JP3172448B2 - ディスク記録再生装置及びディスク出入規制方法 - Google Patents
ディスク記録再生装置及びディスク出入規制方法Info
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- JP3172448B2 JP3172448B2 JP16807696A JP16807696A JP3172448B2 JP 3172448 B2 JP3172448 B2 JP 3172448B2 JP 16807696 A JP16807696 A JP 16807696A JP 16807696 A JP16807696 A JP 16807696A JP 3172448 B2 JP3172448 B2 JP 3172448B2
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- magazine
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるデ
ィスクを複数枚収容し、所望のディスクを記録再生する
所謂オートチェンジャタイプのディスク記録再生装置及
びディスク出入規制方法に関するものである。
ィスクを複数枚収容し、所望のディスクを記録再生する
所謂オートチェンジャタイプのディスク記録再生装置及
びディスク出入規制方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数枚のディスクを立てて収容
し、所望のディスクを記録再生するオートチェンジャタ
イプの記録再生装置が種々提案されている。出願人も図
20乃至図22に示す装置を提案している(特開平6−
309757号参照)。以下の記載では、ディスク挿入
方向を前方、ディスク排出方向を後方とする。この装置
は、複数枚のディスクDが収容可能なマガジン(3)を、
装置本体(100)内のシャーシ(2)上に回転自在に設け、
マガジン(3)の回転移行路の外側に投入排出部(4)と、
記録再生部(7)を互いに離して配置している。マガジン
(3)には24個のディスク収容空間(31)(31)が放射状に
形成されており、各収容空間(31)にディスクDを立てた
状態で収容できる。
し、所望のディスクを記録再生するオートチェンジャタ
イプの記録再生装置が種々提案されている。出願人も図
20乃至図22に示す装置を提案している(特開平6−
309757号参照)。以下の記載では、ディスク挿入
方向を前方、ディスク排出方向を後方とする。この装置
は、複数枚のディスクDが収容可能なマガジン(3)を、
装置本体(100)内のシャーシ(2)上に回転自在に設け、
マガジン(3)の回転移行路の外側に投入排出部(4)と、
記録再生部(7)を互いに離して配置している。マガジン
(3)には24個のディスク収容空間(31)(31)が放射状に
形成されており、各収容空間(31)にディスクDを立てた
状態で収容できる。
【0003】投入排出部(4)は、装置本体(100)の外側
とマガジン(3)との間で、ディスクを挟持搬送するロー
ラユニット(6)を設け、該ローラユニット(6)の側方に
は、ディスクの通過を検知するセンサ手段(SE3)〜(S
E8)が設けられている。各ディスク収容空間(31)には、
夫々No.1〜24迄の識別番号が付されており、各識別
番号は装置本体(100)のフロントパネル(20)に接続され
たプロセッサ(200)に記憶されている。ディスクが投入
排出部(4)に挿入されると、センサ手段(SE3)〜(SE
8)により、ディスクの通過が検出され、通過したディス
クは投入排出部(4)に対向したマガジン(3)のディスク
収容空間(31)に入る。プロセッサ(200)は、センサ手段
(SE3)〜(SE8)からの信号に基づき、該ディスク収容
空間(31)にディスクが挿入されたことを記憶する。
とマガジン(3)との間で、ディスクを挟持搬送するロー
ラユニット(6)を設け、該ローラユニット(6)の側方に
は、ディスクの通過を検知するセンサ手段(SE3)〜(S
E8)が設けられている。各ディスク収容空間(31)には、
夫々No.1〜24迄の識別番号が付されており、各識別
番号は装置本体(100)のフロントパネル(20)に接続され
たプロセッサ(200)に記憶されている。ディスクが投入
排出部(4)に挿入されると、センサ手段(SE3)〜(SE
8)により、ディスクの通過が検出され、通過したディス
クは投入排出部(4)に対向したマガジン(3)のディスク
収容空間(31)に入る。プロセッサ(200)は、センサ手段
(SE3)〜(SE8)からの信号に基づき、該ディスク収容
空間(31)にディスクが挿入されたことを記憶する。
【0004】フロントパネル(20)には、動作状態等を表
示するディスプレイ(330)が設けられ、該ディスプレイ
(330)には、図22に示すように、各ディスク収容空間
(31)の識別番号を円弧状のディスク輪郭線で包囲したセ
グメント(310)を配列してなる表示部(300)が設けられて
いる。プロセッサ(200)はディスクが投入されたディス
ク収容空間(31)の識別番号に対応したセグメント(310)
を点灯させる。セグメント(310)が点灯していれば、マ
ガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)にディ
スクが入っている。セグメント(310)が消灯していれ
ば、マガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)
にディスクは入っておらず空である。
示するディスプレイ(330)が設けられ、該ディスプレイ
(330)には、図22に示すように、各ディスク収容空間
(31)の識別番号を円弧状のディスク輪郭線で包囲したセ
グメント(310)を配列してなる表示部(300)が設けられて
いる。プロセッサ(200)はディスクが投入されたディス
ク収容空間(31)の識別番号に対応したセグメント(310)
を点灯させる。セグメント(310)が点灯していれば、マ
ガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)にディ
スクが入っている。セグメント(310)が消灯していれ
ば、マガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)
にディスクは入っておらず空である。
【0005】使用者は装置本体(100)内からディスクを
抜き取る際には、表示部(300)の各セグメント(310)の表
示内容から、ディスクが入っているディスク収容空間(3
1)を探し、該ディスク収容空間(31)の識別番号及びディ
スクを抜き取る旨をフロントパネル(20)に入力する。マ
ガジン(3)が回転し、該識別番号のディスク収容空間(3
1)が投入排出部(4)に対向した後に、ディスクがローラ
ユニット(6)に挟持されて、ディスクが排出される。
抜き取る際には、表示部(300)の各セグメント(310)の表
示内容から、ディスクが入っているディスク収容空間(3
1)を探し、該ディスク収容空間(31)の識別番号及びディ
スクを抜き取る旨をフロントパネル(20)に入力する。マ
ガジン(3)が回転し、該識別番号のディスク収容空間(3
1)が投入排出部(4)に対向した後に、ディスクがローラ
ユニット(6)に挟持されて、ディスクが排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記記録再生装置に於
いては、ディスク収容空間(31)を指定して、ディスクを
抜き取る旨を入力すれば、誰でもディスクを抜き取るこ
とができる。従って、該記録再生装置を不特定人が立ち
入ることができる店頭等で使用しているとき、装置が操
作されて、マガジン(3)内のディスクが盗まれる虞れが
ある。従って、何らかの手段により、投入排出部(4)の
ディスクの移行路を閉塞する必要があるが、ディスク交
換等の便宜を考えると、装置の持主等が簡単に該閉塞を
解除できることが望ましい。本発明は、ディスクの盗難
を防止し、かつ正規の使用者にとって、ディスクの交換
等が容易な装置を提供することを目的とする。
いては、ディスク収容空間(31)を指定して、ディスクを
抜き取る旨を入力すれば、誰でもディスクを抜き取るこ
とができる。従って、該記録再生装置を不特定人が立ち
入ることができる店頭等で使用しているとき、装置が操
作されて、マガジン(3)内のディスクが盗まれる虞れが
ある。従って、何らかの手段により、投入排出部(4)の
ディスクの移行路を閉塞する必要があるが、ディスク交
換等の便宜を考えると、装置の持主等が簡単に該閉塞を
解除できることが望ましい。本発明は、ディスクの盗難
を防止し、かつ正規の使用者にとって、ディスクの交換
等が容易な装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録再生装置は、
