JP2000313898A - 賦香又はフレーバリング組成物、賦香組成物製品、エマルジョンベースの製品、化粧品及び(−)−クベボールの使用 - Google Patents
賦香又はフレーバリング組成物、賦香組成物製品、エマルジョンベースの製品、化粧品及び(−)−クベボールの使用Info
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Abstract
R,4S,5R,6R,7S,10R)−7−イソプロ
ピル−4,10−ジメチル−トリシクロ[4.4.0.
0(1,5)]デカン−4−オールを使用する。
Description
工業に関する。更に詳細には(−)−クベボール(cubeb
ol)又は式:
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールのフレーバーとしての使用、及びクベボールで
フレーバリングされた食品及び様々な他の製品に関す
る。
中に見出される化合物であり、これはPiper cubeba又は
true cubebの液果から単離される。十分には規定されて
なく、かつPiperのいくつかの種からなる「false cubeb
s」として知られるクベブの種に同様の構造(後記の論
考を参照)を有する化合物が、見出されている。true c
ubebの油は、フレーバー工業で長く公知であるが、その
使用は、いくつかの「エキゾチック」用途、例えばスパ
イシーソース及びビターアルコール又は「bitters」の
フレーバリングにかなり限定されている。このことは、
このオイルの特徴的なビターで、辛く(piquant)、かつ
鋭い(pungent)フレーバーの故であり、結果として、
このオイルはフレーバー工業で大規模に使用されていな
い。
混合物である(N.B.Shankaracharyaet al, Pafai Journ
al Jan.-Mar. 1995, pp.33-39参照)。十分に規定され
ているこれらの化合物の1成分が前記のクベボールであ
り、これは既に、1950年代の、フレーバー及びフレ
グランス工業に関する研究、例えばGuenther, The Esse
ntial Oils, Vol. II(1952)で言及されている。この時
点では、クベボールの構造はまだ解明されてなく、かつ
クベボールという名称はfalse cubebから抽出された生
成物に関して使用されていて、他方でtrue cubebのオイ
ルは「cubeb camphor」として公知の製品をもたらし
た。Guentherによる前記の研究は例えば、287頁で
「false」cubebのオイルから単離されたクベボールの名
称による化合物に言及しており、かつtrue cubebから単
離された「cubeb camphor」の名称による化合物と同一
ではないと記載していた。
らの2種の化合物はかなり確実に、同一のものであるが
(F.Vanasek et al, Coll. Czech. Chem. Comm. 1960(2
5), p.919及びA.Tanaka et al. J.Chem. Soc. Perkin
1., 1972, p.1721参照)、これら2種の化合物の同一性
は未だ実際には証明されていない。それ以降は、クベボ
ールという名称は、true cubebのオイルから単離される
前記式(I)の化合物を表すとされている。
では使用されない」と述べているGuentherによる研究に
表れているように、クベボール及びcubeb camphorは従
来公知であったという事実にも関わらず、クベボールが
フレーバー工業で使用されたことがなかったということ
は非常に意外である。このことは未だに変わっていな
い。
腔の粘膜と接触すると遅く、かつ持続するリフレッシン
グ効果を示す分子の探索である。これは、数多くの化合
物、殊に(−)−メントールの誘導体が既に公知であ
り、かつ、それが口腔内で迅速に展開する明らかなリフ
レッシング効果を有し、かつ多くの場合に約10〜15
分持続するという事実による。しかしながら、より長時
間の持続効果を有するリフレッシング剤が望まれてい
る。新しい化学物質の合成又はリフレッシング効果を有
する公知の化合物の構造的変性での化学者により行われ
た全ての努力にも関わらず(例えばHaarmann & Reimer
GmbHにより出願されたDE−A2608226、EP−
A−507190及びEP−A583651及び本出願
人により98年11月16日に出願されたPCT/IB
98/01821参照)、長期持続リフレッシング効果
の所望の品質を有する物質の開発又は発見は成功してい
