JP2000293918A - 円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装置 - Google Patents

円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装置

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JP2000293918A
JP2000293918A JP11099417A JP9941799A JP2000293918A JP 2000293918 A JP2000293918 A JP 2000293918A JP 11099417 A JP11099417 A JP 11099417A JP 9941799 A JP9941799 A JP 9941799A JP 2000293918 A JP2000293918 A JP 2000293918A
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    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いピッチで多数枚のディスクを収容した回
転テーブルから所望のディスクを容易に取り出すことが
できるようにした。 【解決手段】 記録再生装置1は、ディスク201を起
立させた状態に片持支持する数百のディスク支持部22
…22を設けたディスク収容手段2としての回転テーブ
ル2を回転させて、所望の番地のディスク201をロー
ディング位置又は排出位置に移動させるようになってい
る。上記ローディング位置においてはローディング手段
6によりディスクのローディングを行い、上記排出位置
においては、上記回転テーブル21の下部に設けたディ
スク排出手段19で所望のディスクを上記支持部22か
ら排出させることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等の円盤状記録媒体を記録媒体に用いる記録
及び/又は再生装置に関し、特に、多数枚の円盤状記録
媒体が支持された円盤状記録媒体保持テーブルから1枚
の円盤状記録媒体を取り出し、この取り出した円盤状記
録媒体に記録されている楽音信号等の情報信号の再生を
行い、あるいは上記円盤状記録媒体に楽音信号等の情報
信号の記録を行う記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記記録及び/又は再生装置として図3
5に示したものが知られている。
【0003】上記記録及び/又は再生装置1は、第1〜
第n番地までの多数の円盤状記録媒体支持部22…22
が列設されていて、これら支持部22…22に円盤状記
録媒体201の一端部を片持支持する円盤状記録媒体収
容手段2と、上記円盤状記録媒体収容手段2の上記第1
〜第n番地の内の所望の番地の支持部内円盤状記録媒体
201を取り出すローディング手段6と、上記所望の番
地の支持部内の円盤状記録媒体201を上記ローディン
グ手段6の位置に合わせる搬送手段3と、上記位置合わ
せされた円盤状記録媒体収容手段2とローディング手段
6の位置を固定するロック手段4と、上記ローディング
手段6によってローディングされた円盤状記録媒体20
1の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生手段
8とを備えている。
【0004】上記円盤状記録媒体収容手段2は、軸23
を中心にして回転する回転テーブル21の上面の半径方
向に溝状の円盤状記録媒体支持部22…22を設けるこ
とにより構成されている。そして、上記溝状の円盤状記
録媒体支持部22…22に円盤状記録媒体201の下端
部を嵌合することにより、これら円盤状記録媒体201
…201を略垂直に立てた状態で片持ち支持した回転テ
ーブル21は、上記搬送手段3によって回転駆動され
て、所望の番地の円盤状記録媒体201を上記ローディ
ング手段6の位置に移動させるようになっている。
【0005】上記ローディング手段6は、上記回転テー
ブル21の外周側に配置されていて、上記ロック手段4
によってロックされた回転テーブル21の第1〜第n番
地のうちの所望の番地の円盤状記録媒体201の外周を
一対のアームでクランプして上記溝状の支持部22から
取り出して、上記記録及び/又は再生手段8にチャッキ
ングされるローディング位置まで上記円盤状記録媒体2
01を移動させるようになっている。
【0006】上記搬送手段3は、上記回転テーブル21
の外周部に設けたギヤ歯31…31と噛合するギヤ41
を備えていて、該ギヤ41をモータ44で回転させるこ
とにより上記回転テーブル21を駆動させるようになっ
ている。
【0007】上記ロック手段4は、上記回転テーブル2
1の外周部に設けたギヤ歯31…31と係合するテーブ
ル係合部51を有していて、該テーブル係合部51を上
記ギヤ歯31…31に係合させることにより上記回転テ
ーブル21を回転不可能にロックするようになってい
る。
【0008】上記記録及び/又は再生手段8は、ディス
クテーブル141や光ピックアップ装置142等を備え
た回転/信号検出用の第1のフレーム部143と、クラ
ンパー144を備えたチャッキング用の第2のフレーム
部145とを備えている。そして、上記所望の番地の円
盤状記録媒体201が上記ローディング手段6によって
ローディング終了位置まで移動してくると、上記第1の
フレーム部143と第2のフレーム部145とが互いに
接近していって、上記ディスクテーブル141側にクラ
ンパー144が磁気吸引されて、上記ローディング手段
6にクランプされている円盤状記録媒体201が上記デ
ィスクテーブル141上に上記クランパー144でチャ
ッキングされるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
記録及び/又は再生装置においては、所望の番地に支持
されている円盤状記録媒体が破損していたりする場合
に、上記番地の円盤状記録媒体を新しい円盤状記録媒体
に取り替えるのが面倒であるという問題点がある。特
に、円盤状記録媒体収容手段2の回転テーブル21上に
支持される円盤状記録媒体201の数は、数枚,数10
枚,100枚,200枚,300枚というようにその数
を増す傾向にあり、その数が増せば増すほど回転テーブ
ル21の外周部において、円盤状記録媒体201…20
1は、互いに密に重なった状態になるため所望の番地の
円盤状記録媒体を指先等で摘み出すのが困難になるとい
う問題点があった。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決し、所
望の番地の円盤状記録媒体を確実、容易に取り出すこと
ができるようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1〜第n番
地までの多数の円盤状記録媒体支持部が列設されてい
て、これら支持部に円盤状記録媒体の一端部を片持支持
するの円盤状記録媒体収容手段と、上記円盤状記録媒体
収容手段の上記第1〜第n番地の内の所望の番地の円盤
状記録媒体を取り出すローディング手段と、上記所望の
番地の円盤状記録媒体を上記ローディング手段の位置に
合わせる搬送手段と、上記ローディング手段によってロ
ーディングされた円盤状記録媒体の記録及び/又は再生
を行う記録及び/又は再生手段とを備えた円盤状記録媒
体の記録及び/又は再生装置において、上記溝状の円盤
状記録媒体支持部の底部に設けた切欠部から上記支持部
内に侵入して円盤状記録媒体を押し出す円盤状記録媒体
排出手段を設けることにより、上記円盤状記録媒体排出
手段により所望の番地内の円盤状記録媒体を容易に取り
出すことができるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の円盤状記録媒体
(以下、ディスクという)の記録及び/又は再生装置
(以下、記録再生装置という)1を、(1)装置全体の
概略構成及び作用、(2)円盤状記録媒体収容手段(以
下、ディスク収容手段という)の構成、(3)搬送手段
の構成、(4)ロック手段の構成、(5)ローディング
手段の構成、(6)円盤状記録媒体間隔押広手段(以
下、ディスク間隔押広手段という)の構成、(7)円盤
状記録媒体ホールド手段(以下、ディスクホールド手段
