JP2000303289A - 染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 - Google Patents
染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛Info
- Publication number
- JP2000303289A JP2000303289A JP11111616A JP11161699A JP2000303289A JP 2000303289 A JP2000303289 A JP 2000303289A JP 11111616 A JP11111616 A JP 11111616A JP 11161699 A JP11161699 A JP 11161699A JP 2000303289 A JP2000303289 A JP 2000303289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spun yarn
- sheath
- aramid
- fiber
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
作業服において、耐熱、切創などの機能を充分に発揮
し、仕立て栄え、プリーツ保持性、防しわ性などの形態
保持性に優れ、濃色に染まり、カラフルで鮮明な色彩に
染色可能な審美性をも兼ね備えたアウトドアスポーツ衣
料や防護被服用素材を安定的に供給することが可能な芯
鞘型複合紡績糸および布帛を提供する。 【解決手段】染色された全芳香族ポリアミド短繊維が鞘
成分を構成し、ポリエステルフィラメント糸が芯成分を
構成した芯鞘型複合紡績糸であって、上記紡績糸に占め
る全芳香族ポリアミド短繊維の割合が65〜90重量%
であり、上記ポリエステルフィラメント糸の紡績糸に占
める割合が10〜35重量%であることを特徴とする芯
鞘型複合紡績糸。
Description
性、耐熱性に優れた芯鞘型複合紡績糸および該紡績糸か
らなるプリーツ性、防しわ性などの形態保持性に優れ、
仕立て栄えの良好な布帛に関する。さらに詳しくは、切
創、擦過溶融、火傷の危険の高い職場に用いられる防護
被服やアウトドアスポーツなどの過酷な環境下で着用に
耐える防護被服素材に好適な芯鞘型複合紡績糸および布
帛に関する。
が進み、労働、交通災害の危険性が高くなり人命尊重の
観点からも安全性向上が強く望まれている。一方スポー
ツにおいても多岐に渡り参加人数も増え活発になり、ス
ノーボード、フィッシング、登山などのアウトドアスポ
ーツへの参加人口の伸びが著しく、それにともないスポ
ーツ衣料素材も従来以上に耐久性、機能性が要求される
ようになり、特に、耐切創性、耐熱性などの機能性に優
れ、プリーツ性、防しわ性、形態保持性、カラフルな色
彩などの審美性の優れたものが望まれている。また溶接
や製鉄工場などで用いる耐熱作業服や消防防火服等にお
いても高度の耐熱性が要求されている。
高く、耐薬品性、糸強度が高い全芳香族ポリアミド繊維
が幅広く用いられるている。
ィラメント糸や紡績糸を部分的に用いて交織するものが
実公平1−36600号公報や特公昭62−26900
号公報、特開平2−292036号公報などで提案され
ている。これらはいずれも引裂抵抗性、耐切創性は向上
するが、パラ系アラミド繊維は本質的に耐熱性繊維であ
るがため熱セット性が乏しく、縫製された衣服の仕立て
栄え、着用中のプリーツの消去としわの発生という形態
保持性が劣る欠点がある。また一般にパラ系アラミド繊
維等の高強力繊維は、耐切創性、耐熱性に優れているが
結晶性が高く、分子間結合力が強固で緻密な分子構造を
有しているため染色性が悪く、他の汎用繊維に適用され
る染色技術により染色するのが困難であるので、パラ系
アラミド繊維の染色はほとんど実施されていないのが現
状であり、次のような改善手段の提案がなされている。
アラミド繊維、鞘部にポリエステル繊維を配置した芯鞘
型複合紡績糸やポリエステル短繊維とパラ系アラミド繊
維の均一混紡の特開平6−220730号、ポリエステ
ル短繊維と芳香族ポリアミド繊維とセルロース系繊維の
均一混紡の特開平4−50340が提案されている。し
かしながら、これら提案の従来技術では染色が困難であ
ったパラ系アラミド繊維の布帛表面への出現があり、濃
色染めやカラフルな色相への染色性に問題があり、従来
の染色設備が使用できないなどの問題を有していた。
色する原液着色の手段があるが、色数の制限があり顧客
毎の色相の対応は困難である。
セルロース系繊維との均一混紡は染料の種類の異なるそ
れぞれの繊維が混紡糸表面に出現するので色相の統一性
において問題がある。また、切創抵抗の低いポリエステ
ル繊維やセルロース系繊維が布帛表面にも出現するので
パラ系アラミド繊維100%布帛と比較すると耐切創
性、耐熱性が劣っているのが現状である。
を解決せんとするものであって、炎や高温にさらされる
