JP2000292867A - 写真処理装置及びそれに用いられる表示手段におけるカーソルの移動方法 - Google Patents

写真処理装置及びそれに用いられる表示手段におけるカーソルの移動方法

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JP2000292867A
JP2000292867A JP11101204A JP10120499A JP2000292867A JP 2000292867 A JP2000292867 A JP 2000292867A JP 11101204 A JP11101204 A JP 11101204A JP 10120499 A JP10120499 A JP 10120499A JP 2000292867 A JP2000292867 A JP 2000292867A
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Atsushi Nagamatsu
篤史 長松
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーモニター上に表示された画像に対し、
任意の画像を指定するためのカーソルの移動態様を変更
可能とすることで、オペレータの作業負担を軽減するこ
とができる写真処理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、ネガフィルムの各コマを撮像
する撮像手段と、該撮像手段により撮像された各コマの
画像を複数まとめて表示する表示手段と、該表示手段に
表示された複数の画像のうちの任意の画像に対してカー
ソルを表示して画像の指定を行なう制御手段と、該制御
手段に対してカーソルの移動指示を与える操作手段とを
具備してなる写真処理装置において、前記操作手段によ
り指示されたカーソルの移動方向にプリント処理を所望
しない画像が存在する場合、該画像を飛ばすしてカーソ
ルを移動させるように前記制御手段が構成されてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネガフィルムの各
コマの画像に対する補正データ、プリント枚数等のプリ
ントデータをモニターを見ながら入力する写真処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スキャ
ナーユニットを搭載した写真処理装置では、撮像された
ネガフィルムの画像をデータ分析し、ネガフィルムの画
像に対する色調や濃度を自動的に補正すると共に、その
画像に最も適した露光条件(露光時間、露光量等)を算
出し、この露光条件に基づいてプリントするようになっ
ている。
【0003】また、スキャナーユニットによる自動補正
では不十分な場合があるから、スキャナーユニットによ
って補正された画像を表示するカラーモニターと、カラ
ーモニターに表示された画像に対して色調や濃度のマニ
ュアル補正を行なう補正キーとが設けられており、オペ
レータは、カラーモニターを見ながら補正キーの操作を
行ない、プリントの色調、濃度を自由に変えてプリント
することができるようになっている。
【0004】従って、スキャナーユニットを搭載するこ
とにより、プリントの仕上がりの良し悪しを全て人手に
よって判断していた従来に比べ、煩雑さが軽減され、且
つ、高品質のプリントを実施することができるようにな
った。
【0005】尚、カラーモニターは、ネガフィルムの各
コマの画像をマトリクス状に複数表示させることができ
る。かかる場合、上下左右の四つのカーソルキーにより
カーソルを移動させ、該カーソルを合わた画像に対して
のみ、補正キー及び後述するその他のキーのキー操作が
有効となるものである。
【0006】ところで、プリントを実施するに際して
は、ネガフィルムを現像処理することから始まる同時プ
リントと、現像されたネガフィルムを焼き増しするリプ
リントとがある。これらは、写真処理装置上で選択する
ことができるし、写真処理装置とは別個の装置のプリン
トデータ入力装置上で選択することができる。
【0007】写真処理装置上で選択する場合、メニュー
キーにより選択する。これは、カラーモニター上の表示
が同時プリントかリプリントかに切り替わることで確認
することができる。そして、選択が同時プリントである
場合、原則的には、ネガフィルムの全コマのプリントが
実施されるが、スキャニングによりプリント不要(例え
ば、空撮影した場合)と判断されたコマに対しては、プ
リントは行なわれない。これは、カラーモニターの画面
上の該当コマの画像表示位置にその旨の表示(パス設定
表示)がされることで確認することができる。また、選
択がリプリントである場合、オペレータは、カラーモニ
ターを見ながらプリントが不要なコマの画像をカーソル
キーにより指定してパス設定を行なうと共に、プリント
を要するコマの画像をカーソルキーにより指定してプリ
