JP2002158921A - 画像位置確認装置、画像位置確認支援方法及び記録媒体 - Google Patents

画像位置確認装置、画像位置確認支援方法及び記録媒体

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JP2002158921A
JP2002158921A JP2000352262A JP2000352262A JP2002158921A JP 2002158921 A JP2002158921 A JP 2002158921A JP 2000352262 A JP2000352262 A JP 2000352262A JP 2000352262 A JP2000352262 A JP 2000352262A JP 2002158921 A JP2002158921 A JP 2002158921A
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moving
moving image
imaging
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English (en)
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Teruo Takanashi
照生 高梨
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の位置合わせに用いられる動画像を、画
像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせされるよ
うに表示することを可能とする。 【解決手段】 写真フィルムに記録された読取対象の画
像が、オペレータによってフィルムスキャナの読取位置
に位置合わせされる際に、読取位置及びその周辺をCC
Dセンサが撮像した結果を取り込み(104)、写真フィル
ムの移動速度Vを演算し(106)、移動速度Vが基準値V
REF以上であれば撮像結果を高速なモノクロ動画像とし
てCRTに表示し、移動速度Vが基準値VREF未満であ
れば撮像結果を高精細なカラー動画像としてCRTに表
示することを繰り返す。これにより、位置合わせ作業の
間の移動速度Vの変化に応じて動画像表示モードが自動
的に切替わり、画像の位置合わせを迅速かつ精度良く行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像位置確認装置、
画像位置確認支援方法及び記録媒体に係り、特に、原稿
に記録された画像を所定位置へ位置合わせする際の画像
位置の確認を支援する画像位置確認支援方法、該画像位
置確認支援方法が適用された画像位置確認装置、コンピ
ュータによって前記画像位置確認支援方法を実現するた
めのプログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムに記録された画
像を画像読取装置によって読み取り、該読み取りによっ
て得られた画像データに対し画像処理装置によって各種
の画像処理を行い、画像処理後の画像データに基づいて
記録材料への画像の記録やCD−R等の情報記録媒体へ
の書き込み等の画像出力処理を行うデジタルラボシステ
ムが知られている。この種のデジタルラボシステムにお
いて、写真フィルムに記録された画像を画像読取装置に
よって読み取る際には、読取対象の画像を画像読取装置
の読取センサによる読取位置に位置合わせする必要があ
る。
【0003】トリミングのための読み取りやスライドマ
ウントにセットされたスライドフィルムの読み取りを行
う等の場合の読取対象画像の位置合わせは、オペレータ
が、読取位置に対して読取対象の画像の位置が適切か否
かを目視により確認しながら、手動で写真フィルムを移
動させることによって行われる。また、フィルムキャリ
アにより写真フィルムの搬送及び読取位置への画像の位
置合わせを自動的に行う場合にも、画像が読取位置に正
確に位置合わせされないことがあるので、オペレータ
は、画像の位置が適切か否かを目視により確認し、必要
に応じて手動で写真フィルムを移動させている。
【0004】オペレータによる画像の位置合わせを補助
する技術として、特開平9−233273号公報及び特
開平10−210225公報には、フィルムに記録され
ている画像を読取位置に位置合わせする際に、撮像セン
サによって読取位置周辺の状況を周期的に撮像し、ディ
スプレイにモノクロの動画像として表示させることが記
載されている。上記技術によれば、オペレータは、ディ
スプレイに表示された動画像を参照することで現在の画
像の位置が適切か否かを判断できるので、画像の位置を
直接目視する必要がなくなり位置合わせ作業が容易にな
ると共に、オペレータが画像を直接目視することを考慮
して読取位置周辺の装置の配置レイアウトを設計する必
要がなくなり、装置設計の自由度が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にディスプレイに表示した動画像を参照しながら画像の
位置合わせを行う場合、位置合わせ精度及び位置合わせ
作業の迅速性を考慮すると、ディスプレイに表示する動
画像は、高精細でかつ撮像対象の変化に高速で追従して
変化する動画像であることが望ましい。しかしながら、
高精細な動画像を表示するためには膨大なデータを処理
する必要があるので追従速度が低下し、動画像の追従速
度を優先すると高精細な動画像を表示することが困難と
なるという問題がある。
【0006】このため、ディスプレイに表示した動画像
を参照して画像の位置合わせを行う場合には、位置合わ
せ精度及び位置合わせ作業の迅速性の双方が極端に損な
われることのないように、表示する動画像の仕様(例え
ば解像度等)を定めているのが実情であり、位置合わせ
精度及び位置合わせ作業の迅速性の双方を高い水準で満
足させるものではなかった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、画像の位置合わせに用いられる動画像を、画像が所
定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせされるように表
示することが可能な画像位置確認装置、画像位置確認支
援方法及び記録媒体を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る画像位置確認装置は、原稿
に記録された画像が位置合わせされる所定位置を含む所
定の撮像範囲内を撮像する撮像センサと、画像を表示す
るための表示手段と、原稿に記録されている画像が前記
所定位置に位置合わせされる際に、前記撮像センサが前
記所定の撮像範囲内を撮像することで得られる撮像結果
を、予め用意された複数種の動画像表示モードの中から
選択された動画像表示モードに従い、前記表示手段に動
画像として表示させる表示制御手段と、を含んで構成さ
れている。
【0009】請求項1記載の発明に係る画像位置確認装
置は、例えば原稿に光を照射し原稿(に記録された画
像)を透過又は反射された光を撮像センサに入射させる
ことで原稿に記録された画像を読み取る画像読取装置、
或いは、原稿(に記録された画像)を透過又は反射され
た光を印画紙等の記録材料に照射することで原稿に記録
された画像を記録材料に焼付ける画像焼付装置に適用可
能である。
【0010】請求項1記載の発明は、原稿に記録された
画像が位置合わせされる所定位置を含む所定の撮像範囲
内を撮像する撮像センサと、画像を表示するための表示
手段を備えている。なお、撮像センサとしては、例えば
CCDやMOS型撮像素子等の撮像センサを用いること
ができ、表示手段としては、例えばCRTやLCD等の
ディスプレイを適用することができる。また、本発明に
係る原稿は写真フィルム等のように透過型の原稿であっ
てもよいし、普通紙等のように反射型の原稿であっても
よい。
【0011】そして、請求項1記載の発明に係る表示制
御手段は、原稿に記録されている画像が所定位置に位置
合わせされる際に、撮像センサが所定の撮像範囲内を撮
像することで得られる撮像結果を、予め用意された複数
種の動画像表示モードの中から選択された動画像表示モ
ードに従い、表示手段に動画像として表示させる。これ
により、所定位置への画像の位置合わせの状況等に応じ
て動画像表示モードを選択すると共に、前記状況等の変
化に応じて動画像表示モードを適宜切り替えることが可
能となるので、画像の位置合わせに用いられる動画像
を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせさ
れるように表示することが可能となる。
【0012】すなわち、上記の複数種の動画像表示モー
ドとしては、例えば請求項2に記載したように、撮像結
果を撮像範囲内の状況の変化に高速で追従する動画像と
して表示する高速表示モード、及び、撮像結果を撮像範
囲内の状況を高精細に表す動画像として表示する高精細
表示モードを含むことができる。
【0013】一例として、読取位置から比較的離れた位
置に位置している画像を、読取位置におおよそ合致する
ように位置合わせするときには、画像(原稿)が比較的
高速で移動され撮像範囲内の状況が比較的高速で変化す
るので高速表示モードが好適である。高速表示モードを
