JP2002264764A - ソフトスタートピストンアクチュエータ - Google Patents

ソフトスタートピストンアクチュエータ

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JP2002264764A JP2001334896A JP2001334896A JP2002264764A JP 2002264764 A JP2002264764 A JP 2002264764A JP 2001334896 A JP2001334896 A JP 2001334896A JP 2001334896 A JP2001334896 A JP 2001334896A JP 2002264764 A JP2002264764 A JP 2002264764A
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    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/22Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke
    • F15B15/221Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke for accelerating the stroke, e.g. by area increase
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
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    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/19Pyrotechnical actuators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリテンショナを構造的には単純で、小型
で、軽量化する。 【解決手段】 プリテンショナは少なくとも1個の通路
を有するハウジング(16)を含んでいる。クラッチ機
構(30)は第一の通路(18)内に固定されており、
ウエビングのリール軸はクラッチ機構を通過して軸方向
に伸びている。第一の圧力表面(54)と第二の圧力表
面(56)を有するソフトスタートピストンアクチュエ
ータ(50)は第二の通路(20)の中に位置し、遠隔
センサからの信号を受けた後にガス発生組成物(60)
で起動できる。加圧ガスは二つの圧力表面の小さい方を
作動させる時には第一の速度で、二つの圧力表面の大き
な方を作動させる時には第二の速度で、第二の通路を通
じてピストンアクチュエータを押す。ピストンアクチュ
エータの作動は第二の通路を横切って伸びているストラ
ップ(40)を引締めシートベルトウエビングを巻き上
げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は一般的にシートベルトプリテンシ
ョナに関し、より詳細にはソフトスタートピストンアク
チュエータに関する。
【0002】
【本発明の背景】シートベルトプリテンショナは衝突時
に乗客の前進運動を極小にするためにシートベルトから
弛みを除去している。衝突の間にシートベルトの中の弛
みを巻き上げるか、それとも引っ張るメカニズムを作動
させる点火用ガス発生器を使用することは公知である
が、そのような公知のガス発生器はしばしばシートベル
トリトラクタで内部に配置されている。かくして、リト
ラクタの分解を阻害する能力のなさ故に自動車所有者は
全プリテンショナとリトラクタ機構を作動後には交換し
なくてはならないという大きな経費的懲罰に直面させら
れている。高温ガスは内部の金属表面を剥がす、灰と収
縮メカニズムを固化させるクリンカを生ずる傾向があ
る。
【0003】更に、急速に上昇するガス圧を提供するた
めに点火用ガス発生器を使用する場合には、ガス加圧速
度および得られたピストンの初期駆動力または加速度が
駆動成分の構造上の能力を超える可能性がある。その結
果として、全機構は与えられた部分の分割によって欠陥
機能になることもある。公知のプリテンショナがもつ他
の問題は重大な衝突、例えば、車両エアバグを作動させ
るのに少なくとも十分に初期力を発揮する衝突時におい
てのみ作動するように設計されている。安全システムの
設計者は一般的に全シートベルトリトラクタとプリテン
ショナ機構を作動後に交換する費用によってそのような
比較的高い活性化しきい値を選んでいる。その結果とし
て、シートベルトプリテンショナはしばしば余り重大で
ない事故では乗客を守らないかもしれない。公知のプリ
テンショナと関連した問題はプリテンショナを重大事故
で作動させたときに、その作動が衝突に比較的遅れて起
