JP2963037B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP2963037B2
JP2963037B2 JP7311774A JP31177495A JP2963037B2 JP 2963037 B2 JP2963037 B2 JP 2963037B2 JP 7311774 A JP7311774 A JP 7311774A JP 31177495 A JP31177495 A JP 31177495A JP 2963037 B2 JP2963037 B2 JP 2963037B2
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/24Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine having a toroidal or part-toroidal shape

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  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるデ
ィスクを複数枚収容し、所望のディスクを記録再生する
所謂オートチェンジャタイプのディスク記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数枚のディスクを立てて収容
し、所望のディスクを記録再生するオートチェンジャタ
イプの記録再生装置が種々提案されている。出願人も以
前図21乃至図23に示す装置を提案している(特開平
6−195842号参照)。以下の記載では、ディスク
挿入方向を前方、ディスク排出方向を後方とする。これ
は、複数枚のディスクDが収容可能な皿状のマガジン
(3)をシャーシ(2)上に回転自在に設け、マガジン(3)
の回転移行路外側にディスク投入排出部(4)と、記録再
生部(7)を互いに離して配置する。マガジン(3)には複
数のディスク保持溝(31)(31)が放射状に形成されてお
り、各保持溝(31)にディスクDを立てた状態で収容でき
る。投入排出部(4)の内側、及び記録再生部(7)とマガ
ジン(3)の間には、夫々ディスクを搬送挟持するローラ
ユニット(6)(60)が設けられている。
【0003】シャーシ(2)の前面には、フロントパネル
(20)が設けられ、該フロントパネル(20)には、縦長の開
口(41)を設けた回転シャッタ(40)が配備されている。回
転シャッタ(40)の側方には、回転シャッタ(40)を回転さ
せるモータ(M4)が設けられている。尚、回転シャッタ
(40)を回転させる機構の詳細な説明は省略する。ディス
クをマガジン(3)に挿入する時は、回転シャッタ(40)の
開口(41)からディスクを入れる。ディスクはローラユニ
ット(6)に挟持搬送される。ディスクが開口(41)に対向
したディスク保持溝(31)に投入されると、モータ(M4)
により、回転シャッタ(40)が回転して、開口(41)を前面
に対して傾いた位置に向け、これにより同じディスク保
持溝(31)への更なるディスクの投入を防ぐ。
【0004】図23に示すように、ディスクは、マガジ
ン(3)内に収容された状態で、ディスク保持溝(31)の底
に開設された長孔(39)内に嵌まり込む。投入排出部(4)
とマガジン(3)の回転中心との間には、蹴出し部材(40
0)がシャーシ(2)上に摺動自在に設けられ、該蹴出し部
材(400)の一端部からは、マガジン(3)のディスク保持
溝(31)に侵入可能な押し片(410)が突出している。マガ
ジン(3)の外側には、蹴出し部材(400)を摺動させるモ
ータ(M5)を配置する。マガジン(3)にディスクを投入
しない時には、図23に実線で示すように、押し片(41
0)がディスク保持溝(31)に入り込んで、マガジン(3)の
不用意な回転を防ぐ。マガジン(3)にディスクを挿入す
る時及びマガジン(3)を回転させる時には、モータ(M
5)が回転して、図23に一点鎖線で示すように、蹴出し
部材(400)をマガジン(3)の内部に摺動させ、押し片(41
0)はマガジン(3)内から脱出する。マガジン(3)は押し
片(410)に遮られず、回転する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、上記記録再
生装置のコストを低下させる必要に鑑みて、各種機構を
駆動するモータの数を減らすことを発案した。また、出
願人は装置全体の小型化に鑑みて、投入排出部(4)と記
録再生部(7)と、マガジン(3)の回転中心を一直線上に
配置することも発案した。この場合、記録再生部(7)に
対向するマガジン(3)の内面は、ディスクの通過を許す
開口を形成している必要がある。しかし、かかる開口を
形成しているので、装置全体が投入排出部(4)側が高く
なるように傾いていれば、投入排出部(4)からマガジン
(3)に収納されたディスクは、マガジン(3)の内面の開
口を通って、マガジン(3)のディスク保持溝(31)から外
れた中空部に転がり落ちる。従って、ディスクがマガジ
ン(3)に正しく収容されない問題が新たに生じることが
判明した。本発明の目的は、各種機構を駆動するモータ
の数を減らすこと及び投入排出部側が高くなるように装
置全体が傾いたときに、ディスクがマガジン(3)の内側
に転がり落ちることを防ぐことにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録再生装置は、
記録再生部(7)のチャック動作を制御するチャックスラ
イド(8)を設け、該チャックスライド(8)及びマガジン
(3)内のディスクを回転シャッタ(40)又は記録再生部
(7)の何れかに向けて蹴り出すディスク蹴出し機構は、
シャーシ(2)上の第1カムギア(10)により駆動され、シ
ャッタ開閉機構と、マガジンロック機構は、第1カムギ
ア(10)に連繋した第2カムギア(13)により駆動され、両
カムギア(10)(13)は共通した1つのモータ(M2)で回転
駆動される。また、ディスク記録再生装置の、両ローラ
ユニット(6)(60)は、ギア列(67)により連繋されて、回
転方向が互いに逆になるように設定されている。
【0007】
【作用及び効果】ディスク蹴出し機構と、シャッタ開閉
機構と、マガジンロック機構と、チャックスライド(8)
は、カムギア(10)(13)を介して、単一のモータ(M2)で
駆動される。従来に於いては、シャッタの開閉と、ディ
スクの蹴出し、マガジン(3)のロックは、別個のモータ
を用いて駆動していたので、従来の構成よりも、モータ
の数を減らすことができ、部品点数の削減及びモータを
制御する回路の構成を簡略にすることができる。また、
マガジン(3)の外側に設けられたローラユニット(6)
と、マガジン(3)の内側に設けられたローラユニット(6
