JP2000292932A - レジスト処理装置 - Google Patents

レジスト処理装置

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JP2000292932A
JP2000292932A JP10203499A JP10203499A JP2000292932A JP 2000292932 A JP2000292932 A JP 2000292932A JP 10203499 A JP10203499 A JP 10203499A JP 10203499 A JP10203499 A JP 10203499A JP 2000292932 A JP2000292932 A JP 2000292932A
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Japan
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resist
spin cup
wall surface
chemical solution
spin
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JP10203499A
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Hiroshi Yoshioka
寛 吉岡
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストミストの跳ね返りによりウエハ上に
不均一なレジスト塗布膜が形成されるのを抑制できるレ
ジスト処理装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るレジスト処理装置は、ウエ
ハ27を保持するスピンチャック25と、このチャック
25を回転させるモーター19と、チャック25に保持
されたウエハ27上にレジストを吐出するノズル28
と、ノズル28にレジストを供給するレジスト供給手段
と、チャック25の周囲を囲むスピンカップ11,12
と、スピンカップ下部12の内壁面に薬液を吐出する薬
液ノズル18と、薬液ノズル18から薬液を吐出するこ
とによりスピンカップ下部12の内壁面に流された薬液
と、ノズル28からレジストを吐出した際にスピンカッ
プに飛び散ったレジストと、を蒸留・冷却により分離す
る分離手段と、を具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハにレ
ジストの塗布、現像又は洗浄を行うレジスト処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のレジスト処理装置の一例
を示す断面図である。
【0003】このレジスト処理装置は、半導体ウエハ上
にレジストを塗布し、塗布したレジストを現像、洗浄す
る装置である。レジスト処理装置は半導体ウエハ127
を固定・保持するためのスピンチャック125を有し、
スピンチャック125の周囲にはスピンカップ上部11
1及びスピンカップ下部112が設けられている。スピ
ンチャック125の上方には、レジスト、現像液及び洗
浄液のいずれかを吐出するためのノズル128が配置さ
れている。
【0004】スピンチャック125には回転軸123を
介してモーター119が取り付けられており、この回転
軸123のモーター側の端部は、スピンカップ下部11
2に設けられた穴117によってスピンカップの外部に
配置されている。このスピンカップ下部112には下方
に排気する第1の排気管115が設けられており、この
排気管115は上記穴117の周囲に配置されている。
また、スピンカップ下部112には横方向に排気する第
2の排気管116が設けられている。第1及び第2の排
気管115,116は図示せぬ排気手段に接続されてい
る。
【0005】次に、上記レジスト処理装置の動作につい
て説明する。
【0006】レジストの塗布を行う場合は、スピンチャ
ック125に半導体ウエハ127を保持し、モーター1
19によりスピンチャック125を回転させ、第1及び
第2の排気管115,116から排気を行う。これと共
に、ノズル128からレジストを吐出することにより、
半導体ウエハ127上にレジストを塗布する。
【0007】また、現像する場合は、スピンチャック1
25に半導体ウエハ127を保持し、モーター119に
よりスピンチャック125を回転させ、第1及び第2の
排気管115,116から排気を行う。これと共に、ノ
ズル128から半導体ウエハ127上に現像液を滴下す
ることにより、現像処理を行う。
【0008】また、洗浄する場合は、スピンチャック1
25に半導体ウエハ127を保持し、モーター119に
よりスピンチャック125を回転させ、第1及び第2の
排気管115,116から排気を行う。これと共に、ノ
ズル128から洗浄液を吐出することにより、半導体ウ