こることである。従って、プリテンショナはシートベル
ト内の弛みを速やかに吸収しなくてはならず、時には乗
客の傷害を引き起こす。
【0004】参考文献として本件に引用されているUS
特許5,967,440は安全ベルトシステムに代わってプリテ
ンショナと従来の収縮器を記載している。そのプリテン
ショナは比較的複雑であって、かつ大きく、従って、シ
ートベルト機構の重量と空間的な要求条件を増大した。
【0005】参考文献として本件に引用されているUS
特許5,899,399はプリテンショナの現状を記載してい
る。そのプリテンショナは比較的複雑であって、従って
製造工程を複雑にしている。参考文献として本件に引用
されているUS特許5,944,350もプリテンショナの現状
を記載している。このプリテンショナも比較的大きく、
従って、シートベルト機構の重量と空間的要求条件を増
大している。本発明は先行技術に付随する1種以上の問
題または限界を克服することを志向している。
【0006】
【発明の概要】本発明の一面では、シートベルトプリテ
ンショナはソフトスタートピストンアクチュエータを組
込んでいる。そのシートベルトプリテンショナはシート
ベルトリトラクタリール内に軸方向に配置したウエビン
グ(webbing)リールシャフトと協同する。シートベル
トプリテンショナは好ましくは第二の通路を有する三次
元の交差点の中の第一の通路を持つハウジングを含んで
いる。ウエビングリールシャフトは第一の通路を突き抜
けて伸びている。第二の通路は第一および第二の末端を
有し、その第二の末端は第一の通路の直径を通り越して
伸びている。クラッチ機構は備わっており、好ましい態
様に見られるように、第一の通路に固定されている。
【0007】ウエビングリールシャフトはクラッチ機構
を通過して伸びている。シートベルトプリテンショナー
にはハウジングに固定されている第一の末端を有するス
トラップが更に付いており、その一部は第二の通路の一
部分を越えて伸びており、第二の末端はクラッチ機構の
周りに巻いており、固定されている。更にその上、シー
トベルトプリテンショナーは少なくとも二つの圧力表面
を持つソフトスタートピストンアクチュエータを提供
し、そして、そのアクチュエータは第二の通路の第一の
末端に隣接している。
【0008】アクチュエータを所定の距離に駆動するの
に十分に大きな得られた力で少なくとも二つの圧力表面
の一つに最初に働く加圧ガスを供給する様に点火可能な
ガス発生組成物も備わっている。アクチュエータを更に
推進させると、加圧ガスはその後に少なくとも一つの追
加の圧力表面の上により大きな力を発揮する。アクチュ
エータが更に駆動されると、それがストラップを引っ張
り、従って、クラッチ機構の周りの周辺力になって現れ
る。クラッチ機構、ウエビングリールシャフト、ウエビ
ングリールの同時回転は、取り付けられているシートベ
ルトウエビングを引っ張る。
【0009】第二の面ではシートベルトをプリテンショ
ンする方法も備わっている。そのプリテンションする方
法は少なくとも一つの通路を有するハウジングを提供す
る段階を含み、その通路は第一および第二の末端を持
ち、ガス圧力を提供するために通路の第一の末端と流体
で連通する(in fluid communication with)ガス発生
器を備えている。その方法も少なくとも第一および第二
の圧力表面を具備するアクチュエータ提供し、その通路
の第一の末端に隣接するアクチュエータの位置決めをす
る段階を含んでいる。アクチュエータと通路は第一の末
端でガス流で連通している(in flush communication)。
更に、その方法はアクチュエータをストラップまたはコ
ードを有するシートベルトリトラクタウエビングリール
に作用的にカップリングさせ、そして第一の圧力表面に
ガス圧力を当初に提供するようにガスアクチュエータを
作動させる段階を含んでいる。
【0010】その後にガス圧力をアクチュエータの第二
の圧力表面に供給し、それによって通路の第一の末端か
ら第二の末端に向かってアクチュエータを駆動する。こ
の方法でアクチュエータを駆動することはストラップを
引っ張り、しかもよりゆっくりした速度の増加を伴って
シートベルトリトラクタウエビングリールを巻き、それ
によってその上のシートベルトウエビングをプリテンシ
ョンしている。ガス圧力によって作動するアクチュエー
タの表面積を増加させることにより、アクチュエータを
まず少ない速度で駆動し、その後に速度を加速度的に上
昇させる。このことによって、種々のシステム構成要素
に対する損傷が避けられる。
【0011】
【詳細な説明】図1を引用することによって、本発明の
好ましい態様に従うプリテンショナを示す。プリテンシ
ョナ10は従来のシートベルトリトラクタメカニズムの
ウエビングリールの周りに巻かれたシートベルト(図示
せず)をプリテンションするために使用することができ
る。「プリテンションする」とは一般的には急激な減速
