JPH07147194A - 記憶調光装置 - Google Patents

記憶調光装置

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JPH07147194A
JPH07147194A JP5294886A JP29488693A JPH07147194A JP H07147194 A JPH07147194 A JP H07147194A JP 5294886 A JP5294886 A JP 5294886A JP 29488693 A JP29488693 A JP 29488693A JP H07147194 A JPH07147194 A JP H07147194A
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稔 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明シーンの切り換え制御を安心して行い得
るようにする。 【構成】 舞台などの場面毎の照明シーンを予め記憶
し、該記憶データを読み出して各照明器具を演出制御す
る記憶調光装置において、舞台などを撮影する撮像カメ
ラA1 と、撮像カメラの出力する映像データを記憶する
映像記憶部A4 と、映像データを映像記憶部に照明シー
ンと対応付けて書き込む照明シーン書き込み手段と、映
像データを映像記憶部から照明シーンと対応付けて読み
出す照明シーン読み出し手段と、照明シーン読み出し手
段の読み出した映像データに基づいて映像信号を出力す
る表示制御部A5 と、表示制御部の出力する映像信号を
映像として表示する表示部A6 とを設け、記憶した照明
シーンを映像として予めモニターできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台などの場面に応じ
て各種照明器具を記憶データに基づいて演出制御できる
記憶調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】劇場やホールなどの舞台にあっては、フ
ットライト、ボーダーライト、フラットライト、スポッ
トライトなどの各種舞台用照明器具が演出効果を引き出
すために設置される。また、演劇などの場面の進行に合
わせて点灯・消灯・調光・クロスフェードなどの制御を
行い、前記各種舞台用照明器具を自在に操りながら演出
効果を高めるための遠隔制御装置である調光装置が、舞
台を見通すことのできる位置に設置される。
【0003】近年にあってはコンピュータ技術の発達が
めざましく、上述のような調光装置にあってもコンピュ
ータ技術が用いられるように成り、舞台の各場面毎に各
種舞台用照明器具の有るべき点灯状態をデジタルデータ
として予め記憶しておき、本番ではこの予め記憶してお
いたデジタルデータを読み出して、該デジタルデータに
基づいて各種舞台用照明器具をコンピュータ制御する、
使い勝手の良い記憶調光装置が用いられるに至った。
【0004】図5はこのような従来の記憶調光装置を説
明するブロック図である。図5に示すように、記憶調光
装置1は、調光器10と、調光信号出力部11と、調光
操作制御部12と、記憶部13と、操作部14と、表示
制御部15と、表示部16とを備えている。
【0005】調光器10は、複数の照明系統(チャンネ
ル)をそれぞれ独立に明暗を連続的に制御する部分であ
る。調光器は半導体スイッチング素子などで実現され、
例えば上記スイッチング素子のゲートを位相制御するこ
とにより、調光器から導出される電力が各チャンネル毎
に調整され、各チャンネル毎に所望の照明レベル(明暗
レベル)を得ることができる。調光信号出力部11は、
前記調光器10のスイッチング素子のゲートに位相制御
信号を出力する部分である。
【0006】調光操作制御部12は、マイクロコンピュ
ータを具備しており、デジタル制御処理を行っている部
分である。調光操作制御部12は、操作部14の操作に
応じて、調光信号出力部11に与えるところの位相角を
データとして記憶部13に書き込んだり、記憶部13か
ら該位相角データを読み出して調光信号出力部11に出
力したりしている。また、調光操作制御部12は、調光
信号出力部11が現在調光器10に出力しているそれぞ
れの位相角では、各々のチャンネルの照明レベルはそれ
ぞれ何パーセントであるかの表示データを表示制御部1
5へ与え、表示部16に表示させたりしている。
【0007】操作部14は、前記調光器10のチャンネ
ル毎に対応して照明レベルを設定するフェーダあるいは
制御コマンドを入力するキーを備えている部分である。
表示制御部15は、調光操作制御部12から指示される
表示データを映像信号にして出力し、表示部16に表示
させる部分である。
【0008】ところで、上述のような従来の記憶調光装
