JP2000309364A - シールキャップ - Google Patents
シールキャップInfo
- Publication number
- JP2000309364A JP2000309364A JP11119871A JP11987199A JP2000309364A JP 2000309364 A JP2000309364 A JP 2000309364A JP 11119871 A JP11119871 A JP 11119871A JP 11987199 A JP11987199 A JP 11987199A JP 2000309364 A JP2000309364 A JP 2000309364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- seal cap
- seal
- cap
- sealing surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
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- Closures For Containers (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、低コストで気密保持の信頼性を向
上させると共に、バルブステム4の内部変形を起こさな
いシールキャップの提供を目的とする。 【構成】 本発明のシールキャップは、シールキャップ
の内面にバルブステム4と嵌合可能なめねじ1の上方に
シール面2を設けた金属もしくは樹脂製のシールキャッ
プにおいて、バルブステムテーパ部5と接触する前記の
シール面2を滑らかな円弧状の断面もしくはテーパー状
の断面に形成すると共に、該シール面2に円弧状の突起
3をリング状に設けたことことを特徴とするものであ
る。
上させると共に、バルブステム4の内部変形を起こさな
いシールキャップの提供を目的とする。 【構成】 本発明のシールキャップは、シールキャップ
の内面にバルブステム4と嵌合可能なめねじ1の上方に
シール面2を設けた金属もしくは樹脂製のシールキャッ
プにおいて、バルブステムテーパ部5と接触する前記の
シール面2を滑らかな円弧状の断面もしくはテーパー状
の断面に形成すると共に、該シール面2に円弧状の突起
3をリング状に設けたことことを特徴とするものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコン等
の冷凍サイクルで用いられるサービスバルブ等に使用さ
れるシールキャップに関するものである。
の冷凍サイクルで用いられるサービスバルブ等に使用さ
れるシールキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の金属もしくは樹脂製のシ
ールキャップを示すものであり、該シールキャップは、
その内面に二点鎖線で示すバルブステム4と嵌合可能な
めねじ1を備え、このめねじ1の上方には滑らかな円弧
状の断面で形成されるシ―ル面2が設けられている。そ
して、前記のバルブステム4にシールキャップをねじ込
み、締め付けトルクを増していくと、シールキャップの
滑らかな円弧状の断面にて形成されるシール面2がバル
ブステム頂部のテーパ部5に接触しながら食い込んでい
き気密が保持される。
ールキャップを示すものであり、該シールキャップは、
その内面に二点鎖線で示すバルブステム4と嵌合可能な
めねじ1を備え、このめねじ1の上方には滑らかな円弧
状の断面で形成されるシ―ル面2が設けられている。そ
して、前記のバルブステム4にシールキャップをねじ込
み、締め付けトルクを増していくと、シールキャップの
滑らかな円弧状の断面にて形成されるシール面2がバル
ブステム頂部のテーパ部5に接触しながら食い込んでい
き気密が保持される。
【0003】また、図6は従来のシールキャップの別の
一例を示すものであり、該シールキャップは、めねじ1
の上方部分に直角状の段付部が形成され、バルブステム
テーパ部5と接触するコーナー部をシール面2とするも
のであった。この場合も前述のシールキャップと同様、
バルブステム4にシールキャップをねじ込み、締め付け
トルクを増していくと、シールキャップのコーナー部で
あるシール面2がバルブステムテーパ部5に接触しなが
ら食い込んでいきシールによって気密が保持される。
一例を示すものであり、該シールキャップは、めねじ1
の上方部分に直角状の段付部が形成され、バルブステム
テーパ部5と接触するコーナー部をシール面2とするも
のであった。この場合も前述のシールキャップと同様、
バルブステム4にシールキャップをねじ込み、締め付け
トルクを増していくと、シールキャップのコーナー部で
あるシール面2がバルブステムテーパ部5に接触しなが
ら食い込んでいきシールによって気密が保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5の従来のシールキ
ャップでは、シールキャップの滑らかな円弧状の断面で
形成されるシール面2だけでは、バルブステムテーパ部
5と接触した時の当たりは面接触となり、締め付けトル
クが弱い場合では十分な食い込み量を得ることが出来
ず、気密を保持することが困難であった。また、シール
キャップの締め付けトルクを増した場合でも、その食い
込み量は小さく、バルブステムテーパ部5にわずかな傷
があると気密を保持することが困難となり、バルブステ
ムテーパ部5の面粗度管理や傷防止対策にコストがかか
り高価なものになっていた。
ャップでは、シールキャップの滑らかな円弧状の断面で
形成されるシール面2だけでは、バルブステムテーパ部
5と接触した時の当たりは面接触となり、締め付けトル
クが弱い場合では十分な食い込み量を得ることが出来
ず、気密を保持することが困難であった。また、シール
キャップの締め付けトルクを増した場合でも、その食い
込み量は小さく、バルブステムテーパ部5にわずかな傷
があると気密を保持することが困難となり、バルブステ
ムテーパ部5の面粗度管理や傷防止対策にコストがかか
り高価なものになっていた。
【0005】また、図6に示すシールキャップでは、シ
ールキャップの段付部のコーナー部をシール面2として
おり、シール面の直角に形成されたコーナー部がバルブ
ステムテーパ部5と接触するため、その食い込み量は大