という)の構成、(8)記録及び/又は再生手段(以
下、記録再生手段という)の構成、(9)円盤状記録媒
体有無検出手段(以下、ディスク有無検出手段という)
の構成、(10)番地検出手段の構成、(11)円盤状
記録媒体排出手段(以下、ディスク排出手段という)の
構成、(12)作用、(13)変形例の順で説明する。
【0013】(1)装置全体の概略構成及び作用 図1〜4に示したように、本発明の記録再生装置1は、
ディスク201の下端部を片持ち支持する第1〜第30
0番地までの300のディスク支持部22…22を有す
るディスク収容手段2と、上記ディスク支持手段2を回
転駆動させて所望の番地のディスク201をローディン
グ開始位置(アンローディング終了位置)に搬送する搬
送手段3と、上記所望のディスク201をディスクロー
ディング開始位置に合わせた状態で上記ディスク収容手
段2をロックするロック手段4と、上記ロック手段4に
より位置決めされた上記ディスク収容手段2の上記ロー
ディング開始位置にあるディスク201をローディング
終了位置に移送するローディング手段6と、上記ローデ
ィング手段6によってローディング終了位置に移送され
て来たディスク201の記録再生を行う記録再生手段8
を備えている。
【0014】また、上記記録再生装置1は、上記搬送手
段3によって上記ローディング開始位置に搬送されてき
た所望のディスクとその両側部のディスクの間に侵入し
て、これら両側部のディスクの間隔を押し広げることに
より、上記所望のディスクを上記ローディング手段6に
よりクランプしやすくするためのディスク間隔押広手段
5を備えているとともに、上記ローディング手段6と記
録再生手段8の間には、上記ローディング手段6によっ
てローディング終了位置まで移送されてきて、該ローデ
ィング手段6によるクランプを解除されたディスク20
1を上記記録再生手段8にチャッキングされる前に一時
的に支持するディスクホールド手段7を備えている。
【0015】また、上記記録再生装置1は、上記ディス
ク支持手段2の所望の番地にディスクが支持されている
か否かを検出するディスク有無検出手段9と、上記所望
の番地を検出して、上記搬送手段3を駆動制御する番地
検出手段10を有している。また、上記記録再生装置1
は、記録再生時に異常が発見されたディスクなど所望の
ディスクを取り出すためのディスク排出手段19を有し
ている。
【0016】上記記録再生装置1は、制御パネル(図示
省略)を操作し記録再生モードにして、記録再生を行お
うとする所望のディスクが支持されているディスク支持
部の番地をインプットすると、上記搬送手段3によって
上記ディスク収容手段2が回転して、上記インプットさ
れた番地にディスクが支持されているか否かがディスク
有無検出手段9によって検出されるとともに、上記番地
検出手段10によってインプットされた番地のディスク
が上記ローディング手段6の位置まで回転移動してきて
上記搬送手段3による上記ディスク収容手段2の回転が
停止される。
【0017】そして、上記ローディング手段4によっ
て、上記ディスク収容手段2が回転不可能にロックされ
るとともに、上記ディスク間隔押広手段5が作動し、上
記所望のディスクとその両側部のディスクの間に侵入し
て、これら両側部のディスクの間隔を押し広げる。
【0018】そして、上述したように両側部のディスク
間隔を広げた状態の下で、これら両側部のディスクの中
央部にある所望のディスクは、上記ローディング手段6
によってクランプされて上記ローディング開始位置から
ローディング終了位置まで移送される。
【0019】上記、ローディング手段6によってローデ
ィング終了位置まで移送されたディスクは、上記ローデ
ィング手段6によるロックを解除され、上記ディスクホ
ールド手段7上に載置され、該ディスクホールド手段7
により位置決めされた状態になる。
【0020】そして、上記ディスク201は、上記記録
再生手段8によってチャッキングされて、記録及び/又
は再生が行われるようになっている。
【0021】記録及び/又は再生が終了すると、上記記
録再生手段8のチャッキングを解除されたディスクは、
一旦上記ディスクホールド手段7に載置されたのち、上
記ローディング手段6によってクランプされ、アンロー
ディングされて上記ディスク収容手段2のディスク支持
部に戻されるようになっている。また、所望の番地のデ
ィスクを取り出す場合には、上記制御パネルを操作しデ
ィスク取出モードにし上記所望の番地をインプットし
て、排出スタートボタンを押すと上記回転テーブル21
が回転して上記番地検出手段10によって検出された所
望の番地のディスクが上記ディスク排出手段19の略真
上に来て停止し、上記ディスク排出手段19が上記支持
部22内に侵入してディスク201の下端を押し上げ
て、該ディスク201を他のディスク201よりも外側
に押し出して取り出しやすいものにする。
【0022】(2)ディスク収容手段2の構成 上記ディスク支持手段2は、シャーシ11に立設した軸
12を中心にして回転する円形状の回転テーブル21の
上面の半径方向に第1〜第300番地までの300個の
ディスク支持部22…22を設けることにより形成され
ている。
【0023】上記回転テーブル21は、中央部に軸受部
23を有し、最外周部に番地表示部24を有し、上記軸
受部23と番地表示部24との間には、上記ディスク2
01の外周の曲率と略同じ曲率の円弧状面25を有して
いる。
【0024】図5に示したように、上記第1〜第300
番地までのディスク支持部22…22は、上記円弧状面
25の上面に放射状のリブ26…26を立設することに
より、これらリブ26,26間に形成されている。
【0025】上記第1〜第300番地までのディスク支
持部22…22は、上記回転テーブル21の円弧状面2
5上に360°/300°の角間隔をもって放射状に形
成されていて、上記ディスク201の下端部を嵌合する
ことにより、上記ディスク201を略垂直に立てた状態
で片持ち支持するようになっている。
【0026】図6は、上記回転テーブル21を裏返して
見た平面図である。上記回転テーブル21の底面には、
中央の円錐台形状の軸受部23を中心にして内周側から
外周側に向けて同心円状に第1〜第4の環状凸起27〜
30が設けられている。
【0027】最外周の第4の環状凸起30は、次に説明
する搬送手段3のテーブル駆動ギヤが噛合するギヤ歯3
1…31を外周面に有している。
【0028】上記第3の環状凸起29は、上記番地に対
応する数のスリット29a…29a(以下、小番地検出
用のスリットという)が設けられている。上記第2の環
状凸起28は、大きさの異なる10個のスリット(以
下、大番地検出用のスリットという)28a〜28jが
設けられている。また、最内周の第1の環状凸起27
は、回転テーブル21を円滑に回転させるためのもので
ある。
【0029】図6〜7に示したように、上記回転テーブ
ル21は、上記軸受部23に上記シャーシ11に設けた
円錐台形状の軸12を挿入するとともに、上記第1の環
状凸起27を上記シャーシ11に設けたテーブル支持ロ
ーラ13…13に載置することによりシャーシ11に回
転自在に取り付けられていて、次に説明する搬送手段3
で回転駆動されるようになっている。
【0030】(3)搬送手段3の構成 図3に示したたように、搬送手段3は、上記回転テーブ
ル21の第4の環状凸起30の外周面に設けられたギヤ
歯31…31と噛合するテーブル駆動ギヤ41と、ギヤ
トレイン42と、駆動用ベルト43と、モータ44とを
備えている。
【0031】そして、上記モータ44により、駆動ベル
ト43,ギヤトレイン42を介して、上記テーブル駆動
ギヤ41を回転させることにより、上記回転テーブル2
1を回転させるようになっている。
【0032】上記モータ44は、番地検出手段10によ
って制御され、所望の番地のディスク201がローディ
ング手段6の位置に移動してきたときに、駆動を停止す
るようになっている。
【0033】(4)ロック手段4の構成 図8〜10に示したように、ロック手段4は、上記回転
テーブル21の第4の環状凸起30の外周面に設けられ
たギヤ歯31…31と係合するテーブル係合部51を設
けたロックレバー52を備えている。
【0034】上記ロックレバー52は、軸53に回動可
能に取り付けられていて、該軸53を中心にして一方向
に回動させると、上記テーブル係合部51が上記ギヤ歯
