JP2000314759A - バーンインボード及び半導体装置の試験方法 - Google Patents

バーンインボード及び半導体装置の試験方法

Info

Publication number
JP2000314759A
JP2000314759A JP11125011A JP12501199A JP2000314759A JP 2000314759 A JP2000314759 A JP 2000314759A JP 11125011 A JP11125011 A JP 11125011A JP 12501199 A JP12501199 A JP 12501199A JP 2000314759 A JP2000314759 A JP 2000314759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burn
board
substrate
guide
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11125011A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Kobashi
直人 小橋
Katsumi Kumazawa
克己 熊澤
Tomokazu Kitaoka
知一 北岡
Hiroyuki Yoshioka
弘之 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11125011A priority Critical patent/JP2000314759A/ja
Priority to TW088114281A priority patent/TW564508B/zh
Priority to KR1019990036036A priority patent/KR20000067769A/ko
Publication of JP2000314759A publication Critical patent/JP2000314759A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2855Environmental, reliability or burn-in testing
    • G01R31/286External aspects, e.g. related to chambers, contacting devices or handlers
    • G01R31/2863Contacting devices, e.g. sockets, burn-in boards or mounting fixtures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/2642Testing semiconductor operation lifetime or reliability, e.g. by accelerated life tests
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はBGAパッケージIC用のバーンイン
ボードに関し、狭いピッチの突起電極を有するBGAパ
ッケージICを搭載でき且つ低コストで作製可能とする
ことを課題とする。 【解決手段】BGAパッケージ20の外形に嵌合する案
内凹部34と、ボール電極22に嵌合する電極案内凹部
36とを基板32内に形成し、電極案内凹部36の底部
に導電性パッド38を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のバーン
インボード及び半導体装置の試験方法に係り、特にバー
ンイン試験が行われる半導体装置を取り付けるために使
用されるバーンインボード及びそのバーンインボードを
用いた半導体装置の試験方法に関する。半導体の試験工
程において、半導体の固有欠陥あるいは製造上の潜在的
故障を発見するための加速試験として、バーンイン試験
が行われる。バーンイン試験においては、試験すべき半
導体装置に所定の動作を行わせるため、半導体の電極に
電気的接続を行う必要がある。したがって、試験される
半導体装置はバーンインボードに取り付けられ、所定の
テストパターンに基づく電圧がバーンインボードの回路
を介して半導体装置の所定の電極に印加される。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のバーンインボードを説明す
るための図である。一般的に、従来のバーンインボード
では、複数の半導体装置が一枚の基板上に取り付けら
れ、複数の半導体装置に対して同時にバーンイン試験が
行われる。図1に示すように、従来のバーンインボード
10は、基板12とその上に搭載された複数のICソケ
ット14とよりなる。図1には示されないが、ICソケ
ット14の各々には半導体装置が収容され、半導体装置
の電極はICソケット14のリード端子14aに接続さ
れている。
【0003】半導体装置が収容されたICソケット14
の上部には蓋14bがかぶせられ、例えばフック等の固
定具によりICソケット14に留められる。また、IC
ソケット14のリード端子14aは基板に形成されたス
ルーホール12aに差し込まれ、基板に形成された電極
パターンに半田付けされている。これにより、ソケット
14と基板12の入力端子16とが、基板12に形成さ
れた回路パターン18により電気的に接続される。した
がって、所定のバーンイン波形を、バーンインボードの
入力端子16からICソケット14を介して各半導体装
置に入力することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体装置は小
型化され、いわゆるボールグリッドアレイ(BGA)タ
イプのパッケージICが増えている。また、BGAパッ
ケージICにおいても、多様なボールピッチや電極数の
ものが開発されており、そのようなBGAパッケージI
Cに合わせたソケットも製造されている。しかし、BG
AパッケージIC用のソケットは、半導体装置との接続
精度がそのままバーンイン試験の試験精度に影響するた
め高い精度が要求される。また、本体部分、蓋、フッ
ク、リード端子等の部品が必要でありその構造が複雑な
ため、その製造コストは高価である。したがって、その
ようなソケットを多数搭載したバーンインボードの製造
コストも著しく上昇してしまう。
【0005】また、異なる電極数や電極ピッチのBGA
パッケージICが開発される毎に、新しいソケットを搭
載したバーンインボードを作製しなければならず、製品
テストに費やされるコストの上昇を招いていた。また、
電極ピッチが狭くなるにつれ、ICソケット自体の作製
も困難となってきている。したがって、本願発明は上述
の問題点に鑑みなされたものであり、狭いピッチの突起
電極を有する半導体装置を搭載することのできる安価な
バーンインボードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、次に述べ
る各手段を講じることにより解決することができる。請
求項1記載の発明に係るバーンインボードは、突起電極
を底面に有する半導体装置のバーンイン試験に用いるバ
ーンインボードであって、バーンインボード基板と、前
記バーンインボード基板に一体的に形成され、前記半導
体装置を案内して前記半導体装置を所定の位置に配置す
る案内部と、前記バーンインボード基板に設けられ、前
記半導体装置が前記所定の位置に配置されたときに前記
突起電極に接触する導電性パッドと、を有することを特
徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明に係るバーンインボー
ドは、請求項1記載のバーンインボードにおいて、前記
案内部は、前記半導体装置の外形が嵌合する案内凹部で