ない。
のリフレッシング化合物で達成可能な効果よりも長い時
間にわたり知覚可能なリフレッシング効果を有する化学
化合物を提供することである。
(−)−(1R,4S,5R,6R,7S,10R)−
7−イソプロピル−4,10−ジメチル−トリシクロ
[4.4.0.0(1,5)]デカン−4−オールをフ
レーバリング剤として使用すると、この目的を達成する
ことができることを発見した。(−)−クベボールをフ
レーバリング剤として好適な食品又は飲料に添加する
と、口中で約1〜2分の遅延の後にリフレッシング効果
が展開し、かつほぼ30分間持続する。我々の認識では
クベボールは、この品質を有する初めてのリフレッシン
グ剤であり、フレーバー工業で十分に使用可能である。
か有しないので、これは、フレーバーの分野での全ての
用途で役立つ。飲料、冷凍製品、例えばアイスクリーム
又はシャーベット、甘味、菓子、乳製品、チューイング
ガム、ジャム、たばこ、噛みたばこ、医薬品及びデンタ
ルケア製品が、その使用の非限定例である。
マルジョンベース飲料、フルーツジュース、ソフトドリ
ング、アイスティー、砂糖含有又は不含のチューイング
ガム、砂糖含有又は不含の甘味、圧縮錠剤、ゼラチンベ
ース菓子、フルーツジャム又はゼリー、アルコール飲
料、シャーベット、乳製品使用アイスクリーム、歯磨き
ジェル又は練り歯磨き、口腔洗浄剤及び咽喉洗浄剤であ
る。通常有利な用途として、アシッドノートを有するフ
レーバー、シトラスフルーツをベースとするフレーバー
及びこれらのフレーバーを含有する食品を挙げることが
できる。
ともできる。これらの非限定例はシャンプー、シャワー
及びバスジェル、消臭剤及び制汗剤、アフターシェーブ
ローション及びバーム、シェービングフォーム、マッサ
ージオイル及び香水である。
ルを当業者に公知の市場で入手可能な他のリフレッシン
グ剤、殊に(−)−メントール、(−)−メントン又は
(−)−メンタンから誘導される化合物と組み合わせて
使用する。これらの非限定例は、DE−A260822
6中に記載の化合物、殊に(−)−メンチルラクテー
ト;EP−A507190中に記載の化合物、殊に
(−)−メントングリセリルケタール;EP−A583
651に記載の化合物、殊に(−)−メンチルエチレン
グリコールカルボネート及び(−)−メンチル1,2−
プロピレングリコールカルボネート;(−)−メンチル
モノスクシネート;(−)−メンチル5−オキソ−プロ
リネート;US特許5545424及び同445942
5に記載の化合物、殊に1−グリセリル(−)−メンチ
ルエーテル;US4060091に記載の化合物、殊に
N−エチル−p−(−)−メンタン−3−カルボキサミ
ド;US3644613に記載の化合物、殊に(−)−
メンチルレブリネート及び(−)−メンチルアセチルア
セテート;DE−A2433165に記載の(−)−メ
ンチルN−アセチル−グリシネート及び出願人により出
願されたPCT/IB98/01821に記載の化合
物、殊に(−)−メンチルメトキシアセテート及び
(−)−メンチル−3,6−ジオキサヘプタノエートで
ある。勿論、(−)−メントール自体をクベボールと組
み合わせて使用することもできる。好適なリフレッシン
グ化合物の他の群はDE−A2503555に記載され
ているもの、殊にN,2,3−トリメチル−2−(1−
メチルエチル)−ブタナミドである。
グ化合物、殊に前記の物と組み合わせてのクベボールの
使用は非常に特徴的なリフレッシング効果をもたらす。
リフレッシング剤の前記の組み合わせを含有する製品が
粘膜、例えば口腔の粘膜と接触すると、リフレッシング
効果が迅速に、約30〜90秒後に口中で展開し、かつ
約25〜30分間継続する。このような効果は公知のリ
フレッシング剤では達成できず、その効果は迅速に展開
するが、多くの場合約20分後にはおさまる。これとは
逆に、クベボールの単独使用は、リフレッシング効果の
遅延をもたらし、90秒以上後にしか生じないが、長時
間にわたり知覚されつづける。クベボールと少なくとも
1種の他の公知のリフレッシング剤との組み合わせの使
用は、迅速で、長時間続くリフレッシング効果をもたら
す。一方の化合物が他方の化合物に対してマイナスの効
果を有するということは認められてなく、かつ生じるリ
フレッシング効果、即ち迅速かつ長時間続くリフレッシ
ング効果は全く知られていない。
ルを典型的にはこれらの製品の0.001〜5質量%、
有利に0.002〜1質量%の濃度で使用する。クベボ
ールをフレーバーコンセントレートで使用する場合に
は、これは、全コンセントレートの全質量に対して0.
