JP2000308716A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000308716A
JP2000308716A JP11122355A JP12235599A JP2000308716A JP 2000308716 A JP2000308716 A JP 2000308716A JP 11122355 A JP11122355 A JP 11122355A JP 12235599 A JP12235599 A JP 12235599A JP 2000308716 A JP2000308716 A JP 2000308716A
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ball rolling
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JP11122355A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Tetsuya Yairi
哲也 矢入
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面下部に玉転動部材を着脱自在に設けた可
変表示装置を装飾する装飾枠体の設計自由度を向上し得
る弾球遊技機を提供する。 【構成】 特別可変表示装置の画像表示部の周辺部分を
装飾する表装飾部材42と、画像表示部の前面側で玉を
転動する玉転動部材44と、を備え、表装飾部材42
は、遊技盤1の表面側から着脱自在に取り付けられる一
方、玉転動部材44は、表装飾部材42と一体的な装飾
枠体となり且つ画像表示部の下辺に位置するように遊技
盤1の裏面側から取り付けられる。これにより、玉転動
部材44の下面にモータやソレノイドを一体的に取り付
ける場合でも、装飾枠体の下辺部分を大きくとったり、
あるいは玉転動部材44の傾斜角度を大きくとる必要が
なく、装飾枠体の設計上の制約を大幅に軽減することが
でき、設計自由度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変表示装置の可
変表示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となった
ときに遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る
弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機に設けられる
可変表示装置は、複数の可変表示部で図柄を可変表示
し、各可変表示部の表示結果が予め定めた大当り図柄
(特定表示結果)となったときに特定遊技状態を発生す
るようになっていた。また、このような図柄表示を行う
可変表示装置には、特開平11−19289号公報に開
示されているように、可変表示装置の可変表示部の前面
下部に玉転動部材を着脱自在に設けたものが提案されて
いる(以下、これを従来技術という)。この構成によれ
ば、センター役物(装飾枠体)全体を作り変えずとも、
玉転動部材だけを違う構成のものに取りかえるだけで、
様々なタイプのセンター役物を設計できるようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、玉転動部材を一旦センター役物に組み付け、そ
の組付体を遊技盤の表面側から取り付ける構成となって
いた。しかしながら、このような構成では、玉転動部材
に回転体や可変入賞球装置などを設け、その駆動源をな
すモータやソレノイドを玉転動部材の下面に一体的に取
り付ける場合、センター役物の下辺部分(玉転動部材の
取付部分)を小さくとったり、あるいは玉転動部材の傾
斜角度を小さくとってしまうと、玉転動部材を一体的に
組み付けたセンター役物が遊技盤の表面側から取り付け
られないという問題が生じる。このため、従来技術で
は、センター役物の下辺部分(玉転動部材の取付部分)
を大きくとるか、あるいは玉転動部材の傾斜角度を大き
くとらなければならなかった。言い換えれば、センター
役物の設計上の制約が多くなってしまい、設計自由度が
失われていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、前面下部に玉転動部
材を着脱自在に設けた可変表示装置を装飾する装飾枠体
の設計自由度を向上し得る弾球遊技機を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、可変表示装置の可変表
示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となったとき
に遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る弾球
遊技機において、前記可変表示部の周辺部分を装飾する
表装飾部材と、前記可変表示部の前面側で玉を転動する
玉転動部材と、を備え、前記表装飾部材は、遊技盤の表
面側から着脱自在に取り付けられる一方、前記玉転動部
