JP2000317438A - 浄水剤及びその使用方法 - Google Patents

浄水剤及びその使用方法

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JP2000317438A
JP2000317438A JP12964299A JP12964299A JP2000317438A JP 2000317438 A JP2000317438 A JP 2000317438A JP 12964299 A JP12964299 A JP 12964299A JP 12964299 A JP12964299 A JP 12964299A JP 2000317438 A JP2000317438 A JP 2000317438A
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Japan
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water
zeolite
aluminum sulfate
treated
powder
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JP12964299A
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Hideji Urashima
秀次 浦嶋
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DAINIPPON CONSTRUCTION
TOKYO TONE KAIHATSU KK
Dai Nippon Construction
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DAINIPPON CONSTRUCTION
TOKYO TONE KAIHATSU KK
Dai Nippon Construction
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、硫酸バンド、貝化石粉末及びゼオ
ライトの適量を混合した包装固形物又は前記物質の溶解
水で水を浄化することを目的としたものである。 【解決手段】硫酸バンド、貝化石粉末及びゼオライトの
適量を混合したことを特徴とする浄水剤を使用するもの
である。また、硫酸バンド、貝化石粉末及びゼオライト
の適量を5倍〜10倍の水に溶かしたものを原液とし、
この原液を10倍〜20倍の被処理水に用いることを特
徴とした浄水剤の使用方法により水を浄化するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硫酸バンド(硫
酸アルミニウム)、貝化石粉末及びゼオライトの適量を
混合した包装固形物又は前記を水に溶解した水溶液であ
って、水の浄化に使用することを目的とした浄水剤及び
その使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来粉末ゼオライト、多孔質材及び石膏
粉末を混合した水質浄化剤が提案されている(特開平1
0−277541号)。また活性炭、ゼオライト、セラ
ミック、貝化石、サンゴ石、麦飯石等からなる吸着剤、
濾過剤、ミネラル溶出剤を加熱及び/又は焼成する工程
からなる吸着剤等の処理方法が提案されている(特開平
8−38894号)。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記公知のゼオラ
イト系水質浄化剤は、粉末ゼオライトと貝化石によって
pH調整及び吸着などによる浄化能を有し、有用である
が、BODなどが多い場合に、これを沈殿させる作用に
乏しい。従って浄水速度が遅くなる問題点があった。
【0004】前記吸着剤等の処理方法によれば、ゼオラ
イト及び貝化石などを加熱又は焼成するもので、この発
明とは構成・効果の異なるものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】この発明は、予め混合した
浄水剤であるから、これを一定割合で水中に投入し(添
加し)、又は水を透過させることにより、比較的容易に
前記問題点を解決したのである。
【0006】即ち浄水剤の発明は、硫酸バンド、貝化石
粉末及びゼオライトの適量を混合したことを特徴とする
浄水剤であり、硫酸バンドを5〜40%、貝化石粉末を
10〜80%、ゼオライトを10〜50%としたもので
ある。
【0007】次に方法の発明は、硫酸バンド、貝化石粉
末及びゼオライトの適量を5倍〜10倍の水に溶かした
ものを原液とし、この原液を100倍〜200倍の被処
理水に用いることを特徴とした浄水剤の使用方法であ
る。
【0008】前記硫酸アルミウムは比重1.62で、水
に対する溶解度は107.49/100gであって、水
溶液は加水分解して酸性を示している。
【0009】前記におけるゼオライトは、一般式M
nO・Al・xSiO・yH Oで示され、M=
Na、K、Ca、Baなど、nは価数、x=2〜10、
y=2〜7である。その構造は、(AlSi)O四面
体が頂点を共有してくる三次元網目構造の空隙にアルカ
リ・アルカリ土類金属、水分子が入った形をもつ、水分
子は連続的に吸・脱水陽イオン交換能がある。イオン交
換体、触媒吸着剤などとして用いられる。
【0010】前記における硫酸アルミニウムは、凝集効