または衝突の際にシートベルトの弛みを吸収することと
定義されている。ウエビングリールリトラクタ軸12は
プリテンショナ10の中にリトラクタから伸びており、
これによって急激な減速または事故の際にシートベルト
を引き締めるようにプリテンショナ10と協同する。
【0012】本発明のプリテンショナ10はシートベル
トリトラクタに一般的な応用を持っている。本発明のプ
リテンショナが応用されている典型的なシートベルトリ
トラクタの例はUS特許4,558,832と4,597,546の中で教
えられている。これらの例は例示目的のためのみであっ
て、本発明の範囲を限定すると考えるべきではない。こ
れらの特許の教えおよびその中に引用されている全ての
特許の教えは参考文献として引用されている。
【0013】プリテンショナ10はスチール、アルミニ
ウム、金属合金、プラスチックおよび/またはプリテン
ショナ内での使用または下記の構成物の収容に適したそ
の他の既知の材料から形成された一元化したブロックで
あるハウジング16を含む。好ましい態様では、ハウジ
ング16は第二の通路20と三次元的に交差している第
一の通路18で形成されている。第一の通路18は好ま
しくは円筒形であり、第二の通路20に直角に配置され
ており、その第二の通路20は好ましくはハウジングの
長さと実質的には同じ広がりを有している。
【0014】シートベルトリトラクタリール(図示せ
ず)のウエビングリール軸12は第一の通路18を通じ
て伸び、かつ、第一の通路18内に固定されているクラ
ッチ機構30を通じて軸方向に伸びている。第二の通路
である円筒状の孔20は好ましくは矩形であり、第一の
末端22と第二の末端24を有しており、この第二の末
端は第一の通路18の直径を横切って伸びている。ハウ
ジング16に固定されている第一の末端41とクラッチ
機構30の周りに巻かれかつ固定された第二の末端42
を有する柔軟性のあるストラップ40を備えている。ス
トラップ40は好ましくは金属製片であるが、金属製コ
ードのようなある種の他の適当な柔軟性のある材料で代
替しても良い。
【0015】本発明に従って、プリテンショナ10は第
二の通路20の第一の末端22近くに位置しているアク
チュエータであるピストン50も備えている。アクチュ
エータの構成要素はダイカストまたは鋳物、金属、プラ
スチック、その他の適当な強固な材料およびこれらの組
合わせから成形しても良い。図3を引用して、アクチュ
エータ50は本体部分48と延長部分49を有し、両者
は好ましくは円柱形である。
【0016】換言すれば、アクチュエータ50は好まし
くは第一の直径を有する本質的には円柱形部分であり、
第一の直径より小さい第二の直径を有する円柱形の突出
49を持っている。延長部分49と本体部分48は好ま
しくは軸方向に整列している。アクチュエータ50は円
柱形である必要はなく、開示した態様のデザインからの
種々のずれは本発明の範囲から逸脱することなく行って
もよいことが好ましい。
【0017】例えば、アクチュエータ50は平たい側面
すなわち断面が矩形であっても良い。アクチュエータ5
0は単体としてまたは、その代わりに複数の片または部
分として構成してもよい。更に、延長部分49は本体部
分48とは軸方向に整列する必要はない。好ましい態様
では、延長部分49は近接(close clearance)した状
態でハウジング16の制限部分17の中に挿入可能であ
る。
【0018】第一の圧力表面54は好ましくは円形であ
り、延長部分49の上に位置している。ピストン50は
第二の圧力表面56を持っており、その圧力表面は本体
部分48の一部分に位置しており、しかも好ましくは延
長49の基部を同心円的に囲っている円形表面である。
第二の圧力表面56は延長部分49上に置かれた部分5
4も含む。この様に第二の圧力表面56は第一の圧力表
面54を含んでおり、この定義によれば、第二の圧力表
面56は第一の圧力表面54よりも大きな表面積を持
つ。
【0019】好ましい態様では、第一の圧力表面54と
第二の圧力表面56は円形であり、共通する中心点(図
示せず)を共有する。第一の環55と第二の環58は好
ましくは延長部分49と本体部分48それぞれの上でア
クチュエータ50の円周の周りで旋盤されている。1対
の柔軟性のあるOーリング57,59は好ましくは環5
5と58の中にパチンと嵌めており、それによって、そ
の接触点で第二の通路20を通じてのガスの通過を妨害
している。
【0020】図4を引用すれば、別のアクチュエータピ
ストン150が示されている。ピストン150は本体部
分148と延長部分149を有しており、それぞれは好
ましくは円筒形である。ピストン50に類似して、ピス
トン150は第一の圧力表面154を持っており、第一
の圧力表面154を含む第二の圧力表面156を持って
いる。
【0021】しかしながら、ピストン150はピストン
