JP2000308183A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2000308183A
JP2000308183A JP11111106A JP11110699A JP2000308183A JP 2000308183 A JP2000308183 A JP 2000308183A JP 11111106 A JP11111106 A JP 11111106A JP 11110699 A JP11110699 A JP 11110699A JP 2000308183 A JP2000308183 A JP 2000308183A
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JP
Japan
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plate
center pole
magnet
speaker device
cap body
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Pending
Application number
JP11111106A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Fujihira
正男 藤平
Ikuo Shinohara
幾夫 篠原
Kenji Tokushige
賢二 徳重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JP2000308183A publication Critical patent/JP2000308183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットの利用効率を改善してギャップ部
に大きい磁力を付与でき、また、ギャップ部の口径や振
動板の振幅を自在に設定できるようにする。 【解決手段】 同心状に2つのギャップ部162、16
4を形成するための2つのセンタポール部152、15
4を設ける。各センタポール部152、154から外径
方向に平行な複数のプレート210、220、230、
240を設ける。各プレート210〜240に駆動マグ
ネット310、320、330を設け、各ギャップ部1
62、164に磁界を付与する。各プレート210〜2
40にキャンセルマグネット340、350、360を
設け、磁気回路を包囲するシールドカバー250を設け
る。振動板110及びキャップ体120に設けた同心状
のボイスコイルボビン172、174を各ギャップ部1
62、164に挿入配置し、各ボビン172、174に
設けたボイスコイル182、184を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーン型スピーカ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、一般的なダイナミック駆動方式
によるコーン型スピーカ装置の構造を示す断面図であ
る。このスピーカ装置は、円錐台形状のコーン型振動板
(コーン紙)10の内周部に、ボイスコイルボビン12
の前端側(図6において上側)外周部を接合するととも
に、このボビン12の中途外周部にダンパ14を接着
し、このダンパ14の外周部をフレーム16の内周部に
接合している。ボイスコイルボビン12には、後端側
(図6において下側)外周部にボイスコイル18が装着
されている。
【0003】振動板10の中央部には、ボイスコイルボ
ビン12の前端部を覆う状態でドーム状のキャップ体2
0が設けられており、ボイスコイルボビン12の後端側
には、ヨーク22のセンタポール部22Cが挿入されて
いる。フレーム16は、振動板10の外周に配置される
円錐台形状を有し、その前端部には外向きに屈曲したフ
ランジ部16Aが形成されており、このフランジ部16
Aにはガスケット24が設けられている。また、フレー
ム16の後端側には内向き屈曲したフランジ部(底面
板)16Bが形成されている。
【0004】振動板10の外周部には、円弧状のエッジ
部10Aが形成され、フレーム16の前端部に接合され
ている。フレーム16の外周部には、入力端子26が設
けられ、入力端子26と振動板10との間には、リード
線(錦糸線)28が掛け渡されている。また、フレーム
16の後端側のフランジ部16Bには、ボイスコイルボ
ビン12のボイスコイル18に対向して、プレート30
が配置され、このプレート30の後端面に駆動マグネッ
ト32が配置されている。すなわち、プレート30とヨ
ーク22のセンタポール部22Cとの間にギャップ部3
0Aが形成されて、ボイスコイル18が配置されてい
る。また、ヨーク22の後端部には、外向きのフランジ
部22Aが設けられており、このフランジ部22Aの前
面上に形成されたマグネットガイド22Bにより、駆動
マグネット32が位置決め装着されている。