材は、表装飾部材と一体的な装飾枠体となり且つ前記可
変表示部の下辺に位置するように遊技盤の裏面側から着
脱自在に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、玉転動部材に回転体や可変入賞球
装置などを設け、その駆動源をなすモータやソレノイド
を玉転動部材の下面に一体的に取り付ける場合でも、玉
転動部材は遊技盤の裏面側から取り付けられるため、装
飾枠体の下辺部分(玉転動部材の取付部分)を大きくと
ったり、あるいは玉転動部材の傾斜角度を大きくとる必
要がなく、玉転動部材を可変表示装置を装飾する装飾枠
体として遊技盤に組み付けることができる。その結果、
可変表示装置を装飾する装飾枠体の設計上の制約を大幅
に軽減することができ、設計自由度を向上することがで
きる。例えば、玉転動部材の傾斜角度を緩やかに(小さ
く)すれば、より一層玉転動部材の上面で玉を遊ばせる
ことができる。また、このように装飾枠体の設計自由度
が向上できれば、遊技盤の盤面構成(特に、可変表示装
置の変動を許容する始動口の位置)も制限されず、盤面
構成の設計自由度も向上する。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記表
装飾部材には、前記玉転動部材に玉を誘導するための玉
通路を形成する玉通路形成部材がその玉通路の玉入口の
位置を異ならせることが可能なように着脱自在に取り付
けられたことを特徴とする。このように構成することに
より、玉入口が異なる様々なタイプの玉通路形成部材を
組み替えることができるので、装飾枠体の遊技機能及び
その表装飾を様々なものに作り変えることができる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記玉
転動部材には、電気的駆動源の駆動によって可動して玉
の転動方向を変化させる可動部材が設けられ、前記電気
的駆動源は、前記玉転動部材の下面に前記表装飾部材の
最下部よりも前記電気的駆動源の最下部の方が下に位置
するように一体的に取り付けられたことを特徴とする。
このように構成することにより、可動部材により玉の動
きに変化をつけられる上に、設計自由度が高いので、玉
転動部材の傾斜面を緩やかにでき、より可動部材により
玉の動きに変化を与えられる。つまり、装飾枠体を構成
する玉転動部材の遊技性を向上することができ、然も可
動部材と電気的駆動源が玉転動部材と一体的な構成とな
るので、玉転動部材の組み付けが容易に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技
領域3のほぼ中央には、LCD表示器41を備えて左・
中・右の識別情報(以下、特別図柄という)の可変表示
(以下、変動ともいう)を可能にする特別可変表示装置
40が配置されている。なお、特別可変表示装置40の
詳細な構成については後に詳述する。
【0008】特別可変表示装置40の下方には、特別図
柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装
置4が配置されている。普通可変入賞球装置4は、ソレ
ノイド5によって垂直(通常入賞口)位置と傾動(拡大
入賞口)位置との間で可動制御される一対の可動翼片6
a・6bを備え、いわゆるチューリップ型役物として構
成され、その普通可変入賞球装置4には入賞した打玉を
検出する始動玉検出器7が設けられている。なお、可動
翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位置のときも普通
可変入賞球装置4に入賞可能になっている。また、普通
可変入賞球装置4への入賞に基づく特別図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が特別可変表示装置40に設けられた特別
図柄記憶表示LED22によって表示されるようになっ
ている。また、普通可変入賞球装置4と特別可変表示装
置40の間には、上方から落下してくる打玉を普通可変
入賞球装置4に誘導する誘導釘33が遊技盤1に植立さ
れている。
【0009】また、特別可変表示装置40の左側方に
は、普通可変表示装置8が配置されている。普通可変表
示装置8は、その上端に玉通過口9を備えると共に該玉
通過口9の内部に備えた通過玉検出器10が通過玉を検
出することで、玉通過口9の下方に備えた普通図柄表示
器11での普通図柄の変動を許容するようになってい
る。なお、普通図柄表示器11は、普通図柄が当り図柄
となったときに、普通可変入賞球装置4の可動翼片6a
・6bを所定時間が経過するまで開放制御するものであ
るが、確率変動(大当り判定確率を通常時と異なる確率
に変更した遊技状態)が生じたときには、開放時間が長
くなるように設定されている。また、普通図柄の変動
は、変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)
記憶され、その旨が普通可変表示装置8に設けられた普
通図柄記憶表示LED12によって表示されるようにな
っている。一方、特別可変表示装置40の右側方には、
