JPH1011862A - ソート機能を有するディスク記録再生装置及びディスクソート方法 - Google Patents

ソート機能を有するディスク記録再生装置及びディスクソート方法

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JPH1011862A
JPH1011862A JP16703896A JP16703896A JPH1011862A JP H1011862 A JPH1011862 A JP H1011862A JP 16703896 A JP16703896 A JP 16703896A JP 16703896 A JP16703896 A JP 16703896A JP H1011862 A JPH1011862 A JP H1011862A
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忠宏 三谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクを一旦記録再生部に装填して、マガ
ジンを回転させ、再びマガジンに投入することで、ディ
スクの並び替えを行なう。 【解決手段】 ディスク記録再生装置は、ディスクを立
てて収納する複数のディスク収容空間31を形成した二重
筒状のマガジン3と、マガジン3の内側に配備された記録
再生部7を具え、ディスク収容空間31毎のディスク有無
情報を検索し、ディスクが入っていないものの最小の識
別番号Pを検出し、該識別番号P以降の識別番号が付さ
れたディスク収容空間31のうち、ディスクが入っている
ものの最小の識別番号Nを検出する。該識別番号Nのデ
ィスク収容空間31が記録再生部7に対向するまでマガジ
ン3を回転させて、該ディスク収容空間31内のディスク
を記録再生部7に一旦収納した後に、マガジン3を回転さ
せ、識別番号Pのディスク収容空間31を記録再生部7に
対向させ、記録再生部7内のディスクを該ディスク収容
空間31に移し替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるデ
ィスクを複数枚収容し、所望のディスクを記録再生する
所謂オートチェンジャタイプのディスク記録再生装置及
びディスクソート方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数枚のディスクを立てて収容
し、所望のディスクを記録再生するオートチェンジャタ
イプの記録再生装置が種々提案されている。出願人も図
19乃至図21に示す装置を以前提案している(特開平
6−309757号参照)。以下の記載では、ディスク
挿入方向を前方、ディスク排出方向を後方とする。この
装置は、複数枚のディスクDが収容可能なマガジン(3)
を、装置本体(100)内のシャーシ(2)上に回転自在に設
け、マガジン(3)の回転移行路の外側に投入排出部(4)
と、記録再生部(7)を互いに離して配置している。マガ
ジン(3)には24個のディスク収容空間(31)(31)が放射
状に形成されており、各保持溝(31)にディスクDを立て
た状態で収容できる。
【0003】投入排出部(4)は、装置本体(100)の外側
とマガジン(3)との間で、ディスクを挟持搬送するロー
ラユニット(6)を設け、該ローラユニット(6)の側方に
は、ディスクの通過を検知するセンサ手段(SE3)〜(S
E8)が設けられている。各ディスク収容空間(31)には、
夫々No.1〜24迄の識別番号が付されており、各識別
番号は装置本体(100)のフロントパネル(20)に接続され
たプロセッサ(200)に記憶されている。ディスクが投入
排出部(4)に挿入されると、センサ手段(SE3)〜(SE
8)により、ディスクの通過が検出され、通過したディス
クは投入排出部(4)に対向したマガジン(3)のディスク
収容空間(31)に入る。プロセッサ(200)は、センサ手段
(SE3)〜(SE8)からの信号に基づき、該ディスク収容
空間(31)にディスクが挿入されたことを記憶する。
【0004】フロントパネル(20)には、動作状態等を表
示するディスプレイ(330)が設けられ、該ディスプレイ
(330)には、図21に示すように、各ディスク収容空間
(31)の識別番号を円弧状のディスク輪郭線で包囲したセ
グメント(310)を配列してなる表示部(300)が設けられて
いる。プロセッサ(200)はディスクが投入されたディス
ク収容空間(31)の識別番号に対応したセグメント(310)
を点灯させる。セグメント(310)が点灯していれば、
マガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)にデ
ィスクが入っている。セグメント(310)が消灯していれ
ば、マガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)
にディスクは入っておらず空である。
【0005】使用者は装置本体(100)内からディスクを
抜き取る際には、表示部(300)の各セグメント(310)の表
示内容から、ディスクが入っているディスク収容空間(3
1)を探し、該ディスク収容空間(31)の識別番号及びディ
スクを抜き取る旨をフロントパネル(20)に入力する。マ
ガジン(3)が回転し、該識別番号のディスク収容空間(3
1)が投入排出部(4)に対向した後に、ディスクがローラ
ユニット(6)に挟持されて、ディスクが排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記記録再生装置は、
広く実施されたものであったが、記録再生部(7)がマガ
ジン(3)の回転移行路の外側に設けられているから、装
置全体が大型化する。この為、出願人は装置の小型化を
図り、記録再生部(7)をマガジン(3)の内側に配置し、
投入排出部(4)と記録再生部(7)とマガジン(3)の回転
中心を一直線上に設けることを発案した。かかる機構に
於いては、投入排出部(4)と記録再生部(7)までの距離
が短いから、ディスクの受渡し時間は、従来よりも短縮
できる。従って、記録再生部(7)をマガジン(3)の回転
中心寄りに設け、記録再生部(7)にディスクを装填した
状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)に接触しない
位置に配置しても、従来に比して、ディスク受渡し時間
が長くなることはない。また、記録再生部(7)にディス
クを装填した状態で、マガジン(3)が回転できれば、1
