JPH11316198A - 放射線検出装置 - Google Patents
放射線検出装置Info
- Publication number
- JPH11316198A JPH11316198A JP10123485A JP12348598A JPH11316198A JP H11316198 A JPH11316198 A JP H11316198A JP 10123485 A JP10123485 A JP 10123485A JP 12348598 A JP12348598 A JP 12348598A JP H11316198 A JPH11316198 A JP H11316198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energy
- radiation
- ray
- sensor
- sensors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】厚みのある物体を検出する場合でも、ぼけのな
いエネルギサブストラクション像を得ることのできる放
射線検出装置を提供する。 【解決手段】複数のセンサ(低エネルギ用X線センサ1
1と高エネルギ用X線センサ12)に入射する放射線の
被写体Sでの経路が全てのセンサ11,12について等
しくなるように、放射線源1、被写体S、センサ11,
12の各位置を設定することで、放射線の入射経路によ
る幾何学的なぼけが生じないようにする。
いエネルギサブストラクション像を得ることのできる放
射線検出装置を提供する。 【解決手段】複数のセンサ(低エネルギ用X線センサ1
1と高エネルギ用X線センサ12)に入射する放射線の
被写体Sでの経路が全てのセンサ11,12について等
しくなるように、放射線源1、被写体S、センサ11,
12の各位置を設定することで、放射線の入射経路によ
る幾何学的なぼけが生じないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、非破壊検査
等に使用するX線式異物検査装置などの放射線検出装置
に関する。
等に使用するX線式異物検査装置などの放射線検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】X線式異物検査装置としては、従来、食
品等の被検査物(被写体)を搬送するベルトコンベア
と、その上方に設置され被検査物にX線を照射するX線
管と、ベルトコンベアの下方でX線管と対向する位置に
設置されたX線センサ(ラインセンサ)を備え、ベルト
コンベアの駆動により、被検査物をX線センサに対して
走査することによって、被検査物のX線透過画像を得
て、その被検査物の画像をTVモニタ等に表示する方式
のものがある。
品等の被検査物(被写体)を搬送するベルトコンベア
と、その上方に設置され被検査物にX線を照射するX線
管と、ベルトコンベアの下方でX線管と対向する位置に
設置されたX線センサ(ラインセンサ)を備え、ベルト
コンベアの駆動により、被検査物をX線センサに対して
走査することによって、被検査物のX線透過画像を得
て、その被検査物の画像をTVモニタ等に表示する方式
のものがある。
【0003】また、このようなX線式異物検査システム
においては、図2に示すように、ベルトコンベア21の
下方に、低エネルギ用X線センサ11と高エネルギ用X
線センサ12の2つのセンサを配置し、1つの被写体S
について低エネルギ画像データと高エネルギ画像データ
を収集して、エネルギサブストラクション(エネルギ差
分)により、食品等に含まれる異物の種別を特定する、
という検査方法も採られている。
においては、図2に示すように、ベルトコンベア21の
下方に、低エネルギ用X線センサ11と高エネルギ用X
線センサ12の2つのセンサを配置し、1つの被写体S
について低エネルギ画像データと高エネルギ画像データ
を収集して、エネルギサブストラクション(エネルギ差
分)により、食品等に含まれる異物の種別を特定する、
という検査方法も採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示し
たセンサ配置つまり被写体Sを載せる1台のベルトコン
ベア21に対して2つのX線センサ11,12を平行に
並べた配置では、2つのセンサ間のデッドスペース(搬
送方向の前後のX線センサ11と12との隙間)が、ど
うしても大きくなってしまうので、厚みのある物体を検
査する場合に次のような問題が生じる。
たセンサ配置つまり被写体Sを載せる1台のベルトコン
ベア21に対して2つのX線センサ11,12を平行に
並べた配置では、2つのセンサ間のデッドスペース(搬
送方向の前後のX線センサ11と12との隙間)が、ど
うしても大きくなってしまうので、厚みのある物体を検
査する場合に次のような問題が生じる。
【0005】すなわち、厚みのある物体を撮影して、エ
ネルギサブストラクション像を得る場合、図2に示すよ
うに、低エネルギ用X線センサ11に入射するX線と、
高エネルギ用X線センサ12に入射するX線とでは、被
写体Sに対するX線の入射経路が異なるため、得られる
エネルギサブストラクション像に幾何学的なぼけが生じ
る。
ネルギサブストラクション像を得る場合、図2に示すよ