【0005】図7は、図6に示すコーン型スピーカ装置
に対し、キャンセルマグネット36を設けたコーン型ス
ピーカ装置の構造を示す断面図である。図7に示すスピ
ーカ装置では、駆動マグネット32と逆極性のキャンセ
ルマグネット36をヨーク22のフランジ部22Aの後
面側に設けることにより、小型の装置構成において、ス
ピーカの最低共振周波数における共振鋭度を下げ、低音
の再生を有利にしたものである。
【0006】図8は、図7に示すコーン型スピーカ装置
に対し、さらにシールドカバー38を設けたコーン型ス
ピーカ装置の構造を示す断面図である。シールドカバー
38は、キャンセルマグネット36に後面に密着し、か
つ、キャンセルマグネット36から、駆動マグネット3
2及びプレート30の外周を覆う状態で設けられてい
る。このようなシールドカバー38を設けることによ
り、外部からの磁界に対して磁気シールド効果を得るこ
とができ、さらに、磁気回路のギャップの磁束を増大
し、スピーカの最低共振周波数における共振鋭度を若干
下げることができる。
【0007】図9は、図8に示すコーン型スピーカ装置
をスピーカボックスに設けた構造を示す断面図である。
図示のように、コーン型スピーカ装置は、ガスケット2
4を介してスピーカボックス40の前面開口部40Aに
装着されている。また、コーン型スピーカ装置の入力端
子26は、リード線42によりスピーカボックス40の
背面に設けた入力端子44に接続されている。また、ス
ピーカボックス40の下部には、ダクト部46及びダク
ト開口部48が形成されている。
【0008】図10は、さらに他のコーン型スピーカ装
置を構造を示す断面図である。なお、図6〜図8に示す
構成と共通の部材については同一の符号を付して説明は
省略する。このスピーカ装置は、中間のプレート50の
前後両面に配置した一対の駆動マグネット52、54に
よって、プレート50とヨーク22のセンタポール部2
2Cの間のギャップ部50Aに、より強い磁界を集中さ
せるようにしたものである。センタポール部22Cに
は、ギャップ部50Aに対応する位置にボイスコイル1
8が設けられている。この構造では、ギャップ部30A
があるために、ギャップ部50Aの磁力は減少するが、
一対の駆動マグネット52、54の磁力を集中させて、
ギャップ部50Aの磁力を大きくするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスピーカ装置において、図6に示す外磁型磁気回路
を有するものにおいては、マグネットの利用効率が悪
く、マグネットの有する磁気の力の約1/3程度しか使
っていない。また、図7に示すようにキャンセルマグネ
ットを設けたものや、図8に示すシールドカバーを設け
たものでは、磁気の漏れが減少することにより、ギャッ
プ部に付加される磁気の力は最大20%程度増大する。
しかし、マグネットの利用効率としては、キャンセルマ
グネットが主マグネットと同じ大きさであるとすると、
マグネットの磁力は2倍となり、ギャップ部に付加され
る磁気の力は1.2倍となるので、1/5程度となる。
ただし、キャンセルマグネットが主マグネットと同じ大
きさであることは少なく、わずかに小さいことが普通で
ある。また、図10に示すように、一対のマグネットに
よってギャップ部の磁力を集中させるものでは、図6に
示すスピーカ装置のギャップ部30Aの磁力に対し、
2.3倍の磁力を得ることができる。この場合、マグネ
ットの利用効率は、1/3をやや上回る1.15/3程
度となる。
【0010】また、以上のような各従来例に設けられる
磁気回路の構造では、使用するマグネットの内径よりも
大きいギャップ口径を設けることができず、ギャップ口
径を大きくしようとすると、マグネットの内径を大きく
しなければならいという問題がある。さらに、上述のよ
うな構造では、振動板の振動させるためのボイスコイル
の振幅の大きさは、駆動マグネットの厚みによって決定
されるため、薄型の駆動マグネットを設けた場合には、
振動板の振幅を大きくできず、大きな入力をスピーカに
加えることができないという問題がある。
【0011】そこで本発明の目的は、マグネットの利用
効率を改善でき、ギャップ部に大きい磁力を付与できる
とともに、ギャップ部の口径や振動板の振幅を自在に設
定できるスピーカ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、中央部にボイスコイルボビンを設けるととも
に、キャップ体を設けたコーン型振動板をフレームに装
着し、前記コーン型振動板の背面側に前記ボイスコイル
ボビンと同軸状に配置されるセンタポール部を有するヨ
ークを配設するともに、前記センタポール部の外周にプ
レート及びマグネットを配設して磁気回路を構成し、前
記センタポール部と前記プレートとの間に形成されたギ
ャップ部内に前記ボイスコイルボビンに設けたボイスコ
イルを配置したスピーカ装置において、前記センタポー
ル部は、内側に配置される第1センタポール部と、前記
第1センタポール部の外周部に所定の間隔を有して同心