0)は、ギア列(67)に連繋されて、互いに逆方向に回転す
る。従って、ディスク投入時に、装置全体が投入排出部
(4)側が高くなるように傾いていても、記録再生部(7)
側のローラユニット(60)は、ディスク排出方向に回転し
ているから、マガジン(3)内からマガジン(3)の中空部
に向けて飛び出したディスクはローラユニット(60)によ
り弾かれる。従って、ディスクが誤って、マガジン(3)
からマガジン(3)の中空部に転がり落ちる虞れはない。
【0008】
【発明の実施の形態】
(全体の概略)以下、本発明の一例を図を用いて詳述す
る。本例の概略を図1及び図2に示す。従来と同様に、
シャーシ(2)の前面に設けられ、種々の操作釦を有する
フロントパネル(20)には、メモリ機能を有し、種々の命
令信号が記憶されたプロセッサ(200)が接続され、該フ
ロントパネル(20)の中央部には回転シャッタ(40)が設け
られている。該回転シャッタ(40)の中央部には、ディス
クDが通過する開口(41)が開設されている。シャーシ
(2)上には複数枚のディスクDを放射状に収容できる二
重筒状のマガジン(3)が回転自在に設けられ、マガジン
(3)の内側には記録再生部(7)が配置する。従来と同様
に、マガジン(3)の回転移行路の外側で、フロントパネ
ル(20)の内側には、投入排出部(4)が設けられている。
【0009】図4はマガジン(3)を天地逆にした状態の
斜視図である。マガジン(3)は、従来と同様に、ディス
クを立てた状態で収容できる複数のディスク収容空間(3
1)(31)を放射状に形成し、各収容空間(31)の両端は、マ
ガジン(3)の外壁及び内壁に開口して、ディスクの通過
を許すスリット孔を形成している。マガジン(3)は、合
成樹脂の射出成形により形成された2つのマガジン半体
(3a)(3a)を上下に重ねて設けられ、要所を支持壁(3
b)で接続している。
【0010】図1に示すように、投入排出部(4)と記録
再生部(7)とマガジン(3)の回転中心は、一直線上に位
置し、投入排出部(4)から記録再生部(7)までの距離を
短く設定している。投入排出部(4)内で、ディスクの移
行路上には、ディスクを挟持搬送する第1ローラユニッ
ト(6)が設けられ、マガジン(3)の内壁と記録再生部
(7)との間には、同様にディスクを挟持する第2、第3
ローラユニット(60)(61)がディスク投入方向に沿って設
けられている。マガジン(3)の回転移行路の外側には、
マガジン(3)を回転させるモータ(M1)が配置され、マ
ガジン(3)の中空部には投入排出部(4)と記録再生部
(7)との間で、ディスクを搬送駆動するモータ(M2)
と、上記3つのローラユニット(6)(60)(61)に回転駆動
力を与えるモータ(M3)が設けられている。モータ(M2)
は回転シャッタ(40)をも回転駆動する。従って、本例に
於けるディスク記録再生装置では、3つのモータ(M1)
(M2)(M3)でディスクの搬送とマガジン(3)の回転を行
なう。
【0011】図3は、フロントパネル(20)を除去したシ
ャーシ(2)の平面図である。マガジン(3)の下端部は、
シャーシ(2)に立設した環状の支持柱(21)に回転自在に
嵌まり、該支持柱(21)と同心の仮想円上に配置された複
数の受けタイヤ(22)(22)に載っている。支持柱(21)の一
部には、ディスクの通過を許す切欠き(28)が開設されて
いる。シャーシ(2)上には、マガジン(3)の周面下端部
を包囲する脱出防止環(300)が設けられ(図5参照)、こ
れにより装置全体が傾いても、マガジン(3)からディス
クが外側に飛び出すことを防ぐ。脱出防止環(300)は投
入排出部(4)が配置する部位に切欠き(310)を設けてい
る。
【0012】シャーシ(2)上には、マガジン(3)の内側
と外側に跨がって被さる保持ブラケット(23)(23)及び投
入排出部(4)を構成するブラケット(26)が互いに離れて
取り付けられている。保持ブラケット(23)(23)は、夫々
マガジン(3)の内側と外側に固定された脚片(24)(24)
と、両脚片(24)(24)の上端を連結して、マガジン(3)を
覆う抜止め板(25)を一体に具える。投入排出部(4)を構
成するブラケット(26)は、マガジン(3)の外側にて、シ
ャーシ(2)上に固定された脚片(24)(24)と、該脚片(24)
(24)の上端を連結するとともに、マガジン(3)の上面に
被さり、記録再生部(7)に繋がる支持板(27)を一体に具
える。該支持板(27)に取り付けられたタイヤ(22)はマガ
ジン(3)の上面に接して、マガジン(3)回転時におこる
上下動を規制する。本例に於けるディスク記録再生装置
は、後記するように、シャーシ(2)上に、マガジン回転
機構(5)及びディスクを投入排出部(4)と記録再生部
(7)との間で搬送する機構(1)を設け、支持板(27)の上
面にローラユニット(6)(60)(61)を回転させる機構が設
けられている。
【0013】(マガジン回転駆動)本実施例に於けるマガ
ジン(3)には、全部で150ケのディスク収容空間(31)
が放射状に設けられ、各ディスク収容空間(31)には、N
O.1からNO.150までの溝番号が、反時計方向に沿っ
て付されている。図4に示すように、マガジン(3)の下
面周縁には環状歯面(35)が形成され、マガジン(3)の下
面には、夫々マガジン(3)と同心の位置決め環(32)、第
1リブ環(33)、第2リブ環(34)が、外側から順に設けら
れている。位置決め環(32)は、ディスク収容空間(31)と
同数の位置決めリブ(32a)を等ピッチで連ねて成る。第
1リブ環(33)には、ディスク収容空間(31)と同数の透窓
(36)が等間隔に開設されている。第2リブ環(34)には、
60゜おきに窓状のリセット検出部(37)が1ケずつ開設
され、隣り合うリセット検出部(37)(37)の中間部には、
位置確認部群(38)が開設されている。6つのリセット検
出部(37)は、夫々NO.1、NO.26、NO.51、NO.7
6、NO.101、NO.126のディスク収容空間(31)に
対応することが、前記プロセッサ(200)に記憶されてい
る。
【0014】図3に示すように、位置確認部群(38)は、
第2リブ環(34)の周方向に沿って、2個から7個の窓状
の位置確認部(38a)を等間隔に並列して形成されてお
り、各位置確認部群(38)は、2個の位置確認部(38a)(38
a)から成る位置確認部群(38)から、時計方向に沿って、
順次1個ずつ位置確認部(38a)が多くなるように形成さ
れている。両端間距離の最も長い位置確認部群(38)の両
端間距離Mは、該位置確認部群(38)の端部から最も近い
リセット検出部(37)までの距離Lより短い(図24参
照)。尚、リセット検出部(37)及び位置確認部(38a)は窓
状としたが、突起等で形成してもよい。また、図24で
は位置確認部群(38)の両側端部から、最寄のリセット検
