JP2000292371A - X線検査装置 - Google Patents
X線検査装置Info
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- JP2000292371A JP2000292371A JP11100516A JP10051699A JP2000292371A JP 2000292371 A JP2000292371 A JP 2000292371A JP 11100516 A JP11100516 A JP 11100516A JP 10051699 A JP10051699 A JP 10051699A JP 2000292371 A JP2000292371 A JP 2000292371A
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- ray
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Abstract
(57)【要約】
【課題】被検物2の搬送速度が上昇しても、被検物2にX
線走査されない領域が発生することを防止できる、検出
性能の良いX線検査装置を提供することにある。 【解決手段】ベルトコンベア3上を搬送されてくる被検
物2にX線を照射し、その透過線量を配列状X線センサ4
に入力し、入力された計測内容はMPX回路5で搬送方
向と直交(図中矢印ロ)方向に1列の配列X線センサ21
の直列に並べられた計測内容を複数の4ブロックに分割
し、分割されたブロックの最初のチャンネルから並行し
てセンサの記憶内容を読み出し、読み出された信号をそ
れぞれA/D変換器6でA/D変換し、それぞれを64個
のアドレスを有するバッファメモリへ一時記憶し、その
内容をパラレル/シリアル変換器8で前記ベルとコンベ
アの搬送方向と直交(図中矢印ロ)方向に一列目の配列
X線センサ21のデータへ合成し、画像処理装置6にて画
像処理してフレームメモリ9に書き込み、表示器12に表
示する。
線走査されない領域が発生することを防止できる、検出
性能の良いX線検査装置を提供することにある。 【解決手段】ベルトコンベア3上を搬送されてくる被検
物2にX線を照射し、その透過線量を配列状X線センサ4
に入力し、入力された計測内容はMPX回路5で搬送方
向と直交(図中矢印ロ)方向に1列の配列X線センサ21
の直列に並べられた計測内容を複数の4ブロックに分割
し、分割されたブロックの最初のチャンネルから並行し
てセンサの記憶内容を読み出し、読み出された信号をそ
れぞれA/D変換器6でA/D変換し、それぞれを64個
のアドレスを有するバッファメモリへ一時記憶し、その
内容をパラレル/シリアル変換器8で前記ベルとコンベ
アの搬送方向と直交(図中矢印ロ)方向に一列目の配列
X線センサ21のデータへ合成し、画像処理装置6にて画
像処理してフレームメモリ9に書き込み、表示器12に表
示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベア上
を搬送されてくる被検物にX線を照射し、その透過線量
をX線センサで計測し、計測データを画像処理装置で画
像データに変換して表示器に表示して被検物内部を検査
するX線検査装置に関する。
を搬送されてくる被検物にX線を照射し、その透過線量
をX線センサで計測し、計測データを画像処理装置で画
像データに変換して表示器に表示して被検物内部を検査
するX線検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、X線センサを利用したX線検査
装置における被検物内部の情報読み取り方法を説明す
る。 (1)被検物をベルトコンベアで複数のX線センサの上
部を移動させる。 (2)被検物が全てのX線センサの幅分の距離を移動す
る間に、X線センサの各素子からの出力信号を全てのチ
ャンネルより読み出す。この信号には、X線が被検物の
内部を透過する際に内部構造の違いにより生じた信号変
化分を含んでいる。よって、この信号を解析することで
内部構造の検査を行なうことが可能となる。 (3)上記の信号読み込み作業を被検物がセンサの幅分
の距離を異動するごとに繰り返し、被検物全長分に相当
するX線センサ信号を入手する。実際にはこれらの信号
データは記憶装置に格納される。 (4)入手したデータを電気的に処理し、データが得ら
れた順にディスプレイ上のラインデータとして画面上の
端からX線信号強度に応じた濃淡データとして表示さ
せ、被検物の透視映像を得る。 (5)この透視映像を目視、又は、画像処理により、被
検物内部の異物検査や、内部構造の解析を行なう。
装置における被検物内部の情報読み取り方法を説明す
る。 (1)被検物をベルトコンベアで複数のX線センサの上
