JP3559833B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明はディスク装置に関し、さらに詳細にはトラバースユニットを備えたディスクチェンジャを備えて該ディスクチェンジャから取り出したディスクの連続演秦を行うディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクチェンジヤを備え、ディスクチェンジャのロ一タリストッカトレイに復数のディスクを予め載置しておいて、ディスクプレーヤで演奏することを希望するディスクを指定し、指定されたディスクをディスクプレーヤに対応させたトラバースユニットによってロ一タリストッカトレイから取り出し、対応するディスクプレーヤの所定位置にまで移送してデイスクプレーヤに装着して演奏させるように構成されているものがある。
【0003】
しかしながら、上記したようなディスクチェンジャを備えた従来のディスクプレーヤでは、ディスクチェンジャに載置されているディスクのTOC情報を読み込ませるためには、ディスクチェンジャに載置されている全てのディスクを演奏させて読み込ませるか、またはTOC情報を読み込ませるモードにしてディスクのTOC情報を次々に読み込ませるようにし、これら読み込んだTOC情報を演奏中のディスクに対応して表示器に表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、ディスクチェンジャに多数のディスクが挿入されていて、連続演奏をする場合、例えばプログラム(ランダム)演奏では、プログラム(ランダム)演奏中には、次に演奏する曲が判らないため、プログラム(次に演奏する曲)を変更したり、追加することができないという問題点があった。さらに、今演奏しているディスクのディスクに記録されている曲名などの内客を示すTEXT(テキストとも記す)を含むデータTOC情報はわかるが、次に演奏されるディスクのTOC情報がわからず、予め定められた順で曲の演奏されるのみで、ディスクの演奏中は次の曲を選択できないという問題点があった。
【0005】
本発明は、プログラム(ランダム)演奏であって、プログラム(ランダム)演奏中でも次に演奏する曲を確認しながら曲の変更、追加ができ、かつディスク演奏中でも他のディスクのTEXTデータを含むTOC情報を読み込み、表示させることで、ディスク演奏中でも次に演奏するディスクを選択できるディスク装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるディスク装置は、複数のディスクプレーヤと、複数のディスクが載置され、前記複数のディスクプレーヤの個々のディスクプレーヤに対してそれぞれディスクを取り出して移送させる手段を備え、かつ前記複数のディスクプレーヤで共用されるディスクチェンジャとを有するディスク装置において、
前記ディスクチェンジャ中から取り出されて移送されたディスクの一方のディスクプレーヤによる演奏中に、ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤへ前記ディスクチェンジャ中から他のディスクを取り出して移送し、前記ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって前記他のディスクのテキストデータを含むTOC情報を読み込み、該読み込まれたテキストデータを含むTOC情報を表示手段に前記他のディスクに対応して表示させ、次に演奏する曲の変更を選択的に行い、変更された曲のテキストデータを含むTOC情報を記憶手段に記憶させると共に、前記表示手段に表示させて次の演奏曲表示とすることを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかるディスク装置は、複数のディスクプレーヤと、複数のディスクが載置され、前記複数のディスクプレーヤの個々のディスクプレーヤに対してそれぞれディスクを取り出して移送させる手段を備え、かつ前記複数のディスクプレーヤで共用されるディスクチェンジャとを有し、プログラム演奏またはランダム演奏が可能なディスク装置において、
プログラム演奏中またはランダム演奏中であって、前記ディスクチェンジャ中から取り出されて移送されたディスクの一方のディスクプレーヤによる演奏中に、ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤへ前記ディスクチェンジャ中から他のディスクを取り出して移送し、前記ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって前記他のディスクのテキストデータを含むTOC情報を読み込み、該読み込まれたテキストデータを含むTOC情報を表示手段に前記他のディスクに対応して表示させ、次に演奏する曲の変更、追加を選択的に行い、変更、追加された曲のテキストデータを含むTOC情報を記憶手段に記憶させると共に、前記表示手段に表示させて次の演奏曲表示とすることを特徴とする。
【0010】