31…31に係合して回転テーブル21をロックするよ
うになっているとともに、他方向に回動させると上記テ
ーブル係合部51と上記ギヤ歯31…31の係合が外れ
て、上記回転テーブル21のロックが解除されるように
なっている。上記軸53は、一対の軸受54,55を介
してプラスチック製のベースプレート56上に支持され
ている。上記プラスチック製のベースプラスチック56
は、シャーシ11上に取り付けられている。
【0035】上記ロックレバー52は、上記軸53を中
心にして、上記テーブル係合部51と略120°,24
0°の位置にそれぞれ逆U字状の第1,第2のスライド
ガイド部57,58を有している。
【0036】上記逆U字状の第1,第2のスライドガイ
ド部57,58は、上記ベースプレート56上に矢印A
−B方向にスライド可能に取り付けられたスライドプレ
ート59の上面に設けられたレール状のロックレバー支
持部60に跨がるように支持されている。
【0037】上記レール状のロックレバー支持部60
は、上記テーブル係合部51を上記回転テーブル21の
ギヤ歯31…31に係合させた状態に維持するためのロ
ック部61と、上記ロックレバー52をロック解除方向
に回動させて上記テーブル係合部51と上記回転テーブ
ル21のギヤ歯31…31の係合を解除するためのロッ
ク解除部62と、上記ロックレバー52をロック解除状
態からロック状態に回動させるためのロック操作部63
を備えている。
【0038】図9に示したように、上記逆U字状の第1
のスライドガイド部57が上記ロック解除部63に位置
している状態において上記ロックレバー52はロック解
除方向に傾斜して、上記テーブル係合部51と上記回転
テーブル21のギヤ歯31…31の係合が外れた状態に
なっている。
【0039】この状態から上記スライドプレート59を
矢印B方向にスライドさせると、上記ロック操作部63
で上記第1のスライドガイド部57の背面側が押圧さ
れ、上記ロックレバー52はロック方向に回動して、図
10に示したように上記第1のスライドガイド部57及
び第2のスライドガイド部58が上記ロック部61上に
載置されて上記ロックレバー52は略垂直状に起立した
状態となって上記テーブル係合部51が回転テーブル2
1のギヤ31…31と係合して、回転テーブル21の回
転を阻止するようになっている。
【0040】図8に示したように、上記スライドプレー
ト59は、スライドガイド用の長孔71とピン72によ
って、上記ベースプレート56上にA−B方向にスライ
ド可能に取り付けられている。
【0041】上記スライドプレート59の一端部にはカ
ム係合ピン73が設けられている。
【0042】上記カム係合ピン73は、カム74の底面
に設けられたスライドプレート操作用のカム溝75に係
合されている。
【0043】図11は上記スライドプレート操作用のカ
ム74の底面図である。上記スライドプレート操作用の
カム溝75の一端部の第1溝部75aに上記カム係合ピ
ン73が位置している状態においては、上記スライドプ
レート59は図8の矢印A方向に最もスライドした状態
になっていて、上記ロックレバー52はロック解除状態
になっている。この状態から上記カム74を時計方向に
回転させると、上記カム係合ピン73は第2溝部75b
内を移動し、該第2溝部75bによって上記スライドプ
レート59は、図8の矢印B方向はにスライドして、上
記レール状のロックレバー支持部60のロック操作部6
3で上記ロックレバー52をロック方向に回動させ、上
記第1,第2のスライドガイド部57,58を上記ロッ
クレバー支持部60のロック部61に乗り上げさせて、
上記回転テーブル21をロックする。
【0044】上記カム74が更に時計方向に回転する
と、上記カム係合ピン73は上記第3の溝部75c内を
移動するが、該第3の溝部75cは、上記カム74の回
転軸76を中心にして同一円周上に形成されているの
で、上記スライドプレート59はスライドせずに停止し
た状態に維持される。上記カム係合ピン73が上記第3
の溝部75c内を移動している間に、上記カム74の周
面に設けたローディング手段回動操作用のカム溝77
(図8参照)で次に説明するローディング手段6の一対
のローディングアーム92,93のディスククランプ部
91を図17に示したアンローディング位置(待機位
置)から図18に示したローディング開始位置(ディス
ククランプ位置)に移動させる。
【0045】上記カム74が更に時計方向に回転する
と、上記カム係合ピン73は第4の溝部75d内を移動
し、上記スライドプレート59を図8の矢印B方向にス
ライドさせる。このときのスライドプレート59のスラ
イドにより後に説明するローディング手段6の開閉機構
121,122を操作して、一対のローディングアーム
92,93を互いに接近する方向に移動させ、これら一
対のローディングアーム92,93の先端に設けたディ
スククランプ部91でディスクの表,裏面を挟むように
してクランプする。
【0046】上記カム74が更に時計方向に回転する
と、上記カム係合ピン73は第5の溝部75e内を移動
するが、該第5の溝部75eは、上記カム74の回転軸
76を中心にして同一円周上に形成されているので、上
記スライドプレート59はスライドせずに停止した状態
に維持される。上記カム係合ピン73が上記第5の溝部
75e内を移動している間に上記カム74の周面に設け
たローディング手段回動操作用のカム溝77で上記ロー
ディング手段6の回動機構101を操作して図21に示
したように、ローディングアーム92,93のディスク
クランプ部91,91とディスク201をローディング
終了位置まで移送する。
【0047】上記カム74が更に時計方向に回転する
と、上記カム係合ピン73は第6の溝部75f内を移動
し、上記スライドプレート59を図22の位置までスラ
イドさせる。この間に上記ローディング手段6の開閉機
構121,122で上記一対のローディングアーム9
2,93のディスククランプ部91を図23に示したよ
うに互いに離間する方向に移動させて、ディスク201
のロックを解除する。そして、上記カム係合ピン73
は、第7の溝部75g内に導入される。
【0048】(5)ディスク間隔押広手段5の構成 図8に示したように、ディスク間隔押広手段5は、上記
ロックレバー52のディスク係合部51の上部にこれと
一体に形成されたアーム部81と、該アーム部81の上
部にこれと一体に形成されたディスク係合部82を備え
ている。上記ディスク係合部82は、ディスク201の
肉厚よりも大きな隙間をもって配置された第1,第2の
ディスク当接片83,84を有している。
【0049】上記ディスク間隔押広手段5は、上記ロッ
クレバー52に連動して回動し、該ロックレバー52の
テーブル係合部51が上記回転テーブル21のギヤ歯3
1…31と係合するのと略同時に上記ディスク係合部8
2で上記回転テーブル21のローディング開始位置にあ
る所望のディスクの両側部のディスク間隔を押し広げる
ようになつている。このとき、上記ローディング開始位
置にある所望のディスクは、上記第1,第2のディスク
当接片83,84間の隙間に、これら第1,第2のディ
スク当接片83,84に対して非接触状態に導入され
る。一方、上記第1,第2のディスク当接片83,84
は、上記所望のディスクとその両側に支持されているデ
ィスクの間に侵入し、これら第1,第2のディスク当接
片83,84の外側の傾斜面83a,84aで上記両側
のディスクを押圧して、これらディスクの間隔を押し広
げるようになっている。
【0050】上記ディスク間隔押広手段5によって両側
のディスク間隔を広げた状態で、これら両側のディスク
の間のローディング開始位置にある所望のディスクを次
に説明するローディング手段6によってクランプして、
記録再生手段8側に移送するようになっている。 (6)ローディング手段6の構造 ローディング手段6は、上記ローディング開始位置にあ
る所望のディスクの外周部の表,裏面を挟着してクラン
プするディスククランプ部91を一端側に設けた第1,
第2のローディングレバー92,93を備えている。
【0051】上記第1,第2のローディングレバー9
2,93の他端側には円筒状の軸受部94が設けられて
いて、該軸受部94を利用することにより、上記ロック
レバー52の両側部に上記軸53に回動可能に、かつ軸
の長さ方向に移動可能に取り付けられている。
