JP2000313312A - ウエビング巻取装置用プリテンショナー - Google Patents

ウエビング巻取装置用プリテンショナー

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JP2000313312A
JP2000313312A JP11124095A JP12409599A JP2000313312A JP 2000313312 A JP2000313312 A JP 2000313312A JP 11124095 A JP11124095 A JP 11124095A JP 12409599 A JP12409599 A JP 12409599A JP 2000313312 A JP2000313312 A JP 2000313312A
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンの加工を容易にしてコストを低減で
き、さらに、組付けを容易にできるウエビング巻取装置
用プリテンショナーを得る。 【解決手段】 ウエビング巻取装置38のプリテンショ
ナー10ではピストン28の底面に一体に形成されたシ
ール保持部32の外周にピストンリング34の上壁部4
0が嵌合しピストンリング34がピストン28に保持さ
れる。車両の緊急減速時にピストン28がガス圧により
移動すると、このガス圧によりピストンリング34がピ
ストン28の底面に押圧されることにより拡径され、ピ
ストンリング34がピストン28とベースカートリッジ
20の内壁36との間をシールする。このため、従来の
シール保持溝をピストン28に形成する必要がなく、ピ
ストン28の加工を容易にしてコストを低減できる。さ
らに、従来のようにOリングを拡径してシール保持溝に
装着する必要がなく、組付けを容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝突等による車両
の緊急時にウエビングを強制的に巻取軸に巻き取ること
によりウエビングの緩みを除去するウエビング巻取装置
用プリテンショナーに関する。
【0002】
【従来の技術】ウエビング巻取装置においては、衝突等
による車両の緊急時にウエビングを強制的に巻取軸に巻
き取ることによりウエビングの緩みを除去するプリテン
ショナーを備えたものがある。
【0003】このようなプリテンショナーのうち、例え
ば、図8に示すような、いわゆるラック&ピニオン方式
のものを備えたウエビング巻取装置100では、ウエビ
ング106を巻き取る巻取軸108にピニオン104が
連結されており、ピニオン104は巻取軸108と常に
一体に回転する。また、ピニオン104の近傍にはシリ
ンダ102が設けられており、シリンダ102内には車
両の緊急時にガスが供給される。
【0004】シリンダ102内にはピストン110が移
動可能に設けられ、ピストン110は車両の緊急時にガ
スの圧力により図8の矢印Bの方向へ移動する。このピ
ストン110の上面にはラック112が一体に設けられ
ており、ラック112がピストン110と共に移動する
ことでピニオン104に歯合してピニオン104をウエ
ビング106を巻き取る方向(図8の矢印Aの方向)へ
回転させる。これにより、車両の緊急時には巻取軸10
8にウエビング106が巻き取られ、ウエビング106
の緩みが除去される。
【0005】また、ピストン110の側面には切削加工
によりシール保持溝114が形成されており、シール保
持溝114にはゴム製のOリング116が装着されてい
る。このOリング116がピストン110とシリンダ1
02の内壁118の間をシールすることにより、ピスト
ン110とシリンダ102の間の気密性が高められてい
る。さらに、ピストン110にはガス抜き孔120が形
成されており、ガス抜き孔120はピストン110の底
面から上面を貫通している。これにより、プリテンショ
ナー作動の際に、ガス抜き孔120を通してピストン1
10の底面側から上面側へガスが抜け、シリンダ102
内におけるガス圧の極度の上昇が防止されている。
【0006】しかしながら、このようなウエビング巻取
装置100では、シール保持溝114及びガス抜き孔1
20を形成するピストン110の加工には手間が掛か
り、このため、コストアップになる。
