JP3005421B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3005421B2
JP3005421B2 JP6130730A JP13073094A JP3005421B2 JP 3005421 B2 JP3005421 B2 JP 3005421B2 JP 6130730 A JP6130730 A JP 6130730A JP 13073094 A JP13073094 A JP 13073094A JP 3005421 B2 JP3005421 B2 JP 3005421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを複数格納
し、必要なディスクを選択して、信号を記録又は再生す
るディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクをマガジンに収容し、マガジン
からディスクを取り出して、再生するため、図26及び
図27に示すものが提案されている(特開平4−572
48号参照)。該装置は、中心部を軸として回動自在に
設けられたマガジン(610)と、マガジン(610)からディス
クDを取り出すディスク取出し部(620)と、2つのディ
スク再生部(630)(630)を具え、マガジン(610)内に複数
のディスクDを略垂直に立てて、放射状かつ等間隔に収
納している。
【0003】ディスク取出し部(620)には、マガジン(61
0)内のディスクを外側の取出し部(620)に蹴り出す蹴出
しアーム(621)が垂直面内で回動可能に配備され、各デ
ィスク再生部(630)には、ディスクをマガジン(610)から
再生部(630)へ蹴り出す蹴出しアーム(631)と、該再生部
(630)からマガジン(610)に蹴り込む蹴込みアーム(632)
とが、夫々垂直面内で回動可能に配備されている。
【0004】ディスクDを演奏するときには、ディスク
取出し部(620)の外側から、ディスクDをマガジン(610)
に挿入する。マガジン(610)が回転して、ディスクDが
何れかのディスク再生部(630)に対向すると、蹴出しア
ーム(631)がディスクDをディスク再生部(630)に向けて
蹴り出す。このようにして、ディスクDはディスク再生
部(630)に装着される。ディスク再生部(630)からディス
クDを取り出すときには、蹴込みアーム(632)がディス
クDをマガジン(610)に蹴り込む。マガジン(610)が回転
して、ディスクDがディスク取出し部(620)に対向する
と、蹴出しアーム(621)がディスクDをマガジン(610)か
ら外向きに蹴り出す。
【0005】また、図28に示すものも知られている
(特開平1−224971号参照)。これは、メインシャ
ーシ(700)上に、回転中心部に筒部(720)を有し、外周に
多数のディスクDを収容するマガジン(710)を回転自在
に設け、筒部(720)内部にディスクDを再生できる2つ
の再生部(730)(730)を互いに対向させて設ける。マガジ
ン(710)の回転移行路外側には、ディスクDを投入し又
は排出する2つの投入排出部(740)(740)が設けられてい
る。各再生部(730)には、ディスクDが搬入される開口
(750)がマガジン(710)の回転中心からずれて設けられ、
ディスクDが保持されるマガジン(710)の保持溝(760)
は、開口(750)と投入排出部(740)を結ぶ線上に位置して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した2つのディス
ク再生装置は、何れもディスクをむき出し状態で、マガ
ジンに収納するものである。ところが、取扱時における
ディスク保護の為に、ディスクをカートリッジに収納
し、カートリッジのシャッタを開いて記録再生するもの
が、近年提案されている。かかるカートリッジに収納さ
れたディスクを記録再生するには、従来の装置とは異な
り、ディスクの蹴り込み或いは蹴り出しにより、ディス
クの転動を利用して移動させることはできず、カートリ
ッジを滑らせながら搬送する機構が必要となる。またカ
ートリッジの誤挿入を防ぐ必要もある。本発明は、カー
トリッジを複数枚収納できるオートチェンジャ機構を有
するディスク記録再生装置に於いて、カートリッジをス
ムーズに出し入れでき、かつカートリッジの搬送を簡素
な機構で行なうことを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録再生装置は、
ディスクを収納したカートリッジ(6)を放射状に収納可
能なマガジン(3)を具え、装置外側から挿入されたカー
トリッジ(6)の通過を許す投入排出部(4)をマガジン
(3)の回転移行路外側に、ディスクを記録再生する記録
再生部(7)をマガジン(3)の回転移行路の内側に夫々具
える。記録再生部(7)と投入排出部(4)とマガジン(3)
の回転中心は、略一直線上になるように配備され、記録
再生部(7)と投入排出部(4)の間に、カートリッジ(6)
の端面を押すピン(83)(84)を設け、カートリッジ(6)が
挿入された姿勢を保ちながら、カートリッジ(6)を運ぶ
搬送機構を具える。搬送機構は、記録再生部(7)と投入
排出部(4)の間を往復移動し、カートリッジ(6)の挿脱
方向の両端面を押す2つのピン(83)(84)を設けた単一の
