JP2000302862A - 低臭気ポリオキシアルキレンポリオール、その製造方法およびウレタン組成物 - Google Patents

低臭気ポリオキシアルキレンポリオール、その製造方法およびウレタン組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低臭気ポリオキシアルキレンポリオール、その
製造方法、低臭気ウレタンプレポリマーおよび低臭気ウ
レタン組成物の提供。 【解決手段】ポリオキシアルキレンポリオールに式
(1)で示されるアミンが添加されてなる低臭気オキシ
アルキレンポリオール。 【化1】 (式中、R1 〜R3 は独立に、水素原子、または窒素原
子に結合する原子が炭素原子であるヘテロ原子を含んで
もよい有機基である。)上記のような低臭気ポリオキシ
アルキレンポリオールを原料とする低臭気ウレタンプレ
ポリマー、およびウレタン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低臭気のポリオキ
シアルキレンポリオール、その製造方法、このポリオキ
シアルキレンポリオールを原料とする低臭気ウレタンプ
レポリマーおよび低臭気ウレタン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレングリコールなどのポリオ
キシアルキレンポリオールは、溶剤として、またポリウ
レタン、変性シリコーン樹脂などの合成原料として汎用
されているが、従来よりその臭気の問題がある。このポ
リオキシアルキレンポリオールは、通常、エチレングリ
コール、グリセリンおよびショ糖などのポリオールを重
合開始剤として用いて、アルキレンオキシド(エポキシ
ド)を開環付加重合して得られるが、ポリオキシアルキ
レンポリオールの臭気は、その製造過程で用いられる溶
剤、触媒などによっても異なる。従来よりポリオキシア
ルキレンポリオールの臭気を製造時に回避する方法も提
案されており、たとえば重合開始剤であるショ糖の溶剤
として用いられるジメチルホルムアミド(DMF)の臭
気を回避するためにDMFに代えてポリオキシアルキレ
ンポリオールを用いる方法(特開平9−194588
号、特開平10−81743号、特開平10−8174
4号等)、また重合触媒としてアミンを用いたときのア
ミン臭気を回避するためにホスファゼン化合物を用いる
方法などが提案されている(特開平10−36499
号、特開平11−60721号、特開平11−6072
2号等)。
【0003】しかしながらポリオキシアルキレンポリオ
ールの臭気のうちでも特にアルデヒド臭は、ポリオキシ
アルキレンポリオールの使用時に不快なだけでなく、残
存性があり作業後にも衣服などに異臭が残存してしま
う。さらにはこれを原料とするウレタン組成物、その成
形製品などにも異臭があり、特に自動車内装材などのよ
うに発泡ウレタン製品を密閉空間で用いる用途では、ア
ルデヒド臭気の低減化は早急な解決が望まれている。
【0004】このアルデヒドは、ポリオキシアルキレン
ポリオールの合成原料であるアルキレンオキシドの酸化
により副生することが知られており、原料アルキレンオ
キシド中に数〜数十ppmオーダーで含まれていること
もある。またポリオキシアルキレンポリオール製造時に
アルデヒドの生成を抑制する方法も提案されている。た
とえばアルキレンオキシドのアルカリ金属によるアルカ
リ焼けを避けるため、重合触媒としてセシウムの炭酸ま
たは重炭酸塩を用いることが提案されている(特開平7
−316284号)。また上記ホスファゼン化合物を触
媒とするポリオキシアルキレンポリオールの製造におい
ては、重合で得られた粗製ポリオキシアルキレンポリオ
ールの精製(減圧処理)時に、アルデヒドおよび過酸化
物の生成を抑制するために、精製時に酸化防止剤を添加
するとともに酸素濃度をコントロールすることも提案さ
れている。しかしながらポリオキシアルキレンポリオー
ル市販品の多くは、依然としてアルデヒド臭気がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑みてなされたものであり、低臭気ポリオ
キシアルキレンポリオール、その製造方法およびこの低
臭気ポリオキシアルキレンポリオールを原料とする低臭