【0007】さらに、シール保持溝114にOリング1
16を拡径して装着しなければならないため組付けが困
難になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ピストンの加工を容易にしてコストを低減でき、
さらに、組付けを容易にできるウエビング巻取装置用プ
リテンショナーを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ウエビングを巻き取る巻取軸と、車両の緊急時にガ
ス発生剤の燃焼により発生したガスが供給されるシリン
ダと、前記シリンダ内に移動可能に設けられ、前記ガス
の圧力によって前記シリンダ内を移動することにより前
記巻取軸を前記ウエビングを巻き取る方向へ回転させる
ピストンと、弾性を有し、かつ略円筒状とされ、前記ピ
ストンの底面に当接して設けられ、前記ガスの圧力によ
って前記ピストンの底面に押圧されることにより拡径さ
れて前記ピストンと前記シリンダ内壁との間をシールす
るシール部材と、を備えている。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、車両の緊
急時には、シリンダにガスが供給され、ガスの圧力によ
りピストンが移動する。ピストンが移動すると、巻取軸
がウエビングを巻き取る方向へ回転して巻取軸にウエビ
ングが巻き取られ、これにより、ウエビングの緩みが除
去される。ここで、ピストンがガスの圧力により移動す
る際には、弾性を有しかつ略円筒状のシール部材がガス
の圧力によってピストンの底面に押圧されることにより
拡径され、シール部材の側壁部がシリンダ内壁へ押圧さ
れる。これにより、シール部材がピストンとシリンダ内
壁との間をシールし、ピストンとシリンダとの間の気密
性が高められる。
【0011】このように、請求項1に記載の発明では、
ピストンの底面にシール部材を当接させるのみでシール
部材がピストンとシリンダ内壁との間をシールできるた
め、従来のシール保持溝をピストンに形成する必要がな
く、したがって、ピストンの加工を容易にしてコストを
低減できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のウエビング巻取装置用プリテンショナーにおいて、前
記ピストンの底面に、円柱状に突出するシール保持部を
一体に形成し、前記シール部材の上壁部を前記シール保
持部の外周に嵌合すると共に、前記シール部材の側壁部
を前記シリンダ内壁に当接させた、ことを特徴としてい
る。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、ピストン
の底面に一体に形成されたシール保持部の外周にシール
部材の上壁部が嵌合されるため、シール部材がピストン
からずれることがない。したがって、シール部材がピス
トンとシリンダ内壁との間を確実にシールできる。
【0014】さらに、ピストンの底面に一体に形成され
たシール保持部の外周にシール部材の上壁部を嵌合する
のみでピストンにシール部材を組付けることができるた
め、従来のようにOリングを拡径してシール保持溝に装
着する必要がなく、組付けを容易にすることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のウエビング巻取装置において、前記シ
ール部材に、前記シール部材の上壁部及び側壁部に共に
連続し、前記ピストンの底面側から上面側へ前記ガスを
流出させる隙間部を形成した、ことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、プリテン
ショナー作動の際に、シール部材の隙間部を通してピス
トンの底面側から上面側へガスが流出するため、シリン
ダ内におけるガスの圧力の極度の上昇が防止される。こ
のため、従来のガス抜き孔をピストンに形成する必要が
なく、ピストンの加工を容易にしてコストを低減でき
る。
【0017】また、シール部材は略円筒状とされると共
に、シール部材に隙間部を形成したため、ガスの圧力に
よってシール部材が一層拡径し易くなり、これにより、
シリンダ内壁との間のシール性を一層向上できる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載のウエビング巻取装置用プリ