エハ127を洗浄処理する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
レジスト処理装置では、レジスト、現像液又は洗浄液を
ウエハ127上に吐出し、このレジスト等がウエハの回
転による遠心力によって飛び散り、この飛び散ったレジ
スト等がスピンカップの内壁面にぶつかり、その跳ね返
りがウエハ表面を汚染することがある。これを抑制する
ために従来のレジスト処理装置では、レジスト等が跳ね
返りにくい形状としたスピンカップを用いると共に、第
1及び第2の排気管115,116から排気を行うこと
によりミストの跳ね返りによるウエハ表面の汚染を抑制
しようとしていた。
【0010】しかし、スピンカップの形状及び排気だけ
では、ミストの跳ね返りを十分に防止することができな
い。従って、上記従来のレジスト処理装置において、レ
ジストの塗布を行う場合、レジストミストの跳ね返りが
発生し、その結果、ウエハ上に均一なレジスト塗布膜を
形成できないことがある。また、現像、洗浄を行う場
合、ミストの跳ね返りが発生し、その結果、ウエハ上に
汚れ等が生じ、それが不良の原因となることがある。
【0011】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、レジストの塗布を行う場
合はレジストミストの跳ね返りによりウエハ上に不均一
なレジスト塗布膜が形成されるのを抑制できるレジスト
処理装置を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、現像又は洗浄を行う場合はミストの跳ね返りによ
るウエハの汚れ等を原因とする不良の発生を抑制できる
レジスト処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレジスト処理装置は、半導体ウエハを
保持する保持部と、前記保持部を回転させる回転駆動手
段と、前記保持部に保持された半導体ウエハ上にレジス
トを塗布する塗布手段と、前記保持部の周囲を囲むスピ
ンカップと、前記スピンカップの内壁面に薬液を流す手
段と、を具備することを特徴とする。
【0013】上記レジスト処理装置では、保持部に半導
体ウエハを保持し、この保持部を回転駆動手段により回
転させ、スピンカップの内壁面に薬液を流しながら、塗
布手段によりレジストをウエハ上に塗布する。このよう
にスピンカップの内壁面に薬液を流すことにより、レジ
ストミストの跳ね返りを防止することができる。その結
果、半導体ウエハ上に塗布ムラのないレジスト塗布面を
得ることができる。
【0014】また、上記レジスト処理装置においては、
前記スピンカップの内壁面に流された薬液と、前記塗布
手段によりレジストを塗布した際に前記スピンカップに
飛び散ったレジストと、を分離する分離手段と、この分
離手段により分離した薬液を再びスピンカップの内壁面
に供給する供給手段と、をさらに含むことが好ましい。
これにより、薬液を再生し、繰り返し再生薬液をスピン
カップの内壁面に供給することができるため、レジスト
処理コストを低減することができる。
【0015】本発明に係るレジスト処理装置は、半導体
ウエハを保持する保持部と、前記保持部を回転させるモ
ーターと、前記保持部に保持された半導体ウエハ上にレ
ジストを吐出するノズルと、前記ノズルにレジストを供
給するレジスト供給手段と、前記保持部の周囲を囲むス
ピンカップと、前記スピンカップの内壁面に薬液を吐出
する薬液ノズルと、前記薬液ノズルに薬液を供給する薬
液供給手段と、前記薬液ノズルから薬液を吐出すること
により前記スピンカップの内壁面に流された薬液と、前
記レジストを吐出するノズルによりレジストを塗布した
際に前記スピンカップに飛び散ったレジストと、を蒸留
・冷却により分離する分離手段と、前記分離手段により
分離した薬液を前記薬液ノズルに供給する供給手段と、
を具備することを特徴とする。
【0016】本発明に係るレジスト処理装置は、半導体
ウエハを保持する保持部と、前記保持部を回転させる回
転駆動手段と、前記保持部に保持された半導体ウエハ上
に現像液を滴下する滴下手段と、前記保持部の周囲を囲
むスピンカップと、前記スピンカップの内壁面に薬液を
流す手段と、を具備することを特徴とする。
【0017】また、上記レジスト処理装置においては、
前記スピンカップの内壁面に流された薬液と、前記滴下
手段によりレジストを塗布した際に前記スピンカップに
飛び散った現像液と、を分離する分離手段と、この分離
手段により分離した薬液を再びスピンカップの内壁面に
供給する供給手段と、をさらに含むことが好ましい。
【0018】本発明に係るレジスト処理装置は、半導体
ウエハを保持する保持部と、前記保持部を回転させる回
転駆動手段と、前記保持部に保持された半導体ウエハ上
に洗浄液を吐出する吐出手段と、前記保持部の周囲を囲
むスピンカップと、前記スピンカップの内壁面に薬液を
流す手段と、を具備することを特徴とする。
【0019】また、上記レジスト処理装置においては、