のディスクを一旦記録再生部(7)に装填し、マガジン
(3)を回転させて、任意のディスク収容空間(31)に収納
し直すことができることをも着想するに至った。本発明
の目的は、記録再生部をマガジンの内側に配備し、記録
再生部に保持されたディスクが、マガジンの内壁に当接
しないメカニズムを用いて、ディスクの並び替えを行な
う点にある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録再生装置は、
ディスクを立てた状態で収納する複数のディスク収容空
間(31)を形成した二重筒状のマガジン(3)と、マガジン
(3)内から選択的に取り出されたディスクを挟持可能な
記録再生部(7)と、マガジン(3)の回転移行路の外側に
設けられて、装置本体(100)外部と、マガジン(3)の間
のディスクの通過を許す投入排出部(4)と、投入排出部
(4)内にて、ディスクの移行路側方に設けられて投入排
出部(4)からマガジン(3)内へのディスクの収納を検知
するセンサ手段と、センサ手段からの情報に基づき、各
ディスク収容空間(31)内のディスクの有無情報を記憶す
るメモリ手段とを具える。ディスク収容空間(31)には配
列順に沿って識別番号が付され、記録再生部(7)は、マ
ガジン(3)の内側にて、ディスクを挟持した状態で、デ
ィスクの周縁部がマガジン(3)の内壁に接触しない位置
に配備されている。装置本体(100)は、メモリ手段内か
らディスク収容空間(31)毎のディスク有無情報を検索
し、所定の識別番号以降のディスク収容空間(31)のう
ち、ディスクが入っていないものの最小の識別番号Pを
検出する第1のサーチ手段と、該識別番号P以降の識別
番号が付されたディスク収容空間(31)のうち、ディスク
が入っているものの最小の識別番号Nを検出する第2の
サーチ手段と、第2のサーチ手段により検出された識別
番号Nのディスク収容空間(31)が記録再生部(7)に対向
するまでマガジン(3)を回転させるマガジン回転手段
と、該ディスク収容空間(31)内のディスクを記録再生部
(7)に一旦収納した後に、マガジン(3)を回転させ、識
別番号Pのディスク収容空間(31)を記録再生部(7)に対
向させ、記録再生部(7)に収納されたディスクを識別番
号Pのディスク収容空間(31)に移し替えるディスク交換
手段を具え、かかるディスク交換動作をマガジン(3)内
のディスク全てについて行なう。
【0008】
【作用及び効果】記録再生部(7)は、ディスクを挟持し
た状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)の内壁に接
触しない位置に配備されているから、記録再生部(7)に
ディスクを一旦収納した状態で、マガジン(3)を回転さ
せることができる。マガジン回転手段は、ディスクが入
っている識別番号Nのディスク収容空間(31)が記録再生
部(7)に対向するまでマガジン(3)を回転させ、ディス
ク交換手段は、該ディスク収容空間(31)内のディスクを
記録再生部(7)に一旦収納した後に、マガジン(3)を回
転させ、識別番号Pのディスク収容空間(31)を記録再生
部(7)に対向させ、記録再生部(7)に収納されたディス
クをディスクが入っていない識別番号Pのディスク収容
空間(31)に移し替える。かかる移し替え動作を繰り返す
ことで、マガジン(3)内のディスクが識別番号順に並び
替えられる。このように、ディスクを詰めてマガジン
(3)内に配置することで、ディスクの出し入れや記録再
生への移行動作を素速く行なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(全体の概略)以下、本発明の一例を図を用いて詳述す
る。本発明は、音楽を記録再生するディスクを例にして
説明するが、他のディスク、例えば映像を記録再生する
DVD(デジタルビデオディスク)やCD−ROMにも適
用可能であることは言うまでもない。図1は、装置本体
(100)の斜視図である。従来と同様に、シャーシ(2)の
前面に設けられたフロントパネル(20)には、マイクロコ
ンピュータからなるプロセッサ(200)が接続されてい
る。該フロントパネル(20)の中央部には回転シャッタ(4
0)が設けられ、該回転シャッタ(40)の中央部に、ディス
クDが通過する開口(41)が開設されている。
【0010】開口(41)の左側には、ディスクの収容状態
等を示すディスプレイ(330)が設けられ、開口(41)の右
側には、装置本体(100)の内部を見ることができる透窓
(150)が設けられている。フロントパネル(20)には、デ
ィスクDを装置本体(100)内に出し入れする際に操作す
るロード/エジェクト釦(130)、数字及び英字が付され
たテンキー(500)、ディスクが属するグループ名を入力
する際に操作されるメモリキー(520)、後記するロック
キ−(580)、動作を停止する際に押す停止釦(160)及びデ
ィスク演奏時に押す再生釦(170)が設けられている。こ
こで、グループ名とはディスクが属するジャズ、クラシ
ック等の音楽分野のカテゴリ名、及びディスクに記録さ
れた音楽を奏したアーティスト名が挙げられる。
【0011】図2は、フロントパネル(20)の正面図であ
る。ディスプレイ(330)とメモリキー(520)の間には、カ
ーソルキー(510)(510)が設けられている。カーソルキー
(510)(510)の右側には4つの三角形状の釦であるカテゴ
リ/アーティストキー(540)、アップキー(550)、タイト
ルキー(560)、ダウンキー(570)を時計方向に連ねてな
る。アップキー(550)、ダウンキー(570)はカテゴリ名又
はアーティスト名を順に表示するために操作されるもの
であり、タイトルキー(560)は、使用者がディスクのタ
イトルを入力するために用いられる。
【0012】ディスプレイ(330)は左端隅部に、ディス
ク収容空間(31)の識別番号が表示される番号表示灯(35
0)を、その右側に文字表示欄(340)を具える。文字表示
欄(340)にはディスクの再生時間や再生中のトラック番
号等が表示される。文字表示欄(340)の下側には、ディ
スクのグループ名が表示されるカテゴリ/アーティスト
表示欄(370)が、更にその下にはディスクのタイトルが
表示されるタイトル表示欄(390)が設けられる。カテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)の右側には、点灯可能な
複数のセグメント(310)(310)を同心に連ねてなる表示部