50とは孔153を含むことで異なっており、その孔は
ハウジング116の突出部117を挿入できるようにし
て受け入れている。Oーリング118は好ましくは突出
部分117の周りで気密シールを形成するようにパチン
と嵌められ、他方第二のOーリング119は延長部分1
49の周りにパチンと嵌められている。
【0022】図1および2に戻って、ガス発生組成物6
0が備わっており、好ましくは第一の圧力表面54に隣
接し、かつ制限部分17内に置かれている。起爆薬62
はハウジング16に取り付けられ、第二の通路20の第
一の末端22に隣接している。図1および2では、溶接
のようないくつかのその他の適当な取付方法を使用して
も良いが、起爆薬はハウジング16とねじ止めされてい
る。起爆薬62の図示した位置と配置は空間と製造のた
めの要求条件に応じて、本発明の範囲から逸脱すること
なく変更しても良い。更に、起爆薬62はハウジン16
内に位置する必要は全くない。
【0023】プリテンショナの作動を希望したときに、
ガス発生器60を点火するために一組の接点64は起爆
薬62への電流を提供することが出来る。電流の供給は
従来の方法で車両内のどこかに設置されているセンサ例
えば、加速度計でコントロールすることが出来る。本発
明に関連して使用されるガス発生器は当業者にはよく知
られたガス発生器である。例えば、本件に参考文献とし
て引用されているUS特許5,035,757、5,460,668、5,75
6,929、5,872,329 を参照すること。これらの組成物は
有用なガス発生組成物を例示しているが、これらに限る
物ではない。
【0024】図5を引用して、クラッチ機構30はリト
ラクタ軸12の周りに固定されており、軸12は回転軸
としての機能を果たしている。図示するように、クラッ
チ機構30は第一の通路18の周辺にほぼ等しい周辺と
通路18内の雌形の係止部33aに対応するキー33に
よってクリップ31に固定されている。クリップ31は
従って第一の通路18内に係止されて嵌っており、クラ
ッチ機構30の作動後の回転を防止している。
【0025】クラッチ機構30は更に第一と第二のセグ
メント32を含んでいる。一組のシアピン34は各セグ
メント32を貫通する孔35に圧入されている。シアピ
ン34はセグメント32の上下のそれぞれの表面を通じ
る小さい突出部分38をなしている。従ってその突出部
分38は各セグメント32の一方の末端をクリップ31
の中の対応する孔31aに固定している。セグメント3
2の他端では、その突出部分38はカバー39内に作製
された刻み(図示せず)によってその場で保持してもよ
く、または他のクリップを、通常の車両操作の間にスト
ラップ40のコイルエネルギーからセグメント32を確
保するために使用しても良い。
【0026】セグメント32をその場に固定すると、リ
トラクタ軸はプリテンショナ10が作動している場合を
除いて、セグメント32とは関係なく回転する。図6〜
9はクラッチ機構30aの別の注入鋳型の一体成形を示
している。クラッチ機構30aは32aに一体化した突
出部分38aを包含し、これによってクラッチ機構30
aをクリップ31に確保している。セグメント32aは
2本のバネ部材43で互いに連結されている。
【0027】一般的に、ここに図示したクラッチ機構は
当技術に有用な多くの公知のクラッチの例に過ぎない。
従って、ここに使用したように、用語「クラッチ機構」
は一般的にシートベルトリトラクタおよびプリテンショ
ナ技術に有用ないかなるクラッチ成分または成分の組み
合わせにも適用可能であることを意味する。言い換えれ
ば、クラッチ機構はリトラクタ軸12の周りで回転可能
な、かつ円周方向の力を発揮する、しかも関連するウエ
ビングリールを巻き上げることによってベルトのプリテ
ンションまたは引締めることを生み出すいかなる成分ま
たは成分の組み合わせである。US特許5,743,480と5,2
22,994 は公知の代替品を示しており、参考文献として
本件に導入している。
【0028】さて図1および2に戻って、プリテンショ
ナ10の作動を希望するときには、例えば、衝突の場合
には、センサ(図示せず)は従来の方法で起爆薬62に
接点64を介して電流を供給している。起爆薬の活性が
ハウジング16の限定部分17内でガス発生器組成物6
0の燃焼を引き起こしている。従って、限定部分60内
でのガス圧力は、第一の圧力表面54に作用する圧力と
同じように、非常に速やかに上昇をはじめる。十分なガ
ス圧力レベルに達したときには、ピストン50は第二の
末端24に向かって第二のチャンネル20を通過して動
き出して、ストラップ40に向かって押し、クラッチ機
構30を作動させ、リール軸12の回転を開始させる。
Oーリング57はかなり多量の燃焼ガスの第二の通路2
0の中への早すぎる流出を防いでいる。
【0029】ピストン50が所定の距離移動したとき
に、限定部分17から延長部分49を引くことによっ