1〜40質量%、有利に0.5〜25質量%の量で存在
する。クベボールをコンセントレートの全質量に対して
1〜15質量%の量で使用するのが更に有利である。
と共に使用する場合には、これを、他の剤又は存在する
剤の全量に対して30〜300%、有利に約50〜20
0%の割合で使用する。
α−、β−又はγ−シクロデキストリン中の包接錯体の
形で使用することができる。この包接は特に有利である
ことが証明されている。それというのもこれにより、使
用されるクベボールを、シクロデキストリンの添加を伴
わずに使用されるクベボールの量に対して約60〜約5
質量%のレベルに低減することができるためである。有
利には、β−シクロデキストリンを使用する。クベボー
ル及びシクロデキストリンの組み合わせはチューイング
ガムで特に有利である。
場合には通常、純粋な形で又はシクロデキストリン中に
包接して使用する。本発明の他の実施態では、少なくと
も50質量%のクベボールで富化されたクベブオイルを
使用する。クベブオイルの特徴的なビターで辛い風味が
歓迎される用途、例えばスパイシーソース、「bitter
s」及び当業者によく知られた他の用途で使用する場合
に、クベボールのこの割合がリフレッシング効果を確実
にすることが発見された。クベボール富化されたベース
オイルがオイルの全質量に対して5%未満、有利に2%
未満の非常に少量のエピ−クベボール又は(−)−(1
R,4R,5R,6R,7S,10R)−7−イソプロ
ピル−4,10−ジメチル−トリシクロ[4.4.0.
0(1,5)]デカン−4−オールを含有すると、非常
に優れた品質のオイルが得られる。エピクベボール自体
は非常にビターな風味を有し、従って特にクベブオイル
の公知のビター風味の原因であるので、エピ−クベボー
ルを含有しないか、もしくは少量しか含有しないクベボ
ール富化されたオイルは、エピ−クベボールを含有する
オイルよりもより広い分野の用途を有する。
なる感覚刺激特性を有するクベボールの1グレードは例
えば次のように得ることができる:クベブオイル(製造
者:Chauvet SA, Seillans, France, grade "absolute
colourless"及びクベボール37%含有)1440gを
100cm×4センチのSulzer蒸留塔を介して還流比5
0:1で精留する。120〜126℃/8hPaで蒸留
されるフラクションを合わせると、純度88%を有する
クベボール168gが得られる。
激特性を有し、かつ通常、本発明に記載の形で使用する
ことができる。クベボールの優れたグレードは例えば、
−20℃で当量のアセトン中で、上記と同様に得られた
生成物を結晶化することにより得られ、その際、94%
を上回る純度を有するクベボールが得られる。
の際、略語は当業種での通常の意味を有する。
ン酸1%及び次の組成を有するオレンジフレーバー0.