ディスクを立てた状態で収納する複数のディスク収容空
間(31)を形成したマガジン(3)と、マガジン(3)の外側
に設けられ、種々の操作キーを有するフロントパネル(2
0)と、該フロントパネル(20)内に設けられ、装置本体(1
00)の外部からマガジン(3)へのディスクの通過を許す
開口(41)を具えたシャッタ手段と、シャッタ手段の開口
(41)を開閉するモータ(M1)と、モータ(M1)の回転を制
御するプロセッサ(200)とを具える。フロントパネル(2
0)は、暗証符号であるパスワードが入力可能であり、プ
ロセッサ(200)はパスワードが格納可能で、且つ電源遮
断時にも格納内容を保持し続ける不揮発性メモリ(290)
に接続している。プロセッサ(200)は、不揮発性メモリ
(290)にパスワードが格納された状態では、装置本体(10
0)をロックモードに設定し、格納されたパスワードと同
じパスワードが入力されない限り、モータ(M1)の通電
を停止し、シャッタ手段の開口(41)を閉塞し続ける。
ディスクを立てた状態で収納する複数のディスク収容空
間(31)を形成したマガジン(3)と、マガジン(3)の外側
に設けられ、種々の操作キーを有するフロントパネル(2
0)と、該フロントパネル(20)内に設けられ、装置本体(1
00)の外部からマガジン(3)へのディスクの通過を許す
開口(41)を具えたシャッタ手段と、シャッタ手段の開口
(41)を開閉するモータ(M1)と、モータ(M1)の回転を制
御するプロセッサ(200)とを具える。フロントパネル(2
0)は、暗証符号であるパスワードが入力可能であり、プ
ロセッサ(200)はパスワードが格納可能で、且つ電源遮
断時にも格納内容を保持し続ける不揮発性メモリ(290)
に接続している。プロセッサ(200)は、不揮発性メモリ
(290)にパスワードが格納された状態では、装置本体(10
0)をロックモードに設定し、格納されたパスワードと同
じパスワードが入力されない限り、モータ(M1)の通電
を停止し、シャッタ手段の開口(41)を閉塞し続ける。
【0008】
【作用及び効果】パスワードが設定登録されれば、ロッ
クモードに移行し、該ロックモードではプロセッサ(20
0)は、格納されたパスワードと同じパスワードが入力さ
れない限り、モータ(M1)の通電を停止し、シャッタ手
段の開口(41)を閉塞し続ける。従って、パスワードを知
らない者が、マガジン(3)内からディスクを取り出すこ
とを防ぐことができ、ディスク盗難防止の効果がある。
更に、ロックモードは、格納されたパスワードと同じパ
スワードを入力することにより解除されるから、パスワ
ードを知っている正規の使用者にとっては、簡単にロッ
クモードを解除でき、ディスクの交換等が容易に行なえ
る。
クモードに移行し、該ロックモードではプロセッサ(20
0)は、格納されたパスワードと同じパスワードが入力さ
れない限り、モータ(M1)の通電を停止し、シャッタ手
段の開口(41)を閉塞し続ける。従って、パスワードを知
らない者が、マガジン(3)内からディスクを取り出すこ
とを防ぐことができ、ディスク盗難防止の効果がある。
更に、ロックモードは、格納されたパスワードと同じパ
スワードを入力することにより解除されるから、パスワ
ードを知っている正規の使用者にとっては、簡単にロッ
クモードを解除でき、ディスクの交換等が容易に行なえ
る。
【0009】
(全体の概略)以下、本発明の一例を図を用いて詳述す
る。本発明は、音楽を記録再生するディスクを例にして
説明するが、他のディスク、例えば映像を記録再生する
DVD(デジタルビデオディスク)やCD−ROMにも適
用可能であることは言うまでもない。図1は、装置本体
(100)の斜視図である。従来と同様に、シャーシ(2)の
前面に設けられたフロントパネル(20)には、マイクロコ
ンピュータからなるプロセッサ(200)が接続されてい
る。該フロントパネル(20)の中央部には回転シャッタ(4
0)が設けられ、該回転シャッタ(40)の中央部に、ディス
クDが通過する開口(41)が形成されている。
る。本発明は、音楽を記録再生するディスクを例にして
説明するが、他のディスク、例えば映像を記録再生する
DVD(デジタルビデオディスク)やCD−ROMにも適
用可能であることは言うまでもない。図1は、装置本体
(100)の斜視図である。従来と同様に、シャーシ(2)の
前面に設けられたフロントパネル(20)には、マイクロコ
ンピュータからなるプロセッサ(200)が接続されてい
る。該フロントパネル(20)の中央部には回転シャッタ(4
0)が設けられ、該回転シャッタ(40)の中央部に、ディス
クDが通過する開口(41)が形成されている。
【0010】開口(41)の左側には、ディスクの収容状態
等を示すディスプレイ(330)が設けられ、開口(41)の右
側には、装置本体(100)の内部を見ることができる透窓
(150)が設けられている。フロントパネル(20)には、デ
ィスクDを装置本体(100)内に出し入れする際に操作す
るロード/エジェクト釦(130)、数字及び英字が付され
たテンキー(500)、ディスクが属するグループ名を入力
する際に操作されるメモリキー(520)、後記するロック
キ−(580)、動作を停止する際に押す停止釦(160)及びデ
ィスク演奏時に押す再生釦(170)が設けられている。こ
こで、グループ名とはディスクが属するジャズ、クラシ
ック等の音楽分野のカテゴリ名、及びディスクに記録さ
れた音楽を奏したアーティスト名が挙げられる。
等を示すディスプレイ(330)が設けられ、開口(41)の右
側には、装置本体(100)の内部を見ることができる透窓
(150)が設けられている。フロントパネル(20)には、デ
ィスクDを装置本体(100)内に出し入れする際に操作す
るロード/エジェクト釦(130)、数字及び英字が付され
たテンキー(500)、ディスクが属するグループ名を入力
する際に操作されるメモリキー(520)、後記するロック
キ−(580)、動作を停止する際に押す停止釦(160)及びデ
ィスク演奏時に押す再生釦(170)が設けられている。こ
こで、グループ名とはディスクが属するジャズ、クラシ
ック等の音楽分野のカテゴリ名、及びディスクに記録さ
れた音楽を奏したアーティスト名が挙げられる。
【0011】図2は、フロントパネル(20)の正面図であ
る。ディスプレイ(330)とメモリキー(520)の間には、カ
ーソルキー(510)(510)が設けられている。カーソルキー
(510)(510)の右側には4つの三角形状の釦であるカテゴ
リ/アーティストキー(540)、アップキー(550)、タイト
ルキー(560)、ダウンキー(570)を時計方向に連ねてな
る。アップキー(550)、ダウンキー(570)はカテゴリ名又
はアーティスト名を順に表示するために操作されるもの
であり、タイトルキー(560)は、使用者がディスクのタ
イトルを入力するために用いられる。
る。ディスプレイ(330)とメモリキー(520)の間には、カ
ーソルキー(510)(510)が設けられている。カーソルキー
(510)(510)の右側には4つの三角形状の釦であるカテゴ
リ/アーティストキー(540)、アップキー(550)、タイト
ルキー(560)、ダウンキー(570)を時計方向に連ねてな
る。アップキー(550)、ダウンキー(570)はカテゴリ名又
はアーティスト名を順に表示するために操作されるもの
であり、タイトルキー(560)は、使用者がディスクのタ
イトルを入力するために用いられる。
【0012】ディスプレイ(330)は左端隅部に、ディス
ク収容空間(31)の識別番号が表示される番号表示灯(35
0)を、その右側に文字表示欄(340)を具える。文字表示
欄(340)にはディスクの再生時間や再生中のトラック番
号等が表示される。文字表示欄(340)の下側には、ディ
スクのグループ名が表示されるカテゴリ/アーティスト
表示欄(370)が、更にその下にはディスクのタイトルが
表示されるタイトル表示欄(390)が設けられる。カテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)の右側には、点灯可能な
複数のセグメント(310)(310)を同心に連ねてなる表示部
(300)が設けられている。表示部(300)の斜め左上側に
は、ディスクの投入排出が不可能であることを示すロッ
クセグメント(380)が設けられている。
ク収容空間(31)の識別番号が表示される番号表示灯(35
0)を、その右側に文字表示欄(340)を具える。文字表示
欄(340)にはディスクの再生時間や再生中のトラック番
号等が表示される。文字表示欄(340)の下側には、ディ
スクのグループ名が表示されるカテゴリ/アーティスト
表示欄(370)が、更にその下にはディスクのタイトルが
表示されるタイトル表示欄(390)が設けられる。カテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)の右側には、点灯可能な