出部(37)までの距離Lは夫々等しいが、上記条件を満た
せば異なってもよい。リセット検出部(37)は、後記する
ように、装置の通電後に基準となる位置を検出する為で
あり、電源投入後のリセット状態に於いては、マガジン
(3)は一旦回転し、何れかのリセット検出部(37)が検出
されて停止する。また、位置確認部群(38)はリセット検
出部(37)に対応したディスク収容空間(31)が何番目の溝
かを確認するために用いられる。
【0015】リセット検出部(37)を6つ設けたのは、通
電後に基準となる位置を素速く検知するためである、換
言すれば、本実施例に於けるマガジン(3)は150枚の
ディスクを収容するものであるから、リセット検出部(3
7)が1つしかないと、基準となる位置を検出するために
は、最長でマガジン(3)を1回転させる必要があり、か
かる手間を省くために、リセット検出部(37)を6つ設け
たのである。尚、実施例では、リセット検出部(37)は6
つ設けられているが、6つ以上でも、6つ以下でもよい
のは言うまでもない。図5はマガジン(3)の側面断面図
である。ディスク収容空間(31)の底面には、上下に貫通
してディスクの下端部が嵌まる保持溝(39)が、マガジン
(3)の半径方向に延びて開設されている。ディスクはマ
ガジン(3)内に投入されたときに、保持溝(39)内に自重
で転がり落ち、下端部がマガジン(3)の下側に臨出す
る。ディスクがマガジン(3)に収容された状態では、デ
ィスクの周縁が保持溝(39)の両端に接し、マガジン(3)
内での姿勢が保たれる。
【0016】図8は、シャーシ(2)上に設けられたマガ
ジン回転機構(5)、及び投入排出部(4)と記録再生部
(7)との間でディスクを搬送する機構(1)を示す平面図
である。マガジン(3)の回転移行路外側に設けられたモ
ータ(M1)は、ベルト(54)と2つの2段歯車(50)(51)を
介して、マガジン(3)の環状歯面(35)に連繋し、フロン
トパネル(20)からの入力に応じて、マガジン(3)を回転
させる。マガジン(3)の第1リブ環(33)と第2リブ環(3
4)の回転移行路上で、ディスクの移行路側方には、夫々
一対のフォトカプラをマガジン(3)の半径方向に沿って
具えたセンサ手段(SE1)(SE2)が設けられ、マガジン
(3)の回転に伴って、センサ手段(SE2)はマガジン
(3)のリセット検出部(37)及び位置確認部(38a)を、セ
ンサ手段(SE1)は透窓(36)を夫々検出する。両センサ
手段(SE1)(SE2)は、ディスクの移行路から、ディス
ク収容空間(31)の1ピッチ分ずれて配置している。
【0017】マガジン(3)の透窓(36)は、ディスク収容
空間(31)と同じ数だけ等間隔に設けられているから、1
つの透窓(36)の通過を検出した後に、隣り合う透窓(36)
の通過を検出すると、ディスク収容空間(31)の1ピッチ
分だけマガジン(3)が回転したことが判る。フロントパ
ネル(20)から投入排出部(4)に対向するディスク収容空
間(31)の番号が入力されると、入力された番号に対応し
たディスク収容空間(31)のピッチ数だけマガジン(3)が
回転する。投入排出部(4)に対向したディスク収容空間
(31)の番号は、フロントパネル(20)に接続したプロセッ
サ(200)に記憶される。
【0018】停電後に電源を投入する場合、又は何らか
の原因でプロセッサ(200)の記憶内容が破壊された後に
通電する場合は、プロセッサ(200)には投入排出部(4)
に対向するディスク収容空間(31)の番号が記憶されてい
ないから、どのディスク収容空間(31)が投入排出部(4)
に対向しているか判らない。この場合、プロセッサ(20
0)は図9のフローチャートに示す動作を行なって、何れ
かのリセット検出部(37)を検出して、投入排出部(4)に
所定の識別番号のディスク収容空間(31)を対向させる。
まず、モータ(M1)に通電して、マガジン(3)を時計方
向に等速で回転させる(S1)。センサ手段(SE2)は、通
過する第2リブ環(34)の窓を検出するが、マガジン(3)
の回転後、所定時間内にて、最初に検出したリセット検
出部(37)又は位置確認部群(38)は無視する(S2、P1、
P2)。即ち、ステップP1、P2で、マガジン(3)回転当
初に位置確認部群(38)とセンサ手段(SE2)とが対向し
ていた場合に、センサ手段(SE2)から位置確認部群(3
8)を完全に脱出させる。この場合、次にステップS2に
てリセット検出部(37)を検出すれば、ステップP2から
ステップS3に移る。所定時間は後記する所定時間と同
じ値である。このように、最初に検出した窓を無視する
理由は、当初センサ手段(SE2)にリセット検出部(37)
又は位置確認部群(38)が対向した状態で、マガジン(3)
が停止していた場合があるからであり、リセット検出部
(37)の誤感知を避ける為である。
【0019】次に、センサ手段(SE2)が、リセット検
出部(37)か位置確認部群(38)の位置確認部(38a)を検出
すると(S3)、その時点から所定時間内に通過した窓の
数Nを数える(S4)。ここで所定時間は、最も位置確認
部(38a)の数が多い位置確認部群(38)の両端間距離M(図
24参照)がセンサ手段(SE2)を通過する時間t1に等し
く、またはそれ以上に設けられる。仮にこの所定時間が
時間t1より短いと、位置確認部群(38)を検出した場合
に、位置確認部(38a)の数が完全には、確認できないか
らである。 また、所定時間はリセット検出部(37)と最
もリセット検出部(37)寄りの位置確認部(38a)との距離
Lが、センサ手段(SE2)を通過する時間t2よりは短
い。この理由は、ステップS3に於いて検出するのは、
図24に示すX点に位置するリセット検出部(37)か、Y
点に位置する位置確認部(38a)である。仮に所定時間がt
2より長いと、センサ手段(SE2)が当初X点に位置する
リセット検出部(37)を検出した場合、所定時間内にY点
に位置する位置確認部(38)を検出してしまい、リセット
検出部(37)のみを検出することができないからである。
【0020】ステップS4にて、カウント数Nが1より
大きければ、所定時間内にセンサ手段(SE2)を通過し
たのは、リセット検出部(37)ではなくて、何れかの位置
確認部群(38)であるから、カウント数Nから、第2リブ
環(34)のどの位置に設けられた位置確認部群(38)かが判
る。カウント数Nが1より大きいことを検出した後に
(S5)、更にマガジン(3)を回転させ、センサ手段(SE
2)はリセット検出部(37)を検出する(S6)。先に検出し
た位置確認部群(38)から、検出したリセット検出部(37)
がどのディスク収容空間(31)に対応したリセット検出部
(37)かが判る。プロセッサ(200)はマガジン(3)を停止
し(S9)、前記の如く、センサ手段(SE2)はディスクの
移行路から、ディスク収容空間(31)が1ピッチずれた箇
