JP2000303695A - 免震ビル構築用タワークレーン及びその据付け方法 - Google Patents

免震ビル構築用タワークレーン及びその据付け方法

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JP2000303695A
JP2000303695A JP11109312A JP10931299A JP2000303695A JP 2000303695 A JP2000303695 A JP 2000303695A JP 11109312 A JP11109312 A JP 11109312A JP 10931299 A JP10931299 A JP 10931299A JP 2000303695 A JP2000303695 A JP 2000303695A
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cross
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Tadatoshi Ide
忠俊 井手
Tomoya Hirata
智也 平田
Sunao Nagao
直 長尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タワークレーンを用いて免震ビルを構築する
際、地震時に於て該タワークレーンと該免震ビルとの振
動が互に干渉を受けないようにする。 【解決手段】 建物1の外側に沿ってタワークレーン用
マスト4を立設し、該マスト4の下端部5にクロスベー
ス7を配設する。更に、該クロスベース7上に押え金具
10を介して基礎部3に固設する。一方、該マスト4に
対し、旋回可能に設けられたクレーン本体Cと該クレー
ン本体Cより下方に設けられ、且つ、該マスト4に沿う
方向に摺動及び固定可能に設けられたクライミングマス
ト4aを設ける。該基礎部3は該建物1と独立して設置
すると共に、該マスト4中心近傍の該クロスベース7の
下面と該基礎部3の上面には水平方向にスライド可能に
固着した板材を夫々配設し、更に、該建物1と該マスト
4間の所定箇所に該マスト4を支持すると共に、該マス
ト4に沿って上下方向にスライドする案内材36を支持
するステー30c,30dを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震ビル構築用タ
ワークレーン及びその据付け方法に関するものであり、
特に、免震ビルを構築するときに使用するタワークレー
ンの地震による揺れを該免震ビルと一体にする免震ビル
構築用タワークレーン及びその据付け方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の建物を構築する場合のタワークレ
ーンの据付け方法を図6に従って説明する。図に於て1
は建造中の建物を示し、躯体2を1階から上階へと順次
構築する。その際、資、機材の一般揚重に使用するタワ
ークレーンCを該建物1の外側に立設するが、該タワー
クレーンCのマスト4の下端部5は該建物1の該躯体2
から張り出した片持ちの仮設梁6上に配設するクロスベ
ース7上に載置し、押え金具10を介して該クロスベー
ス7上に該マスト4を組立てる。又、該マスト4の所定
箇所には該躯体2から該マスト4を支持するステー(壁
つなぎ)8を設置する。
【0003】尚、4aはクライミングマストを示し、該
マスト4に沿って摺動及び固定させながら該マスト4を
継ぎ足していく。このように、該躯体2と該マスト4を
一体化して該タワークレーンCを立設して該建物1を構
築する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、タワ
ークレーンを躯体から張り出した片持ちの仮設梁上に立
設するので、該タワークレーンが小型の場合には特に問
題ないが、中型より大きなタワークレーンになると自立
時の該タワークレーンの基礎反力は大きくなり、該タワ
ークレーンの基礎となる片持ちの仮設梁は極端に大きな
部材となると共に、該片持ち梁を固定する該躯体側の受
梁も大きな反力を受けることになり補強が必要になる。
更に、該躯体と該タワークレーンを一体化しているの
で、建造中での地震時に於て該躯体の振動と、該タワー
クレーンの振動とが干渉し合って該タワークレーンを破
壊するような大きな荷重が発生する。
【0005】そこで、タワークレーンを用いて免震ビル
を構築する際、該タワークレーンに作用する荷重に対し
安定して支持できると共に、地震時に於て建物と該タワ
ークレーンとの振動が互いに干渉を受けない免震ビル構
築用タワークレーン及びその据付け方法を得るために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこ
の課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、建造しようとする建
