JP2000303180A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2000303180A JP11110147A JP11014799A JP2000303180A JP 2000303180 A JP2000303180 A JP 2000303180A JP 11110147 A JP11110147 A JP 11110147A JP 11014799 A JP11014799 A JP 11014799A JP 2000303180 A JP2000303180 A JP 2000303180A
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栄 中塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理容器も含めて金属部材の表面を特殊処理
することにより、不要な膜が付着し難く、且つ剥がれ難
くてクリーニングのインターバルを長くすることができ
ると共にパーティクルの発生を抑制することができる処
理装置を提供する。 【解決手段】 真空引き可能になされた処理容器16内
の載置台22上に被処理体Wを載置し、前記処理容器の
天井部に設けたシャワーヘッド部74から処理ガスを供
給して前記被処理体に所定の処理を施す処理装置14に
おいて、前記処理装置に用いるアルミニウム製の金属部
材16,74の表面は、有機機械化学研磨処理とブラス
ト処理とアルマイト処理が順次施されている。これによ
り、不要な膜が付着し難く、且つ剥がれ難くてクリーニ
ングのインターバルを長くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ等の被処理体に成膜処理等を施す処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路の製造工程にお
いては、被処理体である半導体ウエハ表面に配線パター
ンを形成するために或いは配線間等の凹部を埋め込むた
めにW(タングステン)、WSi(タングステンシリサ
イド)、Ti(チタン)、TiN(チタンナイトライ
ド)、TiSi(チタンシリサイド)等の金属或いは金
属化合物を堆積させて薄膜を形成することが行なわれて
いる。
【0003】この種の金属薄膜の形成方法には、3つの
方式、例えばH2 (水素)還元法、SiH4 (シラン)
還元法、SiH2 Cl2 (ジクロルシラン)還元法など
が知られており、SiH2 Cl2 還元法は配線パターン
を形成するために例えば還元ガスとしてジクロルシラン
を用いて600℃程度の高温下にてWやWSi(タング
ステンシリサイド)膜を形成する方法であり、SiH4
還元法は、同じく配線パターンを形成するために、例え
ば還元ガスとしてシランを用いて先程よりも低い450
℃程度の低温下にてWやWSi膜を形成する方法であ
る。
【0004】また、H2 還元法は、配線間の凹部のよう
なウエハ表面上の穴埋めのために、例えば還元ガスとし
て水素を用いて350〜450℃程度の温度下でW膜を
堆積させる方法である。上記の場合、いずれも例えばW
6(六フッ化タングステン)が使用される。このよう
な金属薄膜を形成する一般的な成膜装置は図8に示され
ており、例えばアルミニウム等により筒体状に成形され
た処理容器2内には、例えば薄いカーボン素材或いはア
ルミ化合物により成形された載置台4が設けられてお
り、この下方には、石英製の透過窓6を介してハロゲン
ランプ等の加熱手段8を配置している。そして、半導体
ウエハWは、載置台4上に載置され、このウエハWの周
縁部は、昇降可能になされた例えば略リング状のクラン
プリング10により押さえ込まれて載置台4上に固定さ
れる。この載置台4に対向させて例えばアルミニウム製
のシャワーヘッド部12を設けており、この下面には略
均等に分布させて多数のガス噴射孔13を形成してい
る。また、一般的には上記アルミニウム製の処理容器2
やシャワーヘッド部12の内壁面、すなわち反応室側に
接する面は、耐腐食性を向上させるためにアルマイト処
理が施されている。
【0005】そして、加熱手段8からの熱線は透過窓6
を透過して載置台4に至り、これを加熱し、この上に配
置されている半導体ウエハWを所定の温度に間接的に加
熱維持する。これと同時に、載置台4の上方に設けたシ
ャワーヘッド部12のガス噴射孔13からはプロセスガ
スとして例えばWF6やH2 等がウエハ表面上に均等に
供給され、ウエハ表面上にW等の金属膜が形成されるこ
とになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体ウエ
ハに対する各種の処理においては、歩留り低下の原因と
なる微細なパーティクルが処理容器内に発生することを
極力避ける必要がある。そして、例えば成膜処理にあっ
ては、目的とするウエハ面上に膜が付着形成されるのみ
ならず、処理容器2やシャワーヘッド部12の内壁面に
も不要な膜が付着することは避けられない。これらの不
要な膜は、ウエハの処理枚数が増加するに従って増大し
て、ある一定の厚さになると壁面より剥がれ落ち、パー
ティクルの発生原因となる。
【0007】このため、一般的にはある程度、例えば1
000〜3000枚程度の枚数のウエハの処理を行なっ
たならば、ウエットクリーニング、或いはClF3 ガス
等を用いたドライクリーニングを行なって不要な付着膜
の除去を行なわなければならない。スループットを向上
させる上から、このようなクリーニング操作を行なうイ
ンターバルはできるだけ長い方がよいが、膜種にもよる
が現状では上述のようにウエハ数が1000〜3000
枚程度が限界である。特に、膜種として金属タングステ
ン膜を成膜する場合には、成膜ガスであるWF6 ガスの
フッ素がウエハ下地膜の例えばTiN膜をアタックして
TiF化合物のようなものを飛散させ、これが水分やタ
ングステンと反応して青色のW・Ti・F・O複合化合
物がシャワーヘッド部12の内壁面や処理容器2の内壁
面に付着し、これが核となって不要なタングステン膜の
堆積を助長しており、クリーニングのインターバルを短
くする原因となっていた。
【0008】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明
の目的は、処理容器も含めて金属部材の表面を特殊処理
することにより、不要な膜が付着し難く、且つ剥がれ難
くてクリーニングのインターバルを長くすることができ
ると共にパーティクルの発生を抑制することができる処
理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】一般に、スループットを
向上させるために従来種々のクリーニング方法が提案さ
れているが、本発明者等は、不要な膜が付着する付着面
に注目し、膜が成膜し難い条件を見い出すことによっ
て、本発明に至ったものである。請求項1に規定する発
明は、真空引き可能になされた処理容器内の載置台上に
被処理体を載置し、前記処理容器の天井部に設けたシャ
ワーヘッド部から処理ガスを供給して前記被処理体に所
定の処理を施す処理装置において、前記処理装置に用い
るアルミニウム製の金属部材の表面は、有機機械化学研
磨処理とブラスト処理とアルマイト処理が順次施される
ように構成したものである。
【0010】このように、処理装置のアルミニウム製の
金属部材の表面を処理しておくことにより、所定の処
理、例えば成膜等の処理を行なった時に、処理室に臨む
金属部材の壁面には不要な膜が付着し難くなり、しかも
付着しても膜が剥がれ難くなるので、クリーニング操作
のインターバルを長くしてスループットを向上できるの
みならず、パーティクルの発生を抑制できる。請求項2
に規定するように、例えば前記アルミニウム製の金属部
品は、前記処理容器及び前記シャワーヘッド部の内の少
なくともいずれか一方である。また、請求項3に規定す
るように、例えば前記所定の処理は、成膜処理である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る処理装置の
一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明
に係る処理装置を示す断面構成図、図2は図1に示す装
置のシャワーヘッド部を示す下面図、図3はアルミニウ
ム製の金属材料の表面処理の工程を説明する説明図、図
4はアルミニウム製の金属部材の表面を模式的に示す図
である。本実施例では、処理装置として成膜処理装置を
例にとって説明する。この成膜処理装置14には、例え
ばアルミニウム等により円筒状或いは箱状に成形された
処理容器16を有しており、この処理容器16内には、
処理容器底部より起立させた円筒状のリフレクタ18上
に、例えば断面L字状の保持部材20を介して被処理体
としての半導体ウエハWを載置するための載置台22が
設けられている。このリフレクタ18及び保持部材20
は、熱線透過性の材料、例えば石英により構成されてお
り、また、載置台22は、厚さ1mm程度の例えばカー
ボン素材、AlNなどのアルミ化合物等により構成され
ている。
【0012】この載置台22の下方には、複数本、例え