ント枚数の入力を行なうという動作を各コマの画像毎に
行なう。
【0008】一方、プリントデータ入力装置上で選択す
る場合、該装置にて同時プリントかリプリントかを入力
し、このデータを、リプリントを選択した場合に入力が
必要な、プリントを所望するコマ番号の指定、及びプリ
ント枚数のデータと合わせてフロッピーディスク等の記
録媒体に記録し、フロッピーディスクに記録されたこれ
らのプリントデータを写真処理装置の入出力装置にて読
み込ませる。従って、プリントデータに基づきカラーモ
ニターにコマの画像を表示させた際、プリントデータ入
力装置にて指定されなかったコマの画像表示位置にはパ
ス設定表示がされる一方、指定されたコマの画像表示位
置にはプリント枚数が表示される。
【0009】そして、両者のいずれであるかを問わず、
カラーモニターの画面上のパス設定表示されていないコ
マの画像に対して色調や濃度のマニュアル補正を行なう
必要がある場合、カーソルキーによりカラーモニターの
画面上のカーソルを移動させて所望のコマの画像にカー
ソルを合わせた状態で、その画像に対して補正キーによ
りマニュアル補正を行なうのである。
【0010】しかしながら、従来の写真処理装置では、
カーソルキーのキー操作によるカラーモニター上のカー
ソルの移動は一画像づつ行なわれるため、パス設定され
た画像にもカーソルを移動させることができるのである
が、このパス設定された画像は、マニュアル補正、プリ
ント枚数の入力等の必要がないものである。従って、マ
ニュアル補正等を所望する画像にカーソルを移動させる
際、移動方向にパス指定された画像が存在すると、この
画像にもカーソルが移動して、無駄なキー操作が発生す
るという問題が生じる。
【0011】一方、プリントを所望する画像にしかカー
ソルを移動できないとすると、オペレータの過誤による
入力間違い、スキャナーユニットの誤認により間違って
パス設定された画像に対して、パス設定解除の操作を行
なうことができなくなり、不都合が生じる。
【0012】そこで、本発明は上記の如き問題点に鑑み
てなされたもので、カラーモニター上に表示された画像
に対し、任意の画像を指定するためのカーソルの移動態
様を変更可能とすることで、オペレータの作業負担を軽
減することができる写真処理装置を提供することを課題
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る写真処理装置は、ネガフィルムの各コ
マを撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像された
各コマの画像を複数まとめて表示する表示手段と、該表
示手段に表示された複数の画像のうちの任意の画像に対
してカーソルを表示して画像の指定を行なう制御手段
と、該制御手段に対してカーソルの移動指示を与える操
作手段とを具備してなる写真処理装置において、前記操
作手段により指示されたカーソルの移動方向にプリント
処理を所望しない画像が存在する場合、該画像を飛ばし
てカーソルを移動させるように前記制御手段が構成され
てなることを特徴とするものである。
【0014】上記構成からなる写真処理装置によれば、
操作手段によって表示されているカーソルを所望の画像
に移動させる場合、移動方向にプリント処理を所望しな
い画像が存在する場合には、画像を飛ばしてカーソルを
移動させるように制御手段が働くのである。従って、移
動方向における画像がプリント処理を所望するものであ
るか否かに関わらず一画像づつカーソルが移動する場合
に比して、操作回数が少なくなるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明するが、これに先立ち、写真処理装置の概略構成
及びこの写真処理装置によるプリント態様について図1
に基づき説明する。
【0016】感光材料Pを露光する露光部1には、略方
形に開口されたゲート3を有し、ゲート3に対してネガ
フィルムFの各コマの位置決めを行なうフィルム搬送ロ
ーラ4を備えたフィルムキャリア2と、ゲート3上のネ
ガフィルムFに対して光を照射する光源5と、ゲート3
を挟んで光源5と対向するレンズユニット6と、ゲート
3上のネガフィルムFの画像を読込み可能な撮像手段と
してのスキャナーユニット7とが設けられている。
【0017】そして、スキャナーユニット7、その他の
プリントを実施するのに必要な構成要素の制御を行なう
制御部8には、スキャニングされたネガフィルムFの画
像を表示可能な表示手段としてのカラーモニター9と、
カラーモニター9に表示された画像に対する色調、濃度
等の補正データの入力、及びプリント枚数等のプリント
データを入力可能なキー操作部10とが接続されてい
る。
【0018】また、露光部1の下流側には、露光された
感光材料Pを現像処理するための現像処理部14が設け
られ、さらに、露光部1と現像処理部14との間には、
感光材料Pを長尺のまま露光部1から現像処理部14に
搬送する搬送ローラ11と、露光部1に比して処理速度