あることを特徴とするものである。請求項3記載の発明
に係るバーンインボードは、請求項2記載のバーンイン
ボードにおいて、前記案内凹部は、前記半導体装置の突
起電極が嵌合する電極案内凹部であることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項4記載の発明に係るバーンインボ−
ドは、請求項2記載のバーンインボードにおいて、前記
バーンインボード基板は第1の基板と該第1の基板の上
に重ねられた第2の基板とよりなり、前記第1の基板に
前記導電性パッドが形成され、前記第2の基板に前記案
内凹部を画成する開口が形成されることを特徴とするも
のである。
【0009】請求項5に記載の発明に係るバーンインボ
ードは、請求項3記載のバーンインボードにおいて、前
記バーンインボード基板は第1の基板と該第1の基板の
上に重ねられた第2の基板とよりなり、前記第1の基板
に前記導電性パッドが形成され、前記第2の基板に前記
電極案内凹部を画成する開口が形成されることを特徴と
するものである。
【0010】請求項6に記載の発明に係るバーンインボ
ードは、請求項1記載のバーンインボードにおいて、前
記案内部は前記バーンインボード基板上に形成された複
数のボール状突起よりなり、該ボール状突起は前記突起
電極の間に配置されることを特徴とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明に係るバーンインボ
ードは、請求項1乃至6のうちいずれか一項記載のバー
ンインボードにおいて、前記導電性パッドと前記バーン
インボード基板の裏面との間を貫通して延在する導電性
部材が設けられ、且つプローブ案内孔が設けられたプロ
ーブ案内板が前記バーンインボードの裏面に設けられ、
前記プローブ案内孔内にプローブを挿入することにより
該プローブが前記導電性部材に接触することを特徴とす
るものである。
【0012】請求項8に記載の発明に係るバーンインボ
ードは、請求項1乃至6のうちいずれか一項記載のバー
ンインボードにおいて、前記導電性パッドと前記バーン
インボード基板の裏面との間を貫通して延在する貫通孔
が設けられ、該貫通孔にプローブを挿入することにより
前記ICパッケージの突起電極に該プローブを直接接触
させることができることを特徴とするものである。
【0013】請求項9に記載の発明に係る半導体装置の
試験方法は、請求項1記載のバーンインボードを用いた
半導体装置の試験方法であって、半導体装置の突起電極
が前記導電性パッドに対向するように、前記半導体装置
を前記バーンインボード基板の前記案内部内に配置する
段階と、前記案内部に配置された半導体装置を固定する
段階と、前記半導体装置が固定された前記バーンインボ
ードをバーンイン試験装置に組み込んで所定のバーンイ
ン試験を行う段階と、を有することを特徴とするもので
ある。
【0014】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、半導体装置の突起電極に接
触すべきパッドがバーンインボード基板内に形成され、
且つ半導体装置を位置決めする案内部もバーンインボー
ド基板内に直接形成される。これにより、従来用いられ
ていたIC取り付け用ソケットを用いないで、半導体装
置をバーンインボードに取り付けることができる。した
がって、高価なソケットを使用しないので、バーンイン
ボードの製造コストを削減できる。また、ソケットを形
成できないような狭いピッチで形成された電極を有する
半導体装置でも取り付け可能なバーンインボードを作製
できる。
【0015】請求項2及び3記載の発明によれば、案内
部を半導体装置の外形が嵌合する案内凹部とすることに
より、基板に案内凹部を形成するという簡単な加工によ
り案内部を形成することができる。したがって、バーン
インボードの製造コストを低減することができる。請求
項4及び5記載の発明によれば、パッドが形成される基
板部分と案内凹部が形成される基板部分とを分離して作
製し、それらを重ねあわせて一つのバーンインボードと
する。このため、簡単な加工によりバーンインボードを
製造することができる。また、半導体装置のパッケージ
の種類が変わっても、パッドが形成される基板部分又は
案内凹部が形成される基板部分を共通に使用できる場合
がある。したがって、部品の共通化によりバーンインボ
ードの製造コストを低減することができる。
【0016】請求項6記載の発明によれば、導電性パッ
ドが形成された基板上にボール状突起を形成するだけ
で、半導体装置の電極を利用して位置決めを行うことが
できる。このため、基板自体に加工を施すことなく案内
部を形成することができ、バーンインボードの製造コス
トを低減することができる。請求項7記載の発明によれ
ば、プローブ案内孔にプローブを挿入するだけで容易に
半導体装置の各電極の電位を測定することができる。ま
た、隣接する導電体にプローブが誤って接触することを
防止することができる。
【0017】請求項8記載の発明によれば、バーンイン
ボード基板の裏側からプローブを使用して容易に半導体
装置の各電極の電位を直接測定することができる。請求
項9記載の発明によれば、半導体装置を安価に作製した
バーンインボードに取り付けてバーンイン試験を行うこ
とができるため、様々な半導体装置のバーンイン試験に
費やされる費用を削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図2は、本発明の第1実施例に
よるバーンインボードに形成されたパッケージIC搭載
部を示す斜視図である。図3は、図2に示すパッケージ
IC搭載部の断面図である。本発明の第1実施例による
バーンインボード30には、複数のBGAパッケージI
C20が搭載可能であり、図2には一つのBGAパッケ
ージIC20が搭載される部分が示されている。なお、
パッケージIC搭載部以外の構成は従来のバーンインボ
ードと同様であり、その説明は省略する。
【0019】図2に示すように、本実施例によるバーン
インボード30にはICソケットは搭載されておらず、
BGAパッケージIC20は基板32に直接搭載され
る。基板32は、例えば一般的な回路基板材料であるガ
ラスエポキシ基板により作製される。基板32には、B
GAパッケージIC20が嵌合する案内凹部34が形成
されている。すなわち、案内凹部36は、BGAパッケ
ージIC20の外形を案内してBGAパッケージIC2
0を所定の位置に配置する。案内凹部34の底面には、
複数のボール案内凹部36が形成されている。各々のボ
ール案内凹部36の底面には、導電性のパッド38が形
成される。
【0020】ボール案内凹部36は、BGAパッケージ
IC20の底面に形成されているボール電極(突起電
極)22の位置に対応して形成されており、その直径は
ボール22電極より僅かに大きい。したがって、BGA
パッケージIC20が案内凹部34に嵌合した状態で、
ボール電極22の各々は対応するボール案内凹部36に
嵌合する。この状態でボール電極22の各々は、対応す
るボール案内凹部36の底面に形成された導電性パッド
38に接触する。
【0021】導電性パッド38は基板32内に形成され
た回路パターンを介してバーンインボードの入力端子
(図示せず)に接続される。また、案内凹部34に収容
されたBGAパッケージIC20には、押え板40が被
せられ、この押え板40が基板32にフック42等の留
め具により係止される。これにより、BGAパッケージ
IC20が案内凹部34に収容された状態、すなわち、
ボール電極22が対応するパッド38に接触した状態が
維持される。したがって、パッド38に電気的に接続さ
れた入力端子からBGAパッケージIC20に対して所
定のパターンでバーンイン試験用の電圧を供給すること
ができる。上述の押え板40の取り付け方法には、本実
施例のようにフック40を使用する以外にも様々な方法
を用いることができる。