【0052】上記、第1,第2のローディングレバー9
2,93は、上記軸53に取り付けられたコイルスプリ
ング95によって、上記ロックレバー52の両側面に押
し付けられるようになっていて、押し付けられた状態に
おいて上記一対のディスククランプ部91,91で上記
ディスクの表,裏面をクランプするようになっている。
【0053】上記第1のローディングレバー92の上端
部には結合ピン97が設けられ、第2のローディングレ
バー93の上端部にはピン嵌合孔98が儲けられてい
る。
【0054】上記結合ピン97は、上記ピン嵌合孔98
内に係合していて、上記第1のローディングレバー92
を次に説明するローディングレバー回動機構101で回
動させると第2のローディングレバー93も一体的に回
動するようになっている。
【0055】上記ローディングレバー回動機構101
は、第1の回動レバー102と、該第1の回動レバー1
02に取り付けられた第2の回動レバー103とを備え
ている。
【0056】上記第1の回動レバー102は、ネジ軸1
04によってフレーム105に回動可能に取り付けられ
ている。上記フレーム105は、ネジ106によって、
上記ベースプレート56の台座107に取り付けられて
いる。
【0057】上記第2の回動レバー103は、軸108
により、上記第1の回動レバー102の一端側に回動可
能に取り付けられている。
【0058】上記第2の回動レバー103は、上記軸1
08に取り付けられた捩りコイルばね109により回動
力を付与されていて、自由端側に設けた被係合部110
が上記第1の回動レバー102の一端部に設けた係合部
111に押し付けられて更に回動を阻止されるようにな
っている。
【0059】上記第1の回動レバー102の一端部に
は、カム係合ピン112が設けられていて、該カム係合
ピン112は、上記カム74の周面に設けられたローデ
ィング手段回動操作用のカム溝77内に挿入されてい
る。
【0060】また、上記第2の回動レバー103の自由
端側にはローディングレバー係合ピン113が設けられ
ていて、該係合ピン113は、上記第1のローディング
レバー92の背面に設けた長孔114内に挿入されてい
る。
【0061】図12は上記カム74の周面に設けられた
ローディング手段回動操作用のカム溝77の展開図であ
る。
【0062】上記カム溝77は、水平状の第1の溝部7
7aと、該第1の溝部77aに連続する下り勾配状の第
2の溝部77bと、該第2の溝部77bに連続する水平
方向の第3の溝部77cと、該第3の溝部77cに連続
する上り勾配状の第4の溝部77dと、該第4の溝部7
7dに連続する水平状の第5の溝部77eと、該第5の
溝部77eに連続する上り勾配状の第6の溝部77f
と、該第6の溝部77fに連続する水平状の第7の溝部
77gとを備えている。上記第1〜第7の溝部77a〜
77gは、360°の範囲内に設けられている。
【0063】上記第1の溝部77a内に上記回動機構1
01のカム係合ピン112が位置する場合には、図16
に示したように上記第1,第2のローディングレバー9
2,93のディスククランプ部91は待機位置に停止し
ている。
【0064】この状態から上記カム74を回転させると
スライドプレート59がスライドして図17に示したよ
うにロック手段4で回転テーブル21をロックするとと
もに、ディスク間隔押広手段5でディスク間隔を押し広
げる。
【0065】そして、上記カム係合ピン112が上記第
2の溝部77bの下端まで移動してくると上記第1,第
2のローディングレバー92,93は回転テーブル21
側に回動して、図18に示したように上記ディスククラ
ンプ部91,91が上記待機位置からローディング開始
位置に移動する。
【0066】上記カム係合ピン112が上記第3の溝部
77c内を移動している間は、上記ディスククランプ部
91,91はローディング開始位置で停止している。
【0067】上記カム係合ピン112が上記第3,第4
の溝部77c,77dを経て、上記第5の溝部77eに
移動してくると、上記第1,第2のローディングレバー
92,93回転テーブル21から離れる方向に回動し
て、図21に示したように、上記ディスククランプ部9
1,91及びディスク201はローディング終了位置に
移動する。
【0068】上記カム係合ピン112が上記第5の溝部
77e内を移動している間は、上記ディスククランプ部
91,91はローディング終了位置に停止している。
【0069】上記カム係合ピン112が上記第6の溝部
77fを通過して第7の溝部77gまで移動してくる
と、図25に示したように、上記ディスククランプ部9
1,91は上記ローディング終了位置から僅かに下降し
た最下降位置に移動する。
【0070】上記カム係合ピン112が上記第7の溝部
77g内を移動している間は、上記ディスククランプ部
91,91は最下降位置に停止している。
【0071】上記ローディング手段6は、ローディング
開始位置において、上記第1,第2のローディングレバ
ー92,93のディスククランプ部91,91を閉じて
ディスクをクランプし、ローディング終了位置におい
て、上記ディスククランプ部91,91を開いて、上記
ディスクのクランプを解除する第1,第2の開閉機構1
21,122を備えている。
【0072】図8に示したように、上記開閉機構12
1,122は、上記プラスチック製のベースプレート5
6上に軸123によって回動可能に取り付けられた回動
アーム124と、該回動アーム124の自由端側に立設
されていて、先端が上記ローディングレバー92,93
の軸受部94の一端に設けられたピン当接部125の内
面に当接している開閉操作ピン126と、上記開閉操作
ピン126を上記軸53の長さ方向に移動させる開閉操
作用のカム溝127を備えている。
【0073】上記開閉操作用のカム溝127は、上記ス
ライドプレート59の上面に設けられていて、該溝12
7に沿って上記開閉操作ピン126を移動させるように
なっている。
【0074】図13に示したように、上記開閉操作用の
カム溝127は、スライドプレート59のスライド方向
に伸びる第1の溝部127aと、上記第1の溝部127
aに連続し、内側に向けて傾斜しながら伸びる第2の溝
部127bと、該第2の溝部127bに連続していて、
上記スライドプレート59のスライド方向と略平行に伸
びる第3の溝部127cと、該第3の溝部127cに連
続し、外側に向かって傾斜しながら伸びる第4の溝部1
27dと、該第4の溝部127dに連続し、上記スライ
ドプレート59のスライド方向と平行に伸びる第5の溝
部127eを備えている。
【0075】上記第1の溝部127aに上記開閉操作ピ
ン126が位置しているときは、該ピン126によっ
て、上記ピン当接部125乃至第1,第2のローディン
グレバー92,93をコイルスプリング94のばね力に
抗して押圧し、これら第1,第2のローディングレバー
92,93に設けたディスククランプ部91,91を離
間させて、これらディスククランプ部91,91の間に
ディスクを挿入可能な状態にしている。
【0076】上記第2の溝部127b内を上記開閉操作
ピン126が移動すると上記ピン当接部125乃至第
1,第2のローディングレバー92,93はコイルスプ
リング94のばね力によって、これら第1,第2のロー
ディングレバー92,93に設けたディスクロック部9
1,91を互いに接近する方向に移動させる。
【0077】上記第3の溝部127cに上記開閉操作ピ
ン126が移動してくると、上記第1,第2のローディ
ングレバー92,93のディスククランプ部91,91
でディスクをクランプする。
【0078】上記第4の溝127d内を上記開閉操作ピ
ン126が移動すると、上記開閉操作ピン126で再び
上記一対のディスククランプ部91,91を開き、第5
の溝127eで上記一対のディスククランプ部91,9
1を開いた状態に維持する。
【0079】(7)ディスクホールド手段7の構成 ディスクホールド手段7は、上記ローディング手段6と
記録再生手段8の間に介在されていて、上記ローディン
グ手段6によって上記ローディング終了位置に移送され
てきたディスクを一時的に載置し、上記ディスクのロー
ディング終了位置(チャッキング開始位置)の位置精度
を出してから上記記録再生手段8によって上記ディスク
のチャッキングを行うものである。
【0080】図8に示したように、上記ディスクホール
ド手段7は、上記ローディングレバー92,93によっ