気ウレタン組成物を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、低アルデヒ
ド臭気のポリオキシアルキレンポリオールを得るべく検
討したところ、ポリオキシアルキレンポリオールに特定
構造のアミンを添加することによって、低臭気ポリオキ
シアルキレンポリオールが簡便に得られるとともに、さ
らこのポリオキシアルキレンポリオールを製造原料とす
れば低臭気でかつアミンの影響を受けないウレタン組成
物が得られることを見出して本発明を完成するに至っ
た。
【0007】すなわち本発明に係る低臭気ポリオキシア
ルキレンポリオールは、ポリオキシアルキレンポリオー
ルに、式(1)で示されるアミノ基を少なくとも1つ有
するアミンが添加されてなる。
【化2】 (式中、R1 〜R3 は独立に、水素原子、または窒素原
子に結合する原子が炭素原子であるヘテロ原子を含んで
もよい有機基である。)
【0008】ポリオキシアルキレンポリオールに対する
上記アミンの添加量は、通常10000ppm 以下であ
る。上記式(1)中のR1 〜R3 のうち、少なくとも1
つは水素原子であり、かつ少なくとも1つはヘテロ原子
または/および芳香族基を含んでもよい脂肪族炭化水素
基であることが好ましい。特に本発明では、R1 〜R3
のうちの2つが水素原子である第一級アミノ基を少なく
とも1つ有するアミンが好ましい。また上記アミノ基を
1つ含有するアミンすなわちモノアミンが好ましい。ア
ミンの沸点は、常圧下で100℃以上であることが好ま
しい。
【0009】上記のような低臭気ポリオキシアルキレン
ポリオールは、たとえばオキシアルキレンの重合により
得られたポリオキシアルキレンポリオールに、上記式
(1)で示されるアミンを添加し、減圧下、加熱するこ
とにより得ることができる。本発明では、上記のような
ポリオキシアルキレンポリオールを原料とする低臭気ウ
レタンプレポリマーおよびこのウレタンプレポリマーを
含む低臭気ウレタン組成物も提供される。なおこのウレ
タンプレポリマーの合成時に上記アミンは反応するた
め、ウレタンプレポリマーおよびさらにこれを含むウレ
タン組成物中には低臭気ポリオキシアルキレンポリオー
ルに由来するアミンは残存しない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明に係る低臭気ポリオキシアルキレンポリオー
ルは、ポリオキシアルキレンポリオールに、後述するよ
うな特定構造のアミンが添加されてなる。本発明では、
アミンの添加されるポリオキシアルキレンポリオール
は、公知のポリオキシアルキレンポリオールを広く対象
とし、重合開始剤、触媒、製造原料、反応条件などの製
造条件については特に限定されない。またポリオキシア
ルキレンポリオールの分子量、重合形態の種類、構成単
位、重合形態なども特に限定されないが、通常、アルデ
ヒド臭のあるポリオキシアルキレンポリオールが用いら
れる。
【0011】本発明では、上記ポリオキシアルキレンポ
リオールとしては、通常、活性水素化合物を重合開始剤
とし、アルキレンオキシド(エポキシド)を開環重合さ
せて得られるものが用いられるが、アルデヒド臭気のあ
るものであれば、エステル成分などを含有するものも用
いられる。アルキレンオキシドとしては、たとえばエチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキ
サイド、テトラメチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、シクロヘキセンオキサイド、エピクロロヒドリン、
エピブロモヒドリン、メチルグリシジルエーテル、アリ
ルグリシジルエーテル、トリフルオロプロピレンオキサ
イドなどが挙げられる。ポリオキシアルキレンポリオー
ルは、これらの2種以上から導かれる単位を含有してい
てもよい。本発明で用いられるポリオキシアルキレンポ
リオールは、これらのうちでも、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドまたはこれ
らの組合わせから導かれる単位を含有することが好まし
い。
【0012】活性水素化合物としては、アルコール類、