本発明にかかるディスク装置によれば、一方のディスクプレーヤによってディスクが演奏されている中に、ディスクチェンジャ中から取り出された他のディスクのTEXTデータを含むTOC情報がディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって読み込まれるために、TEXTデータを含むTOC情報を読み込んでいるときにもディスクの演秦ができ、次に演奏する曲を選択できる。さらに、ディスクのプログラム演奏においても同様に、プログラム演奏中でも次に演奏される曲の変更、追加ができる。
【0012】
本発明にかかるディスク装置によれば、プログラム演奏であって一方のディスクプレーヤによってディスクが演奏されている中に、ディスクチェンジャ中から取り出された他のディスクのTEXTデータを含むTOC情報がディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって読み込まれるために、TEXTデータを含むTOC情報を読み込んでいるときにもディスクの演奏ができ、プログラム演奏中でも次に演奏される曲の変更、追加ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるディスク装置を実施の一形態によって説明する。
【0014】
図1は本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の主要部の構成を示すブロック図であり、2つのディスクプレーヤに共用されるディスクチェンジャ部分を例示している。
【0015】
本発明の実施の一形態にかかるディスク装置に用いられるディスクチェンジヤは、基板1上に円盤状のロータリストッカトレイ2が回転自在に装着してある。一方、ロータリストッカトレイ2を時計方向および反時計方向に回転駆動するロータリストッカトレイモータ4および動力伝達機構5が基板1上に設けてあって、ロータリストッカトレイモータ4の駆動によって動力伝達機構5を介してロータリストッカトレイ2を駆動させるように構成してある。
【0016】
ロータリストッカトレイ2上には放射状に所定の等角度間隔で図示しない突起部が形成されており、隣合う突起部間に、図2に示すようにロータリストッカトレイ2の回転中心に向かって直立させた状態でディスク3が放射状に載置される。符号6は載置されたディスク3の位置決めのためのストッパである。ディスク3のロータリストットレイ2への挿入載置および取り出しはロータリストッカトレイ2の中心方向へ進退自在に設けられた第1および第2のトラバースユニット71および72によって行われるように構成されている。
【0017】
第1のトラバースユニット71は図示しない第1のディスクプレーヤに対応させてあリ、トラバースユニット駆動回路73によって駆動される。第2のトラバースユニット72は図示しない第2のディスクプレーヤに対応させてあり、トラバースユニット駆動回路74によって駆動される。
【0018】
第1のトラバースユニット71によって図示しない第1のディスクプレーヤから搬送してきたディスク3は第1のトラバースユニット71の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置に載置される。また第1のトラバースユニット71の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置に載置されているディスク3が第1のトラバースユニット71によって取り出されて第1のディスクプレーヤに装着される。本発明の実施の一形態にかかるディスク装置では第1のトラバースユニット71の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置を第1の基準位置とする。
【0019】
第2のトラバースユニット72の場合も同様であって、第2のトラバースユニット72によって図示しない第2のディスクプレーヤから搬送してきたディスク3は第2のトラバースユニット72の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置に載置され、また第2のトラバースユニット72の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置に載置されているディスク3が第2のトラバースユニット72によって取り出されて第2のディスクプレーヤに装着される。
【0020】
第1のトラバースユニット71によるディスク3のロータリストッカトレイ2への挿入載置は、ディスク3をクランプした第1のトラバースユニット71をロータリストッカトレイ2の中心方向ヘトラバースユニット駆動装置73によって駆動して挿入し、クランプを解除することによって行われる。また、第1のトラバースユニット71によるロータリストッカトレイ2からディスク3の取り出しは、第1のトラバースユニット71をロータリストッカトレイ2の中心方向へトラバースユニット騨動装置73によって移動させてディスク3をクランプし、クランプした状態で第1のトラバースユニット71をロータリストットレイ2から離れる方向に駆動することによって行われ、ディスク3は第1のディスクプレーヤの所定位置に移動させられる。
【0021】
同様に第2のトラバースユニット72についてもトラバースユニット駆動装置74によってロータリストッカトレイ2への挿入載置、ロータリストッカトレイ2からの取り出しも同様に行われる。