所に位置しているから、この状態で投入排出部(4)に対
向したディスク収容空間(31)の番号が判る。プロセッサ
(200)は、該ディスク収容空間(31)の番号を記憶する。
【0021】ステップS5で、カウント数Nが1であれ
ば、リセット検出部(37)がセンサ手段(SE2)を通過し
たのであるから、ステップS7に移動して、次に通過す
る位置確認部群(38)を検出する。位置確認部群(38)の窓
の数をカウントすることで(S8)、センサ手段(SE2)が
検出したのは、どの位置の位置確認部群(38)であるかが
判り、次に検出するリセット検出部(37)でマガジン(3)
の回転を停止する(S6、S9)。このようにして、電源投
入後に、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(3
1)の番号が判った状態で、マガジン(3)が停止する。
【0022】(投入排出部)図6は投入排出部(4)の右側
面図、図10は、ブラケット(26)の支持板(27)の平面
図、図11は図10の正面図である。投入排出部(4)は
ブラケット(26)の支持板(27)の後端部に設けられた第1
ローラユニット(6)を具え、該第1ローラユニット(6)
の両側には、保持壁(49)(49)が立設されている。各保持
壁(49)の外側には、センサ基板(42)が取り付けられ、該
センサ基板(42)上には、保持壁(49)を透過して、ディス
クの通過を検出する6つのセンサ(SE3)〜(SE8)が設
けられている。6つのセンサは、4つのセンサ(SE3)
〜(SE6)が縦1列に配置し、残り2つのセンサ(SE7)
(SE8)が第1ローラユニット(6)より内側に配置す
る。このように多数のセンサを設けるのは、投入される
ディスクに直径12cmのものと、直径8cmのものがあ
り、かかる2種類のディスクの挿入を確実に検出する為
である。この詳細は、出願人が以前特開平6−1958
42号で開示している。
【0023】ブラケット(26)の各脚片(24)と保持壁(49)
との間には、帯状の飛出し防止部材(450)が張設されて
いる。前記の如く、マガジン(3)の外側には、脱出防止
環(300)が設けられているが、該脱出防止環(300)は、デ
ィスクを余裕のある状態で通過させる切欠き(310)を設
けているので、装置全体が傾いた時に、かかる切欠き(3
10)内に位置するブラケット(26)の前面から、ディスク
が飛び出す虞れがある。従って、飛出し防止部材(450)
によりマガジン(3)からのディスクの飛出しが完全に防
止されるとともに、ブラケット(26)の支持板(27)によ
り、マガジン(3)の上方向の抜けが防止される。
【0024】図11に於いて、第1ローラユニット(6)
は、一対のローラ(6a)(6b)から成り、両ローラ(6a)
(6b)のディスク挟持箇所は、ゴム層(66)で被覆されて
いる。右側のローラ(6b)はディスクの面に接する定位
置に保持され、上端部にギア(62)を具えている。左側の
ローラ(6a)の上端部及び下端部は、夫々ブラケット(2
6)の支持板(27)及びシャーシ(2)に対して、相手側ロー
ラ(6b)に接近離間可能に余裕のある状態に嵌まってい
る。支持板(27)上で、ローラ(6a)の近傍には、ネジリ
バネ(63)が設けられ、該ネジリバネ(63)によりローラ
(6a)は、相手側ローラ(6b)に付勢され、両ローラ(6
a)(6b)は接している。尚、第2ローラユニット(60)も
第1ローラユニット(6)と同様の機構であり、第3ロー
ラユニット(61)の右側のローラ(61b)の上端部にも、ギ
ア(62)が設けられている。
【0025】(ローラ回転機構)前記モータ(M3)は支持
板(27)の下面に取り付けられ、2つの中間歯車(64)(65)
を介して第2、第3ローラユニット(60)(61)の各ギア(6
2)に連繋する。モータ(M3)の回転により第2、第3ロ
ーラユニット(60)(61)は同一方向に回転する。第2ロー
ラユニット(60)のローラ(60b)のギア(62)は、支持板(2
7)上のギア列(67)を介して、第1ローラユニット(6)の
ローラ(6b)のギア(62)に噛合する。第1ローラユニッ
ト(6)と第2ローラユニット(60)は互いに逆方向に回転
する。即ち、第1ローラユニット(6)のローラ(6a)(6
b)がディスクをマガジン(3)内に引き込む方向に回転し
た時は、第2ローラユニット(60)のローラ(60a)(60b)
は、記録再生部(7)からマガジン(3)側へディスクを引
き込む方向に回転する。逆に、第1ローラユニット(6)
のローラ(6a)(6b)がディスクをマガジン(3)から排出
する方向に回転した時は、第2ローラユニット(60)のロ
ーラ(60a)(60b)は、マガジン(3)から記録再生部(7)側
へ、ディスクを排出する方向に回転する。
【0026】第3ローラユニット(61)のローラ(61a)(61
b)は、夫々支持板(27)上に枢支された保持片(68)(68)に
嵌まっており、両保持片(68)(68)は互いに接近する方向
にバネ付勢されている。第3ローラユニット(61)の右側
のローラ(61b)が嵌まっている保持片(68)は、前記中間
歯車(65)と同軸に枢支されており、ローラ(61b)は中間
歯車(65)の周面に沿って公転できる。モータ(M3)が回
転すると、ギア(62)及びギア列(67)を介して、3つのロ
ーラユニット(6)(60)(61)の全てが回転する。
【0027】(ディスク搬送機構)図8に示すディスク搬
送機構は、回転シャッタ(40)も回転させる。尚、説明の
便宜上、図8に於いては、マガジン(3)に被さるブラケ
ット(26)を省略している。シャーシ(2)上で、マガジン
(3)の内側に設けられたモータ(M2)は、2段歯車(16)
(16)を介して、ディスクの移行路の左側で、支持柱(21)
の切欠き(28)内に設けられた第1カムギア(10)に連繋す
る。第1カムギア(10)は、2つの中間ギア(17)(18)を介
して、投入排出部(4)の近傍に位置する第2カムギア(1
3)に連繋する。第1カムギア(10)の表面には第1カム溝
(11)が、裏面には第2カム溝(12)が夫々形成され、第2
カム溝(12)は、第1カムギア(10)に覆われ先端をディス
クの移行路側に向けた回動レバー(19)に係合する。第1
カム溝(11)は、マガジン(3)の内側で、前後移動可能に
設けられたチャックスライド(8)に係合し、該チャック
スライド(8)は後記するように、記録再生部(7)に係合
する。
【0028】シャーシ(2)上で、ディスクの移行路の下
方には、ディスクの搬送方向に沿って延びた保持プレー
ト(90)が立設され、該保持プレート(90)の左側面には、
駆動スライド(9)が、前後摺動自在に取り付けられてい
る。駆動スライド(9)は両端上部にラック面(92)(92)を
形成し(図12参照)、下端から前記回動レバー(19)の先