てローディング終了位置に移送されてきたディスクの下
端側の両側部を支持するV字状のディスク支持部131
を一端部に設けた略L字状の第1,第2のディスク支持
レバー132,133と、上記第1,第2のディスク支
持レバー132,133の他端側を重ね合わせた状態で
上記フレーム105に回動可能に取り付けている軸13
4と、該軸134に取り付けられていて、上記第1,第
2のディスク支持レバー132,133に上記ディスク
支持部131が下降する方向の回動力を付与している捩
りコイルばね135と、上記第1のディスク支持レバー
132に設けられた第1のカム係合ピン136と、上記
第2のディスク支持レバー133に設けられた第2のカ
ム係合ピン137と、上記第1,第2のカム係合ピン1
36,137が係合するカムプレート138とで構成さ
れている。上記カムプレート138は上記スライドプレ
ート59に立設されている。
【0081】図14に示したように、上記カムプレート
138は、上記第1のカム係合ピン136が移動する第
1〜第5のカム面138a〜138eと、上記第2のカ
ム係合ピン137が移動する第6〜第12のカム面13
8f〜138lを備えている。
【0082】図16に示すように、上記ロック手段3の
テーブル係合部51やディスク間隔押広手段5のディス
ク係合部82、ローディング手段6のディスククランプ
部91が待機位置にあるときに、上記第1のカム係合ピ
ン136は上記第1のカム面138aの一端部に位置
し、第2のカム係合ピン137は上記第6のカム面13
8fに位置していて、上記第1,第2のディスク支持レ
バー132,133は基本姿勢になっている。
【0083】上記カム74が回転すると上記スライドプ
レート59がスライドして上記カムプレート138の第
6,第7のカム面138f,138gの境界部が上記第
2のカム係合ピン137の位置までくると、上記スライ
ドプレート59のスライドは停止する。上記第1,第2
のディスク支持レバー132,133は、上記基本姿勢
を保っている。
【0084】そして、この間におけるスライドプレート
59のスライドによって、上記ロック手段4のロックレ
バー52が回動し、図17に示したように、上記テーブ
ル係合部51で回転テーブル21がロックされるととも
に、上記ディスク間隔押広手段5のディスク係合部82
でディスク間隔が押し広げられる。また、上記スライド
プレート59の停止時の間におけるカム74の回転によ
る上記回動機構101の作動によって上記第1,第2の
ローディングレバー92,93が回動して図18に示し
たようにディスククランプ部91,91をローディング
開始位置側に移動させる。
【0085】上記ディスククランプ部91,91がロー
ディング開始位置側に移動し終わると再びスライドプレ
ート59がスライドして、図19に示すように第2のカ
ム係合ピン137が上記第7のカム面138gを下降し
て第8のカム面138hの位置にくると上記スライドプ
レート59のスライドは再び停止する。上記第2のカム
係合ピン137の上記第8のカム面138hへの下降に
よって上記第2のディスク支持レバー133を僅かに回
動させるとともに、上記ローディング手段6の開閉機構
121,122が操作されて上記一対のディスククラン
プ部91,91を閉じてディスク201をクランプす
る。
【0086】上記スライドプレート59の停止時におけ
るカム74の回転によって上記ローディング手段6の回
動機構101が操作されて、上記ディスク201をディ
スクク部91,91でクランプした第1,第2のローデ
ィングレバー92,93を回動させて、図21に示した
ように、ローディング終了位置に移送する。
【0087】上記ローディング終了位置に移送されたデ
ィスク201の下方に上記第1,第2のディスク支持レ
バー132,133の一対のV字状のディスク支持部1
31,131が位置している。
【0088】上記ローディング手段6によるディスク2
01の移送を終了すると再び上記スライドプレート59
がスライドして、図22に示したように、上記第1のカ
ム係合ピン136の位置に第3のカム面138cが、ま
た第2のカム係合ピン137の位置に第10のカム面1
38jが移動してくると、上記第1,第2のディスク支
持レバー132,133の先端のV字状のディスク支持
部131,131を上記ディスク201の周面に近づけ
る方向に移動させる。
【0089】そして、上記第3,第10のカム面138
c,138j上を第1,第2のカム係合ピン136,1
37が移動している間に上記ローディング手段6の開閉
機構121,122が操作され、図23に示したよう
に、上記一対のディスククランプ部91,91が開いて
クランプされていたディスク201は、上記第1,第2
のディスク支持レバー132,133の先端のV字状の
ディスク支持部131,131上に載置されるのであ
る。
【0090】そして、上記V字状のディスク支持部13
1,131上に載置されたディスクは図24に示したよ
うに記録再生手段8にチャッキングされる。
【0091】更に上記スライドプレート59がスライド
すると、図25に示したように、上記第1のカム係合ピ
ン136は第4のカム面138dを経て第5のカム面1
38eに至り、第2のカム係合ピン137は第11のカ
ム面138kを経て第12のカム面138lに至り、こ
れら第1,第2のディスク支持レバー132,133は
下側に向けて回動し上記記録再生手段8によりクランプ
されているディスク201と非接触状態になるのであ
る。
【0092】(8)記録再生手段8の構成 記録再生手段8は、上記ディスクホールド手段7によっ
て保持されているディスクをチャッキングして記録再生
を行うものであり、図26に示したように、ディスクテ
ーブル141や光ピックアップ装置142等を設けた第
1のフレーム部143と、上記ディスクテーブル141
上にディスクをチャッキングさせるチャッキング用のク
ランパー144を設けた第2のフレーム部145を備え
ている。
【0093】上記第1,第2のフレーム部143,14
5は、上記ディスクテーブル141とクランパー144
を対向させた状態で配置されていて、一端側がそれぞれ
軸146,147によってフレーム支持体148に回動
可能に取り付けられている。
【0094】上記第1のフレーム143の自由端側の上
部には第1のカム係合ピン151が設けられていて、該
カム係合ピン151は、上記カム74の上面に設けられ
たカム溝152に係合されている。
【0095】上記第2のフレーム145の自由端側の下
部には第2のカム係合ピン153が設けられていて、該
カム係合ピン153は、上記スライドプレート59に設
けられたカム溝154に係合されている。
【0096】図15に示したように、上記カム74の上
面のカム溝152は、第1の溝部152aと、該第1の
溝部152aに連続する第2の溝部152bと、該第2
の溝部152bに連続する第3の溝部152cを有して
いる。
【0097】上記第1の溝部152aは、上記カム74
の回転軸76を中心にして同一円周状に形成されてい
て、該第1の溝部152a内を上記第1のカム係合ピン
151が移動しているときには上記第1のフレーム14
3は回動しない。
【0098】上記第2の溝部152bは、上記回転軸7
6から徐々に遠ざかるように形成されていて、該第2の
溝部152bによって上記第1のフレーム143は、上
記軸146を中心にして第2のフレーム145側に所定
の角度回動するようになっている。
【0099】上記第3の溝部152cは、上記回転軸7
6を中心にして同一円周状に形成されていて、該第3の
溝部152c内を上記第1のカム係合ピン151が移動
しているときには、上記第1のフレーム143を所定の
角度に回動させた状態に維持させるようになっている。
【0100】また、上記スライドプレート59に設けら
れたカム溝154は、第1の溝部154aと、該第1の
溝部154aに連続する第2の溝部154bと、該第2
の溝部154bに連続する第3の溝部154cを備えて
いる。
【0101】上記第1の溝部154aは、上記スライド
プレート59のスライド方向と平行に形成されていて、
該溝部154a内を上記第2のカム係合ピン153が移
動しているときには、上記第2のフレーム145を回動
させない。
【0102】上記第2の溝部154bは、上記スライド
プレート59の内側に向かって傾斜するように形成され