チャッカーランプ13を備えた入賞装置14が配置され
ている。
【0010】また、遊技領域3の下方部位には、特別可
変入賞球装置15が配置されている。特別可変入賞球装
置15の中央部には、特別可変入賞口17が開設されて
おり、該特別可変入賞口17は、ソレノイド18による
開閉板19の可動によって開閉制御されるようになって
いる。特別可変入賞口17の内部は、左右2つに区画さ
れ、そのうちの左側が特定領域とされ、右側が通常領域
とされる。特定領域には、入賞玉の検出により開閉板1
9を再度開成させることができる特定玉検出器20が設
けられている。また、通常領域には入賞玉を検出するた
めに入賞玉検出器21も設けられている。特別可変入賞
口17の左右の各側方には、それぞれ入賞口23と各飾
りLED24・25が設けられている。また、特別可変
入賞口17の内壁には、特定玉入賞表示LED16が設
けられている。
【0011】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置15は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、特別可変表示装置40が変動を開始し、
一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが大当り
図柄(特定表示結果)となったときに特定遊技状態とな
る。この特定遊技状態においては、特別可変入賞球装置
15の開閉板19が所定期間(例えば、29秒)あるい
は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで
開放する(開放サイクル)ように設定され、その開放し
ている間遊技盤1の表面を落下する打玉を受け止めるよ
うになっている。そして、受け止められた打玉が特定領
域に入賞して特定玉検出器20をONすると、開放サイ
クルの終了後再度上記した開放サイクルを繰り返し、特
定領域に入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して開放サ
イクルを最高16回繰り返すことができるようになって
いる。また、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上
記した構成以外にも、風車ランプ26を内蔵した風車2
7、サイドランプ28を内蔵したサイド飾り29、バッ
ク玉防止部材30、アウト口31、等が設けられてい
る。さらに、弾球遊技機には、特定遊技状態時あるいは
特別図柄の変動時等にその旨を報知する図示しない遊技
効果LED、遊技効果ランプ、及びスピーカ32(符号
のみ図3参照)が設けられている。
【0012】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0013】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 また、上記した遊技盤1に設けられる各種の遊技装置
は、図2及び図3に示す遊技制御回路によって制御され
る。図2及び図3は、遊技制御回路をブロック構成で示
す回路図であり、MPU100a及び図示しないRO
M、RAM、入出力回路を含んだ基本回路100によっ
て制御されている。しかして、基本回路100は、入力
回路101を介して始動玉検出器7、通過玉検出器1
0、特定玉検出器20、及び入賞玉検出器21からの検
出信号が入力され、アドレスデコード回路102から基
本回路100にチップセレクト信号が与えられる。ま
た、電源投入時に初期リセット回路103から基本回路
100にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リ
セット回路104から基本回路100に定期リセット信
号が与えられる。
【0014】一方、基本回路100からは、以下の装置
及び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路1
05を介して特別可変表示装置40(図2中には、LC
D表示装置と記載)に表示制御信号が与えられ、LED
回路106を介して普通図柄表示器11、特別図柄記憶
表示LED22、普通図柄記憶表示LED12、特定玉
入賞表示LED16、及び各飾りLED24・25に表
示駆動信号が与えられ、モータ・ソレノイド回路107
を介してモータ68及び各ソレノイド5・18に駆動信
号が与えられ、ランプ回路108を介して風車ランプ2
6、サイドランプ28、及びチャッカーランプ13に表
示制御信号が与えられ、音声合成回路109及び音量増
幅回路110を介してスピーカ32に音声信号が与えら
れる。また、ランプ回路108からは各種のランプ制御
データが出力されることで、上記した構成部材以外のラ
ンプを表示制御するようになっている。さらに、基本回
路100は、情報出力回路111を介して外部(ホール
コンピュータや呼び出しランプ等)に有効始動情報、大
当り情報、及び確率変動情報を出力し、また、賞球個数
信号出力回路112を介して外部に各種の賞球個数信号