【0022】上述のように、本実施例では、バーンイン
ボード30の基板32自体を加工して、案内凹部34及
びボール案内凹部36を形成し、且つパッド38を基板
32に設けている。したがって、従来のバーンインボー
ドのようにICソケットを使用しないで、BGAパッケ
ージIC20をバーンインボード30に取り付けること
ができる。基板32は、従来の回路基板の製造技術によ
り簡単に且つ安価で製造可能なため、基板に多数のIC
ソケットを搭載した従来のバーンインボードに比較する
と安価で製造することができる。また、回路基板製造技
術によりボール案内凹部36及びパッド38を作成する
ため、高い精度でボール案内凹部36及びパッド38を
形成することができる。したがって、狭ピッチで配置さ
れた電極を有するBGAパッケージICにも十分に対応
することができる。
【0023】なお、本実施例では、案内凹部34とBG
AパッケージIC20の外形との間の嵌合精度は、ボー
ル案内凹部36とボール電極22の嵌合精度よりゆるく
することが好ましい。また、案内凹部34によりBGA
パッケージIC20がだいたいの位置に案内された後、
ボール案内凹部36により正確な位置に案内されるよう
に、案内凹部34の深さを設定することが好ましい。
【0024】次に、本発明の第2実施例について、図4
及び図5を参照しながら説明する。図4は、本発明の第
2実施例によるバーンインボード30Aの一部を示す斜
視図である。図5は、本発明の第2実施例によるバーン
インボード30Aの一部を示す断面図である。図4及び
図5において、図2及び図3に示された構成部品と同一
の部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0025】本実施例において、基板32はパッド基板
32Aと外形案内基板32Cとに分割して製造される。
パッド基板32Aにはパッド38が形成され、外形案内
基板32Cには案内凹部34が形成される。本実施例で
は、上述の第1実施例におけるボール案内凹部36は設
けられていない。すなわち、BGAパッケージIC20
の位置決めは、案内凹部34だけで行われる。したがっ
て、案内凹部34とBGAパッケージIC20の外形と
の嵌合をきつめにする必要がある。
【0026】パッド基板32Aと外形案内基板32Cと
は、別個に作製され、パッド基板32Aの上に外形案内
基板32Cを重ねた状態で接着剤等で互いに固定され
る。したがって、例えば、外形が同じパッケージICで
電極の配置あるいは数が異なるものがある場合、外形案
内基板32Cは共通に使用できる。すなわち、パッド基
板32Aのみを異なる種類のBGAパッケージICに対
応して作製して、異なる電極構成のBGAパッケージI
Cを取り付けることができるバーンインボードを作製す
ることができる。よって、バーンインボードの製造コス
トを低減することができる。
【0027】また、後述する実施例のように、各基板を
ネジ止め等の固定手段により固定することにより、同じ
外形案内基板32Cに対して、異なるパッド基板を取り
付けて異なるBGAパッケージIC用のバーンインボー
ドに変更することができる。なお、本実施例及び以下に
説明する実施例において、BGAパッケージIC20
は、図3に示すような押え板40及びフック42により
固定可能であり、その図示は省略する。
【0028】次に、本発明の第3実施例について、図6
及び図7を参照しながら説明する。図6は、本発明の第
3実施例によるバーンインボード30Bの一部を示す斜
視図である。図7は、本発明の第3実施例によるバーン
インボード30Bの一部を示す断面図である。図6及び
図7において、図2及び図3に示された構成部品と同じ
部品には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0029】本実施例において、基板32はパッド基板
32Aと電極案内基板32Bとに分割して製造される。
パッド基板32Aにはパッド38が形成され、電極案内
基板32Bにはボ−ル案内凹部36が形成される。本実
施例では、上述の第1実施例における案内凹部34は設
けられていない。すなわち、BGAパッケージIC20
の位置決めは、ボール案内凹部36だけで行われる。
【0030】パッド基板32Aと電極案内基板32B
は、別個に作製され、パッド基板32Aの上に電極案内
基板32Bを重ねた状態で接着剤等の固定手段で固定さ
れる。したがって、外形形状又はサイズが異なるパッケ
ジーICであっても、ボール電極の配置が同じであれ
ば、バーンインボードを共通に使用することができる。
また、ボール電極22の配置が共通で数のみが異なるよ
うな場合、数の多いほうのBGAパッケージICに合わ
せて電極案内基板32Bを作成すれば、パッド基板を交
換することにより、同じバーンインボードを共通で使用
することができる。よって、バーンインボードを安価に
作製することができる。
【0031】次に、本発明の第4実施例について、図8
を参照しながら説明する。図8は、本発明の第4実施例
によるバーンインボード30Bの一部を示す断面図であ
る。図8において、図2及び図3に示された構成部品と
同一の部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例において、基板32はパッド基板32Aと電極
案内基板32Bと外形案内基板32Cとに分割して製造
される。パッド基板32Aにはパッド38が形成され、
電極案内基板32Bにはボ−ル案内凹部36が形成され
る。また、外形案内基板32Cには案内凹部34が形成
される。すなわち、本実施例のバーンインボードは、上
述の第1実施例と同様な構成を有しており、基板32が
パッド基板32Aと電極案内基板32Bと外形案内基板
32Cとに分割して作製され、それらを重ねあわせて一
つのバーンインボードとしたものである。したがって、
本実施例のバーンインボード30Cは、上述の第1実施
例の効果と、上述の第2実施例の効果と、上述の第3実
施例の効果を併せ持つものとなる。よって、本実施例の
バーンインボード30Cは安価に作製可能であり、且つ
狭いピッチの電極を有するパッケージICにも十分対応
できる。
【0032】図9は図8に示すバーンインボードの積層
構造をより詳細に示す断面図である。図9に示すバーン
インボードでは、パッド基板32Aが3層に分割されて
いる。これは、パッド基板32Aに形成された各パッド
38から、バーンインボードの入力端子までの電気的接
続を行うための回路パターンを形成するためである。3
層の各々には回路パターンが形成され、各々の層の回路
パターンはスルーホール44により上下間の接続が行わ
れる。スルーホールを形成してその内面にメッキを施し
て積層回路基板の上下間の電気接続を行う方法は周知で
あり、その説明は省略する。また、各パッドからもスル
ーホール46が上下方向に延在し所望の層に形成された
回路パターンに接続される。このように、パッド基板3
2Aの回路パターンは、各パッドとバーンインボードと
の接続を行うだけでなく、搭載されるパッケージICを
駆動するための駆動回路の一部(例えば、固有の抵抗又
はキャパシタ)を形成することにも使用される。
【0033】図10は、本発明の第1実施例または、第
4実施例によるバーンインボードへBGAパッケージI
Cを搭載するときの動作を説明するための図である。ま
ず、図10(a)に示されるように、BGAパッケージ
IC20は搭載すべき位置の真上に運ばれる。搭載すべ
き位置は、BGAパッケージIC20とほぼ同じ大きさ
の案内凹部34が形成されているため、容易に認識する
ことができる。続いて、図10(b)に示すように、B
GAパッケージIC20は案内凹部34内に挿入され
る。このとき、BGAパッケージICの外形が案内凹部
34に緩めに嵌合して、BGAパッケージIC20の大
体の位置が決まる。この状態では、BGAパッケージI