選択した場合、撮像センサによる撮像結果が、撮像範囲
内の状況の変化に高速で追従する動画像として表示手段
に表示されるので、表示手段に表示された動画像を参照
することで、位置合わせ作業を行うオペレータが、所定
位置への画像のおおよその位置合わせを迅速に行うこと
が可能となる。
【0014】一方、読取位置に近接した位置に位置して
いる画像を読取位置へ精度良く位置合わせするときには
高精細表示モードが好適である。高精細表示モードを選
択した場合、撮像センサによる撮像結果が、撮像範囲内
の状況を高精細に表す動画像として表示手段に表示され
るので、表示手段に表示された動画像を参照すること
で、位置合わせ作業を行うオペレータが、所定位置に精
度良く画像を位置合わせすることが可能となる。
【0015】なお、高速表示モードは、表示する動画像
の解像度を低くしたり階調数を少なくする(モノクロに
することを含む)代わりに動画像の更新周期を短くする
ことによって実現でき、高精細表示モードは、表示する
動画像の更新周期を長くする代わりに動画像の解像度を
高くすること、及び階調数を多くすることの少なくとも
一方を行うことによって実現することができる。
【0016】また、動画像の解像度を切り換えることで
高速表示モード及び高精細表示モードを実現すること
は、具体的には、例えば請求項3に記載したように、撮
像センサが撮像結果を所定周期で出力する場合、高速表
示モードは、撮像結果を表すデータのうち、それぞれの
画素群を構成する画素が撮像範囲内に略均一に分布する
ように定められた第1の画素群及び第2の画素群のうち
の一方の画素群のデータのみを用いて撮像結果を表す画
像を表示すると共に、該画像の表示を所定周期で更新す
ることで、撮像結果を動画像として表示し、高精細表示
モードは、第1の画素群のデータ及び第2の画素群のデ
ータを各々用いて撮像結果を表示すると共に、第1の画
素群に対応する表示と、第2の画素群に対応する表示を
所定周期で交互に更新することで、撮像結果を動画像と
して表示することによって実現することができる。
【0017】上記の態様では、高速表示モードにおいて
は、高精細表示モードで表示される動画像の1/2の解
像度の動画像が表示手段に表示されると共に、該動画像
が所定周期で更新され、高精細表示モードにおいては、
高速表示モードで表示される動画像の2倍の解像度の動
画像が表示手段に表示されると共に、該動画像が第1の
画素群又は第2の画素群を単位として所定周期で更新さ
れることで、実質的に所定周期の2倍の周期で動画像が
更新されることになる。
【0018】また、複数種の動画像表示モードとして
は、例えば請求項4に記載したように、撮像結果をモノ
クロの動画像として表示するモノクロ表示モード、及
び、撮像結果をカラーの動画像として表示するカラー表
示モードを含むこともできる。モノクロの動画像は、動
画像1フレーム分の画像データのデータ量がカラーの動
画像よりも小さく、動画像の更新周期を短くすることが
できるので、前述の高速表示モードと同様に、撮像範囲
内の状況が比較的高速で変化する場合に好適である。一
方、カラーの動画像は、動画像1フレーム分の画像デー
タのデータ量が大きい代わりに、動画像中の位置合わせ
対象画像の位置(例えばエッジ位置)を、動画像中の濃
淡に加えて動画像中の色に基づいて認識することができ
るので、読取位置に近接した位置に位置している画像を
読取位置へ精度良く位置合わせする場合に好適である。
【0019】このように、請求項1記載の発明によれ
ば、原稿に記録されている画像が所定位置に位置合わせ
される際に、予め用意された複数種の動画像表示モード
の中から選択された動画像表示モードに従い、撮像セン
サの撮像結果を表示手段に動画像として表示させるの
で、画像の位置合わせに用いられる動画像を、画像が所
定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせされるように表
示することが可能となる。
【0020】また、動画像表示モードの選択は、例えば
請求項5に記載したように、撮像センサによる撮像結果
の表示に用いる動画像表示モードを手動で選択するため
の手動選択手段を設け、画像の位置合わせ作業を行うオ
ペレータ等が、手動選択手段を介して動画像表示モード
を手動で選択可能としてもよい。この場合、画像の位置
合わせの状況(例えば読取位置から比較的離れた位置に
位置している画像を、読取位置におおよそ合致するよう
に位置合わせする状況か、或いは読取位置に近接した位
置に位置している画像を読取位置へ精度良く位置合わせ
する状況か等)や、位置合わせ対象の画像の特徴(例え
ば濃淡のコントラストが大きくモノクロ表示でも画像位
置の認識が容易か、或いは濃淡のコントラストが小さく
モノクロ表示では画像位置の認識が困難か等)に応じ
て、画像の位置合わせ作業を行うオペレータ等が、最適
な動画像表示モードを任意に選択することが可能とな
る。
【0021】また、動画像表示モードの選択は、例えば
請求項6に記載したように、原稿の移動状態に応じて撮
像センサによる撮像結果の表示に用いる動画像表示モー
ドを自動選択手段によって自動的に選択するようにして
もよい。この場合、画像の位置合わせ作業を行うオペレ
ータ等が動画像表示モードを手動で選択する必要がなく
なるので、画像の位置合わせ作業を行うオペレータ等の
負担を軽減することができる。
【0022】自動選択手段による動画像表示モードの選
択は、請求項7に記載したように、撮像センサによる撮
像結果を用いて所定の演算を行うことで原稿の移動状態
を検出する検出手段を設け、自動選択手段は、検出手段
による検出結果に基づいて原稿の移動状態を認識するこ
とで行うことができる。原稿の移動状態を検出するため
の所定の演算としては、例えば互いに異なるタイミング
での撮像センサの複数の撮像結果に基づいて、撮像結果
を表す撮像画像上の特定箇所(単一箇所でも複数箇所で
もよい)における濃度の時間的な変化に関する物理量
(濃度変化量や変化速度、変化幅等)の演算を適用して
もよいし、前記複数の撮像結果に基づいて撮像画像中に
存在している位置合わせ対象の画像の移動方向及び移動
量(移動速度)を表すベクトルを解析するベクトル解析
等を適用してもよい。
【0023】原稿の移動状態は、上記のように撮像セン
サによる撮像結果を用いる以外に、例えば画像の位置合
わせ時に原稿が一定方向に移動される態様において、原
稿上の特定箇所(例えば原稿が写真フィルムであれば、
該写真フィルム上のパーフォレーション等)の移動をセ
ンサによって検知したり、画像の位置合わせ時に原稿と
一体に所定部材が移動される態様において、所定部材の
移動をセンサにより検知することによっても検出可能で
あるが、請求項7に記載したように、撮像センサによる
撮像結果を用いることにより、原稿の移動状態を検出す
るための特別なセンサを設けることなく、原稿の移動状
態を検出することができる。
【0024】また、請求項6記載の発明において、自動
選択手段は、請求項8に記載したように、原稿の移動状
態が、移動速度が所定値以上の状態であれば、撮像結果
の表示に用いる動画像表示モードとして、撮像結果を撮
像範囲内の状況の変化に高速で追従する動画像として表
示する高速表示モード、又は撮像結果をモノクロの動画
像として表示するモノクロ表示モードを選択し、原稿の
移動状態が、移動速度が所定値未満の状態であれば、撮
像結果の表示に用いる動画像表示モードとして、撮像結
果を撮像範囲内の状況を高精細に表す動画像として表示
する高精細表示モード、又は撮像結果をカラーの動画像
として表示するカラー表示モードを選択するように構成
することが好ましい。
【0025】これにより、原稿の現在の移動状態に応じ
た最適な動画像表示モードが適宜自動的に選択されるこ
とになり、画像の位置合わせに用いられる動画像を、画
像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせされるよ
うに自動的に表示することができる。
【0026】請求項9記載の発明に係る画像位置確認支
援方法は、原稿に記録された画像が位置合わされる所定
位置を含む所定の撮像範囲内を撮像する撮像センサを設
けておき、原稿に記録されている画像が前記所定位置に
位置合わせされる際に、予め用意された複数種の動画像
表示モードの中から、原稿の移動状態に応じた動画像表
示モードを選択し、前記撮像センサが前記所定の撮像範
囲内を撮像することで得られる撮像結果を、前記選択し
た動画像表示モードに従い、画像を表示するための表示
手段に動画像として表示させるので、請求項1記載の発
明と同様に、、画像の位置合わせに用いられる動画像
を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせさ
れるように表示することができ、位置合わせ作業を行う
オペレータの負担を軽減することができる。
【0027】請求項10記載の発明に係る記録媒体は、
原稿に記録された画像が位置合わせされる所定位置を含
む所定の撮像範囲内を撮像する撮像センサが、前記所定
の撮像範囲内を撮像することで得られる撮像結果を、画
像を表示するための表示手段に表示させるコンピュータ
に所定の処理を実行させるためのプログラムが記録され
た記録媒体であって、前記所定の処理は、原稿に記録さ
れている画像が前記所定位置に位置合わせされる際に、