を出力している。なお、上記した装置や回路には、電源
回路113から各種の電圧を有する電力が供給されてい
る。また、上記した基本回路100からLCD回路10
5を介して特別可変表示装置40に送信される表示制御
信号は、コマンドブロックフォーマットが9バイトのコ
マンドデータからなり、このコマンドデータは、基本回
路100内のMPU100aから特別可変表示装置40
内のMPU40aに送信されるようになっている。
【0015】次に、本実施形態の要部をなす特別可変表
示装置40を装飾する装飾枠体の構成について説明す
る。装飾枠体は、図4乃至図6に示すように、特別図柄
を可変表示する特別可変表示装置40(LCD表示器4
1)の画像表示部の周辺部分を装飾する表装飾部材42
と、LCD表示器41(画像表示部)の前面側で玉を転
動する玉転動部材44とで構成され、表装飾部材42に
は、打玉を玉転動部材44上に誘導する玉通路(ワープ
通路)が形成されるように、後述する表装飾部材42の
鍔状取付部46にワープ通路形成部材43が取り付けら
れる。
【0016】表装飾部材42は、LCD表示器41の画
像表示部を臨設する窓枠部45と、該窓枠部45の前端
側の周縁部分に形成された鍔状取付部46、を備えてい
る。窓枠部45の下側部分には、玉転動部材44を窓枠
部45の下枠部分として組み付けるための切欠部47が
形成され、該切欠部47の前端であり且つ表装飾部材4
2の下辺部に相当する部分には、玉転動部48が形成さ
れている。玉転動部48は、若干前方に向かって下り傾
斜した中央の玉排出面48aと、この玉排出面48aに
向かって下り傾斜した左右の傾斜面48b・48c、か
らなる。一方、鍔状取付部46には、表装飾部材42を
遊技盤1の表面側にビス49止めするための取付穴50
が穿設されており、鍔状取付部46の上辺部分には、ワ
ープ通路形成部材43をビス51止めするための取付穴
52と、前記特別図柄記憶表示LED22の発光を前方
に透過するための透過穴53、が穿設されている(図9
参照)。また、鍔状取付部46の上辺部分の裏面側に
は、図4に示すように、特別図柄記憶表示LED22を
実装するLED基板54をビス55止めするための取付
ボス56が突設されている。
【0017】ワープ通路形成部材43は、逆Y字形状を
なし、その上端部分には、ワープ入口57が形成され、
左右二股に分かれた部分には、ワープ入口57と連通す
る通路部58・59が形成されている。通路部58・5
9の下流側は、一旦後方に折曲し次に下方に折曲した形
状をなし、その下流端部には、ワープ出口58a・59
aが形成されている(図9参照)。そして、ワープ通路
形成部材43は、図4に示すように表装飾部材42とし
ての組付状態で、前記鍔状取付部46の上辺部前面と窓
枠部45の上部内壁面及び前記LCD表示器41の前面
(画像表示部を有する面)との間でワープ通路を形成す
る。なお、LCD表示器41の前面側は、透明の合成樹
脂板などで覆われているような構成が望ましいが、LC
D表示器41の前面の保護のために、ワープ通路形成部
材43に透明の合成樹脂板を取り付けるようにしてもよ
い。
【0018】しかして、遊技盤1の表面からワープ入口
57に入った打玉は、図4及び図6に示すように、二股
部分で左右の通路部58・59のいずれかに振り分けら
れて遊技盤1の裏面側に誘導され、LCD表示器41の
前面下側部分に位置する左右のワープ出口58a・59
aから排出される。また、ワープ通路形成部材43に
は、前記ビス51止め用の取付穴60が穿設されている
取付ボスが設けられている。また、ワープ通路形成部材
43は、透明合成樹脂によって形成されると共に、前記
表装飾部材42への取付状態で前記透過穴53を前方か
ら覆うように取り付けられる。これにより、特別図柄記
憶表示LED22の発光は、ワープ通路形成部材43に
よって形成されるワープ通路の裏面側から前方に向かっ
て照射されるようになっている。
【0019】玉転動部材44は、長方形状の底壁部61
と、該底壁部61の長手方向両端に立設された左右の側
壁部62・63、を備えている。底壁部61の後端側に
は、前方に向かって下り傾斜した中央の玉排出面64a
と、この玉排出面64aに向かって下り傾斜した左右の
傾斜面64b・64c、からなる玉転動部64が形成さ
れている。左右の傾斜面64b・64cの前端部分に
は、傾斜面64b・64c上を流下する玉を傾斜面64
b・64cから落とさないように玉排出面64aに誘導
するための誘導突起65が突設されている。また、底壁
部61の前側の中央部分(玉排出面64aの前側)に
は、回転盤66が回転自在に取り付けられ、該回転盤6
6の上面の周縁部分には、1個の玉を通過し得る程度の
間隔を置いて複数の障害突起66aが立設されている。
回転盤66の下面の中央部分には、図4に示すように、
回転軸66bが突設され、該回転軸66bが連結部材6
7(歯車)を介してモータ68の駆動軸68aに連結さ
れることで、回転盤66は、モータ68の駆動力によっ
て常時回動するようになっている。なお、モータ68
は、玉転動部64の下面に突設された取付ボス69にビ
