JPH06120136A - 基板エッジ洗浄方法 - Google Patents

基板エッジ洗浄方法

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JPH06120136A
JPH06120136A JP29081092A JP29081092A JPH06120136A JP H06120136 A JPH06120136 A JP H06120136A JP 29081092 A JP29081092 A JP 29081092A JP 29081092 A JP29081092 A JP 29081092A JP H06120136 A JPH06120136 A JP H06120136A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
wafer
solvent
cleaning
resist
Prior art date
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Pending
Application number
JP29081092A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Matsuo
学 松尾
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Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
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Publication date
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Priority to JP29081092A priority Critical patent/JPH06120136A/ja
Publication of JPH06120136A publication Critical patent/JPH06120136A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の外周部分を洗浄する洗浄液によってレ
ジスト膜に欠陥を発生するのを防ぐ。 【構成】 ウエハW1 上にレジストノズル2からレジス
トが吐出され、吸着チャック1の回転によってウエハW
1 の表面にレジスト膜が形成されると、リンスノズル4
は待機位置A1 から、開口4aがウエハW1 の外周縁の
下方に位置する吐出開始位置B1 へ移動され、溶剤の吐
出が開始される。前回の洗浄によってリンスノズル4の
開口4aに付着した溶剤のしずくや、バルブ5の開閉操
作によって溶剤に混入した気泡がすべて吐出されたの
ち、リンスノズル4を作業位置C1 へ移動させてウエハ
1 の外周部分の洗浄を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の製造におい
て、ウエハ等基板(以下、「基板」という。)にフォト
レジスト等のレジストを塗布したのちに、基板の外周部
分のレジストを除去するための基板エッジ洗浄方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造においては、ウエハ等基板
(以下、「基板」という。)にフォトレジスト等のレジ
ストを塗布したのち、次の処理工程へ搬送するまえに、
基板の外周部分(以下、「エッジ」という。)を、アセ
トン、ECA等の溶剤によって洗浄し、この部分のみレ
ジストを除去して基板の表面を露出させる。このように
基板のエッジを洗浄する基板エッジ洗浄方法は、従来、
図3に示すものが一般的であった。すなわち、吸着チャ
ック21によって保持された基板W0 の中央にレジスト
ノズル22からレジストを吐出し、吸着チャック21を
回転させることで、基板W0 上のレジストに遠心力を作
用させて、基板W0 の表面に均一なレジスト膜を形成さ
せたのち、破線で示す待機位置A0 にあるリンスノズル
24を駆動装置27によって基板W0 のエッジの上方の
実線で示す作業位置C0 へ移動させ、該作業位置C0
おいてリンスノズル24から溶剤を吐出させて、基板W
0 の外周部分のレジストを除去するものである。基板W
0 の外周縁から遠心力によって径方向外方へ飛散するレ
ジストおよび溶剤は、吸着チャック21の外側に配設さ
れた環状の集液カップ23に捕獲され、図示しないドレ
ンから排出される。なお、リンスノズル24はパイプ2
8によってバルブ25を経て図示しない溶剤の供給源に
接続されており、リンスノズル24を待機位置A0 から
作業位置C0 へ移動させたうえで、バルブ25を開いて
リンスノズル24から溶剤を吐出させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、リンスノズルを待機位
置から作業位置へ移動させたうえで、バルブを開いてリ
ンスノズルから溶剤を吐出するものであるため、以下に
示す未解決の課題があった。
【0004】(1)溶剤の吐出条件を最適にするために
リンスノズルの直径を0.2〜0.3cm、溶剤の吐出
圧力を0.1〜0.3kg/cm2 とした場合に、洗浄
終了時にバルブを閉じたとき、リンスノズルの開口に溶
剤のしずくが付着するのを避けることができず、このよ
うな溶剤のしずくが次回の洗浄開始時に基板の表面に落
下して周囲に飛散し、レジスト膜に付着して欠陥を発生
させる。
【0005】(2)洗浄開始時にバルブの開閉操作によ