物の外側に沿ってタワークレーン用マストを立設すると
き、マストの下端部にクロスベースを配設し、該クロス
ベース上に押え金具を介して基礎部に固設すると共に、
該マストに対し旋回可能に設けられたクレーン本体と該
クレーン本体より下方に設けられ、且つ、該マストに沿
う方向に摺動及び固定可能に設けられたクライミングマ
ストで構成されたタワークレーンに於て、該タワークレ
ーンの基礎部は該建物と独立して設置すると共に、該マ
スト中心近傍の該クロスベースの下面と該基礎部の上面
には水平方向にスライド可能に固着した板材を夫々配設
し、更に、該建物と該マスト間の所定箇所に該マストを
支持すると共に、該マストに沿って上下方向にスライド
可能に設けた案内材を固設するステーを配設した免震ビ
ル構築用タワークレーン、及びタワークレーン用マスト
の下端部にクロスベースを配設し、該クロスベース上に
押え金具及びアンカーボルトを介して基礎部に該タワー
クレーンを据付ける方法に於て、マスト中心近傍の該ク
ロスベースの下面に下部板材を固着し、更に、該基礎部
の上面に上部板材を布設し、該下部板材と該上部板材の
水平方向の接触部はスライド可能に加工すると共に、該
クロスベースの下面端部に夫々楔受材を固着し、該基礎
部と該楔受材間に楔を打ち込んだ後、該押え金具及び該
アンカーボルトで該クロスベースを固定し、該タワーク
レーンの自立高さの範囲まで躯体を立ち上げた後、更
に、クライミングマストを上昇させて該躯体を構築する
とき、該躯体と該マスト間の所定箇所に該マストを支持
すると共に、該マストに沿って上下方向にスライド可能
に設けた案内材を固設するステーを配設した後、該クロ
スベース上の全ての該押え金具及び該楔を取り外す免震
ビル構築用タワークレーンの据付け方法を提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図5に従って詳述する。尚、従来例と同一構成部
分についても同一符号を用いて説明するものとする。
【0008】図1は建物1の外側に沿ってクレーン本体
(タワークレーン)Cのマスト4を立設したときの側面
図である。該建物1は免震ビルであって、基礎と躯体2
との間に免震装置S,S…を設置し、地震時に該建物1
をゆっくり揺らせることで地震エネルギを吸収するもの
であり、該免震装置S,S…は該躯体2直下で軸力を支
えながら水平方向に弾力性のある積層ゴム(図示せず)
と地震エネルギを素早く吸収するダンパー(図示せず)
で構成されている。
【0009】該建物1を建造するための資、機材等の一
般揚重に使用される該タワークレーンCのマスト4を該
建物1に沿って垂直に立設するが、該マスト4の基礎部
3は地震時に該建物1の揺れを直接伝達させないように
該建物1とは全く別個に独立したコンクリート基礎で構
築する。尚、該基礎部3は、打込み杭等を利用する杭基
礎で構築してもよい。該基礎部3上には、該マスト4の
下端部5を据付けるためのクロスベース7を配設し、該
クロスベース7上に押え金具10を設置した後、該基礎
部3に予め埋設されたアンカーボルト11,11…によ
り該クロスベース7を固定して、該クロスベース7上に
該マスト4を立設する。
【0010】又、4aは、該建物1の構築に従い、該マ
スト4に沿って摺動及び固定させながら該マスト4を継
ぎ足していくクライミングマストを示す。更に、30
c,30d…は後述するステーを示し、36は後述する
案内材を示す。
【0011】次に、図2乃至図4に従い該マスト4の下
端部5の設置詳細を説明する。図2は該マスト4の下部
側面を示し、図3は図2のX−X矢視の平面を示す。該
基礎部3の該マスト4の中心近傍の上部には該基礎部3
のコンクリート内に埋設されるスタッドアンカ22,2
2に固着された鋼板からなる正方形の上部板材21を該
基礎部3の上面より該鋼板21の厚さ分突出させて設置
する。更に、該基礎部3上には該マスト4の下端部5を
設置するための該クロスベース7を配設するが、該クロ
スベース7は該マスト4に平面上略45°の水平方向に
十字状の形状とする。しかし、平面上の幅、長さ、断面
高さ及び鋼材の構成等は該タワークレーンCの荷重等に
より適宜決定して配設する。
【0012】該クロスベース7の中央下部であって、該
基礎部3上の該上部板材21と対峙する位置には図4
(c−1)(c−2)に示すように鋼板からなる該上部
板材21よりやや小さい正方形の下部板材20を固着す
る。尚、該上部板材21と該下部板材20との接触面は
水平方向にスライド可能になるよう円滑に仕上げ加工す
る。又、該クロスベース7の各下面端部には、図4(a
−1)(a−2)に示すように該クロスベース7の幅と
略等しく、該クロスベース7の外側より長手方向に厚さ
が拡大する傾斜部を有する鋼板からなる楔受材23を固
着する。次に、十字状の該クロスベース7を該マスト4