複数のセグメント(310)(310)を同心に連ねてなる表示部
(300)が設けられている。表示部(300)の斜め左上側に
は、ディスクの投入排出が不可能であることを示すロッ
クセグメント(380)が設けられている。
【0013】図3は、装置本体(100)内部を示すブロッ
ク図である。テンキー(500)及びロード/エジェクト釦
(130)は、プロセッサ(200)内のA/Dコンバータ(250)
に接続し、該A/Dコンバータ(250)はバスライン(230)
を介して、情報を一旦格納するRAM(220)、移行すべ
きモードを検知する為に、情報が入力されてからの経過
時間を計るタイマ手段(295)、及び論理演算ユニット(A
LU)(280)に接続している。ALU(280)及びRAM(22
0)は、出力端であるポート(260)を介して、チェンジャ
メカニズム(400)、ディスクを再生する記録再生部
(7)、及び該記録再生部(7)の動作を制御する回路部(2
70)に接続する。本例に於いて、記録再生部(7)及び回
路部(270)の動作は公知であり、詳細な説明は省略す
る。バスライン(230)には、表示コントローラ(240)を介
して、ディスプレイ(330)が接続されている。フロント
パネル(20)の操作釦及びRAM(220)からの信号は、デ
ィスプレイ(330)にも伝達される。ポート(260)には、電
源が遮断されても、情報を記憶しておく為の不揮発性メ
モリ(290)が接続されている。不揮発性メモリ(290)には
予め所定のグループ名及びパスワードが格納されてい
る。ここで、パスワードとは、使用者のみが記憶してい
る暗証文字であり、パスワードを設定することで、パス
ワードを知らない者が、ディスクを出し入れすることを
防ぐ。
ク図である。テンキー(500)及びロード/エジェクト釦
(130)は、プロセッサ(200)内のA/Dコンバータ(250)
に接続し、該A/Dコンバータ(250)はバスライン(230)
を介して、情報を一旦格納するRAM(220)、移行すべ
きモードを検知する為に、情報が入力されてからの経過
時間を計るタイマ手段(295)、及び論理演算ユニット(A
LU)(280)に接続している。ALU(280)及びRAM(22
0)は、出力端であるポート(260)を介して、チェンジャ
メカニズム(400)、ディスクを再生する記録再生部
(7)、及び該記録再生部(7)の動作を制御する回路部(2
70)に接続する。本例に於いて、記録再生部(7)及び回
路部(270)の動作は公知であり、詳細な説明は省略す
る。バスライン(230)には、表示コントローラ(240)を介
して、ディスプレイ(330)が接続されている。フロント
パネル(20)の操作釦及びRAM(220)からの信号は、デ
ィスプレイ(330)にも伝達される。ポート(260)には、電
源が遮断されても、情報を記憶しておく為の不揮発性メ
モリ(290)が接続されている。不揮発性メモリ(290)には
予め所定のグループ名及びパスワードが格納されてい
る。ここで、パスワードとは、使用者のみが記憶してい
る暗証文字であり、パスワードを設定することで、パス
ワードを知らない者が、ディスクを出し入れすることを
防ぐ。
【0014】本例は、パスワードを設定することで、不
特定人がチェンジャメカニズム(400)からディスクを取
り出せない盗難防止機能を有する点に特徴が有り、まず
チェンジャメカニズム(400)について説明する。図1及
び図4に示すように、チェンジャメカニズム(400)は、
シャーシ(2)上には複数枚のディスクDを放射状に収容
できる二重筒状のマガジン(3)を回転自在に有し、マガ
ジン(3)の内側空間内に記録再生部(7)を具える。従来
と同様に、マガジン(3)の回転移行路の外側で、フロン
トパネル(20)の内側に、投入排出部(4)を設けている。
投入排出部(4)と、記録再生部(7)と、マガジン(3)の
回転中心は、一直線上に位置する。投入排出部(4)内
で、ディスクの移行路上には、ディスクを挟持して搬送
する第1ローラユニット(6)が設けられ、マガジン(3)
の内壁と記録再生部(7)との間には、同様にディスクを
挟持する第2、第3ローラユニット(60)(61)がディスク
投入方向に沿って設けられている。
特定人がチェンジャメカニズム(400)からディスクを取
り出せない盗難防止機能を有する点に特徴が有り、まず
チェンジャメカニズム(400)について説明する。図1及
び図4に示すように、チェンジャメカニズム(400)は、
シャーシ(2)上には複数枚のディスクDを放射状に収容
できる二重筒状のマガジン(3)を回転自在に有し、マガ
ジン(3)の内側空間内に記録再生部(7)を具える。従来
と同様に、マガジン(3)の回転移行路の外側で、フロン
トパネル(20)の内側に、投入排出部(4)を設けている。
投入排出部(4)と、記録再生部(7)と、マガジン(3)の
回転中心は、一直線上に位置する。投入排出部(4)内
で、ディスクの移行路上には、ディスクを挟持して搬送
する第1ローラユニット(6)が設けられ、マガジン(3)
の内壁と記録再生部(7)との間には、同様にディスクを
挟持する第2、第3ローラユニット(60)(61)がディスク
投入方向に沿って設けられている。
【0015】マガジン(3)の回転移行路の外側には、マ
ガジン(3)を回転させるモータ(M1)が配置され、マガ
ジン(3)の中空部には、上記3つのローラユニット(6)
(60)(61)に回転駆動力を与えるモータ(M3)が設けられ
ている。モータ(M3)からの回転動力は、第2、第3ロ
ーラユニット(60)(61)に伝達される他、ギア列(67)を介
して、第1ローラユニット(6)にも伝達される。モータ
(M3)に通電し、第1ローラユニット(6)を回転させ
て、ディスクをマガジン(3)内に引き込む際には、前記
ロード/エジェクト釦(130)を操作する。マガジン(3)
の下端部は、シャーシ(2)に立設した環状の支持柱(21)
に回転自在に嵌まり、支持柱(21)の一部には、ディスク
の通過を許す切欠き(28)が開設されている。マガジン
(3)はシャーシ(2)に配置された複数の受けタイヤ(22)
に載置されて、支持柱(21)の回りを回転する。
ガジン(3)を回転させるモータ(M1)が配置され、マガ
ジン(3)の中空部には、上記3つのローラユニット(6)
(60)(61)に回転駆動力を与えるモータ(M3)が設けられ
ている。モータ(M3)からの回転動力は、第2、第3ロ
ーラユニット(60)(61)に伝達される他、ギア列(67)を介
して、第1ローラユニット(6)にも伝達される。モータ
(M3)に通電し、第1ローラユニット(6)を回転させ
て、ディスクをマガジン(3)内に引き込む際には、前記
ロード/エジェクト釦(130)を操作する。マガジン(3)
の下端部は、シャーシ(2)に立設した環状の支持柱(21)
に回転自在に嵌まり、支持柱(21)の一部には、ディスク
の通過を許す切欠き(28)が開設されている。マガジン
(3)はシャーシ(2)に配置された複数の受けタイヤ(22)
に載置されて、支持柱(21)の回りを回転する。
【0016】図5は、マガジン(3)を上下逆にして、底
面を上向けた状態の斜視図である。マガジン(3)は、従
来と同様に、ディスクを立てた状態で収容できる複数の
ディスク収容空間(31)(31)を放射状に形成し、各収容空
間(31)の前後両端は、マガジン(3)の外壁及び内壁に開
口して、ディスクの通過を許すスリット孔を形成してい
る。マガジン(3)の下面周縁には、環状歯面(35)が形成
され、マガジン(3)の下面には、マガジン(3)と同心の
第1リブ環(33)が設けられている。第1リブ環(33)に
は、ディスク収容空間(31)と同数の透窓(36)が等間隔に
開設されている。
面を上向けた状態の斜視図である。マガジン(3)は、従
来と同様に、ディスクを立てた状態で収容できる複数の
ディスク収容空間(31)(31)を放射状に形成し、各収容空
間(31)の前後両端は、マガジン(3)の外壁及び内壁に開
口して、ディスクの通過を許すスリット孔を形成してい
る。マガジン(3)の下面周縁には、環状歯面(35)が形成
され、マガジン(3)の下面には、マガジン(3)と同心の
第1リブ環(33)が設けられている。第1リブ環(33)に
は、ディスク収容空間(31)と同数の透窓(36)が等間隔に
開設されている。
【0017】本例に於けるマガジン(3)には、全部で1
50ケのディスク収容空間(31)が放射状に設けられ、各
ディスク収容空間(31)には、マガジン(3)をシャーシ
(2)に取り付けた状態で、No.1からNo.150までの
溝番号が、反時計方向に付されている。隣り合った6つ
のディスク収容空間(31)(31)を1つのブロック(320)と
定義し、全ディスク収容空間(31)は25のブロック(32
0)に分けられる。図2に示すディスプレイ(300)の表示
部(300)は、25ケのセグメント(310)を具え、各セグメ