搬送スライド(81)を具え、両ピン(83)(84)は、カートリ
ッジ(6)の記録再生部(7)とマガジン(3)の間の移行を
妨げず、かつカートリッジ(6)の投入排出部(4)とマガ
ジン(3)の間の移行を妨げないように、搬送路を変える
べく夫々カム溝(21)(22)に嵌合している。マガジン(3)
の回転移行路近傍には、マガジン(3)に嵌合してマガジ
ン(3)の回転を規制するロックスライド(140)が設けら
れ、投入排出部(4)にはカートリッジ(6)の誤挿入を防
ぐ防御スライド(44)がカートリッジ(6)の移行路上に出
没自在に設けられる。該防御スライド(44)の摺動とロッ
クスライド(140)の摺動は1つのカムギア(112)で行なわ
れる。マガジン(3)上にはサブシャーシ(2)が被さり、
該サブシャーシ(2)はカートリッジ(6)がマガジン(3)
に収納された状態で、カートリッジ(6)の端面に接近す
るように、配備する周壁(23)を具えている。
【0008】
【作用】カートリッジ(6)を挿入可能な状態では、搬送
スライド(81)のピン(83)は、カートリッジ(6)の移行路
から外れている。カートリッジ(6)を投入排出部(4)に
正しい姿勢で挿入すると、カートリッジ(6)は防御スラ
イド(44)に妨げられることなく進行し、カム溝(21)に連
繋した搬送スライド(81)のピン(83)はカートリッジ(6)
の端面に接して、カートリッジ(6)が挿入された姿勢を
保ちながら、マガジン(3)に向かって搬送する。カート
リッジ(6)がマガジン(3)に収納された状態では、サブ
シャーシ(2)の周壁(23)は、カートリッジ(6)の端面の
近傍に位置する。マガジン(3)を回転させるときには、
防御スライド(44)を操作するカムギア(112)が回転し、
マガジン(3)とロックスライド(140)の嵌合を外す。カ
ートリッジ(6)が、更にマガジン(3)から記録再生部
(7)に移行するときには、カム溝(22)に連繋した搬送ス
ライド(81)のピン(84)は、カートリッジ(6)の移行路か
らずれて、カートリッジ(6)の前方への移行を妨げな
い。
【0009】
【発明の効果】本発明では、以下のような効果がある。 1、記録再生部(7)と投入排出部(4)とマガジン(3)の
回転中心は略一直線上に設けられ、かつカートリッジ
(6)は挿入された姿勢を保ちながら移行するので、カー
トリッジ(6)は、記録再生部(7)と投入排出部(4)の間
を素速く移行できる。 2、カートリッジ(6)の移行は、記録再生部(7)と投入
排出部(4)の間に設けられた搬送スライド(81)により行
なわれ、搬送スライド(81)のピン(83)(84)は夫々カム溝
(21)(22)に嵌合して、カートリッジ(6)の移行を妨げな
いように、移行路からずれる。従って、簡素な機構にて
カートリッジ(6)をスムーズに搬送することができる。 3、マガジン(3)の回転を規制するロックスライド(14
0)と、カートリッジ(6)の移行路に出没自在に設けら
れ、カートリッジ(6)の誤挿入を防ぐ防御スライド(44)
は、1つのカムギア(112)で行なわれるので、両スライ
ド(140)(44)を操作する機構が簡素になる。また、1つ
のカムギア(112)で、カートリッジ(6)を挿入途中にマ
ガジン(3)を回転規制し、カートリッジ(6)がマガジン
(3)に挿入されてから、マガジン(3)の回転を許すの
で、マガジン(3)の回転切換えタイミングに誤動作を生
じる虞れがない。 4、カートリッジ(6)がマガジン(3)に収納された状態
で、カートリッジ(6)の端面は、サブシャーシ(2)の周
壁(23)に接近している。従って、マガジン(3)が高速で
回転しても、カートリッジ(6)がマガジン(3)から飛出
すことを防げる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。尚、カートリッジ(6)は挿入時に、装置の
後方から前方に向かって移行するとする。図1乃至図3
に示すように、ディスク記録再生装置は、メインシャー
シ(1)の中央部から突出した円筒(10)に、カートリッジ
(6)を収容するマガジン(3)を回転自在に嵌め、マガジ
ン(3)の回転移行路の外側下方を大円筒(15)で覆う。大
円筒(15)の外側に、ディスク(60)を収納したカートリッ
ジ(6)が挿入可能な投入排出部(4)を設ける。円筒(10)
の内側は、設置室(16)を形成し、設置室(16)内に、ディ
スク(60)を記録再生する記録再生部(7)を設ける。
【0011】投入排出部(4)と記録再生部(7)と円筒(1
0)の中心は、略同一線上に位置する。投入排出部(4)と
マガジン(3)の間、及びマガジン(3)と記録再生部(7)
の間には、夫々カートリッジ(6)を挟持する一対のロー
ラ(9)(90)、(91)(92)が立設される。大円筒(15)には、
大円筒(15)と同径の周壁(23)を有するサブシャーシ(2)
が被さり、大円筒(15)とサブシャーシ(2)の投入排出部
(4)に対向する箇所には、カートリッジ(6)が通過でき
るように、開口(24)が形成されている。マガジン(3)が
カートリッジ(6)を収納した状態では、カートリッジ
(6)の端面は、大円筒(15)と周壁(23)の内側面に接近し
ている。
【0012】装置の前面には、各種操作釦を具えたフロ
ントパネル(5)が取り付けられる。フロントパネル(5)