(300)が設けられている。表示部(300)の斜め左上側に
は、ディスクの投入排出が不可能であることを示すロッ
クセグメント(380)が設けられている。
【0013】図3は、装置本体(100)内部を示すブロッ
ク図である。テンキー(500)及びロード/エジェクト釦
(130)は、プロセッサ(200)内のA/Dコンバータ(250)
に接続し、該A/Dコンバータ(250)はバスライン(230)
を介して、情報を一旦格納するRAM(220)、情報が入
力されてからの経過時間を計るタイマ手段(295)、及び
論理演算ユニット(ALU)(280)に接続している。AL
U(280)及びRAM(220)は、出力端であるポート(260)
を介して、チェンジャメカニズム(400)、ディスクを再
生する記録再生部(7)、及び該記録再生部(7)の動作を
制御する回路部(270)に接続する。本例に於いては、記
録再生部(7)及び回路部(270)の動作の詳細な説明は省
略する。バスライン(230)には、表示コントローラ(240)
を介して、ディスプレイ(330)が接続されている。操作
釦(110)及びRAM(220)からの信号は、ディスプレイ(3
30)にも伝達される。ポート(260)には、電源が遮断され
ても、情報を記憶しておく為の不揮発性メモリ(290)が
接続されている。
【0014】本例は、チェンジャメカニズム(400)内の
複数のディスクを、チェンジャメカニズム(400)内で並
び替える、即ちソート機能を有する点に特徴が有り、ま
ずチェンジャメカニズム(400)について説明する。図1
及び図4に示すように、チェンジャメカニズム(400)
は、シャーシ(2)上には複数枚のディスクDを放射状に
収容できる二重筒状のマガジン(3)を回転自在に有し、
マガジン(3)の内側に記録再生部(7)を具える。従来と
同様に、マガジン(3)の回転移行路の外側で、フロント
パネル(20)の内側に、投入排出部(4)を設けている。投
入排出部(4)と、記録再生部(7)と、マガジン(3)の回
転中心は、一直線上に位置する。投入排出部(4)内で、
ディスクの移行路上には、ディスクを挟持して搬送する
第1ローラユニット(6)が設けられ、マガジン(3)の内
壁と記録再生部(7)との間には、同様にディスクを挟持
する第2、第3ローラユニット(60)(61)がディスク投入
方向に沿って設けられている。
【0015】マガジン(3)の回転移行路の外側には、マ
ガジン(3)を回転させるモータ(M1)が配置され、マガ
ジン(3)の中空部には、上記3つのローラユニット(6)
(60)(61)に回転駆動力を与えるモータ(M3)が設けられ
ている。モータ(M3)からの回転動力は、第2、第3ロ
ーラユニット(60)(61)に伝達される他、ギア列(67)を介
して、第1ローラユニット(6)にも伝達される。モータ
(M3)に通電し、第1ローラユニット(6)を回転させ
て、ディスクをマガジン(3)内に引き込む際には、前記
ロード/エジェクト釦(130)を操作する。マガジン(3)
の下端部は、シャーシ(2)に立設した環状の支持柱(21)
に回転自在に嵌まり、支持柱(21)の一部には、ディスク
の通過を許す切欠き(28)が開設されている。マガジン
(3)はシャーシ(2)に配置された複数の受けタイヤ(22)
に載置されて、支持柱(21)の回りを回転する。
【0016】図5は、マガジン(3)を上下逆にした状態
の斜視図である。マガジン(3)は、従来と同様に、ディ
スクを立てた状態で収容できる複数のディスク収容空間
(31)(31)を放射状に形成し、各収容空間(31)の前後両端
は、マガジン(3)の外壁及び内壁に開口して、ディスク
の通過を許すスリット孔を形成している。マガジン(3)
の下面周縁には、環状歯面(35)が形成され、マガジン
(3)の下面には、マガジン(3)と同心の第1リブ環(33)
が設けられている。第1リブ環(33)には、ディスク収容
空間(31)と同数の透窓(36)が等間隔に開設されている。
【0017】本例に於けるマガジン(3)には、全部で1
50ケのディスク収容空間(31)が放射状に設けられ、各
ディスク収容空間(31)には、マガジン(3)をシャーシ
(2)に取り付けた状態で、No.1からNo.150までの
溝番号が、反時計方向に付されている。隣り合った6つ
のディスク収容空間(31)(31)を1つのブロック(320)と
定義し、全ディスク収容空間(31)は25のブロック(32
0)に分けられる。図2に示すディスプレイ(300)の表示
部(300)は、25ケのセグメント(310)を具え、各セグメ
ント(310)はブロック(320)に対応して、該ブロック(32
0)内のディスク主要空間(31)のディスク有無情報を表示
する。具体的には、該ブロック(320)内の何れかのディ
スク収容空間(31)にディスクが入っていれば、対応する
セグメント(310)が点灯する。
【0018】図6は、シャーシ(2)上に設けられたマガ
ジン回転機構(5)を示す平面図である。前記モータ(M
1)はベルト(54)と2つの2段歯車(50)(51)を介して、マ
ガジン(3)の環状歯面(35)に連繋し、フロントパネル(2
0)からの入力に応じて、マガジン(3)を回転させる。マ
ガジン(3)の第1リブ環(33)の回転移行路上には、一対
のフォトカプラを具えたセンサ手段(SE1)が設けら
れ、センサ手段(SE1)はマガジン(3)の回転に伴って
透窓(36)を検出する。マガジン(3)の透窓(36)は、ディ
スク収容空間(31)と同じ数だけ等間隔に設けられている
から、1つの透窓(36)の通過を検出した後に、次の透窓
(36)の通過を検出すると、ディスク収容空間(31)の1ピ
ッチ分だけマガジン(3)が回転したことが判る。
【0019】尚、図示はしないが、マガジン(3)には基
準となる位置決め孔が開設されており、マガジン(3)回
転中にかかる位置決め孔を検出することで、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)が識別番号の1に
対応することが判る。従って、マガジン(3)回転後は、
かかる位置決め孔の検出と、マガジン(3)回転中にセン
サ手段(SE1)が検出した透窓(36)の数により、どの識
別番号のディスク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向
しているかがRAM(220)に格納されている。
【0020】マガジン(3)の内側には、モータ(M2)が
設けられ、該モータ(M2)はギア(16)を介して、切欠き
