JP2000311791A - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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JP2000311791A
JP2000311791A JP12183199A JP12183199A JP2000311791A JP 2000311791 A JP2000311791 A JP 2000311791A JP 12183199 A JP12183199 A JP 12183199A JP 12183199 A JP12183199 A JP 12183199A JP 2000311791 A JP2000311791 A JP 2000311791A
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Hiroshi Nishinami
博 西奈美
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーンの調光データを修正する際に、修正す
る方向に明かりを修正できる調光装置を提供することで
ある。 【解決手段】 調光データを再生することで照明負荷3
が調光制御されているときに、修正ボタン4を操作して
修正モードとし、調光アップする際には調光アップボタ
ン5を操作し、調光ダウンする際には調光ダウンボタン
6を操作する。この状態でフェーダ2を操作しフェーダ
2の読み値を変化させる。制御部7はフェーダ2の読み
値が調光データに一致したときは、フェーダの読み値が
修正しようとする方向に変化してから照明負荷3の調光
制御レベルをフェーダ2の読み値に追従制御させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舞台やスタジオさ
らにはホールの照明制御を行う際に用いられる調光装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、劇場の舞台では複数の照明負荷
を使って、その明るさや色を変化させて舞台の照明演出
を行っている。これらの照明演出を行うための照明負荷
は、調光装置によって制御されている。
【0003】この場合、調光操作卓のフェーダを用いて
予め照明負荷の調光制御のための調光制御レベルを設定
したシーンを作成する。そして、作成した各シーン毎に
識別番号を付して記憶しておき、照明演出時には識別番
号を指定してシーンを読み出すことによって、その識別
番号に対応するシ一ンを再生する。
【0004】シーンの再生が行われるときは、フェーダ
の読み値に関係なく予めシーン毎にフェーダの読み値を
記憶することによって仕込まれた調光データにより調光
制御される。すなわち、シーンを再生すると各シーン毎
に調光データが調光制御レベル信号として調光器へ出力
され、その調光制御レベル信号に対応して照明負荷が制
御される。
【0005】また、シーン再生によって照明負荷が調光
制御されているときにシーンの調光データを修正する際
には、修正ボタンを操作してから修正モードに切り替え
た後、フェーダを操作しフェーダの読み値を変化させ
る。そして、フェーダの読み値と調光データとが一致し
た場合に、フェーダの変化に追従して照明負荷の明るさ
が変化するようになる。そこで、フェーダの読み値に追
従して照明負荷の明るさが変化し始めてから、フェーダ
の読み値を任意に変化させ、照明負荷が所望の明るさに
なったときに、その調光制御レベルを新たな調光データ
として更新記憶する。このようにして、フェーダにて調
光データを修正できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、照明負荷を
現時点の明るさから、その明かりを見ながらさらに明る
くしたい場合に、一度暗くなってから明るくなることが
ある。また、照明負荷を現時点の明るさから、明かりを
見ながらさらに暗くしたい場合に、一度明るくなってか
ら暗くなることがある。
【0007】これは、フェーダの読み値と調光データと
を一致させるまでは、照明負荷の明るさが追従して変化
しないからである。すなわち、フェーダの読み値と調光