きく、締め付けトルクが弱い場合でも十分な食い込みが
得られ容易に気密を保持することが可能である。しか
し、シールキャップの直角に形成されたシール面2のバ
ルブステムテーパ部5への食い込み量が大きくなること
により、バルブステム4の内部にまで変形が及び、冷凍
サイクル中に冷媒を封入・排出するために装着されたバ
ルブコア6を破壊、または脱着不可能にする問題点があ
った。
ールキャップの段付部のコーナー部をシール面2として
おり、シール面の直角に形成されたコーナー部がバルブ
ステムテーパ部5と接触するため、その食い込み量は大
きく、締め付けトルクが弱い場合でも十分な食い込みが
得られ容易に気密を保持することが可能である。しか
し、シールキャップの直角に形成されたシール面2のバ
ルブステムテーパ部5への食い込み量が大きくなること
により、バルブステム4の内部にまで変形が及び、冷凍
サイクル中に冷媒を封入・排出するために装着されたバ
ルブコア6を破壊、または脱着不可能にする問題点があ
った。
【0006】本発明の目的は、低コストで気密保持の信
頼性を向上させると共に、バルブステム4の内部変形を
起こさないシールキャップを提供することである。
頼性を向上させると共に、バルブステム4の内部変形を
起こさないシールキャップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシールキャップ
は、シールキャップの内面に形成されたバルブステム4
と嵌合可能なめねじ1の上方にシール面2を設けた金属
もしくは樹脂製のシールキャップにおいて、バルブステ
ムテーパ部5と接触する前記のシール面2を滑らかな円
弧状の断面若しくはテーパー状の断面に形成すると共
に、該シール面2に円弧状の突起3をリング状に設けた
ことを特徴とするものである。
は、シールキャップの内面に形成されたバルブステム4
と嵌合可能なめねじ1の上方にシール面2を設けた金属
もしくは樹脂製のシールキャップにおいて、バルブステ
ムテーパ部5と接触する前記のシール面2を滑らかな円
弧状の断面若しくはテーパー状の断面に形成すると共
に、該シール面2に円弧状の突起3をリング状に設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づいて説明する。図1は、本発明のシールキャップの縦
断面図であり、図2は、バルブステムテーパ部との接触
面の拡大縦断面図である。本発明のシールキャップは、
内面にバルブステム4と嵌合可能なめねじ1が従来品と
同様に設けられている。本発明では、このめねじ1の上
方に、バルブステムテーパ部5と接触させるシール面2
を滑らかな円弧状の断面に形成すると共に、該シール面
2の中間部分には円弧状の突起3がリング状に設けられ
ている。
づいて説明する。図1は、本発明のシールキャップの縦
断面図であり、図2は、バルブステムテーパ部との接触
面の拡大縦断面図である。本発明のシールキャップは、
内面にバルブステム4と嵌合可能なめねじ1が従来品と
同様に設けられている。本発明では、このめねじ1の上
方に、バルブステムテーパ部5と接触させるシール面2
を滑らかな円弧状の断面に形成すると共に、該シール面
2の中間部分には円弧状の突起3がリング状に設けられ
ている。
【0009】図3は、他の実施例の縦断面図であり、図
4は、図3におけるバルブステムテーパ部との接触面の
拡大縦断面図である。この実施例におけるシールキャッ
プは、前述の滑らかな円弧状の断面に形成されたシール
面2の替わりに、バルブステムテーパ部5のテーパ角度
と同一の、テ―パ状の断面を持つシール面に形成したも
のであり、該シール面2の中間部分には、図1に示した
ものと同様に円弧状の突起3がリング状に設けられてい
る。
4は、図3におけるバルブステムテーパ部との接触面の
拡大縦断面図である。この実施例におけるシールキャッ
プは、前述の滑らかな円弧状の断面に形成されたシール
面2の替わりに、バルブステムテーパ部5のテーパ角度
と同一の、テ―パ状の断面を持つシール面に形成したも
のであり、該シール面2の中間部分には、図1に示した
ものと同様に円弧状の突起3がリング状に設けられてい
る。
【0010】
【発明の作用】本発明のシールキャップは、シール面2
を滑らかな円弧状の断面若しくはテーパー状の断面に形
成すると共に、該シール面2に円弧状の突起3をリング
状に設けているため、締め付けトルクが弱い場合におい
てもリング状の突起3がバルブステムテーパ部5へ食い
込み、気密保持に十分な食い込み量を得ることができ
る。
を滑らかな円弧状の断面若しくはテーパー状の断面に形
成すると共に、該シール面2に円弧状の突起3をリング
状に設けているため、締め付けトルクが弱い場合におい
てもリング状の突起3がバルブステムテーパ部5へ食い
込み、気密保持に十分な食い込み量を得ることができ
る。
【0011】また、シールキャップに過大な締め付けト
ルクが加わった場合でも、シール面2がバルブステムテ
ーパ部5と面接触となり、バルブステム4が内部変形を
起こしにくいものとなっている。
ルクが加わった場合でも、シール面2がバルブステムテ
ーパ部5と面接触となり、バルブステム4が内部変形を
起こしにくいものとなっている。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明のシールキャップ
では、締め付けトルクが弱い場合においてもシール面に
形成される円弧状の突起3がバルブステムテーパ部5へ
食い込み、気密保持に十分な食い込み量を得ることがで
き、仮にバルブステムテーパ部5に多少の傷があっても
気密を保持することが可能となる。従って、バルブステ
ムテーパ部5の面粗度管理や傷防止対策にコストをかけ
る必要がなくなり、低コストで気密保持の信頼性を向上
させることができる。
では、締め付けトルクが弱い場合においてもシール面に
形成される円弧状の突起3がバルブステムテーパ部5へ
食い込み、気密保持に十分な食い込み量を得ることがで
き、仮にバルブステムテーパ部5に多少の傷があっても
気密を保持することが可能となる。従って、バルブステ
ムテーパ部5の面粗度管理や傷防止対策にコストをかけ
る必要がなくなり、低コストで気密保持の信頼性を向上
させることができる。
【0013】また、過大な締め付けトルクが加わった場
合でも、前述のリング状の突起3はバルブステム側に食