(28)内に位置するカムギア(10)に連繋する。カムギア(1
0)の上面に形成されたカム溝(11)には、前後に摺動する
チャックスライド(8)が係合し、該チャックスライド
(8)は記録再生部(7)に係合する。尚、マガジン(3)の
下側には、マガジン(3)の内壁及び外壁にディスク収容
空間(31)に連続して開口したスリット孔に侵入してディ
スクを記録再生部(7)又は投入排出部(4)に向けて蹴り
込むディスク蹴り出し機構(図示せず)が設けられてい
る。
【0021】図7は、記録再生部(7)とチャックスライ
ド(8)の位置関係を示す斜視図である。記録再生部(7)
は、ターンテーブル(72)を具えたピックアップ取付け体
(71)とディスクを受け入れる収容ケース(70)との上端部
を枢支してなり、ピックアップ取付け体(71)の下端部
は、チャックスライド(8)に開設された取付け体開閉溝
(81)に嵌まって、開閉を制御される。チャックスライド
(8)の移行路上には、クランプ解除スイッチ(SW8)と
クランプ完了スイッチ(SW9)が設けられ、記録再生部
(7)にディスクが挿入されていないときには、チャック
スライド(8)は前方に摺動して、クランプ解除スイッチ
(SW8)を押し込む。記録再生部(7)にディスクが搬送
されたときは、チャックスライド(8)が後方に摺動し
て、ピックアップ取付け体(71)と収容ケース(70)が合わ
さり、ディスクを挟持するとともに、クランプ完了スイ
ッチ(SW9)を押し込む。
【0022】チャックスライド(8)は、取付け体開閉溝
(81)より後方にローラ開閉溝(80)を開設し、該ローラ開
閉溝(80)は前記第3ローラユニット(61)に嵌まる。第3
ローラユニット(61)は、記録再生部(7)の収容ケース(7
0)にディスクが収容されているときは開いており、記録
再生部(7)に対してディスクを出し入れするときに閉じ
る。第3ローラユニット(61)と記録再生部(7)との間に
は、センサ手段(SE9)(SE10)が設けられ、該センサ
手段(SE9)(SE10)により、記録再生部(7)へのディ
スクの投入完了及び排出完了が検出される。
【0023】図8(a)、(b)は、記録再生部(7)をディス
ク挿入方向から見た図である。収容ケース(70)の外壁に
は、開口(75)が開設されており、開口(75)の下端縁より
下側には、ピックアップ取付け体(71)との間で、ディス
クを回転自在に保持するクランパ(73)が取り付けられて
いる。クランパ(73)は先端部に円板(74)を具え、下端部
がチャックスライド(8)に嵌まり、収容ケース(70)にデ
ィスクが挿入された時は、収容ケース(70)との枢支部を
中心に回転して、円板(74)が開口(75)内に進入する。デ
ィスクをターンテーブル(72)に軽く押し当てて、記録再
生が行なえる。
【0024】図9は、投入排出部(4)の右側面図であ
る。投入排出部(4)は前記第1ローラユニット(6)を含
み、該第1ローラユニット(6)の両側には、センサ基板
(42)が立設されている。該センサ基板(42)上には、ディ
スクの通過を検出する6つのセンサ手段(SE3)〜(SE
8)が設けられている。6つのセンサ手段は、4つのセン
サ手段(SE3)〜(SE6)が縦1列に配置し、残り2つの
センサ手段(SE7)(SE8)が第1ローラユニット(6)よ
り内側に配置する。このように多数のセンサを設けるの
は、投入されるディスクに直径が12cmのものと、直径
が8cmのものがあり、かかる2種類のディスクの挿入を
検出する為である。この詳細は、出願人が以前特開平6
−195842号で開示している。
【0025】(ディスク投入)当初マガジン(3)内にディ
スクを投入するときは、以下の動作を行なう。該動作の
概要は、図10のフローチャートに示される。通電状態
に於いて、図2に示すディスプレイ(330)の番号表示灯
(350)に、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間
(31)の識別番号が表示される。該ディスク収容空間(31)
にディスクが入っていなければ、ディスプレイ(330)の
文字表示欄(340)に”NO DISC”と表示されるか
ら、使用者は該”NO DISC”表示を確認した上
で、ロード/エジェクト釦(130)を押す(S1)。
【0026】カテゴリ/アーティスト表示欄(370)に”
LOAD DISC”の文字が表示され、使用者は図7
に示す開口(41)にディスクを投入する(S2)。センサ手
段(SE3)〜(SE6)はディスクの存在を検出し、モータ
(M3)に通電する。第1ローラユニット(6)はディスク
引込み方向に回転し、センサ手段(SE7)(SE8)がディ
スクの通過を検出すると、投入排出部(4)に対向したデ
ィスク収容空間(31)にディスクが収容されたことをプロ
セッサ(200)に知らせる。RAM(220)には、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)の識別番号が記憶
されているから、かかるディスク収容空間(31)内にディ
スクが投入されたことが記憶される。
【0027】ディスク収容空間(31)へのディスクの投入
が完了すると、ディスプレイ(330)のカテゴリ/アーテ
ィスト表示欄(370)に”ENTER CATEGOR
Y”の文字列が左向きに流れるように表示される。この
文字列は2回続けて表示され、文字列が表示されている
間に、フロントパネル(20)から何の入力もないときは、
カテゴリ名は付されない(S3)。
【0028】”ENTER CATEGORY”と表示
されている間に、図2に示すカテゴリ/アーティストキ
ー(540)を1回操作すると、ディスプレイ(330)のカテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)には、不揮発性メモリ(29
0)に予め格納されているカテゴリ名がバスライン(23
0)、表示コントローラ(240)を介して、表示される。
尚、以下の記載では、説明の便宜上、カテゴリ名別に登
録する動作について示すが、アーティスト名別及びタイ
トル別に登録する手続も同様である。カテゴリ/アーテ
ィスト表示欄(370)に表示される内容は、アップキー(55
0)又はダウンキー(570)を操作する度に変わる。出願人
は、アップキー(550)が押される度に、表示される内容
として、CLASSICAL、C/W(country wester
n)から始まって、R/B(rhythm and bluce)、SHOW
ターンミュージックに至るまで、10種の音楽分野を頭