フェノール化合物、ポリアミン類、アルカノールアミン
類などが挙げられ、より具体的には、メタノール、エタ
ノール、ブタノール類などの1価アルコール類、水、お
よびエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−
プロパンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、
1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ペ
ンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘ
キサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、シ
クロヘキサンジメタノールなどの2価アルコール類、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミンなどのアルカノールアミン類、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセロール、トリメチロールプロ
パン、1,2,5−ヘキサントリオール、ペンタエリス
リトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリス
リトールなどの多価アルコール類、グルコース、ソルビ
トール、デキストロース、フラクトース、ショ糖、α−
メチルグルコシド、α−ヒドロキシエチルグルコシドな
どの糖類またはその誘導体、エチレンジアミン、ジ(2
−アミノエチル)アミン、ヘキサメチレンジアミンなど
の脂肪酸アミン類、トルイレンジアミン、ジフェニルメ
タンジアミンなどの芳香族アミン類、ビスフェノール
A、ビスフェノールF、ビスフェノールS、ノボラッ
ク、レゾール、ヒドロキノン、レゾルシン、カテコール
などのフェノール化合物など、および2種以上のこれら
の組合わせが挙げられる。
【0013】またポリオキシアルキレンポリオール中に
含まれていてもよいエステル成分としては、ポリオール
と、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、ピメリン
酸、スベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、ダイマー酸、他の低分子カルボン酸、オリゴマー
酸、ヒマシ油、ヒマシ油とエチレングリコールとの反応
生成物などのヒドロキシカルボン酸などの多塩基性カル
ボン酸とから導かれる単位、プロピオンラクトン、バレ
ロラクトンなどの開環重合単位などが挙げられ、これら
単位を2種以上含有していてもよい。このポリオール
は、具体的には上記に活性水素化合物として例示した化
合物のうち、2以上のヒドロキシル基を含有するものが
挙げられる。エステル単位を含有するポリオキシアルキ
レンポリオールとしては、具体的にポリエステルポリオ
ール、ラクトン系ポリオール、ポリカーボネートジオー
ルなどが挙げられる。
【0014】上記のようなポリオキシアルキレンポリオ
ールを製造する際の反応温度、圧力、反応時間などの製
造条件は特に限定されない。また合成された粗製ポリオ
キシアルキレンポリオールは、減圧処理などの公知の精
製方法が加えられていてもよく、公知の酸化防止剤など
を含有していてもよい。
【0015】またアミンの添加されるポリオキシアルキ
レンポリオールは、最終製品の用途に応じてその物性な
どが適宜選択されればよいが、本発明では、上記のうち
でもポリプロピレンポリオール(PPG)、ポリオキシ
エチレンポリオール、プロピレンオキシド−エチレンオ
キシドブロック共重合体などの汎用のポリオキシアルキ
レンポリオールが特に好ましい。
【0016】またこのようなポリオキシアルキレンポリ
オールに含有される臭気性のアルデヒドとしては、通
常、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド(プロピ
ルアルデヒド)などの低分子アルデヒドが挙げられる。
ポリオキシアルキレンポリオール製品には、市販品で通
常5〜50ppm程度のアルデヒド類が含有されている
