JP3128022B2 - 同軸スピーカ - Google Patents

同軸スピーカ

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JP3128022B2 JP04196445A JP19644592A JP3128022B2 JP 3128022 B2 JP3128022 B2 JP 3128022B2 JP 04196445 A JP04196445 A JP 04196445A JP 19644592 A JP19644592 A JP 19644592A JP 3128022 B2 JP3128022 B2 JP 3128022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題(図4) 解題を解決するための手段(図1及び図3) 作用(図1及び図3) 実施例(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は同軸スピーカに関し、特
に電磁結合によつて2次コイルに駆動電流を供給するも
のに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、同軸スピーカにおいては複数個の
スピーカを同じ軸上に配置し、これにより高音域や低音
域の各周波数帯を受け持つスピーカの音源位置を一致さ
せ、位相特性等の優れた音源を得るようになされたもの
がある。
【0004】この同軸スピーカでは複数の独立したスピ
ーカを用いるため、それぞれに応じた複数の磁気回路が
必要となり、複数のスピーカの音源位置を一致させるよ
うに振動板を取り付けることが困難で製造工程が複雑に
なる問題があつた。
【0005】また複数の磁気回路のうちの1つの磁気回
路が他の磁気回路の磁力線の軌跡を不用意に変更させて
しまうおそれがあり、さらに当該複数のスピーカのボイ
スコイルに振動に強い錦糸線等を電気的に接続するため
に、スピーカ相互の結線が煩雑であり、スピーカを駆動
させるネツトワークの設置も容易ではなかつた。
【0006】これらの問題を解決するため、特開平2-31
598 号公報、特開平2-31599 号公報に開示されているよ
うに、同一磁気ギヤツプ中に低域用及び高域用のボイス
コイルを配置し、高域用のボイスコイルへは電磁結合に
より電力を供給して駆動するようになされたものがあ
る。
【0007】すなわち、図4に示す同軸スピーカ1にお
いては、磁性体でなりバツクプレートを構成する円板形
状のヨーク2の外側面に円環形状のマグネツト4が嵌合
され、このマグネツト4の上端面に磁性体で形成された
プレート6が固着される。
【0008】ヨーク2の平面中心位置には円柱形状のポ
ール8が一体に形成され、このポール8の上側面に上方
向に伸縮自在なサスペンシヨン10が配設されている。
またサスペンシヨン10はその上端面で、導電性材料で
作られた椀型形状のツイータ振動板12を支持し、これ
によりツイータ振動板12の振動に対する自由度を低減
しないようになされている。
【0009】またツイータ振動板12は、全体として巻
始めと巻終りが短絡された短絡コイル14を形成し、こ
れにより短絡コイル14内に発生する低中音域用の駆動
電流を実用上十分に減衰するようになされている。
【0010】プレート6の上端面には放射状に開口する
フレーム16が固定され、このフレーム16の内側面に
ダンパ18の一端が固定される。さらにフレーム16の
上端部16Aにエツジ20Aを通じてウーハ振動板20
の周縁部が固定される。
【0011】ウーハ振動板20の中心部には、所定の径
でツイータ振動板12を覆うようになされたコイルボビ
ン22が固着され、このコイルボビン22の外側面にダ
ンパ18の他端が固着されている。またこのコイルボビ
ン22の周側面に1次コイル24が巻着され、このコイ
ル24とプレート6とが対向するように配置されてい
る。
【0012】ここで一次コイル24に駆動電流が供給さ
れると、一次コイル24はフレミング左手の法則により
矢印a方向及びその逆方向に力を受けると共に、トラン
ス結合により短絡コイル14内に駆動電流を発生させ
る。
【0013】従つてスピーカ1においては入力される音
声信号に基づく駆動電流に応じて短絡コイル14及び1
次コイル24が矢印aで示す方向又は矢印aに対して逆
方向に振動し、これによりツイータ振動板12及びウー
ハ振動板20がそれぞれ振動して、所定の周波数帯域の
音波を発生するようになされている。
【0014】ここでプレート6及びポール8間に形成さ
れる磁界を横切らせるようになされている短絡コイル1
4及び一次コイル24において、一次コイル24に音声
信号に基づく駆動電流を供給すると、ウーハ振動板20
が振動して所定の低音域から中音域までの音波を発生す
る。
【0015】さらにこの時、短絡コイル14及び一次コ
イル24のトランス結合により、短絡コイル14内に駆
動電流が流れ、これによりウーハ振動板20同様にツイ
ータ振動板12が振動して所定の中音域から高音域まで
の音波を発生し、このようにして同軸スピーカ1を得る
ようになされている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