の中心部となる該上部板材21上に平面上略45°に設
置する。設置の際には該上部板材21上に充分にグリス
等を塗布して滑り易くしておく。
【0013】その後、図4(b−1)(b−2)に示す
ように、該クロスベース7の各下面端部の外側より該楔
受材23に沿って楔24を打ち込み、該クロスベース7
を安定させた後、該クロスベース7上に夫々該押え金具
10,10,10,10を掛け渡す。該押え金具10,
10,10,10の両端部近傍には、予め該基礎部3に
埋設された該アンカーボルト11,11…を挿通させ
て、ナット12,12…により該押え金具10,10,
10,10を介して該クロスベース7を該基礎部3に固
定する。該クロスベース7を該基礎部3に固定後、該マ
スト4を該クロスベース7上に立設する。
【0014】次に、該タワークレーンCの該マスト4の
自立高さより高い状態で使用するときに該躯体2より水
平力を支持するステー(壁つなぎ)を取る。該ステー3
0a,30b,30c,30dは図1に示すように2箇
所に設置するが、ここでは上部のステーを図5に従って
説明する。図5(a)はステー取付部の平面を示し、該
マスト4と所定の間隔を保持し、該マスト4に沿って上
下方向にスライド可能に所定長さの該案内材36,36
…を該マスト4の各コーナ部に配設し、該案内材36,
36…は複数のシム板37,37…を介在して該マスト
4の全周を囲む枠体34,34に取着する。該枠体3
4,34はH形鋼よりなり、両側中央に設けるヒンジ3
5,35により容易に取り付け、及び解体可能に形成す
る。又、該枠体34,34の中央両端部には図5(b)
に示すように該マスト4の水平部材に掛け渡された通し
材38からボルト39により吊下する。
【0015】該枠体34,34…と該躯体2との間には
該マスト4の水平力を支持する該ステー30a,30
b,30c,30dを取るが、平面上は該枠体34,3
4に固着されたブラケット33a,33aと該躯体2の
構築時に予め固設されたブラケット32a,32b間に
3本配設され、各ステー30a,30b,30cは夫々
長さの異なるパイプ材を組み合せ、各パイプ材はフラン
ジで結合して長さを調整するようにして、微調整は中間
にスクリュージャッキ31,31,31を入れることに
より行う。
【0016】又、垂直方向の該ステー30d,30dは
該枠体34の下部ブラケット33bと該躯体2の水平方
向の該ブラケット32bより下部の該躯体2に設置され
る該ブラケット32c間に斜めに2本配設し、該水平ス
テー30a,30b,30cと同じく夫々長さの異なる
パイプ材と該スクリュージャッキ31とで構成する。以
上のように、該マスト4の所定箇所に該案内材36,3
6…を取着した該枠体34,34…を該ステー30a,
30b,30c,30dで該躯体2から支持した後、該
クロスベース7上の全ての該押え金具10,10…を取
り外すと共に、該クロスベース7の下面に打ち込んだ全
ての該楔24,24…を取り外す。
【0017】依って、該タワークレーンCは上下2箇所
のステーで水平力を取り、コンクリート基礎部3で垂直
力を取って安定して立設できると共に、地震時に於ては
免震ビルの振動とタワークレーンの振動とは互いに干渉
し合うことはない。
【0018】尚、前述の発明の一実施の形態に示したク
ロスベース、ステー等の形状、配置等はこれに限定され
るべきものではなく、タワークレーンの設計により適宜
変更される。
【0019】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は免震ビルを構築する際、タワークレーンの基礎部を
免震ビルと独立して設置するので、地震が起きた場合に
はタワークレーンは免震ビルの揺れの干渉を受けない。
又、タワークレーンのマスト中心近傍のクロスベースの
下面とタワークレーンの基礎部の上面に水平方向にスラ
イド可能に固着した板材を夫々配設するので、該基礎部
では垂直力のみを取ると共に地震時に於ては下部板材と
上部板材との接触面で自由に水平方向に移動できる。
【0021】更に、建物とマスト間にマストに沿って上
下方向にスライド可能に取着した案内材を支持するステ
ーを配設するので、平常時には案内材を介して該ステー
によりタワークレーンの水平力を支持すると共に、地震
時に於て該基礎部と建物との間に水平方向の変位差が出
た場合には前記板材間の接触面で移動できる。又、上下
方向の変位は、マストに沿って自由に移動できる案内材
を設けたことにより建物の振動とタワークレーンの基礎
部の振動とが互いに干渉し合うことなく、タワークレー
ンを破壊するような大きな荷重が発生することがない。
【0022】請求項2記載の発明は、クロスベースのマ
スト中心近傍の下部板材と基礎部の上部板材との水平方
向の接触部をスライド可能に加工するので、滑り易くな
り地震時の水平力に対し自由に移動できる。又、タワー
クレーンの自立高さ範囲までの躯体構築の際にクロスベ