データとを一致させる操作時に、フェーダの読み値と調
光データとが一致する位置を通り過ごして操作してしま
うことがあり、そうした場合には、フェーダの位置によ
っては修正したい方向の逆の状態になってしまうからで
ある。修正したい方向の逆の状態になることは、照明演
出にとって好ましいことではない。
【0008】本発明の目的は、シーンの調光データを修
正する際に、修正する方向に明かりを修正できる調光装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の調光装
置は、照明負荷の明るさを調光制御する調光制御レベル
を設定するためのフェーダと;前記フェーダで設定され
た調光制御レベルを調光データとして記憶する記憶部
と;前記調光データを再生することで照明負荷が調光制
御されているときにこの照明負荷の調光制御レベルを修
正する際に操作される修正ボタンと;前記照明負荷を調
光制御されている明るさからさらに明るく修正する際に
操作される調光アップボタンと;前記修正ボタンおよび
前記調光アップボタンが操作された状態で前記フェーダ
が操作され、前記フェーダの読み値が前記調光データに
一致したときは、前記フェーダの読み値が前記調光デー
タより大きくなってから前記照明負荷の調光制御レベル
を前記フェーダの読み値に追従制御させる制御部と;を
備えたことを特徴とする。
【0010】本発明および以下の請求項の各発明におい
て、特に指定しない限り用語の大儀および技術的意味は
次による。
【0011】フェーダは調光操作卓に設けられ、照明負
荷の明るさを調光制御する調光制御レベルを設定するも
のである。各々のフェーダを操作し調光制御レベルを設
定してシーン再生データを作り出す。シーン再生データ
は照明負荷の調光制御レベルの調光データである。
【0012】記憶部は、フェーダで設定された調光制御
レベルを調光データとして記憶するものであり、フェー
ダで作成された各シーン毎に識別番号を付してシーン再
生データとして記憶する。
【0013】修正ボタンは調光操作卓に設けられ、記憶
部に記憶されたシーン再生データの調光データを再生中
の照明負荷の調光制御レベルを修正する際に操作され
る。修正ボタンをが操作されたとは修正モードとなる。
【0014】調光アップボタンは調光操作卓に設けら
れ、修正ボタンが操作され修正モードが選択されている
ときに、照明負荷の明るさを調光制御されている明るさ
からさらに明るく修正する際に予め操作される。
【0015】制御部は、シーンの識別番号が指定された
とき記憶部からそのシーン再生データを読み出し、その
識別番号に対応するシ一ンを再生し照明負荷を制御して
照明演出する。そのシーン再生データの調光データを再
生中に、修正ボタンおよび調光アップボタンの双方が操
作されたときは、フェーダの読み値が調光データに一致
したか否かを判定し、フェーダの読み値が調光データよ
り大きくなってから照明負荷の調光制御レベルをフェー
ダの読み値に追従制御させる。
【0016】本発明によれば、照明負荷の明るさを調光
データより明るく変更する場合に、調光データよりも暗
くすることなく調光データを修正できる。従って、照明
演出に悪影響を与えることがない。
【0017】請求項2の発明の調光装置は、照明負荷の
明るさを調光制御する調光制御レベルを設定するための
フェーダと;前記フェーダで設定された調光制御レベル
を調光データとして記憶する記憶部と;前記調光データ
を再生することで照明負荷が調光制御されているときに
この照明負荷の調光制御レベルを修正する際に操作され
る修正ボタンと;前記照明負荷を調光制御されている明
るさからさらに暗く修正する際に操作される調光ダウン
ボタンと;前記修正ボタンおよび前記調光ダウンボタン
が操作された状態で前記フェーダが操作され、前記フェ
ーダの読み値が前記調光データに一致したときは、前記
フェーダの読み値が前記調光データより小さくなってか
ら前記照明負荷の調光制御レベルを前記フェーダの読み
値に追従制御させる制御部と;を備えたことを特徴とす
る。
【0018】本発明は、シーン再生データの調光データ
を再生中に、調光制御されている照明負荷の明るさより
さらに暗くする場合である。調光ダウンボタンは調光操
作卓に設けられ、修正ボタンが操作され修正モードが選