部を移動させる。 (2)被検物が全てのX線センサの幅分の距離を移動す
る間に、X線センサの各素子からの出力信号を全てのチ
ャンネルより読み出す。この信号には、X線が被検物の
内部を透過する際に内部構造の違いにより生じた信号変
化分を含んでいる。よって、この信号を解析することで
内部構造の検査を行なうことが可能となる。 (3)上記の信号読み込み作業を被検物がセンサの幅分
の距離を異動するごとに繰り返し、被検物全長分に相当
するX線センサ信号を入手する。実際にはこれらの信号
データは記憶装置に格納される。 (4)入手したデータを電気的に処理し、データが得ら
れた順にディスプレイ上のラインデータとして画面上の
端からX線信号強度に応じた濃淡データとして表示さ
せ、被検物の透視映像を得る。 (5)この透視映像を目視、又は、画像処理により、被
検物内部の異物検査や、内部構造の解析を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方式の検査
装置には、以下の問題点がある。被検物の移動速度が早
くなると、1ライン分のX線センサ信号全ての読み出し
が完了する前に、被検物がX線センサの幅以上の距離を
移動するので、被検物にX線走査されない領域が発生
し、X線検査装置の検出性能が低下する。本発明の目的
は、被検物の移動速度が上昇しても、被検物にX線走査
されない領域が発生することが防止できる検出性能の良
いX線検査装置を提供することにある。
装置には、以下の問題点がある。被検物の移動速度が早
くなると、1ライン分のX線センサ信号全ての読み出し
が完了する前に、被検物がX線センサの幅以上の距離を
移動するので、被検物にX線走査されない領域が発生
し、X線検査装置の検出性能が低下する。本発明の目的
は、被検物の移動速度が上昇しても、被検物にX線走査
されない領域が発生することが防止できる検出性能の良
いX線検査装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、ベルトコンベア上を搬送されて
くる被検物にX線を照射し、その透過線量をX線センサ
で計測し、計測データを画像処理装置で画像データに変
換して表示器に表示して被検物内部を検査するX線検査
装置において、前記X線センサを、ベルトコンベアの搬
送方向にM個(MはM≧1の整数)、ベルトコンベアの
搬送方向と直交方向にN個(NはN≧2の整数)のM×
N個の単位センサを配列して成る配列状X線センサと
し、前記配列状センサをベルトコンベアの搬送方向と直
交する方向へP個(PはP≧2の整数)のブロックを形
成すると共に前記計測時は各ブロック内の単位センサを
同時にベルトコンベアの搬送方向と直交する方向に順次
読み出す手段と、前記複数のブロック状センサの計測デ
ータを合成して単一画像を生成する手段とを設けた。
め、本発明においては、ベルトコンベア上を搬送されて
くる被検物にX線を照射し、その透過線量をX線センサ
で計測し、計測データを画像処理装置で画像データに変
換して表示器に表示して被検物内部を検査するX線検査
装置において、前記X線センサを、ベルトコンベアの搬
送方向にM個(MはM≧1の整数)、ベルトコンベアの
搬送方向と直交方向にN個(NはN≧2の整数)のM×
N個の単位センサを配列して成る配列状X線センサと
し、前記配列状センサをベルトコンベアの搬送方向と直
交する方向へP個(PはP≧2の整数)のブロックを形
成すると共に前記計測時は各ブロック内の単位センサを
同時にベルトコンベアの搬送方向と直交する方向に順次
読み出す手段と、前記複数のブロック状センサの計測デ
ータを合成して単一画像を生成する手段とを設けた。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図を元に説明する。図1は本発明によるX線検査装置の
構成を示すブロック図で、図2は本発明によるX線検査
装置の搬送方向と直交する方向に1列の配列状X線セン
サの動作説明図を示す。図1、図2において、1は被検物
に向かってX線を照射するX線発生装置、2はX線検査
装置の検査対象である被検物、3は被検物2を搬送するベ
ルトコンベア、4は配列状X線センサ(詳細は後記)、5
は配列状X線センサ4を構成する単位センサで検知した
透過X線信号を制御装置の制御信号により順次切換え接
続を行なって読み出すMPX回路、6はA/D変換器、
7はMPX回路5の制御、X線の管電圧、管電流の制
御、X線発生装置の照射タイミングを図る制御回路、8
はパラレル/シリアル変換器、9はパラレル/シリアル
変換器8から出力されたライン状の配列状X線センサ4の
計測データを順次記憶するフレームメモリ、10はフレー
ムメモリ9から読み出されたデータに対し画像処理を行