状に設けられる円筒状の第2センタポール部とを有し、
前記磁気回路は、前記第2センタポール部の前端側に設
けられて前記第1センタポール部の外周部に近接する位
置に延在し、前記第1センタポール部の外周部との間に
第1ギャップ部を形成する第1プレートと、前記センタ
ポール部の外径方向に沿って配置されるとともに、前記
第2センタポール部の前端側外周部に近接配置され、前
記第2センタポール部の外周部との間に第2ギャップ部
を形成する第2プレートと、前記第2センタポール部の
後端側に設けられ、前記第2センタポール部の外径方向
に延在した第3プレートと、前記第1センタポール部の
後端側に設けられ、前記第1センタポール部の外径方向
に延在した第4プレートと、前記第2プレートに結合さ
れ、磁気回路全体を包囲するシールドカバーと、前記第
2プレートと第3プレートの間に設けられ、各プレート
の板厚方向に着磁された第1駆動マグネットと、前記第
3プレートと第4プレートの間に設けられ、各プレート
の板厚方向に着磁された第2駆動マグネットと、前記第
4プレートとシールドカバーとの間に設けられ、各プレ
ートの板厚方向に着磁された第3駆動マグネットとを有
し、前記キャップ体は、前記第1センタポール部に対応
する中央の第1キャップ体と、前記第2センタポール部
に対応する外側の第2キャップ体とを有し、前記ボイス
コイルボビンは、前記第1キャップ体に連結されて前記
第1ギャップ部に挿入される第1ボビンと、前記振動板
の内周部に連結されて前記第2ギャップ部に挿入される
第2ボビンとを有し、前記ボイスコイルは、前記第1ボ
ビンに設けられた第1コイルと、前記第2ボビンに設け
られた第2コイルとを有することを特徴とする。
【0013】本発明のスピーカ装置において、第1セン
タポール部と第1プレートとの間に形成された第1ギャ
ップ部には、第2センタポール部の外径方向に延在され
た第2プレートと第3プレートの間に設けられた第1駆
動マグネットと、第3プレートと第4プレートの間に設
けられた第2駆動マグネットと、第4プレートとシール
ドカバーとの間に設けられた第3駆動マグネットにより
磁界が付与される。一方、第2センタポール部と第2プ
レートとの間に形成された第2ギャップ部にも、第2セ
ンタポール部の外径方向に延在された第2プレートと第
3プレートの間に設けられた第1駆動マグネットと、第
3プレートと第4プレートの間に設けられた第2駆動マ
グネットと、第4プレートとシールドカバーとの間に設
けられた第3駆動マグネットにより磁界が付与される。
【0014】したがって、同軸状の第1及び第2ギャッ
プ部に、第1〜第3駆動マグネットにより磁界を付与す
ることから、大きい磁力によって振動板を駆動すること
が可能となる。また、各駆動マグネットが各センタポー
ル部の外径方向に延在したプレート及びシールドカバー
の間に設けられていることから、駆動マグネットの大き
さにかかわらず、各センタポール部及びギャップ部の
径、並びにボイスコイルボビンの振幅を自在に設定する
ことができ、高機能のスピーカ装置を容易に構成するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスピーカ装置
の実施の形態について説明する。図1は、本発明による
スピーカ装置の第1の構造例を示す断面図である。この
スピーカ装置は、それぞれ同心状に配置された第1セン
タポール部152及び第2センタポール部154と、第
1ギャップ部162及び第2ギャップ部164と、第1
ボイスコイルボビン172及び第2ボイスコイルボビン
174とを有している。
【0016】図1において、円錐台形状のコーン型振動
板(コーン紙)110の内周部に、第2ボイスコイルボ
ビン174の前端側(図1において上側)外周部を接合
するとともに、このボビン174の前端側外周部にダン
パ114を接着し、このダンパ114の外周部をフレー
ム116に接合している。振動板110の中央部には、
ボイスコイルボビン172、174の前端部を覆う状態
でキャップ体120が設けられている。キャップ体12
0は、第1ギャップ部162に対応する第1キャップ体
120Aを有し、この第1キャップ体120Aの外周部
に第2ギャップ部164に対応する第2キャップ体12
0Bが連設されたものである。第2キャップ体120B
の外周部は、第2ボイスコイルボビン174の内周部に
接合され、この第2ボイスコイルボビン174を介して
振動板110の内周部に連結されている。また、第1キ
ャップ体120Aと第2キャップ体120Bの継目部分
に、第1ボイスコイルボビン172が連設されている。
【0017】第1ボイスコイルボビン172と第2ボイ
スコイルボビン174は、上述のように同心状に設けら
れ、それぞれ第1、第2ギャップ部162、164側に
延在している。そして、第1ボイスコイルボビン172
の外周部には、第1ボイスコイル182が設けられ、第
2ボイスコイルボビン174の外周部には、第2ボイス
コイル184が設けられている。
【0018】そして、第1ボイスコイル182には、フ