作業である消防服や高熱作業服において、耐熱、切創な
どの機能を充分に発揮し、仕立て栄え、プリーツ保持
性、防しわ性などの形態保持性に優れ、濃色に染まり、
カラフルで鮮明な色彩に染色可能な審美性をも兼ね備え
たアウトドアスポーツ衣料や防護被服用素材を安定的に
供給することが可能な芯鞘型複合紡績糸および布帛を提
供せんとするものである。
明の芯鞘型複合紡績糸は、次の構成からなる。
維が鞘成分を構成し、ポリエステルフィラメント糸が芯
成分を構成した芯鞘型複合紡績糸であって、上記紡績糸
に占める全芳香族ポリアミド短繊維の割合が65〜90
重量%であり、上記ポリエステルフィラメント糸の紡績
糸に占める割合が10〜35重量%であることを特徴と
する芯鞘型複合紡績糸。
ミド短繊維がパラ系アラミド短繊維であることを特徴と
する前記(1)に記載の芯鞘型複合紡績糸。
が染色されたパラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短
繊維との混紡されたものであることを特徴とする前記
(1)に記載の芯鞘型複合紡績糸。
が紡績糸に占める割合が25〜90重量%であることを
特徴とする前記(3)に記載の芯鞘型複合紡績糸。
める割合が60重量%以下であることを特徴とする前記
(3)または(4)に記載の芯鞘型複合紡績糸。
固有粘度IV(ηinh )を持つポリパラフェニレンテレ
フタルアミド(PPTA)と濃硫酸から紡糸用ドープを
つくり、該ドープを紡糸口金の細孔を通して一旦空気中
に紡出し、直ちに水中に導き凝固させ、高強度、高弾性
率のフィラメントを形成する工程と、該フィラメントに
捲縮を与えカットしてステープルとなす工程と、該フィ
ラメントを染色する工程を連続することなく別々の工程
で実施する方法において、染色前のパラ系アラミド繊維
の引張強度が15g/d以上、結晶サイズ(110方
向)が30〜55オングストロームであり、染色前の水
分含量が常に8%以上に維持して形成されたものである
ことを特徴とする前記(2)〜(5)のいずれかに記載
の芯鞘型複合紡績糸。
またはメタ系アラミド短繊維の単繊維繊度が0.5〜
4.5デニールであり、撚係数がK=2.6〜6.0で
あることを特徴とする前記(2)〜(6)のいずれかに
記載の芯鞘型複合紡績糸。
載の芯鞘型複合紡績糸を布帛重量の30〜100重量%
の範囲で用いてなることを特徴とする布帛。
前記(8)に記載の布帛。
合紡績糸の鞘成分に染色されたパラ系アラミド短繊維、
もしくは染色されたパラ系アラミド短繊維とメタ系アラ
ミド短繊維を使用して、ポリエステルフィラメント糸を
主体とする芯成分の周りを被覆して、染色性を向上さ
せ、ポリエステルフィラメント糸の耐切創、耐熱性の低
さをカバーして、染色されたパラ系アラミド短繊維、も
しくは染色されたパラ系アラミド短繊維とメタ系アラミ
ド短繊維を複合糸表面に出し、パラ系アラミド短繊維、
メタ系アラミド短繊維の機能性を十分に発揮させ、芯部
のポリエステルフィラメント糸により、仕立て栄え、プ
リーツ保持性、防しわ性などの形態保持性を付与させる
ものである。
ミド繊維の衣料用途使用の大きな欠点である染色性およ
び仕立て栄え、プリーツ性、防しわ性、形態保持性など
の審美性付与についてパラ系アラミド繊維の持つ機能特
性を損なうことなく実現すべく鋭意検討し、染色可能な
パラ系アラミド繊維は、5以上の固有粘度IV(ηinh
)を持つポリパラフェニレンテレフタルアミド(以
下、PPTAと略称)と濃硫酸から紡糸用ドープをつく
り、該ドープを紡糸口金の細孔を通して一旦空気中に紡
出し、直ちに水中に導き凝固させ、高強度、高弾性率の
フィラメントを形成する工程と、該フィラメントを染色
する工程を連続することなく別々の工程で実施する方法
において、染色前のパラ系アラミド繊維の引張強度が1
5g/d以上であり、結晶サイズ(110方向)が30
〜55オングストロームであり、染色前の水分含量が常
に8%以上に維持することによって製造することができ
る 本発明において、固有粘度IV(ηinh )は次の方法に
よって測定したものである。
0.5gのポリマー)であり、そしてηrel(相対粘
度)は、毛細管粘度計を用いて30℃で測定した時にポ
リマー溶液が示す流れ時間とその溶媒が示す流れ時間と
の間の比率である]で固有粘度(IV)を定義する。本
発明における固有粘度値は、濃硫酸(96%H2 S
O4 )を用いて測定した値である。
張強度が15g/d以上、破断伸度が2〜5%であるこ
とが好ましい。
いることで多種の色相に鮮やかに染色可能となるのであ
る。
繊維の特徴である、耐切創性、耐熱性の機能を十分に発
揮させるには、種々検討した結果、紡績糸、布帛の表面
に染色されたパラ系アラミド短繊維、もしくは染色され
たパラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短繊維を配置
するのが効果が高く最適であることを見出したのであ