1%から調製した: 成分 質量部 ヘキサナール 3 オクタナール 2 ドデカナール 3 エチルブチレート 15 アセトアルデヒド 30オレンジエッセンス 947 全量 1000。
で、ブラインドテストで専門フレーバリストが、クベボ
ールが添加されているが同じ組成の甘味と比較した。
0.04%の添加は、ベース組成物、即ち前記の甘味の
感覚刺激特性を変えずに、清涼感を賦与した。
かつ約20〜25分続いた。
6−ジオキサヘプタノエート0.015%を有するクベ
ボール0.03%の添加は、同じ時間の清涼感を賦与し
たが、これは、甘味の感覚刺激特性を変えることなく、
約1分後に展開した。
(18質量部)(製造者:Cafosa Gum Products Techno
logy, Barcelona, Spain)、砂糖(60質量部)、グル
コース(20質量部)及びグリセロール(0.5質量
部)からチューイングガムを調製した。次いでこの混合
物にクエン酸0.8質量部及び及び次の組成を有するグ
レープフルーツフレーバー0.8質量部を添加した: 成分 質量部 スチラリルアセテート 25 エタノール中0.1%チオメントン 30グレープフルーツエッセンス 945 全量 1000 他の添加物を含有しないチューイングガムベースを次い
で、ブラインドテストで専門フレーバリストが、クベボ
ールを添加されているが、同じ組成のチューイングガム
と比較した。
ングガムに、口中で数分後に展開し、かつ約20〜25
分間続く清涼感の感覚を付与する。
るβ−シクロデキストリン0.57質量%(最終製品
中、クベボール0.08%に相応)を添加した後に、フ
レーバリストが、清涼感の強さだけでなく、その時間に
関しても、先行する試験で達成された効果と比較して効
果を観察した。
た: 成分 質量% 砂糖 15.00 グルコースシロップ40DE 4.00 クエン酸 0.70 マレイン酸 0.30 乳酸 0.05 クエン酸三ナトリウム(20%水溶液) 0.20 Meypyrogen(登録商標)IC3041) 0.35 水 79.40 全量 100.00 1)製造者:Meyhall Chemical AG, Kreuzlingen,スイ
ス 次いで、次の組成を有するレモンフレーバー0.02%
を添加した: 成分 質量% シトロネリルアセテート 2 ゲラニル(Geranyl)アセテート 6 リナリルアセテート 2 シトロネロール 2 ゲラニオール 3 テルピネオール 5 シトラール 5レモンテルペン 975 全量 1000 次いで、他の添加物を含有しないこのシャーベットをブ
ラインドテストで、専門フレーバリストが、本発明によ
りクベボールが添加されているが同じ組成のシャーベッ
トと比較した。
50%溶液の形のクベボール0.1%の添加は、シャー
ベットの摂取後口中で数秒で展開する心地よい清涼感を
付与する。この清涼感は約20〜25分間、知覚可能で
ある。
を、次の成分を混合することにより慣用の方法で調製し
た: 成分 質量% グレープフルーツフレーバー1) 0.76 Gum ester 8BG2) 4.00 Tenox(登録商標)GT−23) 0.02 Emulgum4) 5.00 クエン酸 0.30 アスコルビン酸 0.10 安息香酸ナトリウム 0.10 リモネン中25%のクベボール 8.00脱塩水 81.72 全量 100.00 1)例2参照 2)製造者:Hercules 3)トコフェロールの混合物;製造者:Eastman Chemic
als 4)製造者:CNI、Rouen, France 次いで、水中にこのエマルジョン0.5%を含有するグ
レープフルーツ飲料を調製した。この飲料をブラインド
テストで専門フレーバリストが、クベボールを添加され
ていない飲料と比較した。フレーバリストの見解では、
クベボールを含有する試料は、約25〜30分間続く心
地よい清涼感で富化されている一方で、この清涼感は、
クベボールを含有されていない試料では知覚できなかっ
た。
を、例えば次の成分から製造された慣用のタイプの歯磨
き用ゲル及び練り歯磨きに添加した: 歯磨き用ジェル: 成分 質量% Sorbosil(登録商標)AC771) 8 Sorbosil(登録商標)TC151) 9 70%ソルビトール 66.642 PEG1500 2 ラウリル硫酸ナトリウム 2.1 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76 カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩 0.4 サッカリンのナトリウム塩 0.2 青色着色剤 0.002 脱塩水 10.896 全量 100.000 練り歯磨き: 成分 質量% Sorbosil(登録商標)AC771) 6.5 Sorbosil(登録商標)TC151) 9 70%ソルビトール 40 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8 カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩 1.1 サッカリンのナトリウム塩 0.2 TiO2 0.002 脱塩水 40.4 全量 100.000 1) シリカベースの増粘剤;製造者;Crosfield Chemicals Ltd., イギリス 。