ば3本のリフタピン24が支持部材26に対して上方へ
起立させて設けられており、この支持部材26を処理容
器底部に貫通して設けられた押し上げ棒28により上下
動させることにより、上記リフタピン24を載置台22
に貫通させて設けたリフタピン穴30に挿通させてウエ
ハWを持ち上げ得るようになっている。
【0013】上記押し上げ棒28の下端は、処理容器1
6において内部の気密状態を保持するために伸縮可能な
ベローズ32を介してアクチュエータ34に接続されて
いる。上記載置台22の周縁部には、ウエハWの周縁部
を保持してこれを載置台22側へ固定するために、例え
ばウエハの輪郭形状に沿った略リング状のセラミック製
クランプリング38が設けられている。このクランプリ
ング38は、上記保持部材20を遊嵌状態で貫通した支
持棒40を介して上記支持部材26に連結されており、
リフタピン24と一体的に昇降するようになっている。
ここで保持部材20と支持部材26との間の支持棒40
にはコイルバネ42が介設されており、クランプリング
38等の降下を助け、且つウエハのクランプを確実なら
しめている。これらのリフタピン24、支持部材26及
び保持部材20も石英等の熱線透過部材により構成され
ている。
【0014】また、載置台22の直下の処理容器底部に
は、石英等の熱線透過材料よりなる透過窓44が気密に
設けられており、この下方には、透過窓44を囲むよう
に箱状の加熱室46が設けられている。この加熱室46
内には加熱部として複数個の加熱ランプ48が反射鏡も
兼ねる回転台50に取り付けられており、この回転台5
0は、回転軸を介して加熱室46の底部に設けた回転モ
ータ54により回転される。従って、この加熱ランプ4
8より放出された熱線は、透過窓44を透過して載置台
22の下面を照射してこれを加熱し得るようになってい
る。尚、加熱手段として加熱ランプ48に替えて、抵抗
加熱ヒータを設けるようにしてもよい。
【0015】また、載置台22の外周側には、多数の整
流孔60を有するリング状の整流板62が、上下方向に
環状に成形された支持コラム64により支持させて設け
られている。整流板62の内周側には、クランプリング
38の外周部と接触してこの下方にガスが流れないよう
にするリング状の石英製アタッチメント66が設けられ
る。整流板62の下方の底部には排気口68が設けら
れ、この排気口68には図示しない真空ポンプに接続さ
れた排気路70が接続されており、処理容器16内を所
定の真空度に維持し得るようになっている。また、処理
容器16の側壁には、ウエハを搬出入する際に開閉され
るゲートバルブ72が設けられる。
【0016】一方、上記載置台22と対向する処理容器
天井部には、処理ガス等を処理容器16内へ導入するた
めのシャワーヘッド部74が設けられている。具体的に
は、このシャワーヘッド部74は、例えばアルミニウム
等により円形箱状に成形されたヘッド本体76を有し、
この天井部にはガス導入口78が設けられている。この
ガス導入口78には、ガス通路を介して処理に必要なガ
ス、例えばWF6、Ar、SiH4、H2 、N2 等のガス
源が流量制御可能に接続されている。ヘッド本体76の
下部79には、ヘッド本体76内へ供給されたガスを処
理空間Sへ放出するための多数のガス噴射孔80が面内
の略全体に配置されており、ウエハ表面に亘ってガスを
放出するようになっている。
【0017】また、ヘッド本体76内には、多数のガス
分散孔82を有する拡散板84が配設されており、ウエ
ハ面に、より均等にガスを供給するようになっている。
そして、本発明はの特徴として、この装置に用いるアル
ミニウム製の金属部材、すなわちここでは処理容器16
とシャワーヘッド部74のそれぞれの表面は、この装置
の組み立て前に有機機械化学処理(以下、OMCP(O
rganicMechanical Chemical
Polishing)と称す)とブラスト処理とアル
マイト処理が順次施されて各処理層86、88が形成さ
れている。ここでは処理容器16とシャワーヘッド部7
4の双方の表面に処理が加えられているが、少なくとも
いずれか一方の部材に表面処理を行なえば本発明の効果
は現れる。
【0018】ここで表面とは、装置の内側に面している
部分であり、少なくとも処理空間Sに面している面を指
す。具体的には、上記処理容器16の内壁面全体に亘っ
て処理層86が形成される。また、シャワーヘッド部7
4の下部79の下面であるガス噴射面74A及び側面7
4Bに処理層88が形成されている。すなわち、好まし
くは、処理空間Sを臨むアルミニウム面の全てに上述し
た一連の処理を施すのがよい。また、ヘッド本体76の