テンショナーにおいて、前記シール部材を、融点が前記
ガス発生剤の着火温度以下の材料で構成したことを特徴
としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、シール部
材を融点がガス発生剤の着火温度以下の材料で構成した
ため、火災時のような高温下におけるプリテンショナー
作動の際に、シール部材が部分的に軟化(液状化)して
ピストンの底面側から上面側へガスが流出する。このた
め、高温下においても、シリンダ内におけるガスの圧力
が極度に上昇することを防止でき、したがって、シリン
ダ、ラック及びピニオン等の必要強度設定を小さくして
も、これらが損傷することなく部品の飛散を防止するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係るウエビング巻取装置用プリテンショナー10が適用
されて構成されたウエビング巻取装置38の概略構成が
側面図にて示されており、図2には、ウエビング巻取装
置38の概略構成が分解斜視図にて示されている。ま
た、図3には、ウエビング巻取装置38の主要部が平面
図にて示されている。
【0021】ウエビング巻取装置38は、フレーム12
を備えており、フレーム12は車両に固定されている。
フレーム12には巻取軸14が回転可能に固定されてお
り、巻取軸14にウエビング16が巻き取られている。
【0022】また、ウエビング巻取装置38は、ラック
&ピニオン方式によるプリテンショナー10を備えてお
り、巻取軸14の一端には図示しないローラを介してピ
ニオン18が設けられている。ピニオン18が回転する
とピニオン18はローラを介して巻取軸14に連結し、
これにより、ウエビング16の巻き取りまたは巻き戻し
がなされる。
【0023】フレーム12にはシリンダ20が固定され
ている。シリンダ20は中空円柱状に形成されており、
シリンダ20の先端側はピニオン18の近傍で開口して
いる。一方、シリンダ20の内壁36の底部側にはシリ
ンダ20の内径より小径とされて受部26が一体に形成
されており、受部26は後述するピストンリング34の
側壁部22下端に当接しピストンリング34の保持位置
を設定している。また、シリンダ20の底部側(ピスト
ンリング34の保持位置より下方)には、図示しないガ
ス供給口が設けられており、衝突等による車両の緊急時
には、このガス供給口からシリンダ20内にガス発生剤
の燃焼により発生したガスが供給される。
【0024】シリンダ20内には略円盤状のピストン2
8が設けられており、ピストン28はシリンダ20内を
移動可能とされている。これにより、シリンダ20内に
ガスが供給されると、このガスの圧力によりピストン2
8が図1の矢印Bの方向へ移動する。
【0025】ピストン28の上面にはラック30が一体
に設けられている。このラック30はピニオン18に対
応しており、ラック30がピストン28と共に図1の矢
印Bの方向へ移動すると、ラック30がピニオン18に
歯合してピニオン18をウエビング16を巻き取る方向
(図1の矢印Aの方向)へ回転させる。
【0026】ピストン28の底面には円柱状に突出した
シール保持部32が一体に形成されており、シール保持
部32の外周に後述するピストンリング34の上壁部4
0が嵌合している。
【0027】ピストン28の底面にはシール部材として
の樹脂製のピストンリング34が当接して設けられてい
る。ピストンリング34は略リング状の上壁部40とこ
の上壁部40の外周部分から鉛直下方へ延伸した側壁部
22が形成されて全体として略円筒状とされている。ピ
ストンリング34の上壁部40は上述したピストン28
のシール保持部32の外周に嵌合しており、これによ
り、ピストンリング34がピストン28に保持されてい
る。また、ピストンリング34の側壁部22は上述した
シリンダ20の内壁36に当接すると共に、ピストンリ
ング34の側壁部22下端は、内壁36に一体に形成さ
れた受部26に当接している。
【0028】ピストンリング34は弾性を有しており、
このため、シリンダ20内にガスが供給されるとこのガ
スの圧力によりピストンリング34はピストン28の底
面に押圧されることにより拡径され、ピストンリング3
4の側壁部22がシリンダ20の内壁36へ押圧され
る。これにより、プリテンショナー作動の際に、ピスト