ースの下面と基礎部との間に楔を打ち込み、押え金具及
びアンカーボルトでクロスベースを固定するので地震が
起きた場合にもタワークレーンは安定して立設できる。
更に、自立高さ以上の躯体構築の際には、マストに沿っ
てスライド可能の案内材を支持するステーを配設し、ク
ロスベース上の押え金具及び楔を取り外すので、該ステ
ーはマストの断面方向の力だけでなくマスト軸方向の力
にも抵抗できると共に、該躯体と該基礎部との間に変位
差が出た場合にもタワークレーンを破壊する荷重は伝達
しない。
【0023】依って、免震ビル構築に使用するタワーク
レーンを地震時に於てその揺れを建物と一体にすること
により、コストをかけずに容易にタワークレーンを据付
けることができ、工事費のコストダウンに寄与する等、
正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、建物の外側にタ
ワークレーンを設置したときの側面図。
【図2】タワークレーン据付け部の側面図。
【図3】図2のX−X矢視図。
【図4】(a−1)クロスベース下面端部の平面図。 (a−2)クロスベースの端部の側面図。 (b−1)クロスベース下面端部に楔を設置したときの
平面図。 (b−2)クロスベース下面端部に楔を設置したときの
側面図。 (c−1)クロスベース中央下部に板材を設置したとき
の平面図。 (c−2)クロスベース中央下部に板材を設置したとき
の側面図。
【図5】(a)タワークレーンと躯体との間にステーを
設置したときの平面図。 (b)タワークレーンと躯体との間にステーを設置した
ときの側面図。
【図6】従来例の建物の外側にタワークレーンを設置し
たときの側面図。
【符号の説明】
1 建物(免震ビル) 2 躯体 3 基礎部 4 マスト 4a クライミングマスト 5 マストの下端部 7 クロスベース 10 押え金具 11 アンカーボルト 20 下部板材 21 上部板材 23 楔受材 24 楔 30a,30b,30c,30d ステー 36 案内材 C クレーン本体(タワークレーン) S 免震装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 直 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 Fターム(参考) 2E174 AA01 BA03 CA13 DA11 DA32 DA33 DA58 DA63 DA67 3F205 AA03 AB04 AB07 BA04 KA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造しようとする建物の外側に沿ってタ
    ワークレーン用マストを立設するとき、マストの下端部
    にクロスベースを配設し、該クロスベース上に押え金具
    を介して基礎部に固設すると共に、該マストに対し旋回
    可能に設けられたクレーン本体と該クレーン本体より下
    方に設けられ、且つ、該マストに沿う方向に摺動及び固
    定可能に設けられたクライミングマストで構成されたタ
    ワークレーンに於て、該タワークレーンの基礎部は該建
    物と独立して設置すると共に、該マスト中心近傍の該ク
    ロスベースの下面と該基礎部の上面には水平方向にスラ
    イド可能に固着した板材を夫々配設し、更に、該建物と
    該マスト間の所定箇所に該マストを支持すると共に、該
    マストに沿って上下方向にスライド可能に設けた案内材
    を固設するステーを配設したことを特徴とする免震ビル
    構築用タワークレーン。
  2. 【請求項2】 タワークレーン用マストの下端部にクロ
    スベースを配設し、該クロスベース上に押え金具及びア
    ンカーボルトを介して基礎部に該タワークレーンを据付
    ける方法に於て、マスト中心近傍の該クロスベースの下
    面に下部板材を固着し、更に、該基礎部の上面に上部板
    材を布設し、該下部板材と該上部板材の水平方向の接触
    部はスライド可能に加工すると共に、該クロスベースの
    下面端部に夫々楔受材を固着し、該基礎部と該楔受材間
    に楔を打ち込んだ後、該押え金具及び該アンカーボルト
    で該クロスベースを固定し、該タワークレーンの自立高
    さの範囲まで躯体を立ち上げた後、更に、クライミング
    マストを上昇させて該躯体を構築するとき、該躯体と該
    マスト間の所定箇所に該マストを支持すると共に、該マ
    ストに沿って上下方向にスライド可能に設けた案内材を
    固設するステーを配設した後、該クロスベース上の全て
    の該押え金具及び該楔を取り外すことを特徴とする免震
    ビル構築用タワークレーンの据付け方法。
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