予め用意された複数種の動画像表示モードの中から、原
稿の移動状態に応じた動画像表示モードを選択する第1
のステップ、前記撮像センサが前記所定の撮像範囲内を
撮像することで得られる撮像結果を、前記選択した動画
像表示モードに従い、画像を表示するための表示手段に
動画像として表示させる第2のステップを含むことを特
徴としている。
【0028】請求項10記載の発明に係る記録媒体に
は、上記第1及び第2のステップを含む処理、請求項9
記載に記載の画像位置確認支援方法を前記コンピュータ
によって実現するためのプログラムが記録されているの
で、前記コンピュータが前記記録媒体に記録されたプロ
グラムを読み出して実行することにより、請求項9記載
の発明と同様に、画像の位置合わせに用いられる動画像
を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせさ
れるように表示することができ、位置合わせ作業を行う
オペレータの負担を軽減することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。
【0030】〔第1実施形態〕図1には本実施形態に係
る画像処理システム10の概略構成が示されており、図
2には画像処理システム10の外観が示されている。図
1に示すように、この画像処理システム10は、画像デ
ータを入力する入力装置として、フィルムスキャナ1
2、メディアドライバ14及び画像データ受信装置16
を各々備え、入力装置から入力された画像データを処理
する画像処理装置18が設けられていると共に、画像処
理装置18による処理を経た画像データ(又は画像)を
出力する出力装置として、画像を表示するためのCRT
20(図2も参照)、印画紙に画像を露光記録するレー
ザプリンタ22、CD−Rに画像データを書き込むCD
−R書込装置24を各々備えている。
【0031】なお、フィルムスキャナ12と画像処理装
置18は、図2に示す入力部26として一体化されてお
り、レーザプリンタ22は、図2に示す出力部28とし
て、ペーパプロセッサ30と一体化されている。また、
CRT20は本発明の表示手段に対応しており、本発明
に係る画像位置確認装置はフィルムスキャナ12及び画
像処理装置18に組み込まれている。
【0032】メディアドライバ14は、例えばフロッピ
ー(登録商標)ディスク(FD)等の磁気ディスクやC
D−R等の光ディスク、光磁気ディスク(MO)、デジ
タルスチルカメラ(DSC)に装填可能なPCカードや
スマートメディア、ICカード(以下、これらを「デジ
タルカメラカード」と総称する)等の各種情報記憶媒体
の何れかがセットされ、セットされた情報記憶媒体に記
憶されている画像データを読み出して出力する。
【0033】また、画像データ受信装置16は、インタ
ーネット等のコンピュータネットワークに接続されてお
り、コンピュータネットワークを介して情報処理装置
(例えばパーソナルコンピュータ(PC))からR,G,
Bの画像データを受信し、受信した画像データを出力す
る。
【0034】一方、フィルムスキャナ12は、写真フィ
ルム38(例えばネガフィルムやリバーサルフィルム)
等の写真感光材料(以下単に写真フィルムと称する)に
記録されているフィルム画像(被写体を撮影後、現像処
理されることで可視化されたネガ画像又はポジ画像)を
読み取り、該読み取りによって得られた画像データを出
力するものであり、例えば135サイズの写真フィル
ム、110サイズの写真フィルム、及び透明な磁気層が
形成された写真フィルム(240サイズの写真フィル
ム:所謂APSフィルム)、120サイズ及び220サ
イズ(ブローニサイズ)の写真フィルムのフィルム画像
を読取対象とすることができる。
【0035】図2に示すように、フィルムスキャナ12
は作業テーブル32に取り付けられており、作業テーブ
ル32の下方に配置されたLED光源34を備えてい
る。LED光源34は、R光を射出する多数個のLE
D、G光を射出する多数個のLED、B光を射出する多
数個のLEDが、図示しない基板の全面に一定かつ高い
密度で各々配列されて成る面光源であり、LED光源3
4に接続されたドライバ36により、R光又はG光又は
B光を射出するようにLEDが駆動される。
【0036】またLED光源34の配置位置に対応する
作業テーブル32の上面(作業面)32U上には、写真
フィルム38に記録されている読取対象の画像を手動で
所定位置(LED光源34から射出された読取光の光軸
L上に相当する読取位置)に位置合わせするためのフィ
ルムマスク40、又は、長尺状の写真フィルム38を長
手方向に沿って搬送しながら読取対象の画像の位置を検
出し、読取対象の画像を読取位置に自動的に位置合わせ
するオートフィルムキャリア(図示省略)が選択的に載
置される。
【0037】図3に示すように、フィルムマスク40は
作業面32U上の一定の位置にセットされるマスクベー
ス42を備え、長尺状の写真フィルム38に記録されて
いる読取対象の画像を手動で読取位置に位置合わせする
ための長尺フィルム用マスク44、又は、画像コマを単
位として切断された写真フィルム38(例えばスライド
マウントにセットされた写真フィルム、マウントフィル
ムという)に記録されている読取対象の画像を手動で読
取位置に位置合わせするためのマウントフィルム用マス
ク50が、マスクベース42上に選択的にセットされる
ようになっている。
【0038】長尺フィルム用マスク44は、各々略矩形
状のベース44Aと蓋部44Bが蝶番44Cを介して連
結されて構成されており、蓋部44Bはベース44Aに
対して回動可能とされている。また、ベース44A及び
蓋部44Bの中央部には、読取光が通過するための矩形
状の開口が各々形成されており、ベース44Aの上面に
は、長尺状の写真フィルム38がベース44Aと蓋部4
4Bとの間を長手方向に沿って移動する際(図4参照)
に、写真フィルム38の両側部を案内するガイドが形成
されている。
【0039】蓋部44Bの四個の角部のうち、蝶番44
Cを介してベース44Aと連結された辺の両端に相当す
る二個の角部には、長尺フィルム用マスク44がマスク
ベース42にセットされた状態で、マスクベース42に
設けられたソレノイド46に対向する舌片48Aが各々
形成されており、残り二個の角部には、図4に示すよう
に、蓋部44Bを手動で回動させるための舌片48Bが
各々形成されている。
【0040】長尺フィルム用マスク44がセットされた
フィルムマスク40を用いた場合の画像の位置合わせ作
業は、図4に示すように、オペレータが、舌片48Bを
把持して蓋部44Bを上方側へ回動させると共に、長尺
フィルム用マスク44のベース44Aと蓋部44Bとの
間に挿通した長尺状の写真フィルム38を把持し、該写
真フィルム38を長手方向に沿って移動させることによ
って成される。画像の位置合わせ作業が完了すると、オ
ペレータは画像読み取りの実行を指示する。これによ
り、画像読み取りに先だってソレノイド46が舌片48
Aを吸引するように通電され、読取対象の画像が記録さ
れている写真フィルム38は、ベース44Aと蓋部44
Bによって一定以上の挟持力で挟持(プレス)され、画
像読取時の写真フィルム38の平面性が確保される。
【0041】一方、マウントフィルム用マスク50は平
板状のベース50Aとマウントフィルムを保持するため
のフィルムホルダ50Bから構成されており、ベース5
0A及びフィルムホルダ50Bの中央部には、読取光が
通過するための矩形状の開口が各々形成されている。マ
ウントフィルム用マスク50がセットされたフィルムマ
スク40を用いた場合の画像の位置合わせ作業は、オペ
レータが、読取対象の画像が記録された写真フィルム
(マウントフィルム)38をフィルムホルダ50Bにセ
ットし、該フィルムホルダ50Bをベース50Aの上面
に載置し、ベース50Aの上面上でフィルムホルダ50
Bを摺動移動させることによって成される。画像の位置
合わせ作業が完了すると、オペレータは画像読み取りの
実行を指示する。
【0042】なお、長尺フィルム用マスク44及びマウ
ントフィルム用マスク50は、写真フィルム38の種々
のサイズに対応して複数種用意されており、読取対象の
画像が記録されている写真フィルム38のサイズに対応
する長尺フィルム用マスク44又はマウントフィルム用
マスク50が選択的にマスクベース42にセットされ
る。
【0043】LED光源34と作業テーブル32の間に
は光拡散ボックス52(図1参照)が配置されており、
LED光源34から射出された光は、光拡散ボックス5
2によって光量むらが低減され、フィルムマスク40又
はオートフィルムキャリアにセットされている写真フィ
ルム38に照射される。なお、写真フィルム38に記録
されている読取対象の画像が読取位置に位置合わせされ
た状態であれば、LED光源34から射出され光拡散ボ
ックス52を透過した光は、詳しくは、読取位置に位置
合わせされた画像に照射される。
【0044】図1に示すように、フィルムマスク40又
はオートフィルムキャリアがセットされる位置の上方に
は、レンズ54、本発明の撮像センサとしてのエリアC
CDセンサ56が順に配置されており、写真フィルム3
8を透過した光はレンズ54を介してCCDセンサ56
の受光面上に結像される。CCDセンサ56の受光面に
は多数個の光電変換セルがマトリクス状に配列されてお