レーム116に設けられた第1入力端子126A、フレ
ーム116と振動板110との間に架設された第1リー
ド線(錦糸線)128A、及び振動板110からボビン
172にかけて設けられたリード線(図示せず)を介し
て高域用駆動信号が供給されている。一方、第2ボイス
コイル184には、フレーム116に設けられた第2入
力端子126B、フレーム116と振動板110との間
に架設された第2リード線(錦糸線)128B、及び振
動板110からボビン174にかけて設けられたリード
線(図示せず)を介して全域用駆動信号が供給されてい
る。
【0019】図2は、本例のスピーカ装置における駆動
回路の概要を示す回路図である。駆動信号源190から
全域用の交流駆動信号が出力されるが、第1ボイスコイ
ル182には、ハイパスコンデンサ192を通して中低
域信号がカットされることにより、高域駆動信号が供給
される。一方、第2ボイスコイル184には、駆動信号
源190からの全域用交流駆動信号がそのまま供給され
る。次に、以上のようなボイスコイル182、184が
配置される第1、第2ギャップ部162、164に磁界
を付与するための磁気回路の構成について説明する。
【0020】図3は、本例の磁気回路の構造例を示す断
面図である。まず、第2センタポール部154は、円筒
状に形成され、円柱状の第1センタポール部152の外
側に同心状に配置されているが、この第2センタポール
部154の前端部には、内側にフランジ状に屈曲形成さ
れた第1プレート210が形成されており、この第1プ
レート210の内周縁部が第1センタポール部152の
前端部に近接配置されている。そして、この第1プレー
ト210の内周縁部と第1センタポール部152の前端
部との間に第1ギャップ部162が形成されている。ま
た、第2センタポール部154の前端部の外周部には、
第2プレート220に形成した開口部220Aの内周縁
部が近接配置されており、この第2プレート220の内
周縁部と第2センタポール部154の前端部との間に第
2ギャップ部164が形成されている。
【0021】また、第2プレート220は、第2センタ
ポール部154の外径方向に延在しており、特に一方向
(図中の右側)に大きく延在し、この延在部に後述する
第1駆動マグネット310及び第1キャンセルマグネッ
ト340を配置するようになっている。また、第2プレ
ート220の外周部には、磁気回路全体を包囲するヨー
ク兼用のシールドカバー250が接合されている。ま
た、第2センタポール部154の後端部には、第3プレ
ート230が設けられている。この第3プレート230
は、第1センタポール部152を挿通する開口部230
Aを有するとともに、第2センタポール部154の一方
向(図中の右側)に延在し、この延在部に後述する第
1、第2駆動マグネット310、320及び第1、第2
キャンセルマグネット340、350を配置するように
なっている。なお、以上の第2センタポール部154、
第1プレート210及び第3プレート230は、一枚の
板材を絞り加工することにより一体に形成されている。
【0022】また、第1センタポール部152の後端部
には、第4プレート240が設けられている。この第4
プレート240は、第1センタポール部152の後端部
に接着等により固定されたものであり、第1センタポー
ル部152の一方向(図中の右側)に延在し、この延在
部に後述する第2、第3駆動マグネット320、330
及び第2、第3キャンセルマグネット350、360を
配置するようになっている。また、シールドカバー25
0は、第2〜第4プレート220〜240の各延在部と
平行な底面部250Aを有し、この底面部250Aに第
3駆動マグネット330及び第3キャンセルマグネット
360を配置している。
【0023】一対の第1、第3駆動マグネット310、
330は、互いに逆方向に着磁されており、第1ギャッ
プ部162に磁力を付与している。また、一対の第1、
第3キャンセルマグネット340、360は、それぞれ
隣接する第1、第3駆動マグネット310A、310B
に対して同方向に着磁され、第1駆動マグネット31
0、330の磁力の漏洩を減少するものである。また、
第2駆動マグネット320は、第1駆動マグネット31
0に対して同方向に着磁されるとともに、第3駆動マグ
ネット330に対して逆方向に着磁されており、第2ギ
ャップ部164に磁力を付与している。また、第2キャ
ンセルマグネット350は、第2駆動マグネット320
に対して同方向に着磁され、第2駆動マグネット320
の磁力の漏洩を減少するものである。
【0024】また、第3プレート230と第4プレート
240の各マグネット310、320及び330とマグ
ネット340、350及び360の中間部には、それぞ
れ開口部230B、240Aが形成されている。これら
開口部230B、240Aは、マグネット310、32
0及び330とマグネット340、350及び360と
の間隔と等しいか、やや大きい幅に形成されており、各