【0022】
ロータリストッカトレイ2には図2乃至図4に示すように、ロータリストッカトレイ2の裏面側の予め定め半径上に位置し、かつディスク3が載置される位置に対応して突起Aが形成してあり、さらにロータリストッカトレイ2の裏面側であって突起Aが設けられている半径より外周側の予め定めた半径上に位置するように突超Bが形成してある。突起Bは突起Aの20個間隔毎に形成してあり、さらに図4(b)に示すように突起Aの20個間隔毎に突起数が十1されて、互いに識別可能に形成されている。
【0023】
例えばロータリストッカトレイ2上に200枚のディスク3が載置可能に構成されているときは、突起Aの数は200個あり、突起B0(突起数1個)、突起B0を挾んでその左側(反時計方向側位置)に突起B1(突起数2個)、突起B0を挟んでその右側(時計方向側位置)に突起B9(突起数9個)、突起B1のの右側に突起B2(突起数3個)、突起9の左側に突起B8(突起数8個)、……、のように形成されている。ここで、突起Bの語は突超B0、……、B9のそれぞれ、またば総称としても使用する。
【0024】
したがって、突起B0と突起B1との間には20個の突起Aが形成されてディスク3が載置されるアドレス番号として突起B0側から突起B1側ヘアドレス番号1〜20の番号が付番され、突超B1と突起B2との間には20個の突起Aが形成されてディスク3が載置されるアドレス番号として突起B1側から突起B2側ヘアドレス番号21〜40の番号が付番され、…、突起B9と突起B0との間には20個の突起Aが形成されてディスク3が載置されるアドレス番号として突起B9側から突起B0側へアドレス番号181〜200の番号が付番されることになって、ロータリストッカトレイ2上のディスク3が載置される位置にアドレス番号1〜200が1対1に対応して割り付けられることになる。
【0025】
さらに、ロータリストッカトレイ2上からディスク3のサイズ以上離れ、かつ第1のトラバースユニット71の軸線に対して時計方向に45°の角度をなす位置にロータリストッカトレイ2の半径方向にセンサ支持板8が設けてある。センサ支持板8には、ロータリストッカトレイ2上に載置されたディスク3によって遮光される位置に発光ダイオード8Cが設けてある。
【0026】
また、図2およぴ図3(a)に示すように、基板1上にセンサ支持板8の軸線に対向する位置であって、かつロータリストッカトレイ2の半怪方向に突起Aによって遮光される第1ホトカプラ8Aと、突起Bによって遮光される第2ホトカプラ8Bと、発光ダイオード8Cに対向する位置にホトトランジスタ8cとが設けてあって、発光ダイオード8Cと対向するホトトランジスタ8cとは第3ホトカプラを構成している。なお、第2のトラバースユニット72はその軸線が第1のトラバースユニット71の軸線に対して反時計方向に90°の角度をなす位置に設けてあって、本発明の実施の一形態にかかるディスク装置では第2のトラバースユニット72の先端に対向するロータリストッカトレイ2の位置を第2の基準位置とする。
【0027】
そこで、ロータリストッカトレイ2の回動駆動により、第1ホトカプラ8Aによって突起Aが検出され、第2ホトカプラ8Bによって突起Bが検出されて、第1および第2ホトカプラ8Aおよび8Bの出力の協働によって各アドレス番号が検出される。また、ディスク3が載置されているときは、発光ダイオード8Cの光は遮られて第3ホトカプラによってディスク3の載置が検出される。例えばロータリストッカトレイ2の時計方向への回動駆動によって突起B2が検出されたときから計数された突起Aの数α(正の正数)によって、アドレス番号(40+α)が検出され、突起Aの数αが計数されるときに第3ホトカプラの出力が遮断されれば、アドレス番号(40+α)にディスク3が載置されていることになる。
【0028】
したがって、ディスク3が載置される位置のアドレス番号が割り付けられ、ロータリストッカトレイ2を時計方向に1回転させることによって、割リ付けられたアドレス番号の位置にディスク3が載置されているか否かがチェックされることになって、ディスク3が載置されているアドレス番号が判ることになる。
【0029】
なお、ロータリストッカトレイ2上に200枚のディスク3が載置可能に構成されているため、突起Aの数は200個あり、隣合う突起A間のなす角度は1.8°であって、突起Aも1.8°ごとに設けられている。突起Bは36°ごとに設けられている。そこで、ロータリストッカトレイ2を時計方向または反時計方向に少なくとも約40°回動させることによって突起B中の1つが倹出され、検出された1つの突起Bからの突起Aの数を計数することによってアドレス番号が求められて、ロータリストッカトレイ2の現在位置が判ることににる。
【0030】
すなわち、ロータリストッカトレイ2の現在位置は、センサ支持板8に対して第1のトラバースユニット71の軸線が45°の角度をなすように設けられているために、第1の基準位置を求めるためにセンサ支持板8の位置に対応する位置のアドレス番号にアドレス数〃25〃を加算することによって得られ、さらに、第2のトラバースユニット72の軸線は第1のトラバースユニット71の軸線に対して反時計方向90°の位置にあるため、第2のトラバースユニット72の先端に対向する第2の基準位置に対応するアドレス番号は現在の第1の基準アドレス番号にアドレス番号〃50〃を加算することによって得られる。以後、ロータリストッカトレイ2の回転駆動毎に回転にしたがって計数した突超Aの計数値によって現在位置を更新することができる。