同軸スピーカ1においては、ツイータ振動板12をサス
ペンシヨン10に支持させるため、ツイータ振動系の製
造のために余計に製造工程が必要になる問題がある。ま
たツイータ振動板12を導電体材質で作るために感度が
低い等音質を限定してしまうおそれがある。
【0017】さらにこのような同軸スピーカ1において
音質を向上させるため定電流駆動しようとすると、最低
共振周波数(f0 )とその周辺の周波数帯域において、
同軸スピーカ1のインピーダンスが増大して音圧レベル
が上昇し、この結果ウーハ振動板20に過大な振動を与
えてしまう問題がある。
【0018】この最低共振周波数(f0 )の影響を防止
して、スピーカを安定に定電流駆動する方法として、ス
ピーカの振動系と一体に制動用コイルを設け、これをス
ピーカの振動系の磁気回路とは独立した制動用磁気回路
の空隙中に配し、これによりスピーカの振動系を電磁制
動するものが提案されている。ところがこのようにして
も、制動用コイルや制動用磁気回路を設けた分構成が複
雑かつ大型化すると共に、製造工程が煩雑になり実用上
未だ不十分であつた。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、製造の容易な簡易な構成で定電流駆動又は定電圧駆
動させ得る同軸スピーカを提案しようとするものであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、コーン形状の第1の振動板20及
び当該第1の振動板20の端部に形成されて所定の磁束
6、8中に配置される第1のボイスコイル26でなる、
主として中低音域の音波を発生する第1の振動系20、
22、26と、所定の接続手段28を介して第1の振動
系20、22、26に追動するように保持されると共
に、ドーム形状の第2の振動板32及び当該第2の振動
板32の端部に形成されて第1のボイスコイル26内の
所定の磁束6、8中に配置される第2のボイスコイル3
0でなる、主として中高音域の音波を発生する第2の振
動系30、32とを具え、第1のボイスコイル26が定
電流駆動されたとき、第2の振動系30、32が第1の
振動系20、22、26に追動することにより第2のボ
イスコイル30に電磁制動用駆動電流が生じ、この電磁
制動用駆動電流により第1の振動系20、22、26を
電磁制動する。
【0021】また本発明においては、コーン形状の第1
の振動板20及び当該第1の振動板20の端部に形成さ
れて所定の磁束6、8中に配置される第1のボイスコイ
ル26でなる、主として中低音域の音波を発生する第1
の振動系20、22、26と、所定の接続手段28を介
して第1の振動系20、22、26に追動するように保
持されると共に、第1の振動板20より小さなコーン形
状の第2の振動板52及び当該第2の振動板52の端部
に形成されて第1のボイスコイル26内の所定の磁束
6、8中に配置される第2のボイスコイル56を有す
る、主として中高音域の音波を発生する第2の振動系5
2、56、58とを具え、第1のボイスコイル26が定
電流駆動されたとき、第2の振動系52、56、58が
第1の振動系20、22、26に追動することにより第
2のボイスコイル56に電磁制動用駆動電流が生じ、こ
の電磁制動用駆動電流により第1の振動系20、22、
26を電磁制動する。
【0022】
【作用】所定の接続手段28又は62を介して第1の振
動系20、22、26に保持されたドーム形状又はコー
ン形状の第2の振動板32又は52を含む第2の振動系
30、32又は52、56、58を、第1の振動系2
0、22、26に追動させるようにしたことにより、製
造の容易な簡易な構成で定電流駆動又は定電圧駆動させ
得る同軸スピーカを実現できる。
【0023】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0024】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、40は全体として本発明による同軸スピ
ーカを示し、コイルボビン22及びポール8間の間隙に
椀型形状のツイータ振動板32が配置され、これが所定
の振動伝達率を有する連結部28を介してウーハ振動板
20の内周面下方側に固着されている。なおこの連結部
28は、スピーカ40の通常動作においてウーハ振動板
20とツイータ振動板32のそれぞれの周波数特性を維
持するようになされている。
【0025】このツイータ振動板32の外側端には、巻
始めと巻終わりが短絡された1ターンの短絡コイル構成
で2次コイル30が形成されている。この2次コイル3
0は、プレート6に対向する位置に配置されており、か
くしてヨーク2、マグネツト4、プレート6、ポール部
8、1次コイル26及び2次コイル30により磁気回路
が形成される。
【0026】またこの実施例の場合、2次コイル30は
コイルより熱伝導が良い1ターンの短絡コイルで構成さ
れることにより、2次コイル30の駆動時に発生するジ
ユール熱により破壊されないようになされ、これにより
耐入力特性を向上するようになされている。