置1にあっては、現在実行している照明シーンはもとよ
り直前乃至直後の照明シーンがどのような状態に成って
いるかをモニターする目的で、表示部16に、照明レベ
ルが各チャンネル毎に数値レベルで表示されるように成
っている。図6は、照明レベルが各チャンネル毎に数値
レベルで表示部16に表示された状態を示す画面表示例
である。例えば、図6にあっては、チャンネルNO1〜
5は使用されており、それぞれの照明レベルは、90
%、70%、20%、100%、0%であり、チャンネ
ルNO6〜15は現在使用されていないことを表示して
いる。
【0009】上述のような従来の記憶調光装置1にあっ
ては、現在実行している照明シーンはもとより直前乃至
直後の照明シーン(各チャンネルの照明レベル)がどの
ような設定状態に成っているかを、表示部16から数値
レベル表示として読み取ることができる。従って、記憶
調光装置1の設置場所から舞台が見通せるのであれば、
現在実行している照明シーンを現実の明かりとして見る
ことが可能で、表示部16の数値レベル表示を実感とし
て把握することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
照明シーン以外の直前や直後などの照明シーンは、表示
部16から数値レベル表示として読み取ることができる
のみで、専門のオペレータであっても該数値レベル表示
からでは実際の舞台上の照明シーンのイメージを得るこ
とは難しい。従って、本番中のオペレータは常に次の照
明シーンがリハーサル通りに制御され得るか否かに怯え
ていると言う問題点があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、次の照明シ
ーンの切り換え制御を安心して行い得る、使い勝手の良
い記憶調光装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、舞台な
どの場面毎の照明シーンを予め記憶し、該記憶データを
読み出して各照明器具を演出制御する記憶調光装置にお
いて、舞台などを撮影する撮像カメラと、該撮像カメラ
の出力する映像データを記憶する映像記憶部と、前記映
像データを前記映像記憶部に前記照明シーンと対応付け
て書き込む照明シーン書き込み手段と、前記映像データ
を前記映像記憶部から前記照明シーンと対応付けて読み
出す照明シーン読み出し手段と、該照明シーン読み出し
手段の読み出した映像データに基づいて映像信号を出力
する表示制御部と、該表示制御部の出力する映像信号を
映像として表示する表示部とを設け、記憶した照明シー
ンを映像として予めモニターできるようにしたことを特
徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、舞
台などの場面毎の照明シーンとフェード転換関数とを予
め記憶し、該記憶データを読み出して各照明器具を第1
照明シーンから第2照明シーンへとフェード転換可能な
記憶調光装置において、舞台などを撮影する撮像カメラ
と、該撮像カメラの出力する映像データを記憶する映像
記憶部と、前記映像データを前記映像記憶部に前記照明
シーンと対応付けて書き込む照明シーン書き込み手段
と、前記映像データを前記映像記憶部から前記照明シー
ンと対応付けて読み出す照明シーン読み出し手段と、該
照明シーン読み出し手段の読み出した第1映像データと
第2映像データとに基づいて前記フェード転換関数に従
って第1映像データの映像から第2映像データの映像へ
とフェード転換する映像信号を出力するフェード転換手
段と、該フェード転換手段の出力する映像信号を映像と
して表示する表示部とを設け、記憶したある照明シーン
から他の照明シーンへのフェード転換状況を仮想映像と
して予めモニターできるようにしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、リハーサルをしながら舞台などの
場面毎の照明シーン(チャンネル毎の明暗レベル)を予
め設定して記憶させるときに、該照明シーンと対応付け
て該リハーサルの場面を撮像カメラにて撮影し、該撮像
カメラからの映像データを映像記憶部に前記照明シーン
と対応付けて書き込んでおくことができる。また、再生
モードのときは、前記映像データを前記映像記憶部から
前記照明シーンと対応付けて読み出し、表示制御部は該
読み出した映像データに基づいて映像信号を表示部へ出
力する。すると、表示部は該映像信号に基づいて照明シ
ーンを映像として表示する。従って、オペレータは本番
中でも次の照明シーンを実際の映像(リハーサル時の映
像)として表示部にて予めモニターできる。
【0015】また、請求項2記載の発明にあっては、リ
ハーサルをしながら舞台などの場面毎の照明シーン(チ
ャンネル毎の明暗レベル)やフェード転換関数(ある照
明シーンから他の照明シーンへの切り換え方を規定する
