JP2008066445A - 電気電子機器収納用屋外形キャビネット - Google Patents

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Minoru Moriwaki
実 森脇
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Abstract

【課題】キャビネット構成部材を少なくすることにより構造が簡単で安価な見栄えのよい、電気電子機器収納用屋外形キャビネットの防水構造を提供する。
【解決手段】本体の前面開口部が水切り部1となるような同一断面形状を持つ左右側面5と、底面6を一体にU形状に折り曲げ形成した第1の部材Aと、同じく前面開口部の水切り部1と屋根及び背面を一体に折り曲げ形成した第2の部材Bとで構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は主として屋外に設置される電気電子機器収納用屋外形キャビネットの構造に関するものである。
一般に屋根を有する電気電子機器収納用屋外形キャビネットの本体の従来構造は、図4〜図5に示すように、本体の前面開口部が水切り部31となるように左右側面と背面が一体に略コ字形状に折り曲げ加工した背面板32に、本体の前面開口部が水切り部31となるような水切り金具33を固着した屋根34を被せ、更に本体の前面開口部が水切り部31となるように折り曲げ加工された底板35は前記背面板32の内側になるように差込み、容易に雨水が浸入しないように構成された本体に、扉が蝶着されたキャビネット構造が一般的であった。
しかし前記したような従来構造のキャビネットは、キャビネットを構成する部材点数が多く、そのために部材どうしを接合する溶接箇所が多くなり、外観上接合部の見栄えが悪く、接合部からの雨水の浸入、更には溶接時の仕上げ部分や、部材端面は錆が発生しやすくなる。又、加工工程も多くなり、構造が複雑で高価な製品となるなど多々問題があった。
特許文献1のように水切り金具を屋根と一体に折り曲げ加工した構造もあるが、このような加工は特殊金型が必要となるうえ、連続曲げ加工が出来ないなど作業性に問題があった。更には、図6に示すように、屋根36と扉37とで構成される隙間38が大きい為、強風による雨水の吹き込みの影響が大きく、完全な防水性能を得ることは困難であった。
更には設置後、屋根に足をかけるなど大きな踏込み力や、異常な外力が加わると屋根が変形するという問題があった。屋根が変形すると外観的な不具合はもちろんであるが、屋根に連接した本体前面開口部の水切り部が変形し扉の密着が悪くなり、屋外形キャビネットの本来機能である気密性が低下するという問題があった。特許文献1は屋根の傾斜部から軒にかけて屋根材を折り返して密着させ2重構造にして強度の向上を図ったものであるが、この構造においても断面係数は2倍強にしかならない。
特開2001−119157号公報
本発明は上記の従来の問題点を解決して、キャビネットを構成する部材点数を少なくして接合箇所を減らすことにより、構造が簡単、安価でありながら美しく見栄えのよい、従来よりも丈夫で高度な防水性能を得ることができる電気電子機器収納用屋外形キャビネットを提供することにある。
上記の課題を解決するためになされた第1の発明は、本体の前面開口部が水切り部となるような同一断面形状を持つ左右側面と、底面を一体にU形状に折り曲げ形成した第1の部材と、同じく前面開口部の水切り部と屋根及び背面を一体に折り曲げ形成した第2の部材とで構成された本体と、前記本体に蝶着された扉からなることを特徴とする電気電子機器収納用屋外形キャビネット構造である。
更に第2の発明では、廂は、屋根を構成する軒と、水切り部を構成する垂直面とを水平に連結するように一体形成したことを特徴とする電気電子機器収納用屋外形キャビネット構造である。
第1の発明によれば、本体を構成する部材は、前面開口部が水切り部となるような同一断面形状を持つ左右側面と、底面を一体にU形状に折り曲げ形成した第1の部材と、同じく前面開口部の水切り部と屋根及び背面を一体に折り曲げ形成した第2の部材のみで構成されている。従来よりもキャビネット構成部材点数を少なくすることにより、雨水の浸入箇所となる部材どうしの接合箇所を減少できるため、高度な防水性能が得られるようになった。
