JPH04285785A - ディスクデータ再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル・オーディ
オ・ディスクあるいはビデオディスク等の如く、ディス
クに記録された音楽データあるいは画像データを再生す
るディスクデータ再生装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、コンパクトディスク（ＣＤ）
のリードイントラックに記録されたデータを利用し、現
在演奏中のディスクの曲番、及び演奏時間等を表示する
表示手段を具備したＣＤプレーヤが知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来ＣＤプレーヤでは、表示手段を目視することにより、
現在演奏中のディスクの曲番、演奏時間等を知ることが
できるものの、ディスクタイトル、アルバム名、歌手名
等を知ることができなかった。

【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、表示手段に表示された文字を目視することに
より、容易にディスクタイトル等を知ることができるデ
ィスクデータ再生装置を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ディスクに記録されたディスク弁別データ
を読取る読取手段と、ディスクのタイトル等の文字デー
タを入力する文字データ入力手段と、上記ディスク弁別
データに対応した上記文字データを記憶保持するメモリ
手段と、上記読取手段で読取られたディスク弁別データ
と上記メモリ手段に記憶されているディスク弁別データ
とを比較する比較手段と、この比較手段によりディスク
弁別データの一致が検出された際に上記メモリ手段に記
憶されているディスク弁別データに対応する文字データ
を読出して表示手段に表示する制御手段とを具備したこ
とを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】本発明は、上記のような構成であり、ディスク
弁別データに対応してディスクタイトル等の文字データ
を文字データ入力手段より予め入力しておき、読取手段
で読取られたディスク弁別データと一致するディスク弁
別データがメモリ手段に既に記憶されていれば、このデ
ィスク弁別データに対応してメモリ手段に記憶されてい
る文字データを読出して表示手段にディスクタイトル等
を文字で表示できるものである。

【０００７】

【実施例】以下に本発明の一実施例について、車載用コ
ンパクトディスク再生装置を例として図面とともに説明
する。

【０００８】図１〜図４は本発明の一実施例における車
載用コンパクトディスク再生装置を示している。図１に
おいて、１は、電源スイッチ２、表示部３、キー入力部
４からなる操作表示部であり、上記電源スイッチ２はバ
ッテリー電圧の供給、遮断を行う。上記表示部３はコン
パクトディスクのトラック番号、演奏時間を表示する表
示部３１と、再生ディスクのタイトル（ディスクタイト
ル、アルバム名、歌手名、演奏者名等）を英数文字で表
示するタイトル表示部３２とからなる。上記キー入力部
４には再生部７の動作を制御するためのプレイキー４１
、ストップキー４２、モード切換キー４３、及びタイト
ル表示のために使用されるタイトルキー４４、メモリキ
ー４５、トラックアップキー４６、トラックダウンキー
４７等の機能キーが具備されている。５は電源スイッチ
２を介して供給されるバッテリー電源電圧を上記操作表
示部１、制御部６、再生部７に必要な電圧に変換して供
給する電源部である。６は読出専用メモリ（ＲＯＭ）を
含む中央処理装置（ＣＰＵ）６１とスタンバイＲＡＭ６
２からなる制御部であり、この制御部６のＣＰＵ６１は
キー入力部４で操作されたキーを判別する判別機能、キ
ー判別結果に基づいて再生部７に動作指令を出力する再
生動作制御機能、再生部７の状態に応じてトラック番号
、演奏時間等を表示部３１に表示したり、スタンバイＲ
ＡＭ６２に記憶されたタイトル文字データを読出して表
示部３のタイトル表示部３２に表示する表示制御機能、
再生部７で読取られたディスク弁別データとスタンバイ
ＲＡＭ６２に記憶されているディスク弁別データとを比
較する比較機能、この比較により一致するディスク弁別
データがあるか否かを判定するディスク弁別データ判定
機能、再生部７でディスク８から読取られたディスク弁
別データとキー入力部４で入力されたタイトル文字デー
タをスタンバイＲＡＭ６２に書込んだり読出したりする
メモリ制御機能等を有する。上記スタンバイＲＡＭ６２
には、上記電源部５を介してバッテリー電圧が常時供給
されており、電源スイッチ２がオフになっても記憶内容
を保持することができる。図２はスタンバイＲＡＭ６２
に記憶されているデータの内容を示しており、ディスク
弁別データに対応してタイトル文字データが記憶されて
いるものである。７はディスク挿入口に挿入されたディ
スクを再生位置まで移送するディスクローディング機構
、ディスクを回転駆動しながらディスクに記録されたデ
ータを読取る読取装置及びその制御回路等からなる再生
部であり、ディスク８に記録されたディスク弁別データ
及び音響データが再生部７で読出される。