ていて、上記第2のフレーム145を第1のフレーム1
43側に回動させるようになっている。
【0103】上記第3の溝部154cは、上記スライド
プレート59のスライド方向と平行に形成されていて、
上記第2の溝部154bによって回動された第2のフレ
ーム145を回動した状態に維持するようになってい
る。
【0104】上記記録再生手段8は、上記ローディング
手段6によってディスクがローディング終了位置に移送
されてくると、上記カム74の上面に設けたカム溝15
2の第2の溝部152bによって上記第1のフレーム1
43が第2のフレーム145側に向けて回動し始める。
【0105】上記第1のフレーム143が所定の角度回
動すると、今度は、上記スライドプレート59に設けた
カム溝154の第2の溝部154bによって第2のフレ
ーム145が第1のフレーム143側に向けて回動し始
める。そして、上記第1,第2のフレーム143,14
5が所定の角度づつ回動すると、図27に示したように
上記クランパー144がディスクテーブル141側にマ
グネット吸着されて、該ディスクテーブル141上にデ
ィスクがチャッキングされる。
【0106】上記第1のフレーム143が回動し始めて
からチャッキングに至るまでの間に、上記ディスクホー
ルド手段7が作動して上記第1,第2のディスク支持レ
バー132,133の先端のV字状のディスク支持部1
31,131が上記ディスク201の外周に接近してデ
ィスクホールド態勢になるとともに上記ローディング手
段6のディスククランプ部91,91が開き、ディスク
201は上記第1,第2のディスク支持レバー132,
133のV字状のディスク支持部131,131上載置
された状態になっている。つまり、上記ディスクはロー
ディング手段6のディスククランプ部91,91による
クランプを解除され、上記ディスクホールド手段7のデ
ィスク支持部131,131上に載置された状態で上記
ディスクテーブル141上にクランパー144でチャッ
キングされることになるのである。
【0107】そして、上記ディスク201がディスクテ
ーブル141にチャッキングされたのちに、上記ローデ
ィング手段6のディスククランプ部91,91とディス
クホールド手段8のディスク支持部131,131は共
に上記ディスクと非接触状態を保つことができるように
なるまで下降する。
【0108】図15において、161は上記カム74を
回転させるためのカム回転駆動機構である。上記カム回
転駆動機構161は、上記カム74の下端の外周面に設
けられたギヤ歯162と噛合するカム駆動ギヤ163
と、ギヤトレイン164と、駆動用ベルト165と、モ
ータ166とを備えている。
【0109】そして、上記モータ166により、駆動ベ
ルト165、ギヤトレイン164を介して、上記カム駆
動ギヤ163を回転させることにより、上記カム74を
回転させるようになっている。
【0110】上記モータ166は、カム74を時計方
向、反時計方向に回転させることのできる正逆回転可能
なモータが用いられている。
【0111】(9)ディスク有無検出手段9の構成 ディスク有無検出手段9は、上記回転テーブル21の第
1〜第300番地までのうちの所望の番地のディスク支
持部22にディスクが支持されているか否かを検出する
ためのものである。
【0112】図28に示したように、上記ディスク有無
検出手段9は、発光部171と受光部172とからなる
フォトセンサーで構成されている。
【0113】上記発光部171は、上記回転テーブル2
1の外周側に配置されていて、該発光部171から発射
された検出光173は、上記回転テーブル21のディス
ク支持部22を構成するリブ26,26間および上記回
転テーブル21の円弧状面25に設けられた切欠部17
4を経て受光部172に至るようになっている。
【0114】そして、上記ディスク支持部22にディス
ク201が支持されている場合には、該ディスク201
によって、上記発光部171から発射された検出光17
3は遮断されて上記受光部172に至らずこれによって
上記ディスク支持部22にディスクが支持されているこ
とを検出する。
【0115】なお、回転テーブル21の下面には、上記
切欠部174を通過した検出光173が上記受光部17
2に至る間で拡散するのを防止するための検出光拡散防
止リブ175が設けられている。また、上記発光部17
1と発光部172は、発光部ホルダ176と受光部ホル
ダ177によってそれぞれ位置調整可能にシャーシ11
上に取り付けられている。 (10)番地検出手段10の構成 番地検出手段10は、上記回転テーブル21の底面の第
3の環状凸起29に設けられた小番地用のスリット29
a…29aを検出する第1〜第3のフォトセンサ181
〜183と、上記第2の環状凸起28に設けられた第1
〜第10までの大番地用のスリット28a〜28jを検
出する第4のフォトセンサ184を備えている。
【0116】上記第1〜第3のフォトセンサ181〜1
83は、第3の環状凸起29の回転方向に位相をもたせ
て配置されている。
【0117】図30は、第1〜第4のフォトセンサ18
1〜184によって検出された小番地用のスリットと大
番地用のスリットの波形図である。
【0118】上記第1のフォトセンサ181によって検
出された波形はA、第2のフォトセンサ182によって
検出された波形はB、第3のフォトセンサ183によっ
て検出された波形Cである。
【0119】上記第1,第2のフォトセンサ181,1
82によって検出された波形AとBを合成して得られた
波形がD(A+B)であり、該波形DのH1gh−H1
hの範囲に入るように回転テーブル21を停止させるよ
うになっている。
【0120】また、Zは、第4のフォトセンサ184に
よって検出された第1の大番地用のスリット28aの波
形であり、該波形ZのLOW−LOW間に1個のH1gh−
1ghがあると、例えば第1の大番地として第1〜第
30番地までの領域が検出され、上記波形ZのLOW−L
OW間に2個のH1gh−H1ghがあると第2の大番地と
して第31〜第60番地までの領域が検出され、このよ
うにして順次、第10の大番地の第271〜第300番
地までの各領域が検出されるようになっている。
【0121】そして、大番地の検出と小番地の両者の検
出によって所望の番地のディスク支持部22…22に支
持されているディスクをローディング手段の位置に搬送
するようになっている。なお、図30に示したように上
記ディスク有無検出手段9によって検出された波形の位
置にズレがある場合には、上記ディスク有無検出手段9
を構成している発光部171及び/又は受光部172の
位置を調整することにより波形のズレを補正するように
なっている。また、隣接するディスク支持部からの検出
光の洩れによる誤検出が、上記回転テーブル21の下面
に設けた検出光拡散防止リブ175…175によって制
御されていることは上述の通りである。
【0122】(11)ディスク排出手段19の構成 図31〜33に示すように上記ディスク排出手段19
は、上記回転テーブル21の下部のシャーシ11上に配
置されていて、上記ディスク支持部22の底面に設けた
切欠部174からディスク押圧用の凸部191が上記デ
ィスク支持部22内に侵入して、該支持部22内のディ
スク201の最下端部よりも内側を僅かに押し上げて、
該ディスク201を両側部のディスク201よりも外側
に突出させるようになっている。
【0123】ディスク排出手段19は、上記ディスク支
持部22の底部に設けた切欠部174から上記支持部2
2内に侵入して上記ディスク201を押し出すディスク
押圧側の凸部191を有する押出レバー192と、該押
出レバー192を上記ディスク押圧用の凸部191が上
記支持部22内に侵入するように操作するとともに上記
支持部22内から抜け出す押出レバー操作部193を備
えている。
【0124】上記押出レバー192は、一端側に上記凸
部191を有し、他端側が軸194により回動可能に支
持されていて、上記押出レバー操作部193によって上
記軸194を中心にして一方向に回動させることにより
上記凸部191が上記支持部22内に侵入し、他方向に
回動させることにより上記凸部191が上記支持部22
及び切欠部174内から抜け出るようになっている。
【0125】図33に示したように、上記押出レバー操
作部193は、上記凸部191が上記支持部22内に侵
入する方向の回動力を上記押出レバー192に付与して