マグネットからシールドカバー250側への磁気の漏れ
を減少するように機能する。
【0025】以上のような磁気回路を組み立てる場合、
まず、上述したように絞り加工によって第2センタポー
ル部154と一体に形成された第3プレート230の前
面に第1駆動マグネット310と第1キャンセルマグネ
ット340を接着固定する。その後、第1駆動マグネッ
ト310と第1キャンセルマグネット340の前面に接
着剤を塗布し、第1センタポール部152にギャップガ
イド(図示せず)を装着して、第2プレート220を位
置決めして接着固定する。そして、第1駆動マグネット
310と第1キャンセルマグネット340とを方向に着
磁する。
【0026】一方、第1センタポール部152を第4プ
レート240に接着固定した後、第4プレート240の
両面に、第2駆動マグネット320、第2キャンセルマ
グネット350、第3駆動マグネット330、第3キャ
ンセルマグネット360を接着固定する。そして、各マ
グネット320、350、330、360を同方向に着
磁した後、第1センタポール部152にギャップガイド
(図示せず)を装着し、第2駆動マグネット320、第
2キャンセルマグネット350の前面に接着剤を塗布
し、第3プレート230を位置決めしながら接着固定す
る。この後、シールドカバー250を第2プレート22
0、第1駆動マグネット330及び第1キャンセルマグ
ネット340に接着固定して、磁気回路を完成する。こ
のような工程により、磁気回路の量産が可能となる。
【0027】以上のような磁気回路では、以下のような
4つの有効磁路により、各ギャップ部162、164に
磁力を付与するものである。まず、第1は、第1駆動マ
グネット310のN極から第2プレート220を通って
第2ギャップ部164及び第2センタポール部154を
通り、さらに第1駆動マグネット310のS極からN極
に至る磁路である。次に第2は、第2駆動マグネット3
20のN極から第4プレート240を通って第1センタ
ポール部152、第1ギャップ部162、第2センタポ
ール部154を通り、さらに第3プレート230を通っ
て第2駆動マグネット320のS極からN極に至る磁路
である。
【0028】次に第3は、第3駆動マグネット330の
N極からシールドカバー250を通って第2ギャップ部
164、第1プレート部210、第1ギャップ部16
2、第1センタポール部152、さらに第3プレート2
30を通って第3駆動マグネット330のS極からN極
に至る磁路である。次に第4は、第2駆動マグネット3
20と第3駆動マグネット330が同方向着磁であるの
で、第3駆動マグネット330のN極からシールドカバ
ー250を通って第1ギャップ部162、第1プレート
部210、第2センタポール部154、第2プレート2
20を通って第2駆動マグネット320のS極から第3
駆動マグネット330のN極に至る磁路である。
【0029】以上のような磁気回路の各磁路の作用によ
り、内側の第1ギャップ部162に作用する磁力は、図
6に示す例に比較して1.5倍となり、同様に、外側の
第2ギャップ部164に作用する磁力は3.5倍にな
る。ここで、内側の第1ギャップ部162の直径は、外
側の第2ギャップ部164の1/2程度であるので、そ
の容積も1/2程度であることから、磁力の作用は2倍
程度となる。したがって、内側の第1ギャップ部162
に作用する磁力は、図6に示す例に比較して3倍とな
る。この結果、2つのボイスコイル182、184を強
力な磁力によって駆動することができる。
【0030】また、上述のように組み立てた磁気回路に
対し、振動系を組み立てる場合には、まず、センタポー
ル部152、154の前端部(頂部)に装着されるボイ
スコイルスペーサ(図示せず)を用意し、これを第2ボ
イスコイルボビン174の内径に装着した状態で、セン
タポール部152、154にセットする。これにより、
第2ボイスコイル184を第2ギャップ部164内に位
置決め配置する。次に、第2プレート220に対してフ
レーム116を接合した後、第2ボイスコイルボビン1
74とフレーム116との間にダンパ114を架設す
る。また、第2ボイスコイルボビン174に対して振動
板110の内周部を接合し、フレーム116の外周部に
振動板110のエッジ部110Aをガスケット124を
介して接合する。次に、ボイスコイルスペーサをセンタ
ポール部152、154より取り外し、予め第1ボイス
コイルボビン172を接合したキャップ体120を第2
ボイスコイルボビン174の内警部に接着固定し、第1
ボイスコイルボビン172を第1ギャップ部162の所
定位置に位置決め配置する。以上のようにして図1に示
すスピーカ装置が完成する。
【0031】以上のような構成のスピーカ装置におい
て、第1、第2ギャップ部162、164に磁力を付与
し、各ボイスコイル182、184に供給される駆動信
号に応じてキャップ120及び振動板110を信号し、
音波を放射する。また、特に内側の第1キャップ体12
0Aによって高域を放射し、外側の第2キャップ体12