る。
持性、防しわ性などの形態保持性を得るにはポリエステ
ル繊維の優れた熱セット性を利用するのが効果が高く最
適であり、いかにパラ系アラミド短繊維、メタ系アラミ
ド短繊維と混紡組み合わせるか種々検討した結果、紡績
糸の中心部にポリエステルフィラメント糸を配置して、
外周部を染色されたパラ系アラミド短繊維、染色された
パラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短繊維で覆うこ
とで、ポリエステル繊維の耐切創、耐熱性の低さを防護
し、かつポリエステル繊維の持つ熱セット性を十分発揮
できることを見出したのである。
リエステルフィラメント糸で構成され、芯成分のポリエ
ステルフィラメント糸が紡績糸に占める割合が10〜3
5重量%の範囲で構成されるものである。ポリエステル
フィラメント糸が10重量%未満では防護衣服への満足
する熱セット性、形態保持性を付与することができにく
くなる。また、ポリエステルフィラメント糸が35重量
%を越えるとポリエステルフィラメント糸の弱点である
耐熱性、耐切創性の低下が現われ、パラ系アラミド繊
維、メタ系アラミド繊維の優れた高機能特性を損ない好
ましくない。芯成分のポリエステルフィラメント糸が紡
績糸に占める割合が15〜30重量%の範囲がより好ま
しい。
系アラミド短繊維100重量%、もしくは染色されたパ
ラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短繊維の100重
量%で構成されている。100重量%より少なくなると
染色されたパラ系アラミド短繊維、もしくはメタ系アラ
ミド短繊維の優れた機能特性を十分に発揮させることが
できず好ましくない。
〜90重量%の範囲とする。65重量%未満では芯成分
のポリエステルフィラメント糸を鞘成分のパラ系アラミ
ド短繊維、もしくはメタ系アラミド短繊維で十分に被覆
することが難しくなり、パラ系アラミド繊維、メタ系ア
ラミド繊維の優れた機能特性を十分に発揮させることが
できなくなる。また、90重量%を越えると芯成部のポ
リエステルフィラメント糸の混率が低くなり、十分な熱
セット性が得られない。好ましくは鞘成分の紡績糸に占
める割合は65〜80重量%の範囲である。
ばポリパラフェニレンテレフタルアミド、コポリパラフ
ェニレン−3,4,オキシジフェニレンテレフタルアミ
ド繊維などの15g/d以上の強度を持つ高強度のパラ
系アラミド繊維である。
えばポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維があげら
れる。
が紡績糸に占める割合は25〜90重量%であり、染色
されたパラ系アラミド短繊維にメタ系アラミド短繊維を
混紡した場合には、メタ系アラミド短繊維が紡績糸に占
める割合が60重量%以下で混紡することが好ましく、
各々要求される防護衣服特性により選定するのが良い。
構成する短繊維束について説明する。本発明の短繊維束
は、染色されたパラ系アラミド短繊維、もしくは染色さ
れたパラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短繊維とを
通常の短繊維紡績工程である打綿、梳綿、練条、粗紡、
精紡などの各工程を通すことにより作成されるスライバ
ーや粗糸である。また、繊維長を長くして(76〜16
0mm)一般のソ毛紡績を通したスライバーや粗糸でも
よい。短繊維の繊度は0.5〜4.5デニールが好まし
く、複合加工性の面から0.8〜2.5デニールがより
望ましい、繊維長については特に限定しないが紡績方法
に合わせ最適な繊維長を選ぶのが良い。
テレフタル酸とパラフェニレンジアミンを重縮合して得
られる重合体であるが、少量のジカルボン酸およびジア
ミンを共重合したものも使用できる。本発明のパラ系ア
ラミド繊維は、5以上の固有粘度IV(ηinh )を持つ
PPTAと濃硫酸から光学異方性ドープをつくり、該ド
ープを紡糸口金の細孔を通して一旦空気中に紡出し、直
ちに水中に導き凝固させ、ネルソンローラに導いて水酸
化ナトリウム水溶液で中和処理し、水洗工程をへてホッ
トロールによってわずかに乾燥し、フィラメントとして
チューブに巻き取る工程を途切れることなく通過させて
得られる。巻き取ったパラ系アラミド繊維は、染色工程
までの間に乾燥しないようポリエチレンフィルムなどに
よって包装される。この段階で繊維の引張り弾性率は4
00g/Dを越えており高弾性率糸としての性能を備え
ているが、弾性率をさらに向上させるために、乾燥後3
50〜400℃で5〜10秒熱処理すると結晶化度は5
0%を越えるのが普通である。
(ηinh )は5以上が望ましい。固有粘度IV(ηinh
)が5未満では高強度、高弾性率の繊維物性が得られ
にくい。
ズ(110方向)が30〜55オングストロームであ
り、かつ水分量が常に8%以上であることが必要であ
る。結晶サイズが30オングストローム未満では繊維の