文字のアルファベット順に表示することを提案してい
る。
【0029】尚、カテゴリ/アーティストキー(540)を
2回操作すると、カテゴリ/アーティスト表示欄(370)
にはアーティスト名が表示される。また、カテゴリ名は
テンキー(500)を操作して、アルファベットを拾い出し
て、使用者が入力することもできる。各テンキー(500)
には、数字とともに2つ乃至3つのアルファベットが割
り当てられており、例えばアルファベットAを入力する
時は、テンキー(500)の1を1度操作すると、数字の1
が表示されるから、更にもう1度押すと、アルファベッ
トAが選択される。カーソルキー(510)を押せば、選択
されたアルファベットが確定し、上記操作を繰り返し
て、文字列を入力することができる。
【0030】使用者が所望のカテゴリ名を選択すると、
メモリキー(520)を操作する。ALU(280)により、RA
M(220)及び不揮発性メモリ(290)内に設けられたディス
ク収容空間(31)の識別番号のテーブルには、ディスクの
有無情報及び選択されたカテゴリが格納される(図11
参照)。不揮発性メモリ(290)に格納するのは、前記の如
く、電源が遮断されても、ディスクの有無情報及び選択
されたカテゴリが読み出せるようにする為である。カテ
ゴリ入力後は、マガジン(3)を回転させて、上記動作を
繰り返す。即ち、カテゴリ名を付しながら、マガジン
(3)内にディスクを次々に投入する(S4)。カテゴリを
付してディスクをマガジン(3)内に投入完了した状態に
於いて、カテゴリ/アーティストキー(540)を押して、
カテゴリ名を表示させると、図12に塗り潰して示すよ
うに、該カテゴリが付されたディスク収容空間(31)を含
むブロック(320)に対応したセグメント(310)が点灯す
る。従って、該ブロック(320)内に該カテゴリが付され
たディスク収容空間(31)が存在していることが判る。
【0031】本例に係わる装置は、前記の如く、マガジ
ン(3)内のディスクを並び替える、即ちソート機能を有
する点に特徴があり、具体的には図13(a)に示すよう
に、複数のディスク収容空間(31)に分散して収容されて
いるディスクDを、図13(b)に示すように、投入排出
部(4)に対向したディスク収容空間(31)から反時計方向
に順に並べることができる。本例の説明では、ディスク
Dを識別番号1のディスク収容空間(31)から詰めて行く
ものとするが、この当初の識別番号の値は変更可能であ
る。また、ソート動作はディスク収容空間(31)の識別番
号に相当する2つの変数を用いて行なう。以下の記載で
は、この2つの変数を夫々P、Nとし、Pを当初1に設
定し、NをPより1だけ大きな値とする。識別番号Pの
ディスク収容空間(31)にディスクが入っていないことを
確認後、Nから識別番号の最大数即ち150までについ
て、ディスク収容空間(31)のディスク有無情報を検索す
る。ディスクが入っているディスク収容空間(31)を見つ
けると、該ディスク収容空間(31)からディスクを取り出
して、識別番号Pのディスク収容空間(31)に移す。かか
る動作をPの値を1ずつ大きくして繰り返す。該並び替
え動作の手順を、図14のフローチャートを用いて示
す。
【0032】まず、フロントパネル(20)のソートキー
(図示せず)を押す。ALU(280)はソート動作を開始す
る。ALU(280)は前記変数Pを1に設定し(S1)、識別
番号が1のディスク収容空間(31)内のディスクの有無を
RAM(220)及び不揮発性メモリ(290)から検索する(S
2)。変数Pに相当するディスク収容空間(31)にディスク
があれば、ステップS6に移行し、ディスクがなけれ
ば、他方の変数NをPより1だけ大きな値に設定する
(S3)。RAM(220)及び不揮発性メモリ(290)から、N
に相当するディスク収容空間(31)内のディスクの有無を
検索する(S4)。該ディスク収容空間(31)にディスクが
入っていなければ、Nに1を加算して(S8)、Nが15
1未満であることを確認してから(S9)、ステップS4に
戻り、検索動作を繰り返す。ステップS9で、Nが15
1即ち最大数を越えたときは、全てのディスク収容空間
(31)のディスクの有無の検索が終了しているから、ソー
ト動作を終了する。ステップS4でディスク収容空間(3
1)にディスクが入っていれば、識別番号Nのディスク収
容空間(31)に格納されたディスクを、識別番号Pのディ
スク収容空間(31)に移す(S5)。ステップS5に於ける具
体的な動作は図15のフローチャートに示される。
【0033】まずマガジン(3)を回転させ、識別番号N
のディスク収容空間(31)を記録再生部(7)に対向させる
(S10)。かかる後にディスク蹴り出し機構が、ディスク
収容空間(31)内からディスクを記録再生部(7)に向けて
蹴り出すとともに、モータ(M3)に通電して、第2、第
3ローラユニット(60)(61)を回転させ、ディスクを記録
再生部(7)に向けて引き込む(S11)。ディスクがセンサ
手段(SE9)(SE10)を通過完了すると、チャックスラ
イド(8)が摺動し、ピックアップ取付け体(71)とクラン
パ(73)が合わさり、ディスクをチャックする(S12)。こ
の状態で、ディスクの周縁部は、マガジン(3)の内壁に
接触せず、マガジン(3)は自由に回転できる。
【0034】次に、マガジン(3)を回転させ、識別番号
Pのディスク収容空間(31)を記録再生部(7)に対向させ
る(S13)。かかる後にチャックスライド(8)が摺動し
て、ピックアップ取付け体(71)とクランパ(73)とを離間
させるとともに、第3ローラユニット(61)が記録再生部
(7)内のディスクの周縁部を挟持し、マガジン(3)に向
けて引き込む(S14)。ディスクは識別番号Pのディスク
収容空間(31)内に収納される。こうして、当初識別番号
Nのディスク収容空間(31)内にあったディスクが、識別
番号Pのディスク収容空間(31)に移される。
【0035】再び、図14のフローチャートに戻り説明
する。ディスクの移し替え完了後に、識別番号Pの値に
1を加算し(S6)、Pが150未満であることを確認し
てから(S7)、ステップS2に戻り、上記動作を繰り返
す。ステップS7でPが150であれば、ソートするデ
ィスク収容空間(31)がこれ以上存在しないから、移し替
え動作を終了する。このようにして、マガジン(3)内に
散在しているディスクを、投入排出部(4)に対向したデ
ィスク収容空間(31)から反時計方向に順に並べることが
できる。ディスクを詰めて配置することで、ディスクの