0B及び振動板110によって全域の放射を行うことに
より、良質の音再生を行うことができる。
【0032】以上説明したように、本例の構成では、簡
易に組み立てられる磁気回路や振動系により、磁気効率
がよく、また、全帯域に対して高音質で、量産性に適し
た低コストの同軸2ウエイスピーカ装置を提供すること
が可能である。また、各駆動マグネットが各センタポー
ル部の外径方向に延在したプレート及びシールドカバー
の間に設けられていることから、駆動マグネットの大き
さにかかわらず、各センタポール部及びギャップ部の
径、並びにボイスコイルボビンの振幅を自在に設定する
ことができ、高機能のスピーカ装置を容易に構成するこ
とができる。
【0033】図4は、本例におけるスピーカ装置をスピ
ーカボックスに設けた場合の構造例を示す断面図であ
る。図示のように、本例のスピーカ装置は、ガスケット
124を介してスピーカボックス140の前面開口部1
40Aに装着されている。また、スピーカ装置の入力端
子126A、126Bは、リード線142によりスピー
カボックス140の背面に設けた入力端子144に接続
されている。また、スピーカボックス140の下部に
は、ダクト部146及びダクト開口部148が形成され
ている。
【0034】図5は、本発明によるスピーカ装置の第2
の構造例を示す断面図である。本例のスピーカ装置は、
図1及び図3に示す構成と同様の磁気回路に対し、振動
系の構成を変更したものであり、特に第1プレート21
0の前面に低域振動の負荷抵抗として機能するホーン部
410を配設したものである。また、キャップ体120
の第1キャップ体120Aと第2キャップ体120Bと
は分離されおり、第1キャップ体120Aは、外周部に
エッジ部120Cを有し、このエッジ部120Cが第1
プレート210の前面の内周寄りの位置にガスケット1
22を介して接合されている。また、第2キャップ体1
20Bは、内周部がホーン部410の頂部410Aに接
合され、外周部が振動板110の内周寄りの部分に接合
されている。
【0035】また、ホーン部410は、第2ボイスコイ
ルボビン174の内周面に沿って近接配置される外周面
410Bを有し、ホーン部410の外周面410Bと第
2ボイスコイルボビン174の内周面との間隙に流通す
る気流によって前記振動板の振動をガイドするものであ
る。なお、本例の第2ボイスコイルボビン174は、図
1に示す例に比較して長尺に形成され、より有効なガイ
ド機能を発揮するようになっている。また、ホーン部4
10の基端部は、第1プレート210の前面の外周寄り
の位置に接着等により接合されている。また、ホーン部
410の基端側内周部には、第1キャップ体120Aの
外周部を覆う空洞部410Cが形成されている。
【0036】以上のような構成では、ホーン部410に
よる音響上の効果に加えて、ホーン部410と第2ボイ
スコイルボビン174との間の気流膜によって振動系を
安定的に振動させることができ、例えば振動板110の
揺れ等を防止でき、安定した動作を得ることが可能とな
る。
【0037】なお、以上の例では、ボイスコイル18
2、184に駆動信号を供給して振動板110等を駆動
するダイナミック型スピーカの例について説明したが、
各ボイスコイルをボビンの外周方向にショートした1タ
ーンショートコイルとして構成するとともに、上述した
磁気回路のギャップ部162、164に臨む部位に駆動
コイルを設けて駆動信号を供給し、ギャップ部162、
164内の磁界を変動させることにより、振動板110
等を駆動する電磁誘導型スピーカとして構成してもよ
い。なお、駆動コイルを磁性体で形成することにより、
ギャップ部が磁気的に拡張してしまうのを防ぎ、磁力の
低下を防ぐような構造としても良い。また、本発明は、
上述したダイナミック型変換器や電磁誘導型変換器、さ
らには各種の音響電気変換器や電気音響変換器に応用で
きるものである。
【0038】また、以上の例では、2つのギャップ部1
62、164を形成する構成について説明したが、上述
した磁気回路のセンタポール部、プレート、及びマグネ
ットをさらに多層化することにより、3つ以上のギャッ
プ部を設ける構成としてもよい。また、以上の例では、
第1ボイスコイル182を高域用の再生に用い、第2ボ
イスコイル184を全域用の再生に用いたが、例えば、
第1ボイスコイル182をボイスコイルボビン172の
外周方向にショートした1ターンショートコイルとする
ことにより、振動系の制動機能を得るようにしてもよ
い。
【0039】また、上述のようにボイスコイルをショー
トコイルとする構成において、ボイスコイルボビン自体
を1ターンのショートコイルとして形成することも可能
である。例えば、ボイスコイルボビン全体を導電体で形
成し、ショートしたい部位だけを周回り方向に突き合わ
せて電気的な閉ループ状に構成し、他の部位はボビンの
軸方向にスリット等を入れることにより、周割り方向に
絶縁した構造とすることにより、突き合わせてショート
した環状の部分に電流が流れるようにすることができ