り、受光面に入射された光を多数個の光電変換セルによ
って各々電気信号に変換し、電荷として蓄積すると共
に、蓄積した電荷を、読取位置及びその周囲を含む所定
の撮像範囲内を撮像した結果を表す撮像信号として一定
周期で出力する。CCDセンサ56から出力された撮像
信号はA/D変換器58によってデジタルの画像データ
に変換されて画像処理装置18に入力される。
【0045】図2に示すように、画像処理装置18は、
作業テーブル32の下方側に形成された収納部60内に
収納されており、収納部60の開口部には開閉扉62が
取り付けられている。収納部60は、通常は開閉扉62
によって内部が隠蔽された状態となっており、開閉扉6
2が回動されると内部が露出され、画像処理装置18の
取り出しが可能な状態となる。
【0046】先に説明したフィルムスキャナ12、メデ
ィアドライバ14及び画像データ受信装置16は、図1
に示すように、画像処理装置18の画像データ前処理部
64に接続されており、これらの画像データ入力装置か
ら出力された画像データは画像データ前処理部64に入
力される。
【0047】画像データ前処理部64は、入力された画
像データに対し、画像データ入力元に応じて異なる所定
の前処理を行う。フィルムスキャナ12から入力された
画像データに対する前処理としては、例えば暗補正や濃
度変換、シェーディング補正、欠陥画素補正等が挙げら
れる。また、メディアドライバ14から入力された画像
データに対する前処理としては、例えば情報記憶媒体に
圧縮されて記録されていた画像データの解凍や、鮮鋭度
向上等の画像処理が挙げられる。また、画像データ受信
装置16から入力された画像データに対する前処理とし
ては、例えば画像データ受信装置16が受信した圧縮画
像データ(例えばJPEG形式の画像データ)の解凍等が挙
げられる。
【0048】ところで、本実施形態に係るフィルムスキ
ャナ12は、読取対象の画像が読取位置に位置合わせさ
れる前には、所定の撮像範囲内を比較的低い解像度で撮
像する(読み取る)ことを一定周期で行い(詳細は後
述)、読取対象の画像が読取位置に位置合わせされた後
は、写真フィルムに記録されている個々のフィルム画像
に対して異なる解像度で2回の読み取りを行う。1回目
の比較的低解像度での読み取り(以下、プレスキャンと
いう)では、フィルム画像の濃度が非常に低い場合(例
えばネガフィルムにおける露光アンダのネガ画像)に
も、読取センサで蓄積電荷の飽和等の不都合が生じない
ように決定した読取条件で読み取りが行われる。
【0049】画像データ前処理部64にはプレスキャン
メモリ66及びファインスキャンメモリ68が接続され
ており、プレスキャンメモリ66には第1の画像処理部
70及び画像処理制御部72が接続され、ファインスキ
ャンメモリ68には第2の画像処理部74が接続されて
いる。画像データ前処理部64は、読取対象の画像が読
取位置に位置合わせされていない状態で、所定の撮像範
囲内が撮像されることによってフィルムスキャナ12か
ら一定周期で入力される低解像度の画像データ、及び、
読取対象の画像が読取位置に位置合わせされた状態で、
プレスキャンが行われることでフィルムスキャナ12か
ら入力される低解像度の画像データに対し、所定の前処
理を施した後にプレスキャンメモリ66へ出力する。
【0050】また画像データ前処理部64は、メディア
ドライバ14から入力された画像データ及び画像データ
受信装置16から入力された画像データについては、プ
レスキャンメモリ66及びファインスキャンメモリ68
へ各々出力するが、このうちプレスキャンメモリ66に
出力する画像データについては、プレスキャンによって
得られた低解像度画像データと同等の低解像度の画像デ
ータに変換した後にプレスキャンメモリ66へ出力す
る。プレスキャンメモリ66に出力された低解像度画像
データはプレスキャンメモリ66を介して画像処理制御
部72へ入力される。
【0051】画像処理制御部72及び第1の画像処理部
70は、CPU、ROM、RAM及び入出力ポートがバ
スを介して互いに接続されていると共に、入出力ポート
にハードディスク装置(HDD)等の記憶装置が接続さ
れた構成の単一のマイクロコンピュータによって実現す
ることができ、このマイクロコンピュータに所定のプロ
グラムを実行させることで、マイクロコンピュータを第
1の画像処理部70及び画像処理制御部72として各々
機能させることができる。
【0052】画像処理制御部72は、フィルムスキャナ
12のドライバ36に接続されていると共に、フィルム
スキャナ12にセットされたフィルムマスク40又はオ
ートフィルムキャリアと電気的に接続され、ドライバ3
6を介してLED光源34の点消灯を制御すると共に、
フィルムスキャナ12にセットされたフィルムマスク4
0又はオートフィルムキャリアの作動を制御する(具体
的には、例えばフィルムマスク40のソレノイド46の
通電を制御したり、或いはキーボード80を介してオペ
レータから入力される搬送指示に応じてオートフィルム
キャリアによる写真フィルム38の搬送を制御する
等)。
【0053】画像処理制御部72は、プレスキャンメモ
リ66を介して入力された低解像度画像データが、フィ
ルムスキャナ12でプレスキャンが行われることで得ら
れた画像データである場合には、該低解像度画像データ
に基づいて濃度等の画像特徴量を演算し、プレスキャン
を行った写真フィルムに対し、フィルムスキャナ12が
比較的高解像度での再度の読み取り(以下、ファインス
キャンという)を行う際の読取条件を決定し、決定した
読取条件をフィルムスキャナ12に出力する。
【0054】また、画像処理制御部72は、入力された
低解像度画像データに基づいて、画像データ前処理部6
4からファインスキャンメモリ68を介して第2の画像
処理部74へ出力される同一の画像の高解像度画像デー
タ(ファインスキャンを行うことでフィルムスキャナ1
2から入力された画像データ、又はメディアドライバ1
4から入力された画像データ、又は画像データ受信装置
16から入力された画像データ)に対し、第2の画像処
理部74によって行われる各種の画像処理の処理条件を
演算により自動的に決定し(セットアップ演算)、決定
した処理条件を第1の画像処理部70へ通知する。
【0055】なお、第2の画像処理部74で実行される
画像処理としては、例えば画像のグレーバランス調整、
濃度調整、階調コントロール、画像の超低周波輝度成分
の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しな
がらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理
等の出力画像の画質向上のための画像処理が挙げられ
る。また、画調を意図的に変更する画像処理(例えば出
力画像をポートレート調に仕上げる画像処理等)や、画
像を加工する画像処理(例えば原画像中に存在する人物
を主画像上で細身に仕上げるための画像処理等)等の画
像処理も実行可能としてもよい。
【0056】第1の画像処理部70はプレスキャンメモ
リ66に記憶されている低解像度画像データに対し、画
像処理制御部72から通知された処理条件に基づき、高
解像度画像データを対象として第2の画像処理部74で
行われる画像処理と等価な画像処理を低解像度画像デー
タに対して行ってシミュレーション画像データを生成す
る。第1の画像処理部70には色再現変換部76、CR
T20が順に接続されている。またCRT20は、入力
された画像データを保持するバッファを備え、バッファ
に保持した画像データに基づいてアナログの電気信号を
生成し、前記画像データが表す画像をCRT20に表示
する機能を有している。第1の画像処理部70で生成さ
れたシミュレーション画像データは色再現変換部76へ
出力され、色再現変換部76によって濃度変換等の色再
現変換処理が行われた後にCRT20へ出力され、シミ
ュレーション画像(出力画像)としてCRT20に表示
される。CRT20に表示された出力画像は、オペレー
タによって画像の仕上がり等の検定に供せられる。
【0057】また、画像処理制御部72にはキー入力部
78が接続されている。このキー入力部78は、例えば
図2に示すように、作業テーブル32に埋設されたキー
ボード80や、作業テーブル32の作業面32U上に配
置されたマウス82(これらキーボード80やマウス8
2は前述のマイクロコンピュータの入出力ポートに接続
される)で構成することができる。CRT20に表示さ
れた出力画像を検定したオペレータはキー入力部78を
操作し、検定結果を入力する。そして画像処理制御部7
2は、オペレータによる検定を経て処理条件が確定する
と、確定した処理条件を第2の画像処理部74へ通知す
る。
【0058】第2の画像処理部74は、前述した各種の
画像処理を行う複数種の画像処理回路を各々備えてお
り、画像データ前処理部64からファインスキャンメモ
リ68を介して高解像度画像データが入力されると、入
力された高解像度画像データに対し、画像処理制御部7
2から通知された処理条件に従って各種の画像処理を行
う。第2の画像処理部74は色再現変換部76に接続さ
れており、第2の画像処理部74から出力された画像デ
ータは、色再現変換部76における色再現変換処理を経
て、レーザプリンタ22又はCD−R書込装置24へ出