ンリング34はピストン28とシリンダ20の内壁36
との間をシールする。また、ピストンリング34には上
壁部40及び側壁部22に共に連続した隙間部24が形
成されており、この隙間部24を通してピストン28の
底面側から上面側へガスが流出し、これにより、シリン
ダ20内におけるガス圧の極度の上昇が防止される。さ
らに、ピストンリング34を構成する材料の融点はガス
発生剤の着火温度以下であり、火災時のような高温下に
おけるプリテンショナー作動の際には、ピストンリング
34が部分的に軟化(液状化)してピストン28の底面
側から上面側へガスが流出する。このため、高温下にお
いても、シリンダ20内のガス圧が極度に上昇すること
が防止される構成である。
【0029】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0030】以上の構成のウエビング巻取装置38で
は、車両の緊急時にはシリンダ20にガスが供給され、
ガスの圧力によりピストン28が図1の矢印Bの方向へ
移動する。ピストン28が図1の矢印Bの方向へ移動す
ると、ピストン28と共にラック30も移動し、ラック
30がピニオン18に歯合してピニオン18をウエビン
グ16を巻き取る方向(図1の矢印Aの方向)へ回転さ
せる。ピニオン18がウエビング16を巻き取る方向へ
回転すると、ピニオン18が図示しないローラを介して
巻取軸14に連結し、これにより、巻取軸14にウエビ
ング16が巻き取られ、ウエビング16の緩みが除去さ
れる。ここで、ピストン28がガスの圧力により移動す
る際には、ガスの圧力によって弾性を有しかつ略円筒状
のピストンリング34がピストン28の底面に押圧され
ることにより拡径され、ピストンリング34の側壁部2
2がシリンダ20の内壁36へ押圧される。これによ
り、ピストンリング34がピストン28とシリンダ20
の内壁36との間をシールし、ピストン28とシリンダ
20との間の気密性が高められる。
【0031】このように、ピストン28の底面にピスト
ンリング34を当接させるのみでピストンリング34が
ピストン28とシリンダ20の内壁36との間をシール
できるため、従来のシール保持溝をピストン28に形成
する必要がない。したがって、シール保持溝を形成する
ためのピストン28の切削加工が不要になり、ピストン
28の加工を容易にしてコストを低減できる。
【0032】また、ピストン28の底面に一体に形成さ
れたシール保持部32の外周にピストンリング34の上
壁部40が嵌合されるため、ピストンリング34がピス
トン28からずれることがない。したがって、ピストン
リング34がピストン28とシリンダ20の内壁36と
の間を確実にシールできる。
【0033】さらに、ピストン28の底面に一体に形成
されたシール保持部32の外周にピストンリング34の
上壁部40を嵌合するのみでピストン28にピストンリ
ング34を組付けることができるため、従来のようにO
リングを拡径してシール保持溝に装着する必要がなく、
組付けを容易にすることができる。
【0034】また、プリテンショナー作動の際に、ピス
トンリング34の隙間部24を通してピストン28の底
面側から上面側へガスが流出するため、シリンダ20内
におけるガス圧の極度の上昇が防止される。このため、
従来のガス抜き孔をピストン28に形成する必要がな
く、ピストン28の加工を容易にしてコストを低減でき
る。
【0035】またここで、ピストンリング34が略円筒
状とされると共に、ピストンリング34に隙間部24を
形成したため、ガスの圧力によってピストンリング34
が一層拡径し易くなり、これにより、シリンダ20の内
壁36との間のシール性を一層向上できる。
【0036】さらに、ピストンリング34を構成する材
料の融点がガス発生剤の着火温度以下であるため、火災
時のような高温下におけるプリテンショナー作動の際に
は、ピストンリング34が部分的に軟化(液状化)して
ピストン28の底面側から上面側へガスが流出する。こ
のため、高温下においても、シリンダ20内におけるガ
スの圧力が極度に上昇することを防止でき、したがっ
て、シリンダ20、ラック30及びピニオン18等の必
要強度設定を小さくしても、これらが損傷することなく
部品の飛散を防止することができる。 (第1の変形例)図4には、本実施の形態の第1の変形