の遅い現像処理部14に対処すべく、感光材料Pをルー
プ状に滞留させるループタンク12と、感光材料Pを所
定位置にて切断するカッター13とが設けられている。
【0019】かかる構成を備える写真処理装置にあっ
て、例えば24枚のコマ数のネガフィルムFを同時プリ
ントする場合の態様は、以下の通りである。まず、フィ
ルムキャリア2のネガフィルムFの搬送経路上に、ネガ
フィルムFをセットした後、フィルム搬送ローラ4によ
りゲート3にネガフィルムFの先頭コマを位置決めす
る。そして、かかる状態から、フィルム搬送ローラ4を
駆動して、ネガフィルムFの各コマ(24コマ)を順次
スキャニングし、全コマのスキャニング処理を終えた
後、フィルム搬送ローラ4を上述とは逆方向に駆動し
て、ネガフィルムFの巻き戻しを行い、再び、ゲート3
にネガフィルムFの先頭コマを位置決めする。
【0020】一方、ネガフィルムFのセットから所定の
時間が経過すれば、スキャニングされたネガフィルムF
の全コマ数のうち、ネガフィルムFの先頭コマから6コ
マ分の画像がカラーモニター9に6分割して表示され
る。
【0021】ここで、より好適なプリントの仕上がりを
期待する場合、オペレータは、必要なコマの画像に対し
て色調等のマニュアル補正を行う。そして、マニュアル
補正が行なわれた場合にはその補正データを加味して、
読込まれた画像データに基づいて各コマ毎の露光条件が
算出され、この露光条件に基づいてネガフィルムFの先
頭コマから6コマ分の露光が開始される。
【0022】また、前記6コマ分の露光処理と進行を同
じくして、ネガフィルムFの次の6コマ分の画像がカラ
ーモニター表示され、オペレータは、その6コマ分の画
像の判断処理を行う。最初の6コマ分の露光処理が終了
し且つ次の6コマ分の判断処理を終了したならば、次の
6コマ分の露光処理が開始される。
【0023】以後、上述のようにして、画像表示、判断
処理、露光処理を繰り返すことで、ネガフィルムFの全
コマのプリントが完了する。
【0024】本実施形態に係る写真処理装置の概略構成
及びこの写真処理装置によるプリント態様は以上の如く
であり、次に、上記判断処理時におけるカラーモニター
9の画面、及び、カラーモニター9と連動するキー操作
部10のキー配列について説明する。
【0025】図2は、上記6コマ分の画像が横2列、縦
3列のマトリクス状に表示されたカラーモニター9の画
面を示す図である。20は、ネガフィルムFの各コマに
対応して表示された画像を示し、撮像された順番に左上
から右方向に、そして、左下から右方向に並んでいる。
即ち、画像20a、画像20b、画像20c、画像20
d、画像20e、画像20fが撮像された順番として並
んでいる。
【0026】21は、プリントが不要として設定された
パス設定表示を示し、本図においては、画像20b、画
像20d、画像20fにパス設定表示がなされている。
【0027】また、それぞれの画像20の下部に示され
たものは、そのコマに対する補正データとプリントデー
タである。そのうち、22は、ネガフィルムFのコマ番
号表示、23は、プリント枚数表示、24は、イエロー
(Y)の補正データ表示、25は、マゼンダ(M)の補
正データ表示、26は、シアン(C)の補正データ表
示、27は、濃度の補正データ表示、28は、スキャナ
ーによる自動補正データ表示を示す。
【0028】さらに、29は、カーソルであり、本図で
は、画像20aに合わされている。カーソル29が合わ
された画像がアクティブとなり、この画像に対して各種
のキー操作が可能となる。
【0029】図3は、キー操作部10のキー配列を表し
た図である。キーは、大きく分けて、メニューキー3
0、補正キー(テンキー)31、選択キー32、移動キ
ー33、カーソルキー34、パス設定キー35、スター
トキー36とからなる。
【0030】前記メニューキー30は、プリントモード
等、写真処理環境を設定するためのキーであり、該メニ
ューキー30を操作することで、上述の6コマ表示され
たカラーモニター9の画面がメニュー画面に切り替わ
り、この画面を見ながらカーソルキー34等により設定
を行なう。
【0031】前記補正キー31は、補正を段階的に行な
うためのキーであり、「N」キーを中心としてプラス・
マイナス4段階からなる9個のキーが用意されている。
また、この範囲を超えて補正データを入力する場合に
は、「+5/−4」キーにより一刻み単位で補正データ
を増減させることができる。これらの補正キー31は、
選択キー32と連動している。即ち、選択キー32の
「Y」キーをONにした状態で補正キー31を操作すれ
ば、イエローの補正が可能となり、選択キー32の
「M」キーをONにした状態で補正キー31を操作すれ
ば、マゼンダの補正が可能となり、選択キー32の
「C」キーをONにした状態で補正キー31を操作すれ
ば、シアンの補正が可能となる。そして、いずれの選択
キー31もONさせないで補正キー31を操作すれば、