力され、レーザプリンタ22による印画紙への画像の記
録に用いられるか、又はCD−R書込装置24によって
CD−Rに書込まれる。
【0059】なお、レーザプリンタ22は、R,G,B
のレーザ光源を備えており、前記レーザ光源から射出さ
れるR,G,Bのレーザ光を、画像処理装置18から入
力された画像データに基づいて変調すると共に、ポリゴ
ンミラー等の偏向手段によって偏向させて印画紙上を走
査させることで、印画紙に画像を露光記録する。画像が
露光記録された印画紙は、ペーパプロセッサ30へ送ら
れて発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理が施され
る。これにより、印画紙に露光記録された画像が可視化
される。
【0060】次に本第1実施形態の作用として、写真フ
ィルム38に記録されている読取対象の画像を読取位置
に位置合わせして読み取る際に、画像処理装置18の画
像処理制御部72で実行される(詳しくは、第1の画像
処理部70及び画像処理制御部72として各々機能する
マイクロコンピュータが所定のプログラムを実行するこ
とによって実現される)動画像表示制御処理について説
明する。なお、動画像表示制御処理を実行する画像処理
制御部72は本発明の表示制御手段に対応している。
【0061】動画像表示制御処理は本発明に係る画像位
置確認支援方法が適用された処理であり(後述する第2
実施形態で説明する動画像表示制御処理も同様)、詳し
くは、第1の画像処理部70及び画像処理制御部72と
して各々機能するマイクロコンピュータのCPUが動画
像表示制御プログラムを実行することによって実現され
る。動画像表示制御プログラムは、当初は情報記憶媒体
84(図1参照)に記憶されている。図1では情報記憶
媒体84をフロッピーディスクとして示しているが、C
D−ROMやメモリカード等で構成してもよい。
【0062】前記マイクロコンピュータに接続された情
報読出装置(図示省略)に情報記憶媒体84が装填さ
れ、情報記憶媒体84から画像処理装置18へのプログ
ラムの移入(インストール)が指示されると、情報読出
装置によって情報記憶媒体84から動画像表示制御プロ
グラムが読み出され、前記マイクロコンピュータのHD
D等の記憶装置に記憶される。そして、動画像表示制御
処理を実行すべきタイミングが到来すると、記憶装置か
ら動画像表示制御プログラムが読み出され、該プログラ
ムがマイクロコンピュータのCPUによって実行され
る。これにより、画像処理制御部72が本発明の表示制
御手段として機能することになる。このように、動画像
表示制御プログラムを記憶している情報記憶媒体84は
請求項10に記載の記録媒体に対応している。
【0063】図5に示すように、動画像表示制御処理の
ステップ100では動画像表示モードの初期設定を行
う。本実施形態では、写真フィルム38に記録されてい
る読取対象の画像を読取位置に位置合わせする際に、読
取位置及びその周辺の状況を動画像としてCRT20に
表示するが、動画像表示モードは、CRT20にどのよ
うな動画像を表示するかを規定するものであり、本実施
形態では、動画像を高速で表示する高速表示モードと、
動画像を高精細に表示する高精細表示モードの2種類が
用意されている。
【0064】なお、本第1実施形態に係る高速表示モー
ドは、詳しくは動画像をCRT20にモノクロで表示す
ることにより動画像を高速で表示するモードであり、請
求項2に記載の高速表示モード及び請求項4に記載のモ
ノクロ表示モードに対応している。また、本第1実施形
態に係る高精細表示モードは、詳しくは動画像をCRT
20にカラーで表示することにより動画像を高精細に表
示するモードであり、請求項2に記載の高精細表示モー
ド及び請求項4に記載のカラー表示モードに対応してい
る。ステップ100では、動画像表示モードとして、予
め固定的に定められた表示モード(高速表示モード又は
高精細表示モード)を設定する。
【0065】次のステップ102では、現在の動画像表
示モードに対応するLED光源34の駆動パターン(発
光パターン)をドライバ36に設定する。本第1実施形
態では、動画像表示モードが高速表示モードであれば、
LED光源34からG光のみを射出させる駆動パターン
を設定する。この場合、フィルムスキャナ12からは、
CCDセンサ56による撮像結果を表す画像データとし
て、Gチャンネルの画像データのみが所定周期毎に入力
されることになる。また、動画像表示モードが高精細表
示モードであれば、LED光源34から射出される光が
所定周期でR光→G光→B光→R光→…と順に切換わる
駆動パターンを設定する。この場合、フィルムスキャナ
12からは、CCDセンサ56による撮像結果を表す画
像データとして、R,G,Bの各チャンネルの画像デー
タが所定周期で順次に入力されることになる。
【0066】次のステップ104では、CCDセンサ5
6による撮像結果を表す画像データがフィルムスキャナ
12から入力されると、画像データ前処理部64によ
り、入力された画像データの取り込み、取り込んだ画像
データに対する解像度変換(該画像データが表す画像を
CRT20に動画像として表示するための低解像度化)
を含む所定の前処理を行った後に、前処理後の画像デー
タをプレスキャンメモリ66に記憶させる。
【0067】ステップ106では、プレスキャンメモリ
66に記憶された画像データが、R,G,Bの各チャン
ネルのうちGチャンネルの画像データか否か判定する。
判定が否定された場合にはステップ104に戻り、ステ
ップ104,106を繰り返す。ステップ106の判定
が肯定されるとステップ108へ移行し、プレスキャン
メモリ66に記憶されたGチャンネルの画像データに基
づいて、読取対象の画像が記録された写真フィルム38
の移動速度Vを演算する。
【0068】動画像表示制御処理の実行が開始された直
後のタイミングでは、プレスキャンメモリ66にGチャ
ンネルの画像データが1個しか記憶されていないので、
移動速度Vを演算することは困難であるが(この場合は
移動速度Vとして所定値を設定すればよい)、プレスキ
ャンメモリ66にGチャンネルの複数個の画像データ
(互いに異なるタイミングでの撮像によって得られた画
像データ)が記憶されている状態においては、一例とし
て、個々の画像データにおける同一アドレスの画素の濃
度の差分(単一の画素の濃度差を用いてもよいが、多数
画素について各々求めた濃度差の平均を用いることが望
ましい)を、移動速度Vに相当する物理量として演算す
ることができる。
【0069】次のステップ110では、演算した移動速
度V(又は移動速度Vに相当する物理量)が移動速度の
基準値VREF(又は基準値VREFに相当する所定値)以上
か否か判定する。なお、ステップ110は請求項6に記
載の自動選択手段(詳しくは請求項7及び請求項8に記
載の自動選択手段)に対応しており、ステップ108は
請求項7に記載の検出手段に対応している。
【0070】上記判定が否定された場合には、写真フィ
ルムが移動されていないか、又は移動されていたとして
も移動速度が比較的低いと判断できるので、ステップ1
12へ移行し、プレスキャンメモリ66に記憶されてい
る最新のR,G,B各チャンネルの画像データを読み出
し、色再現変換部76を介してCRT20へ出力する。
これにより、CCDセンサ56による撮像結果を表す画
像として、高精細表示モードに対応するカラー画像がC
RT20に表示される。
【0071】一方、ステップ110の判定が肯定された
場合には、写真フィルムが比較的高速で移動されている
と判断できるので、ステップ116へ移行し、プレスキ
ャンメモリ66に記憶されている最新のGチャンネルの
画像データを読み出し、色再現変換部76を介してCR
T20へ出力する。これにより、CCDセンサ56によ
る撮像結果を表す画像として、高速表示モードに対応す
るモノクロ画像がCRT20に表示される。
【0072】次のステップ120では、キー入力部78
を介しオペレータによって読取開始を指示する情報が入
力されたか否かに基づいて、読取対象の画像の読み取り
が指示されたか否か判定する。判定が否定された場合に
はステップ102に戻り、ステップ102〜ステップ1
20を繰り返す。これにより、CRT20には、CCD
センサ56による撮像結果を表す動画像(高精細表示モ
ードに対応するカラーの動画像又は高速表示モードに対
応するモノクロの動画像)が表示されることになる。
【0073】この間オペレータは、読取対象の画像が読
取位置に位置合わせする位置合わせ作業を行う。すなわ
ち、長尺フィルム用マスク44がセットされて作業面3
2U上の一定の位置に載置されたフィルムマスク40を
用いて読取対象の画像の位置合わせを行う場合、オペレ
ータは、読取対象の画像が記録された長尺状の写真フィ
ルム38を把持すると共に、舌片48Bを把持して蓋部
44Bを上方側へ回動させ、写真フィルム38を長尺フ
ィルム用マスク44のベース44Aと蓋部44Bとの間
に挿通した後に、読取対象の画像の位置が読取位置に精
度良く合致するように、CRT20に表示されている動
画像を参照しながら写真フィルム38を長手方向に沿っ
て移動させる。
【0074】また、マウントフィルム用マスク50がセ
ットされて作業面32U上の一定の位置に載置されたフ
ィルムマスク40を用いて読取対象の画像の位置合わせ
を行う場合、オペレータは、読取対象の画像が記録され
