JP2000313725A5 - - Google Patents
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【請求項1】 重合単位として、フルオロオレフィンを15〜85モル%、一般式(1)、(2)、(3)及び(4)の内から選択される1種以上の有機珪素化合物を0.001〜50モル%含むことを特徴とする含フッ素共重合体。
【化1】
CH2=CH−Si(R1)R2 (1)
|
R3
(ここで、R1、R2、及びR3は、それぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、フェニル基、−CF3、−C2H4CF3、−C(CH3)3または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R1、R2、及びR3はそれぞれ同一または異なっていてもよい。)
【化2】
CH2=CR4−R5−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)3 (2)
【化3】
CH2=CR4−COO−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)2R6 (3)
(ここで、R4は水素原子またはメチル基を示し、R5は−CO−O−または−O−を示し、R6は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。nは0〜10の整数、mは0〜160の整数を示す。)
【化4】
CH2=CR7−COO−(CH2)p−Si(R8)R9 (4)
|
R10
(ここで、R7は水素原子またはメチル基、R8、R9、及びR10はそれぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R8、R9、及びR10はそれぞれ同一または異なっていてもよい。pは0〜10の整数を示す。)
【化1】
CH2=CH−Si(R1)R2 (1)
|
R3
(ここで、R1、R2、及びR3は、それぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、フェニル基、−CF3、−C2H4CF3、−C(CH3)3または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R1、R2、及びR3はそれぞれ同一または異なっていてもよい。)
【化2】
CH2=CR4−R5−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)3 (2)
【化3】
CH2=CR4−COO−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)2R6 (3)
(ここで、R4は水素原子またはメチル基を示し、R5は−CO−O−または−O−を示し、R6は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。nは0〜10の整数、mは0〜160の整数を示す。)
【化4】
CH2=CR7−COO−(CH2)p−Si(R8)R9 (4)
|
R10
(ここで、R7は水素原子またはメチル基、R8、R9、及びR10はそれぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R8、R9、及びR10はそれぞれ同一または異なっていてもよい。pは0〜10の整数を示す。)
【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の含フッ素共重合体よりなるワニスまたは塗料。
【0005】
【化5】
CH2=CH−Si(R1)R2 (1)
|
R3
(ここで、R1、R2、及びR3は、それぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、フェニル基、−CF3、−C2H4CF3、−C(CH3)3または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R1、R2、及びR3はそれぞれ同一または異なっていてもよい。)
【化5】
CH2=CH−Si(R1)R2 (1)
|
R3
(ここで、R1、R2、及びR3は、それぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基、フェニル基、−CF3、−C2H4CF3、−C(CH3)3または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R1、R2、及びR3はそれぞれ同一または異なっていてもよい。)
【0007】
【化7】
CH2=CR4−COO−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)2R6 (3)
(ここで、R4は水素原子またはメチル基を示し、R5は−CO−O−または−O−を示し、R6は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。nは0〜10の整数、mは0〜160の整数を示す。)
【化7】
CH2=CR4−COO−(CH2)n−Si(CH3)2−
−〔O−Si(CH3)2〕m−OSi(CH3)2R6 (3)
(ここで、R4は水素原子またはメチル基を示し、R5は−CO−O−または−O−を示し、R6は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。nは0〜10の整数、mは0〜160の整数を示す。)
【0008】
【化8】
CH2=CR7−COO−(CH2)p−Si(R8)R9 (4)
|
R10
(ここで、R7は水素原子またはメチル基、R8、R9、及びR10はそれぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R8、R9、及びR10はそれぞれ同一または異なっていてもよい。pは0〜10の整数を示す。)
すなわち、本発明は、重合単位として、フルオロオレフィンを15〜85モル%、一般式(1)、(2)、(3)及び(4)の内から選択される1種以上の有機珪素化合物を0.001〜50モル%含むことを特徴とした長期における撥水撥油性、繰り返しの汚染除去性、耐薬品性、耐候性に優れた含フッ素共重合体に関するものである。また、本発明は上記重合単位に加えて残部がアルキルビニルエーテル、アルキルアリルエーテル、メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルの内から選択された1種以上の重合単位によって、構成されることを特徴とする含フッ素共重合体に関するものである。
【化8】
CH2=CR7−COO−(CH2)p−Si(R8)R9 (4)
|
R10