濃度の補正が可能となる。尚、これら一連の補正キー3
1の操作により、カラーモニター9の画面上の該当表示
位置における表示内容が変更される。
【0032】また、選択キー32の「REPT」キー
は、プリント枚数を入力する際に操作されるキーであ
る。即ち、この「REPT」キーをONにした状態で補
正キー31を操作すれば、補正キー31のそれぞれ右上
に添字された数字が入力され、カラーモニター9上のプ
リント枚数表示位置における表示内容が変更される。こ
の点で、補正キー31は、テンキーとしての性格も有す
る。
【0033】前記移動キー33は、フィルムキャリア2
に配置されたフィルム搬送ローラ4を駆動させるための
キーであり、両端に配置されたコマ送りキー(「右三
角」キー、「左三角」キー)によってゲート3上のネガ
フィルムFを1コマ単位で送ることができ、コマ送りキ
ーの間に配置された微動キーによってゲート3上のネガ
フィルムFを微動させてネガフィルムFをゲート3上の
適正位置に位置決めすることができる。
【0034】前記カーソルキー34は、カラーモニター
9の画面上に表示されたカーソル29を移動させるため
のキーであり、上下左右の4つのキー(上方移動キー3
4a、下方移動キー34b、左方移動キー34c、右方
移動キー34d)からなる。カーソル29の移動態様に
ついては後述する。
【0035】前記パス設定キー35は、プリントデータ
入力装置によらず、写真処理装置上でパス設定を行なう
場合、若しくはプリントデータ入力装置により入力され
たパス設定に誤りがある場合に使用されるキーであり、
カーソル29が合わされた画像に対してパス設定キー3
5を操作する度に、パス設定及びパス設定解除が順に切
り替わる。尚、この操作に伴って、カラーモニター9の
画面上の該当画像表示位置には、「パス」の文字の表
示、非表示が繰り返される。
【0036】前記スタートキー36は、補正データ入
力、プリント枚数入力、パス設定等の諸設定を終えた
後、プリント処理を開始させるためのキーであり、該ス
タートキー36が操作されたならば、画面に表示された
画像のコマがプリントされる構成となっている。
【0037】カラーモニター9の画面、及び、キー操作
部10のキー配列は以上の如くであり、次に、本発明の
特徴的な部分について説明する。図4は、カーソル29
の移動に関係する構成のブロック図である。スキャナー
ユニット7は、制御部8に接続されて双方向通信が行な
われる。即ち、制御部8は、スキャナーユニット7の制
御を行なう一方、スキャナーユニット7から制御部8
に、ネガフィルムFの各コマの画像データが送信され
る。
【0038】そして、制御部8では、スキャナーユニッ
ト7から受信した画像データをデータ分析し、ネガフィ
ルムFの画像に対する色調や濃度が自動的に補正される
と共に、その画像に最も適した露光条件(露光時間、露
光量等)が算出される。
【0039】また、制御部8には、カラーモニター9が
接続されてなり、自動補正された画像データが出力され
る。従って、カラーモニター9の画面上には、自動補正
された状態のコマの画像が表示される。一方、制御部8
には、カラーモニター9上にカーソル29の表示を行な
うカーソル表示手段8aが設けられており、カラーモニ
ター9の画面上には、一の画像に対してカーソル29が
表示される。
【0040】さらに、制御部8には、キー操作部10が
接続され、キー操作による各種の指示情報がキー操作部
10から制御部8に送信される。かかる指示情報のうち
カーソルキーの移動に関する指示情報には、以下のもの
がある。
【0041】第一の指示情報は、カーソルキー34によ
るカーソル29の移動方向に関するものである。該指示
情報は、上方移動キー34aが操作された場合の、カー
ソル29を上方へ移動させるという指示情報、下方移動
キー34bが操作された場合の、カーソル29を下方へ
移動させるという指示情報、左方移動キー34cが操作
された場合の、カーソル29を左方へ移動させるという
指示情報、そして、右方移動キー34dが操作された場
合の、カーソル29を右方へ移動させるという指示情報
からなる。
【0042】第二の指示情報は、パス設定された画像に
対してカーソル29を飛ばす(スキップ処理を行なう)
か否かに関するものである。これは、カラーモニター9
に表示されたメニュー画面にて行なう。即ち、制御部8
には、スキップ処理を行なうか否かに関するパラメータ
が設けられており、カラーモニター9を見ながら切替操
作を行なう。
【0043】そして、これらの指示情報に基づき、カー
ソル表示手段8aによりカーソル29の移動処理が行な
われる。以下、その処理内容について、スキップ処理を
行なわないようにパラメータ設定した場合と、スキップ
処理を行なうようにパラメータ設定した場合とに分けて
説明する。
【0044】<スキップ処理を行なわないようにパラメ
ータ設定した場合>カーソル表示手段8aにおいて、 カーソル29を上方へ移動させるという指示情報を受