【0027】さらにこの実施例の場合、1次コイル26
と2次コイル30とのトランス結合係数は、図2に示す
ように主に約1〔kHz〕以上の中高音域の音声信号に基
づく駆動電流が2次コイル30内に発生するように選定
され、これによりウーハ振動板20とツイータ振動板3
2とのクロスオーバ周波数が約1〔kHz〕に選定されて
いる。
【0028】かくして1次コイル26に音声信号に基づ
く駆動電流を導通させることにより、ウーハ振動板2
0、コイルボビン22、連結部28及びツイータ振動板
32が振動し、これにより所望の周波数帯域毎の音波を
発生するようになされている。
【0029】ここで連結部28は、ウーハ振動板20が
過大に振動する際に、この振動をツイータ振動板32に
形成されている2次コイル30に伝達する。これにより
連結部28を通じてツイータ振動板32の2次コイル3
0に起電力を生じさせ、この2次コイル30に生じる過
大な振動を、実用上十分に電磁制動する電磁制動用駆動
電流を発生するようになされている。
【0030】以上の構成において、スピーカ40を定電
圧駆動及び又は定電流駆動させる場合、1次コイル26
に音声信号に基づく駆動電流を供給する。この時1次コ
イル26は当該駆動電流に応じてフレミング左手の法則
による矢印a方向又はその逆方向の力をコイルボビン2
2を介してウーハ振動板20に加え、これによりウーハ
振動板20は所定の中低音域の音波を主に発生するよう
に振動する。
【0031】またこの時1次コイル26は、2次コイル
30とのトランス結合により2次コイル30内に中高音
域用の音声信号に基づく中高音域用駆動電流を発生さ
せ、これにより2次コイル30はこの中高音域用駆動電
流に応じてフレミング左手の法則による矢印a方向又は
その逆方向の力をツイータ振動板32に加える。かくし
てツイータ振動板32は所定の中高音域の音波を主に発
生するように振動する。
【0032】この実施例の場合、ウーハ振動板20が約
1〔kHz〕以下の中低音域の音波を主に発生するように
振動し、ツイータ振動板32が約1〔kHz〕以上の中高
音域の音波を主に発生するようになされている。従つて
スピーカ40は全体として音声信号に基づいた音波を発
生することができ、さらにツイータ振動板32を支持す
るためのサスペンシヨン部材を省略することができる。
【0033】またこの同軸スピーカ40の場合、連結部
28によりウーハ振動板20とツイータ振動板32とが
連結されているため、ウーハ振動板20とツイータ振動
板32とがそれぞれ独立に逆相で振動し難いことによ
り、クロスオーバ周波数帯域での中音の谷が平坦になる
のでスピーカ40全体の周波数特性を改善することがで
きる。
【0034】ここでこの同軸スピーカ40を定電流駆動
し、例えば最低共振周波数の音波を発生させる駆動電流
によりウーハ振動板20に過大な振動が与えられたと
き、連結部28はツイータ振動板32を介して2次コイ
ル30にこの過大な振動を伝える。連結部28を介して
過大な振動を伝えられた2次コイル30は、この過大な
振動に応じてフレミング右手の法則による起電力を2次
コイル30内に生じさせ、この起電力により電磁制動用
駆動電流が2次コイル30に流れる。
【0035】これにより2次コイル30は過大な振動の
振動方向に対して逆方向で、かつその過大な振動を実用
上十分に制動できる電磁制動力を、ツイータ振動板3
2、連結部28を順次介してウーハ振動板20に伝達す
る。かくして同軸スピーカ40はウーハ振動板20に発
生した過大な振動をこの電磁制動力により、実用上十分
に制動することができ、これにより同軸スピーカ40を
定電流駆動させることができる。
【0036】因みにツイータ振動板32においては、中
高音域の音質を変更する又は高感度化するためにツイー
タ振動板32の振動部分の材料を選択することができ、
またウーハ振動板20と一体に成形するためにウーハ振
動板20と同じ材料を選択することができる。また連結
部28に加えてツイータ振動板32とコイルボビン22
との間にサスペンシヨンを設ければ、より確実にツイー
タ振動板32とコイルボビン22が接触しないようにす
ることができる。
【0037】以上の構成によれば、ツイータ振動板32
を独自で支持するためのサスペンシヨン部材を省略する
と共に、電磁制動用の磁気回路をスピーカの磁気回路と
兼用するようにしたことにより、製造が容易に簡易な構
成で、かつ電磁制動をかけることにより定電流駆動でき
る同軸スピーカ40を実現できる。
【0038】なお上述の実施例においては、連結部28
をウーハ振動板20に固着する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えばコイルボビン22に連結
部を固定するようにして、上述の実施例と同様の効果を
実現できる。
【0039】さらに上述の実施例においては、ウーハ振
動板20とツイータ振動板32とを連結するため、連結
部28を設けた場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、端部にエツジを有する振動板を用いて連結する
ようにしても良い。
【0040】因に、図1との対応部分に同一符号を付し
