JP4946517B2 - ポリウレタン樹脂製造用触媒及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

ポリウレタン樹脂製造用触媒及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ポリウレタン樹脂製造用触媒及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法に関する。本発明の触媒は、エポキシ硬化剤、ウレタン原料、界面活性剤、繊維処理剤、紙力増強剤、樹脂改質剤、潤滑油添加剤等としても有用であるが、とりわけ、ポリウレタン樹脂製造の際、揮発性のアミン化合物や有害の金属化合物をほとんど有しないポリウレタン樹脂を製造するための触媒として有用である。
ポリウレタン樹脂はポリオールとポリイソシアネートとを触媒及び必要に応じて発泡剤、界面活性剤、難燃剤、架橋剤等の存在下に反応させて製造される。ポリウレタン樹脂の製造には、触媒として、数多くの金属化合物(以下、金属触媒と称する場合がある。)や、第3級アミン化合物(以下、第3級アミン触媒と称する場合がある。)を用いることが知られている。これら触媒は単独又は併用することにより工業的にも多用されている。
発泡剤として水及び/又は低沸点有機化合物を用いるポリウレタンフォームの製造においては、生産性、成形性に優れることから、これら触媒のうち、とりわけ第3級アミン化合物が広く用いられている。このような第3級アミン化合物としては、例えば、従来公知のトリエチレンジアミン、N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモルフォリン、N,N−ジメチルエタノールアミン等が挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。金属化合物は生産性、成形性が悪化することより、ほとんどの場合、第3級アミン触媒と併用されることが多く、単独での使用は少ない。
上記した第3級アミン触媒は、ポリウレタン製品から揮発性のアミンとして徐々に排出され、例えば、自動車内装材等の用途では、揮発性のアミンによる臭気問題や、自動車インストルパネルの表皮PVCの変色問題、窓ガラスの曇り現象の問題等を引き起こす。また、第3級アミン触媒は、一般に悪臭が強く、ポリウレタン樹脂製造時の作業環境が著しく悪化する。
例えば、上記したN、N−ジメチルシクロヘキシルアミンやN,N,N’,N’−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンは、ポリウレタンフォーム製造用の触媒として用いられているが(具体的には、特許文献1、特許文献2参照)、これらは、分子内にポリイソシアネートと反応しうる1級及び2級のアミノ基や水酸基を有しないため、上記したアミン触媒のような臭気問題や他の材料を劣化させる問題を引き起こす可能性がある。
この問題を解決する方法として、これら揮発性の第3級アミン触媒の替わりに、分子内にポリイソシアネートと反応しうる1級及び2級のアミノ基や水酸基を有するアミン化合物(以下、反応型触媒と称する場合がある)や、第3級アミノ基を分子内に有する2官能の架橋剤を使用する方法が提案されている(例えば、特許文献3〜特許文献6参照)。
上記の反応型触媒を使用する方法は、ポリイソシアネートと反応した形でポリウレタン樹脂骨格中に固定化されるため上記問題を回避できるとされており、確かに、最終樹脂製品の臭気低減には有効であるが、これらの反応型触媒は樹脂化反応(ポリオールとイソシアネートの反応)の活性が劣るため、硬化性が低下する問題がある。また、上記の架橋剤を使用する方法は、最終樹脂製品の臭気低減及びポリウレタン樹脂製造時の作業環境を改善には有効であるが、ポリウレタン樹脂の硬度等の物性が不充分である。
一方、上記した金属触媒は、上記したアミン触媒のような臭気問題や他の材料を劣化させる問題は起さないが、金属系触媒単独の使用では、上記したとおり、生産性、物性及び成形性が悪化し、更には製品中に残った重金属による毒性問題や環境問題が取り沙汰されて来ている。
特開平05−209034号公報 特開2004−131651号公報 特開昭46−4846号公報 特公昭61−31727号公報 特許第2971979号明細書 特開昭63−265909号公報 岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987年初版)日刊工業新聞社 p.118
本発明は、上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、臭気問題や毒性、環境問題を引き起こすことなくポリウレタン樹脂を生産性、成形性良く得ることができる新規な触媒及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法を提供することである。
本発明者らは上記問題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、新規な触媒を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、以下に示すとおりの、ポリウレタン樹脂製造用触媒及びそれを用いたポリウレタン樹脂の製造方法である。
[1]下記一般式(1)
Figure 0004946517
[上記式(1)中、R、Rは各々独立して、炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
で示される脂環式アミノアルコール化合物よりなるポリウレタン樹脂製造用触媒。