って溶剤に気泡が発生し、溶剤がリンスノズルから基板
の表面に吐出されたときに周囲に飛散するため、上記と
同様にレジスト膜に欠陥を発生させる。
【0006】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、洗浄液(溶剤)の吐出を
開始したときに、洗浄液が基板のレジスト膜に飛散して
欠陥を発生させるおそれのない基板エッジ洗浄方法を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の基板エッジ洗浄方法は、基板の表面の外周
部分に向けられた吐出手段から洗浄液を吐出して前記基
板の表面の外周部分を洗浄する基板エッジ洗浄方法であ
って、前記吐出手段を前記基板の表面以外のところへ向
けて洗浄液の吐出を開始する工程と、洗浄液の吐出を開
始した吐出手段を、前記基板の表面の外周部分へ向ける
工程を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】吐出手段を基板の表面以外のところへ向けて洗
浄液の吐出を開始する。前回の洗浄液のしずくや、バル
ブの開閉時に洗浄液に混入した気泡がすべて吐出された
のち、吐出手段を基板の表面の外周部分に向けて該外周
部分を洗浄する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0010】図1は一実施例を説明する説明図であっ
て、基板であるウエハW1 は吸着チャック1の図示上面
に真空吸引力によって吸着され、吸着チャック1に連結
された図示しない駆動装置によって回転される。レジス
トノズル2からウエハW1 の中央部分に吐出されたレジ
ストは、回転するウエハW1 の遠心力によってウエハW
1 の上面に均一なレジスト膜を形成する。ウエハW1
回転中、その外周縁から径方向外方へ飛散するレジスト
は、吸着チャック1の外側に配設された環状の集液カッ
プ3に捕獲され、図示しないドレンから排出される。
【0011】ウエハW1 の表面の外周部分であるエッジ
を洗浄する吐出手段であるリンスノズル4は、図示下端
に洗浄液である溶剤を吐出する下向きの開口4aを有
し、図示上端はバルブ5に直結され、該バルブ5を介し
て可動体6に保持されており、可動体6は駆動装置7に
よって垂直方向および吸着チャック1の径方向にそれぞ
れ往復移動自在である。なお、駆動装置7は、可動体6
を垂直方向に往復移動させる第1のウォームギヤ7a
と、可動体6を吸着チャック1の径方向に往復移動させ
る第2のウォームギヤ7bからなる。また、溶剤は、図
示しない供給源からパイプ8を経てリンスノズル4へ供
給される。
【0012】前述のレジスト塗布工程中、リンスノズル
4は、ウエハW1 から垂直方向および径方向ともに遠く
離れた破線で示す待機位置A1 にある。レジスト塗布工
程が終了間近になり、ウエハW1 の外周縁から径方向外
方へ飛散するレジストの量が減少した時点で、まず第1
のウォームギヤ7aを駆動して可動体6を垂直方向に下
降させ、リンスノズル4の開口4aが実線で示すよう
に、ウエハW1 の外周縁より下方に位置する吐出開始位
置B1 へ移動させる。この位置でバルブ5を開いて溶剤
の吐出を開始する。吐出開始位置B1 において、所定時
間溶剤の吐出を行い、前回の洗浄終了時にリンスノズル
4の開口4aに付着した洗浄液のしずくやバルブ5の開
閉操作によって溶剤に混入した気泡がすべて吐出された
のち、第1のウォームギヤ7aを逆駆動して可動体6を
上昇させ、次いで第2のウォームギヤ7bを駆動して可
動体6を吸着チャック1の径方向内方へ移動させて、リ
ンスノズル4を、その開口4aがウエハW1 のエッジに
対向する破線で示す作業位置C1 へ移動させる。作業位
置C1 において溶剤の吐出を継続し、ウエハW1 のエッ
ジの洗浄を行う。所定時間洗浄を行ったのち、バルブ5
を閉じて駆動装置7を駆動し、リンスノズル4を待機位
置A1 へ後退させる。なお、リンスノズル4から吐出さ
れた溶剤はすべて集液カップ3に集液される。
【0013】図2は図1の装置の操作工程を示すフロー
チャートであって、ステップS1で吸着チャック1上に
ウエハW1 を載置して、ステップS2でレジストノズル
2よりレジストの吐出を行い、この間リンスノズル4は
待機位置A1 に待機する。
【0014】ステップS3で吸着チャック1が回転さ
れ、ウエハW1 上に吐出されたレジストが遠心力で径方
向へ飛散されてレジスト膜を形成し、該レジスト膜の乾
燥が始まる。この間リンスノズル4は待機位置A1 から
吐出開始位置B1 へ移動する。
【0015】ステップS4でレジスト膜の乾燥が進行す
る間、リンスノズル4が溶剤の吐出を開始する。
【0016】ステップS5でレジスト膜の乾燥が終了
し、吸着チャック1の回転速度がウエハエッジ洗浄用の
回転速度に減速され、この間にリンスノズル4は溶剤の
吐出を継続しつつ作業位置C1 へ移動する。
【0017】ステップS6でリンスノズル4から吐出さ
れる溶剤によってウエハエッジの洗浄が行われる。
【0018】ステップS7で溶剤の吐出が停止されてウ
エハエッジの洗浄が終了し、リンスノズル4は待機位置
1 へ移動され、この間、ウエハW1 上に残留する溶剤
を振り切るために吸着チャック1の回転が継続される。
【0019】ステップS8で吸着チャック1の回転を停
止してウエハW1 を取りはずし、次の処理工程へ搬送す
る。
【0020】本実施例は、リンスノズルから溶剤の吐出
を開始する際に、リンスノズルの開口をウエハの外周縁
の下方に位置させてバルブを開き、前記開口から所定量
の溶剤を吐出させたのちにリンスノズルを作業位置へ移