【０００９】本実施例は、一般のディスクデータ再生装
置と同様にディスク８から音響データを読出して出力す
る再生機能に加え、再生中のディスクのタイトルをタイ
トル表示部３２に文字で表示するタイトル表示機能を付
加したものであり、再生部７においてディスク８から読
出したディスク弁別データとキー入力部４でキー入力さ
れたタイトル文字データとをスタンバイＲＡＭ６２に予
め記憶させておくことにより、ディスク再生時に読出さ
れたディスク弁別データに一致するディスク弁別データ
がスタンバイＲＡＭ６２に既に記憶されていれば、この
ディスク弁別データに対応してスタンバイＲＡＭ６２に
記憶されているタイトル文字データを読出し、このタイ
トル文字データに基づいて表示部３のタイトル表示部３
２にタイトルを文字表示するものである。

【００１０】次に、ディスク弁別方法について説明する
。コンパクトディスク等のディジタル・オーディオ・デ
ィスクのトラックは、リードイントラックと、ミュージ
ックトラックと、リードアウトトラックに大別され、こ
の内リードイントラック中には、ディスクのカタログ番
号、ミュージックトラック中の全曲数、総演奏時間、総
トラック数、各曲番の開始時刻（ミュージックトラック
の開始時間を基準とした時刻）等が記録されている。 従ってディスクの弁別は、リードイントラックに記録さ
れた上記データの少なくとも１つのデータをディスク弁
別データとして利用することができる。本実施例の場合
は、総演奏時間と総トラック数の２つのデータをディス
ク弁別データとして利用している。なお、上記２つのデ
ータのみではディスク弁別ができない恐れがある場合に
は、さらに他のデータをディスク弁別データとして使用
すればよいものである。

【００１１】次に上記実施例の動作について図３ととも
に説明する。操作表示部１の電源スイッチ２をオンして
ディスクを装置本体のディスク挿入口に挿入すると、デ
ィスクはローディング機構により移送されターンテーブ
ルにセットされる。ターンテーブルにセットされたディ
スクは回転駆動されディスクに記録されたデータが読取
装置で読出され再生動作が開始される。ステップａでは
ディスクに記録されているディスク弁別データが読出さ
れる。次にステップｂにおいて、ステップａで読出され
たディスク弁別データに一致するディスク弁別データが
スタンバイＲＡＭ６２に記憶されているか否かが判定さ
れる。ステップｂで一致するディスク弁別データがある
と判定された場合には、一致するディスク弁別データに
対応してスタンバイＲＡＭ６２に記憶されているタイト
ル文字データが読出され、ステップｃでスタンバイＲＡ
Ｍ６２から読出されたタイトル文字データに基づきタイ
トル表示部３２にタイトルを表示しステップｄに移行す
る。ステップｂで一致するディスク弁別データがないと
判定された場合には、タイトルを表示することなく（ス
テップｅ）ステップｄに移行する。ステップｄではタイ
トルキー４４がオンされたか否かが判定される。タイト
ルキー４４がオンされたと判定された場合には、タイト
ル入力モードに移行する（ステップｆ）。ステップｆで
は所定のキーを操作することにより、タイトルを英文字
で入力することができる。タイトル文字の入力が完了し
、タイトルキー４４を所定時間（例えば２秒）以上押す
と、新たに入力したタイトル文字データがスタンバイＲ
ＡＭ６２に書込まれ、またタイトル表示部３２に表示さ
れるタイトルも新たに入力されたタイトルに変更され次
のステップｈに移行する。なお、ステップｄでタイトル
キー４４がオンされないと判定された場合はステップｈ
に移行する。ステップｈでは、イジェクトキー（図示せ
ず）がオンされたか否かが判定され、上記イジェクトキ
ーがオンされないと判定された場合には、ステップｄに
戻る。ステップｈで上記イジェクトキーがオンされたと
判定された場合には、ディスクのイジェクト動作が行わ
れ、ディスクがディスク挿入口より排出されるものであ
る。