ント(310)はブロック(320)に対応して、該ブロック(32
0)内のディスク主要空間(31)のディスク有無情報を表示
する。具体的には、該ブロック(320)内の何れかのディ
スク収容空間(31)にディスクが入っていれば、対応する
セグメント(310)が点灯する。
50ケのディスク収容空間(31)が放射状に設けられ、各
ディスク収容空間(31)には、マガジン(3)をシャーシ
(2)に取り付けた状態で、No.1からNo.150までの
溝番号が、反時計方向に付されている。隣り合った6つ
のディスク収容空間(31)(31)を1つのブロック(320)と
定義し、全ディスク収容空間(31)は25のブロック(32
0)に分けられる。図2に示すディスプレイ(300)の表示
部(300)は、25ケのセグメント(310)を具え、各セグメ
ント(310)はブロック(320)に対応して、該ブロック(32
0)内のディスク主要空間(31)のディスク有無情報を表示
する。具体的には、該ブロック(320)内の何れかのディ
スク収容空間(31)にディスクが入っていれば、対応する
セグメント(310)が点灯する。
【0018】図6は、シャーシ(2)上に設けられたマガ
ジン回転機構(5)を示す平面図である。前記モータ(M
1)はベルト(54)と2つの2段歯車(50)(51)を介して、マ
ガジン(3)の環状歯面(35)に連繋し、フロントパネル(2
0)からの入力に応じて、マガジン(3)を回転させる。マ
ガジン(3)の第1リブ環(33)の回転移行路上には、一対
のフォトカプラを具えたセンサ手段(SE1)が設けら
れ、センサ手段(SE1)はマガジン(3)の回転に伴って
透窓(36)を検出する。マガジン(3)の透窓(36)は、ディ
スク収容空間(31)と同じ数だけ等間隔に設けられている
から、1つの透窓(36)の通過を検出した後に、次の透窓
(36)の通過を検出すると、ディスク収容空間(31)の1ピ
ッチ分だけマガジン(3)が回転したことが判る。
ジン回転機構(5)を示す平面図である。前記モータ(M
1)はベルト(54)と2つの2段歯車(50)(51)を介して、マ
ガジン(3)の環状歯面(35)に連繋し、フロントパネル(2
0)からの入力に応じて、マガジン(3)を回転させる。マ
ガジン(3)の第1リブ環(33)の回転移行路上には、一対
のフォトカプラを具えたセンサ手段(SE1)が設けら
れ、センサ手段(SE1)はマガジン(3)の回転に伴って
透窓(36)を検出する。マガジン(3)の透窓(36)は、ディ
スク収容空間(31)と同じ数だけ等間隔に設けられている
から、1つの透窓(36)の通過を検出した後に、次の透窓
(36)の通過を検出すると、ディスク収容空間(31)の1ピ
ッチ分だけマガジン(3)が回転したことが判る。
【0019】尚、図示はしないが、マガジン(3)には基
準となる位置決め孔が開設されており、マガジン(3)回
転中にかかる位置決め孔を検出することで、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)が識別番号の1に
対応することが判る。従って、マガジン(3)回転後は、
かかる位置決め孔の検出と、マガジン(3)回転中にセン
サ手段(SE1)が検出した透窓(36)の数により、どの識
別番号のディスク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向
しているかがRAM(220)に格納されている。
準となる位置決め孔が開設されており、マガジン(3)回
転中にかかる位置決め孔を検出することで、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)が識別番号の1に
対応することが判る。従って、マガジン(3)回転後は、
かかる位置決め孔の検出と、マガジン(3)回転中にセン
サ手段(SE1)が検出した透窓(36)の数により、どの識
別番号のディスク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向
しているかがRAM(220)に格納されている。
【0020】図7(a)は回転シャッタ(40)の開き状態
を、図7(b)は回転シャッタ(40)の閉じ状態を夫々示す
平面図である。回転シャッタ(40)は、フロントパネル(2
0)内に回転自在に設けられ、引張バネ(47)により反時計
方向に付勢されている。シャーシ(2)上にて、フロント
パネル(20)内側には、シャッタ開閉スライド(45)が左右
に摺動自在に設けられ、該シャッタ開閉スライド(45)に
回転シャッタ(40)から突出した突片(46)が接して、回転
シャッタ(40)は回転を制御される。回転シャッタ(40)は
ディスクを投入するときは、開口(41)を正面に向ける。
ディスク投入後は、シャッタ開閉スライド(45)が引張バ
ネ(47)に抗して、突片(46)を押し、回転シャッタ(40)を
時計方向に回転させて、開口(41)を閉じる。シャッタ開
閉スライド(45)は、マガジン(3)を回転させるのと同じ
モータ(M1)にて駆動されるが、シャッタ開閉スライド
(45)の駆動機構については、詳細な説明を省略する。
を、図7(b)は回転シャッタ(40)の閉じ状態を夫々示す
平面図である。回転シャッタ(40)は、フロントパネル(2
0)内に回転自在に設けられ、引張バネ(47)により反時計
方向に付勢されている。シャーシ(2)上にて、フロント
パネル(20)内側には、シャッタ開閉スライド(45)が左右
に摺動自在に設けられ、該シャッタ開閉スライド(45)に
回転シャッタ(40)から突出した突片(46)が接して、回転
シャッタ(40)は回転を制御される。回転シャッタ(40)は
ディスクを投入するときは、開口(41)を正面に向ける。
ディスク投入後は、シャッタ開閉スライド(45)が引張バ
ネ(47)に抗して、突片(46)を押し、回転シャッタ(40)を
時計方向に回転させて、開口(41)を閉じる。シャッタ開
閉スライド(45)は、マガジン(3)を回転させるのと同じ
モータ(M1)にて駆動されるが、シャッタ開閉スライド
(45)の駆動機構については、詳細な説明を省略する。
【0021】図8は、投入排出部(4)の右側面図であ
る。投入排出部(4)は前記第1ローラユニット(6)を含
み、該第1ローラユニット(6)の両側には、センサ基板
(42)が立設されている。該センサ基板(42)上には、ディ
スクの通過を検出する6つのセンサ手段(SE3)〜(SE
8)が設けられている。6つのセンサ手段は、4つのセン
サ手段(SE3)〜(SE6)が縦1列に配置し、残り2つの
センサ手段(SE7)(SE8)が第1ローラユニット(6)よ
り内側に配置する。このように多数のセンサを設けるの
は、投入されるディスクに直径が12cmのものと、直径
が8cmのものがあり、かかる2種類のディスクの挿入を
検出する為である。この詳細は、出願人が以前特開平6
−195842号で開示している。
る。投入排出部(4)は前記第1ローラユニット(6)を含
み、該第1ローラユニット(6)の両側には、センサ基板
(42)が立設されている。該センサ基板(42)上には、ディ
スクの通過を検出する6つのセンサ手段(SE3)〜(SE
8)が設けられている。6つのセンサ手段は、4つのセン
サ手段(SE3)〜(SE6)が縦1列に配置し、残り2つの
センサ手段(SE7)(SE8)が第1ローラユニット(6)よ
り内側に配置する。このように多数のセンサを設けるの
は、投入されるディスクに直径が12cmのものと、直径
が8cmのものがあり、かかる2種類のディスクの挿入を
検出する為である。この詳細は、出願人が以前特開平6
−195842号で開示している。
【0022】(ディスク投入)当初マガジン(3)内にディ
スクを投入するときは、以下の動作を行なう。該動作の
概要は、図9のフローチャートに示される。通電状態に
於いて、図2に示すディスプレイ(330)の番号表示灯(35
0)に、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(31)
の識別番号が表示される。該ディスク収容空間(31)にデ
ィスクが入っていなければ、ディスプレイ(330)の文字
表示欄(340)に”NO DISC”と表示されるから、
使用者は該”NO DISC”表示を確認した上で、ロ
ード/エジェクト釦(130)を押す(S1)。
スクを投入するときは、以下の動作を行なう。該動作の
概要は、図9のフローチャートに示される。通電状態に
於いて、図2に示すディスプレイ(330)の番号表示灯(35
0)に、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(31)
の識別番号が表示される。該ディスク収容空間(31)にデ
ィスクが入っていなければ、ディスプレイ(330)の文字
表示欄(340)に”NO DISC”と表示されるから、
使用者は該”NO DISC”表示を確認した上で、ロ