う画像処理回路、11はD/A変換器、12は画像処理装置
6により処理された画像データを表示する表示器、21は
配列状X線センサ4の中の1列目のX線センサ、30は被検
物2に含まれている異物、Saは1ブロックのセンサの読
み出し時間内のベルトコンベア3の移動距離を示す。
図を元に説明する。図1は本発明によるX線検査装置の
構成を示すブロック図で、図2は本発明によるX線検査
装置の搬送方向と直交する方向に1列の配列状X線セン
サの動作説明図を示す。図1、図2において、1は被検物
に向かってX線を照射するX線発生装置、2はX線検査
装置の検査対象である被検物、3は被検物2を搬送するベ
ルトコンベア、4は配列状X線センサ(詳細は後記)、5
は配列状X線センサ4を構成する単位センサで検知した
透過X線信号を制御装置の制御信号により順次切換え接
続を行なって読み出すMPX回路、6はA/D変換器、
7はMPX回路5の制御、X線の管電圧、管電流の制
御、X線発生装置の照射タイミングを図る制御回路、8
はパラレル/シリアル変換器、9はパラレル/シリアル
変換器8から出力されたライン状の配列状X線センサ4の
計測データを順次記憶するフレームメモリ、10はフレー
ムメモリ9から読み出されたデータに対し画像処理を行
う画像処理回路、11はD/A変換器、12は画像処理装置
6により処理された画像データを表示する表示器、21は
配列状X線センサ4の中の1列目のX線センサ、30は被検
物2に含まれている異物、Saは1ブロックのセンサの読
み出し時間内のベルトコンベア3の移動距離を示す。
【0006】次に、配列状X線センサ4について説明す
る。配列状X線センサ4はベルトコンベア3の搬送方向に
対しM列(MはM≧1の整数)、例えば図2に示すように
1列、またベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向に
N個(NはN≧2の整数)、例えば256個のM×256個の
単位センサを1次元または2次元配列したものから成る。
本発明では、ベルトコンベア3の搬送方向と直交する方
向に対し、N個の配列センサをP個(PはP≧2の整
数)、例えば4個のブロックに分割してMPX回路5へ接
続する構成としている。なお、Mの数及びNの数はベル
トコンベアの搬送速度、被検物の大きさ及び希望する画
像の分解能に応じて適宜設定することができる。
る。配列状X線センサ4はベルトコンベア3の搬送方向に
対しM列(MはM≧1の整数)、例えば図2に示すように
1列、またベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向に
N個(NはN≧2の整数)、例えば256個のM×256個の
単位センサを1次元または2次元配列したものから成る。
本発明では、ベルトコンベア3の搬送方向と直交する方
向に対し、N個の配列センサをP個(PはP≧2の整
数)、例えば4個のブロックに分割してMPX回路5へ接
続する構成としている。なお、Mの数及びNの数はベル
トコンベアの搬送速度、被検物の大きさ及び希望する画
像の分解能に応じて適宜設定することができる。
【0007】次に上記構成のX線検査装置の動作につい
て図を元に説明する。図1,図2において、ベルトコンベ
ア3に搬送された被検物2が検出位置にくると検出器(図
示省略)は制御 回路7に信号を発し、制御回路7はX線
発生装置1にX線照射命令を発しX線発生装置1からX線
を被検物2に向かい照射する。
て図を元に説明する。図1,図2において、ベルトコンベ
ア3に搬送された被検物2が検出位置にくると検出器(図
示省略)は制御 回路7に信号を発し、制御回路7はX線
発生装置1にX線照射命令を発しX線発生装置1からX線
を被検物2に向かい照射する。
【0008】照射されたX線は被検物2を透過し、ベル
トコンベア3の下部にある配列状X線センサ4に入力され
る。MPX回路5は搬送方向と直交(図中矢印ロ)方向
に1列の配列X線センサ21の計測内容を4ブロック(P=
4)に分割し、分割されたブロックの最初のチャンネル
から並行して、センサの記憶内容を読み出す。
トコンベア3の下部にある配列状X線センサ4に入力され
る。MPX回路5は搬送方向と直交(図中矢印ロ)方向
に1列の配列X線センサ21の計測内容を4ブロック(P=
4)に分割し、分割されたブロックの最初のチャンネル
から並行して、センサの記憶内容を読み出す。
【0009】読み出された信号はそれぞれA/D変換器
6でA/D変換され、それぞれが64個のアドレスを有す
るバッファメモリへ一時記憶され、その内容はパラレル
/シリアル変換器8を介して前記ベルトコンベア3の搬送
方向と直交(図中矢印ロ)方向に1列目の配列X線セン
サのデータへ合成され、フレームメモリ9に書き込まれ
る。