C20の底面に設けられたボール電極22はまだボール
案内凹部36に完全に嵌合していない。さらにBGAパ
ッケージICが下方に移動されると、図10(c)に示
すように、ボール電極22はボール案内凹部36に完全
に嵌合し、ボール電極22の各々は、嵌合したボール案
内凹部36の底部に形成されたパッド38と接触する。
この後、図3に示されるように、BGAパッケージIC
20の上部に押え板40がかぶせられ、フック42によ
りボード基板32に対して固定される。
【0034】上述のように、第1実施例及び第4実施例
では、BGAパッケージIC20の外形を用いて大体の
位置決めが行われ、その後、ボール電極22の外形を用
いて正確な位置決めが行われる。このため、BGAパッ
ケージIC20を容易に正確な位置へ導くことができ
る。次に、本発明の第5実施例について、図11及び図
12を参照しながら説明する。図11は、本発明の第5
実施例によるバーンインボード30Dの一部を示す斜視
図である。図12は、本発明の第5実施例によるバーン
インボード30Dの一部を示す断面図である。図11及
び図12において、図6及び図7に示された構成部品と
同一の部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0035】本実施例によるバーンインボード30D
は、ボール案内凹部の構成を除けば、上述の第3実施例
によるバーンインボード30Bと同じ構成である。図1
1及び図12に示されるように、本発明によるバーンイ
ンボード30Dの電極案内基板32Bには、多数のボー
ル案内凹部34の代わりに、略正方形のボール案内凹部
48が形成されている。このボール案内凹部48は、B
GAパッケージIC20のボール電極22の全てを収容
する大きさである。すなわち、ボール案内凹部36の形
状は、ボール電極22のうち、最も外側に位置するボー
ル電極22により画成される形状に略一致している。
【0036】本実施例において、図7に示す第3実施例
と同様に、基板32はパッド基板32Aと電極案内基板
32Bとに分割して作製される。パッド基板32Aには
パッド38が形成され、電極案内基板32Bにはボ−ル
案内凹部48が形成される。本実施例では、上述の第1
実施例における案内凹部34は設けられていない。すな
わち、BGAパッケージIC20の位置決めは、ボール
案内凹部48だけで行われる。
【0037】パッド基板32Aと電極案内基板32B
は、別個に作製され、パッド基板32Aの上に電極案内
基板32Bを重ねた状態で接着剤等の固定手段で固定さ
れる。したがって、外形形状又はサイズが異なるパッケ
ジーICであっても、最も外側のボール電極22の配置
が同じであれば、バーンインボードを共通に使用するこ
とができる。よって、バーンインボードを安価に作製す
ることができる。
【0038】図13は、本発明の第6実施例によるバー
ンインボードの一部を示す断面図である。図13におい
て、図8に示された構成部品と同一の構成部品には同じ
符号を付し、その説明は省略する。図13に示されるよ
うに、本実施例によるバーンインボード30Eは、上述
の第5実施例によるバーンインボード30Dに外形案内
基板32Cを追加したものである。したがって、BGA
パッケージIC20は、最初に外形案内基板32Cに設
けられた外形案内凹部34により案内され、続いてボー
ル案内凹部48により正確な位置へ案内される。
【0039】次に、本発明の第7実施例について、図1
4及び図15を参照しながら説明する。図14は、本発
明の第7実施例によるバーンインボード30Fの一部を
示す斜視図である。図15は、本発明の第7実施例によ
るバーンインボード30Fの一部を示す断面図である。
図14及び図15において、図2及び図3に示された構
成部品と同一の部品には同じ符号を付し、その説明は省
略する。
【0040】本実施例によるバーンインボード30F
は、一層のパッド基板32Aのみよりなり、その上に複
数の位置決めボール50が設けられたものである。各々
の位置決めボール50は、BGAパッケージ電極22の
高さより小さい高さ(すなわち直径)を有し、基板32
A上に形成されたパッド38の間に配置される。本実施
例において、図15に示すように、BGAパッケージI
C20がパッド基板殿32A上に取り付けられるとき、
位置決めボール50はBGAパッケージIC20のボー
ル電極22の間に入り込む大きさである。したがって、
BGAパッケージIC20のボール電極22は、パッド
基板上32A上のパッド38に対して正確に位置決めさ
れる。位置決めボール50は、半田ボールに絶縁レジス
トをコーティングして作ることができる。また、位置決
めボール50は、絶縁性を有するボール、例えばプラス
チック製のボールあるいはゴム製のボールを接着剤によ
りパッド基板32Aのパッド38の間に固定してもよ
い。
【0041】本実施例によれば、バーンインボードは一
枚のパッド基板32Aで構成されるため、バーンインボ
ードの製造コストを更に低減することができる。なお、
本実施例においては、位置決めボール50を多数個使用
しているが、位置決めの機能としては、位置決めボール
50の数は4個程度でもよい。図16は、本発明の第8
実施例によるバーンインボードの一部を示す断面図であ
る。図16において、図15及び図8に示された構成部
品と同一の部品には同じ符号を付し、その説明は省略す
る。
【0042】図16に示されるように、本実施例による
バーンインボード30Gは、上述の第7実施例によるバ
ーンインボード30Fに外形案内基板32Cを追加した
ものである。したがって、BGAパッケージIC20
は、最初に外形案内基板32Cに設けられた外形案内凹
部34により案内され、続いて位置決めボール50によ
り正確な位置へ案内される。
【0043】次に、本発明の第9実施例について、図1
7及び図18を参照しながら説明する。図17は、本発
明の第9実施例によるバーンインボード30Hの一部を
示す斜視図である。図18は、本発明の第9実施例によ
るバーンインボード30Hの一部を示す断面図である。
図17及び図18において、図2及び図3に示された構
成部品と同一の部品には同じ符号を付し、その説明は省
略する。
【0044】本実施例の基本的な構成は、図4及び図5
に示す本発明の第2実施例によるバーンインボード30
Aと同様である。すなわち、基板32はパッド基板32
Aと外形案内基板32Cとよりなり、パッド基板32A
にはパッド38が形成され、外形案内基板32Cには案
内凹部34が形成される。以上の構成において、本実施
例では、図18に示すように、各々のパッド38とパッ
ド基板32Aの裏面との間に延在する導電体52が設け
られている。導電体52は、各々のバッド38に対して
一つずつ設けられる。各導電体52の一端は、対応する
パッド38に接続され、他端はパッド基板32Aの裏
面、すなわち基板32の裏面に露出している。したがっ
て、基板32Aの裏面に露出した各導電体52は、対応
するパッド38に電気的に接続されている。よって、各
導電体52の露出端部にプローブ54等を接触して対応
するパッド38の電位、すなわち対応するボール電極2
2の電位等を測定することができる。
【0045】次に、本発明の第10実施例にについて、
図19を参照しながら説明する。図19は、本発明の第
10実施例によるバーンインボード30Iの一部を示す
断面図である。図19において、図18に示された構成
部品と同じ部品には同じ符号を付し、その説明は省略す
る。本実施例の基本的な構成は、図18に示す本発明の
第9実施例によるバーンインボード30Hと同様であ
る。すなわち、基板32はパッド基板32Aと外形案内
基板32Cとよりなり、パッド基板32Aにはパッド3
8が形成され、外形案内基板32Cには案内凹部34が
形成される。また、各々のパッド38とパッド基板32
Aの裏面との間に延在する導電体52が設けられてい