ストで専門フレーバリストが評価した。製品を使用し、
かつ口腔をすすいだ後に、すすいだ後に展開し、かつ約
20〜30分間続く清涼感がそれぞれの製品で感じられ
た。この効果は、リフレッシング効果を有する他の化合
物を用いた場合よりも長い時間つづき、かつこの清涼感
はミントオイルの特徴的なフレーバーと良好に調和す
る。
たオレンジフレーバー0.15質量%及びクエン酸1%
を添加した。この菓子を、クベボール25%を含有する
リモネン0.2質量%も添加された同じ菓子と比較し
た。
分後に心地よい清涼感を展開し、その際、オレンジの特
徴的なフレーバーを強めた。この清涼感は、クベボール
を含有しない菓子では知覚されなかった。
Claims (12)
- 【請求項1】 活性成分として(−)−(1R,4S,
5R,6R,7S,10R)−7−イソプロピル−4,
10−ジメチル−トリシクロ[4.4.0.0(1,
5)]デカン−4−オールを含有することを特徴とす
る、賦香又はフレーバリング組成物。 - 【請求項2】 (−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールが純粋な形で使用されている、請求項1に記載
の賦香又はフレーバリング組成物。 - 【請求項3】 (−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールを、(−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オール少なくとも50質量%からなるクベブオイルの
形で含有する、請求項1に記載の賦香又はフレーバリン
グ組成物。 - 【請求項4】 (−)−(1R,4R,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールを本質的に含有しない、請求項1又は3に記載
の賦香又はフレーバリング組成物。 - 【請求項5】 (−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールをα−シクロデキストリン、β−シクロデキス
トリン又はγ−シクロデキストリン又はそれらの混合物
中の包接錯体の形で含有する、請求項1から4までのい
ずれか1項に記載の賦香又はフレーバリング組成物。 - 【請求項6】 付加的に他のリフレッシング剤を含有す
る、請求項1から5までのいずれか1項に記載の賦香又
はフレーバリング組成物。 - 【請求項7】 他のリフレッシング剤が(−)−メント
ール、(−)−メントン又は(−)−メンタンの誘導体
あるいは分枝鎖脂肪族アミドである、請求項6に記載の
賦香又はフレーバリング組成物。 - 【請求項8】 (−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールを含有する、飲料、アイスクリーム又はシャー
ベット、甘味、菓子、乳製品、チューイングガム、たば
こ、噛みたばこ、医薬品又はデンタルケア製品のための
フレーバリング組成物の形の製品。 - 【請求項9】 (−)−(1R,4S,5R,6R,7
S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチル
−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−4
−オールを含有する、エマルジョンベースの飲料、フル
ーツジュース、ソフトドリング、アイスティー、砂糖含
有又は不含のチューイングガム、砂糖含有又は不含の甘
味、圧縮錠剤、ゼラチンベースの菓子、フルーツジャム
又はゼリー、シャーベット、乳製品使用アイスクリー
ム、歯磨き用ジェル又は練り歯磨き、口腔洗浄剤又は咽
喉洗浄剤の形の製品。 - 【請求項10】 シトラスフルーツをベースとする、又
はアシッドノートを有するフレーバーを含有する食品又
は飲料の形の、請求項8又は9に記載の製品。 - 【請求項11】 (−)−(1R,4S,5R,6R,
7S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジメチ
ル−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカン−
4−オールを含有する、シャンプー、シャワー又はバス
ジェル、消臭剤又は制汗剤、アフターシェーブローショ
ン又はバーム、シェービングフォーム、マッサージオイ
ル又は香水の形の製品。 - 【請求項12】 賦香剤、フレーバリング剤又はリフレ
ッシング剤としての、(−)−(1R,4S,5R,6
R,7S,10R)−7−イソプロピル−4,10−ジ
メチル−トリシクロ[4.4.0.0(1,5)]デカ
ン−4−オールの使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH60699 | 1999-03-31 | ||
CH19990606/99 | 1999-03-31 |
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Publication Number | Publication Date |
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