【0031】
本発明の実施の一形態にかかるディスク装置においては、第1および第2のディスクプレーヤに対する演奏指示、演奏のためのディスク指示のため等の複数のキースイッチ10、TOC情報またはTEXTデータに基づく表示をする表示器11、メインコンピュータ13およびサブコンピュータ14を備えている。
【0032】
なお、図5はキースイッチ10および表示器11の具体例である。表示器11はメイン表示部21およびサブ表示部22を備え、キースイッチ10はメイン再生キースイッチ23、サブ再生キースイッチ24、メイン停止キースイッチ25、サブ停止キースイッチ26、メインアップキースイッチ27、サブアップキースイッチ28、メインダウンキースイッチ29、サブダウンキースイッチ30、連続再生キースイッチ31を備えている。
【0033】
メインコンピュータ13はロータリストッカトレイモータ駆動回路12を介してロータリストッカトレイモータ4の回転を制御してロータリストッカトレイ2の回転駆動制御を行い、トラバースユニット駆動回路73、74を介してトラバースユニット71、72を制御してロータリストッカトレイ2からディスク3を取り出して第1、第2のディスクプレーヤヘの移送および装着制御を行い、トラバースユニット駆動回路73、74を介してトラバースユニット71、72をそれぞれ制御して第1、第2のディスクプレーヤからディスク3を取り出してロータリストッカトレイ2への挿入、載置制御を行い、キースイッチ10の出力の読み込みを行い、かつ表示器11の表示制御および第1のディスクプレーヤの再生制御を行う。表示器11は、演奏中または演奏しようとするのディスクのTEXTデータを含むTOC情報等の表示をメイン表示部21にて行い、他のディスクのTEXTデータを含むTOC情報を表示をサブ表示部22にて行う。
【0034】
メインコンピュータ13は第1および第2のディスクプレーヤの再生状況と第1および第2のディスクプレーヤから読み出したTEXTデータを含むTOC情報との管理を行うと共に、RAM131を備えて、メインコンピュータ13と協働してRAM131にてロータリストッカトレイ2のアドレス番号による現在位置の記憶、各アドレス番号位置におけるディスク3の有無の記憶、該ディスクのTEXTデータの読み込み済みか否かのフラグ情報の記憶および該ディスクのTEXTデータを含むTOC情報の記憶制御を行う。サブコンピュータ14はメインコンピュータ13の制御のもとに、第2のディスクプレーヤの再生を制御し、メインコンピュータ13へTEXTデータを含むTOC情報を送出する。
【0035】
RAM131における記憶は、電源投入時、またはドアのオープン/クローズ時(ディスクをロータリストッカトレイ2から取り出したとき、または挿入載置したとき)にメインコンピュータ13の制御のもとにロータリストッカトレイ2を回転駆動することによって初期設定としてなされる。したがって、電源投入されたときにロータリストッカトレイ2の現在位置、割り当てられたアドレス番号の位置にディスク3が存在するか否か、該ディスクのTEXTデータは既に読み込まれているか否かが等が前記RAMの記憶内容を参照することによって判る。
【0036】
次に、本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の作用を図6〜図7および図8〜図9に示すフローチャートに基づいて説明する。図6〜図7は通常の連続演奏の場合に対するフローチャートであり、図8〜図9はプログラム演奏の場合に対するフローチャートである。
【0037】
図6〜図7示す場合、すなわち通常連続演奏の場合を例に説明する。本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の動作が開始されると、キースイッチ10によって連続再生指示されるのを特って(ステップS1)、連続再生指示されると指示されたディスクを演奏するべく第1の基準アドレス番号位置に指示されたディスク3が対向するようにロータリストッカトレイ2が回転駆動され、第1の基準アドレス番号に対向する位置からディスク3がトラバースユニット71によってディスクストッカトレイ2から取リ出されて、取り出されたディスク3は第1のディスクプレーヤに装着されて、第1のディスクプレーヤによって演奏される(ステップS2、ステップS3)。図5および図6において演奏に代わって再生とも記してある。
【0038】
ディスク3の演奏中に該ディスク3のTEXTデータを含むTOC情報に基づいてメイン表示部21にはディスクナンバー、トラックナンバー等が表示される(ステップS4)。第1のプレーヤでディスク3が演奏中に次に演奏する他のディスクがロータリストッカトレイ2が回転駆動され、トラバースユニット72によってディスクストッカトレイ2から取リ出されて、取り出された他のディスクは第2のディスクプレーヤに装着されて、第2のディスクプレーヤによってTEXTデータを含むTOC情報がサブ表示部22に表示される(ステップS5)。次に演奏されるディスクを含む全てのディスクをTEXTデータを含むTOC情報を予めRAM131に記憶しておき、次に演奏されるディスクのTEXTデータを含むTOC情報をサブ表示部22に表示しても良い。連続再生ディスクの変更するためのキー入力の有無をチェックされる(ステップS6)。