いる付勢部材195と、該付勢部材195の付勢力に抗
して上記押出レバー192を上記凸部191が上記支持
部22及び切欠部174から抜け出る方向に回動させる
スライドレバー196と、該スライドレバー196をス
ライドさせるスライドレバー駆動機構197とを備えて
いる。
【0126】上記スライドレバー196は、スライドガ
イド用の長孔196aとガイドピン196bによってベ
ースプレート196c上に矢印A−B方向にスライド可
能に取り付けられている。
【0127】上記スライドレバー駆動機構197は、モ
ータ197aと、該モータ197aによって駆動される
ベルト197bと、該ベルト197bによって駆動され
るギヤトレイン197cと、該ギヤトレイン197cに
よって回転されるカム197dと、該カム197dの上
面に設けたカム溝197eにカム係合ピン197fが挿
入されいてい、上記カム197dの回転によって軸19
7gを支点にして回動する回動レバー197hを備えて
いる。
【0128】上記回動レバー197hの先端は、ピン1
97i及び長孔197jを介して、上記スライドレバー
196に連結されている。
【0129】そして、上記回動レバー197hの回動に
より上記スライドレバー196を矢印A−B方向にスラ
イドさせるようになっている。
【0130】図31に示すように、上記スライドレバー
196は、上記押出レバー19の一端部に設けられたカ
ム当接部198が上記付勢部材195の付勢力によって
圧接されているカム199を有している。
【0131】上記カム199は、水平状の第1のカム面
199aと、該第1のカム面199aに連続する上り勾
配状の第2のカム面199bと、該第2のカム面199
bの上端に連続する水平状の第3のカム面199cを有
している。
【0132】図31に示すように、上記カム199が最
もA方向にスライドしている状態においては、上記第3
のカム面199c上に上記カム当接部198が位置して
いて、上記押出レバー192の凸部191は、上記支持
部22及び切欠部174から抜け出て上記回転テーブル
21と非接触状態になっている。
【0133】上記スライドレバー196が矢印B方向に
スライドすると上記第2のカム面199bによって上記
凸部191が上昇する方向に押出レバー92が上記付勢
部材195の付勢力に抗して回動する。
【0134】そして、上記スライドレバー196が更に
矢印B方向によってスライドして図32に示したよう
に、上記カム当接部198が第1のカム面199aに当
接する位置にくると上記凸部191は、上記支持部22
内に侵入して、該支持部22内に支持されているディス
ク201の下端を押し上げて上記ディスク201を他の
ディスクよりも外側に突出させて、これを取り出し易く
するのである。
【0135】なお、上記カム当接部198が上記第3の
カム面199cに乗り上げた状態において、上記スライ
ドレバー196は付勢部材195によって矢印A方向へ
のスライド力を付与されて、長孔196aの一端側が上
記ベースプレート196cのガイドピン196bに押し
付けられて、上記凸部191が上記支持部22及び切欠
部174から抜け出た状態を保つようになっている。
【0136】上記ディスク排出手段19は、制御手段に
よってその駆動を制御されるようになっている。なお、
上記ディスク排出手段19によるディスクの突出量D
は、上記支持部22内に侵入する凸部191の高さを変
えることにより調整することができるようになってい
る。
【0137】(12)作用 図34は、上記カム74の下面,周面,上面に設けたカ
ム溝75,77,152、スライドプレート59に設け
られたカム溝127,154、カム面138等の関係を
示すカム線である。
【0138】上記カム74の底面に設けたカム溝75の
第1の溝部75aにスライドプレート59のカム係合ピ
ン73が位置し、周面に設けたカム溝77の第1の溝部
77aに上記ローディング手段6の回動機構101のカ
ム係合ピン112が位置している状態においては、第1
6図に示す待機状態になっている。
【0139】記録再生を行う場合には、制御パネルを記
録再生モードにして所望の番地をインプットして上記ス
イッチSW1をオンすると上記回転テーブル21が回転
し、所望の番地にディスクが支持されているか否かがデ
ィスク有無検出手段9によって検出されるとともに、番
地検出手段10によって検出された番地のディスク支持
部が上記ローディング手段6の位置にくると上記回転が
停止する。
【0140】そして、上記カム74の回転によってスラ
イドプレート59がスライドすると図17に示したよう
に、スライドプレート59に設けたロックレバー支持部
60によってロック手段4のロックレバー52がロック
方向に回動し、テーブル係合部51が回転テーブル21
のギヤ歯31…31に係合して、回転テーブル21を回
転不可能にロックするとともに、上記ディスク間隔押広
手段5のディスク係合部82が上記所望の番地のディス
ク201の両側部の番地のディスク間隔を押広げたのち
に上記スライドプレート59は停止する。
【0141】上記スライドプレート59が停止している
間におけるカム74の回転によって、上記ロック手段6
の回動機構101が作動して、図18に示したように上
記第1,第2のローディングレバー92,93が回動し
てその先端のディスククランプ部91,91が回転テー
ブル21のディスク支持部22に支持されている所望の
ディスク201の位置つまりローディング開始位置に移
動してきて、これらディスククランプ部61,61の間
に上記所望のディスク201が導入される。
【0142】次に、上記スライドプレート59が再びス
ライドし、図19に示したように上記ロック手段4によ
り回転テーブル21はロックされ、ディスク間隔押広手
段5によってディスク間隔が押し広げられたままの状態
で、上記ローディング手段6の開閉機構121,122
が作動して、図20に示したように上記一対のディスク
クランプ部91,91間が閉じて、上記所望のディスク
201をクランプしてスライドプレート59は停止す
る。
【0143】上記スライドプレート59が停止している
間に上記ローディング手段6の回動機構101が作動し
て、図21に示したように上記第1,第2のローディン
グレバー92,93が回動し、上記一対のディスククラ
ンプ部91,91及び該クランプ部91,91によって
クランプされたディスク201をローディング終了位置
に移送する。
【0144】上記ローディング終了位置に移送されたデ
ィスク201の一端側は、上記回転テーブル21上の両
側部のディスクの間に挿入されたままの状態になってい
るが、両側部のディスクとは、上記ディスク間隔押広手
段5のディスク係合部82によって非接触状態に保たれ
ているとともに、該ディスク係合部82とも非接触状態
に保たれている。
【0145】上述のように所望ディスク201がローデ
ィング終了位置に搬送されてくると再びスライドプレー
ト59がスライドを始めて、図22に示したように、上
記ディスクホールド手段7のディスク支持レバー13
2,133が起立する方向に回動し、これらディスク支
持レバー132,133の先端に設けたV字状のディス
ク支持部131,131が上記ローディング終了位置に
あるディスク201の下端側の外周部に接近するととも
に、上記記録再生手段8の第1のフレーム部143と第
2のフレーム部145が互いに接近し始める。
【0146】そして、上記第1,第2のフレーム部14
3,145が所定の位置まで接近すると、上記ローディ
ング手段6の開閉機構121,122が作動し、図23
に示したように上記ディスククランプ部91,91が開
いて上記ディスク201のクランプを解除する。
【0147】上記クランプを解除されたディスク201
は、上記ディスクホールド手段7の一対のV字状のディ
スク支持部131,131上に落下し、これらディスク
支持部131,131上に載置される。
【0148】そして、上記記録再生手段8の第1,第2
のフレーム部143,145が更に接近すると、上記デ
ィスクテーブル141にクランパー144が磁気吸引さ
れ、図24に示したように上記ディスク201はディス
クテーブル141上にチャッキングされるのである。
【0149】そして、上記ディスク201が記録再生手
段8にチャッキングされると図25に示したように上記
ディスクホールド手段7の第1,第2のディスク支持レ