には、投入排出部(4)に一致する開口(50)が開設され、
該開口(50)の側方に、カートリッジ(6)を挿入するとき
に操作する電源釦(51)が設けられている。フロントパネ
ル(5)には、開口(50)を覆い開閉自在なシャッタが設け
られているが、記載を省略する。マガジン(3)には、カ
ートリッジ(6)の下端部を覆う複数の仕切りリブ(30)(3
0)が放射状に設けられ、各仕切りリブ(30)間に、カート
リッジ(6)を挿入できる。マガジン(3)の回転中心に対
する仕切りリブ(30)間1ピッチの角度aは、約7.5度で
あり、マガジン(3)内には48枚のカートリッジ(6)が
挿入できる。図3に示す如く、メインシャーシ(1)上面
には、複数のタイヤ(11)が取り付けられ、マガジン(3)
はタイヤ(11)により、メインシャーシ(1)に設けられた
環溝(図示せず)上を回転摺動する。マガジン(3)の下面
には、マガジン(3)の半径方向に向けて、凸部(31a)と
凹部(31b)を交互に配置した位置決め環(31)が設けられ
ている。
【0013】マガジン(3)に挿入されるカートリッジ
(6)は、図9に示すように、長方形であって、内部に磁
気記録再生可能なディスク(60)を収納している。カート
リッジ(6)の一方の面には挿入印(62)が付され、カート
リッジ(6)の互いに平行な一組の辺の一端側には、挿入
印(62)が付された面に寄せて、夫々スリット溝(63)(64)
が開設されている。スリット溝(63)(64)が開設された両
辺間距離Lは、他の一対の辺間距離Hよりも僅かに大き
く、具体的には、距離Lが72mm、距離Hは68mmであ
る。一方のスリット溝(63)の側部には、窓孔(65)が開設
され、該窓孔(65)は、カートリッジ(6)面に接して摺動
自在に設けられたシャッタ(61)により覆われる。シャッ
タ(61)がスライドすれば、カートリッジ(6)に収納され
たディスク(60)が露出する。
【0014】図4に示すように、マガジン(3)の下面に
設けた位置決め環(31)の内周には、歯先を内側に向け
て、環状のギア部(32)が設けられ、該ギア部(32)はメイ
ンシャーシ(1)上に設けられた歯車列(101)の下流側の
ギア(104)に噛合する。歯車列(101)の上流側の歯車(10
2)はベルト(103)を介して、モータ(100)に連繋し、モー
タ(100)の回転は、歯車列(101)を介して、マガジン(3)
に伝わる。歯車列(101)の下流側の歯車(104)には、2つ
の孔(105)が回転中心を挟んで対称に開設され、歯車(10
4)の回転移行路上には、光センサ(106)が歯車(104)の周
縁部を挟むように設けられている(図5参照)。歯車(10
4)が半回転すると、マガジン(3)は仕切りリブ(30)の1
ピッチ分を回転する。従って、光センサ(106)は歯車(10
4)の半回転毎にONになり、マガジン(3)の1ピッチ回
転を検出する。
【0015】マガジン(3)の位置決め環(31)の凹部(31
b)には、メインシャーシ(1)上をマガジン(3)の半径方
向に摺動するロックスライド(140)上面の突起(141)が対
向する。ロックスライド(140)の先端部は、検出スイッ
チ(142)に対向し、他端部はマガジン(3)の回転移行路
の外側に設けられた第1カムギア(112)のカム溝(113)に
嵌合する。第1カムギア(112)は、図6に示すように、
回転中心を挟んで扇形の切欠き(114)(114)を対称に設け
た第2カム(116)のギア部(116a)に噛合する。第2カム
(116)は圧縮バネ(115)により反時計方向に付勢され、切
欠き(114)(114)の内側には、メインシャーシ(1)から夫
々ストッパ(12)(13)が突出する。第1カムギア(112)
は、ギア列(111)を介して、モータ(110)に噛合し、モー
タ(110)の回転に連動して、ロックスライド(140)は摺動
する。待機状態では、突起(141)が位置決め環(31)の凹
部(31b)に嵌合して、マガジン(3)が回転規制され、検
出スイッチ(142)が押込まれてONになる。
【0016】(投入排出部)投入排出部(4)は、メインシ
ャーシ(1)上に取り付けられたホルダ(40)を具え、ホル
ダ(40)上面からは、サブシャーシ(2)に向かって一対の
ガイド片(41)(41)が突出する。各ガイド片(41)はカート
リッジ進行方向に対し平行な支持壁(41b)と、支持壁(41
b)の後端から後面に向かって広がる案内壁(41a)を一体
に形成し、サブシャーシ(2)下面からは、図1に示すよ
うに、両ガイド片(41)(41)に対向して、ガイド片(41)と
同一形状の一対の突片(20)(20)が突出する。突片(20)(2
0)及びガイド片(41)(41)の間隔は、カートリッジ(6)の
厚みより僅かに広く、ホルダ(40)上面からサブシャーシ
(2)の下面までの高さは、カートリッジ(6)の上下長さ
Lに略等しい。カートリッジ(6)は突片(20)(20)、ガイ
ド片(41)(41)間を通って、マガジン(3)とフロントパネ
ル(5)の開口(50)を移動する。
【0017】図6及び図7に示すように、ホルダ(40)は
第2カム(116)を覆い、第1カムギア(112)の回転中心軸
に一端部を支持される。ホルダ(40)の裏面には、検知ス
イッチ(42)が設けられ、該検知スイッチ(42)は、第1カ
ムギア(112)の上面から互いに離れて突出した2つの突