動させるものであるため、バルブを開いた直後に、前回
の洗浄工程の終了時にリンスノズルの開口に付着した洗
剤のしずくや、バルブの開閉操作によって発生した気泡
が溶剤に混入していても、ウエハの表面へ吐出されて周
囲に飛散するおそれがない。従って、ウエハのエッジを
洗浄する溶剤がウエハのレジスト膜に付着して欠陥を発
生させるおそれはない。
【0021】なお、前述のように、リンスノズルの開口
をウエハの外周縁の下方へ位置させて溶剤の吐出を開始
する替わりに、リンスノズルの開口をウエハの外周縁か
ら径方向外方に離間させて、溶剤がウエハの表面に吐出
されるおそれのない位置で溶剤の吐出を開始させてもよ
い。
【0022】また、リンスノズルを移動させる駆動装置
は、リンスノズルを垂直方向および吸着チャックの径方
向にそれぞれ往復移動させる第1および第2のウォーム
ギヤの替わりに、各方向にそれぞれ駆動される複動シリ
ンダを用いることもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。基板の外周部
分を洗浄する洗浄液が飛散して、基板のレジスト膜に欠
陥が発生するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を説明する説明図である。
【図2】図1の装置の操作工程を示すフローチャートで
ある。
【図3】従来例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 吸着チャック 2 レジストノズル 3 集液カップ 4 リンスノズル 4a 開口 7 駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/304 M 8831−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面の外周部分に向けられた吐出
    手段から洗浄液を吐出して前記基板の表面の外周部分を
    洗浄する基板エッジ洗浄方法であって、前記吐出手段を
    前記基板の表面以外のところへ向けて洗浄液の吐出を開
    始する工程と、洗浄液の吐出を開始した吐出手段を、前
    記基板の表面の外周部分へ向ける工程を有することを特
    徴とする基板エッジ洗浄方法。
  2. 【請求項2】 吐出手段の開口を、基板の外周縁の下方
    に位置させて洗浄液の吐出を開始することを特徴とする
    請求項1記載の基板エッジ洗浄方法。
JP29081092A 1992-10-05 1992-10-05 基板エッジ洗浄方法 Pending JPH06120136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29081092A JPH06120136A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 基板エッジ洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29081092A JPH06120136A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 基板エッジ洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06120136A true JPH06120136A (ja) 1994-04-28

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ID=17760780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29081092A Pending JPH06120136A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 基板エッジ洗浄方法

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JP (1) JPH06120136A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975098A (en) * 1995-12-21 1999-11-02 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Apparatus for and method of cleaning substrate
US6260562B1 (en) * 1997-10-20 2001-07-17 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate cleaning apparatus and method
KR100379647B1 (ko) * 1996-08-08 2003-06-19 동경 엘렉트론 주식회사 처리장치
US6691719B2 (en) * 2001-01-12 2004-02-17 Applied Materials Inc. Adjustable nozzle for wafer bevel cleaning
KR100513244B1 (ko) * 2001-10-09 2005-09-07 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 필름 박리 방법, 필름 박리 장치 및 표시 장치 패널의제조방법

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