ス70止めされることで玉転動部材44と一体的に取り
付けられる。一方、側壁部62・63の外面には、それ
ぞれ取付片部71が突設されており、該取付片部71に
は、玉転動部材44を前記表装飾部材42の窓枠部45
に臨むように、遊技盤1の裏面にビス72止めするため
の取付穴71aが穿設されている。
【0020】そして、玉転動部材44は、図4に示すよ
うに装飾枠体としての組付状態で、回転盤66を取り付
けた底壁部61の上面を前側に緩やかに下り傾斜させて
前記LCD表示器41の前面下部に配置される。また、
このとき、玉転動部材44は、表装飾部材42に嵌合し
て1つの装飾枠体として構成されるように見えるように
なる。この状態で、傾斜面64b・64cの上流端部分
は、それぞれワープ出口58a・59aの真下に配され
る。これにより、ワープ出口58a・59aから排出さ
れた玉は、図4及び図6に示すように、傾斜面64b・
64cを流下した後、玉排出面64aから回転盤66上
に送り込まれ、回転盤66を通過した後に表装飾部材4
2の玉転動部48を通って再度遊技盤1面上に排出され
る。また、このとき、回転盤66の障害突起66aは、
モータ68の駆動によって回動することで、回転盤66
上を通過する玉の転動方向を変化させるようになってい
る。即ち、回転盤66上を通過する玉を玉転動部48の
玉排出面48aの中央部分に送り込むようなとき、言い
換えれば玉排出面64aから真直ぐ玉を玉排出面48a
に送り込むようなときは、ほとんどの場合、玉は誘導釘
33を通って前記普通可変入賞球装置4に入賞する。一
方、回転盤66上を通過する玉を玉転動部48の玉排出
面48aの側端部分あるいは傾斜面48b・48cに送
り込むようなときは、ほとんどの場合、玉は普通可変入
賞球装置4の側方を通過して入賞しない。
【0021】このように、本実施形態の表装飾部材42
と玉転動部材44とで構成される装飾枠体は、普通可変
入賞球装置4に打玉を誘導し得る玉通路(ワープ通路、
玉転動部48・64、及び回転盤66)を備えると共
に、その通路途中で玉の動きに変化を与え(障害突起6
6aの回動により玉の転動方向を変化させる)ことで、
打玉が普通可変入賞球装置4に入賞するか否かの期待感
を視覚的に向上するようになっている。また、この構成
によれば、障害突起66aによる玉の転動方向の変化
が、特別図柄を表示するLCD表示器41の前面で行わ
れるため、遊技者は図柄変動から目をそらすことなく遊
技に集中することができる。
【0022】また、上記した特別可変表示装置40の遊
技盤1への取り付けは、以下に示すように行われる。即
ち、図5に示すように、ワープ通路形成部材43をビス
51止めによって着脱自在に組み付けた表装飾部材42
(図9参照)が、遊技盤1の中央部分に穿設された取付
開口73に表面側から取り付けられる。具体的には、表
装飾部材42の窓枠部45を取付開口73に挿通し、こ
の状態(図4参照)から、取付開口73の表面側の外周
部分に穿設された取付穴74に鍔状取付部46の取付穴
50をビス49止めすることで、ワープ通路形成部材4
3を組み付けた表装飾部材42が遊技盤1に取り付けら
れる。そして、このように遊技盤1を挿通して取り付け
られた表装飾部材42の窓枠部45(切欠部47)に対
して、遊技盤1の裏面側から玉転動部材44を合わせ、
この状態から、取付開口73の裏面側の外周部分に穿設
された取付穴75に取付片部71の取付穴71aをビス
72止めすることで、玉転動部材44が遊技盤1に着脱
自在に取り付けられる。また、LCD表示器41は、図
4に示すように、遊技盤1の裏面に設けられた入賞玉集
合カバー体76の取付突起76aを介して表装飾部材4
2の窓枠部45及び玉転動部材44の後方に着脱自在に
取り付けられる。なお、LCD表示器41の裏面側に表
示制御基板が取り付けられていると共に、その表示制御
基板を覆うようにカバー体が取り付けられている。
【0023】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、可変表示装置としての特別可変表示装置40の画像
表示部(可変表示部)の表示結果が予め定めた大当り図
柄(特定表示結果)となったときに遊技者にとって有利
な特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機において、画像
表示部の周辺部分を装飾する表装飾部材42と、画像表
示部の前面側で玉を転動する玉転動部材44と、を備
え、表装飾部材42は、遊技盤1の表面側から着脱自在
に取り付けられる一方、玉転動部材44は、表装飾部材
42と一体的な装飾枠体となり且つ画像表示部の下辺に
位置するように遊技盤1の裏面側から着脱自在に取り付
けられることを特徴とする。このように構成することに
より、玉転動部材44に実施形態中のような回転体(回
転盤66)や可変入賞球装置などを設け、その駆動源を
なすモータ68やソレノイドを玉転動部材44の下面に
一体的に取り付ける場合でも、玉転動部材44は遊技盤
1の裏面側から取り付けられるため、表装飾部材42の
下辺部分(鍔状取付部46の下部)を大きくとったり