起(117)(118)により切換えられる。ホルダ(40)上で、ガ
イド片(41)(41)の内側からは、互いに離れた2つの側壁
(43)(43)が下方に突出し、両側壁(43)(43)の間には、メ
インシャーシ(1)から壁(14)が立設する。左側の側壁(4
3)と壁(14)の間には防御スライド(44)が、右側の側壁(4
3)と壁(14)の間には挿入検出スライド(45)が、夫々壁(1
4)に沿って摺動自在に設けられている。
【0018】防御スライド(44)は、ホルダ(40)の裏面と
の間に設けられた圧縮バネ(46)により下方に付勢され
る。第2カム(116)の上面から突出した突起(119)は、防
御スライド(44)の下端部を押し上げ、防御スライド(44)
の先端部がホルダ(40)上面から突出する。挿入検出スラ
イド(45)の下端部は、挿入検出スイッチ(47)の接片(47
a)に当接し、上端部がホルダ(40)から突出する。図16
(a)に示すように、防御スライド(44)及び挿入検出スラ
イド(45)のホルダ(40)からの突出高さは、スリット溝(6
4)の深さより小さく、両スライド(44)(45)の端縁間のカ
ートリッジ進行方向に沿った距離Mは、スリット溝(64)
の長さJより短い。
【0019】(ローラ駆動機構)図10に示すように、投
入排出部(4)側の一対のローラ(9)(90)の中心部には、
回転支軸(93)が貫通し、右側のローラ(90)の下端部に
は、ギア(94)が取り付けられている。回転支軸(93)の上
端部はサブシャーシ(2)に枢支され、ギア(94)を貫通し
た下端部はメインシャーシ(1)に夫々枢支され、ローラ
(9)(90)はカートリッジ(6)を挟持可能な高さに設けら
れる。サブシャーシ(2)上及びメインシャーシ(1)裏側
には、左側のローラ(9)に対応する位置に、図11に示
すように、夫々右側が開口した案内溝(97)を設けた支持
板(95)が取り付けられ、案内溝(97)にはローラ(9)に嵌
められた回転支軸(93)の両端部が枢支されている。軸(9
3)は案内溝(97)に沿って、摺動自在であり、回転支軸(9
3)の両端部は、支持板(95)上に設けられたネジリバネ(9
6)によって、右側のローラ(90)に向かって付勢されてい
る。待機状態のとき両ローラ(9)(90)間隔は、カートリ
ッジ(6)の厚みより狭い。
【0020】図12に示すように、記録再生部(7)側の
ローラ(91)(92)に於いては、左側のローラ(91)が、ロー
ラ(90)と同様に、両端部を両シャーシ(1)(2)に枢支さ
れ、右側のローラ(92)がローラ(9)と同様に支持板(95)
(95)に両端部を枢支される。図2に示すように、設置室
(16)内で、記録再生部(7)の側方には、モータ(120)が
設けられ、モータ(120)からの動力は、ベルト(122)を介
して、ギア列(121)に伝達される。ギア列(121)の下流端
のギアは、2つのギア(123)(124)に噛合し、一方のギア
(123)はローラ(90)に、他方のギア(124)はローラ(91)に
夫々噛合する。従って、モータ(120)が回転すれば、ロ
ーラ(90)、(91)が回転する。
【0021】(記録再生部)記録再生部(7)とローラ(91)
(92)の間には、光センサ(73)が設けられる。光センサ(7
3)は発光部(74)と受光部(75)をカートリッジ(6)の移行
路を挟むように設け(図25(a)参照)、カートリッジ
(6)が発光部(74)と受光部(75)の間を通過すると、受光
部(75)に入射する光が遮られ、カートリッジ(6)の通過
が検出される。図3に示すように、記録再生部(7)のメ
カシャーシ(70)には、上下に摺動可能なピックアップ(7
1)とピックアップ(71)に連動する記録ヘッド(72)が設け
られている。記録再生部(7)に搬送されたカートリッジ
(6)は、メカシャーシ(70)に固定された後、シャッタ開
閉機構(図示せず)により、シャッタ(61)が開き、この状
態で記録再生ができる。
【0022】(カートリッジ搬送機構)投入排出部(4)
から、ローラ(9)(90)によりマガジン(3)に挿入された
カートリッジ(6)は、以下に示すカートリッジ搬送機構
により、マガジン(3)内の収容位置に押込まれる。マガ
ジン(3)内のカートリッジ(6)を記録再生部(7)側のロ
ーラ(91)(92)に運ぶ際も、該カートリッジ搬送機構を用
いる。図13乃至図15に示すように、サブシャーシ
(2)上面には、前後に2つのカム溝(21)(22)が開設され
ている。後方のカム溝(21)は、カートリッジ進行方向に
略平行な長溝(21b)と、該長溝(21b)の後端から右斜
めに伸びた傾斜溝(21a)を一体に形成している。前方
のカム溝(22)は、カートリッジ進行方向に略平行な長溝
(22a)と長溝(22a)の前端から左斜めに伸びた傾斜溝(22
b)を一体に形成している。
【0023】サブシャーシ(2)上には、搬送スライド(8
1)が、両カム溝(21)(22)の後端部に被さって、カートリ
ッジ(6)進行方向に対し斜めに摺動自在に設けられ、搬
送スライド(81)から下方に突出したピン(83)(84)の小径
部が、夫々カム溝(21)(22)に嵌合する。図14に示すよ
うに、ピン(83)(84)間隔は、カートリッジ(6)の長さH
に略等しく、ピン(84)は下端部が、カートリッジ(6)の