て、加圧ガスが第二の圧力表面56上に力を発揮するよ
うに延長部分の周りに流れることが出来て、その第二の
圧力表面は第二の通路20の第一の末端22でのガス圧
力に面している全ピストン表面積を含んでいる。O−リ
ング59はいかなる多量のガスもピストン50から流れ
ることを防いでいる。ピストン50が、限定部分17か
ら離れた延長部分49を伴って、この位置にあるときに
は、ガス発生器60の燃焼からの加圧ガスはピストン5
0の全露出表面積上に作用することが出来る。
【0030】ピストン50に作用する全ての力はガス圧
力と露出した表面積で定義されるので、ピストン50上
の結果としての力はピストン50が第二の圧力表面56
を露出するために、十分に移動した時には、上昇する。
結果として、ピストン50の第二の通路20を通過する
移動速度は圧力が第一の圧力表面54の比較的に少ない
表面積にのみ働く当初には比較的に遅く、しかしガス圧
力が第二の圧力表面56の比較的大きな表面積に働くこ
とが出来る時には、比較的早くなる。その結果は比較的
ソフトなスタートであり、ピストン移動速度を徐々に増
加させ、かくして、プリテンショナ10の適正な作動を
妨害する種々の成分への損傷を防いでいる。
【0031】図4に示す本発明の態様は多くの同じ方法
で機能を果たしており、しかしながら、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、種々の設計が同一のゴールを達成
することを異なった幾何学的構造が示している。第二の
圧力表面56上に力が作用するならば、ピストン50は
好ましくは通路20の第二の末端に向かって比較的早く
移動し、図2に示すように第二の末端24にストラップ
40の一部を押しつけている。
【0032】プリテンショナ10を製造する間に、表面
積54と56の相対的大きさはアクチュエータ50の加
速度をプリテンショナの種々のデザインの考え方と妥協
するために変更しても良い。多数の異なった圧力表面が
プリテンショナ10の作動中に漸次作動してもよく、用
途によっては、それによってアクチュエータ50の加速
に対する強化した制御を可能としている。
【0033】図5を参照して、ストラップ40は好まし
くはセグメント32の周辺の周りで少なくとも2回巻か
れ、その後にどちらかのセグメント32の角の周りでフ
ックされている。アクチュエータ50はストラップ40
を通路20の第二の末端に推進し、そのストラップ40
はクラッチ機構30の周りで引き締め、ピン34を剪断
し、更に、クラッチ機構30の周りで周辺の力を発揮し
てる。従って、アクチュエータ50の前進運動はリトラ
クタ軸12の周りのクラッチセグメント32の圧縮にな
って現れる。こうして、軸12の関連する歯とセグメン
ト32の関連する歯とがかみ合った時に、クラッチ機構
30およびウエビング軸12の回転運動が生じる。クラ
ッチ操作は従ってリトラクタのウエビングリール12の
回転および関連するベルトウエビングの引き締めまたは
プリテンションに成って現れる。カバー39は通路18
と20、更にその中に含まれる構成要素を囲っている。
【0034】図10を引用して、本発明の別の態様を示
し、シートベルトプリテンショナ210がアクチュエー
タの非線形移動と多片アクチュエータを使用している。
プリテンショナ210は第一の通路218および第二の
通路220を有するハウジング216を包含している。
第二の通路220は第一の末端222と第二の末端22
4を有する。第二の末端224は好ましくは本質的に弓
形であり、柔軟性のあるストラップ240の末端を固定
している複数の歯252を具備しているクランピング部
材250を収容している。クランピング部材250はピ
ン251で末端が確保されており、ハウジング216内
においてそのピンの回りに回動可能で、クランピング部
材250の反対側の末端を自由にしている。
【0035】ストラップの他端は回転可能な軸212に
固定され、かつ、第一通路218内に収納されているク
ラッチ/カップリング機構230に取り付けられてい
る。好ましくは、クランピング部材250はアクチュエ
ータ50が通る弓形パスの一部をなしている内面254
を有している。その弓形パスの残りの部分をハウジング
216が定義しており、第一通路218の外側壁219
とクラッチ機構230の外側部分231を含んでいる。
アクチュエータ50は好ましくは図1および2に示され
ているピストン50と複数のベアリング材202とで構
成され、これらは好ましくは円筒形の回転部材であり、
ただしボールベアリングのような適当な代替物の使用も
可能である。
【0036】上記の態様に類似して、ピストン50は円
筒形の延長部49、ボディー部分48、および少なくと
も二つの圧力表面54と56を持っている。起爆薬26
2が備わっており、従来の方法でプリテンショナ210
を作動させるための一組の接点264を介してセンサか