出し入れが素速くでき、ディスクを交換等する際の作業
性が良くなる。また、ディスクは、装置本体(100)内で
並び替えられ、装置本体(100)外に露出することがない
ので、ディスクが装置本体(100)外に落下する虞れはな
い。
【0036】本例に係わる装置では、登録されたカテゴ
リ毎にディスクを並び替えることもできる。具体的に
は、カテゴリの頭文字のアルファベット順にディスクを
並び替え、以下の記載ではROCK、CLASSIC、
JAZZの3つのカテゴリに属するディスクが収納され
ているものとする。説明の便宜上、ROCKをR、CL
ASSICをC、JAZZをJで表わす。従って、ソー
ト完了状態では、C、J、Rの順でディスクが並び替え
られる。図18(a)〜(g)は、カテゴリ毎の並び替え動作
を示す図であり、1桝が1つのディスク収容空間(31)を
示し、左から順に1から識別番号が付されている。ソー
ト開始前のディスクの収納状態は、図18(a)に示され
る。ソート動作を、図18及び図16、図17のフロー
チャートを用いて説明する。
【0037】まず、カテゴリソートキー(図示せず)を押
す。ALU(280)はカテゴリ毎のソート動作を開始す
る。ALU(280)はRAM(220)及び不揮発性メモリ(29
0)内から、全てのディスク収容空間(31)を検索し、何れ
のカテゴリが各ディスク収容空間(31)に付されているか
を検出する(S20)。次に、全てのカテゴリ名を読み込
み、その頭文字から、どのカテゴリからソートすべきか
を定める(S21)。図18(a)に於いては、3つのカテゴ
リ名のうち、CLASSICの頭文字Cがアルファベッ
ト順で最も若いから、まずCLASSICのカテゴリか
ら並び替える。
【0038】ALU(280)は、識別番号が1のディスク
収容空間(31)から、各ディスク収容空間(31)のディスク
有無情報及びソートすべきカテゴリに属するディスク収
容空間(31)の識別番号を検索し(S21、S22)、かかる検
索動作を識別番号の最大数即ち150まで繰り返す(S2
4、S25)。ソートすべきカテゴリに合致しても、ディス
クが入っていないディスク収容空間(31)については、ソ
ートの対象から除外する。図18(a)の例では、識別番
号2、8、9、13のディスク収容空間(31)に入ってい
るディスクが、カテゴリCLASSICに属し、最初に
ソートされる対象になる。ALU(280)は検索した識別
番号をRAM(220)内に一旦格納するとともに、カテゴ
リに属する識別番号の中で、最も小さな識別番号をQと
する(S26)。図18(a)の場合はQが2となる。
【0039】次にALU(280)は、識別番号をNとし、
Nが1のディスク収容空間(31)から順にディスクの有無
を検索する(S27、S28)。即ち、Qよりも小さな識別番
号から検索する。ディスク収容空間(31)が空いていれ
ば、ステップS31に移行し、ディスク収容空間(31)にデ
ィスクが入っていれば、該ディスク収容空間(31)内のデ
ィスクがソートすべきカテゴリと同一か否かを判断する
(S29)。ソートすべきカテゴリと識別番号Nのディスク
収容空間(31)内のディスクが同じカテゴリならば、並び
替えの必要はない。ソートすべきカテゴリと識別番号N
のディスク収容空間(31)内のディスクが異なるカテゴリ
に属すれば、該ディスク収容空間(31)内のディスクを識
別番号がQより大きく、空いているディスク収容空間(3
1)に移す(S30)。ディスクを移す要領は、図15のフロ
ーチャートと同じである。即ち、マガジン(3)を回転さ
せて、識別番号Nのディスク収容空間(31)を記録再生部
(7)に対向させて、マガジン(3)を止める。記録再生部
(7)に向けて、ディスクを送り出し、一旦記録再生部
(7)にディスクを収納してから、マガジン(3)を再び回
転させ、記録再生部(7)内のディスクをマガジン(3)の
空いているディスク収容空間(31)内に移す。図18(a)
の場合は、識別番号Q=2より小さな識別番号は1であ
り、該1のディスク収容空間(31)に、カテゴリCとは異
なるディスクが入っているから、図18(b)に示すよう
に、Qより識別番号の大きな識別番号3のディスク収容
空間(31)にディスクを移す。
【0040】次に、識別番号Qのディスク収容空間(31)
に入っていたディスクを、識別番号Nのディスク収容空
間(31)に移す(S31)。この動作も、図15のフローチャ
ートで示したのと同じ動作である。図18(b)の場合
は、識別番号2に入っていたカテゴリCのディスクを識
別番号1に移す(図18(c)参照)。識別番号Nが150
未満であることを確認してから(S32)、Nに1を加算す
る(S33)。そして、検索したカテゴリに属するディスク
収容空間(31)の識別番号の内、次に小さな識別番号をQ
とし(S34)、ステップS28に戻って、並び替えを行な
う。図18(c)の場合は、次にソートされるべきディス
クは、識別番号8のディスク収容空間(31)に入っている
ディスクである。識別番号2のディスク収容空間(31)が
空いているから、ステップS28、S31の判断動作によ
り、図18(d)に示すように、識別番号2のディスク収
容空間(31)にディスクが移される。最終的には図18
(g)に示すように、ディスクをカテゴリ毎に詰めて収納
することができる。かかる並び替えを行なうことによ
り、カテゴリ毎にディスクを演奏する際のディスク交換
が素速くなり、使い勝手がよい。
【0041】尚、カテゴリ毎にソートする場合に於いて
は、全部のディスク収容空間(31)にディスクが入ってい
れば、何れか1つのディスク収容空間(31)内のディスク
を記録再生部(7)に移しても、他のディスク収容空間(3
1)全てにディスクが入っているから、記録再生部(7)に
収納したディスクを元に入っていたディスク収容空間(3
1)以外に収納することができない。従って、カテゴリ毎
に並び替えを行なうことができる前提として、少なくと
も1つはディスクが入っていないディスク収容空間(31)
があることが必要となる。
【0042】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の斜視図である。
【図2】フロントパネルの正面図である。
【図3】装置本体内の回路ブロック図である。
【図4】ディスク記録再生装置の平面図である。
【図5】マガジンを上下逆さにして、底面を示す図であ
る。
【図6】マガジン回転機構の平面図である。
【図7】記録再生部とチャックスライドの斜視図であ
る。