上端部に接するように設けられている。搬送スライド(8
1)の後端部及び前端部からは、夫々突片(85)(86)が左側
に突出し、サブシャーシ(2)上の突片(85)(86)の摺動路
上には、検知スイッチ(87)が設けられている。搬送スラ
イド(81)のピン(83)(84)がカム溝(21)(22)の後端に接し
ている待機状態では、突片(86)が検知スイッチ(87)を押
込み、搬送スライド(81)がカム溝(21)(22)に沿って摺動
し、カム溝(21)(22)の前端に接したときには、図15
(b)に示すように、突片(85)が検知スイッチ(87)を押込
む。
【0024】搬送スライド(81)の中央部上面からは、突
起(82)が突出し、該突起(82)は搬送スライド(81)に被さ
る駆動スライド(8)に嵌合する。駆動スライド(8)は前
後方向に対し、斜めの方向に向かって摺動自在に設けら
れ、駆動スライド(8)の後端部に形成されたラック歯(8
0)に噛合するピニオンは、ギア列(131)を介してモータ
(130)に連繋する。従って、モータ(130)が回転すると、
駆動スライド(8)及び搬送スライド(81)が摺動する。
【0025】駆動スライド(8)の前端部には、一部が凹
んだカム部(88)が形成されている。該カム部(88)には、
駆動スライド(8)の摺動方向に対し直交して摺動するス
イッチスライド(132)の突起(133)が対向し、サブシャー
シ(2)上に設けられたネジリバネ(134)により、該突起
(133)はカム部(88)の平坦部に圧接される。スイッチス
ライド(132)の右端部からは、押片(136)が上向きに突出
し、サブシャーシ(2)上には、押片(136)に対向して、
切換えスイッチ(135)が設けられている。駆動スライド
(8)が摺動して、ネジリバネ(134)の付勢力により、ス
イッチスライド(132)の突起(133)がカム部(88)の凹部に
向かって移動すると、押片(136)が切換えスイッチ(135)
を押込む。
【0026】上記のように本装置は、メインシャーシ
(1)上に、マガジン(3)を回転させるモータ(100)、ロ
ーラ(90)(91)を回転させるモータ(110)、防御スライド
(44)と挿入検出スライド(45)を上下させるモータ(120)
の3つのモータが設けられる。サブシャーシ(2)上に
は、駆動スライド(8)を摺動させるモータ(130)が設け
られ、全部で4つのモータは、スイッチやセンサからの
信号に応じて作動する。スイッチやセンサからの信号
は、図1に示すフロントパネル(5)に接続したマイクロ
コンピュータ(52)に入力され、マイクロコンピュータ(5
2)は該信号に応じて、図20乃至図23に示すように、
前記モータを制御する。
【0027】(カートリッジ挿入)カートリッジ(6)を装
置内に挿入するときには、フロントパネル(5)の操作釦
(51)を操作して装置に通電した後に、図16(a)に示す
ように、カートリッジ(6)のシャッタ(61)を上にし、か
つ挿入印(62)が付された面を左側に向けて突片(20)とガ
イド片(41)の間に挿入する。カートリッジ(6)は突片(2
0)(20)間及びガイド片(41)(41)間をすり抜け、図16
(b)に示すように、防御スライド(44)がスリット溝(64)
に入る。カートリッジ(6)の下端面により、挿入検出ス
ライド(45)が押し下げられ、挿入検出スイッチ(47)がO
Nになる。マイクロコンピュータ(52)は、挿入検出
スイッチ(47)からの信号を検知し(S1)、図2に示
すモータ(110)、(120)を回転させる(S2)。図8(a)に示
すように、第1カムギア(112)が時計方向に回転し、第
2カム(116)がストッパ(12)から離れて反時計方向に回
転する。モータ(120)の回転により、両ローラ(90)、(9
1)が回転し、特にローラ(90)はカートリッジ(6)引き込
み方向に回転する。
【0028】図17(a)、(b)に示すように、第2カム(1
16)の回転により、突起(119)と防御スライド(44)との当
接が解除され、防御スライド(44)は圧縮バネ(46)により
押し下げられ、カートリッジ(6)の進行を許す。また、
図8(a)に示すように、第1カムギア(112)と第2カム(1
16)のギア部(116a)との噛合が離れ、第2カム(116)は圧
縮バネ(115)により、反時計方向に付勢され、ストッパ
(13)に当接する。この状態で、突起(118)が検知スイッ
チ(42)を押込み、マイクロコンピュータ(52)は、検知ス
イッチ(42)からのON信号を検知して(S3)、モータ(11
0)を停止させる(S4)。
【0029】(カートリッジ誤挿入防止)カートリッジ
(6)を正規の状態とは、異なる状態で挿入したときに
は、以下のようにして、マガジン(3)への挿入が阻止さ
れる。カートリッジ(6)を挿入印(62)が付された面を右
側に向けて挿入したときに於いて、シャッタ(61)を上側
又は下側に向けると、スリット溝(63)(64)は一方の面に
片寄せされているので、防御スライド(44)がスリット溝
(64)に入らず、カートリッジ(6)の隅部に当たり、カー
トリッジ(6)の進行を妨げる。図18に示すように、挿
入印(62)が付された面を左側にして、シャッタ(61)の位
置を進行方向に対し反対側に向けて挿入すると、防御ス
ライド(44)はカートリッジ(6)の隅部に当たる。この状