例に係るウエビング巻取装置50の概略構成が側面図に
て示されており、図5には、ウエビング巻取装置50の
主要部が斜視図にて示されている。
【0037】第1の変形例に係るウエビング巻取装置5
0のウエビング巻取装置用プリテンショナー60では、
ピストン28の底面にはシール部材としての樹脂製のピ
ストンリング52が当接している。ピストンリング52
は略リング状の上壁部58とこの上壁部58の外周部分
からシリンダ20の内壁36側に斜め下方へ延伸した側
壁部54が形成されて全体として略円筒状とされてい
る。ピストンリング52の上壁部58はピストン28の
シール保持部32の外周に嵌合しており、これにより、
ピストンリング52がピストン28に保持されている。
また、ピストンリング52の側壁部54はシリンダ20
の内壁36に当接すると共に、ピストンリング52の側
壁部54下端は、内壁36に一体に形成された受部26
に当接している。
【0038】ピストンリング52は弾性を有しており、
このため、シリンダ20内にガスが供給されるとこのガ
スの圧力によりピストンリング52はピストン28の底
面に押圧されることにより拡径され、ピストンリング5
2の側壁部54がシリンダ20の内壁36へ押圧され
る。これにより、プリテンショナー作動の際に、ピスト
ンリング52はピストン28とシリンダ20の内壁36
との間をシールする。また、ピストンリング52には上
壁部58及び側壁部54に共に連続した隙間部56が形
成されており、この隙間部56を通してピストン28の
底面側から上面側へガスが流出し、これにより、シリン
ダ20内におけるガス圧の極度の上昇が防止される。さ
らに、ピストンリング52を構成する材料の融点はガス
発生剤の着火温度以下であり、火災時のような高温下に
おけるプリテンショナー作動の際には、ピストンリング
52が部分的に軟化(液状化)してピストン28の底面
側から上面側へガスが流出する。このため、高温下にお
いても、シリンダ20内のガス圧が極度に上昇すること
が防止される構成である。
【0039】次に、本変形例の作用を説明する。
【0040】以上の構成のウエビング巻取装置50で
は、車両の緊急時にはシリンダ20にガスが供給され、
ガスの圧力によりピストン28が図4の矢印Bの方向へ
移動する。ピストン28が図4の矢印Bの方向へ移動す
ると、ピストン28と共にラック30も移動し、ラック
30がピニオン18に歯合してピニオン18をウエビン
グ16を巻き取る方向(図4の矢印Aの方向)へ回転さ
せる。ピニオン18がウエビング16を巻き取る方向へ
回転すると、ピニオン18が図示しないローラを介して
巻取軸14に連結し、これにより、巻取軸14にウエビ
ング16が巻き取られ、ウエビング16の緩みが除去さ
れる。ここで、ピストン28がガスの圧力により移動す
る際には、ガスの圧力によって弾性を有しかつ略円筒状
のピストンリング52がピストン28の底面に押圧され
ることにより拡径され、ピストンリング52の側壁部5
4がシリンダ20の内壁36へ押圧される。これによ
り、ピストンリング52がピストン28とシリンダ20
の内壁36との間をシールし、ピストン28とシリンダ
20との間の気密性が高められる。
【0041】このように、ピストン28の底面にピスト
ンリング52を当接させるのみでピストンリング52が
ピストン28とシリンダ20の内壁36との間をシール
できるため、従来のシール保持溝をピストン28に形成
する必要がない。したがって、シール保持溝を形成する
ためのピストン28の切削加工を不要とでき、ピストン
28の加工を容易にしてコストを低減できる。
【0042】また、ピストン28の底面に一体に形成さ
れたシール保持部32の外周にピストンリング52の上
壁部58が嵌合されるため、ピストンリング52がピス
トン28からずれることがない。したがって、ピストン
リング52がピストン28とシリンダ20の内壁36と
の間を確実にシールできる。
【0043】さらに、ピストン28の底面に一体に形成
されたシール保持部32の外周にピストンリング52の
上壁部58を嵌合するのみでピストン28にピストンリ
ング52を組付けることができるため、従来のようにO
リングを拡径してシール保持溝に装着する必要がなく、
組付けを容易にすることができる。