らの信号を受けることが出来る。起爆薬262は当業者
に公知のいかなる方法で取り付けられていてもよい。好
ましい態様に使用された組成物に類似したガス発生組成
物260が好ましい。
【0037】アクチュエータピストン50は最末端のベ
アリング部材202に隣接して位置している。プリテン
ショナ210がガス発生器260を点火することによっ
て作動するならば、アクチュエータピストン50は、順
次隣接部材202への力を伝える最末端のベアリング部
材202を押す。ベアリング部材202は自由に回転可
能であるので、部材間の摩擦は最低に押さえられてい
る。ピストン50が第二の通路220の第二の末端22
4に向かって動くにつれて、ベアリング部材220が前
に押し出され、クランピング部材250の内壁254、
外壁219とクラッチ/カップリング機構230によっ
て定義されている弓形パスを進み、ストラップ240を
前方向に駆動する。
【0038】多数の、回転可能なベアリング部材の使用
は従ってピストン50からの直線的な力をクラッチ/カ
ップリング機構230の周りの円周方向の力に変換させ
る。クランピング部材250はピン251の周りに自由
に回動するので、ベアリング部材202の駆動力はクラ
ンピング部材の歯をストラップ240に向けて押すこと
が出来て、確実に保持されていることを保証する。その
弓形パスの周りのアクチュエータ50の移動は従ってス
トラップ240を引締め、カップリング機構230の回
転を通じてリール212を巻き上げる。
【0039】図11を引用して、本発明の追加の代替態
様が示されており、シートベルトプリテンショナ310
がブロック部分317と弾力のある円筒形のスリーブ3
15を含むハウジング316を有している。多くのプリ
テンショナ310の特徴は以前に開示した態様の特徴に
類似している。スリーブ315は第一の、閉鎖した、末
端343と第二の、開いた、末端341を持っており、
第二の通路320の部分を含んでいる。
【0040】スリーブ315は以前に開示した態様に類
似して限定部分318を含んでいる。ハウジング316
は第一の通路318を定義しており、その中でクラッチ
機構330が回転可能リール312の周りに位置してい
る。第二の通路320はブロック317で部分的に、か
つ、スリーブ315で部分的に定義されている。アクチ
ュエータ50は好ましい態様の様に一体型ピストンであ
り、スリーブ315内に位置しており、第二の通路32
0を通って駆動されるときには、柔軟性のあるストラッ
プを引締める機能を持っている。
【0041】本発明のこの態様は発明を別の材料で構築
することをこの発明は認めており、前述の態様よりも軽
い重量になる。弾性のある円筒形のスリーブ315は好
ましくは比較的高い構造上の一体性を有する鋼円筒であ
る。弾性のある円筒スリーブ315は好ましくは比較的
高い構造上の一体性を有する鋼円筒である。各開示態様
は異なった長所を持っており、特異な製造要求条件並び
に利用できる組立空間、車両内の配置に応じて、異なっ
た環境内での応用を発見するだろう。
【0042】従って、本発明の現在開示した態様に従っ
て、アクチュエータとストラップの動きはギヤ付きの運
動増強装置が提供する効果に類似した増強効果を提供す
る。しかしながら、本発明は公知の運動増強器の設計と
製造を簡単にしており、しかしストラップまたはアクチ
ュエータストローク要求を減少する増強器の長所も保持
している。実質的にシールしたハウジングはガス、雑
音、炎の放出を最小にしている。ピストンアクチュエー
タ上の少なくとも二つの圧力表面の使用はピストンを徐
々に加速することを許し、ピストンモーションに動力を
供給するために点火器の使用に関連する危険と問題を最
小にしている。プリテンショナはシートベルトリトラク
タ機構から離れて位置している故に、プリテンショナの
作動後には、プリテンショナのみの交換が必要になる。
一般的には、リトラクタ機構の全てまたは大部分はプリ
テンショナの作動後にも再利用可能である。
【0043】つまり、本発明はシートベルトプリテンシ
ョナとしての特徴を有し、そのプリテンショナは(1)
少なくとも1個の通路を有するハウジング、その通路は
第一の末端と第二の末端を有し、(2)ガス圧力を提供
するための通路の第一の末端と流体で連通するガス発生
器を含み、そして、プリテンショナは少なくとも一個の
第一と第二の圧力表面を有するアクチュエータを含み、
しかも各表面はそれぞれ互いに実質的に平行な平面を占
有している。
【0044】その表面はその通路の第一の末端の近傍に
配置されており、アクチュエータと通路は第一の末端に
おいて、ガス流で連通している。プリテンションの作動
の際には、ガス発生器は当初はアクチュエータの第一の
圧力表面に、その後に第二の圧力表面にガス圧力を提供
し、それによって通路の第二の末端に向かって第一の末
端からアクチュエータを駆動し、従ってそれと連携して