る。本実施例では、パッド基板32Aの裏面にプローブ
案内板56が設けられている。
【0046】プローブ案内板56はパッド基板32Aに
接着剤等で固定される。プローブ案内板56には、各導
電体52に対応した位置にプローブ挿入孔58が設けら
れている。プローブ挿入孔58は、プローブの径より大
きい内径を有する貫通孔である。したがって、測定すべ
きパッド38に対応するプローブ挿入孔58にプローブ
54を挿入することで、容易にプローブ54を測定すべ
きパッド38に接続されている導電体52に導くことが
できる。また、測定中に誤ってプローブ54を近接した
導電体52に接触させてしまうことを防止できる。
【0047】次に、本発明の第11実施例について、図
20及び図21を参照しながら説明する。図20は、本
発明の第11実施例によるバーンインボード30Jの一
部を示す斜視図である。図21は、本発明の第11実施
例によるバーンインボード30Jの一部を示す断面図で
ある。図20及び図21において、図2及び図3に示さ
れた構成部品と同じ部品には同じ符号を付し、その説明
は省略する。
【0048】本実施例の基本的な構成は、図4及び図5
に示す本発明の第2実施例によるバーンインボード30
Aと同様である。すなわち、基板32はパッド基板32
Aと外形案内基板32Cとよりなり、パッド基板32A
にはパッド38が形成され、外形案内基板32Cには案
内凹部34が形成される。以上の構成において、本実施
例では、図20及び図21に示すように、各々のパッド
38とパッド基板32Aの裏面との間に延在するプロー
ブ案内孔60が設けられている。プローブ案内孔60
は、各々のバッド38に対して一つずつ設けられる。プ
ローブ案内孔60の一端は、対応するパッド38の略中
央に開口し、他端はパッド基板32Aの裏面、すなわち
基板32の裏面に開口している。したがって、各プロー
ブ案内孔60にプローブ54を挿入することにより、対
応するパッド38に接触するボール電極に直接プローブ
54を接触させることができる。すなわち、ボール電極
22の電位等を直接測定することができる。
【0049】次に、本発明の第12実施例について、図
22を参照しながら説明する。図22は、本発明の第1
2実施例によるバーンインボード30Kの分解斜視図で
ある。本実施例は、積層構造とされたバーンインボード
基板の各層をネジ止めした構成のものである。本実施例
は、上述の実施例のうち、第3実施例の構成を代表とし
て使用している。
【0050】図22に示されるように、本実施例による
バーンインボード30Kは、パッド基板32Aと電極案
内基板32Bとよりなる。BGAパッケージIC(図示
せず)は電極案内基板32Bに搭載される。このため、
電極案内基板32BにはBGAパッケージICを固定す
るための押え板70がその一端を中心として回動可能に
支持される。押え板70にはフック72が設けられ、フ
ック72に係合する係止部74が電極案内基板32Bに
固定されている。BGAパッケージICは、押え板70
を回動して開いてから、ボール案内凹部36上に搭載さ
れる。搭載されたBGAパッケージICのボール電極が
対応するボール案内凹部36に嵌合した後、押え板70
はBGAパッケージIC上に被せられ、フック72が係
止部74に係止される。これにより、BGAパッケージ
ICは電極案内基板32に固定される。
【0051】本実施例において、パッド基板32Aと電
極案内基板32Bの各々には、複数のネジ孔62が形成
されている。このネジ孔62にネジ64を貫通し、基板
32Aの裏面側に設けられた押え板66のネジ孔68に
ねじ込むことにより、パッド基板32Aと電極案内基板
32Bとは互いに固定され、バーンインボード30Kと
して使用される。
【0052】このように、本実施例では、パッド基板3
2Aと電極案内基板32Bとがネジ64により固定され
ているため、ネジ64をはずすことにより、容易に分離
することができる。パッド基板32Aには、パッド38
の他にパッド38から入力端子16へ接続するための回
路パターン及び、ICの駆動回路の一部(抵抗及びキャ
パシタ)が形成されている。これら回路パターンや抵抗
及びキャパシタは、ICの種類により変更する必要があ
る場合がある。このような場合、パッド基板32Aを適
当なものに交換することにより、電極案内基板32Bは
そのまま使用可能となる。したがって、試験するBGA
パッケージIC20の電極配列が同一で電極仕様が変更
されたような場合であっても、バーンインボード全体を
新たに作製する必要はなく、パッド基板32Aを交換す
るだけでよい。これにより、バーンインボードの製造コ
ストは全体として低減できる。
【0053】なお、本実施例によるネジ止め構造は、パ
ッド基板32Aと電極案内基板32Bとによる積層構造
を有する基板32に適用されたものであるが、ネジ止め
構造は積層構造を有する上述の実施例のいずれにも適用
可能である。次に、本発明の第13実施例について、図
23を参照しながら説明する。図23は、本発明の第1
3実施例によるバーンインボード30Lの分解斜視図で
ある。本実施例は、積層構造とされたパーンインボード
基板の各層をネジ止めした構成のものである。本実施例
は、上述の実施例のうち、図8に示す第4実施例の積層
構造を使用している。但し、本実施例では、パッド基板
32A及び電極案内基板32Bの各々を単一のBGAパ
ッケージICに対応する大きさに分割し、各々を独立に
外形案内基板32Cに取り付けている。
【0054】すなわち、図23に示されるように、外形
案内基板32Cには複数のBGAパッケージICが搭載
可能であり、案内凹部34が複数設けられている。そし
て、複数の案内凹部34の各々に対応する位置に、小さ
く分割された電極案内基板32B及びパッド基板32A
が取り付けられる。電極案内基板32B及びパッド基板
32Aの取り付けは、上述の第12実施例と同様なネジ
止めであり、ネジ80と押え板82を使用して行われ
る。したがって、例えば、パッケージの外形が同一でボ
ール電極の配列や数が異なるBGAパッケージICを同
じバーインボードに搭載することが可能となる。
【0055】外形案内基板32Cと電極案内基板32B
との間の電気的接続は、図23中拡大図に示すように、
外形案内基板32Cに形成されたパッド84に電極案内
基板32Bに形成された接続端子86が接触することで
達成される。また、同様に、パッド基板32Aと電極案
内基板32Bとの間の電気的接続は、図23中拡大図に
示すように、パッド基板32Aに形成されたパッド84
に電極案内基板32Bに形成された接続端子86が接触
することで達成される。
【0056】なお、本実施例では、個別に分割された基
板のネジ止め構造が、パッド基板32A、電極案内基板
32B及び外形案内基板32Cとによる積層構造を有す
る基板32に適用されたものであるが、このような個別
に分割されたネジ止め構造は積層構造を有する上述の実
施例のいずれにも適用可能である。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、半導体装
置の突起電極に接触すべきパッドがバーンインボード基
板内に形成され、且つ半導体装置を位置決めする案内部
もバーンインボード基板内に直接形成される。これによ
り、従来用いられていたIC取り付け用ソケットを用い
ないで、半導体装置をバーンインボードに取り付けるこ
とができる。したがって、高価なソケットを使用しない
ので、バーンインボードの製造コストを削減できる。ま
た、ソケットを形成できないような狭いピッチで形成さ
れた電極を有する半導体装置でも取り付け可能なバーン
インボードを作製できる。
【0058】請求項2及び3記載の発明によれば、案内
部を半導体装置の外形が嵌合する案内凹部とすることに
より、基板に案内凹部を形成するという簡単な加工によ
り案内部を形成することができる。したがって、バーン