【0039】
ステップS6におけるチェックの結果、キー入力がないと判別されたときは第1のディスクプレーヤで現在再生中のディスクのトラックの終了の有無をチェックする(ステップS7)。ステップS7でのチェックで現在再生中のトラックが終了していると判断されたら、そのトラックが最大トラックの再生終了かをチェックされる(ステップS8)。ステップS8の処理は、次に再生するディスクが現在再生中のディスクと同じ場合は、ステップS9に進み、現在再生中のディスクと異なる場合はステップS10に進む。最大トラックでなければ次のトラックを再生し(ステップS9)再びステップS4から実行され、最大トラックであればディスク3をトラバースユニット71によりロータリストッカトレイ2の元の取り出された所定の位置に収納する(ステップS10)。
【0040】
次に連続する全てのディスクが再生されたかをチェックされる(ステップS11)。全てのディスクが再生されていなければ、次に再生されるディスクをトラバースユニット71でロータリストッカ2より取り出され、第1のディスクプレーヤに載置されて再生される(ステップS12)。再びステップS4から実行される。ステップS9における次のトラックとは、サブ表示部22に表示されているトラックであり、ステップS20、S23で変更された場合も含まれる。また、ステップS12における次のディスクについてもディスクキーで変更されたディスクである場合もあり、また、ステップS3における最初のトラックはサブ表示されているディスクのトラックの場合もある。
【0041】
ステップS6において連続演奏の変更がキー入力されたとき、第1のディスクプレーヤで現在再生されているディスク3のトラックの、次のトラック再生要求であるメインアップキーであるかチェックされる(ステップS13)。次のトラック再生要求であれば、現在再生中のディスク3のトラックが最大トラック再生中かのチェックをし(ステップS14)、最大トラックであればステップ10から再び実行し、最大トラックでなければ次のトラックを再生し(ステップS15)、再びステップS4から実行する。
【0042】
ステップS13においてメインアップキー入力でなければ、第1のディスクプレーヤで現在再生されているディスク3であり、現在再生中のディスク3のトラックの前のトラック再生要求であるメインダウンキー入力であるかのチェックをする(ステップS16)。ステップS16で現在再生されているディスク3のトラックの前のトラック再生要求であれば、そのトラックが最小トラックであるかチェックされ(ステップS17)、ステップS17で最小トラックであると判定されたら最小トラックの頭から再生し(ステップS19)、再びステップS4から実行する。ステップS17で最小トラックでないと判定されたら、1つ前のトラックを再生し(ステップS18)、再びステップS4から実行する。
【0043】
ステップS16においてメインダウンキー入力でなければ、次の再生予定のディスクであり、このディスクのトラックが次の再生要求であるサブアップキー入力であるかのチェックをする(ステップS20)。ステップS20で次の再生予定のディスクのトラックの再生要求であれば、サブ表示されているトラックの次のトラックが、現在再生されているディスク3のトラックの次の再生するトラックとなり(ステップS21)、再びステップS5から実行する。ステップS20でサブアップキー入力でないと判定されたら、次の再生予定のディスクであり、このディスクのトラックの1つ前のトラック再生要求であるサブダウンキー入力であるかのチェックをする(ステップS23)。
【0044】
サブダウンキー入力であると判定されたら、サブ表示されているトラックの1つ前のトラックが、現在再生されているディスク3のトラックの次に再生するトラックとなり(ステップS24)、再びステップS5から実行する。ステップS23でサブダウンキー入力でないと判定されたら、次に入力されたキーがストップキーであるかチェックされる(ステップS25)。ストップキー入力であれば終了とし、他のキーであれば再びステップS6から実行する。このステップS20、S23の操作により次に再生されるとラックが変更される。このとき、ディスクキーで次に再生するディスクを変えてもよい。
【0045】
次に、プログラム再生が指示された場合について図8〜図9に基づいて説明する。ランダム再生の場合も同様である。ここではプログラム再生の場合について説明する。
【0046】
キースイッチ10によってプログラム再生指示されるのを待って(ステップS31)、プログラム再生指示されるとプログラムされた最初のディスクが第1の基準アドレス番号に対向する位置にくるようにロータリストッカトレイ2が回転駆動されて、プログラムされた最初のディスク3がトラバースユニット71によってディスクストッカトレイ2から取り出されて、取り出されたディスク3は第1のディスクプレーヤに装着されて、第1のディスクプレーヤによって再生される(ステップS32)。