【0044】また、プリテンショナー作動の際に、ピス
トンリング52の隙間部56を通してピストン28の底
面側から上面側へガスが流出するため、シリンダ20内
におけるガス圧の極度の上昇が防止される。このため、
従来のガス抜き孔をピストン28に形成する必要がな
く、ピストン28の加工を容易にしてコストを低減でき
る。
【0045】またここで、ピストンリング52が略円筒
状とされると共に、ピストンリング52に隙間部56を
形成したため、ガスの圧力によってピストンリング52
が一層拡径し易くなり、これにより、シリンダ20の内
壁36との間のシール性を一層向上できる。
【0046】さらに、ピストンリング52を構成する材
料の融点はガス発生剤の着火温度以下であるため、火災
時のような高温下におけるプリテンショナー作動の際に
は、ピストンリング52が部分的に軟化(液状化)して
ピストン28の底面側から上面側へガスが流出する。こ
のため、高温下においても、シリンダ20内におけるガ
スの圧力が極度に上昇することを防止でき、したがっ
て、シリンダ20、ラック30及びピニオン18等の必
要強度設定を小さくしても、これらが損傷することなく
部品の飛散を防止することができる。 (第2の変形例)図6には、本実施の形態の第2の変形
例に係るウエビング巻取装置70の概略構成が側面図に
て示されており、図7には、ウエビング巻取装置70の
主要部が斜視図にて示されている。
【0047】第2の変形例に係るウエビング巻取装置7
0のウエビング巻取装置用プリテンショナー80では、
ピストン28の底面にはシール部材としての樹脂製のピ
ストンリング72が当接している。ピストンリング72
は略リング状の上壁部76とこの上壁部76から鉛直下
方へ延伸した側壁部78が形成されて全体として略円筒
状とされている。ピストンリング72の上壁部76はピ
ストン28のシール保持部32の外周に嵌合しており、
これにより、ピストンリング72がピストン28に保持
されている。また、ピストンリング72の側壁部78は
シリンダ20の内壁36に当接すると共に、ピストンリ
ング72の側壁部78下端は、内壁36に一体に形成さ
れた受部26に当接している。
【0048】ピストンリング72は弾性を有しており、
このため、シリンダ20内にガスが供給されるとこのガ
スの圧力によりピストンリング72はピストン28の底
面に押圧されることにより拡径され、ピストンリング7
2の側壁部78がシリンダ20の内壁36へ押圧され
る。これにより、プリテンショナー作動の際に、ピスト
ンリング72はピストン28とシリンダ20の内壁36
との間をシールする。また、ピストンリング72は切断
されてかつその両端部分が互いに重合された形状とされ
ており、側壁部78の肉厚によりこの重合部分に上壁部
76及び側壁部78に共に連続した隙間部74が形成さ
れている。この隙間部74を通してピストン28の底面
側から上面側へガスが流出し、これにより、シリンダ2
0内におけるガス圧の極度の上昇が防止される。さら
に、ピストンリング72を構成する材料の融点はガス発
生剤の着火温度以下であり、火災時のような高温下にお
けるプリテンショナー作動の際には、ピストンリング7
2が部分的に軟化(液状化)してピストン28の底面側
から上面側へガスが流出する。このため、高温下におい
ても、シリンダ20内のガス圧が極度に上昇することが
防止される構成である。
【0049】次に、本変形例の作用を説明する。
【0050】以上の構成のウエビング巻取装置70で
は、車両の緊急時にはシリンダ20にガスが供給され、
ガスの圧力によりピストン28が図6の矢印Bの方向へ
移動する。ピストン28が図6の矢印Bの方向へ移動す
ると、ピストン28と共にラック30も移動し、ラック
30がピニオン18に歯合してピニオン18をウエビン
グ16を巻き取る方向(図6の矢印Aの方向)へ回転さ
せる。ピニオン18がウエビング16を巻き取る方向へ
回転すると、ピニオン18が図示しないローラを介して
巻取軸14に連結し、これにより、巻取軸14にウエビ
ング16が巻き取られ、ウエビング16の緩みが除去さ
れる。ここで、ピストン28がガスの圧力により移動す
る際には、ガスの圧力によって弾性を有しかつ略円筒状
のピストンリング72がピストン28の底面に押圧され
ることにより拡径され、ピストンリング72の側壁部7