果を奏するので、フロック剤として用いられ、水中に分
散した微粒子をフロック化し、大粒化して沈殿させる作
用がある。また元来酸性であるが、ゼオライトがアルカ
リ性であるから、両方を使用すれば、中性となり、水質
を良好にすることができる。また貝化石粉末は、アルカ
リ性を呈する外に、ミネラルなどを溶出し、かつ多孔質
の吸着性を具備するなどの特質があるので、硫酸アルミ
ニウムとゼオライトによる浄水効を更に助長させること
ができる。
【0011】前記において、硫酸アルミニウムが5%未
満の場合には、BODなどに対するフロック形成効が少
なく、45%を超えると、酸性が強くなるおそれがある
のみならず、フロック形成効はこれ以上向上しないの
で、45%を超える使用は好ましくない。好ましくは2
0%前後である。
【0012】また貝化石については、事実上使用限定は
明らかでないが、10%未満では効果上有意性が少な
く、80%を超えると、余りにも多すぎる。そこで好ま
しくは50%前後である。またゼオライトは、10%未
満では効果の有意性がみられず、50%を超えても効果
の増加は認められない。好ましくは30%前後である。
【0013】この発明を使用する際の濃度は、被処理水
の状態によって異なるが、例えば1,000〜2,00
0倍が実用範囲である。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は、硫酸アルミニウム、
貝化石粉末及びゼオライトの適量を混合したことを特徴
とする浄水剤としたものである。前記における硫酸アル
ミニウムの量は5〜40%、貝化石粉末の量は10〜8
0%、ゼオライトの量は10〜50%であって、被処理
水の品質に応じかく比率を定める。
【0015】前記混合物の使用量は、被処理水の品質に
よって異なるが、通常浄水剤は1,000〜2,000
分の1である。
【0016】従って混合物を水に溶解し、又は水溶液な
らば、そのまま前記比率になるように被処理水中に混在
すればよいことになる。
【0017】前記のようにして所定の濃度にすべく浄水
剤を添加したならば、適宜攪拌して均一にすれば、被処
理水中の微固形物はほぼ均等に分別され、綺麗な浄水と
なる。前記のように、この発明の浄水剤をそのまま(又
は水溶液にして)添加するのみで、所定の浄水度が得ら
れる特質がある。
【0018】
【実施例1】この発明の浄水剤の実施例について説明す
る。硫酸アルミニウム粉末5kg(20%)に、貝化石
粉末12.0kg(48%)及びゼオライト8kg(3
2%)を混合すれば、25kgができる。
【0019】前記硫酸アルミニウム粉末は100〜20
0メッシュ程度であり、貝化石粉末は1〜3mm程度で
あり、ゼオライトも1〜3mm程度である。
【0020】前記粉末等の粒度については特別の規制は
ないけれども、使用時に速やかに溶解すればよいことに
なる。
【0021】前記浄水剤は一定量宛(例えば5kg宛)
包装する。5kgならば5000〜10000リットル
の被処理水を浄水することができる。
【0022】
【実施例2】前記硫酸アルミニウム粉末5kg、貝化石
粉末12.0kg及びゼオライト7.2kgを240k
gに水に溶かす(10倍)。
【0023】従って被処理水を24000リットルとす
れば、前記浄水剤は0.1%となる。被処理水を480
00リットルとすれば、前記処理剤は0.05%とな
る。
【0024】従って被処理水の品質に応じ、0.1〜
0.05%の浄水剤を使用すればよいことになる。前記
浄水剤を使用し、手賀沼の水(表1)を浄水した所、表
2の結果を得た。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、所定量の浄水剤を溶
解して被処理水に添加すると、容易に浄水できる効果が
ある。従って硫酸アルミニウム、貝化石粉末及びゼオラ
イトを別々に求め、その割合を決めて使用するような手
間は一切不用となる。
【0028】またこの発明の使用方法によれば、所定の
浄水剤を水に溶解して添加すればよいので、浄水効果を
得る為の使用量の選定などは一切不用となり、誰でも容
易に所定の浄水を得る効果がある。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D015 BA04 BB08 BB16 CA14 DA06 DA31 DA35 EA14 4D024 AA05 BA07 BA11 DB26 4D062 BA04 BB08 BB16 CA14 DA06 DA31 DA35 EA14 4G066 AA47B AA61B AA66B CA14 CA21 CA45 DA07 FA37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸バンド、貝化石粉末及びゼオライト
    の適量を混合したことを特徴とする浄水剤。
  2. 【請求項2】 硫酸バンドを5〜40%、貝化石粉末を
    10〜80%、ゼオライトを10〜50%としたことを
    特徴とする請求項1記載の浄水剤。
  3. 【請求項3】 硫酸バンド、貝化石粉末及びゼオライト
    の適量を5倍〜10倍の水に溶かしたものを原液とし、
    この原液を100倍〜200倍の被処理水に用いること
    を特徴とした浄水剤の使用方法。
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