように、この発明に従う車両の後
方扉によると、ガラス板が第1のマウンティングブラケ
ット(または、第1のマウンティングピボット)と第2
のマウンティングブラケット(または、第2のマウンテ
ィングピボット)によって後方扉アウトパネルに直接に
結合されていることから、構造が簡単にして、部品点数
が少なく、手軽に組立てられるため、製造コストダウン
となり、また外観が美麗である効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の車両の後方側を示す一部斜視図である。
【図2】従来の車両の後方扉部位を示す概略断面図(図
1でA−A線矢視断面図)である。
【図3】本発明にかかる車両の後方扉の実施例1の車両
の後方扉部位を示す概略断面図である。
【図4】図3のB部の詳細図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】本発明にかかる車両の後方扉の実施例2の車両
の後方扉部位を示す概略断面図である。
【図7】図6のC部の詳細図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【符号の説明】 1 バンパ 3 ランプ 5 後方扉 11 車体パネル 13 後方扉インナパネル 15 後方扉アウトパネル 17 覆い 19 後方扉 21 シール部材 23 ヒンジブラケット 25 ヒンジ軸 27 支持板 29 ガラス板 31 車体パネル 33 後方扉インナパネル 35 後方扉アウトパネル 37 ガラス板 39 シール部材 41 ストリップバンド 43 車体パネルトリム 44 ガスケット 45 ストリップバンド 47 シール部材 49 後方扉インナパネルトリム 50 ヒンジ手段 51 第1のマウンティングブラケット 51a ねじ部 51b 雌頭部 53 第2のマウンティングブラケット 53a 雄頭部 53b フランジ 53c ねじ部 55 ヒンジ軸 56 ナット 57 ナット 58 パッキング部材 59 ナット 137 ガラス板 150 ヒンジ手段 151 ボール 151a 延長部 152 ナット 153 第1のマウンティングピボット 155 ジャーナル部 157 第2のマウンティングピボット 157a ねじ部 157b フランジ 161 ボルト 163 ナット 165 パッキング部材 167 ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部分に後方扉インナパネルと、
    後方扉アウトパネルが順次に結合され、前記後方扉アウ
    トパネルには後方扉がヒンジ結合されて後方扉が上下に
    開閉可能になっている車両において、 前記後方扉はガラス板よりなり、前記ガラス板の上端部
    はヒンジ手段によって前記後方扉アウトパネルに直接に
    結合されていることを特徴とする車両の後方扉。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウトパ
    ネルに結合された第1のマウンティングブラケットと、 前記ガラス板に結合された第2のマウンティングブラケ
    ットと、 前記第1のマウンティングブラケットと第2のマウンテ
    ィングブラケットをヒンジ結合するヒンジ軸とを含んで
    なることを特徴とする請求項1記載の車両の後方扉。
  3. 【請求項3】 前記第2のマウンティングブラケット
    は、パッキング部材を介して前記ガラス板に固定され、 前記ガラス板の外面側に突出した前記第2のマウンティ
    ングブラケットの端部にはキャップ形状のナットが結合
    されることを特徴とする請求項2記載の車両の後方扉。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジ手段は、前記後方扉アウトパ
    ネルに結合されてボールを備えた第1のマウンティング
    ピボットと、 前記ボールに面接触するジャーナル部を備えた第2のマ
    ウンティングピボットとを含んでなることを特徴とする
    請求項1記載の車両の後方扉。
  5. 【請求項5】 前記第2のマウンティングピボットは、
    パッキング部材を介して前記ガラス板に固定され、 前記ガラス板の外面側に突出した前記第2のマウンティ
    ングピボットの端部にはキャップ形状のナットが結合さ
    れることを特徴とする請求項4記載の車両の後方扉。
JP11320444A 1999-05-01 1999-11-11 車両の後方扉 Pending JP2000318446A (ja)

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