い込むことなく、シール面2がバルブステムテーパ部5
と面接触するため、バルブステム4が内部変形を起こし
にくく、バルブステム4の内部にあるバルブコア6を破
壊、または脱着不可能にする恐れが生じない。
合でも、前述のリング状の突起3はバルブステム側に食
い込むことなく、シール面2がバルブステムテーパ部5
と面接触するため、バルブステム4が内部変形を起こし
にくく、バルブステム4の内部にあるバルブコア6を破
壊、または脱着不可能にする恐れが生じない。
【図1】 本発明のシールキャップの縦断面図。
【図2】 図1のバルブステムテーパ部との接触面の拡
大縦断面図。
大縦断面図。
【図3】 本発明の他の実施例の縦断面図。
【図4】 図3のバルブステムテーパ部との接触面の拡
大縦断面図。
大縦断面図。
【図5】 従来のシールキャップの縦断面図。
【図6】 従来の他のシールキャップの縦断面図。
1 めねじ 2 シール面 3 円弧状の突起 4 バルブステム 5 バルブステムテーパ部
Claims (1)
- 【請求項1】シールキャップの内面に形成されたバルブ
ステム4と嵌合可能なめねじ1の上方にシール面2を設
けた金属もしくは樹脂製のシールキャップにおいて、バ
ルブステムテーパ部5と接触する前記のシール面2を滑
らかな円弧状の断面若しくはテーパー状の断面に形成す
ると共に、該シール面2に円弧状の突起3をリング状に
設けたことを特徴とするシールキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11119871A JP2000309364A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | シールキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11119871A JP2000309364A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | シールキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000309364A true JP2000309364A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14772333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11119871A Pending JP2000309364A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | シールキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000309364A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004525323A (ja) * | 2001-05-14 | 2004-08-19 | ルビネッテリエ ウーテンシレリエ ボノミ エッセ.エーレ.エッレ. | 本体の連結部同士の間に金属シールを有するバルブ |
JP2006052776A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Neriki:Kk | 容器弁とガス容器およびそれらの接続構造 |
JP2006297306A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Pacific Ind Co Ltd | ノズルキャップ |
US7398793B2 (en) | 2003-01-10 | 2008-07-15 | Air Water Safety Service, Inc. | Rapidly opening pressure regulating valve, fire extinguishing apparatus using the same, high-pressure gas cylinder apparatus and apparatus for rapidly supplying fluid |
JP2012052635A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Koyo Sangyo Ltd | ガスプラグ用保護キャップ |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11119871A patent/JP2000309364A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004525323A (ja) * | 2001-05-14 | 2004-08-19 | ルビネッテリエ ウーテンシレリエ ボノミ エッセ.エーレ.エッレ. | 本体の連結部同士の間に金属シールを有するバルブ |
US7398793B2 (en) | 2003-01-10 | 2008-07-15 | Air Water Safety Service, Inc. | Rapidly opening pressure regulating valve, fire extinguishing apparatus using the same, high-pressure gas cylinder apparatus and apparatus for rapidly supplying fluid |
JP2006052776A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Neriki:Kk | 容器弁とガス容器およびそれらの接続構造 |
JP2006297306A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Pacific Ind Co Ltd | ノズルキャップ |
JP2012052635A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Koyo Sangyo Ltd | ガスプラグ用保護キャップ |
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