と考えられる。
【0017】本発明において、ポリオキシアルキレンポ
リオールに添加されるアミンは、下記式(1)で示され
る。
【化3】 (式中、R1 〜R3 は独立に、水素原子、または窒素原
子に結合する原子が炭素原子であるヘテロ原子を含んで
もよい有機基であり、R1 〜R3 の少なくとも1つが2
価の基であってもよい。)
【0018】上記式(1)で示されるアミンとしては、
具体的に、ブチルアミン、1,2−ジメチルブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、イソアミルアミン、2−オクチル
アミン、アミノブタノール、3−デシルオキシプロピル
アミン、3−メトキシプロピルアミン、3−イソブトキ
シプロピルアミン、3−ラウリルオキシプロピルアミ
ン、3−ミリスチルオキシプロピルアミン、ラウリルア
ミン、ヘキサデシルアミン、ステアリルアミン、オレイ
ルアミン、ポリオキシプロピレンアミン(商品名:ジェ
ファーミンD230、D−400、D−2000、三石
テキサコケミカル社製)、ジメチルミノエチルアミン、
エチルアミノエチルアミン、ジアミノプロパン、ジブチ
ルアミノプロピルアミン、2−ヒドロキシエチルアミノ
プロピルアミン、ビス(3−アミノプロピル)エーテ
ル、ジアミノブテン、1,9−ノナンジアミン、N−ア
ミノエチルピペリジン、N−アミノプロピルモルホリ
ン、イミノビスプロピルアミン、N,N′−ビスアミノ
プロピル−1,4−ブチレンジアミン、ポリアリルアミ
ンなどの第1級アミノ基含有アミン、ジプロピルアミ
ン、ジオクチルアミン、ジ(2−エチルヘキシル)アミ
ン、N−エチル−イソアミルアミン、ジステアリルアミ
ン、N−メチルステアリルアミンなどの2級アミン、ジ
メチルパルミチルアミン、ジメチルミリスチルアミン、
ジメチルペヘニルアミン、ジメチルステアリルアミンな
どの3級アミンが挙げられる。
【0019】上記のうちでも、式(1)中のR1 〜R3
のうち、少なくとも1つは水素原子であり、かつ少なく
とも1つはヘテロ原子または/および芳香族基を含んで
もよい脂肪族炭化水素基であることが好ましい。特に本
発明では、R1 〜R3 のうちの2つが水素原子である第
一級アミノ基を少なくとも1つ有するアミンが好まし
い。また上記アミノ基を1つ含有するアミンすなわちモ
ノアミンが好ましい。アミンの沸点は、常圧下で100
℃以上であることが好ましい。このような特に好ましい
アミンとしては、具体的に、ジステアリルアミン、ステ
アリルアミン、ラウリルアミンなどが挙げられる。
【0020】上記のようなアミンを用いれば、アミンの
添加によって新たにアミン臭気の問題を生起することな
くアルデヒド臭を消臭することができる。またこのため
ポリオキシアルキレンポリオールに対するアミンの添加
量は、10000ppm (wt)以下であることが望まし
く、通常10〜10000ppm より好ましくは50〜1
000ppm である。
【0021】上記のような低臭気ポリオキシアルキレン
ポリオールを製造する際の反応温度、圧力、反応時間そ
の他の添加剤などの製造条件は、特に限定されないが、
予め製造されたポリオキシアルキレンポリオールに、上
記アミンを添加した後、加熱することが望ましく、撹拌
することも好ましい。たとえば、オキシアルキレンの重
合により得られたポリオキシアルキレンポリオールに、
前記アミンを添加し、減圧下、加熱することが好まし
い。
【0022】アミンとアルデヒドの反応は、Jerry Marc
h 著、“Advavced Organic Chemistry”、第3版、P796
〜P798、Wiley-Interscience Publication JOHN WILEY
& SONSに記載のように、アルデヒドは1級アミンと反応
しイミンを、2級アミンとはエナミンを、そして3級ア
ミンとは塩を生成させることが知られている。その結
果、アルデヒドは臭いの極めて少ない上記化合物へと誘
導されるため、臭気を抑制することができる。反応性は
1級、2級、3級となるに従い低下するため、1級アミ
ンが最も効果的である。さらに、アニリンなどの芳香族
アミンに比較し、脂肪族アミンの方が反応性が高いので