ード/エジェクト釦(130)を押す(S1)。
【0023】カテゴリ/アーティスト表示欄(370)に”
LOAD DISC”の文字が表示され、使用者は図7
に示す開口(41)にディスクを投入する(S2)。センサ手
段(SE3)〜(SE6)はディスクの存在を検出し、モータ
(M3)に通電する。第1ローラユニット(6)はディスク
引込み方向に回転し、センサ手段(SE7)(SE8)がディ
スクの通過を検出すると、投入排出部(4)に対向したデ
ィスク収容空間(31)にディスクが収容されたことをプロ
セッサ(200)に知らせる。RAM(220)には、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)の識別番号が記憶
されているから、かかるディスク収容空間(31)内にディ
スクが投入されたことが記憶される。
LOAD DISC”の文字が表示され、使用者は図7
に示す開口(41)にディスクを投入する(S2)。センサ手
段(SE3)〜(SE6)はディスクの存在を検出し、モータ
(M3)に通電する。第1ローラユニット(6)はディスク
引込み方向に回転し、センサ手段(SE7)(SE8)がディ
スクの通過を検出すると、投入排出部(4)に対向したデ
ィスク収容空間(31)にディスクが収容されたことをプロ
セッサ(200)に知らせる。RAM(220)には、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)の識別番号が記憶
されているから、かかるディスク収容空間(31)内にディ
スクが投入されたことが記憶される。
【0024】ディスク収容空間(31)へのディスクの投入
が完了すると、ディスプレイ(330)のカテゴリ/アーテ
ィスト表示欄(370)に”ENTER CATEGOR
Y”の文字列が左向きに流れるように表示される(S
3)。この文字列は2回続けて表示され、文字列が表示さ
れている間に、フロントパネル(20)から何の入力もない
ときは、カテゴリ名は付されない。
が完了すると、ディスプレイ(330)のカテゴリ/アーテ
ィスト表示欄(370)に”ENTER CATEGOR
Y”の文字列が左向きに流れるように表示される(S
3)。この文字列は2回続けて表示され、文字列が表示さ
れている間に、フロントパネル(20)から何の入力もない
ときは、カテゴリ名は付されない。
【0025】”ENTER CATEGORY”と表示
されている間に、図2に示すカテゴリ/アーティストキ
ー(540)を1回操作すると、ディスプレイ(330)のカテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)には、不揮発性メモリ(29
0)に登録されたカテゴリがバスライン(230)、表示コン
トローラ(240)を介して、表示される。尚、以下の記載
では、説明の便宜上、カテゴリ名別に登録する動作につ
いて示すが、アーティスト名別及びタイトル別に登録す
る手続も同様である。カテゴリ/アーティスト表示欄(3
70)に表示される内容は、アップキー(550)又はダウンキ
ー(570)を操作する度に変わる。出願人は、アップキー
(550)が押される度に、表示される内容として、CLA
SSICAL、C/W(country western)から始まっ
て、R/B(rhythm and bluce)、SHOWターンミュー
ジックに至るまで、10種の音楽分野を頭文字のアルフ
ァベット順に表示することを提案している。
されている間に、図2に示すカテゴリ/アーティストキ
ー(540)を1回操作すると、ディスプレイ(330)のカテゴ
リ/アーティスト表示欄(370)には、不揮発性メモリ(29
0)に登録されたカテゴリがバスライン(230)、表示コン
トローラ(240)を介して、表示される。尚、以下の記載
では、説明の便宜上、カテゴリ名別に登録する動作につ
いて示すが、アーティスト名別及びタイトル別に登録す
る手続も同様である。カテゴリ/アーティスト表示欄(3
70)に表示される内容は、アップキー(550)又はダウンキ
ー(570)を操作する度に変わる。出願人は、アップキー
(550)が押される度に、表示される内容として、CLA
SSICAL、C/W(country western)から始まっ
て、R/B(rhythm and bluce)、SHOWターンミュー
ジックに至るまで、10種の音楽分野を頭文字のアルフ
ァベット順に表示することを提案している。
【0026】尚、カテゴリ/アーティストキー(540)を
2回操作すると、カテゴリ/アーティスト表示欄(370)
にはアーティスト名が表示される。また、カテゴリ名は
テンキー(500)を操作して、アルファベットを拾い出し
て、使用者が入力することもできる。各テンキー(500)
には、数字とともに2つ乃至3つのアルファベットが割
り当てられており、例えばアルファベットAを入力する
時は、テンキー(500)の1を1度操作すると、数字の1
が表示されるから、更にもう1度押すと、アルファベッ
トAが選択される。カーソルキー(510)を押せば、選択
されたアルファベットが確定し、上記操作を繰り返し
て、文字列を入力することができる。
2回操作すると、カテゴリ/アーティスト表示欄(370)
にはアーティスト名が表示される。また、カテゴリ名は
テンキー(500)を操作して、アルファベットを拾い出し
て、使用者が入力することもできる。各テンキー(500)
には、数字とともに2つ乃至3つのアルファベットが割
り当てられており、例えばアルファベットAを入力する
時は、テンキー(500)の1を1度操作すると、数字の1
が表示されるから、更にもう1度押すと、アルファベッ
トAが選択される。カーソルキー(510)を押せば、選択
されたアルファベットが確定し、上記操作を繰り返し
て、文字列を入力することができる。
【0027】使用者が所望のカテゴリ名を選択すると、
メモリキー(520)を操作する。ALU(280)により、RA
M(220)及び不揮発性メモリ(290)内に設けられたディス
ク収容空間(31)の識別番号のテーブルには、ディスクの
有無情報及び選択されたカテゴリが格納される(図10
参照)。不揮発性メモリ(290)に格納するのは、前記の如
く、電源が遮断されても、ディスクの有無情報及び選択
されたカテゴリが読み出せるようにする為である。カテ
ゴリ入力後は、マガジン(3)を回転させて、上記動作を
繰り返す。即ち、カテゴリ名を付しながら、マガジン
(3)内にディスクを次々に投入する(S4)。カテゴリを
付してディスクをマガジン(3)内に投入完了した状態に
於いて、カテゴリ/アーティストキー(540)を押して、
カテゴリ名を表示させると、図11に塗り潰して示すよ
うに、該カテゴリが付されたディスク収容空間(31)を含
むブロック(320)に対応したセグメント(310)が点灯す
る。従って、該ブロック(320)内に該カテゴリが付され
たディスク収容空間(31)が存在していることが判る。
メモリキー(520)を操作する。ALU(280)により、RA
M(220)及び不揮発性メモリ(290)内に設けられたディス
ク収容空間(31)の識別番号のテーブルには、ディスクの
有無情報及び選択されたカテゴリが格納される(図10
参照)。不揮発性メモリ(290)に格納するのは、前記の如
く、電源が遮断されても、ディスクの有無情報及び選択
されたカテゴリが読み出せるようにする為である。カテ
ゴリ入力後は、マガジン(3)を回転させて、上記動作を
繰り返す。即ち、カテゴリ名を付しながら、マガジン
(3)内にディスクを次々に投入する(S4)。カテゴリを
付してディスクをマガジン(3)内に投入完了した状態に
於いて、カテゴリ/アーティストキー(540)を押して、
カテゴリ名を表示させると、図11に塗り潰して示すよ
うに、該カテゴリが付されたディスク収容空間(31)を含
むブロック(320)に対応したセグメント(310)が点灯す
る。従って、該ブロック(320)内に該カテゴリが付され
たディスク収容空間(31)が存在していることが判る。
【0028】本例に係わる装置は、前記の如く、パスワ
ードを設定することで、不特定人がディスクを取り出せ
ないロックモードに移行できる点に特徴があり、該ロッ
クモードへの移行手順を、図12のフローチャートを用
いて示す。まず、ディスクがマガジン(3)内に投入され
た状態で、ロックキー(580)を5秒以上押し続ける(S1
0)。押された時間が5秒以下であれば、ロックモードに
は設定されない。タイマ手段(295)は5秒以上の入力を
検知すると、その旨をALU(280)に伝え、該ALU(28
0)はパスワードが未だ設定されていないことを確認する
と(S11)、該ALU(280)は表示コントローラ(240)を介
して、カテゴリ/アーティスト表示欄(370)に”ENT
ER PASSWORD”と表示し、パスワード入力を
要求する(S12)。既にパスワードが設定されていれば、