内壁面にも上述した一連の処理を施すようにしてもよ
い。ここでOMCP処理は、例えばアルコールのような
有機溶媒に例えばAl23 よりなる研磨砥粒を混ぜ
て、機械的なバフ研磨のような手法で被加工物の表面を
研磨する処理である。上記研磨砥粒の大きさを変えて研
磨粗さを変化させる。このOMCP処理では、例えばア
ルミニウムのような比較的柔らかい金属に鏡面研磨がで
き、しかもアウトガスや水分吸着が通常の研磨よりも少
ないという利点を有する。
【0019】また、ブラスト処理は、例えば圧力が3k
g/cm2 の高圧ガス(空気やアルゴン等)でアルミナ
砥粒等を被加工物の表面に一定の距離を維持しつつ当て
て表面に独特の微少な凹凸を付ける操作である。この場
合、被加工物表面とノズルとの距離は200mm程度で
あり、ガス圧力、距離、砥粒の材質及び粒径を変えるこ
とにより、処理条件を種々選択することができる。尚、
このブラスト処理の後には、被加工物の表面に残ってい
る砥粒や不純物を取り除くために、溶剤として例えば苛
性ソーダを用いてエッチング処理を行なう。また、アル
マイト処理は、アルミニウム部材の表面を陽極酸化する
ことにより、一定の厚さ、例えばここでは7000Å程
度のアルミナ層を形成する。
【0020】ここで、図3を用いて上記した一連の処理
の過程における被加工物、ここではシャワーヘッド部7
4のヘッド本体76の表面や処理容器16の内壁面の形
態が変化する様子を模式的に説明する。まず、図3
(A)は被加工物を所定の形状に切り出してその表面を
所定の粗さで仕上げ加工した時の断面拡大図を示してい
る。ここでは表面粗さRaは設定値通りになっている
が、表面に微少なギザギザ状の或いはささくれ状の切削
跡90が非常に多く存在している。次に、図3(B)に
示すようにこの表面に前述したようなOMCP処理を施
すと、表面のうねり(粗さ)が少し小さくなる。これと
同時に、切削跡90も少し小さくなって円滑性が増した
状態となる。更に、図3(C)に示すようにこの表面に
前述したようなブラスト処理を施すと表面の切削跡(ギ
ザギザ状のもの)がなくなり、非常に表面が滑らかにな
って円滑性が向上する。そして、図3(D)に示すよう
に、この表面にアルマイト処理を施して処理層86(8
8)を形成して表面処理を完了することになる。
【0021】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、ウエハ表面に例えばタン
グステンのような金属膜の成膜処理を施す場合には、処
理容器16の側壁に設けたゲートバルブ72を開いて搬
送アームにより処理容器16内にウエハWを搬入し、リ
フタピン24を押し上げることによりウエハWをリフタ
ピン24側に受け渡す。そして、リフタピン24を、押
し上げ棒28を下げることによって降下させ、ウエハW
を載置台22上に載置すると共に更に押し上げ棒28を
下げることによってウエハWの周縁部をクランプリング
38で押圧してこれを固定する。
【0022】次に、図示しない処理ガス源から処理ガス
としてWF6,SiH4,H2 等をシャワーヘッド部74
へ所定量ずつ供給して混合し、これをヘッド本体76の
下面のガス噴射孔80から処理容器16内へ略均等に供
給する。これと同時に、排気口68から内部雰囲気を吸
引排気することにより処理容器16内を所定の真空度、
例えば200Pa〜11000Paの範囲内の値に設定
し、且つ載置台22の下方に位置する加熱ランプ48を
回転させながら駆動し、熱エネルギを放射する。放射さ
れた熱線は、透過窓44を透過した後、載置台22の裏
面を照射してこれを加熱する。この載置台22は、前述
のように1mm程度と非常に薄いことから迅速に加熱さ
れ、従って、この上に載置してあるウエハWを迅速に所
定の温度まで加熱することができる。供給された混合ガ
スは所定の化学反応を生じ、例えばタングステン膜がウ
エハ表面に堆積し、形成されることになる。
【0023】このようにして、連続して多数枚のウエハ
に対して成膜処理を行なうと、ウエハ表面以外に主とし
て処理空間Sに面している部分、例えばシャワーヘッド
部74のヘッド本体76のガス噴射面74Aやその側面
74B及び処理容器16の内壁面に不要な膜が付着する
傾向となる。しかしながら、本実施例にあっては、この
ヘッド本体76の表面74A、74Bや処理容器16の
内壁面には、前述したような一連の処理を行なっている
ので、表面円滑性が良好となっており、この表面部分に
不要な堆積膜が付着し難くなっている。また、不要な膜
が付着しても、これが剥がれ難くなっている。従って、