緻密化が不十分で高強度、高弾性率の繊維物性が得られ
ないし、55オングストロームを越えると染色が困難と
なる。
以下に乾燥した履歴を持たないということである。水分
率が8%以下に乾燥すると構造が緻密となり、染色が困
難となる。再び水分を付与しても染色性は回復しない。
好ましくは、パラ系アラミド繊維の水分率は15〜48
%が望ましい。このような水分率にするには、紡糸した
パラ系アラミド繊維を、100〜150℃で5〜20秒
間低温乾燥することが望ましい。乾燥温度が100℃未
満では水分の除去が難しく、チューブに巻き取った後の
扱いに問題が生じる。150℃を越えると結晶化が進
み、染色が困難になる。水分率が50%を越えると糸道
ガイドの抵抗が増しフィラメントの巻き取りが困難とな
る。
るパラ系アラミド短繊維を染色処理する染色方法は、特
殊な設備や特殊な方法を必要とせず、既存の合成繊維の
染色設備を用いることができる。適量の染料と助剤およ
び酸を加えてPHを調整し、60℃で染色を開始し、6
0分間で130℃に昇温し30分間染色することによっ
て達せられる。染料はカチオン染料、分散染料を用いる
ことができるが、緻密な構造にも浸透しやすいカチオン
染料が望ましい。
を、クリンパーにかけて、捲縮を与え、紡績に適した長
さ、たとえば通常スクエアカットにより、1.5インチ
〜6インチにカットして着色したパラ系アラミド繊維ス
テープルを得ることができる。
チのバリアブルカットによっても行われ、長繊維を把持
した一対以上のローラ間の速度差によってカットする牽
切方式によりステープル化する方法によってもよい。染
色加工はステープル化前のフィラメントまたはサブトウ
あるいは、ステープル化の後でもよい。
維をダークグリーンに染色した染色方法の一例について
述べる。
重量%を示す。g/lは調合した染浴1リットルに対す
る助剤の重量割り合いを示す。
℃に昇温し、30分間染色した。染色後、非イオン活性
剤と還元剤からなる浴で、80℃20分間還元洗浄し、
脱水乾燥後、紡績油剤を付与した。JIS L 084
2による染色堅牢度は3級でパラ系アラミド繊維として
は極めて高いレベルであった。
フィラメント糸であって、フィラメントカバリング糸を
含み、フィラメント糸はモノフィラメント、マルチフィ
ラメントいずれでも良いが、複合加工性、芯、鞘の、ず
れ防止の観点からマルチフィラメント糸がより好まし
い。
Zいずれでも良く、撚係数K(撚数=K・(番
手)1/2 )は一般の紡績糸よりやや高めにするのが芯成
分を覆う点で好ましく、K=2.6〜6.0の範囲が望
ましい、K=2.6より低くすると芯、鞘の複合加工性
が悪化して好ましくない。K=6.0より高くすると強
撚になりすぎ二重撚りの発生が強く加工性が悪化する。
K=3.0〜4.5の範囲がより好ましい。
法について説明する。
鞘成分の短繊維束がスライバーや粗糸の場合、例えば一
対のテーパーローラーからなるフロントトップローラー
およびフロントボトムローラーを有するリング精紡機に
より、トランペットを介してバックローラー、エプロン
ローラーを経て、フロントローラーの送り出し量の高い
側へ通し、芯成分の連続糸条をフロントローラーの送り
出し量の低い側へガイドを介して通した後、短繊維束と
同時にフロントローラーより紡出し、連続糸条を中心に
短繊維束が実撚付与時に順時巻回され、芯成部のポリエ
ステルフィラメント糸をこより状に包み込む状態で糸形
成させるものである。
方法の一例を示す概略図である。精紡機のドラフト、加
撚の概要を示すもので、精紡機に供給される短繊維束A
がトランペット1を介してバックローラー2に供給さ
れ、エプロンドラフト3を経て一対のテーパーフロント
ローラー4の送り出し量の高い側(径の大きい側)に把
持される。一方連続糸条Bはフロントローラーの送り出
し量の低い側(径の小さい側)へガイド5を介して供給
する。フロントローラーに把持され出てきた両成分を間
隔3〜15mmの範囲にとり合体させ、リング6、トラ
ベラ7で実撚を付与し通常の方法で管糸に巻き取る。
芯、鞘両繊維糸条の合体時の間隔は両成分の送り出し量
の差、すなわち短繊維束の巻回状態を変えるものであ
り、重なり状態や紡績糸の物性をみて決めるのがよい。
るいは双糸として、織、編物加工してもよく、該糸10
0%使いでも良いが、フィラメント、加工糸、弾性繊維
などとの交編、交織さらには、耐熱性、耐切創性が要求
される特定の部分に本発明紡績糸を用い、常法により
織、編物製品を得ることができるが、織、編物製品全体
の重量の30〜100%の範囲で用いてなるものであ
る。上記本発明の紡績糸が織、編物製品全体の重量の3
0%未満ではたとえ特定の部分に本発明糸を用いても十
分な耐切創性、耐熱性、が得られない。好ましくは50
〜100%の範囲である。
例中の物性は次の測定によった。 〈結晶サイズ〉広角X線解析法によった。
に濃度(C)=0.5g/dlでポリマーを溶かした溶
液を30℃で常法により測定する。