より効果的である。また加熱する事によりこの反応は促
進される。しかも、イミン、エナミンを生成させる反応
は脱水反応であり、水が存在すると反応が進行しなかっ
たり、生成したイミン、エナミンがもとのアミンとアル
デヒドに分解してしまうこともある。そのため、硫酸ナ
トリウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、モレキ
ュラーシーブスなどの脱水剤を添加するが、減圧させな
がら加熱反応させる事により、より効果的に臭いを取り
除くことができる。
【0023】減圧度は、39.9kPa(300mmH
g)以下が好ましく、さらに好ましくは13.3kPa
(100mmHg)以下である。反応温度は、60〜1
40℃が好ましく、80〜120℃が更に好ましい。上
記のアミンを添加する時期としては、アルキレンオキシ
ドの重合終了後に添加する事が好ましく、さらに正確に
言うならば、未反応アルキレンオキシドが残存しない状
態で添加するか、それよりも多くの当量のアミンを添加
することが好ましい。その理由は、アルキレンオキシド
が残っていると添加したアミンはそれと反応し、1級ア
ミンは2級、3級アミンへ、2級アミンは3級アミンへ
と変化してしまうため、アルデヒドを除く能力が低下す
るからである。特にウレタンプレポリマーを製造する際
には、ポリオキシアルキレングリコールを脱水乾燥させ
る工程があり、この時にアミンを添加するのが経済的に
も好ましい。
【0024】低臭化されたポリオキシアルキレンポリオ
ールでは、臭気性低分子アルデヒド量は、アミンを添加
する前に比べて低下している。このアルデヒド量は、ヘ
ッドスペースガスクロマトグラフィー法などの通常の機
器分析法により測定することができるが、本発明では、
低臭化ポリオキシアルキレンポリオール中の臭気性低分
子アルデヒド量が、この分析法の検出限界以下であるこ
とが望ましく、具体的にアセトアルデヒド量が(0.1
ppm)以下、プロピオンアルデヒド量が(0.1pp
m)以下であることがことが望ましい。
【0025】上記のような低臭気ポリオキシアルキレン
ポリオールは、そのままでたとえば作業中あるいは作業
後に不快臭のない溶剤として、また界面活性剤、作動
油、潤滑油、化粧品、サニタリー用品、医薬品などの用
途にそのままであるいはこれらの合成原料として用いる
ことができる。また各種合成原料として好適に用いるこ
とができ、たとえば一般的にポリオキシアルキレンポリ
オールを合成原料とする樹脂用途に広く使用することが
でき、たとえばこれを合成原料として、ポリマー分散ポ
リオール、イソシアネート基末端プレポリマー(ウレタ
ンプレポリマー)、ポリエーテルエステルポリオール、
ポリオキシアルキレンポリアミンなどのポリウレタン原
料、ポリエーテル骨格を有する変性シリコーン樹脂など
の合成原料として好適に用いることができる。
【0026】特にウレタンウレポリマーなどのウレタン
化合物の合成原料として用いれば、低臭気ウレタンプレ
ポリマーが得られるだけでなく、これを含む低臭気ウレ
タン組成物が得られるため、特に低臭気ウレタン発泡物
などの臭気問題を解消することができる。
【0027】上記ポリオキシアルキレンポリオールを原
料とすれば低アルデヒド臭気の合成品を得ることができ
る。したがって本発明では、上記ポリオキシアルキレン
ポリオールを製造原料とするウレタンプレポリマーを含
むウレタン組成物も提供される。ウレタンプレポリマー
は、一般的なポリオールとポリイソシアネートとからウ
レタンプレポリマーを得る方法に準拠して合成すること
ができ、この際にポリオール成分の少なくとも一部とし
て上記ポリオキシアルキレンポリオールを用いること以
外特に限定されない。
【0028】ウレタンプレポリマーの合成に用いられる
ポリイソシアネートは、イソシアネート基を1分子中に
2個以上有するものであればよく、芳香族、脂肪族、脂
環族など公知のものが使用できるが、通常ジイソシアネ
ートが用いられる。たとえば2,4−トリレンジイソシ
アネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートなどのジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)、トルイジンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ナフタレ
ンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネー
ト、ノルボルネンジイソシアネート、イソプロペニル−
α,αジメチルベンゾルイソシアネート、テトラメチル
キシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。ポリオ
キシアルキレンポリオールは、上記のうちから所望する
最終製品に応じてその分子量、官能基数などを適宜選択
すればよく、ポリオール、ポリオキシアルキレンポリオ
ールなどを適宜に2種以上組合わせて用いてもよい。
【0029】ウレタンプレポリマーと、硬化剤または/
および硬化触媒とからウレタン組成物を形成する際に
は、目的組成物が一液型あるいは二液型かによって、公
知の硬化剤および硬化触媒中から適宜選択すればよい。
なおポリオキシアルキレンポリオール中のアミンは、ウ
レタンプレポリマー合成時に、ポリオールとポリイソシ
アネートとともに反応するため、ウレタン組成物ではア
ミンとして存在せず、したがって一液型あるいは二液型
に拘らずウレタン組成物の貯蔵安定性を低下させること
はない。
【0030】上記のようなウレタン組成物は、塗料、シ
ーリング材、接着剤、軟質または硬質ポリウレタンフォ
ーム、ポリウレタンエラストマーなど一般的なウレタン
組成物またはその成形品用途に広く用いることができる
が、特に自動車内装材、床材などの密閉空間で使用され
る発泡成形品用途に好適に用いることができる。またこ
の発泡成形品は、衣服などに臭気がつかないことから衣
服用梱包材などとしても好適である。
【0031】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
以下の実験において、ポリオキシアルキレンポリオール
中のアルデヒド量の測定は、日本電子(株)製JMS―
GCMATE GCMS SYSTEMを用いたガスク
ロマトグラフ質量分析計(GC−MS)を用いて測定し
た。ポリオキシアルキレンポリオールおよびウレタンプ
レポリマーの臭気は、試験物を金属製容器(1L)中に
密閉し、40℃のオーブン中で4時間放置した後、官能
評価(5段階評価)した。評価結果を数値で示す。 1…顕著に感じる 2…明らかに感じる 3…感じる 4…ほとんど感じない 5…まったく感じない
【0032】(参考例1〜2)表1に示すポリオキシア
ルキレンポリオールの市販品中のプロピルアルデヒドの
量を測定した結果を臭気テストの結果とともに表1に示
す。 <ウレタンプレポリマーの合成>ポリオキシアルキレン
ポリオールに、MDIをインデックス(NCO/OH)
2になるように加え、ビスマス触媒存在下で、80℃で
12時間反応させた。得られたウレタンプレポリマーの
臭気を表1に示す。
【0033】(実施例1)参考例1または2に示すポリ
オキシアルキレンポリオール1000g、および表1に
示す量のアミンを三つ口フラスコに入れ、メカニカルス
ターラーにより、表に示す処理条件下で攪拌した。得ら
れた低臭気ポリオキシアルキレンポリオールのプロピル
アルデヒドの量を測定した。臭気テストの結果とともに
表1に示す。 <ウレタンプレポリマーの合成>上記で得られた低臭気
ポリオキシアルキレンポリオールを用いて参考例と同様
に反応させた。臭気テストの結果を表1に示す。
【0034】(実施例2)実施例1において、反応条件
を減圧下100℃に代えた以外は同様にしてアミンを反
応させ、ポリオキシアルキレンポリオールを低臭気さ
せ、次いでウレタンプレポリマーを合成した。結果を表
1に示す。
【0035】(実施例2)実施例1において、反応条件
を減圧下100℃に代えた以外は同様にしてアミンを反
応させ、ポリオキシアルキレンポリオールを低臭気さ
せ、次いでウレタンプレポリマーを合成した。結果を表
1に示す。
【0036】(実施例3)実施例2において、表1に示
すようなアミンと使用量に代えた以外は、実施例2同様
にしてポリオキシアルキレンポリオールを低臭気させ、
次いでウレタンプレポリマーを合成した。結果を表1に