た写真フィルム(マウントフィルム)38をフィルムホ
ルダ50Bにセットし、該フィルムホルダ50Bをベー
ス50Aの上面に載置した後に、読取対象の画像の位置
が読取位置に精度良く合致するように、CRT20に表
示されている動画像を参照しながらベース50Aの上面
上でフィルムホルダ50Bを任意の方向に摺動移動させ
る。
【0075】また、作業面32U上の一定の位置にセッ
トされたオートフィルムキャリアを用いて読取対象の画
像の位置合わせを行う場合、オペレータは、読取対象の
画像が記録された長尺状の写真フィルム38を把持し、
オートフィルムキャリア内部に形成されたフィルム搬送
路に挿通した後に、例えばキー入力部78のキーボード
80に設けられている所定のキーをオンする等によって
読取対象の画像の読取位置への位置合わせを指示する。
オペレータの指示は画像処理制御部72を介してオート
フィルムキャリアに伝達され、オートフィルムキャリア
は読取対象の画像のフレーム位置を認識し、読取対象の
画像が読取位置に位置合わせされるように写真フィルム
38を搬送する。
【0076】オペレータは、CRT20に表示されてい
る動画像を参照することで、オートフィルムキャリアに
よる読取対象の画像の位置合わせ精度を確認し、読取対
象の画像の位置が読取位置に対してずれていると判断し
た場合には、例えばキー入力部78のキーボード80に
設けられている所定のキーをオンする等により写真フィ
ルム38を若干移動させ、読取対象の画像の位置を読取
位置に合致するように微修正させる。
【0077】上記の位置合わせ作業において、読取位置
から比較的離れた位置に位置している読取対象の画像
を、読取位置におおよそ合致するように位置合わせする
ときには、作業を迅速に完了させるために、CRT20
に表示される動画像が、CCDセンサ56の撮像範囲内
の状況の変化に対して比較的高速で追従することが望ま
しく、読取位置に近接した位置に位置している読取対象
の画像を読取位置へ精度良く位置合わせするときには、
読取対象の画像を精度良く位置合わせするために、CR
T20に高精細な動画像が表示されることが望ましい。
【0078】これに対し、読取対象の画像が読取位置に
おおよそ合致するように位置合わせされるときには、写
真フィルム38が比較的高速で移動されることから、本
実施形態では、図6にも示すように移動速度Vが基準値
REF以上の間は動画像表示モードとして高速表示モー
ドを設定している。
【0079】本第1実施形態に係る高速表示モードで
は、LED光源34からG光のみが射出されるようにL
ED光源34を駆動するので、フィルムスキャナ12か
らはGチャンネルの画像データのみが所定周期で入力さ
れる。また、これに伴いステップ106の判定が所定周
期で肯定されるので、CRT30には、比較的短い周期
(=所定周期)で表示が切替わり、撮像範囲内の状況の
変化に高速で追従するモノクロの動画像が表示される。
従って、オペレータは、CRT20に表示された高速で
表示が切替わるモノクロの動画像を参照しながら、読取
対象の画像が読取位置におおよそ合致するように位置合
わせを行うことで、作業を迅速に行うことができる。
【0080】また、読取対象の画像が読取位置へ精度良
く位置合わせされるときには、写真フィルム38の移動
速度が比較的低速であることから、本実施形態では、図
6にも示すように移動速度Vが基準値VREF未満の間は
動画像表示モードとして高精細表示モードを設定してい
る。
【0081】本第1実施形態に係る高精細表示モードで
は、LED光源34から射出される光が所定周期でR光
→G光→B光→R光→…と順に切換わるようにLED光
源34を駆動するので、フィルムスキャナ12からは
R,G,Bの各チャンネルの画像データが所定周期で順
に入力される。これに伴いステップ106の判定は所定
周期の3倍の周期で肯定されるので、CRT30に表示
される動画像の表示切替周期は比較的長くなる(=所定
周期×3)が、R,G,B全チャンネルのデータを出力
することにより、CRT30には高精細なカラーの動画
像が表示されることになる。従って、オペレータは、C
RT20に表示された高精細なカラーの動画像を参照し
ながら、読取対象の画像の読取位置への位置合わせを行
うことで、読取対象の画像を読取位置に精度良く位置合
わせすることができる。
【0082】図6には、読取対象の単一の画像を読取位
置に位置合わせする際の写真フィルム38及び読取対象
の画像の移動速度Vの推移を示す。図6からも明らかな
ように、読取位置への読取対象の画像の位置合わせが開
始されてから前記位置合わせが完了する迄の間、動画像
表示モードは移動速度Vの変化に応じて適宜変更される
ので、オペレータは、CRT20に表示された動画像を
参照することで、読取対象の画像を読取位置に位置合わ
せすることを、迅速かつ精度良く行うことができる。
【0083】読取位置への読取対象の画像の位置合わせ
が完了すると、オペレータは、キー入力部78を介して
画像読み取りの実行を指示する。これにより、ステップ
120の判定が肯定されてステップ122へ移行し、長
尺フィルム用マスク44がセットされたフィルムマスク
40が作業面32U上に載置されている場合には、ソレ
ノイド46に通電することで、読取対象の画像が記録さ
れている写真フィルム38をプレスする。なお、オート
フィルムキャリアにもソレノイド46と同様のソレノイ
ドが設けられており、作業面32U上にオートフィルム
キャリアが載置されている場合にも、該ソレノイドに通
電することで写真フィルム38をプレスする。
【0084】次のステップ124では画像読取処理を起
動する。この画像読取処理も第1の画像処理部70及び
画像処理制御部72として各々機能するマイクロコンピ
ュータが所定のプログラムを実行することによって実現
される処理であり、先にも説明したように、読取位置に
位置合わせされた読取対象の画像に対してプレスキャン
を行い、プレスキャンによって得られた低解像度画像デ
ータに基づいて、ファインスキャン時の読取条件の決
定、決定した読取条件のフィルムスキャナ12への通
知、ファインスキャンによって得られる高解像度画像デ
ータに対する画像処理の処理条件の決定(セットアップ
演算)、決定した処理条件の第1の画像処理部70への
通知、低解像度画像データに対する前記決定した処理条
件での画像処理の実行(第1の画像処理部70)、及び
CRT20への画像処理結果(シミュレーション画像)
の表示等の一連の処理を順次行う。
【0085】なお、この画像読取処理には、読取位置に
位置合わせされている画像に対するファインスキャン、
該ファインスキャンによって得られた高解像度画像デー
タに対する前記決定した処理条件での画像処理の実行
(第2の画像処理部74)、画像処理結果の出力等の処
理が含まれていてもよい。
【0086】この間、動画像表示制御処理では、ステッ
プ126において、写真フィルム38に記録されている
画像の読み取り終了が指示されたか否か判定し、判定が
否定された場合にはステップ128へ移行し、写真フィ
ルム38に記録されている、読取位置に位置合わせされ
ている画像の次の画像の位置合わせが開始されるか否か
判定する。ステップ128の判定も否定された場合には
ステップ126に戻り、ステップ126,128を繰り
返す。
【0087】読取位置に位置合わせされている画像に対
する画像読取処理が完了することによってステップ12
8の判定が肯定されるとステップ130へ移行し、写真
フィルム38のプレスを解除する(但し、長尺フィルム
用マスク44がセットされたフィルムマスク40、又は
オートフィルムキャリアが作業面32U上に載置されて
いる場合)。ステップ130の処理を行うとステップ1
02に戻り、ステップ102以降の処理を繰り返す。こ
れにより、写真フィルム38に記録されている読取対象
の全ての画像を、迅速かつ精度良く読取位置へ順次位置
合わせすることができる。
【0088】そして、フィルムマスク40(又はオート
フィルムキャリア)にセットされた写真フィルム38に
記録されている全ての読取対象の画像に対する読み取り
が完了すると、ステップ126の判定が肯定されてステ
ップ132へ移行し、写真フィルム38のプレスを解除
(但し、長尺フィルム用マスク44がセットされたフィ
ルムマスク40、又はオートフィルムキャリアが作業面
32U上に載置されている場合)した後に動画像表示制
御処理を終了する。
【0089】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施
形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付
して構成の説明を省略し、以下図7を参照し、本第2実
施形態に係る動画像表示制御について、第1実施形態で
説明した動画像表示制御処理と異なる部分についてのみ
説明する。
【0090】本第2実施形態では、高速表示モード及び
高精細表示モードにおいて、解像度が互いに異なるカラ
ーの動画像をCRT20に表示する。このため、ステッ
プ101では、LED光源34の駆動パターンとして、
LED光源34から射出される光が所定周期でR光→G
光→B光→R光→…と順に切換わる駆動パターンをドラ
イバ36に固定的に設定する。
【0091】次のステップ103では、CCDセンサ5