【００１２】図３におけるステップｆのタイトル入力は
、例えば以下のように行われる。図４はタイトルを表示
する表示部を示している。図４において、９，１０，１
１，１２，１３，１４は表示素子であり、各表示素子に
英文字を表示するととによりタイトルを表示するもので
ある。図３のステップｄでタイトルキーがオンされると
、タイトル入力モードに移行し、まず１番目の表示素子
９に″Ａ″が表示される。ここでトラックアップキー４
６またはトラックダウンキー４７を操作すると、表示素
子９に表示される英文字が順次″Ｂ″，″Ｃ″，″Ｄ″
，″Ｅ″，″Ｆ″・・・・・・に変更される。表示素子
９に入力すべきタイトルの１番目の文字が表示された時
にトラックアップキー４６の操作を停止し、メモリキー
４５を操作すると１番目の文字が確定し、２番目の表示
素子１０に英文字″Ａ″が表示される。ここで前記操作
と同様に２番目の文字を選択しメモリキー４５で確定す
る。以後同様の操作を繰り返し複数文字からなるタイト
ル文字の入力を終了するものである。

【００１３】また、表示部３で多くの文字が表示できる
場合には、図５に示すように、タイトル入力モードで英
文字リスト１５を表示し、カーソルキー（図示せず）に
よりカーソル１６を移動させて必要な文字を選択し、メ
モリキー４５の操作で確定するようにしてもよいもので
ある。なお、上記実施例では英文字でタイトルを表示し
ているが、英文字に限らずカタカナ、ひらがな、漢字を
表示するようにしてもよいものである。また、上記実施
例では表示部３でトラック番号、演奏時間と、タイトル
とを別個に表示するようにしているが、同じ表示部でト
ラック番号、演奏時間表示と、タイトル表示とを切換え
て表示するようにしてもよいものである。また、ディス
クデータ再生装置と他の機器（ラジオ受信機、カセット
デッキ等）とを組み合わせた複合機器においては、機能
キーを兼用し、機器選択キー又はモード切換キーの操作
に応じて機能キーの機能を変更するようにしてもよいも
のである。　　以上のように、上記実施例によれば、予
めディスク弁別データに対応してディスクのタイトル文
字を入力しておけば、同じディスクが挿入された場合に
は、ディスク弁別データをキーとしてそのタイトルをス
タンバイＲＡＭより読出してタイトル表示部３２に自動
的に表示することができ、またタイトルの変更またはタ
イトルの新たな登録を行うことができるものである。

【００１４】

【発明の効果】以上のように、本発明は、ディスク再生
時に読出されたディスク弁別データと一致するディスク
弁別データがメモリ手段に記憶されていれば、このディ
スク弁別データに対応して記憶されている文字データを
読出し、自動的に表示手段に文字表示することができる
ものであり、表示部に表示されているタイトル等を目視
することにより容易に再生中のディスクの内容を把握で
きる利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例におけるディスクデータ再生
装置のブロック図

【図２】本発明の一実施例におけるディスクデータ再生
装置のスタンバイＲＡＭの記憶内容を示す図

【図３】本
発明の一実施例におけるディスクデータ再生装置の動作
フロー

【図４】本発明の一実施例におけるディスクデータ再生
装置の表示部を示す図

【図５】本発明の他の実施例の表示部を示す図

【符号の説明】

１　　操作表示部 ２　　電源スイッチ ３　　表示部 ４　　キー入力部 ５　　電源部 ６　　制御部 ７　　再生部 ８　　ディスク ９〜１４　　表示素子 １５　　英文字リスト １６　　カーソル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ディスクに記録されたディスク弁別デ
   ータを読取る読取手段と、ディスクのタイトル等の文字
   データを入力する文字データ入力手段と、上記ディスク
   弁別データに対応した上記文字データを記憶保持するメ
   モリ手段と、上記読取手段で読取られたディスク弁別デ
   ータと上記メモリ手段に記憶されているディスク弁別デ
   ータとを比較する比較手段と、この比較手段によりディ
   スク弁別データの一致が検出された際に上記メモリ手段
   に記憶されているディスク弁別データに対応する文字デ
   ータを読出して表示手段に表示する制御手段とを具備し
   てなるディスクデータ再生装置。
2. 【請求項２】　　ディスクのトラック番号、演奏時間を
   表示する表示手段を文字データの表示手段として兼用し
   た請求項１記載のディスクデータ再生装置。