端部に係合する突片(93)を突設している。駆動スライド
(9)の後端部からは、押込み片(94)が側方に突出し、該
押込み片(94)の移行路上には、中間位置検出スイッチ
(SW2)が設けられている。回動レバー(19)の他端部の
回転移行路上には、蹴出し検出スイッチ(SW1)、待機
位置検出スイッチ(SW10)、引込み検出スイッチ(SW1
1)及び搬送完了検出スイッチ(SW3)が設けられ、各ス
イッチ(SW1)(SW10)(SW11)(SW3)は、駆動スライ
ド(9)の摺動位置検出に用いられる。
【0029】前記第2カムギア(13)の上面には第3カム
溝(14)が、下面には第4カム溝(15)が夫々形成され、第
4カム溝(15)には、シャーシ(2)上に枢支されたロック
レバー(52)が係合する。ロックレバー(52)は一方の端部
に突起(53)を上向きに突設し、該突起(53)が、前記マガ
ジン(3)の位置決め突起(32a)(32a)の間に嵌まって、マ
ガジン(3)の回転を規制する。ロックレバー(52)の他端
部の回転移行路上には、ロック検出スイッチ(SW5)と
ロック解除検出スイッチ(SW4)が互いに離間して設け
られている。第3カム溝(14)は、先端をフロントパネル
(20)側に向け、基端部が中間ギア(18)と同軸に枢支され
た中間レバー(43)に係合する。中間レバー(43)の先端部
には、ネジリバネ(44)が設けられ、該ネジリバネ(44)の
一端は、シャーシ(2)の後端部に左右に摺動可能に設け
られたシャッタ開閉スライド(45)に連繋する。中間レバ
ー(43)の回転移行路の上側には、スイッチ取付け板(48)
が設けられ、該スイッチ取付け板(48)の下面に、中間レ
バー(43)により押し込まれるシャッタ閉検出スイッチ
(SW6)とシャッタ開検出スイッチ(SW7)が設けられ、
両スイッチ(SW6)(SW7)により回転シャッタ(40)の開
閉状態を判断する。
【0030】図7(a)、(b)に示すように、前記回転シャ
ッタ(40)の下端部から突片(46)が突出し、シャッタ開閉
スライド(45)は該突片(46)を押圧して、回転シャッタ(4
0)を回転させる。回転シャッタ(40)とフロントパネル(2
0)の間には、前記ネジリバネ(44)よりも付勢力の弱い引
張バネ(47)が掛けられ、回転シャッタ(40)を閉じ方向に
付勢する。上記のように、シャッタ開閉スライド(45)
と、回転シャッタ(40)は剛体で連結されておらず、ネジ
リバネ(44)を介して、回転シャッタ(40)を開く。従っ
て、万一、回転シャッタ(40)にディスクが挟まった状態
で、シャッタ開閉スライド(45)がスライドして、回転シ
ャッタ(40)がディスクを噛み込んでも、ディスクにはネ
ジリバネ(44)の荷重が加わるだけで、ディスクを破損す
るには至らない。
【0031】図12、図13は、保持プレート(90)を左
側から見た図である。保持プレート(90)の前後端部に
は、マガジン(3)の側面を通って、ディスク収容空間(3
1)に侵入可能な蹴出し片(91)(91)の基端部が枢支(91a)
され、各蹴出し片(91)の周縁の一部には、駆動スライド
(9)のラック面(92)に噛合する歯面(95)が形成されてい
る。蹴出し片(91)はディスク収容空間(31)からディスク
を蹴り出すものであり、自由端に緩衝材であるゴム片
(図示せず)が取り付けられている。即ち、駆動スライド
(9)は蹴出し片(91)を駆動する蹴出し駆動機構(9a)を
構成する。各蹴出し片(91)は保持プレート(90)との間に
張架された引張バネ(96)により、自由端がマガジン(3)
のディスク収容空間(31)から脱出する方向に付勢され、
マガジン(3)にディスクを投入しない待機状態に於いて
は、図12(b)に示すように、投入排出部(4)側の蹴出
し片(91)は、先端がディスクの移行路から下方に外れて
いる。
【0032】一方、かかる待機状態に於いては、図12
(b)及び図18(b)に示すように、駆動スライド(9)が記
録再生部(7)側に引き込まれて、端部が待機位置検出ス
イッチ(SW10)を押し込んでいる。記録再生部(7)側の
蹴出し片(91)は、歯面(95)が駆動スライド(9)のラック
面(92)に押し込まれて、先端がマガジン(3)の周面を通
って、ディスク収容空間(31)に侵入する。この状態で、
投入排出部(4)からディスクを挿入すると、ディスクは
ディスク収容空間(31)の保持溝(39)から浮き上がり、周
縁が蹴出し片(91)の先端に当接した中途位置で、マガジ
ン(3)に収容される。また、ロックレバー(52)は突起(5
3)が位置決め環(32)に嵌まって、マガジン(3)の回転を
規制している。
【0033】(記録再生部)図14は、記録再生部(7)の
斜視図であり、図15は記録再生部(7)を破断して示し
た正面図である。記録再生部(7)は、シャーシ(2)上に
立設され、マガジン(3)から受け渡されたディスクを収
容する収容ケース(70)と、該収容ケース(70)の上端部に
枢支されて、収容ケース(70)内のディスクを回転自由に
クランプするピックアップ取付け体(71)を具える。ピッ
クアップ取付け体(71)には、周知の如く、ピックアップ
(図示せず)及びターンテーブル(72)が設けられている。
収容ケース(70)を挟んで、ピックアップ取付け体(71)の
反対側には、ターンテーブル(72)に嵌合する円板(74)を
具えたクランパ(73)が、収容ケース(70)の下端部に枢支
され、収容ケース(70)の側面には、クランパ(73)の上端
部が侵入可能な開口(75)が開設されている。
【0034】第3ローラユニット(61)と収容ケース(70)
の間には、ディスクの通過を検出するセンサ(SE9)及
びディスクが記録再生可能な位置に到達していることを
検出するセンサ(SE10)が設けられている(図17参
照)。第3ローラユニット(61)及び記録再生部(7)の下
方には、前記チャックスライド(8)が配置し、図14及
び図16に示すように、該チャックスライド(8)には、
ローラ開閉溝(80)、ローラ開閉面(83)、取付け体開閉溝
(81)(81)、クランパ開閉溝(82)が開設されている。チャ
ックスライド(8)の移行路上には、チャックスライド
(8)により押し込まれるクランプ完了スイッチ(SW9)
と、クランプ解除スイッチ(SW8)が設けられている。
第3ローラユニット(61)の一方のローラ(61a)の下端部
は、ローラ開閉溝(80)に嵌合し、他方のローラ(61b)の
下端部はローラ開閉面(83)に接する。ピックアップ取付
け体(71)の下端部は取付け体開閉溝(81)に、クランパ(7
3)はクランパ開閉溝(82)に夫々嵌合する。
【0035】前記の如く、チャックスライド(8)は第1
カムギア(10)の第1カム溝(11)に係合し、待機状態に於
いては、図16(a)に示すように、チャックスライド
(8)は投入排出部(4)寄りに位置して、クランプ完了ス