試料シートを把持し、この試料シートのスリット部に角
度60度で2辺に刃のあるセラミック製の刃を垂直に立
てて当て、この刃先に500mm/分の速度で荷重をか
けていったときの該試料シートが切創される最大荷重を
測定する。 〈プリーツ性〉織、編物のタテ方向に長さ25cmの試
料を切り取り、長さ方向5cm間隔で印をつけ(4箇
所)中央部の15cmを折り込み、5cmの長さで試料
が3重になるように折り、通常のプレス機でプレス表面
温度140℃、プレス圧力0.5kg/cm2 で10秒
間プレスしたのちバキューム処理を10分間行い試料を
冷却する。プリーツ性(プリーツのつき方)は肉眼で級
判定した。
IS L0217−103法にもとずき洗濯後試料のプ
リーツ性を評価した、結果をプリーツ保持性として級判
定した。 〈難溶融性(煙草熱溶融性)〉500℃に加熱された金
属棒(直径約0.6cm)の先端に試料を5秒間接触さ
せた時の穴開きの程度を5級(穴開きなし)〜1級(完
全に穴が開く)の5段階で級判定する。 〈染色性(L値)〉L値の測定はJIS Z 8729
に従った。測定器は、(株)住化分析センター製Mac
beth Color Eyes 3000を用いた。
染着されていることを示す。 [実施例1、比較例1]通常の方法で得られたPPTA
(ηinh =6.5)を99.5%の濃硫酸に溶かし、ポ
リマー濃度19.0%温度80℃の紡糸ドープとし、孔
径0.06mmの細孔数1000個のを有する口金から
わずかの間空気中へ紡出した後、4℃の水中に導いて凝
固させ、ネルソンローラに導き、8%の水酸化ナトリウ
ム水溶液で中和処理し、水洗後、ホットローラで110
℃15秒間乾燥してプラスチックのチューブに巻き取る
工程を途切れることなく通過させて、フィラメント数1
000からなる総繊度1500デニール(絶乾換算)の
パラ系アラミド繊維フィラメント糸(実施例1)を得
た。
巻き取ることなく、つづいて設置されたホットローラに
導いてさらに350℃、10秒間の熱処理を行った後巻
き取って、乾燥したパラ系アラミド繊維フィラメント糸
(比較例1)を得た。これらのパラ系アラミド繊維フィ
ラメント糸を押込みクリンパーにより9山/インチの割
合で捲縮をかけ、1500デニール(単繊維繊度1.5
デニール)を1.5インチと2インチにカットして、3
8mmと51mmのステープルとした。
に示す。
の1例について述べる。
でダークグリーンに染色した。owfは乾燥した繊維重
量に対する染料の重量%を示す。g/1は調合した染浴
1リットルに対する助剤の重量割り合いを示す。
℃に昇温し、30分間染色した。染色後、非イオン活性
剤と還元剤からなる浴で、80℃20分間還元洗浄し、
脱水乾燥後、L値を測定した。同一色の場合は、数値が
小さいほど良く染着されていることを示す。上記の場合
による染浴を用いた染色方法において、L値が50以下
の水準を、染着したと判定した。
く吸着したが、比較例1のパラ系アラミド繊維は、ほと
んど染着されなかった。 [実施例2〜4、比較例2〜5]実施例1で得られたパ
ラ系アラミド繊維フィラメント糸に静電気防止、紡績性
向上を目的に界面活性剤を浸漬法にて付与した。
糸を押し込みクリンパーにより9山/インチの割合で捲
縮をかけ、1500デニール(短繊維繊度1.5デニー
ル)を1.5インチと2インチにカットして38mmと
51mmのステープルとした。これらのステープルは、
染色工程まではポリ袋にて密閉して保管して水分の乾燥
を防止し、前記染色処方により綿染めによってダークグ
リーンに染色した。同ステープルの物性は、繊度1.5
d、繊維長51mmの引張強度23g/d、破断伸度3
%、熱分解温度500℃であった。
00%を通常の2インチ紡績方法で、太さ0.3g/m
の粗糸を作成した。
マルチフィラメント糸、90、70、60、40、2
0、10デニール各々を用い、一対のフロントテーパー
ローラーを有する2インチリング精紡機に仕掛け、短繊
維束の粗糸をトランペットを通してフロントローラーの
送り出し量の高い側へバックローラーから供給し、フロ
ントローラーの送り出し量の低い供給側へ連続糸条のポ
リエステルマルチフィラメント糸をガイドを通して供給
した。精紡トータルドラフト31.1〜16.2倍で、
芯鞘型複合紡績糸の番手を30s(綿番手)、撚係数は
K=3.5(19.2T/in)とした。両フリースの
間隔を5mmになるようにトランペットとガイドの間隔
およびコレクターで調整した後ドラフトし合体させ通常
の方法で管糸に巻き取り、鞘成分の染色されたパラ系ア
ラミド短繊維が紡績糸に占める割合が49.2%、6
0.5%、66.1%、77.4%、88.7%、9
4.4%の6種(比較例2、比較例3、実施例2、実施
例3、実施例4、比較例4)ポリエステル繊維が紡績糸
に占める割合が50.8%、39.5%、33.9%、
22.6%、11.3%、5.6%であった。
りにくいパラ系アラミド繊維フィラメントを実施例2と