インボードの製造コストを低減することができる。請求
項4及び5記載の発明によれば、パッドが形成される基
板部分と案内凹部が形成される基板部分とを分離して作
製し、それらを重ねあわせて一つのバーンインボードと
する。このため、簡単な加工によりバーンインボードを
製造することができる。また、半導体装置のパッケージ
の種類が変わっても、パッドが形成される基板部分又は
案内凹部が形成される基板部分を共通に使用できる場合
がある。したがって、部品の共通化によりバーンインボ
ードの製造コストを低減することができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、導電性パッ
ドが形成された基板上にボール状突起を形成するだけ
で、半導体装置の電極を利用して位置決めを行うことが
できる。このため、基板自体に加工を施すことなく案内
部を形成することができ、バーンインボードの製造コス
トを低減することができる。請求項7記載の発明によれ
ば、プローブ案内孔にプローブを挿入するだけで容易に
半導体装置の各電極の電位を測定することができる。ま
た、隣接する導電体にプローブが誤って接触することを
防止することができる。
【0060】請求項8記載の発明によれば、バーンイン
ボード基板の裏側からプローブを使用して容易に半導体
装置の各電極の電位を直接測定することができる。請求
項9記載の発明によれば、半導体装置を安価に作製した
バーンインボードに取り付けてバーンイン試験を行うこ
とができるため、様々な半導体装置のバーンイン試験に
費やされる費用を削減することができる。
【0061】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)突起電極を底面に有する半導体装置のバーンイン
試験に用いるバーンインボードであって、バーンインボ
ード基板と、前記バーンインボード基板に一体的に形成
され、前記半導体装置を案内して前記半導体装置を所定
の位置に配置する案内部と、前記バーンインボード基板
に設けられ、前記半導体装置が前記所定の位置に配置さ
れたときに前記突起電極に接触する導電性パッドと、を
有しており、前記案内部は、前記半導体装置のパッケー
ジの外形が嵌合する案内凹部であるバーンインボード。
【0062】(2)突起電極を底面に有する半導体装置
のバーンイン試験に用いるバーンインボードであって、
バーンインボード基板と、前記バーンインボード基板に
一体的に形成され、前記半導体装置を案内して前記半導
体装置を所定の位置に配置する案内部と、前記バーンイ
ンボード基板に設けられ、前記半導体装置が前記所定の
位置に配置されたときに前記突起電極に接触する導電性
パッドと、を有しており、前記案内部は、前記半導体装
置の突起電極が嵌合する電極案内凹部であるバーンイン
ボード。
【0063】(3)第2項記載のバーンインボードにお
いて、前記電極案内凹部は、前記突起電極の各々が個別
に嵌合する個別電極案内凹部であるバーンインボード。 (4)第2項記載のバーンインボードにおいて、前記電
極案内凹部は、前記突起電極のうち最も外側に位置する
突起電極により画成される外形に嵌合する最外周電極案
内凹部であるバーンインボード。
【0064】(5)第1項記載のバーンインボードにお
いて、前記案内凹部は、前記半導体装置のパッケージが
嵌合する外形案内凹部と、前記半導体装置の突起電極が
嵌合する電極案内凹部の両方を含むこバーンインボー
ド。 (6)第5項記載のバーンインボードにおいて、前記バ
ーンインボード基板は第1の基板と該第1の基板の上に
重ねられた第2の基板と該第2の基板上に重ねられた第
3の基板とよりなり、前記第1の基板に前記導電性パッ
ドが形成され、前記第2の基板に前記電極案内凹部を画
成する開口が形成され、前記第3の基板に前記外形案内
凹部を画成する開口が形成されるバーンインボード。
【0065】(7)第1項記載のバーンインボードにお
いて、前記案内部は前記バーンインボード基板上に形成
された複数のボール状突起よりなり、該ボール状突起は
前記突起電極の間に配置され、前記バーンインボード
は、前記半導体装置の外形を案内する外形案内凹部を有
し、前記ボール状突起及び前記導電性パッドは前記外形
案内凹部の底面に形成されるバーンインボード。
【0066】(8)第7項記載のバーンインボードにお
いて、前記バーンインボードは第1の基板と該第1の基
板に重ねられた第2の基板とよりなり、前記第1の基板
上に前記ボール状突起及び前記導電性パッドが形成さ
れ、前記第2の基板に前記外形案内凹部が形成されるこ
とを特徴とするバーンインボード。 (9)第8項記載のバーンインボードにおいて、前記第
1の基板と前記第2の基板とは互いに分離可能に組み立
てられるバーンインボード。
【0067】(10)第9項記載のバーンインボードに
おいて、前記バーンインボードには複数の半導体装置が
取り付け可能であり、前記第1の基板は複数の半導体装
置の各々に対して別個に設けられるバーンインボード。 (11)第6項記載のバーンインボードにおいて、前記
第1の基板、前記第2の基板及び前記第3の基板は、互
いに分離可能に組み立てられるバーンインボード。
【0068】(12)第11項記載のバーンインボード
において、前記バーンインボード基板には複数の半導体
装置が取り付け可能であり、前記第1の基板及び前記第
2の基板は複数の半導体装置の各々に対して別個に設け
られるバーンインボード。上述の第1項乃至第4項記載
ののバーンインボードによれば、案内部を半導体装置パ
ッケージの外形が嵌合する案内凹部とすることにより、
基板に案内凹部を形成するという簡単な加工により案内
部を形成することができる。したがって、バーンインボ
ードの製造コストを低減することができる。
【0069】第5項記載のバーンインボードによれば、
半導体装置パッケージの外形を案内する案内凹部と突起
電極を案内する電極案内凹部との両方が設けられるた
め、パッケージの外形を利用して大まかな位置決めを行
い、その後、突起電極を利用して正確な位置決めを行う
ことができる。よって、位置決め操作が簡単であり、信
頼性の高い位置決めを達成することができる。
【0070】第6項記載のバーンインボードによれば、
パッドが形成される基板部分と案内凹部が形成される基
板部分とを分離して作製し、それらを重ねあわせて一つ
のバーンインボードとする。このため、簡単な加工によ
りバーンインボードを製造することができる。また、半
導体装置のパッケージの種類が変わっても、パッドが形
成される基板部分又は案内凹部が形成される基板部分を
共通に使用できる場合があり、部品の共通化によりバー
ンインボードの製造コストを低減することができる。
【0071】第7項記載のバーンインボードによれば、
外形案内凹部とボール状突起の両方で半導体装置の位置
決めが行われる。このため、精度が高く信頼性の高い位
置決めを実現できる。第8項記載のバーンインボードに
よれば、パッド及びボール状突起が形成される基板部分
と案内凹部が形成される基板部分とを分離して作製し、
それらを重ねあわせて一つのバーンインボードとする。
このため、簡単な加工によりバーンインボードを作製す
ることができる。また、半導体装置パッケージの種類が
変わっても、パッドが形成される基板部分又は案内凹部
が形成される基板部分を共通に使用できる場合があり、
部品の共通化によりバーンインボードの製造コストを低
減することができる。
【0072】第9項乃至第11項記載のバーンインボー
ドによれば、パッドが形成される基板部分と案内凹部が
形成される基板部分が別個に作製され、且つ分離可能な
手段で互いに固定される。したがって、パッドが形成さ
れる基板部分と案内凹部が形成される基板部分との組み
合わせを自由に選択して変更することができる。したが
って、多種類のパッケージICに対して、共通に使用で
きる基板部分を利用することにより、少ない部品数で多