【図8】(a)は記録再生部がディスクをチャックした状
態を示す断面図、(b)はディスクのチャックを解除した
状態を示す断面図である。
【図9】マガジンとセンサ手段の位置関係を示す右断面
図である。
【図10】カテゴリ毎のディスク挿入時のフローチャー
トである。
【図11】不揮発性メモリ内のテーブルを示す図であ
る。
【図12】セグメントの点灯状態を示すディスプレイの
正面図である。
【図13】(a)はマガジン内にディスクが散在している
状態の平面図、(b)はディスクソート完了後を示す平面
図である。
【図14】ディスクソート動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】ディスクソート時のメカニズムの動作を示す
フローチャートである。
【図16】カテゴリ毎のソート動作を示すフローチャー
トである。
【図17】カテゴリ毎のソート動作を示すフローチャー
トである。
【図18】マガジン内のディスクをカテゴリ毎に並び替
える動作を示す図である。
【図19】従来のディスク記録再生装置の斜視図であ
る。
【図20】図19のディスク記録再生装置をA−A線で
切断した右断面図である。
【図21】従来のディスク記録再生装置に於けるセグメ
ントの配置を示す図である。
【符号の説明】
(3) マガジン (4) 投入排出部 (7) 記録再生部 (31) ディスク収容空間 (100) 装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 雅直 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
    ディスク収容空間(31)を形成した二重筒状のマガジン
    (3)と、マガジン(3)内から選択的に取り出されたディ
    スクを挟持可能な記録再生部(7)と、マガジン(3)の回
    転移行路の外側に設けられて、装置本体(100)外部と、
    マガジン(3)の間のディスクの通過を許す投入排出部
    (4)と、投入排出部(4)内にて、ディスクの移行路側方
    に設けられて投入排出部(4)からマガジン(3)内へのデ
    ィスクの収納を検知するセンサ手段と、センサ手段から
    の情報に基づき、各ディスク収容空間(31)内のディスク
    の有無情報を記憶するメモリ手段とを具え、ディスク収
    容空間(31)には配列順に沿って識別番号が付されている
    ディスク記録再生装置に於いて、 記録再生部(7)は、マガジン(3)の内側にて、ディスク
    を挟持した状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)の
    内壁に接触しない位置に配備され、 装置本体(100)は、メモリ手段内からディスク収容空間
    (31)毎のディスク有無情報を検索し、所定の識別番号以
    降のディスク収容空間(31)のうち、ディスクが入ってい
    ないものの最小の識別番号Pを検出する第1のサーチ手
    段と、該識別番号P以降の識別番号が付されたディスク
    収容空間(31)のうち、ディスクが入っているものの最小
    の識別番号Nを検出する第2のサーチ手段と、 第2のサーチ手段により検出された識別番号Nのディス
    ク収容空間(31)が記録再生部(7)に対向するまでマガジ
    ン(3)を回転させるマガジン回転手段と、該ディスク収
    容空間(31)内のディスクを記録再生部(7)に一旦収納し
    た後に、マガジン(3)を回転させ、識別番号Pのディス
    ク収容空間(31)を記録再生部(7)に対向させ、記録再生
    部(7)に収納されたディスクを識別番号Pのディスク収
    容空間(31)に移し替えるディスク交換手段を具え、かか
    るディスク交換動作をマガジン(3)内のディスク全てに
    ついて行なうことを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
    ディスク収容空間(31)を形成した二重筒状のマガジン
    (3)と、マガジン(3)の外側に設けられて種々の操作命
    令が入力可能なフロントパネル(20)と、マガジン(3)内
    から選択的に取り出されたディスクを挟持可能な記録再
    生部(7)と、マガジン(3)の回転移行路の外側に設けら
    れて、装置本体(100)外部と、マガジン(3)の間のディ
    スクの通過を許す投入排出部(4)と、投入排出部(4)内
    にて、ディスクの移行路側方に設けられて投入排出部
    (4)からマガジン(3)内へのディスクの収納を検知する
    センサ手段と、センサ手段からの情報に基づく各ディス
    ク収容空間(31)内のディスクの有無情報及びフロントパ
    ネル(20)からキー入力されたディスクが属するべきグル
    ープ名をディスク収容空間(31)毎に記憶するメモリ手段
    とを具え、ディスク収容空間(31)には配列順に沿って識
    別番号が付されているディスク記録再生装置に於いて、 記録再生部(7)は、マガジン(3)の内側にて、ディスク
    を挟持した状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)の
    内壁に接触しない位置に配備され、 マガジン(3)の少なくとも1つのディスク収容空間(31)
    は空であり、 メモリ手段からグループ名を呼び込み、何れか1つのグ
    ループ名を決定するとともに、該グループ名に属するデ
    ィスク収容空間(31)の識別番号を検索する第1の検索手
    段と、第1の検索手段により検索された識別番号を小さ
    な順に並び替える第2の検索手段と、ディスク収容空間
    (31)内のディスクを一旦記録再生部(7)に移してから、
    マガジン(3)を回転させ、他の空いているディスク収容
    空間(31)と記録再生部(7)が対向した位置でマガジン
    (3)を止め、記録再生部(7)からディスクを移し替える
    メカニズム制御手段と、 第2の検索手段により決定された最小の識別番号Qより
    も小さな識別番号のディスク収容空間(31)内にディスク
    が入っていなければ、メカニズム制御手段を操作して、
    該Qよりも小さな識別番号のディスク収容空間(31)にデ
    ィスクを移し、該Qよりも小さなディスク収容空間(31)
    にディスクが入っていれば、メカニズム制御手段を操作