同様にステープル加工して同一条件でダークグリーンに
染色し、実施例2と同様に紡績加工して、30s、K=
3.5の芯鞘型複合紡績糸を得た。
分の撚止めセットを行ない、これら各種紡績糸100%
使いで平織物を作成した、織成に際して経糸には糊剤を
付与した、織密度は経糸78本/in、緯糸65本/i
n織幅98cmを作成後、パラ系アラミド繊維の織物表
面への出現状態(被覆状態)、染着度(L値)、耐切創
性、耐熱性、プリーツ性を評価し表2に示した。
ステルフィラメント糸の割合が50.8%の比較例2
と、39.5%の比較例3はプリーツ性、防しわ性など
の形態保持性は良好であるが、複合糸に占める芯成分の
ポリエステルフィラメント糸の混率が高く、パラ系アラ
ミド短繊維による被服不足により、パラ系アラミド短繊
維の特性が十分に発揮できず、耐切創性、耐熱性などの
高機能性も劣るものであった。
に占める割合が94.4%の比較例4、従来の染まりに
くいパラ系アラミド短繊維66.1%使用した比較例5
の紡績糸はパラ系アラミド繊維の機能特性、すなわち耐
切創性、耐熱性は発揮されるが、紡績糸に占めるポリエ
ステルフィラメント糸の割合が5.6%と少ない比較例
4は、プリーツ性などの形態保持性が劣り、比較例5は
L値65.5と高く染色性が劣るものであった。
色されたパラ系アラミド短繊維の割合が高く、ポリエス
テルフィラメント糸の被覆性が良く、糸、織物表面を染
色されたパラ系アラミド短繊維が覆いパラ系アラミド短
繊維の機能特性を発揮する良好なものであった。 [実施例5]鞘成分の短繊維束として、本発明の、繊度
1.5d、繊維長38mmのダークグリーンに染色され
たパラ系アラミド短繊維と、繊度1.5d、繊維長38
mmのメタ系アラミド短繊維[デュポン社製“ノーメッ
クス”(デュポン社登録商標)]を50/50%(実施
例5)の比率で混紡したものを通常の綿紡績方法で、太
さ0.3g/mの粗糸を作成し、実施例2と同様にポリ
エステルマルチフィラメント糸60デニールを芯成分と
して複合加工し、30s、K=3.5の紡績糸を得て実
施例2と同様に平織物を作成後布帛評価し結果を表2に
示した。
メックス”1.5d、38mmをそれぞれ50/50%
混紡した実施例5は全芳香族ポリアミド繊維の特性であ
る耐熱性、耐切創性などの高機能特性を十分に発揮し、
L値46.5と染色性良好であり色彩豊かでカラフルで
あり、プリーツ性などの形態保持性をも兼ね備え、布帛
がソフトでしなやかで防護衣料に適した優れた布帛であ
った。 [実施例6〜8]実施例2の30S 芯鞘型複合紡績糸を
織物全体重量の25%(実施例8)、30%(実施例
6)、100%(実施例7)になるように経糸、緯糸に
均一に用い平織地を作成した。ベース糸としてダークグ
リーンに染色されたT65%木綿の30s、K=3.7
を用い、織成に際して経糸には糊剤を付与した。織密度
は経糸78本/in、緯糸65本/inであり織幅98
cmのものであった、布帛評価結果を表3に示した。
ーツ性などの形態保持性は良好であったが耐熱、耐切創
の全芳香族ポリアミド繊維の高機能特性が少し劣るもの
であった。実施例6、実施例7は全芳香族ポリアミド繊
維の高機能特性を十分に発揮し、L値45.0と46.
5と染色性良好であり、プリーツ性などの形態保持性を
も兼ね備えた優れた布帛であった。
スに仕立て、仕立て栄えを目視評価した、ポリエステル
フィラメント糸の持つ仕立て栄えの良さが現われ、染色
性良好で色鮮やかで良好なスラックスであり着用評価を
10名にて実施した結果、耐熱、耐切創はもちろんプリ
ーツ保持性も良好であり好評を得た。
ミド繊維の持つ欠点である染色性、プリーツ性、防しわ
性、形態保持性を大幅に改善して高機能性の要求される
防護被服用分野やスポーツ衣料に色彩豊かな好適な芯鞘
型複合紡績糸および布帛を提供することができるもので
ある。
示す概略図である。
Claims (9)
- 【請求項1】染色された全芳香族ポリアミド短繊維が鞘
成分を構成し、ポリエステルフィラメント糸が芯成分を
構成した芯鞘型複合紡績糸であって、上記紡績糸に占め
る全芳香族ポリアミド短繊維の割合が65〜90重量%
であり、上記ポリエステルフィラメント糸の紡績糸に占
める割合が10〜35重量%であることを特徴とする芯
鞘型複合紡績糸。 - 【請求項2】鞘成分の染色された全芳香族ポリアミド短
繊維がパラ系アラミド短繊維であることを特徴とする請
求項1に記載の芯鞘型複合紡績糸。 - 【請求項3】鞘成分の全芳香族ポリアミド短繊維が染色
されたパラ系アラミド短繊維とメタ系アラミド短繊維と
の混紡されたものであることを特徴とする請求項1に記
載の芯鞘型複合紡績糸。 - 【請求項4】鞘染色されたパラ系アラミド短繊維が紡績
糸に占める割合が25〜90重量%であることを特徴と
する請求項3に記載の芯鞘型複合紡績糸。 - 【請求項5】メタ系アラミド短繊維が紡績糸に占める割
合が60重量%以下であることを特徴とする請求項3ま