8がシリンダ20の内壁36へ押圧される。これによ
り、ピストンリング72がピストン28とシリンダ20
の内壁36との間をシールし、ピストン28とシリンダ
20との間の気密性が高められる。
【0051】このように、ピストン28の底面にピスト
ンリング72を当接させるのみでピストンリング72が
ピストン28とシリンダ20の内壁36との間をシール
できるため、従来のシール保持溝をピストン28に形成
する必要がない。したがって、シール保持溝を形成する
ためのピストン28の切削加工を不要にでき、ピストン
28の加工を容易にしてコストを低減できる。
【0052】また、ピストン28の底面に一体に形成さ
れたシール保持部32の外周にピストンリング72の上
壁部76が嵌合されるため、ピストンリング72がピス
トン28からずれることがない。したがって、ピストン
リング72がピストン28とシリンダ20の内壁36と
の間を確実にシールできる。
【0053】さらに、ピストン28の底面に一体に形成
されたシール保持部32の外周にピストンリング72の
上壁部76を嵌合するのみでピストン28にピストンリ
ング72を組付けることができるため、従来のようにO
リングを拡径してシール保持溝に装着する必要がなく、
組付けを容易にすることができる。
【0054】また、プリテンショナー作動の際に、ピス
トンリング72の隙間部74を通してピストン28の底
面側から上面側へガスが流出するため、シリンダ20内
におけるガス圧の極度の上昇が防止される。このため、
従来のガス抜き孔をピストン28に形成する必要がな
く、ピストン28の加工を容易にしてコストを低減でき
る。
【0055】またここで、ピストンリング72が略円筒
状とされると共に、ピストンリング72に隙間部74を
形成したため、ガスの圧力によってピストンリング72
が一層拡径し易くなり、これにより、シリンダ20の内
壁36との間のシール性を一層向上できる。
【0056】さらに、ピストンリング72を構成する材
料の融点はガス発生剤の着火温度以下であるため、火災
時のような高温下におけるプリテンショナー作動の際に
は、ピストンリング72が部分的に軟化(液状化)して
ピストン28の底面側から上面側へガスが流出する。こ
のため、高温下においても、シリンダ20内におけるガ
スの圧力が極度に上昇することを防止でき、したがっ
て、シリンダ20、ラック30及びピニオン18等の必
要強度設定を小さくしても、これらが損傷することなく
部品の飛散を防止することができる。
【0057】なお、本実施の形態(変形例含む)では、
ピストンリングに、その上壁部及び側壁部に共に連続す
る隙間部を形成したが、この隙間部と共に、あるいは、
この隙間部に代えて、ピストンリング(シール部材)に
流出孔を設けこの流出孔を通してピストンの底面側から
上面側へガスが流出するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ピスト
ンの底面にシール部材を当接させるのみでシール部材が
ピストンとシリンダ内壁との間をシールできるため、従
来のシール保持溝をピストンに形成する必要がなく、し
たがって、ピストンの加工を容易にしてコストを低減で
きる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、ピストン
の底面に一体に形成されたシール保持部の外周にシール
部材の上壁部が嵌合されるため、シール部材がピストン
からずれることがない。したがって、シール部材がピス
トンとシリンダ内壁との間を確実にシールできる。
【0060】さらに、ピストンの底面に一体に形成され
たシール保持部の外周にシール部材の上壁部を嵌合する
のみでピストンにシール部材を組付けることができるた
め、従来のようにOリングを拡径してシール保持溝に装
着する必要がなく、組付けを容易にすることができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、プリテン
ショナー作動の際に、シール部材の隙間部を通してピス
トンの底面側から上面側へガスが流出するため、シリン
ダ内におけるガスの圧力の極度の上昇が防止される。こ
のため、従来のガス抜き孔をピストンに形成する必要が
なく、ピストンの加工を容易にしてコストを低減でき