択されているときに、照明負荷の明るさを調光制御され
ている明るさからさらに暗く修正する際に予め操作され
る。
【0019】制御部は、シーンの識別番号が指定された
とき記憶部からそのシーン再生データを読み出し、その
識別番号に対応するシ一ンを再生し照明負荷を制御して
照明演出する。そのシーン再生データの調光データを再
生中に、修正ボタンおよび調光ダウンボタンの双方が操
作されたときは、フェーダの読み値が調光データに一致
したか否かを判定し、フェーダの読み値が調光データよ
り小さくなってから照明負荷の調光制御レベルをフェー
ダの読み値に追従制御させる。
【0020】本発明によれば、照明負荷の明るさを調光
データより暗く変更する場合に、調光データよりも明る
くすることなく調光データを修正できる。従って、照明
演出に悪影響を与えることがない。
【0021】請求項3の発明の調光装置は、照明負荷の
明るさを調光制御する調光制御レベルを設定するための
フェーダと;前記フェーダで設定された調光制御レベル
を調光データとして記憶する記憶部と;前記調光データ
を再生することで照明負荷が調光制御されているときに
この照明負荷の調光制御レベルを修正する際に操作され
る修正ボタンと;前記照明負荷を調光制御されている明
るさからさらに明るく修正する際に操作される調光アッ
プボタンと;前記照明負荷を調光制御されている明るさ
からさらに暗く修正する際に操作される調光ダウンボタ
ンと;前記修正ボタンおよび前記調光アップボタンが操
作された状態で前記フェーダが操作され、前記フェーダ
の読み値が前記調光データに一致したときは、前記フェ
ーダの読み値が前記調光データより大きくなってから前
記照明負荷の調光制御レベルを前記フェーダの読み値に
追従制御させ、一方、前記修正ボタンおよび前記調光ダ
ウンボタンが操作された状態で前記フェーダが操作さ
れ、前記フェーダの読み値が前記調光データに一致した
ときは、前記フェーダの読み値が前記調光データより小
さくなってから前記照明負荷の調光制御レベルを前記フ
ェーダの読み値に追従制御させる制御部と;を備えたこ
とを特徴とする。
【0022】本発明は、調光アップボタンおよび調光ダ
ウンボタンの双方を備えたものである。本発明によれ
ば、修正したい方向の逆の状態になることなく、調光デ
ータを修正できるので、照明演出に悪影響を与えること
がない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わる調光装置のブ
ロック構成図である。
【0024】調光操作卓1は、複数個のフェーダ2を有
しており、このフェーダ2により照明負荷3の明るさを
調光制御する調光制御レベルを設定する。また、修正ボ
タン4が設けられており、照明負荷3が調光制御されて
いるときに、照明負荷3の調光制御レベルを修正する際
に操作される。
【0025】さらに、調光アップボタン5および調光ダ
ウンボタン6が設けられており、修正ボタン4により修
正モードとなっている状態で操作される。すなわち、調
光アップボタン5は修正モードで操作され、照明負荷3
の明るさを調光制御されている明るさからさらに明るく
修正する。同様に、調光ダウンボタン6も修正モードで
操作され、照明負荷3の明るさを調光制御されている明
るさからさらに暗く修正する。
【0026】フェーダ2では、照明負荷3の調光制御の
ための調光制御レベルをチャネル単位で設定する。各々
のフェーダ2を操作し調光制御レベルを設定して作り出
した照明負荷2の状態はシーンと称される。フェーダ2
によって設定された調光制御レベルは、各シーン毎に識
別番号が付けられ、制御部7によって記憶部8にシーン
再生データとして格納される。
【0027】このシーン再生データは、演出時には識別
番号を指定して読み出され、その識別番号に対応するシ
一ンが再生される。シーンの再生の際には、記憶部8の
シーン再生データは、制御部7によって読み出されて演
算処理され、出力部9から調光制御レベル信号として調
光器10へ出力される。 調光器10では、出力部9か
らの調光制御レベル信号に対応した制御が行われ、照明
負荷3が調光制御される。
【0028】図2は、記憶部8に記憶されたシーン再生
データの説明図である。各々のシーンには、識別番号1