た図3に示すように、同軸スピーカ50は端部にエツジ
52Aを有すると共に中高音域の感度、音質及び指向性
を調整する振動板52によりウーハ振動板20とツイー
タ振動系54とが連結されている。
【0041】この場合、ツイータ振動系54は外側面に
短絡コイル56を形成しているボビン58とこのボビン
58の上端部に固定されているドーム状のキヤツプ振動
板60で構成され、さらにボビン58とウーハ振動板2
0との間にダンパ62が介在されている。
【0042】かくして振動板52及びツイータ振動系5
4を一体となつて振動するようにして、振動板52の形
状、大きさ、材質等を選択すれば、振動板52、ツイー
タ振動系54全体のステイフネス及び振動に対する機械
損失を調整することができ、中高音域の感度、音質及び
指向性を調整することができる。またクロスオーバ周波
数帯域では、ウーハ振動板20及び振動板52が振動す
ることにより、一段と中音の谷を平坦にでき、同軸スピ
ーカ50全体の周波数特性を向上することができる。
【0043】さらに上述の実施例においては、ツイータ
振動板及びウーハ振動板を連結する際に、円環形状の連
結部やエツジを用いた場合について述べたが、連結部の
構成はこれに限らず、連結部やエツジを断続的に形成す
るようにしても上述の実施例と同様の効果を実現でき
る。
【0044】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コーン形
状の第1の振動板及び第1のボイスコイルを含む第1の
振動系に、所定の接続手段を介して保持されたドーム形
状又はコーン形状の第2の振動板及び第2のボイスボイ
スを含む第2の振動系を、第1の振動系に追動させると
共に、第1のボイスコイルが定電流駆動されたとき第2
のボイスコイルに電磁制動用駆動電流を生じさせるよう
にしたことにより、製造の容易な簡易な構成で定電流駆
動させ得る同軸スピーカを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸スピーカの一実施例を示す略
線的断面図である。
【図2】図1の1次コイル及び2次コイルのトランス結
合係数を示す特性曲線図である。
【図3】本発明による同軸スピーカの他の実施例を示す
略線的断面図である。
【図4】従来の同軸スピーカを示す略線的断面図であ
る。
【符号の説明】
1、40、50……スピーカ、4……マグネツト、6…
…プレート、14、56……短絡コイル、20、32、
52、60……振動板、24、26……1次コイル、2
8……連結部、30……2次コイル。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/06 H04R 1/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーン形状の第1の振動板及び当該第1の
    振動板の端部に形成されて所定の磁束中に配置される第
    1のボイスコイルでなる、主として中低音域の音波を発
    生する第1の振動系と、 所定の接続手段を介して上記第1の振動系に追動するよ
    うに保持されると共に、ドーム形状の第2の振動板及び
    当該第2の振動板の端部に形成されて上記第1のボイス
    コイル内の上記所定の磁束中に配置される第2のボイス
    コイルでなる、主として中高音域の音波を発生する第2
    の振動系とを具え、上記第1のボイスコイルが定電流駆動されたとき、 上記
    第2の振動系上記第1の振動系に追動することにより
    上記第2のボイスコイルに電磁制動用駆動電流が生じ、
    この電磁制動用駆動電流により上記第1の振動系を電磁
    制動することを特徴とする同軸スピーカ。
  2. 【請求項2】上記第2のボイスコイルは、熱伝導が良い
    1ターンの短絡コイルであることを特徴とする請求項1
    に記載の同軸スピーカ。
  3. 【請求項3】コーン形状の第1の振動板及び当該第1の
    振動板の端部に形成されて所定の磁束中に配置される第
    1のボイスコイルでなる、主として中低音域の音波を発
    生する第1の振動系と、 所定の接続手段を介して上記第1の振動系に追動するよ
    うに保持されると共に、上記第1の振動板より小さなコ
    ーン形状の第2の振動板及び当該第2の振動板の端部に
    形成されて上記第1のボイスコイル内の上記所定の磁束
    中に配置される第2のボイスコイルを有する、主として
    中高音域の音波を発生する第2の振動系とを具え、上記第1のボイスコイルが定電流駆動されたとき、 上記
    第2の振動系上記第1の振動系に追動することにより
    上記第2のボイスコイルに電磁制動用駆動電流が生じ、
    この電磁制動用駆動電流により上記第1の振動系を電磁
    制動することを特徴とする同軸スピーカ。
  4. 【請求項4】上記第2のボイスコイルは、熱伝導が良い
    1ターンの短絡コイルであることを特徴とする請求項3
    に記載の同軸スピーカ。
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