る。なお、ショートコイルを設ける方法としては、上記
に限らず、種々の方法が可能であり、例えば絶縁性のボ
ビンに平面状の導体を環状に皮着して形成するような方
法であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスピーカ装
置では、複数のセンタポール部を同心状に配置するとと
もに、各センタポール部に連結された複数の平行プレー
トを外径方向に延在させ、各プレートに配置した複数の
駆動マグネットによって、各センタポール部とプレート
との間に形成された複数のギャップ部に磁界を付与する
ようにした。このため、従来の各種コーン型スピーカ装
置に比較して、複数のギャップ部に大きい磁力を付与し
て振動板を駆動でき、駆動マグネットの利用効率を改善
できる効果がある。また、各駆動マグネットが各センタ
ポール部の外径方向に延在したプレート及びシールドカ
バーの間に設けられていることから、駆動マグネットの
大きさにかかわらず、各センタポール部及びギャップ部
の径、並びにボイスコイルボビンの振幅を自在に設定す
ることができ、高機能のスピーカ装置を容易に構成する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコーン型スピーカ装置の第1の構
造例を示す断面図である。
【図2】図1に示すスピーカ装置における駆動回路の構
成例を示す回路図である。
【図3】図1に示すスピーカ装置における磁気回路の構
造例を示す断面図である。
【図4】図1に示すスピーカ装置をスピーカボックスに
設けた例を示す断面図である。
【図5】本発明によるコーン型スピーカ装置の第2の構
造例を示す断面図である。
【図6】一般的なダイナミック駆動方式によるコーン型
スピーカ装置の構造を示す断面図である。
【図7】図6に示すコーン型スピーカ装置に対し、キャ
ンセルマグネットを設けたコーン型スピーカ装置の構造
を示す断面図である。
【図8】図7に示すコーン型スピーカ装置に対し、さら
にシールドカバーを設けたコーン型スピーカ装置の構造
を示す断面図である。
【図9】図8に示すコーン型スピーカ装置をスピーカボ
ックスに設けた構造を示す断面図である。
【図10】従来のさらに他のコーン型スピーカ装置を構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
110……コーン型振動板、120……キャップ体、1
20A……第1キャップ体、120B……第2キャップ
体、152……第1センタポール部、154……第2セ
ンタポール部、162……第1ギャップ部、164……
第2ギャップ部、172……第1ボイスコイルボビン、
174……第2ボイスコイルボビン、182……第1ボ
イスコイル、184……第2ボイスコイル、210、2
20、230、240……プレート、250……シール
ドカバー、310、320、330……駆動マグネッ
ト、340、350、360……キャンセルマグネッ
ト。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部にボイスコイルボビンを設けると
    ともに、キャップ体を設けたコーン型振動板をフレーム
    に装着し、前記コーン型振動板の背面側に前記ボイスコ
    イルボビンと同軸状に配置されるセンタポール部を有す
    るヨークを配設するともに、前記センタポール部の外周
    にプレート及びマグネットを配設して磁気回路を構成
    し、前記センタポール部と前記プレートとの間に形成さ
    れたギャップ部内に前記ボイスコイルボビンに設けたボ
    イスコイルを配置したスピーカ装置において、 前記センタポール部は、内側に配置される第1センタポ
    ール部と、 前記第1センタポール部の外周部に所定の間隔を有して
    同心状に設けられる円筒状の第2センタポール部とを有
    し、 前記磁気回路は、前記第2センタポール部の前端側に設
    けられて前記第1センタポール部の外周部に近接する位
    置に延在し、前記第1センタポール部の外周部との間に
    第1ギャップ部を形成する第1プレートと、 前記センタポール部の外径方向に沿って配置されるとと
    もに、前記第2センタポール部の前端側外周部に近接配
    置され、前記第2センタポール部の外周部との間に第2
    ギャップ部を形成する第2プレートと、 前記第2センタポール部の後端側に設けられ、前記第2
    センタポール部の外径方向に延在した第3プレートと、 前記第1センタポール部の後端側に設けられ、前記第1
    センタポール部の外径方向に延在した第4プレートと、 前記第2プレートに結合され、磁気回路全体を包囲する
    シールドカバーと、 前記第2プレートと第3プレートの間に設けられ、各プ
    レートの板厚方向に着磁された第1駆動マグネットと、 前記第3プレートと第4プレートの間に設けられ、各プ
    レートの板厚方向に着磁された第2駆動マグネットと、 前記第4プレートとシールドカバーとの間に設けられ、