(覆い隠すために広くとらなくてはならない)、あるい
は玉転動部材44の傾斜角度を大きくとる必要がなく、
玉転動部材44を特別可変表示装置40を装飾する装飾
枠体として遊技盤1に組み付けることができる。その結
果、特別可変表示装置40を装飾する装飾枠体の設計上
の制約を大幅に軽減することができ、設計自由度を向上
することができる。例えば、実施形態中のように玉転動
部材44の傾斜角度を緩やかに(小さく)すれば、より
一層玉転動部材44の上面で玉を遊ばせることができ
る。また、このように装飾枠体の設計自由度が向上でき
れば、遊技盤1の盤面構成(特に、特別可変表示装置4
0の変動を許容する普通可変入賞球装置4(始動口)の
位置)も制限されず、盤面構成の設計自由度も向上す
る。
【0024】また、本実施形態の構成によれば、前記玉
転動部材44には、電気的駆動源としてのモータ68の
駆動によって可動して玉の転動方向を変化させる可動部
材としての回転盤66が設けられ、モータ68は、玉転
動部材44の下面に表装飾部材42の最下部よりもモー
タ68の最下部の方が下に位置するように一体的に取り
付けられたことを特徴とする。このように構成すること
により、回転盤66により玉の動きに変化をつけられる
上に、設計自由度が高いので、玉転動部材44の傾斜面
を緩やかにでき、より回転盤66により玉の動きに変化
を与えられる。つまり、装飾枠体を構成する玉転動部材
44の遊技性を向上することができ、然も回転盤66と
モータ68が玉転動部材44と一体的な構成となるの
で、玉転動部材44の組み付けが容易に行える。
【0025】なお、上記実施形態の玉転動部材44は、
障害突起66aを立設した回転盤66を備えた構成とし
ているが、玉転動部材の構成は特に限定するものではな
い。例えば、図7(A)に示すように、底壁部81の前
側に表示器82(図7(A)中には、「1」「2」
「3」の表示部を備えたものを例示)を設けた玉転動部
材80としてもよい。表示器82は、いずれの機能を備
えたものであってもよい。例えば、普通図柄や特別図柄
の表示器としてもいい。また、図7(B)に示すよう
に、回転盤や表示器などの電気装置を設けることなく、
底壁部84の前側に玉の誘導溝85を形成した玉転動部
材83としてもよい。また、底壁部の後端側に形成され
る玉転動部は、必ずしも1つの玉排出部(玉転動部64
の玉排出面64a)に限定しない。例えば、図7(C)
に示すように、2つの玉排出部87a・87b及び該玉
排出部87a・87bと個々に対応する回転盤88a・
88b(図7(C)中には、横長形状の障害壁を立設し
たものを例示)を設けることで、左右のワープ出口毎で
玉の流路を異ならせた玉転動部材86としてもよい。ま
た、このような玉転動部材は、前述したように表装飾部
材とは別体で構成されている。このため、玉転動部材の
外形形状及び取付部(例えば、取付穴71aを穿設した
取付片部71)を同一に設定しておけば、図8に示すよ
うに、玉転動部材44に換えて変形例とした玉転動部材
80・83・86などを付けかえるだけで装飾枠体の遊
技機能を全く別のものにかえることができる(図8中に
は、玉転動部材80で装飾枠体を構成した場合を例
示)。また、この構成によれば、玉転動部材だけを同一
構成の新しいものに交換することも可能である。
【0026】また、ワープ通路形成部材の構成について
も特に限定しない。ワープ通路形成部材43は、図9
(A)にも示すように、1つのワープ入口57とするこ
とで二股部分で左右に振り分ける構成となっているが、
例えば、図9(B)に示すように、左右の通路部58・
59と個々に対応したワープ入口90a・90bを備え
たワープ通路形成部材89としてもよく、さらには、図
9(C)に示すように、遊技装置92を備えたワープ通
路形成部材91としてもよい。図9(C)中では、外周
面に「○」「×」の図柄が描かれ、大当りに伴う図柄変
動で「○」表示のときに確変を決定する確変判定装置を
遊技装置92として例示している。また、玉転動部材と
同様に、ワープ通路形成部材の外形形状及び取付部(例
えば、取付穴60)を同一に設定して、ワープ通路形成
部材43に換えて変形例としたワープ通路形成部材89
・91などを付けかえたり、同一構成の新しいものに交
換することも可能である。即ち、表装飾部材42には、
玉転動部材44に玉を誘導するためのワープ通路(玉通
路)を形成する玉通路形成部材としてのワープ通路形成
部材43がそのワープ通路のワープ入口(玉入口)の位
置を異ならせることが可能なように着脱自在に取り付け
られたことを特徴とする。このように構成することによ
り、玉入口が異なる様々なタイプのワープ通路形成部材
を組み替えることができるので、装飾枠体の遊技機能及
びその表装飾を様々なものに作り変えることができる。
【0027】また、特別可変表示装置40(の装飾枠
体)のように、各種構成部材をユニット化して遊技盤1
に組み付ける構成を特別可変入賞球装置15に適用して
もよい。例えば、図10に示すように、開閉板19を備
えた開閉板ユニット94と、特定玉検出器20、入賞玉
検出器21、及びソレノイド18を備えた大入賞口ユニ