態で、無理にカートリッジ(6)を押込むと、上記の如
く、辺間距離Hは突片(20)(20)とガイド片(41)(41)の間
隔より短いので、カートリッジ(6)は挿入可能である
が、カートリッジ(6)は防御スライド(44)を乗り上げる
だけで、挿入検出スライド(45)が押込まれないので、挿
入検出スイッチ(47)も押込まれない。従って、モータ(1
20)は回転せず、カートリッジ(6)がローラ(9)(90)に
引き込まれない。シャッタ(61)を下向きにして挿入した
ときは、防御スライド(44)がカートリッジ(6)の隅部に
当たり、進行を阻止する。
【0030】図19に示すように、挿入印(62)が付され
た面を左側にして、シャッタ(61)を挿入方向に向けてカ
ートリッジ(6)を挿入すると、防御スライド(44)がスリ
ット溝(63)の底面に当たる。この状態で、無理にカート
リッジ(6)を押込んでも、上記同様に、カートリッジ
(6)は防御スライド(44)を乗り上げるだけで、挿入検出
スイッチ(47)は押込まれない。従って、モータ(120)は
回転せず、カートリッジ(6)がローラ(9)(90)に引き込
まれない。
【0031】(マガジンへの収納)「図13乃至図15
(a)(b)、図17、図24参照」 図24(a)に示すように、カートリッジ(6)が正しく挿
入された状態で、更に押込むと、カートリッジ(6)の先
端部は、ネジリバネ(96)に抗してローラ(9)(90)間に挟
持される。前記のように、ローラ(90)が回転しているの
で、カートリッジ(6)はローラ(9)(90)により引き込ま
れる。カートリッジ(6)と挿入検出スライド(45)との当
接が外れると、挿入検出スイッチ(47)は図17(b)に示
す状態から接片(47a)が戻ってOFFとなり、図24(b)
に示すように、カートリッジ(6)の上隅部が、搬送スラ
イド(81)の前側のピン(84)に当たる。マイクロコンピュ
ータ(52)は、挿入検出スイッチ(47)からのOFF信号を
検知して(S5)、モータ(130)を回転させ(S6)、図13
に示す位置から駆動スライド(8)が左斜めに向かって摺
動する。
【0032】駆動スライド(8)は、突起(82)を介して、
搬送スライド(81)を前方に移動させる。突片(86)は検出
スイッチ(87)から離れ、駆動スライド(8)が移動し始め
たことが検出される。搬送スライド(81)のピン(83)(84)
は、前記のように、夫々カム溝(21)の傾斜溝(21a)、カ
ム溝(22)の長溝(22a)の後端に位置していたが、搬送ス
ライド(81)の前方への摺動に伴い、ピン(83)がカム溝(2
1)の長溝(21b)を摺動する。搬送スライド(81)は、図1
5(a)及び図24(c)に示すように、カートリッジ進行方
向に平行な姿勢となり、ピン(83)がカートリッジ(6)の
端部を前方に押す。このようにして、カートリッジ(6)
はマガジン(3)に挿入される。
【0033】駆動スライド(8)の前方への摺動に伴い、
ネジリバネ(134)によりスイッチスライド(132)の突起(1
33)は、図15(a)に示すように、カム部(88)の凹部に嵌
まり、押片(136)が切換えスイッチ(135)を押込む。切換
えスイッチ(135)からのON信号によって、モータ(130)
及びモータ(120)の回転は停止する(S7、S8)。この状
態で、カートリッジ(6)のマガジン(3)への挿入が完了
する。
【0034】(マガジン回転)更に、次のカートリッジ
(6)を挿入するときには、フロントパネル(5)からマガ
ジン(3)を回転すべき信号が、マイクロコンピュータ(5
2)に入力される(S9)。図8(a)に示す待機状態から、モ
ータ(110)が回転する(S10)。第2カム(116)がストッパ
(13)に圧接されて、第1カムギア(112)と第2カム(116)
のギア部(116a)との噛合が外れているので、第2カム(1
16)が回転することなく、第1カムギア(112)だけが時計
方向に回転する。第1カムギア(112)の突起(118)と検知
スイッチ(42)の当接が外れ、ロックスライド(140)がカ
ム溝(113)に沿って後方に摺動する。突起(141)と位置決
め環(31)の嵌合が外れ、マガジン(3)の回転を許す。さ
らに、第1カムギア(112)が回転すると、図8(b)に示す
ように、該ギア(112)上の突起(117)が検知スイッチ(42)
を押込み(S11)、検知スイッチ(42)からの信号により、
モータ(110)が停止する(S12)。
【0035】フロントパネル(5)からマイクロコンピュ
ータ(52)に、演奏すべきカートリッジ(6)の番号である
カウント数Nが入力されると(S13)、図2に示すモータ
(100)が回転する(S14)。マガジン(3)が回転し、マイ
クロコンピュータ(52)は光センサ(106)がONになった
数を計算し(S15、S16、S17)、所望の位置でモータ(1
00)を停止させる(S18)。この状態で、所望のカートリ
ッジ(6)は記録再生部(7)に対向する。モータ(100)が
停止すると、モータ(110)が回転して(S19)、第1カム
ギア(112)を時計方向に回転させる。ロックスライド(14
0)が前方に摺動し、突起(141)が位置決め環(31)の凹部
(31b)に嵌合し、マガジン(3)の回転を規制する。ロッ
クスライド(140)が検出スイッチ(142)を押込んで(S2