クリーニング操作のインターバルを長くできのみなら
ず、パーティクルの発生も抑制することが可能となる。
【0024】この点について、図4を参照して説明す
る。図4(A)は従来の例えばシャワーヘッド部の表面
の拡大断面の模式図であり、表面には切削跡92が存在
した状態でアルマイトの処理層94が形成されている。
これに対し、図4(B)は本発明のシャワーヘッド部7
4のヘッド本体76の表面の拡大断面の模式図であり、
表面は非常に滑らかになされた状態でアルマイトの処理
層88が形成されている。図4(A)に示す従来のシャ
ワーヘッド部の場合には、数ミクロン程度の切削跡92
が多数残っていることから、不要な膜が容易に付着し易
く、且つ表面とその不要な膜の密着性も低いことから容
易に剥がれ易くなっている。また、切削跡92自身もは
がれ落ち易いのみならず、切削跡92の部分は処理層9
4の耐腐食性も劣っているので、これより腐食が発生す
る。更には、切削跡92が有ることから、アルマイトの
耐性が劣化してAl表面がむき出しになり易く、この結
果、このむき出し部分に不要な付着物が付き易い。これ
に対して、図4(B)に示す本発明のシャワーヘッド部
の場合には、表面が非常に滑らかになっているので、こ
れに不要な膜が付着し難く、且つ不要な膜が付着しても
密着性が高いので容易に剥がれ落ちることはない。ま
た、切削跡も少ないことから、処理層88の耐腐食性を
高く維持することができる。
【0025】ここで、従来のシャワーヘッド部(表面ア
ルマイト処理)と本発明のシャワーヘッド部の比較実験
を行なったので、その結果を図5及び図6に示す。図5
(A)は従来のシャワーヘッド部であり、1000枚の
ウエハを成膜処理した時の状態を示す。これによると、
シャワーヘッド部の中央部より中周部にかけて多くの不
要な膜が付着している。これに対して、図5(B)は本
発明のシャワーヘッド部であり、3000枚のウエハを
成膜処理した時の状態を示す。これによると、図5
(A)の場合よりも3倍も多いウエハを成膜処理したに
もかかわらず、不要な膜がそれ程付着していないのが判
明する。
【0026】また、図6(A)は他の従来のシャワーヘ
ッド部であり、1000枚のウエハを成膜処理した時の
状態を示す。これによれば、ガス噴射面全体に亘って不
要な膜が付着している。これに対して、図6(B)は本
発明のシャワーヘッド部であり、5000枚のウエハを
成膜処理した時の状態を示す。これによると、図6
(A)の場合よりも5倍も多いウエハを成膜処理してい
るにもかかわらず、不要な膜の付着は非常に少ないこと
が判明する。また、シャワーヘッド部の耐腐食性に対す
る表面粗さRaの影響及びブラスト処理の影響も調べる
ために、表面粗さRaを少し変え、且つブラスト処理の
有無の基で試験を行なった。その時の表面粗さRa、表
面粗さの最大値Rmax、表面の円滑性、耐腐食性は表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】尚、腐食の程度は、少ないが○、中程度が
△、多いが×の記号でそれぞれ示される。また、耐腐食
性の試験は、塩化ナトリウム溶液に塩化第二銅を添加し
た酢酸酸性の溶液(pH3)を表面に噴霧して行なっ
た。また、図7に併せて各例の表面の顕微鏡写真(20
0倍)も示す。本実施例は、切削仕上げ、OMCP処
理、ブラスト処理及びアルマイト処理を行なっている。
比較例1は、切削仕上げ、OMCP処理及びアルマイト
処理を行なった場合(ブラスト処理はなし)、比較例2
は、切削仕上げとアルマイト処理を行なった場合(OM
CP処理とブラスト処理はなし)、比較例3も、切削仕
上げとアルマイト処理を行なった場合(OMCP処理と
ブラスト処理はなし、但し表面粗さRaは変更)であ
る。
【0029】この結果から、図7も参照するとブラスト
処理を行なわない比較例1〜3は切削跡が多く残ってお
り、耐腐食性も×或いは△であって好ましくない。これ
に対し、本実施例は切削跡がほとんどなくて表面が滑ら
かであり、耐腐食性も良好(○)である。これによれ
ば、腐食性については表面粗さはほとんど関与していな
いことが判明する。試験後に、実際にアルミニウムが侵
食されている部位を観察してみると、切削跡に沿って侵
食する部位が見られた。従って、切削跡の部分がアルマ
イト被膜が弱くなっているものと推測できる。従って、
ブラスト処理を行なうことによって、切削跡のささくれ
部が減少し、これによって耐腐食性が向上したものと推
測できる。
【0030】尚、本実施例では、シャワーヘッド部の表
面と処理容器の表面の双方に一連の処理を施した場合を
例にとって説明したが、これらの部材のいずれか一方の