くの種類に対応できるバーンインボードを作製すること
ができる。このため、バーンインボードの全体の製造コ
ストを削減することができる。
【0073】第10項又は第12項記載のバーンインボ
ードによれば、複数のパッケージICの各々に対して、
パッドが形成される基板部分及び、案内凹部が形成され
る基板部分を別個に作製して組み立てるため、一つの基
板に異なる種類のパッケージICを搭載することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバーンインボードを説明手するための図
である。
【図2】本発明の第1実施例によるバーンインボードの
一部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例によるバーンインボードの
一部を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるバーンインボードの
一部を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例によるバーンインボードの
一部を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例によるバーンインボードの
一部を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例によるバーンインボードの
一部を示す断面図である。
【図8】本発明の第4実施例によるバーンインボードの
一部を示す断面図である。
【図9】本発明の第4実施例によるバーンインボードの
積層構造を説明するための図である。
【図10】BGAパッケージICをバーンインボードに
取り付ける動作を説明する図である。
【図11】本発明の第5実施例によるバーンインボード
の一部を示す斜視図である。
【図12】本発明の第5実施例によるバーンインボード
の一部を示す断面図である。
【図13】本発明の第6実施例によるバーンインボード
の一部を示す断面図である。
【図14】本発明の第7実施例によるバーンインボード
の一部を示す斜視図である。
【図15】本発明の第7実施例によるバーンインボード
の一部を示す断面図である。
【図16】本発明の第8実施例によるバーンインボード
の一部を示す断面図である。
【図17】本発明の第9実施例によるバーンインボード
の一部を示す斜視図である。
【図18】本発明の第9実施例によるバーンインボード
の一部を示す断面図である。
【図19】本発明の第10実施例によるバーンインボー
ドの一部を示す断面図である。
【図20】本発明の第11実施例によるバーンインボー
ドの一部を示す斜視図である。
【図21】本発明の第11実施例によるバーンインボー
ドの一部を示す断面図である。
【図22】本発明の第12実施例によるバーンインボー
ドを示す分解斜視図である。
【図23】本発明の第13実施例によるバーンインボー
ドを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
20 BGAパッケージIC 22 ボール電極 30,30A,30B,30C,30D,30E,30
F,30G,30H,30I,30J,30K,30L
バーンインボード 32 基板 34 案内凹部 36,48 ボール案内凹部 38 パッド 40 押え板 42 フック 44,46 スルーホール 50 位置決めボール 52 導電体 54 プローブ 56 プローブ案内板 58 プローブ挿入孔 60 プローブ案内孔 62 貫通孔 64,80 ネジ 66,82 押え板 68 ネジ孔 70 押え板 72 フック 74 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北岡 知一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉岡 弘之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AC01 AG01 AG03 AG08 AG16 2G011 AA03 AA10 AA16 AB06 AB07 AB10 AC06 AE03 AF07 5E024 CA19 CB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突起電極を底面に有する半導体装置のバ
    ーンイン試験に用いるバーンインボードであって、 バーンインボード基板と、 前記バーンインボード基板に一体的に形成され、前記半
    導体装置を案内して前記半導体装置を所定の位置に配置
    する案内部と、 前記バーンインボード基板に設けられ、前記半導体装置
    が前記所定の位置に配置されたときに前記突起電極に接
    触する導電性パッドと、 を有することを特徴とするバーンインボード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバーンインボードにおい
    て、 前記案内部は、前記半導体装置の外形が嵌合する案内凹
    部であることを特徴とするバーンインボード。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のバーンインボードにおい
    て、 前記案内凹部は、前記半導体装置の突起電極が嵌合する
    電極案内凹部であることを特徴とするバーンインボー
    ド。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のバーンインボードにおい
    て、 前記バーンインボード基板は第1の基板と該第1の基板
    の上に重ねられた第2の基板とよりなり、前記第1の基
    板に前記導電性パッドが形成され、前記第2の基板に前
    記案内凹部を画成する開口が形成されることを特徴とす
    るバーンインボード。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のバーンインボードにおい
    て、 前記バーンインボード基板は第1の基板と該第1の基板
    の上に重ねられた第2の基板とよりなり、前記第1の基
    板に前記導電性パッドが形成され、前記第2の基板に前
    記電極案内凹部を画成する開口が形成されることを特徴
    とするバーンインボード。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のバーンインボードにおい
    て、 前記案内部は前記バーンインボード基板上に形成された
    複数のボール状突起よりなり、該ボール状突起は前記突
    起電極の間に配置されることを特徴とするバーンインボ
    ード。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載
    のバーンインボードにおいて、 前記導電性パッドと前記バーンインボード基板の裏面と
    の間を貫通して延在する導電性部材が設けられ、且つプ
    ローブ案内孔が設けられたプローブ案内板が前記バーン
    インボードの裏面に設けられ、前記プローブ案内孔内に
    プローブを挿入することにより該プローブが前記導電性
    部材に接触することを特徴とするバーンインボード。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載
    のバーンインボードにおいて、 前記導電性パッドと前記バーンインボード基板の裏面と
    の間を貫通して延在する貫通孔が設けられ、該貫通孔に
    プローブを挿入することにより前記ICパッケージの突
    起電極に該プローブを直接接触させることができること
    を特徴とするバーンインボード。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のバーンインボードを用い