いるシートベルトリトラクタを巻き上げる。シートベル
トリトラクタのシートベルトウエビングはこれによって
プリテンションすることになる。
【0045】本記載は表示を目的とするのみであり、い
かなる方法でも本発明を限定することを意図するもので
はないことを理解すべきである。従って当業者は本開示
態様への種々の変更、変化は本発明の精神と範囲から逸
脱することなく行うことが出来ることを認めるであろ
う。本発明のその他の面、特徴、部材は図面と添付の特
許請求の範囲の審査後に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非作動位置にあるソフトスタートピストンアク
チュエータを有するシートベルトプリテンショナの輪郭
を示す側面図であり、一部は断面図である。
【図2】図1の態様の類似の図であり、作動位置にある
ソフトスタートピストンアクチュエータを示す。
【図3】図1のソフトスタートピストンアクチュエータ
の部分側面図である。
【図4】ソフトスタートピストンアクチュエータの代替
態様の部分側面図である。
【図5】本発明の部分的な分解拡大図である。
【図6】図1のプリテンショナのA−A断面図である。
【図7】本発明に従う1体型の射出成形クラッチ機構ま
たはカップリングメカニズムの透視図である。
【図8】図7のクラッチ機構の平面図である。
【図9】図7のクラッチ機構の側面図である。
【図10】本発明の代替態様の側面図である。
【図11】本発明の第二の代替態様の側面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月15日(2002.3.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】非作動位置にあるソフトスタートピストンアク
チュエータを有するシートベルトプリテンショナの輪郭
を示す側面図であり、一部は断面図である。
【図2】図1の態様の類似の図であり、作動位置にある
ソフトスタートピストンアクチュエータを示す。
【図3a】図1のソフトスタートピストンアクチュエー
タの部分側面図である。
【図3b】図1のソフトスタートピストンアクチュエー
タの部分側面図である。
【図4a】ソフトスタートピストンアクチュエータの代
替態様の部分側面図である。
【図4b】ソフトスタートピストンアクチュエータの代
替態様の部分側面図である。
【図5】本発明の部分的な分解拡大図である。
【図6】図1のプリテンショナのA−A断面図である。
【図7】本発明に従う1体型の射出成形クラッチ機構ま
たはカップリングメカニズムの透視図である。
【図8】図7のクラッチ機構の平面図である。
【図9】図7のクラッチ機構の側面図である。
【図10】本発明の代替態様の側面図である。
【図11】本発明の第二の代替態様の側面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3a】
【図3b】
【図4a】
【図4b】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトリトラクタリールと共同作
    業するシートベルトプリテンショナであって、そのプリ
    テンショナは少なくとも一つの通路を有するハウジング
    を備え、その通路は第一の末端と第二の末端を有し、ガ
    ス発生器はガス圧力を提供するために、その通路の第一
    の末端と流体で連通し、アクチュエータは少なくとも第
    一および第二の圧力表面を有し、これらの表面は前記通
    路の第一の末端の近傍に配置され、そして、アクチュエ
    ータと通路とは第一の末端でガス流で連通しており、そ
    してプリテンショナの作動の際に、ガス発生器は当初は
    そのアクチュエータの第一の圧力表面に、その後にその
    アクチュエータの第二の圧力表面にガス圧力を提供し、
    第一の末端からその通路の第二の末端に向かうアクチュ
    エータを駆動するシートベルトプリテンショナ。
  2. 【請求項2】 そのアクチュエータがさらに少なくとも
    1個の延長部分を有する本体部分を持つピストンを含み
    その第一の圧力表面が前記延長部分上に位置し、かつ、
    第一の表面積を有し、その第二の圧力表面がその延長部
    分を同心円的に囲っている本体部分の上に位置する環状
    の部分を含み、その延長部分の上に位置した円形の部分
    も含み、その第二の圧力表面が第一の表面積よりも大き
    な第二の表面積を有し、そして通路の第一の末端から第
    二の末端へのアクチュエータの駆動が、比較的遅い速度
    でのアクチュエータの駆動と、その後の比較的速い速度
    でのアクチュエータの駆動とを備えている、請求項1の
    プリテンショナ。
  3. 【請求項3】 その延長部分が円筒形であり、そのハウ