6による撮像結果を表す画像データがフィルムスキャナ
12から入力されると、画像データ前処理部64によ
り、入力された画像データの取り込み、取り込んだ画像
データに対する解像度変換(該画像データが表す画像を
CRT20に動画像として表示するための低解像度化)
を含む所定の前処理を行う。そしてステップ105で
は、解像度変換後の画像データを画素群aのデータと画
素群bのデータに分離し、プレスキャンメモリ66に記
憶させる。なお、画素群a及び画素群bは、それぞれの
画素群を構成する画素が画像上に略均一に分布するよう
に、例として図8(A)に示すように、それぞれの画素
群を構成する画素の画像上での位置が定められている。
【0092】次のステップ106〜ステップ110は第
1実施形態に係る動画像表示制御処理と同一であるが、
ステップ110の判定が肯定された場合(写真フィルム
の移動速度Vが基準値VREF以上の場合)には、高速表
示モードで動画像を表示すべきであると判断してステッ
プ140へ移行し、プレスキャンメモリ66に記憶され
ている最新の画素群aのデータのみを読み出し(画素群
aに代えて画素群bのデータを読み出してもよい)、色
再現変換部76を介してCRT20へ出力することで、
高速表示モードに対応するカラー画像をCRT20に表
示する(図8(B)も参照)。
【0093】上記のように、本第2実施形態に係る高速
表示モードでは、画素群aのデータのみを用いて画像
(動画像)を表示するので、画素群a及び画素群bのデ
ータを用いて画像(動画像)を表示する場合と比較し
て、CRT20に表示される動画像の解像度は1/2に
低下するものの、ステップ106の判定が肯定される周
期(フィルムスキャナ12からR,G,B各チャンネル
の画像データが入力される周期)と同一の周期で表示が
更新されるので、CCDセンサ56の撮像範囲内の状況
の変化に対して比較的高速で追従する。
【0094】従って、オペレータはCRT20に表示さ
れた動画像を参照することで、読取対象の画像が読取位
置におおよそ合致するように位置合わせを行う等の作業
を迅速に行うことができる。なお、本第2実施形態に係
る高速表示モードは、請求項2に記載の高速表示モード
(詳しくは請求項3に記載の高速表示モード)に対応し
ている。
【0095】一方、ステップ110の判定が否定された
場合(写真フィルムの移動速度Vが基準値VREF未満の
場合)には、高精細表示モードで動画像を表示すべきで
あると判断してステップ142へ移行する。ステップ1
42では、前回の周期で画素群aのデータを出力したか
否か判定する。ステップ142の判定が肯定された場合
にはステップ144へ移行し、プレスキャンメモリ66
に記憶されている最新の画素群bのデータのみを読み出
し、色再現変換部76を介してCRT20へ出力すると
共に、今回の周期で出力した画素群bのデータ及び前回
の周期で出力した画素群aのデータを用いて、高精細モ
ードに対応する単一のカラー画像がCRT20に表示さ
れるように制御する(図8(B)も参照)。
【0096】また、ステップ142の判定が否定された
場合(前回の周期では画素群bのデータを出力した場
合)にはステップ146へ移行し、プレスキャンメモリ
66に記憶されている最新の画素群aのデータのみを読
み出し、色再現変換部76を介してCRT20へ出力す
ると共に、今回の周期で出力した画素群aのデータ及び
前回の周期で出力した画素群bのデータを用いて、高精
細モードに対応する単一のカラー画像がCRT20に表
示されるように制御する(図8(B)も参照)。
【0097】上記のように、本第2実施形態に係る高精
細表示モードでは、画素群aのデータ及び画素群bのデ
ータを用いて画像(動画像)を表示するので、図8
(B)からも明らかなように、表示が更新される周期
が、ステップ106の判定が肯定される周期(フィルム
キャリア12からR,G,B各チャンネルの画像データ
が入力される周期)の実質的に2倍となり、画素群a又
は画素群bのデータのみを用いて画像(動画像)を表示
する場合(高速表示モード)と比較して、CCDセンサ
56の撮像範囲内の状況の変化に対する追従速度は低下
するものの、CRT20に表示される動画像の解像度が
2倍となる。
【0098】従って、オペレータはCRT20に表示さ
れた動画像を参照することで、読取対象の画像を読取位
置に精度良く位置合わせすることができる。なお、本第
2実施形態に係る高精細表示モードは、請求項2に記載
の高精細表示モード(詳しくは請求項3に記載の高精細
表示モード)に対応している。
【0099】なお、第2実施形態では高速表示モード及
び高精細表示モードにおいて、各々カラーの動画像を表
示する場合を例に説明したが、これに限定されるもので
はなく、高速表示モード及び高精細表示モードにおい
て、各々モノクロの動画像を表示するようにしてもよ
い。
【0100】また、上記では表示する動画像の解像度を
低下させることにより、高速表示モードにおける動画像
の更新周期の短縮を実現していたが、これに限定される
ものではなく、表示する動画像の階調数を少なくする
(1画素当りのデータ量を少なくする)ことで、高速表
示モードにおける動画像の更新周期の短縮を実現するこ
とも可能である。
【0101】また、上記ではCCDセンサ56による撮
像結果に基づいて写真フィルム38の移動速度V(原稿
の移動状態)を検出していたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば写真フィルム38に設けられているパ
ーフォレーションを光学的に検出することで移動速度V
を検出したり、或いは写真フィルム38の移動に伴って
回転する部材(例えばローラやボール等)の回転をセン
サによって検出することにより移動速度Vを検出するこ
とも可能である。
【0102】更に、上記では写真フィルム38及び読取
対象の画像の移動速度Vに応じて動画像表示モードを自
動的に選択していたが、これに限定されるものではな
く、撮像範囲内に位置している読取対象の画像の画像特
徴量(例えば濃度やコントラスト等)も考慮して動画像
表示モードを自動的に選択するようにしてもよい。例え
ば全体的な濃度やコントラストが低い画像はエッジ位置
を認識しにくく、読取位置への位置合わせが容易でない
ので、撮像センサによる撮像結果に基づき、読取対象の
画像が上記のような画像であることを検知した場合に
は、より高精細の動画像が表示されるように、動画像表
示モードを切替えるようにしてもよい。
【0103】また、上記では写真フィルム38及び読取
対象の画像の移動速度Vに応じて動画像表示モードを自
動的に選択する場合を説明したが、これに限定されるも
のではなく、キー入力部78を介してオペレータより入
力された動画像表示モードの切替え指示に応じて、動画
像表示モードを切替えるようにしてもよい。この態様に
おけるキー入力部78は請求項5に記載の手動選択手段
に対応している。
【0104】また、上記では読取対象の画像が記録され
た原稿として写真フィルム38を例に説明したが、これ
に限定されるものではなく、OHPシート等の他の透過
型の原稿であってもよいし、普通紙等のような反射型の
原稿であってもよい。
【0105】更に、上記では本発明をフィルムスキャナ
12による読み取りのための画像の位置合わせに適用し
た場合を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば写真フィルムに記録されている画像を印
画紙に焼付けるための画像の位置合わせに適用すること
も可能である。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、原稿に記録されている画像が所定位置に位置合わせ
される際に、撮像センサによって所定の撮像範囲内を撮
像させ、撮像結果を動画像として表示するために予め用
意された複数種の動画像表示モードの中から選択された
動画像表示モードにより、撮像センサによる撮像結果を
表示手段に表示させるようにしたので、画像の位置合わ
せに用いられる動画像を、画像が所定位置に精度良くか
つ迅速に位置合わせされるように表示することが可能と
なる、という優れた効果を有する。
【0107】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、撮像センサによる撮像結果の表示に用いる
動画像表示モードを手動で選択するための手動選択手段
を設けたので、上記効果に加え、画像の位置合わせの状
況や、位置合わせ対象の画像の特徴に応じて、画像の位
置合わせ作業を行うオペレータ等が、最適な動画像表示
モードを任意に選択することが可能となる、という効果
を有する。
【0108】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、原稿の移動状態に応じて撮像センサによる
撮像結果の表示に用いる動画像表示モードを自動選択手
段によって自動的に選択するので、上記効果に加え、画
像の位置合わせ作業を行うオペレータ等の負担を軽減す
ることができる、という効果を有する。
【0109】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、撮像センサによる撮像結果を用いて所定の
演算を行うことで原稿の移動状態を検出した結果に基づ
いて原稿の移動状態を認識するので、上記効果に加え、