ステップS15に移行し、”ENTER PASSWOR
D”の文字列は表示されず、後記するように、図15の
フローチャートに示す動作を行なう。
ードを設定することで、不特定人がディスクを取り出せ
ないロックモードに移行できる点に特徴があり、該ロッ
クモードへの移行手順を、図12のフローチャートを用
いて示す。まず、ディスクがマガジン(3)内に投入され
た状態で、ロックキー(580)を5秒以上押し続ける(S1
0)。押された時間が5秒以下であれば、ロックモードに
は設定されない。タイマ手段(295)は5秒以上の入力を
検知すると、その旨をALU(280)に伝え、該ALU(28
0)はパスワードが未だ設定されていないことを確認する
と(S11)、該ALU(280)は表示コントローラ(240)を介
して、カテゴリ/アーティスト表示欄(370)に”ENT
ER PASSWORD”と表示し、パスワード入力を
要求する(S12)。既にパスワードが設定されていれば、
ステップS15に移行し、”ENTER PASSWOR
D”の文字列は表示されず、後記するように、図15の
フローチャートに示す動作を行なう。
【0029】使用者は、テンキー(500)を操作してアル
ファベットを入力する度に、カーソルキー(510)を押し
て、パスワードの文字列をカテゴリ/アーティスト表示
欄(370)上に構成する。このパスワードは最大8文字で
ある。パスワード構成後に、ロックキー(580)を押すと
(S14)、装置はロックモードに設定される(S15)。ロッ
クセグメント(380)が点灯するとともに、カテゴリ/ア
ーティスト表示欄(370)に”LOCKED”の文字が約
1秒間表示される。ALU(280)は不揮発性メモリ(290)
にパスワード名及び装置がロックモードに移行したこと
を格納する。また、チェンジャメカニズム(400)に命令
を発し、モータ(M1)の通電を停止し、回転シャッタ(4
0)の開口(41)を閉じる。
ファベットを入力する度に、カーソルキー(510)を押し
て、パスワードの文字列をカテゴリ/アーティスト表示
欄(370)上に構成する。このパスワードは最大8文字で
ある。パスワード構成後に、ロックキー(580)を押すと
(S14)、装置はロックモードに設定される(S15)。ロッ
クセグメント(380)が点灯するとともに、カテゴリ/ア
ーティスト表示欄(370)に”LOCKED”の文字が約
1秒間表示される。ALU(280)は不揮発性メモリ(290)
にパスワード名及び装置がロックモードに移行したこと
を格納する。また、チェンジャメカニズム(400)に命令
を発し、モータ(M1)の通電を停止し、回転シャッタ(4
0)の開口(41)を閉じる。
【0030】ロックモードでは、パスワードを入力し、
該入力されたパスワードが不揮発性メモリ(290)内に格
納されたものと同一でなければ、フロントパネル(20)の
ロード/エジェクト釦(130)を操作しても、モータ(M1)
は回転せず、回転シャッタ(40)は閉じたままである。従
って、ディスクの出し入れはできない。この動作は、図
13のフローチャートに示される。また、ロックされた
カテゴリ名、アーティスト名及びタイトル名の変更も禁
止される。この動作は図14のフローチャートに示され
る。更に、パスワード及びロックモードに設定された旨
は、不揮発性メモリ(290)に格納されるため、電源を遮
断した後も格納された内容は保持される。このようにし
て、装置本体(100)をロックモードに設定すれば、パス
ワードを知らない者がディスクを取り出すことはできな
い。但し、ディスクの出し入れができないのみで、ディ
スクを再生することは可能である。
該入力されたパスワードが不揮発性メモリ(290)内に格
納されたものと同一でなければ、フロントパネル(20)の
ロード/エジェクト釦(130)を操作しても、モータ(M1)
は回転せず、回転シャッタ(40)は閉じたままである。従
って、ディスクの出し入れはできない。この動作は、図
13のフローチャートに示される。また、ロックされた
カテゴリ名、アーティスト名及びタイトル名の変更も禁
止される。この動作は図14のフローチャートに示され
る。更に、パスワード及びロックモードに設定された旨
は、不揮発性メモリ(290)に格納されるため、電源を遮
断した後も格納された内容は保持される。このようにし
て、装置本体(100)をロックモードに設定すれば、パス
ワードを知らない者がディスクを取り出すことはできな
い。但し、ディスクの出し入れができないのみで、ディ
スクを再生することは可能である。
【0031】ロックモードを解除する場合には、図15
に示すフローチャート示す手順で行なう。まず、ロック
キー(580)を5秒以上押す(S20)。カテゴリ/アーティ
スト表示欄(370)には、”ENTER PASSWOR
D”の文字列が表示される(S21)。使用者はテンキー(5
00)を操作して、パスワードを入力し(S22)、ロックキ
ー(580)を押す(S23)。ALU(280)は入力されたパスワ
ードと、不揮発性メモリ(290)に格納されたパスワード
とを比較し(S24)、両パスワードが同一であれば、ロッ
クモードを解除する(S25)。即ち、不揮発性メモリ(29
0)内に格納されていたロックモードに設定された旨の情
報を消去する。但し、パスワード名は格納されたままで
ある。ロックセグメント(380)は消灯し、カテゴリ/ア
ーティスト表示欄(370)には、”UNLOCKED”の
文字列が表示される。ステップS24にて、両パスワード
が一致しなければ、ステップS21に戻って、”ENTE
R PASSWORD”を表示する。
に示すフローチャート示す手順で行なう。まず、ロック
キー(580)を5秒以上押す(S20)。カテゴリ/アーティ
スト表示欄(370)には、”ENTER PASSWOR
D”の文字列が表示される(S21)。使用者はテンキー(5
00)を操作して、パスワードを入力し(S22)、ロックキ
ー(580)を押す(S23)。ALU(280)は入力されたパスワ
ードと、不揮発性メモリ(290)に格納されたパスワード
とを比較し(S24)、両パスワードが同一であれば、ロッ
クモードを解除する(S25)。即ち、不揮発性メモリ(29
0)内に格納されていたロックモードに設定された旨の情
報を消去する。但し、パスワード名は格納されたままで
ある。ロックセグメント(380)は消灯し、カテゴリ/ア
ーティスト表示欄(370)には、”UNLOCKED”の
文字列が表示される。ステップS24にて、両パスワード
が一致しなければ、ステップS21に戻って、”ENTE
R PASSWORD”を表示する。
【0032】ロックモードが解除された場合に於いて、
再びロックモードに設定するときには、ロックキー(58
0)を押す。不揮発性メモリ(290)内には、以前設定した
パスワードが格納されているから、ALU(280)は該パ
スワードを読み込み、ロックモードに設定する。パスワ
ードを入力中に、ロックモードへの設定を中止するとき
には、停止釦(160)を押すか、装置本体(100)への通電状
態を遮断する。パスワードを再設定する場合、或いはパ
スワードを忘れてしまったが、ロックモードを解除した
い場合には、電源がOFFの状態で、ロックキー(580)
を押す。該ロックキー(580)を押し続けながら、装置本
体(100)を通電状態にする。ALU(280)は、不揮発性メ
モリ(290)内に格納されていたパスワード名及びロック
モードに設定された旨の情報を消去する。
再びロックモードに設定するときには、ロックキー(58
0)を押す。不揮発性メモリ(290)内には、以前設定した
パスワードが格納されているから、ALU(280)は該パ
スワードを読み込み、ロックモードに設定する。パスワ
ードを入力中に、ロックモードへの設定を中止するとき
には、停止釦(160)を押すか、装置本体(100)への通電状
態を遮断する。パスワードを再設定する場合、或いはパ
スワードを忘れてしまったが、ロックモードを解除した
い場合には、電源がOFFの状態で、ロックキー(580)
を押す。該ロックキー(580)を押し続けながら、装置本
体(100)を通電状態にする。ALU(280)は、不揮発性メ
モリ(290)内に格納されていたパスワード名及びロック
モードに設定された旨の情報を消去する。
【0033】このように、パスワードを設定登録するこ
とで、パスワードを知らない者が装置本体(100)内から
ディスクを取り出すことが防止できる。特に、不特定人
が出入りする店頭等で、このディスク盗難防止の効果が
大きい。尚、パスワードは文字列のみならず、数字が含
まれていてもよい。また、パスワードは最大8文字とし
たが、最大字数が8文字以上でも、8文字以下でもよい
のは言うまでもない。
とで、パスワードを知らない者が装置本体(100)内から
ディスクを取り出すことが防止できる。特に、不特定人
が出入りする店頭等で、このディスク盗難防止の効果が
大きい。尚、パスワードは文字列のみならず、数字が含