時間を変数とする関数)を予め設定して記憶させるとき
に、該照明シーンと対応付けて該リハーサルの場面を撮
像カメラにて撮影し、該撮像カメラからの映像データを
映像記憶部に前記照明シーンと対応付けて書き込んでお
くことができる。また、再生モードのときは、前記映像
データの中の一連の第1映像データと第2映像データと
を前記映像記憶部から読み出し、フェード転換手段は前
記フェード転換関数に従って第1映像データの映像から
第2映像データの映像へとフェード転換する映像データ
を出力する。すると、表示部は該映像信号に基づいて照
明シーンから次の照明シーンへのフェード転換状況を仮
想映像として表示する。従って、オペレータは本番中で
も次の照明シーンへのフェード転換の様子を表示部にて
予めモニターできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る記憶調光装置の第1実施
例を図1および図2に基づいて、第2実施例を図3およ
び図4に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0017】〔第1実施例〕図1は記憶調光装置の要部
を示すブロック図、図2は図1に示す記憶調光装置の変
形を示すブロック図である。
【0018】図1に示す記憶調光装置が、従来の技術で
説明した記憶調光装置と異なるのは次の構成である。す
なわち、図1に示す二点鎖線で囲んで示した撮像映像処
理制御部Aを付加したことである。なお、従来と同じ箇
所には同じ符号を付してあるので、従来と同じ箇所の詳
細な説明は省略する。
【0019】撮像映像処理制御部Aは、図1に示すよう
に、撮像カメラA1と、カメラ制御部A2と、映像デー
タ処理部A3と、映像記憶部A4と、映像表示制御部A
5と、映像表示部A6とを備えている。
【0020】撮像カメラA1は舞台などの場面毎の照明
シーンをフルカラー撮影するものである。カメラ制御部
A2は、撮像カメラA1からの映像信号をデジタル映像
データに変換する部分である。映像データ処理部A3
は、マイクロコンピュータを具備しており、デジタル制
御処理を行っている部分である。映像記憶部A4は、カ
メラ制御部A2の出力するデジタル映像データを記憶す
る部分である。映像表示制御部A5は、デジタル映像デ
ータを映像信号にして映像表示部A6へ出力する部分で
ある。映像表示部A6は映像表示制御部A5の出力する
映像信号に基づいて映像を表示する部分である。
【0021】上述のように構成される記憶調光装置は次
のように動作する。すなわち、本番前のリハーサル時に
あっては、調光器10の各照明系統に接続された各種照
明器具を各場面毎に操作部14から調節して最適な照明
シーン(チャンネル毎の明暗レベル)を作りだし、操作
部14からこの最適照明シーンを記憶するように操作入
力する。すると、調光操作制御部12は、該最適な照明
シーンをデジタルデータとして場面番号と対応付けて記
憶部13に書き込むと共に、映像データ処理部A3に対
して、撮像カメラA1からの映像信号を受けてカメラ制
御部A2の出力するデジタル映像データを前記場面番号
と対応付けて映像記憶部A4に書き込むように指示す
る。すると、映像データ処理部A3は、カメラ制御部A
2の出力するデジタル映像データを映像記憶部A4に前
記場面番号と対応付けて書き込む。
【0022】一方、再生モード時にあっては、操作部1
4から場面番号を入力すると、調光操作制御部12は、
該場面番号に対応した照明シーンを記憶部13から読み
出すと共に、映像データ処理部A3に対して、該場面番
号に対応したデジタル映像データを映像記憶部A4から
読み出すように指示する。すると、映像データ処理部A
3は、該場面番号に対応したデジタル映像データを映像
記憶部A4から読み出して、映像表示制御部A5へ出力
する。すると、映像表示制御部A5は、該デジタル映像
データを映像信号にして映像表示部A6へ出力する。す
ると、映像表示部A6は、操作部14から入力した場面
番号の照明シーンを映像として表示する。従って、オペ
レータは、本番中でも次の照明シーンを実際の映像(リ
ハーサル時の映像)として映像表示部A6にて予めモニ
ターでき、次の照明シーンへの切り換え制御をしっかり
とイメージした上で自信を持って行い得る。
【0023】なお、図2に示す記憶調光装置は図1に示
す記憶調光装置を変形したもので、図1に示す記憶調光
装置にあっては、殆どハード的に機能の同じ映像表示制
御部A5と表示制御部15とを、また、映像表示部A6
と表示部16とを、それぞれ表示制御部15と表示部1
6とに一本化してコストダウンを図ると共に、表示部1
6に照明シーンの数値レベル表示と実際の映像(リハー
サル時の映像)とを切り換えて表示したり、ウインドウ
状に同時に表示したりするようにされた例を示してい
る。