【0047】
第1のディスクプレーヤによりディスク3のTEXTデータを含むTOC情報が再生されメイン表示に表示される(ステップS33)。さらにディスク3は第1のディスクプレーヤにより最初のプログラムのトラックが演奏される(ステップS34)。メイン表示には第1のディスクプレーヤに装着されて、現在再生されているディスク3、トラックナンバーを表示する(ステップS35)。サブ表示には次にプログラム再生するディスク、トラックナンバーを表示する(ステップS36)。
【0048】
次にキー入力の有無をチェックされる(ステップS37)。ステップS37におけるチェックの結果、キー入力がないと判別されたときは第1のディスクプレーヤで現在再生中のディスクのトラックの終了の有無をチェックする(ステップS41)。ステップS41でのチェックで現在再生中のトラックが終了していると判断されたら、そのトラックが最大トラック(プログラム再生の場合は該ディスクの最後のプログラムの曲であり、ランダム再生の場合は該ディスクの最後に選ばれたトラックである)の再生終了かがチェックされる(ステップS42)。最大トラックでなければ次のプログラムのトラックを再生し(ステップS44)、再びステップS35から実行され、最大トラックであればディスク3をトラバースユニット71によりロータリストッカトレイ2の元の取り出された所定の位置に収納する(ステップS43)。
【0049】
次にプログラム再生する全てのディスクが再生されたか否かがチェックされる(ステップS45)。プログラムされた全てのディスクが再生されていなければ、次に再生されるディスクがトラバースユニット71でロータリストッカ2より取り出され、第1のディスクプレーヤに載置されて再生され(ステップS46)、再びステップS33から実行される。
【0050】
ステップS37におけるチェックによって、キー入力が有と判別されたときは、プログラム再生ディスクの変更、追加するためのキー入力であって所望のディスクを検索するディスクキーであるかチェックされる(ステップS38)。ステップ38で、プログラムの追加、変更指示があると判別されたときは、検索されたディスクのTOC、TEXTデータがすでにRAM131に記憶されているかチェックする(ステップS39)。検索したディスクのTOC、TEXTデータがすでにRAM131に記憶されているのであれば、サブ表示に検索されたディスクのTOC、TEXTデータを表示する(ステップS40)。
【0051】
サブ表示に表示されたディスクを次に再生するディスクとして変更、追加するかチェックする(ステップS50)。検索したディスクを次に予定のプログラム演奏ディスクに対して変更、追加するのであれば、サブアップキースイッチ、サブダウンキースイッチの操作で演奏トラックを指定して変更または追加を行いプログラム演奏の順序をRAM131に記憶し、サブ表示部22に次に再生するディスク、トラックナンバーを表示して(ステップS51)、再びステップS37を実行する。ステップS50では検索したディスクを次に予定のプログラム演奏ディスクに対して変更、追加しないのであれば再びステップS37を実行する。
【0052】
ステップS38において、プログラム再生ディスクの変更、追加するためのキー入力であって所望のディスクを検索するディスクキーでないとされたとき、次にストップキーであるかチェックし(ステップS52)、ストップキーでなければ再びステップS35を実行する。ストップキーで有れば終了する。
【0053】
ステップS39において検索されたディスクのTOC、TEXTデータがRAM131に記憶がなければ、検索されたディスクをロータリストッカトレイ2よりトラバースユニット72で取り出し、現在再生中でない第2のディスクプレーヤで再生する(ステップS47)。ステップS47で、再生した検索ディスクのTOC、TEXTデータを読み込み(ステップS48)、読み込んだTOC、TEXTデータをRAM131に記憶する(ステップS49)。次に、再びステップS40を実行する。
【0054】
以上のようにして、本発明の実施の一形態にかかるディスク装置において、ディスク3を演奏させながら、ロータリストッカトレイ2に載置されているディスク3が他方のディスクプレーヤに装着されて、該他方のディスクプレーヤよってTEXTデータを含むTOC情報が読み込まれていくので、TEXTデータを含むTOC情報が読み込まれているときにおいても連続演奏を中断することなく次に演奏予定のディスクの変更ができる。また、予め全てのディスクのTOC、TEXTデータを記憶することで、同様に連続演奏を中断することなく次に演奏予定のディスクの変更ができる。プログラム演奏またはランダム演奏のときも同様である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかるディスク装置によれば、ディスクの連続演奏中に、演奏中でない他方のディスクのTEXTデータを含むTOC情報を基に次の曲を選択でき、また、プログラム演奏またはランダム演奏途中にも、曲の変更、追加ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置におけるディスクチェンジャのディスクおよびホトカプラの配置の説明に供する模式図ある。