まれていてもよい。また、パスワードは最大8文字とし
たが、最大字数が8文字以上でも、8文字以下でもよい
のは言うまでもない。
【0034】本例に係わる装置では、装置本体(100)全
体をロックモードに設定できるのみならず、カテゴリ又
はアーティスト別にロックモードに設定することができ
る。この動作を、図16のフローチャートを用いて示
す。尚、説明の便宜上、カテゴリ別にロックモードに設
定する場合について説明するが、アーティスト別又はタ
イトル別に設定する場合も同様である。まず、予めディ
スク収容空間(31)毎にカテゴリ名を付しておく。カテゴ
リ名を付す手順は、前記の通りである。
体をロックモードに設定できるのみならず、カテゴリ又
はアーティスト別にロックモードに設定することができ
る。この動作を、図16のフローチャートを用いて示
す。尚、説明の便宜上、カテゴリ別にロックモードに設
定する場合について説明するが、アーティスト別又はタ
イトル別に設定する場合も同様である。まず、予めディ
スク収容空間(31)毎にカテゴリ名を付しておく。カテゴ
リ名を付す手順は、前記の通りである。
【0035】次に、フロントパネル(20)のカテゴリ/ア
ーティストキー(540)及びアップキー(550)又はダウンキ
ー(570)を押して、カテゴリ名を選択する(S31)。所望
のカテゴリが選択されると、ロックキー(580)を5秒以
上押し続ける(S32)。パスワードが未だ設定されていな
いことが確認されると(S33)、”ENTER PASS
WORD”の文字列が表示される(S34)。パスワードが
入力され(S35)、ロックキー(580)が押されると(S3
6)、カテゴリ毎にロックモードに設定される(S37)。
ーティストキー(540)及びアップキー(550)又はダウンキ
ー(570)を押して、カテゴリ名を選択する(S31)。所望
のカテゴリが選択されると、ロックキー(580)を5秒以
上押し続ける(S32)。パスワードが未だ設定されていな
いことが確認されると(S33)、”ENTER PASS
WORD”の文字列が表示される(S34)。パスワードが
入力され(S35)、ロックキー(580)が押されると(S3
6)、カテゴリ毎にロックモードに設定される(S37)。
【0036】カテゴリ毎のロックモードを解除するに
は、図17のフローチャートに示すように、まず解除す
べきカテゴリ名を選択し(S40)、ロックキー(580)を5
秒以上押し続ける(S41)。カテゴリ/アーティスト表示
欄(370)に”ENTER PASSWORD”の文字列
が表示される(S42)。パスワードが入力され(S43)、ロ
ックキー(580)が押されると(S44)、ALU(280)は入力
されたパスワードが既に格納されたパスワードと同じか
否かを判断し(S45)、一致していればロックモードを該
カテゴリについて解除する(S46)。一致しなければ、ス
テップS42に戻り、”ENTER PASSWORD”
の文字列が表示される。
は、図17のフローチャートに示すように、まず解除す
べきカテゴリ名を選択し(S40)、ロックキー(580)を5
秒以上押し続ける(S41)。カテゴリ/アーティスト表示
欄(370)に”ENTER PASSWORD”の文字列
が表示される(S42)。パスワードが入力され(S43)、ロ
ックキー(580)が押されると(S44)、ALU(280)は入力
されたパスワードが既に格納されたパスワードと同じか
否かを判断し(S45)、一致していればロックモードを該
カテゴリについて解除する(S46)。一致しなければ、ス
テップS42に戻り、”ENTER PASSWORD”
の文字列が表示される。
【0037】ロックモードが選択されていないカテゴリ
を選択して、ディスクを出し入れする場合には、図18
のフローチャートに示すように、まずカテゴリ/アーテ
ィストキー(540)及びアップキー(550)又はダウンキー(5
70)を押してカテゴリを選択し(S50)、ロード/エジェ
クト釦(130)を押す(S51)。ALU(280)はロックモード
に設定されているカテゴリの有無を判断し(S52)、ロッ
クモードに設定されているカテゴリがなければ、第1ロ
ーラユニット(6)を回転させ、ディスクを投入排出可能
な状態にする(S54)。ロックモードに設定されているカ
テゴリがあれば、入力されたカテゴリがロックモードに
係わるカテゴリか否かを判断し(S53)、ロックモードに
係わるカテゴリならばディスクの投入排出動作は行なわ
ない。入力されたカテゴリがロックモードに係わるカテ
ゴリとは異なるときは、ステップS54に移行して、ディ
スクの投入排出動作を行なう。
を選択して、ディスクを出し入れする場合には、図18
のフローチャートに示すように、まずカテゴリ/アーテ
ィストキー(540)及びアップキー(550)又はダウンキー(5
70)を押してカテゴリを選択し(S50)、ロード/エジェ
クト釦(130)を押す(S51)。ALU(280)はロックモード
に設定されているカテゴリの有無を判断し(S52)、ロッ
クモードに設定されているカテゴリがなければ、第1ロ
ーラユニット(6)を回転させ、ディスクを投入排出可能
な状態にする(S54)。ロックモードに設定されているカ
テゴリがあれば、入力されたカテゴリがロックモードに
係わるカテゴリか否かを判断し(S53)、ロックモードに
係わるカテゴリならばディスクの投入排出動作は行なわ
ない。入力されたカテゴリがロックモードに係わるカテ
ゴリとは異なるときは、ステップS54に移行して、ディ
スクの投入排出動作を行なう。
【0038】新たにロックモードに設定すべきカテゴリ
名が入力された場合は、図19のフローチャートに示す
手続を行なう。使用者は、ディスク収容空間(31)にディ
スクを投入する際に、カテゴリ名を選択して、メモリキ
ー(520)を押す(S60)。ALU(280)は不揮発性メモリ(2
90)からロックモードに設定されているカテゴリの有無
を判断し(S61)、ロックモードに設定されているカテゴ
リがなければ、該識別番号のディスク収容空間(31)に選
択されたカテゴリ名を付して、登録する(S63)。ロック
モードに設定されているカテゴリがあれば、入力された
カテゴリが既にロックモードに設定されたカテゴリと同
一か否かを判断する(S62)。入力されたカテゴリが、ロ
ックモードに設定されたカテゴリならば、2重にカテゴ
リを登録することになるから、ディスク収容空間(31)に
選択されたカテゴリ名を付す動作は行なわない。入力さ
れたカテゴリが、既に設定されているカテゴリと同一で
なければ、ディスク収容空間(31)に該カテゴリを登録す
る(S63)。
名が入力された場合は、図19のフローチャートに示す
手続を行なう。使用者は、ディスク収容空間(31)にディ
スクを投入する際に、カテゴリ名を選択して、メモリキ
ー(520)を押す(S60)。ALU(280)は不揮発性メモリ(2
90)からロックモードに設定されているカテゴリの有無
を判断し(S61)、ロックモードに設定されているカテゴ
リがなければ、該識別番号のディスク収容空間(31)に選
択されたカテゴリ名を付して、登録する(S63)。ロック
モードに設定されているカテゴリがあれば、入力された
カテゴリが既にロックモードに設定されたカテゴリと同
一か否かを判断する(S62)。入力されたカテゴリが、ロ
ックモードに設定されたカテゴリならば、2重にカテゴ
リを登録することになるから、ディスク収容空間(31)に
選択されたカテゴリ名を付す動作は行なわない。入力さ
れたカテゴリが、既に設定されているカテゴリと同一で
なければ、ディスク収容空間(31)に該カテゴリを登録す
る(S63)。
【0039】このように、カテゴリ毎にロックモードに
設定することによって、前記盗難防止のみならず、使用
者毎のディスク管理ができる。例えば、家族の中で、各
人が夫々異なる分野の音楽が好みである場合に、カテゴ
リ毎に異なるパスワードを設定して、他の者に自分の好
みの音楽が記録されたディスクを触らせないようにする
ことができる。また、小さな子供が誤って、自分の好み
の音楽が記録されたディスクを取り出してしまい、ディ
スクを傷つける虞れも防げる。
設定することによって、前記盗難防止のみならず、使用
者毎のディスク管理ができる。例えば、家族の中で、各
人が夫々異なる分野の音楽が好みである場合に、カテゴ
リ毎に異なるパスワードを設定して、他の者に自分の好
みの音楽が記録されたディスクを触らせないようにする
ことができる。また、小さな子供が誤って、自分の好み
の音楽が記録されたディスクを取り出してしまい、ディ
スクを傷つける虞れも防げる。
【0040】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図1】ディスク記録再生装置の斜視図である。
【図2】フロントパネルの正面図である。
【図3】装置本体内の回路ブロック図である。
【図4】ディスク記録再生装置の平面図である。