6でA/D変換され、それぞれが64個のアドレスを有す
るバッファメモリへ一時記憶され、その内容はパラレル
/シリアル変換器8を介して前記ベルトコンベア3の搬送
方向と直交(図中矢印ロ)方向に1列目の配列X線セン
サのデータへ合成され、フレームメモリ9に書き込まれ
る。
【0010】次に、フレームメモリ9からデータを読み
出し、画像処理装置10にて画像処理を行ない、D/A変
換器11でD/A変換し表示器12に画像を表示する。表示
された画像を見て監視者は被検物2の内部の検討を行な
う。このベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向に
N個(NはN≧2の整数)の配列状X線センサ4をP個の
ブロックに分割して読み出す方法は一列を始めから終ま
で連続して読み出す方法に対して読み取速度は最大でP
倍となる。
出し、画像処理装置10にて画像処理を行ない、D/A変
換器11でD/A変換し表示器12に画像を表示する。表示
された画像を見て監視者は被検物2の内部の検討を行な
う。このベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向に
N個(NはN≧2の整数)の配列状X線センサ4をP個の
ブロックに分割して読み出す方法は一列を始めから終ま
で連続して読み出す方法に対して読み取速度は最大でP
倍となる。
【0011】次に、ベルトコンベア3の搬送方向に4列
(M=4)の配列状X線センサ4を配した場合の読み出し
動作について説明する。図3において、22は配列状X線
センサ4の中の2列目のX線センサ、23は配列状X線セン
サ4の中の3列目のX線センサ、24は配列状X線センサ4
の中の4列目のX線センサを示す。
(M=4)の配列状X線センサ4を配した場合の読み出し
動作について説明する。図3において、22は配列状X線
センサ4の中の2列目のX線センサ、23は配列状X線セン
サ4の中の3列目のX線センサ、24は配列状X線センサ4
の中の4列目のX線センサを示す。
【0012】図3において先の例では1列目のX線セン
サ4を使用しているが、本例ではベルトコンベア3の搬送
方向に4列目のX線センサ4を備え、被検物2の透過画像
をベルトコンベア3の下部にある4列のX線センサ4で検
出する。計測データはMPX回路5で搬送方向と直交
(図中矢印ロ)方向の4列のX線センサ21,22,23,24
のそれぞれを4ブロックに分割し、合計16ブロックの各
ブロックの最初のチャンネルから平行して、センサの記
憶内容を読み出す。読み出された信号をそれぞれA/D
変換器6でA/D変換し、それぞれを64個のアドレスを
有するバッファメモリへ一時記憶し、その内容をパラレ
ル/シリアル変換器8で前記ベルトコンベアの搬送方向
と直交(図中矢印ロ)方向へのラインデータとして各々
合成し、フレームメモリ9に書き込み、画像処理装置10
にて濃淡の情報を付加してD/A変換器11でD/A変換
し表示器12に表示する。表示された画像を見て監視者は
被検物2の内部の検討を行なう。
サ4を使用しているが、本例ではベルトコンベア3の搬送
方向に4列目のX線センサ4を備え、被検物2の透過画像
をベルトコンベア3の下部にある4列のX線センサ4で検
出する。計測データはMPX回路5で搬送方向と直交
(図中矢印ロ)方向の4列のX線センサ21,22,23,24
のそれぞれを4ブロックに分割し、合計16ブロックの各
ブロックの最初のチャンネルから平行して、センサの記
憶内容を読み出す。読み出された信号をそれぞれA/D
変換器6でA/D変換し、それぞれを64個のアドレスを
有するバッファメモリへ一時記憶し、その内容をパラレ
ル/シリアル変換器8で前記ベルトコンベアの搬送方向
と直交(図中矢印ロ)方向へのラインデータとして各々
合成し、フレームメモリ9に書き込み、画像処理装置10
にて濃淡の情報を付加してD/A変換器11でD/A変換
し表示器12に表示する。表示された画像を見て監視者は
被検物2の内部の検討を行なう。
【0013】このように配列されたM列の配列X線セン
サ4を使用しベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向
にP個(PはP≧2の整数)のブロックに分割して読み
出す方法は、1列を始めから終まで連続して読み出す方
法に対して読み取り速度はM×P倍となる。したがっ
て、ベルトコンベア3の搬送速度が非常に早いものに対
しては本実施例が有効となる。
サ4を使用しベルトコンベア3の搬送方向と直交する方向
にP個(PはP≧2の整数)のブロックに分割して読み
出す方法は、1列を始めから終まで連続して読み出す方
法に対して読み取り速度はM×P倍となる。したがっ
て、ベルトコンベア3の搬送速度が非常に早いものに対