うに、低エネルギ用X線センサ11に入射するX線と、
高エネルギ用X線センサ12に入射するX線とでは、被
写体Sに対するX線の入射経路が異なるため、得られる
エネルギサブストラクション像に幾何学的なぼけが生じ
る。
【0006】なお、以上のような問題を解消するには、
図3に示すように、1つのデバイスに低エネルギ用X線
センサ111と高エネルギ用X線センサ112を接近さ
せて形成し、その両者間のデッドスペースDを小さくし
たものを使用するという方法が考えられるが、このよう
なエネルギサブストラクション専用のセンサを開発・製
造するにはコストがかかり、またメンテナンスの面での
問題もある。
図3に示すように、1つのデバイスに低エネルギ用X線
センサ111と高エネルギ用X線センサ112を接近さ
せて形成し、その両者間のデッドスペースDを小さくし
たものを使用するという方法が考えられるが、このよう
なエネルギサブストラクション専用のセンサを開発・製
造するにはコストがかかり、またメンテナンスの面での
問題もある。
【0007】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、特別なセンサを使用することなく、ぼけのない
エネルギサブストラクション像を得ることのできる放射
線検出装置の提供を目的とする。
もので、特別なセンサを使用することなく、ぼけのない
エネルギサブストラクション像を得ることのできる放射
線検出装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の放射線検出装置は、放射線を被写体に照射
する放射線源と、入射放射線量に応じてデータを出力す
る放射線検出素子が1次元または2次元に配列されてな
る複数のセンサを備え、それら複数のセンサで被写体の
透過放射線を検出し、1つの被写体について検出エネル
ギが異なる複数の透過放射線データを得る放射線検出装
置において、複数のセンサのそれぞれに入射する放射線
の被写体での経路が全てのセンサについて等しくなるよ
うに、放射線源、被写体及びセンサの各位置が設定され
ていることによって特徴づけられる。
め、本発明の放射線検出装置は、放射線を被写体に照射
する放射線源と、入射放射線量に応じてデータを出力す
る放射線検出素子が1次元または2次元に配列されてな
る複数のセンサを備え、それら複数のセンサで被写体の
透過放射線を検出し、1つの被写体について検出エネル
ギが異なる複数の透過放射線データを得る放射線検出装
置において、複数のセンサのそれぞれに入射する放射線
の被写体での経路が全てのセンサについて等しくなるよ
うに、放射線源、被写体及びセンサの各位置が設定され
ていることによって特徴づけられる。
【0009】本発明の放射線検出装置によれば、厚みの
ある物体を撮影してエネルギサブストラクション像を得
る場合でも、低エネルギ用センサに入射する放射線の入
射経路と、高エネルギ用センサに入射する放射線の入射
経路が同じになるので、放射線の入射経路と被写体の厚
みが原因となる画像のぼけがなくなる。
ある物体を撮影してエネルギサブストラクション像を得
る場合でも、低エネルギ用センサに入射する放射線の入
射経路と、高エネルギ用センサに入射する放射線の入射
経路が同じになるので、放射線の入射経路と被写体の厚
みが原因となる画像のぼけがなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の構成図であ
る。本実施の形態の放射線検出装置は、X線管1、低エ
ネルギ用X線センサ11、高エネルギ用X線センサ12
(ともにラインセンサ)、2台のベルトコンベア21,
22、2つのスリット31,32、画像処理装置4及び
モニタ5を主体として構成されている。
る。本実施の形態の放射線検出装置は、X線管1、低エ
ネルギ用X線センサ11、高エネルギ用X線センサ12
(ともにラインセンサ)、2台のベルトコンベア21,
22、2つのスリット31,32、画像処理装置4及び
モニタ5を主体として構成されている。
【0012】低エネルギ用X線センサ11は、被写体S
の搬送方向の上流側のベルトコンベア21の下方でX線
管1と対向する位置に配置されている。また、高エネル
ギ用X線センサ12は、被写体Sの搬送方向の下流側の
ベルトコンベア22の下方でX線管1と対向する位置に
配置されており、これらの各ベルトコンベア21,22
とX線管1との間にそれぞれスリット31,32が配置
されている。
の搬送方向の上流側のベルトコンベア21の下方でX線
管1と対向する位置に配置されている。また、高エネル
ギ用X線センサ12は、被写体Sの搬送方向の下流側の
ベルトコンベア22の下方でX線管1と対向する位置に
配置されており、これらの各ベルトコンベア21,22
とX線管1との間にそれぞれスリット31,32が配置
されている。
【0013】低エネルギ用X線センサ11で検出された
低エネルギ画像データと、高エネルギ用X線センサ12
で検出された高エネルギ画像データは、ともに画像処理
装置4に導かれる。画像処理装置4は、入力された2つ
の画像データを処理してエネルギサブストラクション像
を作成し、その画像データをモニタ5に出力する。
低エネルギ画像データと、高エネルギ用X線センサ12