イッチ(SW9)を押し込み、第3ローラユニット(61)の
両ローラ(61a)(61b)は離間している。また、図15(a)
に示すように、クランパ(73)は円板(74)が収容ケース(7
0)の開口(75)を通って、収容ケース(70)内に侵入し、ピ
ックアップ取付け体(71)に合わさる。クランパ(73)の円
板(74)とピックアップ取付け体(71)のターンテーブル(7
2)が合わさり、ディスクDは円板(74)に中心部を軽く保
持されて回転でき、記録再生が可能となる。
【0036】チャックスライド(8)が記録再生部(7)に
向かって摺動すれば、図16(b)に示すように、第3ロ
ーラユニット(61)のローラ(61a)(61b)は、ローラ開閉溝
(80)及びローラ開閉面(83)に従って移動し、互いに当接
する。チャックスライド(8)はクランプ解除スイッチ
(SW8)を押し込み、図15(b)に示すように、ピックア
ップ取付け体(71)は収容ケース(70)から離間するように
回転する。クランパ(73)は枢支部を中心に回転し、円板
(74)が収容ケース(70)の側面から脱出する。尚、本実施
例に於けるピックアップ取付け体(71)とクランパ(73)を
合わせて、ディスクを回転自在に保持する機構は、出願
人が既に特開平6−195842号で開示したものと同
じものである。
【0037】(ディスク搬送動作 図8、図10、図1
2、図13、図18乃至図20参照)待機状態から、デ
ィスクを投入排出部(4)を通って、マガジン(3)内に挿
入するには、以下のように行なう。待機状態に於いて
は、第1カムギア(10)及び蹴出し片(91)は、図12(b)
及び図18(b)に示す位置にて待機して、ディスクの投
入に具える。まず、フロントパネル(20)を操作して、モ
ータ(M3)を回転させる。第1ローラユニット(6)の右
側のローラ(6b)が回転する。ディスクDを、回転シャ
ッタ(40)の開口(41)を通って、ローラ(6a)(6b)間に挟
持させると、ローラ(6b)とディスクの摩擦により、デ
ィスクDはマガジン(3)内部に引き込まれて、ディスク
収容空間(31)上を転動する。ディスクDは第1ローラユ
ニット(6)を通過後に、ディスクの周縁が蹴出し片(91)
の先端に当接する。投入排出部(4)のセンサ(SE3)〜
(SE6)により、ディスクの通過が検出され、所定時間
が経過すると、モータ(M2)が回転して、図18(c)に示
すように、第1カムギア(10)が時計方向に回転する。第
1カムギア(10)の第2カム溝(12)に沿って、回動レバー
(19)が回転し、駆動スライド(9)を投入排出部(4)側に
摺動させる。ロックレバー(52)、中間レバー(43)は回転
せず、マガジン(3)の回転は規制されたままである。
【0038】前記の如く、ディスクは自重で、ディスク
収容空間(31)の保持溝(39)内に転がり落ちようとする。
図12(b)に示す状態から、駆動スライド(9)の後方摺
動に従って、記録再生部(7)側の蹴出し片(91)は前記中
途位置から引張バネ(96)により、ディスクの移行路から
脱出するように回転する。蹴出し片(91)が回転すること
で、ディスクは投入された状態から、蹴出し片(91)に接
しながら、徐々に保持溝(39)内に落込み、ディスク収容
空間(31)に収納される。このようにしてディスクを、徐
々に保持溝(39)に落とし込むのは、以下の理由による。
仮にディスクが保持溝(39)内にそのまま転がり落ちる
と、ディスクと保持溝(39)の端縁との衝突により、衝撃
音が発生し、使用者に不快感や違和感を与える。この衝
撃音を緩和するために、ディスクがディスク収容空間(3
1)に挿入されると、まず蹴出し片(91)の先端とディスク
を当接させ、その後に、蹴出し片(91)を回転させて、デ
ィスクを徐々に保持溝(39)内に落とし込むのである。
【0039】図18(c)に示すように、駆動スライド
(9)が中間位置検出スイッチ(SW2)を押し込むと、モ
ータ(M2)が停止する。蹴出し片(91)は回転完了し、図
12(a)に示すように、ディスクの移行路から下方に脱
出している。この状態で、ディスクはディスク収容空間
(31)に入り込んでいる。センサ(SE7)(SE8)がONと
なって、ディスクが投入排出部(4)を通過したことが検
出されると、所定時間後に、プロセッサ(200)は第1、
第2ローラユニット(6)(60)を回転させていたモータ
(M3)を停止し、ディスク収容空間(31)にディスクが投
入されたことを記憶する。フロントパネル(20)を操作し
てから、ディスクがマガジン(3)に投入完了するまで、
第1、第2ローラユニット(6)(60)の各ローラは互いに
反対方向に回転し続ける。これにより、ディスク投入時
に、装置全体が投入排出部(4)側が高くなるように傾い
ていても、記録再生部(7)側の第2ローラユニット(60)
は、ディスク排出方向に回転しているから、マガジン
(3)の内面から飛出したディスクは第2ローラユニット
(60)によりマガジン(3)側に弾かれる。従って、ディス
クが誤って記録再生部(7)まで達する虞れはない。
【0040】(マガジン回転)マガジン(3)を回転させる
ときには、フロントパネル(20)から回転するディスク収
容空間(31)のピッチ数を入力する。モータ(M2)が回転
し、図19(a)に示すように、第2カムギア(13)の第3
カム溝(14)に沿って、中間レバー(43)が反時計方向に回
転する。中間レバー(43)は図7(b)に示すように、シャ
ッタ開閉スライド(45)を蹴り、回転シャッタ(40)を回転
させる。回転シャッタ(40)の開口(41)が閉じ、マガジン
(3)が回転中に、他のディスクがマガジン(3)に投入さ
れることを防ぐ。第2カムギア(13)は更に回転し、図1
9(b)に示すように、第4カム溝(15)に沿って、ロック
レバー(52)が時計方向に回転する。ロックレバー(52)の
突起(53)がマガジン(3)の位置決め環(32)から離れ、ロ
ックレバー(52)の他端部は、ロック解除検出スイッチ
(SW4)を押し込む。このスイッチ(SW4)からの信号に
より、モータ(M2)を停止後、モータ(M1)が回転し、マ
ガジン(3)が回転する。前記の如く、センサ手段(SE
1)は、通過する第1リブ環(33)の透窓(36)をカウント
し、所定のピッチ数だけカウントすると、モータ(M1)
の回転を停止し、マガジン(3)の回転を止める。モータ
(M2)は再び回転し、図19(c)に示すように、第2カム
ギア(13)の第4カム溝(15)に沿って、ロックレバー(52)
を回転させ、突起(53)と位置決め環(32)を係合させる。
投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(31)に、デ
ィスクが挿入されていれば、図19(c)の状態でモータ
(M2)を停止し、ディスクが挿入されていなければ、図