前記スピンカップの内壁面に流された薬液と、前記吐出
手段により洗浄液を吐出した際に前記スピンカップに飛
び散った洗浄液と、を分離する分離手段と、この分離手
段により分離した薬液を再びスピンカップの内壁面に供
給する供給手段と、をさらに含むことが好ましい。
【0020】また、上記レジスト処理装置においては、
前記スピンカップの内壁面の傾斜角度を30°〜45°
とすることが好ましい。これにより、スピンカップの内
壁面に薬液を流し易くできると共に、レジストミストも
跳ね返りにくくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0022】図1(a)は、本発明の実施の形態による
レジスト処理装置を示す平面図であり、図1(b)は、
図1(a)に示す1b−1b線に沿った断面図である。
図2は、図1に示すレジスト処理装置における薬液回収
システムを説明するための構成図である。なお、図1
(a)は、半導体ウエハ及びノズル28を省略した図で
ある。
【0023】このレジスト処理装置は、半導体ウエハ上
にレジストを塗布し、塗布したレジストを現像、洗浄す
る装置である。レジスト処理装置は、図1(b)に示す
ように半導体ウエハ27を固定・保持するためのスピン
チャック25を有する。このスピンチャック25の周囲
にはスピンカップ上部11及びスピンカップ下部12が
設けられている。スピンカップ上部11とスピンカップ
下部12との間には、例えばシンナー又はアセトン等の
薬液をスピンカップ下部12の内壁に供給するための複
数の薬液供給口14が設けられている。これら薬液供給
口14それぞれには薬液ノズル18が配置されており、
薬液ノズル18には薬液供給配管16が接続されてい
る。
【0024】スピンチャック25の上方には、レジス
ト、現像液及び洗浄液のいずれかを吐出するためのノズ
ル28が配置されており、このノズル28にはレジスト
等を供給する供給管29が接続されている。
【0025】スピンチャック25の下部には回転軸23
を介してモーター19が取り付けられており、この回転
軸23のモーター側の端部は、スピンカップ下部12に
設けられた穴17によってスピンカップの外部に配置さ
れている。このスピンカップ下部12には下方に排気す
る排気管15が4本設けられており、これら排気管15
は上記穴17の周囲に配置されている。また、スピンカ
ップ下部12には、排気管15の外側に位置する廃液配
管13が4本設けられている。これら廃液配管13はス
ピンカップ下部12の内壁に繋がっている。これによ
り、薬液ノズル18から吐出された薬液は、スピンカッ
プ下部12の内壁を流れ、廃液配管13により排出され
るようになる。また、スピンカップ下部12の内壁面の
傾斜角度は、薬液を流し易く、且つ、レジストミストの
跳ね返りにくい角度とすることが望ましく、例えば、3
0°〜45°とすることが望ましい。
【0026】次に、廃液回収システムについて説明す
る。
【0027】図2に示すように、スピンカップ下部12
には廃液配管13の一端が繋げられており、廃液配管1
3の他端は廃液21を溜める廃液タンク31に繋げられ
ている。この廃液タンク31内には配管32の一端が繋
げられており、この配管32の途中にはフィルター33
が配置されている。配管32の他端は加熱槽37内に繋
げられている。この加熱槽37の外周には該槽37を加
熱するためのヒーター35が設けられている。
【0028】加熱槽37には気化した薬液成分を回収す
る回収手段36が設けられており、この回収手段37は
配管39を介して冷却槽47に繋げられている。冷却槽
47には冷却コイル47aが巻かれている。また、加熱
槽37には薬液成分を分離したレジスト等の廃液45を
回収する廃液タンク43が配管41を介して接続されて
いる。
【0029】冷却槽47は、配管53により再生薬液5
1を溜める再生薬液タンク55と繋げられている。再生
薬液タンク55には配管63の一端が繋げられており、
この配管63の他端には配管65の一端が繋げられてい
る。また、配管65の一端には配管64の一端が繋げら
れており、この配管64の他端は新しい薬液59を溜め
る新薬液タンク57に繋げられている。
【0030】また、配管65の他端にはポンプ67が接
続されており、ポンプ67には配管69の一端が接続さ
れている。配管69の他端にはフィルター71の一方側
が接続されている。フィルター71の他方側には薬液供
給配管16の一端が接続されており、薬液供給配管16
の他端には薬液ノズル18が接続されている。
【0031】次に、上記レジスト処理装置の動作につい
て説明する。
【0032】レジストの塗布を行う場合は、図1(b)
に示すスピンチャック25に半導体ウエハ27を固定・
保持し、モーター19によりスピンチャック25を回転
させ、排気管15から図示せぬ排気手段により排気を行
う。これと共に、薬液ノズル18からシンナー又はアセ
トン等の薬液(溶剤)を吐出することにより、この薬液