しては本実施例が有効となる。
【0014】
【発明の効果】ベルトコンベアの搬送方向にM列のX線
センサを配備し、搬送方向と直交する方向にN個の単位
センサを配列してなる配列状センサを用いたX線検査装
置において、ベルトコンベアの搬送方向に直交する方向
に対して配列状センサをP個のブロックに分割して読み
出すようにすると、X線検査装置の読み取り速度はベル
トコンベアの搬送方向に1列のX線センサ21を配備し、
X線センサの始めから終まで連続して読み出すX線検査
装置に対し、最大でM×P倍となり、被検物の移動速度
が上昇しても被検物がX線走査されない領域の発生を防
止する効果がある。
センサを配備し、搬送方向と直交する方向にN個の単位
センサを配列してなる配列状センサを用いたX線検査装
置において、ベルトコンベアの搬送方向に直交する方向
に対して配列状センサをP個のブロックに分割して読み
出すようにすると、X線検査装置の読み取り速度はベル
トコンベアの搬送方向に1列のX線センサ21を配備し、
X線センサの始めから終まで連続して読み出すX線検査
装置に対し、最大でM×P倍となり、被検物の移動速度
が上昇しても被検物がX線走査されない領域の発生を防
止する効果がある。
【図1】本発明によるX線検査装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】本発明によるX線検査装置の1列の配列状X線
センサの動作説明図。
センサの動作説明図。
【図3】本発明によるX線検査装置の4列の配列状X線セ
ンサの動作説明図。
ンサの動作説明図。
1 X線発生装置 2 被検物 3 ベルトコンベア 4 配列状X線センサ 5 MPX回路 6 A/D変換器 7 制御回路 8 パラレル/シリアル変換器 9 フレームメモリ 10 画像処理装置 12 表示器 21 1列目のX線センサ 22 2列目のX線センサ 23 3列目のX線センサ 24 4列目のX線センサ 30 異物 Sa ベルトコンベア3の移動距離
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルトコンベア上を搬送されてくる被検
物にX線を照射し、その透過線量をX線センサで計測
し、計測データを画像処理装置で画像データに変換して
表示器に表示して被検物内部を検査するX線検査装置に
おいて、前記X線センサを、ベルトコンベアの搬送方向
にM個(MはM≧1の整数)、ベルトコンベアの搬送方
向と直交する方向にN個(NはN≧2の整数)のM×N
個の単位センサをそれぞれ配列して成る配列状X線セン
サとし、前記配列状センサをベルトコンベアの搬送方向
と直交する方向へP個(PはP≧2の整数)のブロック
を形成すると共に計測時は各ブロック内の単位センサを
同時にベルトコンベアの搬送方向と直交する方向に順次
読み出す手段と、前記複数のブロック状センサの計測デ
ータを合成して単一画像を生成する手段とを設けたこと
を特徴とするX線検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100516A JP2000292371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | X線検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100516A JP2000292371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | X線検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000292371A true JP2000292371A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14276127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100516A Pending JP2000292371A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | X線検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000292371A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN100406948C (zh) * | 2005-08-10 | 2008-07-30 | 三星电机株式会社 | 更薄的移动摄像机光学透镜系统和使用该系统的图像形成方法 |
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