18(b)に示す待機状態に戻る。
【0041】(記録再生部への搬送 図8、図12、図
13、図18及び図20参照)記録再生部(7)に対向す
るディスク収容空間(31)内に、収納されたディスクを、
記録再生部(7)がチャックするまで搬送するには、以下
の動作を行なう。フロントパネル(20)を操作して、記録
再生をする旨の信号を入力する。モータ(M3)が回転
し、第2、第3ローラユニット(60)(61)の各ギア(62)が
ディスク引き込み方向に回転する。第1ローラユニット
(6)も回転するが、既にディスクから離れているから空
転するのみである。モータ(M2)が回転して、第1カム
ギア(10)が時計方向に回転し、図20(a)に示すよう
に、チャックスライド(8)は第1カム溝(11)に沿って、
記録再生部(7)に向けて摺動する。図16(b)に示すよ
うに、チャックスライド(8)はクランプ解除スイッチ
(SW8)を押し込み、チャックスライド(8)の摺動が確
認される。この状態で、前記の如く、第3ローラユニッ
ト(61)のローラ(61a)(61b)が当接し、両ローラ(61a)(61
b)が回転する。ピックアップ取付け体(71)と、クランパ
(73)は互いに離れる方向に回転し、ディスクを受け入れ
可能な状態に設定される。ロックレバー(52)の突起(53)
はマガジン(3)の位置決め環(32)に嵌合した状態を保
ち、マガジン(3)の回転を防ぐ。
【0042】更に第1カムギア(10)が時計方向に回転す
ると、第2カム溝(12)に沿って、図20(c)に示すよう
に、回動レバー(19)が時計方向に回転し、駆動スライド
(9)を後方に摺動させる。駆動スライド(9)の摺動によ
り、図13(b)に示すように、投入排出部(4)側の蹴出
し片(91)が引張バネ(96)に抗して回転し、先端がマガジ
ン(3)の周面を通って、ディスク収容空間(31)内に侵入
する。蹴出し片(91)はディスク収容空間(31)内のディス
クを記録再生部(7)に向けて蹴り出す。第2、第3ロー
ラユニット(60)(61)が回転しているので、ディスクは記
録再生部(7)に向けて引き込まれる(図17参照)。
【0043】回動レバー(19)が搬送完了検出スイッチ
(SW3)を押し込み、センサ(SE9)(SE10)により、デ
ィスクDが記録再生部(7)に引き渡されたことが確認さ
れると、モータ(M2)が反転し、第1カムギア(10)が反
時計方向に回転する。モータ(M2)を反転させること
で、第1カムギア(10)を再び待機状態方向に戻し、ピッ
クアップ取付け体(71)とクランパ(73)とで、ディスクを
チャックする。図20(a)に示すように、回動レバー(1
9)が反時計方向に回転し、駆動スライド(9)を記録再生
部(7)に向けて押す。投入排出部(4)側の蹴出し片(91)
は、駆動スライド(9)との噛合が外れて、ディスクの移
行路から脱出する(図12(a)参照)。
【0044】次に図19(c)に示すように、チャックス
ライド(8)が投入排出部(4)に向けて引き込まれる。取
付け体開閉溝(81)とクランパ開閉溝(82)に夫々係合した
ピックアップ取付け体(71)とクランパ(73)が互いに接近
して、ディスクの中心部を保持するとともに、両ローラ
(61a)(61b)が離間する(図15(a)、図16(a)参照)。チ
ャックスライド(8)がクランプ完了スイッチ(SW9)を
押し込むと、モータ(M2)(M3)が停止し、第1カムギア
(10)及び第2、第3ローラユニット(60)(61)の回転が停
止する。第1カムギア(10)は、図19(c)に示す位置に
て停止する。ディスクの後端部は、ローラ(61a)(61b)間
に位置するが、両ローラ(61a)(61b)が離間しているの
で、ディスクは回転できる。この状態で記録再生が行な
われるが、ピックアップ取付け体(71)とクランパ(73)が
合わさった後の記録再生動作については、公知であり、
説明は省略する。
【0045】(記録再生部からのディスク取出し)記録再
生部(7)に装填されたディスクを、投入排出部(4)から
取り出す動作手順を、以下に示す。まず、フロントパネ
ル(20)からディスクを取り出すべき旨の信号が入力され
ると、図19(c)に示す位置からモータ(M2)(M3)が回
転して、記録再生部(7)がディスクをチャックした状態
から、図20(a)に示すように、チャックスライド(8)
が記録再生部(7)に向かって摺動する。ピックアップ取
付け体(71)とクランパ(73)が開いて、ディスクのチャッ
クを解除するとともに、第3ローラユニット(61)のロー
ラ(61a)(61b)を当接させる。図16(b)に示すように、
チャックスライド(8)がクランプ解除スイッチ(SW8)
を押し込み、チャックスライド(8)が摺動完了したこと
が検出される。ディスクDはローラ(61a)(61b)に挟持さ
れて、ローラ(61b)の回転により、マガジン(3)に向け
て引き込まれる。
【0046】第1カムギア(10)の時計方向の回転によ
り、駆動スライド(9)は投入排出部(4)に向かって摺動
する。図20(b)に示すように、回動レバー(19)が引込
み検出スイッチ(SW11)を押し込み、モータ(M2)が一
旦停止する。この位置で、蹴出し片(91)は、図13(a)
に示すように、マガジン(3)内に挿入されたディスクD
の周縁に当接可能な位置に達する。センサ(SE9)がデ
ィスクDの通過を検出すれば、モータ(M2)が反転し、
第1カムギア(10)の反時計方向の回転により、回動レバ
ー(19)を介して、駆動スライド(9)が記録再生部(7)に
向かって摺動する。図12(a)に示すように、ディスク
は蹴出し片(91)のディスク移行路脱出方向の回転に従っ
て、ディスク収容空間(31)に徐々に挿入される。ディス
クがマガジン(3)に収容された後は、モータ(M2)の更
なる回転により、第1カムギア(10)が反時計方向に回転
し、チャックスライド(8)を投入排出部(4)側に引き込
んだ後に(図19(c)参照)、図18(c)に示すように、中
間レバー(43)が回転して、シャッタ開閉スライド(45)を
左側に摺動させて、回転シャッタ(40)を開く。
【0047】その後、図12(c)及び図18(a)に示すよ
うに、更に駆動スライド(9)が記録再生部(7)側に摺動
して、記録再生部(7)側の蹴出し片(91)を回転させて、
ディスクを投入排出部(4)に向けて蹴り出す。モータ
(M3)は反転して、第1ローラユニット(6)をディスク
排出方向に回転させ、ディスクは第1ローラユニット
(6)のローラ(6a)(6b)に挟持されて、投入排出部(4)
を通って、装置の外部に排出される。回動レバー(19)が
蹴出し検出スイッチ(SW1)を押し込むと、モータ(M2)
が停止する。センサ(SE3)〜(SE6)によりディスクが
取り出されたことが検出されると、モータ(M2)が反転
して、回動レバー(19)を時計方向に回転させる。図18