[2]上記一般式(1)において、R、Rが各々独立して、メチル基又はエチル基を表すことを特徴とする上記[1]に記載のポリウレタン樹脂製造用触媒。
[3]上記一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物が、4−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、4−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、2−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、及び2−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノールからなる群より選ばれる1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のポリウレタン樹脂製造用触媒。
[4]ポリオールと有機ポリイソシアナートを、上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の触媒の存在下で反応させることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法。
[5]触媒の使用量が、ポリオール100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲であることを特徴とする上記[4]に記載の製造方法。
本発明の触媒は、ポリウレタン樹脂から揮散するアミンがほとんどなく、通常のアミン触媒に起因する自動車インストルパネルのPVC変色、フォームからの揮発成分移行による窓ガラスの曇り現象防止に有効である。更には、汎用触媒であるトリエチレンジアミンと比較しても同等に近い樹脂化活性能を持つため軟質、硬質、半硬質、エラストマー等のポリウレタン製造用の触媒として極めて有効である。
本発明のポリウレタン樹脂製造用触媒は、上記一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物よりなる。
本発明において、上記一般式(1)で示されるアミン化合物の置換基R、Rとしては、特に限定するものではないが、各々独立して、メチル基又はエチル基が好ましく、活性面で有利なことから、メチル基が特に好ましい。
本発明において、上記一般式(1)で示されるアミン化合物としては、特に限定するものではないが、具体的には、4−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、4−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、2−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、2−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール等が例示される。
本発明において、上記一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物は、文献既知の方法にて容易に製造できる。例えば、ジアルキルアミノフェノールの核水添反応により製造することができる[例えば、Journal of the American Chemical Society(1927)、49、p.1303−1307参照]。
本発明のポリウレタン樹脂の製造方法は、ポリオールと有機ポリイソシアネートを、上記した本発明の触媒、及び必要に応じて発泡剤、界面活性剤、難燃剤、架橋剤等の添加剤の存在下に反応させることをその特徴とする。
本発明の方法において、触媒の使用量は、使用されるポリオール100重量部に対し、通常0.1〜20重量部の範囲であるが、好ましくは0.5〜10重量部の範囲である。0.1重量部より少ないと本発明の触媒の効果が得られない場合がある。一方、20重量部を超えると、脂環式アミノアルコール化合物を増やしただけの効果が得られないばかりでなく、ポリウレタン樹脂の物性が悪化する場合がある。
本発明の方法に使用されるポリオールとしては、特に限定するものではないが、例えば、従来公知のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール、更にはリン含有ポリオールやハロゲン含有ポリオール等の難燃ポリオール等が挙げられる。これらのポリオールは単独で使用することもできるし、適宜混合して併用することもできる。
本発明の方法に使用されるポリエーテルポリオールとしては、例えば、少なくとも2個以上の活性水素基を有する化合物を出発原料として、これにアルキレンオキサイドを付加反応により製造されたもの等が挙げられる[例えば、Gunter Oertel,“Polyurethane Handbook”(1985) Hanser Publishers社(ドイツ),p.42−53参照]。ここで、少なくとも2個以上の活性水素基を有する化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類、エチレンジアミン等のアミン類、エタノールアミン、ジエタノールアミン等のようなアルカノールアミン類等が挙げられる。また、アルキレンオキサイドとしては、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等が挙げられる。
本発明の方法に使用されるポリエステルポリオールとしては、例えば、二塩基酸とグリコールの反応から得られるものや、ナイロン製造時の廃物、トリメチロールプロパン、ペンタエリストールの廃物、フタル酸系ポリエステルの廃物、廃品を処理し誘導したポリエステルポリオール等が挙げられる[例えば、岩田敬治「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(1987) 日刊工業新聞社 p.117参照]。
本発明の方法において、使用されるポリマーポリオールとしては、例えば、上記ポリエーテルポリオールとエチレン性不飽和単量体をラジカル重合触媒の存在下に反応させた重合体ポリオールが挙げられる。ここで、エチレン性不飽和単量体としては、例えば、ブタジエン、アクリロニトリル、スチレン等が挙げられる。
本発明の方法において、使用される難燃ポリオールとしては、例えば、リン酸化合物にアルキレンオキシドを付加して得られるリン含有ポリオール、エピクロルヒドリンやトリクロロブチレンオキシドを開環重合して得られるハロゲン含有ポリオール、フェノールポリオール等が挙げられる。
本発明の方法においては、平均水酸基価が20〜1000mgKOH/gのポリオールが使用されるが、軟質ポリウレタン樹脂や半硬質ポリウレタン樹脂には20〜100mgKOH/gのものが、硬質ポリウレタン樹脂には100〜800mgKOH/gのものが、好適に使用される。
本発明の方法に使用されるポリイソシアネートは、従来公知のものであればよく、特に限定するものではないが、例えば、トルエンジイソシアネート(以下、TDIと称する場合がある)、ジフェニルメタンジイソシアネート(以下、MDIと称する場合がある)、ナフチレンジイシシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート類、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類、ジシクロヘキシルジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等の脂環式ポリイソシアネート類及びこれらの混合体等が挙げられる。これらのうち好ましくは、TDIとその誘導体又はMDIとその誘導体であり、これらは混合して使用しても差し支えない。
本発明の方法において、TDIとその誘導体としては、例えば、2,4−TDIと2,6−TDIの混合物又はTDIの末端イソシアネートプレポリマー誘導体を挙げることができる。MDIとその誘導体としては、例えば、MDIとその重合体のポリフェニルポリメチレンジイソシアネートの混合体、及び/又は末端イソシアネート基をもつジフェニルメタンジイソシアネート誘導体を挙げることができる。
これらのイソシアネートのうち、軟質ポリウレタン樹脂や半硬質ポリウレタン樹脂にはTDIとその誘導体又は/及びMDIとその誘導体が、硬質ポリウレタン樹脂にはMDIとその重合体のポリフェニルポリメチレンジイソシアネートの混合体が好適に使用される。
これらポリイソシアネートとポリオールの混合割合としては、特に限定するものではないが、イソシアネートインデックス[イソシアネート基/イソシアネート基と反応しうる活性水素基(モル比)×100]で表すと、一般に60〜400の範囲が好ましい。
本発明のポリウレタン樹脂の製造方法において、触媒として、上記一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物に加え、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その他の触媒を併用しても良い。本発明の方法において、その他の触媒としては、従来公知の金属触媒、カルボン酸金属塩類、第3級アミン触媒、第4級アンモニウム塩類等が好適な例として挙げられ、これらを単独で又は併用して使用することができる。
本発明の方法において、金属触媒としては、従来公知のものであればよく、特に限定するものではないが、具体的には、スタナスジアセテート、スタナスジオクトエート、スタナスジオレエート、スタナスジラウレート、ジブチル錫オキサイド、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライド、ジオクチル錫ジラウレート、オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸コバルト等が例示される。
カルボン酸金属塩類としては、従来公知のものであればよく、特に限定するものではないが、例えば、カルボン酸のアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩が挙げられる。カルボン酸としては、特に限定するものではないが、例えば、酢酸、プロピオン酸、2−エチルヘキサン酸、アジピン酸等の脂肪族モノ及びジカルボン酸類、安息香酸、フタル酸等の芳香族モノ及びジカルボン酸類等が挙げられる。また、カルボン酸塩を形成すべき金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属が好適な例として挙げられる。
第3級アミン触媒としては、従来公知のものであればよく、特に限定するものではない。具体的には、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルプロピレンジアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチル−(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N”,N”−ペンタメチルジプロピレントリアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルグアニジン、1,3,5−トリス(N,N−ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ−S−トリアジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7、トリエチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N’−ジメチルピペラジン、ジメチルシクロヘキシルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル、1−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、1−イソブチル−2−メチルイミダゾール、1−ジメチルアミノプロピルイミダゾール等の第3級アミン化合物類が例示される。
第4級アンモニウム塩類としては、従来公知のものであればよく、特に限定するものではない。例えば、テトラメチルアンモニウムクロライド等のテトラアルキルアンモニウムハロゲン化物、水酸化テトラメチルアンモニウム塩等のテトラアルキルアンモニウム水酸化物、テトラメチルアンモニウム2−エチルヘキサン酸塩、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムギ酸塩、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム2−エチルヘキサン酸塩等のテトラアルキルアンモニウム有機酸塩類が挙げられる。
本発明の方法において、上記したその他の触媒と、上記一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物との混合比率は、特に限定するものではないが、その他の触媒1重量部に対して、当該脂環式アミノアルコール化合物は通常1〜100重量部の範囲である。
本発明の触媒は、上記したとおり、単独で又はその他の触媒と混合して使用することができるが、混合調整にあたっては、必要ならば、ジプロピレングリコール、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール又は水等の溶媒を使用することができる。溶媒の量は、特に限定するものではないが、好ましくは触媒の全量に対して3重量倍以下である。3重量倍を超えると、得られるフォームの物性に影響を及ぼす場合があり、経済上の理由からも好ましくない。本発明の方法においては、このように調整された触媒をポリオールに添加して使用しても良いし、本発明の触媒とその他の触媒を各々別々にポリオールに添加しても良く、特に限定するものではない。
本発明の方法において、必要であれば、発泡剤を使用することができる。発泡剤としては、特に限定するものではないが、例えば、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCFC−141b)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(HFC−245fa)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン(HFC−365mfc)、1,1,2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HFC−227ea)等のフルオロカーボン類、HFE−254pc等のハイドロフルオロエーテル類、低沸点炭化水素類、及び水からなる群より選ばれる1種、又は2種以上の混合物を使用することができる。低沸点炭化水素類としては、通常、沸点が通常−30〜70℃の炭化水素が使用され、その具体例としては、プロパン、ブタン、ペンタン、シクロペンタン、ヘキサン、及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の方法において発泡剤の使用量としては、所望の密度やフォーム物性に応じて決定されため、特に限定するものではないが、具体的には、得られるフォーム密度が、通常5〜1000kg/mの範囲、好ましくは10〜500kg/mの範囲となるように選択される。
本発明の方法において、必要であれば、整泡剤として界面活性剤を用いることができる。使用される界面活性剤としては、例えば、従来公知の有機シリコーン系界面活性剤が挙げられ、具体的には、有機シロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体、シリコーン−グリース共重合体等の非イオン系界面活性剤、又はこれらの混合物等が例示される。それらの使用量は、ポリオール100重量部に対して通常0.1〜10重量部である。
本発明の方法において、必要であれば、架橋剤又は鎖延長剤を用いることができる。架橋剤又は鎖延長剤としては、例えば、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン等の低分子量の多価アルコール類、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の低分子量のアミンポリオール類、又はエチレンジアミン、キシリレンジアミン、メチレンビスオルソクロルアニリン等ポリアミン類を挙げることができる。
本発明の方法において、必要であれば、難燃剤を用いることができる。使用される難燃剤としては、例えば、含リンポリオール等の反応型難燃剤、トリクレジルホスフェート等の第3リン酸エステル類、トリス(2−クロロエチル)ホスフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフェート等のハロゲン含有第3リン酸エステル類、ジブロモプロパノール、ジブロモネオペンチルグリコール、テトラブロモビスフェノールA等のハロゲン含有有機化合物類、酸化アンチモン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、リン酸アルミニウム等の無機化合物等が挙げられる。ここで、含リンポリオールとしては、リン酸とアルキレンオキシドとの付加反応によって得られるプロポキシル化リン酸、プロポキシル化ジブチルピロリン酸等が例示される。難燃剤の使用量は要求される難燃性に応じて異なるため、特に限定するものではないが、ポリオール100重量部に対して通常4〜20重量部の範囲である。
本発明の方法において、必要であれば、着色剤、老化防止剤、その他従来公知の添加剤を使用することができる。これらの添加剤の種類、添加量は、使用される添加剤の通常の使用範囲でよい。
本発明の方法は、例えば、上記原料を混合した混合液を急激に混合、攪拌した後、適当な容器又はモールドに注入して発泡成型することにより行われる。混合、攪拌は一般的な攪拌機や専用のポリウレタン発泡機を使用して実施すれば良い。ポリウレタン発泡機としては高圧、低圧及びスプレー式の機器が使用できる。
本発明の方法により得られるポリウレタン樹脂製品としては、例えば、発泡剤を使用しない場合にはエラストマー、発泡剤を使用する場合にはポリウレタンフォームが挙げられる。ポリウレタンフォーム製品としては、例えば、軟質、半硬質、又は硬質ポリウレタンフォーム等が挙げられるが、具体的には、自動車内装材として用いられる、軟質ポリウレタンフォームにて製造されるカーシート、半硬質ポリウレタンフォームにて製造されるインスツルメントパネルやハンドル、及び硬質ポリウレタンフォームにて製造される断熱材が好ましい。
以下、実施例、比較例に基づいて説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。なお、合成例における生成物の同定には、質量分析(GC−MS)及び核磁気共鳴スペクトル(H−NMR)を用いた。
質量分析(GC−MS)分析:GC−MS分析装置(日本電子社製、JMS-K9)を用いて測定した。
核磁気共鳴スペクトル(H−NMR)分析:核磁気共鳴装置(バリアン社製、Gemini200、200MHz)で重メタノール(CDOD)中でH−NMRスペクトルを得た。
合成例1.
Figure 0004946517
1000mlの攪拌機付きオートクレーブにトランス−4−アミノシクロヘキサノール(東京化成製)80g(0.69mol)、メタノール158.6g及び5%パラジウム炭素1.60gを仕込んだ。オートクレーブを密閉、水素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けてオートクレーブ内に圧力3MPaで水素を導入しつつ37%ホルマリン水溶液115.0g(1.42mol)を1時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出した。
ロータリーエバポレーターを用いて反応液からメタノールを留去後、48%水酸化ナトリウム水溶液120gを添加、攪拌後、有機層を減圧下に蒸留精製し、生成物であるN−メチル化されたN,N−ジメチルアミノシクロヘキサノール(以下、アミン化合物Aと称する場合がある。)を単離した。収量は66.8g、収率は67.2%で無色透明の液体であった。
ガスクロマトグラフィー(面積百分率法)で分析したところ、純度は98.9%であった。得られた生成物は、質量分析及びH−NMR分析を行い同定した。質量分析の結果、分子量は143(M+)であり、H−NMRの結果は、δ1.15−1.31(m,CH2,4H)、1.88−1.98(m,CH2,4H)、2.20(d,C−NCH3,1H)、2.28(s,NCH3,6H)、3.47(m,C−OH,1H)、4.87(s,OH,1H)であることから、4−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノールであることを確認した。
合成例2.
Figure 0004946517
1000mlの攪拌機付きオートクレーブに2−アミノシクロヘキサノール(東京化成製)80g(0.69mol)、メタノール158.6g及び5%パラジウム炭素1.60gを仕込んだ。オートクレーブを密閉、水素置換後、攪拌下に120℃まで昇温した。続けてオートクレーブ内に圧力3MPaで水素を導入しつつ37%ホルマリン水溶液115.0g(1.42mol)を1時間かけてポンプで供給した。1時間熟成反応を行った後、冷却して反応液を取り出した。
ロータリーエバポレーターを用いて反応液からメタノールを留去後、48%水酸化ナトリウム水溶液120gを添加、攪拌後、有機層を減圧下に蒸留精製し、生成物であるN−メチル化されたN,N−ジメチルアミノシクロヘキサノール(以下、アミン化合物Bと称する場合がある。)を単離した。収量は62.4g、収率は62.8%で無色透明の液体あった。ガスクロマトグラフィー(面積百分率法)で分析したところ、純度は98.0%であった。得られた生成物は、質量分析及びH−NMR分析を行い同定した。質量分析の結果、分子量は143(M+)であり、H−NMRの結果は、δ1.12−1.30(m,CH2,4H)、1.66−1.95(m,CH2,4H)、2.11(m,C−NCH3,1H)、2.30(s,NCH3,6H)、3.03(m,C−OH,1H)、4.76(s,OH,1H)であることから、2−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノールであることを確認した。
実施例1.
窒素置換した200mlの三角フラスコに、ジエチレングリコール(DEG)の濃度が0.15mol/Lになるように調製したDEG含有ベンゼン溶液50mlを採取し、これに合成例1で合成したアミン化合物Aを50.1mg(0.35mmol)を加え、A液とした。次に、窒素置換した100mlの三角フラスコに、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)の濃度が0.15mol/Lになるように調製したTDI含有ベンゼン溶液50mlを採取し、B液とした。A液及びB液をそれぞれ30℃にて30分間保温後、B液をA液に加えて、攪拌しながら反応を開始した。反応開始後、10分毎に反応液を約10ml採取し、未反応のイソシアナートを過剰のジ−n−ブチルアミン(DBA)溶液と反応させ、残存したDBAを0.2N塩酸エタノール溶液で逆滴定して未反応イソシアナート量を定量した。
ここで、反応速度定数k(l/mol・h)は、イソシアネートとアルコールの反応(樹脂化反応)が各々の濃度に1次であると仮定して求めた。また、触媒あたりの速度定数Kc(l/eq・mol・h)は反応速度定数kを触媒濃度で除することで求めた。結果を表1に示す。
Figure 0004946517
実施例2.
触媒として合成例2で合成したアミン化合物Bを使用した以外は、実施例1と同じ手法を用いた。結果を表1にあわせて示す。
比較例1
触媒としてN,N−ジメチルシクロヘキシルアミン(和光純薬工業社製)を使用した以外は、実施例1と同じ手法を用いた。結果を表1にあわせて示す。
比較例2
触媒としてN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン(東ソー社製TOYOCAT−MR)を使用した以外は、実施例1と同じ手法を用いた。結果を表1にあわせて示す。
実施例3
窒素置換した200mlの三角フラスコに、水の濃度が0.078mol/Lになるように調製した水含有ベンゼン溶液100mlを採取し、これに合成例1で合成したアミン化合物Aを50.1mg(0.35mmol)を加え、A液とした。次に、窒素置換した100mlの三角フラスコに、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)の濃度が0.78mol/Lになるように調製したTDI含有ベンゼン溶液10mlを採取し、B液とした。A液及びB液をそれぞれ30℃にて30分間保温後、B液をA液に加えて、攪拌しながら反応を開始した。反応開始後、10分毎に反応液を約10ml採取し、未反応のイソシアナートを過剰のジ−n−ブチルアミン(DBA)溶液と反応させ、残存したDBAを0.2N塩酸エタノール溶液で逆滴定して未反応イソシアナート量を定量した。
ここで、反応速度定数k(l/mol・h)は、イソシアネートと水の反応(泡化反応)が各々の濃度に1次であると仮定して求めた。また、触媒あたりの速度定数Kc(l/eq・mol・h)は反応速度定数kを触媒濃度で除することで求めた。結果を表1にあわせて示す。
実施例4.
触媒として合成例2で合成したアミン化合物Bを使用した以外は、実施例3と同じ手法を用いて反応を行った。結果を表1にあわせて示す。
比較例3.
触媒としてN,N−ジメチルシクロヘキシルアミン(和光純薬工業社製)を使用した以外は、実施例4と同じ手法を用いて反応を行った。結果を表1にあわせて示す。
比較例4.
触媒としてN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン(東ソー社製TOYOCAT−MR)を使用した以外は、実施例4と同じ手法を用いて反応を行った。結果を表1にあわせて示す。
次に、表1の結果から、各触媒の泡化/樹脂化活性比[=樹脂化反応の速度定数/泡化反応の速度定数×10]を求めた。その結果を表2に示す。
Figure 0004946517
表2から明らかなように、本発明のアミン化合物は、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミンや、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミンに匹敵する泡化/樹脂化活性比(樹脂化反応選択性)を発現する。
実施例5.
ポリオール、水、整泡剤を表3に示した原料配合比にてプレミックスAを調合した。
Figure 0004946517
プレミックスA105.8gを500mlポリエチレンカップに取り、触媒として合成例1で合成したアミン化合物Aを0.75g添加し、25℃に温度調整した。別容器で25℃に温度調整したイソシアネート液を、イソシアネートインデックス[=イソシアネート基/OH基(モル比)×100]が105となる量を、プレミックスAのカップの中に入れ、素早く攪拌機にて5000rpmで5秒間攪拌した。混合攪拌した混合液を40℃に温度調節した2リットルのポリエチレンカップに移し発泡中の反応性を測定した。
また、得られたモールド成型ポリウレタンフォームから、フォーム密度を測定し比較した。これらの結果を表4に示す。
Figure 0004946517
なお、各測定項目の測定方法は以下のとおりである。
(1)反応性の測定項目.
クリームタイム:発泡開始時間、フォームが上昇開始する時間を目視にて測定.
ゲルタイム:反応が進行し液状物質より、樹脂状物質に変わる時間を測定.
ライズタイム:フォームの上昇が停止する時間を目視にて測定。
(2)フォームコア密度.
モールド成型ポリウレタンフォームの中心部を7×7×5cmの寸法にカットし、寸法、重量を正確に測定してコア密度を算出した。
(3)フォームの臭気.
フォームコア密度を測定したモールド成型ポリウレタンフォームから5×5×5cm寸法のフォームをカットし、マヨネーズ瓶の中に入れ蓋をした後、10人のモニターにそのフォームの臭いを嗅いで貰い、臭いの強さを測定した。
○:殆ど臭い無し、△:臭気あり、×:強い臭気有り。
(4)触媒の揮発性.
触媒の揮発性を、示差熱・熱重量同時測定装置(Tg−DTA)を用いて測定した。アルミナパンに触媒として使用されているアミン化合物を各々10mg測りとり(L33とETについてはL33/ET=8/1になるように重量を調整した)、10mL/minの窒素雰囲気下、当該アミン化合物を定温70℃で10分間加熱保持した。減少重量から重量減少速度を算出した。
実施例6、比較例5〜比較例7.
触媒としてアミン化合物Aの代わりに表4に示すアミン化合物を表4に示す配合比にて使用した以外は、実施例5と同じ手法を用いて反応を行った。結果を表4にあわせて示す。
表4から明らかなとおり、実施例5及び実施例6は本発明の触媒を用いた例であるが、得られたモールド成型ポリウレタンフォームからアミン触媒の臭気はほとんどなく、触媒自体の揮発性が非常に低いことがわかる。加えて、反応プロファイルは一般に触媒として使用されているN、N−ジメチルシクロヘキシルアミン(DMCH)や、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサンジアミン(MR)に近いため、これら触媒の代替が可能である。
一方、比較例5〜比較例7は従来公知の第三級アミン触媒を用いた例であるが、得られたフォームからアミン触媒の臭気が確認され、触媒自体の揮発性が非常に高いことがわかる。その結果、アミン触媒に起因する自動車インストルパネルのPVC変色、窓ガラスの曇り現象を防止することができない。

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 0004946517
    [上記式(1)中、R、Rは各々独立して、炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
    で示される脂環式アミノアルコール化合物よりなるポリウレタン樹脂製造用触媒。
  2. 一般式(1)において、R、Rが各々独立して、メチル基又はエチル基を表すことを特徴とする請求項1記載のポリウレタン樹脂製造用触媒。
  3. 一般式(1)で示される脂環式アミノアルコール化合物が、4−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、4−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、3−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノール、2−(N,N−ジメチルアミノ)シクロヘキサノール、及び2−(N,N−ジエチルアミノ)シクロヘキサノールからなる群より選ばれる1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のポリウレタン樹脂製造用触媒。
  4. ポリオールと有機ポリイソシアナートを、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の触媒の存在下で反応させることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法。
  5. 触媒の使用量が、ポリオール100重量部に対して0.1〜20重量部の範囲であることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
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