みに一連の表面処理を行なった場合にも本発明の効果を
発揮するのは勿論である。更には、上記シャワーヘッド
部と処理容器の2つの部材に限らず、処理容器内の他の
アルミニウム製の部材にも、同様に一連の処理を施すよ
うにしてもよい。また、ここではタングステンの金属成
膜を行なう場合を例にとって説明したが、これに限定さ
れず、SiO2 膜やSiN膜などの絶縁膜等の他の膜を
形成する場合、更には、成膜装置に限らず、酸化拡散装
置、アニール装置、スパッタ装置、エッチング装置、ア
ッシング装置等にも適用できるのは勿論である。更に、
被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCD
基板、ガラス基板等に成膜等の所定の処理を行なう場合
にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理装置
によれば、次のような優れた作用効果を発揮することが
できる。処理装置に用いるアルミニウム製の金属部材の
表面に一連の処理を施すようにしたので、表面の切削跡
が抑制されて表面が非常に滑らかとなり、このため、こ
の表面に不要な膜が付着することを抑制できるのみなら
ず、膜に対する密着性が向上して付着した膜の剥離も抑
制することができる。従って、クリーニング操作のイン
ターバルを長くしてスループットを向上できるのみなら
ず、パーティクルの発生を抑制して歩留りも向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置を示す断面構成図であ
る。
【図2】図1に示す装置のシャワーヘッド部を示す下面
図である。
【図3】アルミニウム製の金属材料の表面処理の工程を
説明する説明図である。
【図4】アルミニウム製の金属部材の表面を模式的に示
す図である。
【図5】従来のシャワーヘッド部と本発明のシャワーヘ
ッド部の不要膜の付着状態を示す図面代用写真である。
【図6】従来のシャワーヘッド部と本発明のシャワーヘ
ッド部の不要膜の付着状態を示す図面代用写真である。
【図7】本発明の実施例と比較例の表面の状態を示す図
面代用写真である。
【図8】従来の処理装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
14 成膜処理装置(処理装置) 16 処理容器(金属部材) 22 載置台(金属部材) 44 透過窓 48 加熱ランプ 74 シャワーヘッド部 76 ヘッド本体 74A ガス噴射面 74B 側面 86,88 処理層 S 処理空間 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中塚 栄 山梨県韮崎市穂坂町三ツ沢650番地 東京 エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 饗場 康 山梨県韮崎市穂坂町三ツ沢650番地 東京 エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 4F033 AA14 BA01 CA04 DA05 EA01 JA03 NA01 4K030 AA04 AA06 AA17 AA18 BA20 BA40 BA44 CA04 CA06 CA12 EA04 FA10 KA17 KA46 LA15 4M104 BB14 BB18 BB25 BB28 BB30 DD39 DD44 HH20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空引き可能になされた処理容器内の載
    置台上に被処理体を載置し、前記処理容器の天井部に設
    けたシャワーヘッド部から処理ガスを供給して前記被処
    理体に所定の処理を施す処理装置において、前記処理装
    置に用いるアルミニウム製の金属部材の表面は、有機機
    械化学研磨処理とブラスト処理とアルマイト処理が順次
    施されていることを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アルミニウム製の金属部品は、前記
    処理容器及び前記シャワーヘッド部の内の少なくともい
    ずれか一方であることを特徴とする請求項1記載の処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の処理は、成膜処理であること
    を特徴とする請求項1または2記載の処理装置。
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