【図5】マガジンを上下逆さにして示す図である。
【図6】マガジン回転機構の平面図である。
【図7】(a)は回転シャッタが開いた状態の平面図、(b)
は回転シャッタが閉じた状態の平面図である。
は回転シャッタが閉じた状態の平面図である。
【図8】マガジンとセンサ手段の位置関係を示す右断面
図である。
図である。
【図9】ディスク挿入時のフローチャートである。
【図10】不揮発性メモリ内のテーブルを示す図であ
る。
る。
【図11】セグメントの点灯状態を示すディスプレイの
正面図である。
正面図である。
【図12】ロックモードへの移行手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】ロックモードに於ける、ディスクの出し入れ
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
【図14】ロックモードに於けるカテゴリ名、アーティ
スト名及びタイトル名の変更禁止手順を示すフローチャ
ートである。
スト名及びタイトル名の変更禁止手順を示すフローチャ
ートである。
【図15】ロックモードの解除手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図16】カテゴリ毎にロックモードに設定する手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図17】カテゴリ毎にロックモードを解除する手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図18】ロックモードが設定されていないカテゴリを
選択してディスクを出し入れする際の手順を示すフロー
チャートである。
選択してディスクを出し入れする際の手順を示すフロー
チャートである。
【図19】カテゴリ毎にロックモードに設定した場合に
於いて、新たにカテゴリを追加する際の手順を示すフロ
ーチャートである。
於いて、新たにカテゴリを追加する際の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図20】従来のディスク記録再生装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図21】図20のディスク記録再生装置をA−A線で
切断した右断面図である。
切断した右断面図である。
【図22】従来のディスク記録再生装置に於けるセグメ
ントの配置を示す図である。
ントの配置を示す図である。
(3) マガジン (20) フロントパネル (31) ディスク収容空間 (41) 開口 (200) プロセッサ (290) 不揮発性メモリ
フロントページの続き (72)発明者 尾方 仁士 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−57248(JP,A) 特開 平6−282967(JP,A) 特開 平8−30406(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/02 G11B 17/24
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
ディスク収容空間(31)を形成したマガジン(3)と、マガ
ジン(3)の外側に設けられ、種々の操作キーを有するフ
ロントパネル(20)と、該フロントパネル(20)内に設けら
れ、装置本体(100)の外部とマガジン(3)との間にてデ
ィスクの通過を許す開口(41)を具えたシャッタ手段と、
シャッタ手段の開口(41)を開閉するモータ(M1)と、
モータ(M1)の回転を制御するプロセッサ(200)とを具
えたディスク記録再生装置に於いて、 フロントパネル(20)は、暗証符号であるパスワードが入
力可能で、 プロセッサ(200)はパスワードが格納可能で、電源遮断
時にも格納内容を保持し続ける不揮発性メモリ(290)に
接続し、 プロセッサ(200)は、不揮発性メモリ(290)にパスワード
が格納された状態では、格納されたパスワードと同じパ
スワードがフロントパネル(20)から入力されない限り、
モータ(M1)の通電を停止し、シャッタ手段の開口(41)
を閉塞し続けるロックモードに設定することを特徴とす
るディスク記録再生装置。 - 【請求項2】 不揮発性メモリ(290)には、各ディスク
収容空間(31)毎に、収容されるべきディスクが属するグ
ループ名が格納されており、 ロックモードでは、グループ名毎にパスワードの設定が
可能であり、該パスワードが設定されたグループについ
て、格納されたパスワードと同じパスワードが入力され
ない限り、シャッタ手段の開口(41)を閉塞し続ける請求
項1に記載のディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 グループ名は、ディスクに記録された音
楽が属する分野であるカテゴリ名、音楽の奏者であるア
ーティスト名、又は使用者がディスクに名付けたタイト
ル名である請求項2に記載のディスク記録再生装置。 - 【請求項4】 ディスクを立てた状態で収納する複数の
ディスク収容空間(31)を形成したマガジン(3)と、マガ
ジン(3)の外側に設けられ、種々の操作キーを有するフ
ロントパネル(20)と、該フロントパネル(20)内に設けら
れ、装置本体(100)の外部からマガジン(3)へのディス
クの通過を許す開口(41)を具えたシャッタ手段と、シャ
ッタ手段の開口(41)を開閉するモータ(M1)と、モータ
(M1)の回転を制御するプロセッサ(200)とを具え、 プロセッサ(200)はパスワードが格納可能で、電源遮断
時にも格納内容を保持し続ける不揮発性メモリ(290)に
接続し、 不揮発性メモリ(290)にパスワードが格納された状態で
は、装置本体(100)を、格納されたパスワードと同じパ
スワードが入力されない限り、モータ(M1)の通電を停
止し、シャッタ手段の開口(41)を閉塞し続けるディスク
出入規制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16807696A JP3172448B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ディスク記録再生装置及びディスク出入規制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16807696A JP3172448B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ディスク記録再生装置及びディスク出入規制方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011955A JPH1011955A (ja) | 1998-01-16 |
JP3172448B2 true JP3172448B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15861405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16807696A Expired - Fee Related JP3172448B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | ディスク記録再生装置及びディスク出入規制方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172448B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4739488B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2011-08-03 | クラリオン株式会社 | ディスクドライブ装置 |
JP2001357587A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Clarion Co Ltd | ディスクドライブ装置 |
CN102084344B (zh) * | 2007-12-14 | 2013-10-30 | 阿图尔·K·坎巴尼 | 媒体存储系统 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16807696A patent/JP3172448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1011955A (ja) | 1998-01-16 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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