をスピンカップ下部12の内壁に流す。
【0033】この後、図示せぬ供給手段によりレジスト
を供給管29を通ってノズル28から吐出する。これに
より、回転している半導体ウエハ27上にレジストを塗
布する。すると、ウエハ27上に供給されたレジストが
ウエハの回転による遠心力によって飛び散り、この飛び
散ったレジストがスピンカップ下部12の内壁にぶつか
る。この際、スピンカップ下部12の内壁面に薬液を流
しているため、このレジストミストが跳ね返ることな
く、薬液と共にスピンカップ下部の内壁面を伝わり、廃
液配管13に流れ込む。この廃液配管13に流れ込んだ
レジストと薬液の混合した廃液21は廃液タンク31内
に蓄積される。
【0034】次に、この廃液21は配管32を通って加
熱槽37に流される。この際、配管32のフィルター3
3によって廃液21の中に存在するパーティクルを除去
する。この後、加熱槽37に蓄積された廃液をヒーター
35によって加熱することにより、廃液から薬液成分と
レジスト成分を蒸留分離する。そして、蒸留された薬液
成分は回収手段36により回収され、この回収された薬
液成分は配管39を通って冷却槽47に送られ、冷却コ
イル47aにより冷却される。一方、レジスト成分は配
管41を通って廃液タンク43に蓄積される。
【0035】次に、冷却コイル47aにより冷却して再
生された薬液51は配管53を通って再生薬液タンク5
5に蓄積される。この後、再生薬液タンク55内の再生
薬液51を、ポンプ67により配管63,65,69を
通して薬液供給配管16に供給する。これと共に、再生
薬液だけでは不足する分を補うために新薬液タンク57
内の新薬液59を、ポンプ67により配管63,65,
69を通して薬液供給配管16に供給する。そして、薬
液は、ポンプ67で加圧され、フィルター71を通って
パーティクルが除去され、再び薬液ノズル18からスピ
ンカップ下部12の内壁面に吐出される。このようにし
て薬液を循環させスピンカップに供給する。
【0036】また、レジスト膜を現像する場合は、スピ
ンチャック25に半導体ウエハ27を固定・保持し、モ
ーター19によりスピンチャック25を回転させ、排気
管15から排気を行う。これと共に、薬液ノズル18か
らシンナー又はアセトン等の薬液(溶剤)を吐出するこ
とにより、この薬液をスピンカップ下部12の内壁に流
す。この後、半導体ウエハ27上にノズル28から現像
液を滴下することにより、現像処理を行う。なお、レジ
スト膜を現像する場合においてもレジストを塗布する場
合とほぼ同様の薬液回収システムにより薬液を循環させ
ることとする。
【0037】また、半導体ウエハ27を洗浄する場合
は、スピンチャック25に半導体ウエハ27を固定・保
持し、モーター19によりスピンチャック25を回転さ
せ、排気管15から排気を行う。これと共に、薬液ノズ
ル18からシンナー又はアセトン等の薬液(溶剤)を吐
出することにより、この薬液をスピンカップ下部12の
内壁に流す。この後、ノズル28から洗浄液を吐出する
ことにより、半導体ウエハ27を洗浄処理する。なお、
ウエハを洗浄する場合においてもレジストを塗布する場
合とほぼ同様の薬液回収システムにより薬液を循環させ
ることとする。
【0038】上記実施の形態によれば、ウエハ27にレ
ジストをスピン塗布する際、スピンカップ下部12の内
壁面に薬液を流すことにより、レジストミストの跳ね返
りを防止することができる。これにより、レジストの塗
布を行う場合はウエハ上に塗布ムラのないレジスト塗布
面を得ることができる。また、現像、洗浄を行う場合は
ウエハ上に汚れ等が付着するのを防止できるため、汚れ
等による不良の発生を抑制でき、製品の品質及び歩留ま
りを向上させることができる。
【0039】また、スピンカップ下部12の内壁面の傾
斜角度を30°〜45°とすることにより、壁面に薬液
を流し易くできると共に、レジストミストも跳ね返りに
くくすることができる。
【0040】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
本実施の形態では、スピンカップ下部12に流す溶剤と
してシンナー又はアセトン等を用いているが、これらに
限定されず、他の有機溶剤を用いることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ピンカップの内壁面に薬液を流しながら、塗布手段によ
りレジストをウエハ上に塗布する。したがって、レジス
トの塗布を行う場合はレジストミストの跳ね返りにより
ウエハ上に不均一なレジスト塗布膜が形成されるのを抑
制できるレジスト処理装置を提供することができる。
【0042】また、本発明によれば、現像又は洗浄を行
う場合はミストの跳ね返りによるウエハの汚れ等を原因
とする不良の発生を抑制できるレジスト処理装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施の形態によるレジ
スト処理装置を示す平面図であり、図1(b)は、図1