〜mが付けられ、各シーンに対応するチャネルCH1〜
CHnにはフェーダ2で設定された調光制御レベルの調
光データが格納されている。
【0029】調光データは2桁の16進数で表され、そ
の数の大きさに比例して照明負荷3の明るさが変化する
ように制御される。図2中の調光データ「FL」は、照
明負荷3の明るさを100%に設定するためのレベルデ
ータを表し、数値(30、50、60、80)はそれぞ
れ30%、50%、60%、80%を表している。各チ
ャネルCH1〜CHnには、1または複数個の照明負荷
3が属し、各チャネルに属する照明負荷3は各シーン毎
において同一の調光制御レベルとなるように制御され
る。
【0030】シーン再生によって照明負荷が調光制御さ
れているときにシーンの調光データを修正する際には、
修正ボタン4を操作して修正モードに切り替える。そし
て、シーン再生データの調光データで調光制御されてい
る照明負荷の明るさより、さらに明るくしたい場合には
調光アップボタン5を操作する。一方、さらに暗くした
い場合には調光ダウンボタン6を操作する。
【0031】図3は、調光制御されている照明負荷の明
るさよりさらに明るくしたい場合の制御部7の動作を示
すフローチャートである。まず、修正ボタン4が操作さ
れたか否かを判定し(S1)、修正ボタンが操作されて
いないときはシーン再生データの調光データで調光制御
を継続する(S2)。一方、修正ボタン4が操作された
ときは、調光アップボタン5が操作されたか否かを判定
する(S3)。そして、調光アップボタン5が操作され
ているときは、フェーダ2の読み値が調光データと一致
したか否かを判定する(S4)。このステップS4の判
定は、フェーダ2の変化に追従して照明負荷3の明るさ
が変化するようになったか否かの判定である。従って、
フェーダ2の読み値が調光データと一致しないときは、
シーン再生データの調光データで調光制御を継続する
(S2)。
【0032】一方、フェーダ2の読み値が調光データと
一致したときは、フェーダ2の読み値が調光データより
大か否かを判定する(S5)。このステップS5の判定
は、フェーダ2の変化に追従して照明負荷3の明るさが
変化する開始時に、さらに明るくなる方向に変化するか
否かの判定である。
【0033】フェーダ2の読み値が調光データより大き
くないときは、シーン再生データの調光データで調光制
御を継続する(S2)。一方、フェーダ2の読み値が調
光データより大きいときは、フェーダ2の読み値で調光
制御する(S6)。これにより、照明負荷3の明るさを
調光データより明るく変更する場合に、調光データより
も暗くすることなく調光データを修正できる。つまり、
修正したい方向(明るくする方向)の逆の状態(暗くな
る状態)になることなく、調光データを修正できるの
で、照明演出に悪影響を与えることがない。
【0034】ステップS3の判定で、調光アップボタン
5が操作されていないときは、フェーダ2の読み値が調
光データと一致したか否かを判定する(S7)。このス
テップS7の判定は、フェーダ2の変化に追従して照明
負荷3の明るさが変化するようになったか否かの判定で
あり、ステップS4の判定と同じである。そして、フェ
ーダ2の読み値が調光データと一致しないときは、シー
ン再生データの調光データで調光制御を継続し(S
2)、フェーダ2の読み値が調光データと一致したとき
は、フェーダ2の読み値で調光制御する(S6)。すな
わち、調光アップボタン5が操作されていないことか
ら、フェーダ2の読み値と調光データとが一致した場合
には、そのままフェーダ2の変化に追従して照明負荷3
の明るさを変化させることになる。
【0035】このように、実際に照明負荷3を調光制御
して点灯しながら、フェーダ2により調光制御レベルの
調光データをより明るく変更する場合に、調光アップボ
タン5を操作した場合には、調光データよりも暗くする
ことなく調光データを修正できる。また、その必要がな
い場合には、調光アップボタン5を操作しない状態で調
光データの修正を行うこともできる。
【0036】ここで、修正ボタン4と調光アップボタン
5の操作する順序は逆であっても良い。その場合には、
ステップS1とステップS3とを入れ替えることにな