    ジングによって定義されている円筒形限定部分の中で密
    着挿入式に受け入れ、そのガス発生組成物はその第一の
    圧力表面に隣接して位置しており、その遅い速度で第一
    の距離にそのピストンを駆動する第一の圧力表面上に作
    用する加圧ガスを放つように点火可能であり、その後に
    その加圧ガスがその大きな速度で第二の距離にそのピス
    トンを駆動するように第二の圧力表面上に作用する、請
    求項2のプリテンショナ。
  4. 【請求項4】 そのアクチュエータがそのハウジングの
    長さとで実質的に同じ長さの少なくとも部分的に直線的
    なパスを移動する、請求項2のプリテンショナ。
  5. 【請求項5】 そのアクチュエータが部分的に弓形のパ
    スを通過し、そのアクチュエータが、少なくともその一
    部分が前記通路内に位置しているピストン部分と複数の
    ベアリングとを含む、請求項2のプリテンショナ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングが更に直角の第二の通路
    と三次元的に交差している第一の通路を含み、 ウエビングリール軸とクラッチ機構がその第一通路の中
    に据え付けられ、そのウエビングリール軸がそのクラッ
    チ機構を通過して軸方向に伸び、 ストラップが、前記ハウジングに固定されている第一の
    末端、前記第二の通路のセクションを横切って伸びる部
    分、および、前記クラッチ機構の周りに巻かれかつ固定
    されている第二の末端を有し、 前記アクチュエータの駆動がストラップを引締め、クラ
    ッチ機構の周りに円周方向の力を加え、その後にクラッ
    チ機構、ウエビングリール軸、ウエビングリールを同時
    に回転させ、リールを巻き上げ、シートベルトウエビン
    グを引締める、請求項1のプリテンショナ。
  7. 【請求項7】 少なくとも1個の通路を有するハウジン
    グを提供し、その通路は第一の末端と第二の末端を有
    し、ガス圧力を提供するために通路の第一の末端と流体
    で連通しているガス発生器を提供し、アクチュエータを
    提供し、しかも通路の第一の末端と同じ高さにアクチュ
    エータを位置決めし、シートベルトリトラクターウエビ
    ングリールにアクチュエータを作用的に結合させ、アク
    チュエータに当初に第一の力を、その後にアクチュエー
    タに第二の力を供給する様にガス発生器を作動させ、そ
    れによって通路の第一の末端から第二の末端に向かって
    アクチュエータを駆動し、シートベルトリトラクタウエ
    ビングリールを駆動し、その上のシートベルトウエビン
    グを引締める段階を含むシートベルトのプリテンション
    する方法。
  8. 【請求項8】 アクチュエータを提供する段階がさらに
    少なくとも1個の延長部分を有する本体部分を持つピス
    トンを提供することを含み、延長部分上に第一の圧力表
    面を置き、延長部分を同心円的に囲う本体部分上に部分
    的に、かつ、延長部分上に部分的に第二の圧力表面を置
    き、その第二の圧力表面が第一の圧力表面よりも大き
    い、請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 ガス発生器を提供する段階がさらに第一
    の圧力表面に隣接するガス発生器を位置決めすることを
    含み、そのガス発生器は加圧ガスを供給出来るように点
    火可能であり、遅い速度でそのピストンを第一の距離に
    駆動する様に第一の圧力表面に作用し、その後に大きな
    速度で第二の距離をそのピストンを駆動する様に第二の
    圧力表面を作用する、請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 (1)少なくとも1個の通路を有する
    ハウジング、その通路は第一の末端と第二の末端を有
    し、(2)ガス圧力を提供するために通路の第一の末端
    と流体で連通しているガス発生器を含むシートベルトプ
    リテンショナにおいて、各表面がそれぞれ互いに実質的
    に平行な面を占有し、その表面はその通路の第一の末端
    の近傍に配置しており、そのアクチュエータとその通路
    はその第一の末端でガス流で連通しており、そして、プ
    リテンショナの作動の際にはガス発生器が当初にガス圧
    力をそのアクチュエータの第一の圧力表面に、その後に
    そのアクチュエータの第二の圧力表面に提供し、これに
    よってアクチュエータをその通路の第一の末端から第二
    の末端に向かって駆動することを含む改善。
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