    た半導体装置の試験方法であって、 半導体装置の突起電極が前記導電性パッドに対向するよ
    うに、前記半導体装置を前記バーンインボード基板の前
    記案内部内に配置する段階と、 前記案内部に配置された半導体装置を固定する段階と、 前記半導体装置が固定された前記バーンインボードをバ
    ーンイン試験装置に組み込んで所定のバーンイン試験を
    行う段階と、 を有することを特徴とする半導体装置の試験方法。
JP11125011A 1999-04-30 1999-04-30 バーンインボード及び半導体装置の試験方法 Withdrawn JP2000314759A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125011A JP2000314759A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 バーンインボード及び半導体装置の試験方法
TW088114281A TW564508B (en) 1999-04-30 1999-08-20 Burn-in board having a guide for accurately positioning a semiconductor device to be mounted thereon and a method for testing a semiconductor device
KR1019990036036A KR20000067769A (ko) 1999-04-30 1999-08-28 번인 보드 및 반도체 장치의 시험 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125011A JP2000314759A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 バーンインボード及び半導体装置の試験方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000314759A true JP2000314759A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14899663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11125011A Withdrawn JP2000314759A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 バーンインボード及び半導体装置の試験方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2000314759A (ja)
KR (1) KR20000067769A (ja)
TW (1) TW564508B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038257A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Renesas Technology Corp. 半導体装置の製造方法
JP2011210415A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Enplas Corp 電気部品用ソケット

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI242852B (en) 2004-05-05 2005-11-01 Orient Semiconductor Elect Ltd Semiconductor package
CN100505250C (zh) * 2004-05-18 2009-06-24 华泰电子股份有限公司 半导体封装装置
TWI560818B (en) * 2014-12-05 2016-12-01 Siliconware Precision Industries Co Ltd Electronic package and the manufacture thereof
KR20220003902A (ko) * 2020-07-02 2022-01-11 주식회사 케이엠더블유 솔더 기판 조립체

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038257A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Renesas Technology Corp. 半導体装置の製造方法
JP2011210415A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Enplas Corp 電気部品用ソケット

Also Published As

Publication number Publication date
TW564508B (en) 2003-12-01
KR20000067769A (ko) 2000-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6005403A (en) Flexible electrical test fixture for integrated circuits on prototype and production printed circuit boards
US3939381A (en) Universal burn-in fixture
US8430676B2 (en) Modular space transformer for fine pitch vertical probing applications
JPH11162601A (ja) ソケット
JPH04230866A (ja) Icアダプタ
US5537051A (en) Apparatus for testing integrated circuits
JP3990232B2 (ja) プローブカードのプローブテストヘッド構造
US20020043983A1 (en) Chip-testing socket using surface mount techinology
JP2000314759A (ja) バーンインボード及び半導体装置の試験方法
JP2005026213A (ja) ソケットを基板に配設する方法およびその方法が用いられるソケット
KR100186795B1 (ko) Ic소자 인터페이스부 유닛 구조
JPH03120742A (ja) 半導体装置のエージング方法、及び、同装置
JP2006041333A (ja) プローブカード
JPH11176548A (ja) 半導体集積回路接続ソケットと検査機能配線板との接続方法および半導体集積回路検査装置
JP4293493B2 (ja) ピッチアダプタ
JPH03102848A (ja) 半導体装置のエージング方法
KR20090058862A (ko) 반도체 패키지 테스트 보드
JP3395216B2 (ja) プリント配線板検査治具
JP2759451B2 (ja) プリント基板検査治具
KR0169815B1 (ko) 범용 번-인 기판
JP2752942B2 (ja) Ic評価ボードおよびic評価方法
KR101336858B1 (ko) 칩 내장형 인쇄회로기판의 테스트 장치 및 방법
JPH11297439A (ja) Ic用ソケット
KR200281258Y1 (ko) 테스트 소켓
KR20000017256U (ko) 반도체소자 테스트용 모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704