【0024】〔第2実施例〕図3は記憶調光装置の要部
を示すブロック図、図4は図3に示す記憶調光装置の変
形を示すブロック図である。
【0025】図3に示す記憶調光装置が、従来の技術で
説明した記憶調光装置と異なるのは次の構成である。す
なわち、図3に示す二点鎖線で囲んで示した撮像映像処
理制御部Bを付加したことである。なお、従来と同じ箇
所には同じ符号を付してあるので、従来と同じ箇所の詳
細な説明は省略する。
【0026】撮像映像処理制御部Bは、図3に示すよう
に、撮像カメラB1と、カメラ制御部B2と、映像デー
タ処理部B3と、映像記憶部B4と、フェード転換手段
に相当するフェード演算部B5と、映像表示制御部B6
と、映像表示部B7とを備えている。
【0027】撮像カメラB1は舞台などの場面毎の照明
シーンをフルカラー撮影するものである。カメラ制御部
B2は、撮像カメラB1からの映像信号をデジタル映像
データに変換する部分である。映像データ処理部B3
は、マイクロコンピュータを具備しており、デジタル制
御処理を行っている部分である。映像記憶部B4は、カ
メラ制御部B2の出力するデジタル映像データを記憶す
る部分である。
【0028】フェード演算部B5は、映像記憶部B4か
ら読み出された一連の第1映像データと第2映像データ
とを予め設定されるフェード転換関数に基づいてフェー
ド転換演算処理を実行し、第1映像データと第2映像デ
ータとの間を補間する仮想映像のデジタル映像データを
生成する部分である。映像表示制御部B6は、デジタル
映像データを映像信号にして映像表示部B7へ出力する
部分である。映像表示部B7は映像表示制御部B6の出
力する映像信号に基づいて映像を表示する部分である。
【0029】上述のように構成される記憶調光装置は次
のように動作する。すなわち、本番前のリハーサル時に
あっては、調光器10の各照明系統に接続された各種照
明器具を各場面毎に操作部14から調節して最適な照明
シーン(チャンネル毎の明暗レベル)を作りだし、操作
部14から該最適照明シーンを記憶するように操作入力
する。すると、調光操作制御部12は、該最適な照明シ
ーンをデジタルデータとして場面番号と対応付けて記憶
部13に書き込むと共に、映像データ処理部B3に対し
て、撮像カメラB1からの映像信号を受けてカメラ制御
部B2の出力するデジタル映像データを前記場面番号と
対応付けて映像記憶部B4に書き込むように指示する。
すると、映像データ処理部B3は、カメラ制御部B2の
出力するデジタル映像データを映像記憶部B4に前記場
面番号と対応付けて書き込む。
【0030】一方、再生モード時にあっては、操作部1
4から場面番号を入力すると、調光操作制御部12は、
該場面番号に対応した照明シーンと次の場面番号に対応
した照明シーンとを記憶部13から読み出すと共に、映
像データ処理部B3に対して、該場面番号に対応したデ
ジタル映像データと次の場面番号に対応したデジタル映
像データとを映像記憶部B4から読み出すように指示す
る。すると、映像データ処理部B3は、該場面番号に対
応したデジタル映像データと次の場面番号に対応したデ
ジタル映像データとを映像記憶部B4から読み出して、
フェード演算部B5へ出力する。
【0031】すると、フェード演算部B5は、予め設定
されたフェード転換関数に基づいたフェード転換演算処
理を実行し、該場面番号に対応したデジタル映像データ
と次の場面番号に対応したデジタル映像データとに基づ
いて、該場面番号に対応したデジタル映像データと次の
場面番号に対応したデジタル映像データとの間を補間す
る仮想映像のデジタル映像データを演算生成し、該一連
のデジタル映像データを順次映像表示制御部B6へ出力
する。
【0032】すると、映像表示制御部B6は、該一連の
デジタル映像データを順次映像信号にして映像表示部B
7へ出力する。すると、映像表示部B7は該場面番号に
対応した照明シーンの映像から次の場面番号に対応した
照明シーンの映像へと、実際の映像のようにフェード転
換する映像を映し出す。従って、オペレータは、本番中
でも次の照明シーンへのフェード転換の様子を映像表示
部B7にて予めモニターできる。
【0033】なお、フェード転換関数に基づいたフェー
ド転換演算は次式で定義される。 R(x,y)=R1 (x,y) ×F+R2 (x,y) ×(1−F) G(x,y)=G1 (x,y) ×F+G2 (x,y) ×(1−F) B(x,y)=B1 (x,y) ×F+B2 (x,y) ×(1−F) 但し、R(x,y)、G(x,y)、B(x,y)は映像中の点(x,y) の R
GBデータであり、Fはフェード転換関数で時間の関数で
0≦F≦1である。
【0034】すなわち、オペレータは、本番中でも現在
の照明シーンから次の照明シーンへのフェード転換の様
子を実際の映像(リハーサル時の映像に基づいた仮想映
像)として映像表示部B7にて予めモニターでき、次の