示す。
【0037】(実施例4〜6)実施例2において、表1
に示すようなポリオキシアルキレンポリオール、アミン
を用いた以外は、実施例2同様にしてポリオキシアルキ
レンポリオールを低臭気させ、次いでウレタンプレポリ
マーを合成した。結果を表1に示す。
【0038】(比較例1〜2)参考例1または2に示す
ポリオキシアルキレンポリオールを、通常の脱水条件で
乾燥した。結果を表1に示す。 <ウレタンプレポリマーの合成>上記で得られたポリオ
キシアルキレンポリオールを用いて参考例と同様に反応
させた。臭気テストの結果を表1に示す。
【0039】
【表1】 上記の試験から明らかなように、市販のポリオキシプロ
ピレングリコールは、明らかにプロピルアルデヒドの臭
気がある。それを通常の脱水条件で乾燥したもの(比較
例)はアルデヒドの量は減少するものの臭気には違いが
見られない(アルデヒド残存量が10ppm程度である
と臭気が少なくなったとは感じられなかった)。実施例
1のように、脱水剤存在下でアミンと反応させると、ア
ルデヒドの量も減少し、臭気も少なくなった。さらに反
応を減圧下100℃で反応を行なうと著しく臭気が抑え
られた。減圧下、加熱反応ではアミンの沸点が高い方ア
ミンが効果が大きい(実施例2、3)。2級アミンより
は1級アミンの方が効果が大きい(実施例4、5)。
【0040】
【発明の効果】本発明で提供されるポリオキシアルキレ
ンポリオールは、低アルデヒド臭気であり作業時に不快
臭がなく、したがって作業後にも臭気が残存することが
ない。本発明では、この低臭気ポリオキシアルキレンポ
リオールを簡便な方法で得ることができる。さらにこれ
を製造原料とすれば低臭気の種合成品および成形品が得
られる。特に自動車内装材用発泡ウレタン品などの密閉
空間で使用される製品用途に好適であるとともに、低臭
気であるため塗料、シーリング材、接着剤、床材、界面
活性剤、作動油、潤滑油、化粧品、サニタリー用品、医
薬品などの広範な用途に好適である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオキシアルキレンポリオールに、式
    (1)で示されるアミノ基を少なくとも1つ有するアミ
    ンを添加してなる低臭気ポリオキシアルキレンポリオー
    ル。 【化1】 (式中、R1 〜R3 は独立に、水素原子、または窒素原
    子に結合する原子が炭素原子であるヘテロ原子を含んで
    もよい有機基であり、R1 〜R3 の少なくとも1つが2
    価の基であってもよい。)
  2. 【請求項2】ポリオキシアルキレンポリオールに対する
    前記アミンの添加量が10000ppm 以下である請求項
    1に記載の低臭気ポリオキシアルキレンポリオール。
  3. 【請求項3】式(1)中のR1 〜R3 のうち、少なくと
    も1つは水素原子であり、かつ少なくとも1つはヘテロ
    原子または/および芳香族基を含んでもよい脂肪族炭化
    水素基である請求項1または2に記載のポリオキシアル
    キレンポリオール。
  4. 【請求項4】前記アミンが、モノアミンである請求項1
    〜3のいずれかに記載のポリオキシアルキレンポリオー
    ル。
  5. 【請求項5】前記アミンの沸点が、常圧下で100℃以
    上である請求項1〜4のいずれかに記載のポリオキシア
    ルキレンポリオール。
  6. 【請求項6】オキシアルキレンの重合により得られたポ
    リオキシアルキレンポリオールに、前記式(1)で示さ
    れるアミノ基を少なくとも1つ有するアミンを添加し、
    減圧下、加熱する請求項1〜5のいずれかに記載の低臭
    気ポリオキシアルキレンポリオールの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれかに記載のポリオキ
    シアルキレンポリオールを原料とする低臭気ウレタンプ
    レポリマー。
  8. 【請求項8】請求項7に記載のウレタンプレポリマーを
    含む低臭気ウレタン組成物。
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