バー132,133は外側に向けて下降するように回動
して上記ディスク201と非接触状態になるとともに、
上記ローディング手段6の第1,第2のローディングレ
バー92,92もディスククランプ部91,91を開き
ながら、上記ディスク201と離れる方向に回動し、上
記ディスク201が上記ディスク間隔押広手段5やロー
ディング手段6,ディスクホールド手段7に接触しない
状態で回転して、上記記録再生手段8によりディスク2
01の記録及び/又は再生が行われる。
【0150】記録再生終了後は、上記カム74を逆転さ
せると上記ローディング時と逆の動作によって、上記デ
ィスク201が回転テーブル21側に戻されるととも
に、ロック手段4やディスク間隔押広手段5,ロック手
段6,ディスクホールド手段7等は図16に示した待機
位置に戻されるのである。また、所望の番地のディスク
を取り出す場合には制御パネルをディスク取出モードに
して上記所望の番地をインプットして排出スタートボタ
ンを押すと上記回転テーブル21が回転して上記番地検
出手段10によって検出された所望の番地のディスク支
持部22が上記ディスク排出手段19の略真上にきて停
止してロックされる。
【0151】そして、上記ディスク排出手段19のスラ
イドレバー駆動機構197が作動し、上記スライドレバ
ー196がスライドして、上記押出レバー192が上記
付勢部材195の付勢力によって回動し、上記凸部19
1が上記支持部22内に侵入して、ディスク201の下
端を押し上げて、該ディスク201を図32に示したよ
うに他のディスクよりも外側に押し出して取り出しやす
いものになる。
【0152】そこで、上記ディスク201を取り出し、
必要に応じて新しいディスクを上記支持部22内に侵入
して、上記排出終了ボタンを押すと上記スライドレバー
駆動機構147が再び作動して、上記スライドレバー1
96を上記排出方向と反対方向にスライドさせて、上記
押出レバー192を上記付勢部材195の付勢力に抗し
て回動させて、上記凸部191を上記支持部22及び切
欠部174から抜き出した状態にロックするのであ。 (13)変形例 上記実施例においては、ディスク排出手段19の押出レ
バー192を回動させて、該レバー192の先端に設け
た凸部191を支持部22内に挿入する構成にしたが、
上記押出レバー192は必ずしも回動させる必要はなく
直進運動によってその先端に設けた凸部191を上記支
持部22内に挿入する構成としてもよい。また、レバー
操作部193も実施例のものに限定されず要は押出レバ
ー192を簡単な構成で確実、容易に操作できるもので
あればよい。
【0153】
【発明の効果】本発明には次に述べるような効果があ
る。 (1)請求項1の記録再生装置は、ディスク支持部の底
部に設けた切欠部からディスク排出手段のディスク押出
用の凸部を侵入させ、該凸部によって上記支持部内に収
容されているディスクを持ち上げるようにして上記支持
部から押し出すことができる。 (2)請求項2の記録再生装置は、凸部を設けた押出レ
バーをレバー操作部によって操作して上記凸部を上記切
欠部から支持部内に侵入させることにより該支持部から
ディスクを容易かつ確実に押し出すことができる。 (3)請求項3の記録再生装置は、押出レバーを軸を中
心にして回動させる構成にしたので上記切欠部を介して
の支持部への凸部の挿入、抜き出しをより容易、確実に
行うことができる。 (4)請求項4の記録再生装置は、上記凸部でディスク
を持ち上げると、該ディスクは自づと上記支持部の外周
側に所定量押し出されてくるので、その後は指先等で容
易に上記支持部から取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の斜視図。
【図2】要部の平面図。
【図3】要部の拡大平面図。
【図4】要部の側面図。
【図5】ディスク支持部の拡大正面図。
【図6】回転テーブルの底面図。
【図7】シャーシの平面図。
【図8】要部の分解斜視図。
【図9】ロック手段の側面図(ロック前)。
【図10】ロック手段の側面図(ロック後)。
【図11】カムの底面図。
【図12】カムの周面の展開図。
【図13】スライドプレートの平面図。
【図14】スライドプレートに設けられたカムプレート
の側面図。
【図15】カムとスライドプレートの平面図。
【図16】待機状態の要部の側面図。
【図17】ロック状態の要部の側面図。
【図18】ディスククランプ部が移動した状態の側面
図。
【図19】ディスククランプ部がディスクをクランプし
た状態の側面図。
【図20】ディスククランプ部がディスクをクランプし
た状態の正面図。
【図21】ディスクの搬送が終了した状態の側面図。
【図22】ディスククランプ部によるディスクのクラン
プが解除された状態の側面図。
【図23】同正面図。
【図24】ディスクが記録再生手段にチャッキングされ
た状態の側面図。
【図25】ディスクホールド手段が下降した状態の側面
図。
【図26】記録再生手段の平面図(チャッキング前)。
【図27】記録再生手段の平面図(チャッキング後)。
【図28】ディスク有無検出手段、番地検出手段部分を
示す断面図。
【図29】番地検出手段の平面図。
【図30】波形図。
【図31】ディスク排出手段の面図(排出前)。
【図32】ディスク排出手段の面図(排出後)。
【図33】ディスク排出手段の面図(排出後)。
【図34】カム線図。
【図35】従来例の平面図。
【符号の説明】
1…記録再生装置、2…ディスク収容手段、3…搬送手
段、4…ロック手段、5…ディスク間隔押広手段、6…
ローディング手段、7…ディスクホールド手段、8…記
録再生手段、19…ディスク排出手段、191…凸部、
192…押出レバー、193…操作部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1〜第n番地までの多数の円盤状記録
    媒体支持部が列設されていて、これら支持部に円盤状記
    録媒体の一端部を片持支持する円盤状記録媒体収容手段
    と、 上記円盤状記録媒体収容手段の上記第1〜第n番地の内
    の所望の番地の円盤状記録媒体を取り出すローディング
    手段と、 上記所望の番地の円盤状記録媒体を上記ローディング手
    段の位置に合わせる搬送手段と、 上記ローディング手段によってローディングされた円盤
    状記録媒体の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は
    再生手段と、 を備えた円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装置にお
    いて、 上記円盤状記録媒体支持部の底部に設けた切欠部からデ
    ィスク押圧用の凸部が上記支持部内に侵入して円盤状記
    録媒体を押し出す円盤状記録媒体排出手段を設けたこと
    を特徴とする円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 円盤状記録媒体排出手段は、上記円盤状記録媒体支持部
    の底部に設けた切欠部から上記支持部内に侵入して上記
    円盤状記録媒体を押し出すディスク押圧用の凸部を有す
    る押出レバーと、該押出レバーを上記凸部が上記支持部
    内に侵入するように操作するとともに上記支持部内から
    抜き出すように操作するレバー操作部を備えていること
    を特徴とする円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記押出レバーは、一端側に上記凸部を有し、他端側が
    軸により回動可能に支持されていて、上記レバー操作部
    によって上記軸を中心にして一方向に回動させることに
    より上記凸部が上記切欠部を介して支持部内に侵入し、
    他方向に回動させることにより上記凸部が上記支持部及
    び切欠部内から抜け出るようになっていることを特徴と
    する円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記凸部は、上記支持部内に支持されているディスクの
    最下端部の内周側を押し上げる構成になっていることを
    特徴とする円盤状記録媒体の記録及び/又は再生装置。
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