る。
【0062】また、シール部材は略円筒状とされると共
に、シール部材に隙間部を形成したため、ガスの圧力に
よってシール部材が一層拡径し易くなり、これにより、
シリンダ内壁との間のシール性を一層向上できる。
【0063】請求項4に記載の発明によれば、シール部
材を融点がガス発生剤の着火温度以下の材料で構成した
ため、火災時のような高温下におけるプリテンショナー
作動の際に、シール部材が部分的に軟化(液状化)して
ピストンの底面側から上面側へガスが流出する。このた
め、高温下においても、シリンダ内におけるガスの圧力
が極度に上昇することを防止でき、したがって、シリン
ダ、ラック及びピニオン等の必要強度設定を小さくして
も、これらが損傷することなく部品の飛散を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置
用プリテンショナーが適用されて構成されたウエビング
巻取装置の概略構成の側面図である。
【図2】ウエビング巻取装置の概略構成の分解斜視図で
ある。
【図3】ウエビング巻取装置のピストンリングの平面図
である。
【図4】本実施の形態の第1の変形例に係るウエビング
巻取装置の概略構成の側面図である。
【図5】第1の変形例に係るウエビング巻取装置のピス
トンリングの斜視図である。
【図6】本実施の形態の第2の変形例に係るウエビング
巻取装置の概略構成の側面図である。
【図7】第2の変形例に係るウエビング巻取装置のピス
トンリングの斜視図である。
【図8】従来のウエビング巻取装置の概略構成の側面図
である。
【符号の説明】
10 ウエビング巻取装置用プリテンショナー 14 巻取軸 16 ウエビング 18 ピニオン 20 シリンダ 22 側壁部 24 隙間部 28 ピストン 30 ラック 32 シール保持部 34 ピストンリング(シール部材) 36 内壁 38 ウエビング巻取装置 40 上壁部 50 ウエビング巻取装置 52 ピストンリング(シール部材) 54 側壁部 56 隙間部 58 上壁部 60 ウエビング巻取装置用プリテンショナー 70 ウエビング巻取装置 72 ピストンリング(シール部材) 74 隙間部 76 上壁部 78 側壁部 80 ウエビング巻取装置用プリテンショナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエビングを巻き取る巻取軸と、 車両の緊急時にガス発生剤の燃焼により発生したガスが
    供給されるシリンダと、 前記シリンダ内に移動可能に設けられ、前記ガスの圧力
    によって前記シリンダ内を移動することにより前記巻取
    軸を前記ウエビングを巻き取る方向へ回転させるピスト
    ンと、 弾性を有し、かつ略円筒状とされ、前記ピストンの底面
    に当接して設けられ、前記ガスの圧力によって前記ピス
    トンの底面に押圧されることにより拡径されて前記ピス
    トンと前記シリンダ内壁との間をシールするシール部材
    と、 を備えたウエビング巻取装置用プリテンショナー。
  2. 【請求項2】 前記ピストンの底面に、円柱状に突出す
    るシール保持部を一体に形成し、 前記シール部材の上壁部を前記シール保持部の外周に嵌
    合すると共に、前記シール部材の側壁部を前記シリンダ
    内壁に当接させた、 ことを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装置用
    プリテンショナー。
  3. 【請求項3】 前記シール部材に、前記シール部材の上
    壁部及び側壁部に共に連続し、前記ピストンの底面側か
    ら上面側へ前記ガスを流出させる隙間部を形成した、こ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のウエビン
    グ巻取装置用プリテンショナー。
  4. 【請求項4】 前記シール部材を、融点が前記ガス発生
    剤の着火温度以下の材料で構成したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れか1項記載のウエビング巻取
    装置用プリテンショナー。
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