たは4に記載の芯鞘型複合紡績糸。 - 【請求項6】パラ系アラミド短繊維が、5以上の固有粘
度IV(ηinh )を持つポリパラフェニレンテレフタル
アミド(PPTA)と濃硫酸から紡糸用ドープをつく
り、該ドープを紡糸口金の細孔を通して一旦空気中に紡
出し、直ちに水中に導き凝固させ、高強度、高弾性率の
フィラメントを形成する工程と、該フィラメントに捲縮
を与えカットしてステープルとなす工程と、該フィラメ
ントを染色する工程を連続することなく別々の工程で実
施する方法において、染色前のパラ系アラミド繊維の引
張強度が15g/d以上、結晶サイズ(110方向)が
30〜55オングストロームであり、染色前の水分含量
が常に8%以上に維持して形成されたものであることを
特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の芯鞘型複合
紡績糸。 - 【請求項7】染色されたパラ系アラミド短繊維、または
メタ系アラミド短繊維の単繊維繊度が0.5〜4.5デ
ニールであり、撚係数がK=2.6〜6.0であること
を特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の芯鞘型複
合紡績糸。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の芯鞘型複
合紡績糸を布帛重量の30〜100重量%の範囲で用い
てなることを特徴とする布帛。 - 【請求項9】防護衣服用であることを特徴とする請求項
8に記載の布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161699A JP4128692B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161699A JP4128692B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303289A true JP2000303289A (ja) | 2000-10-31 |
JP4128692B2 JP4128692B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=14565853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11161699A Expired - Fee Related JP4128692B2 (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4128692B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001172884A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Du Pont Toray Co Ltd | 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法およびそれを用いて染色した全芳香族ポリアミド繊維 |
US8071492B2 (en) | 2001-08-20 | 2011-12-06 | Pbi Performance Products, Inc. | Textile fabric for the outer shell of a firefighter's garment |
CN108442003A (zh) * | 2018-05-18 | 2018-08-24 | 嘉兴市本色亚麻纺织有限公司 | 一种亚麻-有色涤纶长丝交捻纱的制备方法及装置 |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP11161699A patent/JP4128692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001172884A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Du Pont Toray Co Ltd | 全芳香族ポリアミド繊維の染色方法およびそれを用いて染色した全芳香族ポリアミド繊維 |
US8071492B2 (en) | 2001-08-20 | 2011-12-06 | Pbi Performance Products, Inc. | Textile fabric for the outer shell of a firefighter's garment |
US8614156B2 (en) | 2001-08-20 | 2013-12-24 | Pbi Performance Products, Inc. | Textile fabric for the outer shell of a firefighter's garment |