    各プレートの板厚方向に着磁された第3駆動マグネット
    とを有し、 前記キャップ体は、前記第1センタポール部に対応する
    中央の第1キャップ体と、前記第2センタポール部に対
    応する外側の第2キャップ体とを有し、 前記ボイスコイルボビンは、前記第1キャップ体に連結
    されて前記第1ギャップ部に挿入される第1ボビンと、
    前記振動板の内周部に連結されて前記第2ギャップ部に
    挿入される第2ボビンとを有し、 前記ボイスコイルは、前記第1ボビンに設けられた第1
    コイルと、前記第2ボビンに設けられた第2コイルとを
    有している、 ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップ体は、前記第1キャップ体
    の外周部に前記第2キャップ体を連結し、前記第2キャ
    ップ体の外周部を前記振動板の内周部に連結したことを
    特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2プレートと第3プレートの間に
    前記第1駆動マグネットに対応して設けられた第1キャ
    ンセルマグネットと、 前記第3プレートと第4プレートの間に前記第2駆動マ
    グネットに対応して設けられた第2キャンセルマグネッ
    トと、 前記第4プレートとシールドカバーとの間に前記第3駆
    動マグネットに対応して設けられた第3キャンセルマグ
    ネットとを有することを特徴とする請求項1記載のスピ
    ーカ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1コイルに高域用駆動信号を供給
    し、前記第2コイルに全域用駆動信号を供給することを
    特徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1プレートの前面に低域振動の負
    荷抵抗として機能するホーン部を配設するとともに、前
    記キャップ体の前記第1キャップ体と第2キャップ体と
    が分離され、前記第1キャップ体は、外周部にエッジ部
    を有し、前記エッジ部が前記第1プレートに接合され、
    前記第2キャップ体は、内周部が前記ホーン部に接合さ
    れ、外周部が前記振動板に接合されていることを特徴と
    する請求項1記載のスピーカ装置。
  6. 【請求項6】 前記ホーン部は、前記第2ボビンの内周
    面に沿って近接配置される外周面を有し、前記ホーン部
    の外周面と前記第2ボビンの内周面との間隙に流通する
    気流によって前記振動板の振動をガイドすることを特徴
    とする請求項5記載のスピーカ装置。
  7. 【請求項7】 前記フレームと前記振動板との間に前記
    高域用駆動信号を供給する第1リード線と前記全域用駆
    動信号を供給する第2リード線とを架設したことを特徴
    とする請求項4記載のスピーカ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1コイルまたは第2コイルの一方
    のコイルをボビンの外周方向にショートして振動制動用
    のショートコイルとしたことを特徴とする請求項1記載
    のスピーカ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1駆動マグネットと第2駆動マグ
    ネットは、互いに同方向に着磁され、前記第1駆動マグ
    ネットと第3駆動マグネットは、互いに逆方向に着磁さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のスピーカ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第2プレートと前記第3プレート
    は、前記駆動マグネットと前記キャンセルマグネットと
    の中間に位置する部位に開口部を有することを特徴とす
    る請求項2記載のスピーカ装置。
  11. 【請求項11】 前記第1プレート、第2センタポール
    部、及び第3プレートは、一枚の板材を絞り加工するこ
    とにより一体に形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のスピーカ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7471801B2 (en) 2002-05-10 2008-12-30 Osseofon Ab Device for the generation of or monitoring of vibrations
KR200459612Y1 (ko) 2010-06-21 2012-04-04 아이모스시스템 주식회사 저음 개선용 스피커

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