(ここで、R7は水素原子またはメチル基、R8、R9、及びR10はそれぞれ水素原子、メチル基、エチル基、ブチル基または−OSi(CH3)3 の内のいずれかを示す。R8、R9、及びR10はそれぞれ同一または異なっていてもよい。pは0〜10の整数を示す。)
すなわち、本発明は、重合単位として、フルオロオレフィンを15〜85モル%、一般式(1)、(2)、(3)及び(4)の内から選択される1種以上の有機珪素化合物を0.001〜50モル%含むことを特徴とした長期における撥水撥油性、繰り返しの汚染除去性、耐薬品性、耐候性に優れた含フッ素共重合体に関するものである。また、本発明は上記重合単位に加えて残部がアルキルビニルエーテル、アルキルアリルエーテル、メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルの内から選択された1種以上の重合単位によって、構成されることを特徴とする含フッ素共重合体に関するものである。
水溶性開始剤としては、例えば過硫酸カリウム等の過硫酸塩、過酸化水素、あるいはこれらと亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム等の還元剤との組み合わせからなるレドックス開始剤、さらには、これらに少量の鉄、第一鉄塩、硝酸銀等を共存させた無機系開始剤やコハク酸パーオキサイド、ジグルタル酸パーオキサイド、モノコハク酸パーオキサイド等の二塩基酸塩の有機系開始剤等が用いられる。
[基材との密着性] 上記50%酢酸ブチル溶液に該ポリマーの水酸基/NCO基が1/1になるようにコロネートHX[日本ポリウレタンエ業(株)製、コロネートは登録商標]を加え、JISG−3141鋼板上にアプリケーターにより塗布し、常温で1週間自然乾燥した厚さ25μmの試験片を作成し、JIS−K5400 8.5.2(ゴバン目セロテープ(登録商標)試験)により測定した。
[鉛筆硬度] JIS−K5400 8.4.1(鉛筆引っかき試験)による。
[耐酸性] 10%HCl溶液による24時間スポットテスト後の塗膜外観を目視観察する。
[耐酸性] 10%HCl溶液による24時間スポットテスト後の塗膜外観を目視観察する。
◎:異状なし
○:ほとんど変化なし
△:やや侵される
×:侵される
[油性マジック(登録商標)はじき性] 油性マジック(黒・赤・マジックインキ(登録商標)商品名)により塗膜表面を塗りつぶし、はじき性を評価する。さらにこの塗膜を室温で1時間放置後、乾拭きにより除去する。これを20回繰り返した後の、塗膜表面のはじき性を評価する。
○:ほとんど変化なし
△:やや侵される
×:侵される
[油性マジック(登録商標)はじき性] 油性マジック(黒・赤・マジックインキ(登録商標)商品名)により塗膜表面を塗りつぶし、はじき性を評価する。さらにこの塗膜を室温で1時間放置後、乾拭きにより除去する。これを20回繰り返した後の、塗膜表面のはじき性を評価する。
[基材との密着性] 上記50%酢酸ブチル溶液に該ポリマーのエポキシ基とカルボキシル基が1/1になるようにアデカハードナー(登録商標)EH−3326[旭電化エ業(株)製]を加え、JISG−3141鋼板上にアプリケーターにより塗布し、140℃で30分熱処理した厚さ25μmの試験片を作成し、JIS−K5400 8.5.2(ゴバン目セロテープ(登録商標)試験)により測定した。
その他の塗膜特性は実施例1と同様に調べた。結果を[表1]に示す。
その他の塗膜特性は実施例1と同様に調べた。結果を[表1]に示す。
[基材との密着性] 上記50%酢酸ブチル溶液に該ポリマーの水酸基/NCO基が1/1になるようにコロネートHX[日本ポリウレタンエ業(株)製、コロネートは登録商標]を加え、JISG−3141鋼板上にアプリケーターにより塗布し、常温で1週間自然乾燥した厚さ25μmの試験片を作成し、JIS−K5400 8.5.2(ゴバン目セロテープ(登録商標)試験)により測定した。
その他の塗膜特性は、実施例1と同様に調べた。結果を[表2]に示す。
その他の塗膜特性は、実施例1と同様に調べた。結果を[表2]に示す。
[基材との密着性] 上記50%酢酸ブチル溶液に該ポリマーの固形分に対し1%のジブチル錫ジラウレートを加え、JISG−3141鋼板上にアプリケーターにより塗布し、常温で2週間自然乾燥した厚さ25μmの試験片を作成し、JIS−K5400 8.5.2(ゴバン目セロテープ(登録商標)試験)により測定した。
その他の塗膜特性は、実施例1と同様に調べた。結果を[表2]に示す。
その他の塗膜特性は、実施例1と同様に調べた。結果を[表2]に示す。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049052A JP4298117B2 (ja) | 1999-03-04 | 2000-02-25 | 含フッ素共重合体を主成分とするワニスまたは塗料 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP11-57335 | 1999-03-04 | ||
JP2000049052A JP4298117B2 (ja) | 1999-03-04 | 2000-02-25 | 含フッ素共重合体を主成分とするワニスまたは塗料 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009037438A Division JP2009149905A (ja) | 1999-03-04 | 2009-02-20 | 含フッ素共重合体溶液およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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JP2002326325A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-12 | Chugoku Marine Paints Ltd | 低汚染性に優れた化粧板 |
JP2006167490A (ja) * | 2002-11-13 | 2006-06-29 | Kanto Denka Kogyo Co Ltd | 新規なシリコーン含有フッ素系共重合体から形成された塗膜 |
EP1911770A4 (en) | 2005-08-03 | 2009-07-22 | Inctec Inc | METHOD FOR PRODUCING A POLYMERIC COMPOSITION AND POLYMERIC COMPOSITION |
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KR101272841B1 (ko) * | 2010-12-24 | 2013-07-04 | 한국생산기술연구원 | 이산화탄소 용매를 이용한 초발수 공중합체의 합성과 그 응용 |
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