原稿の移動状態を検出するための特別なセンサを設ける
ことなく原稿の移動状態を検出することができる、とい
う効果を有する。
【0110】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明において、原稿の移動速度が所定値以上であれば、撮
像結果の表示に用いる動画像表示モードとして高速表示
モード又はモノクロ表示モードを選択し、原稿の移動速
度が所定値未満であれば、動画像表示モードとして高精
細表示モード又はカラー表示モードを選択するので、上
記効果に加え、画像の位置合わせに用いられる動画像
を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせさ
れるように自動的に表示することができる、という効果
を有する。
【0111】請求項9記載の発明は、原稿に記録されて
いる画像が所定位置に位置合わせされる際に、複数種の
動画像表示モードの中から原稿の移動状態に応じた動画
像表示モードを選択し、撮像センサの撮像結果を、選択
した動画像表示モードに従い表示手段に動画像として表
示させるので、画像の位置合わせに用いられる動画像
を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせさ
れるように表示することができる、という優れた効果を
有する。
【0112】請求項10記載の発明は、原稿に記録され
ている画像が所定位置に位置合わせされる際に、複数種
の動画像表示モードの中から原稿の移動状態に応じた動
画像表示モードを選択する第1のステップ、撮像センサ
の撮像結果を、選択した動画像表示モードに従い表示手
段に動画像として表示させる第2のステップを含む処理
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録媒
体に記録したので、画像の位置合わせに用いられる動画
像を、画像が所定位置に精度良くかつ迅速に位置合わせ
されるように表示することができる、という優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像処理システムの概略構成を示すブロック
図である。
【図2】 画像処理システムの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】 フィルムマスクの分解斜視図である。
【図4】 長尺フィルム用マスクがセットされたフィル
ムマスクを用いて画像の位置合わせ作業を行っている状
態を示す斜視図である。
【図5】 第1実施形態に係る動画像表示制御処理の内
容を示すフローチャートである。
【図6】 写真フィルム及び読取対象画像の移動速度V
と動画像表示モードの切り替えタイミングの関係の一例
を示す線図である。
【図7】 第2実施形態に係る動画像表示制御処理の内
容を示すフローチャートである。
【図8】 (A)は画素群a及び画素群bの分布の一例
を示すイメージ図、(B)は動画像表示モードの切替え
に伴う出力画像データ及び表示画像の変化の一例を示す
概略図である。
【符号の説明】
10 画像処理システム 12 フィルムスキャナ 18 画像処理装置 20 CRT 40 フィルムマスク 44 長尺フィルム用マスク 50 マウント用マスク 56 CCDセンサ 72 画像処理制御部 78 キー入力部 84 情報記憶媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に記録された画像が位置合わせされ
    る所定位置を含む所定の撮像範囲内を撮像する撮像セン
    サと、 画像を表示するための表示手段と、 原稿に記録されている画像が前記所定位置に位置合わせ
    される際に、前記撮像センサが前記所定の撮像範囲内を
    撮像することで得られる撮像結果を、予め用意された複
    数種の動画像表示モードの中から選択された動画像表示
    モードに従い、前記表示手段に動画像として表示させる
    表示制御手段と、 を含む画像位置確認装置。
  2. 【請求項2】 前記複数種の動画像表示モードは、撮像
    結果を撮像範囲内の状況の変化に高速で追従する動画像
    として表示する高速表示モード、及び、撮像結果を撮像
    範囲内の状況を高精細に表す動画像として表示する高精
    細表示モードを含むことを特徴とする請求項1記載の画
    像位置確認装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像センサは前記撮像結果を所定周
    期で出力し、 前記高速表示モードは、前記撮像結果を表すデータのう
    ち、それぞれの画素群を構成する画素が撮像範囲内に略
    均一に分布するように定められた第1の画素群及び第2
    の画素群のうちの一方の画素群のデータのみを用いて前
    記撮像結果を表す画像を表示すると共に、該画像の表示
    を前記所定周期で更新することで、前記撮像結果を動画
    像として表示する表示モードであり、 前記高精細表示モードは、前記第1の画素群のデータ及
    び前記第2の画素群のデータを各々用いて前記撮像結果
    を表示すると共に、前記第1の画素群に対応する表示
    と、前記第2の画素群に対応する表示を前記所定周期で
    交互に更新することで、前記撮像結果を動画像として表
    示する表示モードであることを特徴とする請求項2記載
    の画像位置確認装置。
  4. 【請求項4】 前記複数種の動画像表示モードは、撮像
    結果をモノクロの動画像として表示するモノクロ表示モ
    ード、及び、撮像結果をカラーの動画像として表示する
    カラー表示モードを含むことを特徴とする請求項1記載
    の画像位置確認装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像センサによる撮像結果の表示に
    用いる動画像表示モードを手動で選択するための手動選
    択手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画
    像位置確認装置。
  6. 【請求項6】 原稿の移動状態に応じて前記撮像センサ
    による撮像結果の表示に用いる動画像表示モードを自動
    的に選択する自動選択手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の画像位置確認装置。
  7. 【請求項7】 前記撮像センサによる撮像結果を用いて
    所定の演算を行うことで原稿の移動状態を検出する検出
    手段を更に備え、 前記自動選択手段は、前記検出手段による検出結果に基
    づいて原稿の移動状態を認識することを特徴とする請求
    項6記載の画像位置確認装置。
  8. 【請求項8】 前記自動選択手段は、原稿の移動状態
    が、移動速度が所定値以上の状態であれば、前記撮像結
    果の表示に用いる動画像表示モードとして、撮像結果を
    撮像範囲内の状況の変化に高速で追従する動画像として
    表示する高速表示モード、又は撮像結果をモノクロの動
    画像として表示するモノクロ表示モードを選択し、原稿
    の移動状態が、移動速度が所定値未満の状態であれば、
    前記撮像結果の表示に用いる動画像表示モードとして、
    撮像結果を撮像範囲内の状況を高精細に表す動画像とし
    て表示する高精細表示モード、又は撮像結果をカラーの
    動画像として表示するカラー表示モードを選択すること
    を特徴とする請求項6記載の画像位置確認装置。
  9. 【請求項9】 原稿に記録された画像が位置合わせされ
    る所定位置を含む所定の撮像範囲内を撮像する撮像セン
    サを設けておき、 原稿に記録されている画像が前記所定位置に位置合わせ
    される際に、予め用意された複数種の動画像表示モード
    の中から、原稿の移動状態に応じた動画像表示モードを
    選択し、 前記撮像センサが前記所定の撮像範囲内を撮像すること
    で得られる撮像結果を、前記選択した動画像表示モード
    に従い、画像を表示するための表示手段に動画像として
    表示させる画像位置確認支援方法。
  10. 【請求項10】 原稿に記録された画像が位置合わせさ
    れる所定位置を含む所定の撮像範囲内を撮像する撮像セ
    ンサが、前記所定の撮像範囲内を撮像することで得られ
    る撮像結果を、画像を表示するための表示手段に表示さ
    せるコンピュータに所定の処理を実行させるためのプロ
    グラムが記録された記録媒体であって、 前記所定の処理は、 原稿に記録されている画像が前記所定位置に位置合わせ
    される際に、予め用意された複数種の動画像表示モード
    の中から、原稿の移動状態に応じた動画像表示モードを
    選択する第1のステップ、 前記撮像センサが前記所定の撮像範囲内を撮像すること
    で得られる撮像結果を、前記選択した動画像表示モード
    に従い、画像を表示するための表示手段に動画像として
    表示させる第2のステップを含むことを特徴とする記録
    媒体。
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