る。また、調光アップの修正操作をフェーダ2によって
行った後、修正モードを解除せずに他のフェーダ2の調
光アップ修正操作を同一シーン再生中に連続的に行うよ
うなシステムも構築できる。
【0037】次に、図4は、調光制御されている照明負
荷の明るさよりさらに暗くしたい場合の制御部7の動作
を示すフローチャートである。図3に示したものと異な
る点は、ステップS3での判定が調光ダウンボタン6の
操作の判定となったこと、ステップS5での判定が調光
データより小か否かの判定となったことである。
【0038】まず、修正ボタン4が操作されたか否かを
判定し(S1)、修正ボタンが操作されていないときは
シーン再生データの調光データで調光制御を継続する
(S2)。一方、修正ボタン4が操作されたときは、調
光ダウンボタン6が操作されたか否かを判定する(S
3)。そして、調光ダウンボタン6が操作されていると
きは、フェーダ2の読み値が調光データと一致したか否
かを判定する(S4)。このステップS4の判定は、フ
ェーダ2の変化に追従して照明負荷3の明るさが変化す
るようになったか否かの判定である。従って、フェーダ
2の読み値が調光データと一致しないときは、シーン再
生データの調光データで調光制御を継続する(S2)。
【0039】一方、フェーダ2の読み値が調光データと
一致したときは、フェーダ2の読み値が調光データより
小さいか否かを判定する(S5)。このステップS5の
判定は、フェーダ2の変化に追従して照明負荷3の明る
さが変化する開始時に、さらに暗くなる方向に変化する
か否かの判定である。
【0040】フェーダ2の読み値が調光データより小さ
くないときは、シーン再生データの調光データで調光制
御を継続する(S2)。一方、フェーダ2の読み値が調
光データより小さいときは、フェーダ2の読み値で調光
制御する(S6)。これにより、照明負荷3の明るさを
調光データより暗く変更する場合に、調光データよりも
明るくすることなく調光データを修正できる。つまり、
修正したい方向(暗くする方向)の逆の状態(明るくな
る状態)になることなく、調光データを修正できるの
で、照明演出に悪影響を与えることがない。
【0041】ステップS3の判定で、調光ダウンボタン
6が操作されていないときは、フェーダ2の読み値が調
光データと一致したか否かを判定する(S7)。このス
テップS7の判定は、フェーダ2の変化に追従して照明
負荷3の明るさが変化するようになったか否かの判定で
あり、ステップS4の判定と同じである。そして、フェ
ーダ2の読み値が調光データと一致しないときは、シー
ン再生データの調光データで調光制御を継続し(S
2)、フェーダ2の読み値が調光データと一致したとき
は、フェーダ2の読み値で調光制御する(S6)。すな
わち、調光ダウンボタン6が操作されていないことか
ら、フェーダ2の読み値と調光データとが一致した場合
には、そのままフェーダ2の変化に追従して照明負荷3
の明るさを変化させることになる。
【0042】このように、実際に照明負荷3を調光制御
して点灯しながら、フェーダ2により調光制御レベルの
調光データをより暗く変更する場合に、調光ダウンボタ
ン6を操作した場合には、調光データよりも明るくする
ことなく調光データを修正できる。また、その必要がな
い場合には、調光ダウンボタン6を操作しない状態で調
光データの修正を行うこともできる。
【0043】ここで、修正ボタン4と調光ダウンボタン
6の操作する順序は逆であっても良い。その場合には、
ステップS1とステップS3とを入れ替えることにな
る。また、調光ダウンの修正操作をフェーダ2によって
行った後、修正モードを解除せずに他のフェーダ2の調
光ダウン修正操作を同一シーン再生中に連続的に行うよ
うなシステムも構築できる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
ェーダにより調光制御レベルの調光データを変更する場
合に、照明負荷の明るさが修正したい方向の逆の状態に
なることなく調光データを修正できる。従って、実際に
照明負荷を調光制御して点灯しながら、調光データの修
正を行っても照明演出に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる調光装置のブロッ