CN108442003A (zh) * | 2018-05-18 | 2018-08-24 | 嘉兴市本色亚麻纺织有限公司 | 一种亚麻-有色涤纶长丝交捻纱的制备方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4128692B2 (ja) | 2008-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7749601B2 (en) | Flame resistant spun staple yarns made from blends of fibers derived from diamino diphenyl sulfone, low thermal shrinkage fibers, flame resistant fibers, and antistatic fibers and fabrics and garments made therefrom and methods for making same | |
US20090252961A1 (en) | Core-sheath compounded yarn and a woven/knitted fabric having excellent covering property and abrasion resistance | |
KR101474047B1 (ko) | 다이아미노 다이페닐 설폰으로부터 유도된 섬유와 방직 섬유의 블렌드로부터 제조된 난연성 방적 스테이플 얀 및 그로부터 제조된 천과 의복 및 그의 제조 방법 | |
JP4363700B2 (ja) | 複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 | |
KR101355669B1 (ko) | 복합 섬유 함유 사조 | |
JP4114112B2 (ja) | ポリパラフェニレンテレフタルアミド短繊維からなる紡績糸、繊維構造物および防護材 | |
JP4114111B2 (ja) | ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維およびその製造方法 | |
JP2005256212A (ja) | 耐熱性複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 | |
JP2001172838A (ja) | 複合糸、繊維構造物および防護材 | |
CN101395307B (zh) | 含复合纤维的纱线 | |
JP2003147651A (ja) | 耐熱性複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 | |
JP2000303285A (ja) | パラ系アラミド短繊維からなる芯鞘型複合紡績糸およびそれを用いてなる編織物 | |
JP4128692B2 (ja) | 染色された全芳香族ポリアミド短繊維を有する複合紡績糸およびそれを用いてなる布帛 | |
JP3728030B2 (ja) | 耐光性に優れた強化織物および織物製品 | |
JP3954231B2 (ja) | 複合紡績糸を用いてなる布帛 | |
JP6987882B2 (ja) | 衣服用織編物及びこれを用いた衣服 | |
JP2000290849A (ja) | 染色されたバラ系アラミド短繊維を含む紡績糸およびそれを用いてなる布帛 | |
JP4054126B2 (ja) | 芯鞘型長短複合紡績糸を用いてなる布帛 | |
JP5012646B2 (ja) | 分割型ポリアミド・ポリエステル複合繊維、それからなる織編物、繊維製品 | |
JP2016056485A (ja) | ポリアミド繊維織編物およびその製造方法 | |
JP2003119631A (ja) | 被覆糸およびその製造方法 | |
JP2000154423A (ja) | 牽切用ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維トウ | |
JPH07216679A (ja) | 複合ミシン糸及びその製造方法 | |
JP2006016715A (ja) | ポリベンザゾール繊維強化布帛 | |
JPH07292534A (ja) | 紡績糸およびそれを用いてなる織編物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060227 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080513 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080515 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |