JP2000294655A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000294655A JP11102604A JP10260499A JP2000294655A JP 2000294655 A JP2000294655 A JP 2000294655A JP 11102604 A JP11102604 A JP 11102604A JP 10260499 A JP10260499 A JP 10260499A JP 2000294655 A JP2000294655 A JP 2000294655A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイポーラトランジスタと抵抗素子からなる
半導体装置において、バイポーラトランジスタを内在す
る増幅回路の増幅率のばらつき低減と、寄生容量の削減
とを実現する抵抗素子を形成する。 【解決手段】 シリコン基板10上にバイポーラトラン
ジスタを形成する。次に、バイポーラトランジスタ上に
絶縁膜42を形成した後、コンタクトホールを形成し、
配線プラグ44と配線46を高融点金属膜で形成する。
その後、トランジスタの特性をモニタ測定し、この測定
結果に基づいて、上記半導体装置の出力が所定の電流
値、電圧値になる抵抗値を求める。次に、絶縁膜42上
に、不純物濃度及び膜厚を制御して、不純物を含んだポ
リシリコン膜を形成し、さらに、パターニング工程によ
り、上記抵抗値になるような抵抗素子24を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及び半導
体装置の製造方法に関し、特に、高速動作のバイポーラ
トランジスタを有する半導体装置及び半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタを用いて構成さ
れる半導体装置において、さらなる高速化を図るため、
ベース幅をできるだけ薄く形成する傾向がある。
【0003】図5に従来技術によるバイポーラトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法を示す。半導体基板
としてp型シリコン基板10に、埋込n+層12、n
ピタキシャル成長層14を形成した後、トレンチ素子分
離絶縁膜16、フィールド絶縁膜18、バイポーラトラ
ンジスタを形成する領域にはシリコン酸化膜11を形成
し、表面を平坦化する。その後、nエピタキシャル成
長層14上のシリコン酸化膜11にコンタクトホールを
形成し、全面にCVD法(ChemicalVapor
Deposition)でポリシリコン膜を形成し
て、ホトリソ、エッチング工程により所定のパターンを
形成する。nエピタキシャル成長層14に接続された
ポリシリコンパターンにn型不純物を注入し、また、ベ
ース引き出し電極となるポリシリコンパターンにはp型
の不純物を注入し、さらに、抵抗素子となるポリシリコ
ンパターンに所定の不純物を注入する。この後、900
〜1000℃の熱処理を行うことにより、nエピタキ
シャル成長層14にn型不純物を拡散させたコレクタn
+層20、ベース引き出し電極26、所定の抵抗値を有
する抵抗素子24を、それぞれ形成する。この状態を図
5(a)に示す。
【0004】次に、絶縁膜としてシリコン酸化膜28を
形成した後、ホトリソ、エッチング工程により、ベース
引き出し電極26の所定領域に開口部を形成する。その
後、絶縁膜としてシリコン窒化膜30を表面に形成し、
エッチングにより開口部内にシリコン窒化膜の側壁を形
成する。次に、この開口部内のシリコン酸化膜11を除
去して、p型エピタキシャル層を形成する。これをベー
スp層32とする。この状態を図5(b)に示す。
【0005】続いて、後述するエミッタ引き出し電極3
6となるn型導電性不純物を含むポリシリコン膜をシリ
コン窒化膜30の表面に形成し、熱処理によりエミッタ
+層34を形成する。その後、ホトリソ、エッチング
工程により、エミッタ引き出し電極36を形成し、np
nトランジスタが形成される。この状態を図5(c)に
示す。
【0006】その後、抵抗素子24上にシリコン酸化膜
38aの保護パターンを形成し、シリコン酸化膜38a
で被覆されていないポリシリコン膜に不純物イオンを注
入し、さらに、絶縁膜としてシリコン酸化膜42を形成
する。このイオン注入は、後に形成される配線と抵抗素
子とを接続するコンタクトの抵抗を低くするために行
う。次に、ホトリソ、エッチング工程により、バイポー
ラトランジスタのベース引き出し電極26、エミッタ引
き出し電極36、コレクタ引き出し電極22、抵抗素子
24を電気的に接続するためのコンタクトホールを形成
する。形成されたコンタクトホールをタングステンなど
の高融点金属で埋め込み、配線プラグ44を形成し、配
線膜となるアルミ合金膜を形成して、パターニングによ
り配線46を形成する。この後、保護膜としての絶縁膜
48を形成する。この状態を図5(d)に示す。
【0007】この方法によれば、ベースp層32の厚さ
とエミッタn+層34の拡散を制御することで、ベース
層の幅を薄くすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた半
導体装置の製造方法では、高速化のためp型エピタキシ
ャル層を薄くすることにより、ベース層の幅がばらつい
て形成された場合に、バイポーラトランジスタの増幅率
に大きく影響を与えてしまう。そのために、バイアス調
整に必要な抵抗素子24の値をトランジスタの増幅率に
合わせて調整する必要があり、その方法として、抵抗素
子24との接続のためのコンタクト位置により抵抗素子
24の抵抗値を調整する方法がある。このコンタクト位
置の調整はマスクを変更することで行っている。しか
し、この方法では、調整用のマスクを新たに準備する必
要があり、また調整範囲も狭い。さらに、コンタクト位
置設定の自由度を広げるために、あらかじめ抵抗素子パ
ターンを長めに形成する必要があり、基板10との間で
生ずる寄生容量が増え遅延を増大させてしまう。
【0009】本発明は、この問題を考慮し、マスク数を
増やさずにトランジスタ特性に合わせてバイアス調整が
できるような半導体装置の構造及び製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の半導体装置の構造は、半導体基板上に形成され
た回路素子と、前記回路素子と電気的に接続された抵抗
素子を有する半導体装置において、前記抵抗素子が前記
回路素子を覆う層間絶縁膜上に形成されていることを特
徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜4
の断面形状図で詳細に説明する。本発明実施例の半導体
装置は、例として基本回路を図6に示す。図6におい
て、回路素子であるnpnバイポーラトランジスタQの
コレクタは出力端子Voutに接続されているとともに、
抵抗素子Rを介して所定の電源電圧Vが印加されてい
る。バイポーラトランジスタQのベースは、入力端子V
inに電気的に接続されている。また、バイポーラトラン
ジスタQのエミッタは接地電位が印加されている。この
回路において、入力Vinが一定の変動幅の場合に、出力
outの電流値(又は電圧値)が一定の変動幅になるよ
うに、各製造組(ロット)ごとに、バイポーラトランジ
スタQの増幅率のばらつきに対応して、抵抗Rで設定、
調整するものである。抵抗素子Rの値を小さくすればV
outの出力を小さくすることができ、抵抗素子Rの値を
大きくすればVoutの出力を大きくすることができる。
【0012】図1は本発明の第1実施例による半導体装
置の製造方法の流れを示すフロー図である。本発明の第
1実施例における半導体装置の製造方法について以下に
説明する。
【0013】まず始めに、半導体基板としてp型シリコ
ン基板10上に、従来技術で示した回路素子であるバイ
ポーラトランジスタを形成する。この状態を図1(a)
に示す。この段階では、図5の抵抗素子24に相当する
抵抗素子を形成しない。次に、第1の絶縁膜として層間
絶縁膜となるシリコン酸化膜42を形成し、ホトリソ、
エッチング工程によりトランジスタのベース引き出し電
極26、エミッタ引き出し電極36、コレクタ引き出し
電極22を電気的に接続するためのコンタクトホールを
形成する。形成されたコンタクトホール内部及びシリコ
ン酸化膜42上にタングステンなどの高融点金属膜を形
成し、ホトリソ、エッチング工程により、配線プラグ4
4と配線46を順次形成する。ここで、上記トランジス
タ形成の際、グリッドラインなどにトランジスタ特性を
モニタするためのTEG(Test Element
Group)を形成しておき、配線プラグ44と配線4
6形成工程で、このTEGの各電極と接続された測定用
パッドを形成しておく(図示せず)。その後、このモニ
タ用TEGを電気的に測定し、この結果に応じて図6の
回路の出力が所定の電流値、電圧値になるために必要な
抵抗素子の抵抗値を求める。また、配線プラグ44の形
成と配線46の形成を別々に行っても良い。
【0014】次に、第2の絶縁膜としてシリコン窒化膜
50を形成し、ホトリソ、エッチング工程により、抵抗
素子を形成する領域となる開口部を上記第1の絶縁膜の
上面が露出するように形成する。その際、形成する抵抗
素子が配線46と電気的に接続されるように、配線46
の一部を露出するようにシリコン窒化膜50の開口部を
形成する。この状態を図1(b)に示す。次に、導電性
不純物としてp型不純物を含んだポリシリコン膜を形成
する。このポリシリコン膜形成には、通常のCVD法に
ジボランのようなp型不純物となる元素を含むガスを処
理室に導入して、700℃前後で不純物の活性化をしな
がら形成する。また、このポリシリコン膜がモニタ用T
EGにて先に測定し、求めた所定のシート抵抗値になる
ように、すなわち所定の不純物濃度と膜厚になるように
制御する。
【0015】次に、ホトリソ、エッチング工程により、
ポリシリコン膜で所定のパターンの抵抗素子24を形成
する。その後、耐湿性のための保護膜として絶縁膜48
を形成する。この状態を図1(c)に示す。
【0016】ここで、抵抗値の設定の仕方について、そ
の方法を詳細に述べる。一般に抵抗体の抵抗値Rは、長
さL、幅W、膜厚(高さ)tの抵抗体において、膜種で
決まる定数k、不純物濃度Nとすると、これらのパラメ
ーターで、R=kL/tWNと表わせられる。また、ポ
リシリコン膜のシート抵抗RSは、RS∝tー1ー1 であ
ることから、R∝RS(L/W)と言える。
【0017】上記パラメーターのうち、抵抗体の長さL
及び抵抗体の幅Wは設計上で決まり、所定のパターンに
なるようにマスクを作成する。従って、残りのパラメー
ターである膜厚tと不純物濃度Nが決まれば、所定の抵
抗値Rが得られることになり、ポリシリコン膜形成工程
においては、シート抵抗RSを制御すれば良い。膜厚は
処理時間に比例し、p型不純物濃度は処理雰囲気におけ
るホウ素濃度に比例することから、処理時間と処理雰囲
気中ホウ素濃度を制御することで、所定のシート抵抗の
ポリシリコン膜を形成することができる。その後、ホト
リソ、エッチング工程により、長さLと幅Wの抵抗体パ
ターンを形成し、所定の抵抗値の抵抗素子を得ることが
できる。また、膜厚と不純物濃度のうち、どちらか一方
を確定させ、他方だけで制御しても良い。
【0018】この方法によれば、従来の抵抗素子形成の
900〜1000℃に比べ、700℃前後という低温の
熱処理で形成できるので、トランジスタを形成後、その
特性を確認してから、抵抗素子を形成することができ
る。配線46を高融点金属膜で形成しているため、上記
熱処理でも問題ない。また、半導体基板と抵抗素子間の
距離が増すため抵抗素子の寄生容量を削減できる。
【0019】図2は本発明の第2実施例による半導体装
置の構造を示す断面形状図である。本発明の第2実施例
における半導体装置の製造方法について以下に説明す
る。
【0020】第1実施例と同様に、p型シリコン基板1
0上に、回路素子であるバイポーラトランジスタを形成
し、第1の絶縁膜としてシリコン酸化膜42、第1の高
融点金属膜として例えばタングステンによる配線プラグ
44形成まで行う。この配線プラグ44形成時、トラン
ジスタモニタ用TEGの測定ができるように、TEG測
定用パッドを形成する(図示せず)。この後、トランジ
スタの特性を測定し、図6の回路の出力が所定の電流
値、電圧値になる抵抗値を求める。その後、第1実施例
と同様に、所定のシート抵抗、すなわち所定のp型不純
物濃度及び膜厚のポリシリコン膜を形成する。
【0021】この第2実施例においては、その後、ホト
リソ、エッチング工程により、ポリシリコン膜で上記設
定した抵抗値となる抵抗素子24を形成する際、配線プ
ラグ44上部の露出面をポリシリコン膜で覆う。次に、
第2の絶縁膜としてシリコン酸化膜38aを抵抗素子部
分となるポリシリコン膜上に形成する。これは、ホトリ
ソ、エッチング工程により、抵抗素子24の所定部のみ
覆うパターンとすることができる。その後、第2の高融
点金属膜としてTi(チタン)をスパッタ法により形成
し、700℃前後のRTA(Rapid Therma
l Anneal)などの熱処理により、シリコン酸化
膜38aで覆われていないポリシリコン膜の露出面をサ
リサイド化し、Tiサリサイド40を形成し、露出した
ポリシリコン膜を低抵抗化する。その後、未反応のTi
は除去する。ここで、第2の高融点金属膜はTiに限ら
ずCo(コバルト)などの他の高融点金属でも良い。次
に、金属膜として例えばアルミ合金膜を形成し、ホトリ
ソ、エッチング工程により、配線46を形成し、保護膜
として絶縁膜48で被覆する。この状態を図2に示す。
【0022】この方法によれば、配線プラグ44上部の
露出面を覆ったポリシリコンパターン及び、抵抗素子2
4と配線46との接続部がサリサイド化されているた
め、この接続部の抵抗値を低くでき、抵抗素子24の不
純物濃度の設定の影響を受けない。また、この場合、配
線プラグ44上部の露出面が変質化することもない。さ
らに、半導体基板と抵抗素子間の距離は、第1の実施例
と同様に確保でき、寄生容量削減の効果を得ることがで
きる。
【0023】図3は本発明の第3実施例による半導体装
置の構造を示す断面形状図である。本発明の第2実施例
における半導体装置の構造との違いは、第2実施例にお
いて、抵抗素子24とトランジスタのコレクタ引き出し
電極22との接続を、配線46を介さずに抵抗素子24
のポリシリコン膜のうちサリサイド化した部分で直接行
うものである。
【0024】この方法によれば、配線プラグ44とポリ
シリコン膜のTiサリサイド部40とを接続することに
より、その間の配線分の長さを必要としないので、p型
シリコン基板10と配線46との寄生容量をさらに削減
できる。また、抵抗素子としてのスペースが小さくなる
ので、素子の縮小化にも寄与する。
【0025】図4は本発明の第4実施例による半導体装
置の構造を示す断面形状図である。多層配線構造の半導
体装置として、例えば、2層配線の場合について図4に
示す。抵抗素子24とp型シリコン基板10間の絶縁膜
をシリコン酸化膜42とシリコン酸化膜52の2層にし
た場合に、抵抗素子24をシリコン酸化膜52上に形成
している。つまり、積層した層間絶縁膜上に形成するこ
とで、p型シリコン基板10との距離をより長く確保で
き、寄生容量を削減することができる。また、この場合
には、図4のように、フィールド絶縁膜を形成しなくて
も充分に寄生容量を小さくすることができる。さらに、
層間絶縁膜が3層以上に積層されても同様に効果が得ら
れる。
【0026】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、回路素子としてバイポーラトランジスタを形成し、
その特性を確認してから、抵抗素子を形成することがで
きる。また、半導体基板と抵抗素子間の距離が増すため
抵抗素子の寄生容量を削減できる。また、配線プラグ上
のポリシリコン膜がサリサイド化されているため、この
接続部の抵抗値を充分に低くでき、抵抗素子の制御に制
限を課すことがない。さらに、配線プラグに抵抗素子形
成膜を直接接続することにより、従来存在していた配線
による寄生容量をさらに削減できる。新たなマスクを必
要とせず、工数を多く必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による半導体装置の製造方
法を示すフロー図である。
【図2】本発明の第2実施例による半導体装置の構造を
示す図である。
【図3】本発明の第3実施例による半導体装置の構造を
示す図である。
【図4】本発明の第4実施例による半導体装置の構造を
示す図である。
【図5】従来の半導体装置の製造方法を示すフロー図で
ある。
【図6】本発明第1〜4実施例の半導体装置を構成する
基本回路の回路図である。
【符号の説明】
10 p型シリコン基板 12 埋込みn+層 14 nエピタキシャル成長層 16 トレンチ素子分離絶縁膜 18 フィールド絶縁膜 20 コレクタn+層 22 コレクタ引き出し電極 24 抵抗素子 26 ベース引き出し電極 32 ベースp層 34 エミッタn+層 36 エミッタ引き出し層 40 Tiサリサイド 48 保護膜 44、144 配線プラグ 46、146 配線 30、30a、50 シリコン窒化膜 11、28、28a、38、38a、42、52 シ
リコン酸化膜
フロントページの続き Fターム(参考) 5F003 AZ08 AZ10 BA27 BH06 BJ20 BP06 BP31 BP41 BP93 BP97 BS04 5F082 AA40 BA05 BA10 BC01 BC18 DA07 DA09 DA10 EA04 EA07 EA15 EA17 EA24 EA27 EA29 EA32 EA45 EA50 FA12 GA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された回路素子と、
    前記回路素子と電気的に接続された抵抗素子を有する半
    導体装置において、前記抵抗素子が前記回路素子を覆う
    層間絶縁膜上に形成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記抵抗素子の抵抗値が前記回路素子の
    特性に応じて設定されることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記回路素子をバイポーラトランジスタ
    とし、前記抵抗素子で前記バイポーラトランジスタのバ
    イアス調整をすることを特徴とする請求項1又は2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に回路素子を形成する工程
    と、 前記回路素子を被覆する第1の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記回路素子の電極と接続するためのコンタクトホール
    を前記第1の絶縁膜に形成する工程と、 前記コンタクトホール内部に配線プラグを、及び前記第
    1の絶縁膜上に所定の配線パターンを高融点金属膜で形
    成する工程と、前記配線パターンを被覆する第2の絶縁
    膜を形成する工程と、 前記配線パターンの一部及び前記第1の絶縁膜上面の一
    部を露出するように、前記第2の絶縁膜に開口部を形成
    する工程と、 前記配線パターンの一部及び前記第1の絶縁膜上面の一
    部を被覆し、延在する、所定の導電性不純物濃度及び膜
    厚であるポリシリコン膜を形成する工程と、からなるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に回路素子を形成する工程
    と、前記回路素子を被覆する第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 前記回路素子の電極と接続するためのコンタクトホール
    を前記第1の絶縁膜に形成する工程と、 第1の高融点金属膜で前記コンタクトホール内部に配線
    プラグを形成する工程と、 前記配線プラグ上面及び前記第1の絶縁膜上面を被覆す
    る、所定の導電性不純物濃度及び膜厚であるポリシリコ
    ン膜を形成する工程と、 前記ポリシリコン膜で所定のパターンを形成する工程
    と、 前記ポリシリコン膜の一部を被覆する第2の絶縁膜を形
    成する工程と、 前記ポリシリコン膜が露出した面に、第2の高融点金属
    膜を形成する工程と、 熱処理により、前記ポリシリコン膜が露出した面を低抵
    抗化する工程と、 前記低抵抗化した前記ポリシリコン膜の露出部分を被覆
    し、前記第1の絶縁膜上に延在する所定の配線パターン
    を金属膜で形成する工程と、 からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリシリコン膜は、該ポリシリコン
    膜の膜厚及び不純物濃度を制御して、CVD法により形
    成されることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ポリシリコン膜形成前に、前記回路
    素子の特性を測定する場合において、該測定の結果に基
    づいて、前記ポリシリコン膜の膜厚及び不純物濃度を設
    定することを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記回路素子をバイポーラトランジスタ
    とすることを特徴とする請求項4乃至7記載のいずれか
    一つの半導体装置の製造方法。
JP10260499A 1999-04-09 1999-04-09 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3539887B2 (ja)

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