ク構成図。
【図2】本発明の実施の形態における記憶部に記憶され
たシーン再生データの説明図。
【図3】本発明の実施の形態における制御部で調光制御
されている照明負荷の明るさをさらに明るくしたい場合
の動作を示すフローチャート。
【図4】本発明の実施の形態における制御部で調光制御
されている照明負荷の明るさをさらに暗くしたい場合の
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 調光操作卓 2 フェーダ 3 照明負荷 4 修正ボタン 5 調光アップボタン 6 調光ダウンボタン 7 制御部 8 記憶部 9 出力部 10 調光器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷の明るさを調光制御する調光制
    御レベルを設定するためのフェーダと;前記フェーダで
    設定された調光制御レベルを調光データとして記憶する
    記憶部と;前記調光データを再生することで照明負荷が
    調光制御されているときにこの照明負荷の調光制御レベ
    ルを修正する際に操作される修正ボタンと;前記照明負
    荷を調光制御されている明るさからさらに明るく修正す
    る際に操作される調光アップボタンと;前記修正ボタン
    および前記調光アップボタンが操作された状態で前記フ
    ェーダが操作され、前記フェーダの読み値が前記調光デ
    ータに一致したときは、前記フェーダの読み値が前記調
    光データより大きくなってから前記照明負荷の調光制御
    レベルを前記フェーダの読み値に追従制御させる制御部
    と;を備えたことを特徴とする調光装置。
  2. 【請求項2】 照明負荷の明るさを調光制御する調光制
    御レベルを設定するためのフェーダと;前記フェーダで
    設定された調光制御レベルを調光データとして記憶する
    記憶部と;前記調光データを再生することで照明負荷が
    調光制御されているときにこの照明負荷の調光制御レベ
    ルを修正する際に操作される修正ボタンと;前記照明負
    荷を調光制御されている明るさからさらに暗く修正する
    際に操作される調光ダウンボタンと;前記修正ボタンお
    よび前記調光ダウンボタンが操作された状態で前記フェ
    ーダが操作され、前記フェーダの読み値が前記調光デー
    タに一致したときは、前記フェーダの読み値が前記調光
    データより小さくなってから前記照明負荷の調光制御レ
    ベルを前記フェーダの読み値に追従制御させる制御部
    と;を備えたことを特徴とする調光装置。
  3. 【請求項3】 照明負荷の明るさを調光制御する調光制
    御レベルを設定するためのフェーダと;前記フェーダで
    設定された調光制御レベルを調光データとして記憶する
    記憶部と;前記調光データを再生することで照明負荷が
    調光制御されているときにこの照明負荷の調光制御レベ
    ルを修正する際に操作される修正ボタンと;前記照明負
    荷を調光制御されている明るさからさらに明るく修正す
    る際に操作される調光アップボタンと;前記照明負荷を
    調光制御されている明るさからさらに暗く修正する際に
    操作される調光ダウンボタンと;前記修正ボタンおよび
    前記調光アップボタンが操作された状態で前記フェーダ
    が操作され、前記フェーダの読み値が前記調光データに
    一致したときは、前記フェーダの読み値が前記調光デー
    タより大きくなってから前記照明負荷の調光制御レベル
    を前記フェーダの読み値に追従制御させ、一方、前記修
    正ボタンおよび前記調光ダウンボタンが操作された状態
    で前記フェーダが操作され、前記フェーダの読み値が前
    記調光データに一致したときは、前記フェーダの読み値
    が前記調光データより小さくなってから前記照明負荷の
    調光制御レベルを前記フェーダの読み値に追従制御させ
    る制御部と;を備えたことを特徴とする調光装置。
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