信した場合、画面上のカーソル29を一つ上の画像に移
動させる。 カーソル29を下方へ移動させるという指示情報を受
信した場合、画面上のカーソル29を一つ下の画像に移
動させる。 カーソル29を左方へ移動させるという指示情報を受
信した場合、画面上のカーソル29を一つ左の画像に移
動させる。 カーソル29を右方へ移動させるという指示情報を受
信した場合、画面上のカーソル29を一つ右の画像に移
動させる。
【0045】また、カーソル29を上方へ移動させる
という指示情報を受信したが、その移動方向に画像が存
在しない場合、画面上のカーソル29をその縦列の最下
端の画像に移動させる。 カーソル29を下方へ移動させるという指示情報を受
信したが、その移動方向に画像が存在しない場合、画面
上のカーソル29をその縦列の最上端の画像に移動させ
る。 カーソル29を左方へ移動させるという指示情報を受
信したが、その移動方向に画像が存在しない場合、画面
上のカーソル29をその横列の一つ上の横列の最右端の
画像に移動させる。 カーソル29を右方へ移動させるという指示情報を受
信したが、その移動方向に画像が存在しない場合、画面
上のカーソル29をその横列の一つ下の横列の最左端の
画像に移動させる。
【0046】これら〜の処理は、移動先の隣の画像
がパス設定されているか否かに関わらず実行される。
【0047】<スキップ処理を行なうようにパラメータ
設定した場合>原則は、上述の〜の処理が実行され
る。但し、 ’カーソル29を上方へ移動させるという指示情報を
受信したが、上の画像がパス設定されたものである場
合、画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛ば
して上方の画像に移動させる。 ’カーソル29を下方へ移動させるという指示情報を
受信したが、下の画像がパス設定されたものである場
合、画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛ば
して下方の画像に移動させる。 ’カーソル29を左方へ移動させるという指示情報を
受信したが、左の画像がパス設定されたものである場
合、画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛ば
して左方の画像に移動させる。 ’カーソル29を右方へ移動させるという指示情報を
受信したが、右の画像がパス設定されたものである場
合、画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛ば
して右方の画像に移動させる。
【0048】しかも、’から’において、 ’’画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛
ばして上方の画像に移動させた結果、その方向に画像が
存在しない場合、画面上のカーソル29をその縦列の最
下端の画像に移動させる。 ’’画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛
ばして下方の画像に移動させた結果、その方向に画像が
存在しない場合、画面上のカーソル29をその縦列の最
上端の画像に移動させる。 ’’画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛
ばして左方の画像に移動させた結果、その方向に画像が
存在しない場合、画面上のカーソル29をその横列の一
つ上の横列の最右端の画像に移動させる。 ’’画面上のカーソル29をパス設定された画像を飛
ばして右方の画像に移動させた結果、その方向に画像が
存在しない場合、画面上のカーソル29をその横列の一
つ下の横列の最左端の画像に移動させる。
【0049】以上の処理によれば、プリントを所望する
画像に対してのみカーソルが移動するので、カーソルキ
ーのキー操作回数が減ることによるオペレータの作業負
担を軽減することができるのである。
【0050】また、スキップ処理を行なうようにパラメ
ータ設定すると、パス設定された画像にはカーソルが移
動しないため、例えば、オペレータの過誤によるプリン
トデータの入力間違い、スキャナーユニットの誤認によ
り間違ってパス設定されてしまった画像に対してパス設
定解除を行なってプリントを実施する場合には、メニュ
ー画面に切り替え、ここで、スキップ処理の実行解除を
すればよい。
【0051】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではない。即ち、上記実施形態においては、24枚
のフィルムを使用ものであったが、本発明は、これに限
定されず、処理対象となるフィルムの枚数は問わない。
【0052】そして、上記実施形態においては、カラー
モニターがフィルムの6コマ分を6分割表示するもので
あったが、その他の画像表示態様としては、1コマ表
示、4コマ表示、24コマ表示、28コマ表示、40コ
マ表示がある。かかる場合であっても、上述のカーソル