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置におけるロータリストッカトレイの突起およびホトカプラの配置の説明に供する模式図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置におけるロータリストッカトレイの突起の説明に供する模式図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置のキースイッチおよび表示器の具体的例の表面図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の作用の説明に供するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるディスク装置の作用の説明に供するフローチャートである。
【図8】本発明の実施の一形態にかかるデイスク装置によるプログラム演奏の場合の作用の説明に供するフローチャートである。
【図9】本発明の実施の一形態にかかるデイスク装置によるプログラム演奏の場合の作用の説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
1 基板
2 ロータリストッカトレイ
3 ディスク
4 ロータリストッカトレイモータ
5 動力伝達機構
6 センサ支持板
8Aおよび8B 第1およぴ第2ホトカプラ
8C 発光ダイオード
8c ホトトランジスタ
10 キースイッチ
11 表示器
13 メインコンピュータ
14 サブコンピュータ
71および72 第1および第2のトラバースユニット
131 RAM
A、B、B0、B1、……、B9 突起
Claims (2)
- 複数のディスクプレーヤと、複数のディスクが載置され、前記複数のディスクプレーヤの個々のディスクプレーヤに対してそれぞれディスクを取り出して移送させる手段を備え、かつ前記複数のディスクプレーヤで共用されるディスクチェンジャとを有するディスク装置において、
前記ディスクチェンジャ中から取り出されて移送されたディスクの一方のディスクプレーヤによる演奏中に、ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤへ前記ディスクチェンジャ中から他のディスクを取り出して移送し、前記ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって前記他のディスクのテキストデータを含むTOC情報を読み込み、該読み込まれたテキストデータを含むTOC情報を表示手段に前記他のディスクに対応して表示させ、次に演奏する曲の変更を選択的に行い、変更された曲のテキストデータを含むTOC情報を記憶手段に記憶させると共に、前記表示手段に表示させて次の演奏曲表示とすることを特徴とするディスク装置。 - 複数のディスクプレーヤと、複数のディスクが載置され、前記複数のディスクプレーヤの個々のディスクプレーヤに対してそれぞれディスクを取り出して移送させる手段を備え、かつ前記複数のディスクプレーヤで共用されるディスクチェンジャとを有し、プログラム演奏またはランダム演奏が可能なディスク装置において、
プログラム演奏中またはランダム演奏中であって、前記ディスクチェンジャ中から取り出されて移送されたディスクの一方のディスクプレーヤによる演奏中に、ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤへ前記ディスクチェンジャ中から他のディスクを取り出して移送し、前記ディスクの演奏をしていない方のディスクプレーヤによって前記他のディスクのテキストデータを含むTOC情報を読み込み、該読み込まれたテキストデータを含むTOC情報を表示手段に前記他のディスクに対応して表示させ、次に演奏する曲の変更、追加を選択的に行い、変更、追加された曲のテキストデータを含むTOC情報を記憶手段に記憶させると共に、前記表示手段に表示させて次の演奏曲表示とすることを特徴とするディスク装置。
Priority Applications (1)
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JP36690597A JP3559833B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP36690597A JP3559833B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ディスク装置 |
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-
1997
- 1997-12-26 JP JP36690597A patent/JP3559833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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