ット95と、入賞口23を個々に備えた左右の入賞口ユ
ニット96・97と、から構成された特別可変入賞球装
置93としてもよい。開閉板ユニット94には、遊技盤
1にビス止めするための取付穴94aに加えて、各ユニ
ット95〜97をビス98で組み付けるための取付ボス
94b〜94dが突設されている。一方、大入賞口ユニ
ット95には、取付ボス94bと対応する取付穴95a
が穿設され、各入賞口ユニット96・97には、遊技盤
1にビス止めするための取付穴96a・97aに加え
て、取付ボス95c・95dと個々に対応する取付穴9
6b(入賞口ユニット97の取付穴は図示しない)が穿
設されている。しかして、特別可変入賞球装置93は、
開閉板ユニット94に各ユニット95〜97をビス98
で組み付け、各取付穴94a・96a・97aを遊技盤
1の表面にビス止めすることで取り付けられる。このよ
うな特別可変入賞球装置93の構成によれば、各ユニッ
ト94〜97のうち劣化したユニットだけを新しいもの
に交換することができるのでコストの低減が招来でき
る。また、各ユニット94〜97のうちいずれかを別の
ユニットに付けかえることで(各ユニット間の取付構成
は同一にする)、意匠的あるいは機能的に変化を持たせ
ることも可能である。
【0028】なお、上記した実施形態(変形例を含む)
では、特別図柄の変動を行う特別可変表示装置をLCD
表示器で構成しているが、特にこれに限定するものでは
なく、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラズ
マ等の表示器や、ドラム式、ルーフ式又はベルト式で構
成することも可能である。また、弾球遊技機の構成とし
て、始動玉検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置
での識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示
結果となると特定遊技状態が発生して可変入賞球装置を
開放する弾球遊技機(これを俗に第1種という)を例示
しているが、特にこれに限定するものではなく、始動玉
検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情
報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となる
と権利発生状態となり、この状態で特定領域に打玉が入
賞すると特定遊技状態が発生する弾球遊技機(これを俗
に第3種という)であっても良い。即ち、始動玉検出器
の打玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動
を開始し、該識別情報が所定の表示結果となると作動す
る可変入賞球装置を備えた弾球遊技機(例えば、俗にい
う一般電役を含む)であればよい。
【0029】また、ワープ通路形成部材(玉通路形成部
材)は、通過玉検出器を取り付ける取付部が形成された
ものでもよく、また、そのようなワープ通路形成部材と
組み替えできるようにしてもよい。また、表装飾部材
は、額縁状になっていなくてもいい。つまり、コの字状
などでもいい。また、窓枠部の形状も丸形状でもいい
し、その形状は限定しない。さらには、表装飾部材にワ
ープ通路がない(玉通路形成部材を取り付けない)もの
でもいい。また、回転体(可動部材)の動きは、一定の
ものに限らず、所定条件で変化及び作動、停止するもの
でもよい。例えば、以下に示す〜のようなものが例
示できる。
【0030】始動記憶が4個未満のときは、真直ぐ玉
が流れるように停止していて、始動記憶が4個になると
回転するもの 時間で正転・逆転を切り換えるもの 特定図柄で大当りしたら次の大当りまで真直ぐ玉が落
ちるように停止させるもの 上記したの構成とした場合の効果は、記憶されない始
動入賞を防ぎながら玉を遊ばせ、遊技性を向上すること
ができ、なお且つ、記憶できるときは始動入賞させ易く
できる。また、の構成とした場合の効果は、時間毎で
玉の転動方向が変わるので、より一層玉の転動方向に変
化をつけることができる。また、の構成とした場合の
効果は、大当り図柄によって始動入賞が増加するので興
趣向上が図れる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、可変表示装置の可変表
示部の表示結果が予め定めた特定表示結果となったとき
に遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生し得る弾球
遊技機において、前記可変表示部の周辺部分を装飾する
表装飾部材と、前記可変表示部の前面側で玉を転動する
玉転動部材と、を備え、前記表装飾部材は、遊技盤の表
面側から着脱自在に取り付けられる一方、前記玉転動部
材は、表装飾部材と一体的な装飾枠体となり且つ前記可
変表示部の下辺に位置するように遊技盤の裏面側から着
脱自在に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、玉転動部材に回転体や可変入賞球