の移動処理が行なわれる。
【0053】要するに、本発明に係るカーソルの移動処
理は、カーソルキーによって移動すべき方向に、プリン
ト不要なパス設定されたコマの画像が存在する場合、こ
れを飛ばして移動させることで、カーソルキーのキー操
作回数を減らすという技術的思想を取り入れたものであ
り、この技術的思想を取り入れた態様のものは、本発明
の技術的範囲に属するものと言え、設計的な事項にしか
過ぎない変更は許容されるのである。
【0054】さすれば、カラーモニターの画面上の表示
内容、及びキー操作部のキーの構成、並びに配置態様は
上記実施形態に限定されない。
【0055】また、撮像されたコマの画像を表示する表
示手段は、カラーモニターに限定されず、モノクロのモ
ニターであってもよい。
【0056】さらに、上記実施形態においては、カーソ
ルを上下左右の任意の方向に移動させることができるの
で、画像のコマ番号の順番に捕らわれず、任意の順番で
画像のマニュアル補正、プリント枚数入力、パス設定・
解除を行なうことができる。従って、これらの入力を終
えた画像については、視覚的に認識することができるよ
うに、例えば、カーソルの色及び背景色とは異なる色を
もって、あるいは網かけ、枠囲みをもって当該画像に対
して表示を行なうのが好ましい形態である。
【0057】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る写真処理装置
は、操作手段によって表示されているカーソルを所望す
る画像に移動させる際、移動方向にプリント処理を所望
しない画像が存在する場合には、この画像を飛ばしてカ
ーソルを移動させるように制御手段が働く構成であるた
め、移動方向における画像がプリント処理を要するもの
であるか否かに関わらず一画像づつカーソルが移動する
場合に比して操作回数を減らすことができ、オペレータ
の作業負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す写真処理装置の概略
図。
【図2】同実施形態のカラーモニターの画面の概略図。
【図3】同実施形態のキー操作部の概略図。
【図4】同実施形態のカーソル移動処理に係る構成のブ
ロック図。
【符号の説明】
1…露光部、7…スキャナーユニット(撮像手段)、8
…制御部、9…カラーモニター(表示手段)、10…キ
ー操作部(操作手段)、F…ネガフィルム、P…感光材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフィルムの各コマを撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された各コマの画像を複数
    まとめて表示する表示手段と、該表示手段に表示された
    複数の画像のうちの任意の画像に対してカーソルを表示
    して画像の指定を行なう制御手段と、該制御手段に対し
    てカーソルの移動指示を与える操作手段とを具備してな
    る写真処理装置において、前記操作手段により指示され
    たカーソルの移動方向にプリント処理を所望しない画像
    が存在する場合、該画像を飛ばしてカーソルを移動させ
    るように前記制御手段が構成されてなることを特徴とす
    る写真処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、プリント処理を所望し
    ない画像を飛ばしてカーソルを移動させる場合と、プリ
    ント処理を所望しない画像を飛ばさずにカーソルを移動
    させる場合とに設定変更可能に構成されてなる請求項1
    記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 撮像手段により撮像され、表示手段上に
    複数まとめて表示されたネガフィルムの各コマの画像の
    うちの任意の画像に対して画像の指定を行なうためのカ
    ーソルを表示し、該カーソルを操作手段により移動指示
    する表示手段におけるカーソルの移動方法において、前
    記操作手段により指示されたカーソルの移動方向にプリ
    ント処理を所望しない画像が存在する場合、該画像を飛
    ばしてカーソルを移動させることを特徴とする表示手段
    におけるカーソルの移動方法。
JP11101204A 1999-04-08 1999-04-08 写真処理装置及びそれに用いられる表示手段におけるカーソルの移動方法 Withdrawn JP2000292867A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264392A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Yamaha Corp 信号処理装置

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