照明シーンの切り換え制御をしっかりとイメージした上
で自信を持って行い得る。また、次の照明シーンへのフ
ェード転換の様子を本番中にチエックして、場合によっ
ては適宜の修正をも可能で便利である。更に、各場面の
照明シーンと映像データとをそれぞれ採集してしまえ
ば、舞台上では他の作業を進め得ると共に、記憶調光装
置のオペレータはフェード転換の仮想映像を見ながらフ
ェード転換時間の検討を充分に行うことができる。
【0035】なお、図4に示す記憶調光装置は図3に示
す記憶調光装置を変形したもので、図3に示す記憶調光
装置にあっては、殆どハード的に機能の同じ映像表示制
御部B6と表示制御部15とを、また、映像表示部B7
と表示部16とを、それぞれ表示制御部15と表示部1
6とに一本化してコストダウンを図ると共に、表示部1
6に照明シーンの数値レベル表示と実際の映像(リハー
サル時の映像)とを切り換えて表示したり、ウインドウ
状に同時に表示したりするようにされた例を示してい
る。
【0036】
【発明の効果】本発明の記憶調光装置は上述のように構
成したものであるから、請求項1記載の発明にあって
は、オペレータは本番中でも次の照明シーンを映像とし
て予めモニターできるので、次の照明シーンへの切り換
え制御をしっかりとイメージした上で自信を持って行う
ことができ、請求項2記載の発明にあっては、オペレー
タは本番中でも次の照明シーンへのフェード転換の様子
を映像として予めモニターできるので、次の照明シーン
へのフェード転換を自信を持って行うことができる使い
勝手の良い、記憶調光装置を提供することができると言
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記憶調光装置の一実施例の要部を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例の変形例を示す回路ブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る記憶調光装置の他の実施例の要部
を示すブロック図である。
【図4】上記実施例の変形例を示す回路ブロック図であ
る。
【図5】従来の記憶調光装置を説明するブロック図であ
る。
【図6】従来の記憶調光装置の照明シーンの表示例を示
す表示画面図である。
【符号の説明】
1 撮像カメラ A4 映像記憶部 A5 表示制御部 A6 表示部 B1 撮像カメラ B4 映像記憶部 B5 フェード転換手段 B7 表示部 16 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舞台などの場面毎の照明シーンを予め記
    憶し、該記憶データを読み出して各照明器具を演出制御
    する記憶調光装置において、舞台などを撮影する撮像カ
    メラと、該撮像カメラの出力する映像データを記憶する
    映像記憶部と、前記映像データを前記映像記憶部に前記
    照明シーンと対応付けて書き込む照明シーン書き込み手
    段と、前記映像データを前記映像記憶部から前記照明シ
    ーンと対応付けて読み出す照明シーン読み出し手段と、
    該照明シーン読み出し手段の読み出した映像データに基
    づいて映像信号を出力する表示制御部と、該表示制御部
    の出力する映像信号を映像として表示する表示部とを設
    け、記憶した照明シーンを映像として予めモニターでき
    るようにしたことを特徴とする記憶調光装置。
  2. 【請求項2】 舞台などの場面毎の照明シーンとフェー
    ド転換関数とを予め記憶し、該記憶データを読み出して
    各照明器具を第1照明シーンから第2照明シーンへとフ
    ェード転換可能な記憶調光装置において、舞台などを撮
    影する撮像カメラと、該撮像カメラの出力する映像デー
    タを記憶する映像記憶部と、前記映像データを前記映像
    記憶部に前記照明シーンと対応付けて書き込む照明シー
    ン書き込み手段と、前記映像データを前記映像記憶部か
    ら前記照明シーンと対応付けて読み出す照明シーン読み
    出し手段と、該照明シーン読み出し手段の読み出した第
    1映像データと第2映像データとに基づいて前記フェー
    ド転換関数に従って第1映像データの映像から第2映像
    データの映像へとフェード転換する映像信号を出力する
    フェード転換手段と、該フェード転換手段の出力する映
    像信号を映像として表示する表示部とを設け、記憶した
    ある照明シーンから他の照明シーンへのフェード転換状
    況を仮想映像として予めモニターできるようにしたこと
    を特徴とする記憶調光装置。
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