0)、モータ(110)は停止する(S21)。
【0036】(記録再生)「図13乃至図15(a)(b)
(c)、図25(a)(b)(c)参照) フロントパネル(5)から記録再生をすべき信号が入力さ
れると(S30)、マイクロコンピュータ(52)からの制御信
号により、モータ(120)が回転し(S31)、ローラ(91)を
カートリッジ引き込み方向に回転させる。同時に、図1
5(a)に示す状態から、モータ(130)が回転し、駆動スラ
イド(8)が左斜めに向かって摺動する。図25(a)に示
すように、突起(82)を介して搬送スライド(81)も前方に
摺動し、ピン(83)によりカートリッジ(6)が記録再生部
(7)に向かって運ばれる。駆動スライド(8)の摺動によ
り、スイッチスライド(132)の突起(133)とカム部(88)の
凹部との嵌合が外れ、スイッチスライド(132)はネジリ
バネ(134)に抗して戻され、切換えスイッチ(135)が一旦
OFFになる(S32)。
【0037】更に、モータ(130)が回転し続けることに
より、ピン(84)がカム溝(22)の傾斜溝(22b)を摺動し、
図15(b)及び図25(b)に示すように、搬送スライド(8
1)はカートリッジ進行方向に対し、傾いた姿勢になる。
突片(85)が検知スイッチ(87)を押込み、マイクロコンピ
ュータ(52)は検知スイッチ(87)がONになることを検知
して(S33)、モータ(130)を停止させる(S34)。
【0038】このとき、カートリッジ(6)の先端部は、
ローラ(91)(92)に挟持されて引き込まれる。搬送スライ
ド(81)がカートリッジ進行方向に対して傾き、ピン(84)
がカートリッジ(6)の移行路から外れるので、カートリ
ッジ(6)はスムーズに記録再生部(7)に運ばれる。光セ
ンサ(73)の受光部(75)と発光部(74)の間をカートリッジ
(6)が通り、発光部(74)から受光部(75)に入射する光が
遮られると、カートリッジ(6)の通過が検出される。再
び受光部(75)が発光部(74)からの光を検出すると(S3
5)、図25(c)に示すように、カートリッジ(6)がマガ
ジン(3)から記録再生部(7)に移動したことが検出さ
れ、マイクロコンピュータ(52)からの制御信号により、
モータ(120)は停止する(S36)。記録再生部(7)でカー
トリッジ(6)のシャッタ(61)が開かれ、記録再生が行な
われるのは、前述の通りである。
【0039】(カートリッジ排出)使用者は、記録再生部
(7)からカートリッジ(6)を取り出すときは、フロント
パネル(5)にカートリッジ(6)を取り出すべき旨の信号
を入力する。モータ(120)が回転してローラ(91)が回転
し、記録再生部(7)から押し出されたカートリッジ(6)
をマガジン(3)に向けて運ぶ。カートリッジ(6)が光セ
ンサ(73)の発光部(74)と受光部(75)の間をすり抜け、再
び受光部(75)が発光部(74)からの光を感知したときに、
モータ(120)の回転が停止する。カートリッジ(6)がマ
ガジン(3)に収納されてから、フロントパネル(5)の開
口(50)から排出されるまでの動作は、上記と逆の経路を
辿るので、記載を省略する。
【0040】本実施例に於けるディスク記録再生装置に
於いては、記録再生部(7)と投入排出部(4)とマガジン
(3)の回転中心は略一直線上に設けられ、かつカートリ
ッジ(6)は挿入された姿勢を保ちながら移行するので、
カートリッジ(6)は、記録再生部(7)と投入排出部(4)
の間を素速く移行できる。また、カートリッジ(6)の移
行は、記録再生部(7)と投入排出部(4)の間に設けられ
た搬送スライド(81)により行なわれ、搬送スライド(81)
のピン(83)(84)は夫々カム溝(21)(22)に嵌合して、カー
トリッジ(6)の移行を妨げないように、移行路からずれ
る。従って、簡素な機構にてカートリッジ(6)をスムー
ズに搬送することができる。
【0041】さらに、マガジン(3)の回転を規制するロ
ックスライド(140)と、カートリッジ(6)の移行路に出
没自在に設けられ、カートリッジ(6)の誤挿入を防ぐ防
御スライド(44)は1つのカムギア(112)で行なわれるの
で、両スライド(140)(44)を操作する機構が簡素にな
る。カートリッジ(6)がマガジン(3)に収納された状態
に於いては、カートリッジ(6)の端面は、サブシャーシ
(2)の周壁(23)に接近している。従って、マガジン(3)
が高速で回転しても、カートリッジ(6)がマガジン(3)
から飛出すことを防げる。
【0042】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の全体斜視図である。
【図2】メインシャーシ及びマガジンの平面図である。
【図3】メインシャーシ及びサブシャーシの断面側面図
である。
【図4】ホルダ近傍の拡大平面図である。
【図5】光センサと歯車の側面図である。
【図6】ロックスライドを摺動させるギア列の拡大平面
図である。
【図7】ホルダの断面正面図である。
【図8】第1カムギアの回転状態を示す拡大平面図であ
る。
【図9】(a)はカートリッジの全体斜視図、(b)はカート
リッジを立てた状態で正面から見た図である。
【図10】投入排出部側のローラの正面図である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】記録再生部側のローラの正面図である。