(b)に示すように、回動レバー(19)が待機位置検出スイ
ッチ(SW10)を押し込むと、モータ(M2)が停止し、待
機状態に戻る。
【0048】本実施例に於いては、ディスクDの蹴出し
片(91)と、シャッタ開閉スライド(45)と、マガジン(3)
のロックレバー(52)と、チャックスライド(8)は、第
1、第2カムギア(10)(13)を介して、単一のモータ(M
2)で駆動される。以前出願人が開示した構成に於いて
は、シャッタの開閉と、ディスクの蹴出し、マガジン
(3)のロックは、別個のモータを用いて駆動していたの
で、従来の構成よりも、モータの数を減らすことがで
き、部品点数の削減及びモータを制御する回路の簡略化
ができる。また、マガジン(3)の外側に設けられたロー
ラユニット(6)と、マガジン(3)の内側に設けられたロ
ーラユニット(60)は、ギア列(67)に連繋されて、互いに
逆方向に回転する。従って、ディスク投入時に、装置全
体が投入排出部(4)側が高くなるように傾いていても、
記録再生部(7)側のローラユニット(60)は、ディスク排
出方向に回転しているから、ディスク収容空間(31)から
マガジン(3)の中空部に飛び出したディスクはローラユ
ニット(60)により弾かれる。従って、ディスクが誤っ
て、ディスク収容空間(31)から外れて、マガジン(3)の
中空部に転がり落ちる虞れを防げる。
【0049】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の概略図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】マガジンを上下逆にして示した斜視図である。
【図5】マガジンとセンサ手段の位置関係を示す断面図
である。
【図6】回転シャッタと、投入排出部と、マガジンの位
置関係を示す右側面図である。
【図7】(a)は回転シャッタが開いた状態、(b)は回転シ
ャッタが閉じた状態を夫々示す平面図である。
【図8】マガジン回転機構、及び投入排出部と記録再生
部との間でディスクを搬送する機構を示す平面図であ
る。
【図9】電源投入時のプロセッサとセンサ手段の動作を
示すフローチャートである。
【図10】ローラ回転機構を示す平面図である。
【図11】同上の正面図である。
【図12】(a)はディスク収容空間にディスクが挿入さ
れた状態を示す側面断面図、(b)は同上の待機状態を示
す図、(c)は同上のディスクを投入排出部に向かって蹴
り出す状態を示す図である。
【図13】(a)は記録再生部側から投入されたディスク
を蹴出し片が支持している状態を示す側面断面図、(b)
は同上の記録再生部に向けてディスクを蹴り出す状態を
示す図である。
【図14】記録再生部の斜視図である。
【図15】(a)はクランパとピックアップ取付け体が合
わさった状態を示す断面図、(b)は同上のクランパとピ
ックアップ取付け体が離れた状態の図である。
【図16】(a)はチャックスライドが投入排出部側に摺
動した状態を示す平面図、(b)は同上のチャックスライ
ドが記録再生部側に摺動した状態を示す図である。
【図17】マガジンと第2、第3ローラユニット、収納
ケースの位置関係を示す左側面図である。
【図18】ディスク搬送機構の動作を示す平面図であ
る。
【図19】ディスク搬送機構の動作を示す平面図であ
る。
【図20】ディスク搬送機構の動作を示す平面図であ
る。
【図21】従来のディスク記録再生装置を示す平面図で
ある。
【図22】同上の斜視図である。
【図23】従来のディスク記録再生装置に於ける蹴出し
部材とマガジンの関係を示す断面図である。
【図24】マガジンのリセット検出部と位置確認部群の
位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
(2) シャーシ (3) マガジン (6) 第1ローラユニット (7) 記録再生部 (8) チャックスライド (10) 第1カムギア (13) 第2カムギア (40) 回転シャッタ (60) 第2ローラユニット (67) ギア列

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(2)上に回転自在に設けられ、
    複数枚のディスクを立てた状態で放射状に収納するマガ
    ジン(3)と、マガジン(3)の回転規制と解放を切り換え
    るマガジンロック機構と、マガジン(3)の内側に配置さ
    れ、マガジン(3)から取り出された所望のディスクをチ
    ャックする記録再生部(7)と、マガジン(3)の外側でデ
    ィスクの移行路上に開閉自在に設けられた回転シャッタ
    (40)と、回転シャッタ(40)と記録再生部(7)の間に設け
    られ、マガジン(3)内のディスクを回転シャッタ(40)又
    は記録再生部(7)の何れかに向けて蹴り出すディスク蹴
    出し機構と、回転シャッタ(40)を作動するシャッタ開閉
    機構を具えたディスク記録再生装置に於いて、 記録再生部(7)のチャック動作を制御するチャックスラ
    イド(8)を設け、該チャックスライド(8)と前記ディス
    ク蹴出し機構は、シャーシ(2)上の第1カムギア(10)に
    より駆動され、シャッタ開閉機構と、マガジンロック機
    構と、第1カムギア(10)に連繋した第2カムギア(13)に
    より連繋され、両カムギア(10)(13)は共通した1つのモ
    ータ(M2)で回転駆動されることを特徴とするディスク
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 シャーシ(2)上に回転自在に設けられ、
    複数枚のディスクを立てた状態で放射状に収納する二重
    筒状のマガジン(3)と、マガジン(3)の内側に配置さ
    れ、マガジン(3)から取り出された所望のディスクをチ
    ャックする記録再生部(7)と、マガジン(3)の外側でデ
    ィスクの移行路上に開閉自在に設けられた回転シャッタ
    (40)と、回転シャッタ(40)と記録再生部(7)の間に設け
    られ、マガジン(3)内のディスクを回転シャッタ(40)又
    は記録再生部(7)の何れかに向けて蹴り出すディスク蹴
    出し機構と、回転シャッタ(40)とマガジン(3)の間及び
    マガジン(3)と記録再生部(7)との間に夫々設けられ、
    ディスク蹴出し機構によりマガジン(3)内から蹴り出さ
    れたディスクを挟持搬送するローラユニット(6)(60)を
    具えたディスク記録再生装置に於いて、 両ローラユニット(6)(60)は、ギア列(67)により連繋さ
    れて、回転方向が互いに逆になるように設定されたこと
    を特徴とするディスク記録再生装置。
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