(a)に示す1b−1b線に沿った断面図である。
【図2】図1に示すレジスト処理装置における薬液回収
システムを説明するための構成図である。
【図3】従来のレジスト処理装置の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11 スピンカップ上部 12スピンカッ
プ下部 13 廃液配管 14 薬液供給
口 15 排気管 16 薬液供給
配管 17 穴 18 薬液ノズ
ル 19 モーター 21 薬液 23 回転軸 25 スピンチ
ャック 27 半導体ウエハ 28 ノズル 29 供給管 31 廃液タン
ク 32 配管 33 フィルタ
ー 35 ヒーター 36 回収手段 37 加熱槽 39 配管 41 配管 43 廃液タン
ク 45 廃液 47 冷却槽 47a 冷却コイル 51 再生薬液 55 再生薬液タンク 57 新薬液タ
ンク 59 新しい薬液 63〜65 配
管 67 ポンプ 69 配管 71 フィルター 111 スピンカ
ップ上部 112スピンカップ下部 115 第1の
排気管 116 第2の排気管 117 穴 119 モーター 123 回転軸 125 スピンチャック 127 半導体
ウエハ 128 ノズル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを保持する保持部と、 前記保持部を回転させる回転駆動手段と、 前記保持部に保持された半導体ウエハ上にレジストを塗
    布する塗布手段と、 前記保持部の周囲を囲むスピンカップと、 前記スピンカップの内壁面に薬液を流す手段と、 を具備することを特徴とするレジスト処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スピンカップの内壁面に流された薬
    液と、前記塗布手段によりレジストを塗布した際に前記
    スピンカップに飛び散ったレジストと、を分離する分離
    手段と、この分離手段により分離した薬液を再びスピン
    カップの内壁面に供給する供給手段と、をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のレジスト処理装置。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハを保持する保持部と、 前記保持部を回転させるモーターと、 前記保持部に保持された半導体ウエハ上にレジストを吐
    出するノズルと、 前記ノズルにレジストを供給するレジスト供給手段と、 前記保持部の周囲を囲むスピンカップと、 前記スピンカップの内壁面に薬液を吐出する薬液ノズル
    と、 前記薬液ノズルに薬液を供給する薬液供給手段と、 前記薬液ノズルから薬液を吐出することにより前記スピ
    ンカップの内壁面に流された薬液と、前記レジストを吐
    出するノズルによりレジストを塗布した際に前記スピン
    カップに飛び散ったレジストと、を蒸留・冷却により分
    離する分離手段と、 前記分離手段により分離した薬液を前記薬液ノズルに供
    給する供給手段と、 を具備することを特徴とするレジスト処理装置。
  4. 【請求項4】 半導体ウエハを保持する保持部と、 前記保持部を回転させる回転駆動手段と、 前記保持部に保持された半導体ウエハ上に現像液を滴下
    する滴下手段と、 前記保持部の周囲を囲むスピンカップと、 前記スピンカップの内壁面に薬液を流す手段と、 を具備することを特徴とするレジスト処理装置。
  5. 【請求項5】 前記スピンカップの内壁面に流された薬
    液と、前記滴下手段によりレジストを塗布した際に前記
    スピンカップに飛び散った現像液と、を分離する分離手
    段と、この分離手段により分離した薬液を再びスピンカ
    ップの内壁面に供給する供給手段と、をさらに含むこと
    を特徴とする請求項4記載のレジスト処理装置。
  6. 【請求項6】 半導体ウエハを保持する保持部と、 前記保持部を回転させる回転駆動手段と、 前記保持部に保持された半導体ウエハ上に洗浄液を吐出
    する吐出手段と、 前記保持部の周囲を囲むスピンカップと、 前記スピンカップの内壁面に薬液を流す手段と、 を具備することを特徴とするレジスト処理装置。
  7. 【請求項7】 前記スピンカップの内壁面に流された薬
    液と、前記吐出手段により洗浄液を吐出した際に前記ス
    ピンカップに飛び散った洗浄液と、を分離する分離手段
    と、この分離手段により分離した薬液を再びスピンカッ
    プの内壁面に供給する供給手段と、をさらに含むことを
    特徴とする請求項6記載のレジスト処理装置。
  8. 【請求項8】 前記スピンカップの内壁面の傾斜角度を
    30°〜45°とすることを特徴とする請求項1〜7の
    うちいずれか1項記載のレジスト処理装置。
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