更に、キャビネット構成部材点数を少なくして部材どうしの接合箇所を減らすことにより、キャビネット構造が簡素化され、溶接及び仕上げ等の加工工程の削減、組立作業の容易化などにより、安価で、防錆効果の大きい、美しく見栄えのよい高品質の製品を提供することが可能となった。
第2の発明によれば、廂は、屋根を構成する軒と、水切り部を構成する垂直面とを水平に連結するように一体形成したことにより、屋根に厚みをもたすことができ、断面係数を大きくすることにより、屋根に足をかけるなど大きな踏込み力や、異常な外力に対して変形も少なくなり又、断面の回転も少なく、断面形状の変化を小さくできるため、水切り部の変形による気密性の低下を防止することができる。
更に、廂と扉との隙間を小さくできるので、強風による風雨の吹き込みも抑制され、丈夫で防水性能の高い電気電子機器収納用屋外形キャビネットを提供することができるようになった。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明の第1の実施の形態を図1〜図3で説明する。前面開口部が水切り部1を形成する本体2と蝶番3で蝶着された扉4とで構成された屋外形キャビネットにおいて、本体2は、前面開口部が水切り部1となる同一断面形状を持つ左右側面5と底面6を一体にU形状に折り曲げ形成した第1の部材Aと、同じく前面開口部の水切り部1を成すパッキン当接面7と樋8と垂直面9及び、屋根を成す天面10と傾斜面11と軒12及び軒12と前記垂直面9とを連接する廂13と背面14とを一体に折り曲げ形成された第2の部材Bとで構成されている。以上のように本体2は前記の第1の部材Aと第2の部材Bのみで構成、接合されただけで従来構造と比べ部材点数が少なく接合箇所が減少できるのである。
又、第1の部材Aには、必要により第2の部材Bとを接合するための接合しろ15、16を設けてもよい。
本発明の第1の実施例の構成によれば溶接周長が短くできるため、アルミ材やチタン材等の溶接困難な材料に対しても有効である。
尚、本実施例では屋根は天面10を水平にし、途中に曲げ部を設けて軒12まで傾斜面11としたが、天面全体を傾斜させた片流れ屋根としてもよい。更には、本実施例では屋根部を設けているが、水切り部と天面及び背面を第2の部材として構成してもよい。
本発明の第2の実施の形態を図3で説明する。廂13は軒12の先端部を90度折り曲げ、水切り部1を構成する垂直面9とを水平に連接するように一体に折り曲げ形成している。廂13を水平に形成し屋根に厚みをもたせることにより、断面係数が大きくでき従来構造より強度が得られるようになった。したがって屋根に足をかけるなど大きな踏込み力や、異常な外力に対して変形も少なくなり水切り部の変形による気密性の低下を防止することができる。
更に屋根の強度が得られたために、扉4と廂13で構成される隙間17は、扉4の開閉に支障が生じない程度まで小さくすることができ、強風による風雨の吹き込みが抑制され、屋外形キャビネットとしての防水性能の向上が図れるようになった。
本発明の第1の実施の形態を示した本体の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示したキャビネット全体の斜視図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態を示したキャビネットの縦断面図である。 従来のキャビネット構造の本体の分解斜視図である。 従来のキャビネット構造の屋根の部分縦断面図である 特許文献1の屋根の部分縦断面図である。
符号の説明
A 第1の部材
B 第2の部材
1 水切り部
2 本体
3 蝶番
4 扉
5 左右側面
6 底面
7 パッキン当接面
8 樋
9 垂直面
10 天面
11 傾斜面
12 軒
13 廂
14 背面
15 接合しろ
16 接合しろ
17 隙間
18 パッキン
31 水切り部
32 背面板
33 水切り金具
34 屋根
35 底板
36 屋根
37 扉
38 隙間
39 パッキン

Claims (2)

  1. 前面開口部が水切り形状の同一断面形状を持つ、左右側面板と底板を一体にU形状に形成した部材と、前面開口部の水切り部と屋根及び背面を一体形成した部材とで構成された本体と、扉から成る電気電子機器収納用屋外形キャビネット。
  2. 廂は、屋根を構成する軒と、水切り部を構成する垂直面と水平に連結するように一体形成した請求項1記載の電気電子機器収納用屋外形キャビネット。
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