【図13】サブシャーシ上面の一部拡大図である。
【図14】搬送スライドがカートリッジを保持した状態
を示す一部破断した側面図である。
【図15】搬送スライド及び駆動スライドの摺動状態を
示す一部拡大図である。
【図16】カートリッジの挿入状態を示す側面図であ
る。
【図17】(a)は防御スライドがスリット溝に嵌まった
状態を示す側面図、(b)は同上の正面図である。
【図18】カートリッジの誤挿入状態を示す側面図であ
る。
【図19】カートリッジの別の誤挿入状態を示す側面図
である。
【図20】カートリッジ挿入時のマイクロコンピュータ
の動作を示すフローチャートである。
【図21】カートリッジ挿入後、マガジンを回転可能な
状態までのマイクロコンピュータの動作を示すフローチ
ャートである。
【図22】マガジンを回転させるときの、マイクロコン
ピュータの動作を示すフローチャートである。
【図23】カートリッジをマガジンから記録再生部に搬
送するときのマイクロコンピュータの動作を示すフロー
チャートである。
【図24】搬送スライドの投入排出部とマガジンの間の
移行動作を示す平面図である。
【図25】搬送スライドのマガジンと記録再生部の間の
移行動作を示す平面図である。
【図26】従来のディスク再生装置の斜視図である。
【図27】同上の断面側面図である。
【図28】別の従来のディスク再生装置を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
(2) サブシャーシ (3) マガジン (4) 投入排出部 (6) カートリッジ (7) 記録再生部 (16) 設置室 (21) カム溝 (22) カム溝 (23) 周壁 (44) 防御スライド (81) 搬送スライド (83) ピン (84) ピン (112) カムギア (140) ロックスライド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納した複数のカートリッジ
    (6)を立てて放射状に配置し、内部に設置室(16)を形成
    した円筒(10)に嵌められ、該円筒(10)を中心にして回転
    可能なマガジン(3)と、設置室(16)の内部に配置された
    記録再生部(7)とを具え、マガジン(3)から任意のカー
    トリッジを自動的に取り出して記録再生部(7)にてディ
    スクの記録又は再生を行なうディスク記録再生装置に於
    いて、 マガジン(3)の回転移行路の外側に、装置外側から挿入
    されたカートリッジ(6)の通過を許す投入排出部(4)を
    設け、マガジン(3)上にはサブシャーシ(2)が被さり、該サブ
    シャーシ(2)は、カートリッジ(6)がマガジン(3)に収
    納された状態で、カートリッジ(6)の端面に接近する周
    壁(23)を具え、 周壁(23)は投入排出部(4)に対向する開口(24)以外の箇
    所を覆い、 記録再生部(7)と投入排出部(4)の間に、カートリッジ
    (6)の端面を押すピン(83)(84)を設け、カートリッジ
    (6)が挿入された姿勢を保ちながら、カートリッジ(6)
    を略水平に運ぶ搬送機構を具えたことを特徴とするディ
    スク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 搬送機構は記録再生部(7)と投入排出部
    (4)の間を往復移動し、カートリッジ(6)の挿脱方向の
    両端面を押す2つのピン(83)(84)を設けた単一の搬送ス
    ライド(81)を具え、両ピン(83)(84)は、夫々カム溝(21)
    (22)に嵌合し、カートリッジ(6)を記録再生部(7)に搬
    送するときには、カートリッジ(6)の記録再生部(7)と
    マガジン(3)の間の移行を妨げないようにピン(84)の進
    行方向を側方に偏らせ、かつカートリッジ(6)排出時に
    は、カートリッジ(6)の投入排出部(4)とマガジン(3)
    の間の移行を妨げないように、ピン(83)の進行方向を側
    方に偏らせている請求項1に記載のディスク記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 マガジン(3)の回転移行路近傍には、マ
    ガジン(3)の略半径方向に接近離間して、マガジン(3)
    外周に形成した位置決め環(31)に嵌合してマガジン(3)
    の回転を規制するロックスライド(140)が設けられ、投
    入排出部(4)には、カートリッジ(6)の誤挿入を防ぐ防
    御スライド(44)がカートリッジ(6)の移行路中に出没自
    在に設けられ、 防御スライド(44)の移動と、ロックスライド(140)の移
    動は1つのカムギア(112)で行なわれる請求項1又は2
    に記載のディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 マガジン(3)の回転中心と、投入排出部
    (4)と、記録再生部(7)は略一直線上に配備されたこと
    を特徴とする請求項1乃至3に記載のディスク記録再生
    装置。
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