装置などを設け、その駆動源をなすモータやソレノイド
を玉転動部材の下面に一体的に取り付ける場合でも、玉
転動部材は遊技盤の裏面側から取り付けられるため、装
飾枠体の下辺部分(玉転動部材の取付部分)を大きくと
ったり、あるいは玉転動部材の傾斜角度を大きくとる必
要がなく、玉転動部材を可変表示装置を装飾する装飾枠
体として遊技盤に組み付けることができる。その結果、
可変表示装置を装飾する装飾枠体の設計上の制約を大幅
に軽減することができ、設計自由度を向上することがで
きる。例えば、玉転動部材の傾斜角度を緩やかに(小さ
く)すれば、より一層玉転動部材の上面で玉を遊ばせる
ことができる。また、このように装飾枠体の設計自由度
が向上できれば、遊技盤の盤面構成(特に、可変表示装
置の変動を許容する始動口の位置)も制限されず、盤面
構成の設計自由度も向上する。
【0032】また、請求項2の発明においては、前記表
装飾部材には、前記玉転動部材に玉を誘導するための玉
通路を形成する玉通路形成部材がその玉通路の玉入口の
位置を異ならせることが可能なように着脱自在に取り付
けられたことを特徴とする。このように構成することに
より、玉入口が異なる様々なタイプの玉通路形成部材を
組み替えることができるので、装飾枠体の遊技機能及び
その表装飾を様々なものに作り変えることができる。
【0033】また、請求項3の発明においては、前記玉
転動部材には、電気的駆動源の駆動によって可動して玉
の転動方向を変化させる可動部材が設けられ、前記電気
的駆動源は、前記玉転動部材の下面に前記表装飾部材の
最下部よりも前記電気的駆動源の最下部の方が下に位置
するように一体的に取り付けられたことを特徴とする。
このように構成することにより、可動部材により玉の動
きに変化をつけられる上に、設計自由度が高いので、玉
転動部材の傾斜面を緩やかにでき、より可動部材により
玉の動きに変化を与えられる。つまり、装飾枠体を構成
する玉転動部材の遊技性を向上することができ、然も可
動部材と電気的駆動源が玉転動部材と一体的な構成とな
るので、玉転動部材の組み付けが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図4】装飾枠体を示す縦断面図である。
【図5】装飾枠体を構成する各種部材の分解斜視図であ
る。
【図6】装飾枠体を示す斜視図である。
【図7】同図(A)〜(C)は玉転動部材の変形例を示
す斜視図である。
【図8】変形例の玉転動部材を組み付けた装飾枠体を示
す斜視図である。
【図9】同図(A)はワープ通路形成部材を示す斜視図
であり、同図(B)(C)はワープ通路形成部材の変形
例を示す斜視図である。
【図10】特別可変入賞球装置の変形例を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通可変表示装置 10 通過玉検出器 11 普通図柄表示器 12 普通図柄記憶表示LED 15・93 特別可変入賞球装置 19 開閉板 20 特定玉検出器 21 入賞玉検出器 40 特別可変表示装置(可変表示装置) 41 LCD表示器 42 表装飾部材 43・89・91 ワープ通路形成部材(玉通路形成部
材) 44・80・83・86 玉転動部材 66・88a・88b 回転盤(可動部材) 66a 障害突起 68 モータ(電気的駆動源) 100 基本回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変表示装置の可変表示部の表示結果が
    予め定めた特定表示結果となったときに遊技者にとって
    有利な特定遊技状態を発生し得る弾球遊技機において、 前記可変表示部の周辺部分を装飾する表装飾部材と、 前記可変表示部の前面側で玉を転動する玉転動部材と、
    を備え、 前記表装飾部材は、遊技盤の表面側から着脱自在に取り
    付けられる一方、前記玉転動部材は、表装飾部材と一体
    的な装飾枠体となり且つ前記可変表示部の下辺に位置す
    るように遊技盤の裏面側から着脱自在に取り付けられる
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表装飾部材には、前記玉転動部材に
    玉を誘導するための玉通路を形成する玉通路形成部材が
    その玉通路の玉入口の位置を異ならせることが可能なよ
    うに着脱自在に取り付けられたことを特徴とする請求項
    1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記玉転動部材には、電気的駆動源の駆
    動によって可動して玉の転動方向を変化させる可動部材
    が設けられ、 前記電気的駆動源は、前記玉転動部材の下面に前記表装
    飾部材の最下部よりも前記電気的駆動源の最下部の方が
    下に位置するように一体的に取り付けられたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の弾球遊技機。
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