    して、識別番号Qより大きくディスクが入っていないデ
    ィスク収容空間(31)に移した後に、再びメカニズム制御
    手段を操作し、最小の識別番号Qのディスク収容空間(3
    1)内のディスクを、Qよりも小さな識別番号のディスク
    収容空間(31)に移すディスク交換手段を具え、 ディスク交換手段は、識別番号Qのディスク収容空間(3
    1)内のディスク移し替終了後に、第2の検索手段から、
    次に大きな識別番号を選択し、該識別番号をQとして、
    上記並び替え動作を繰り返すことを特徴とするディスク
    記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
    ディスク収容空間(31)を形成した二重筒状のマガジン
    (3)と、マガジン(3)内から選択的に取り出されたディ
    スクを挟持可能な記録再生部(7)と、マガジン(3)の回
    転移行路の外側に設けられて、装置本体(100)外部と、
    マガジン(3)の間のディスクの通過を許す投入排出部
    (4)と、投入排出部(4)内にて、ディスクの移行路側方
    に設けられて投入排出部(4)からマガジン(3)内へのデ
    ィスクの収納を検知するセンサ手段と、センサ手段から
    の情報に基づき、各ディスク収容空間(31)内のディスク
    の有無情報を記憶するメモリ手段とを具え、ディスク収
    容空間(31)の配列順に沿って識別番号が付され、 記録再生部(7)は、マガジン(3)に於いて、ディスクを
    挟持した状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)の内
    壁に接触しない位置に配備され、 メモリ手段内からディスク収容空間(31)毎のディスク有
    無情報を検索し、所定の識別番号以降の識別番号が付さ
    れたディスク収容空間(31)のうち、ディスクが入ってい
    ないものの最小の識別番号Pを検出し、該識別番号P以
    降の識別番号が付されたディスク収容空間(31)のうち、
    ディスクが入っているものの最小の識別番号Nを検出
    し、 該識別番号Nのディスク収容空間(31)が記録再生部(7)
    に対向するまでマガジン(3)を回転させて、該ディスク
    収容空間(31)内のディスクを記録再生部(7)に一旦収納
    した後に、マガジン(3)を回転させ、識別番号Pのディ
    スク収容空間(31)を記録再生部(7)に対向させ、記録再
    生部(7)に収納されたディスクを識別番号Pのディスク
    収容空間(31)に移し替えるディスクソート方法。
  4. 【請求項4】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
    ディスク収容空間(31)を形成した二重筒状のマガジン
    (3)と、マガジン(3)の外側に設けられて種々の操作命
    令が入力可能なフロントパネル(20)と、マガジン(3)内
    から選択的に取り出されたディスクを挟持可能な記録再
    生部(7)と、マガジン(3)の回転移行路の外側に設けら
    れて、装置本体(100)外部と、マガジン(3)の間のディ
    スクの通過を許す投入排出部(4)と、投入排出部(4)内
    にて、ディスクの移行路側方に設けられて投入排出部
    (4)からマガジン(3)内へのディスクの収納を検知する
    センサ手段と、センサ手段からの情報に基づく各ディス
    ク収容空間(31)内のディスクの有無情報及びフロントパ
    ネル(20)からキー入力されたディスクが属するべきグル
    ープ名をディスク収容空間(31)毎に記憶するメモリ手段
    とを具え、ディスク収容空間(31)には配列順に沿って識
    別番号が付されているディスク記録再生装置に於いて、 記録再生部(7)は、マガジン(3)の内側にて、ディスク
    を挟持した状態で、ディスクの周縁部がマガジン(3)の
    内壁に接触しない位置に配備され、 マガジン(3)の少なくとも1つのディスク収容空間(31)
    は空であり、 ディスク収容空間(31)内のディスクを一旦記録再生部
    (7)に移してから、マガジン(3)を回転させ、他の空い
    ているディスク収容空間(31)と記録再生部(7)が対向し
    た位置でマガジン(3)を止め、記録再生部(7)からディ
    スクを移し替えるメカニズム制御手段を設け、 メモリ手段からグループ名を呼び込み、何れか1つのグ
    ループ名を決定するとともに、該グループ名に属するデ
    ィスク収容空間(31)の識別番号を検索し、検索された識
    別番号を小さな順に並び替え、 並び替えられた識別番号のうち、最小の識別番号Qより
    も小さな識別番号のディスク収容空間(31)内にディスク
    が入っていなければ、メカニズム制御手段を操作して、
    該Qよりも小さな識別番号のディスク収容空間(31)にデ
    ィスクを移し、該Qよりも小さなディスク収容空間(31)
    にディスクが入っていれば、メカニズム制御手段を操作
    して、識別番号Qより大きくディスクが入っていないデ
    ィスク収容空間(31)に移した後に、再びメカニズム制御
    手段を操作し、最小の識別番号Qのディスク収容空間(3
    1)内のディスクを、Qよりも小さな識別番号のディスク
    収容空間(31)に移し、 識別番号Qのディスク収容空間(31)内のディスク移し替
    え終了後に、次に大きな識別番号を選択し、該識別番号
    をQとして、上記並び替え動作を繰り返すことを特徴と
    するディスクソート方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006105582A1 (en) * 2005-04-06 2006-10-12 Opdicom Pty Ltd Disc storage device and optical disc

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WO2006105582A1 (en) * 2005-04-06 2006-10-12 Opdicom Pty Ltd Disc storage device and optical disc

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