で検出された高エネルギ画像データは、ともに画像処理
装置4に導かれる。画像処理装置4は、入力された2つ
の画像データを処理してエネルギサブストラクション像
を作成し、その画像データをモニタ5に出力する。
【0014】さて、本実施の形態では、低エネルギ用X
線センサ11に入射するX線の被写体Sでの経路と、高
エネルギ用X線センサ12に入射するX線の被写体Sで
の経路が等しくなるように、X線管1に対する低エネル
ギ用X線センサ11、ベルトコンベア21、スリット3
1の各位置と、X線管1に対する高エネルギ用X線セン
サ21、ベルトコンベア22、スリット32の各位置を
設定している。
線センサ11に入射するX線の被写体Sでの経路と、高
エネルギ用X線センサ12に入射するX線の被写体Sで
の経路が等しくなるように、X線管1に対する低エネル
ギ用X線センサ11、ベルトコンベア21、スリット3
1の各位置と、X線管1に対する高エネルギ用X線セン
サ21、ベルトコンベア22、スリット32の各位置を
設定している。
【0015】すなわち、図1に示すように、X線管1か
ら出射されスリット31を通過したX線が低エネルギ用
X線センサ11に直交して入射するように、スリット3
1及び低エネルギ用X線センサ11を配置するととも
に、ベルトコンベア21を、その搬送面がX線進行方向
に対して直交するように配置し、また、高エネルギ用X
線センサ12については、低エネルギ用X線センサ11
に入射するX線が進行する経路に対して角度θだけ傾い
た直線上に、スリット32、ベルトコンベア22及び高
エネルギ用X線センサ12を、その直線に対してそれぞ
れ直交させた姿勢で配置して、2つのX線センサ11,
12に入射するX線の被写体Sでの経路が同じになるよ
うにしている。
ら出射されスリット31を通過したX線が低エネルギ用
X線センサ11に直交して入射するように、スリット3
1及び低エネルギ用X線センサ11を配置するととも
に、ベルトコンベア21を、その搬送面がX線進行方向
に対して直交するように配置し、また、高エネルギ用X
線センサ12については、低エネルギ用X線センサ11
に入射するX線が進行する経路に対して角度θだけ傾い
た直線上に、スリット32、ベルトコンベア22及び高
エネルギ用X線センサ12を、その直線に対してそれぞ
れ直交させた姿勢で配置して、2つのX線センサ11,
12に入射するX線の被写体Sでの経路が同じになるよ
うにしている。
【0016】次に、本実施の形態の作用を述べる。ま
ず、被写体Sは、搬送方向の上流側に設置されたベルト
コンベア21によって低エネルギ用X線センサ11のと
ころまで運ばれて低エネルギ画像が撮影され、次いで下
流側に設置されたベルトコンベア22によって高エネル
ギ用X線センサ12のところまで運ばれて高エネルギ画
像が撮影される。そして、このような搬送過程で収集さ
れた低エネルギ画像データと高エネルギ画像データが画
像処理装置4に採り込まれ、そこでの画像処理によりエ
ネルギサブストラクション像が作成され、その作成画像
がモニタ5の画面上に表示される。
ず、被写体Sは、搬送方向の上流側に設置されたベルト
コンベア21によって低エネルギ用X線センサ11のと
ころまで運ばれて低エネルギ画像が撮影され、次いで下
流側に設置されたベルトコンベア22によって高エネル
ギ用X線センサ12のところまで運ばれて高エネルギ画
像が撮影される。そして、このような搬送過程で収集さ
れた低エネルギ画像データと高エネルギ画像データが画
像処理装置4に採り込まれ、そこでの画像処理によりエ
ネルギサブストラクション像が作成され、その作成画像
がモニタ5の画面上に表示される。
【0017】ここで、本実施の形態では、低・高エネル
ギ画像の撮影時において、低エネルギ用X線センサ11
に入射するX線と、高エネルギ用X線センサ12に入射
するX線は、被写体Sへの入射経路が同じになるので、
被写体Sが厚みのある物体であっても、エネルギサブス
トラクション像に幾何学的なぼけが生じることがなくな
る。
ギ画像の撮影時において、低エネルギ用X線センサ11
に入射するX線と、高エネルギ用X線センサ12に入射
するX線は、被写体Sへの入射経路が同じになるので、
被写体Sが厚みのある物体であっても、エネルギサブス
トラクション像に幾何学的なぼけが生じることがなくな
る。
【0018】なお、本実施の形態に用いる低エネルギ用
X線センサと高エネルギ用X線センサは、それぞれが低
エネルギと高エネルギの検出用として作製された異なる
構造のセンサであってもよいし、同じの構造のセンサで
あってもよい。ただし、同じ構造とする場合、例えば各
センサ窓の前面にそれぞれ低エネルギ用のフィルタと高
エネルギ用のフィルタを被せることにより、低エネルギ
用センサと高エネルギ用センサに使い分けるようにす
る。
X線センサと高エネルギ用X線センサは、それぞれが低
エネルギと高エネルギの検出用として作製された異なる
構造のセンサであってもよいし、同じの構造のセンサで
あってもよい。ただし、同じ構造とする場合、例えば各
センサ窓の前面にそれぞれ低エネルギ用のフィルタと高
エネルギ用のフィルタを被せることにより、低エネルギ
用センサと高エネルギ用センサに使い分けるようにす
る。
【0019】また、低エネルギ用X線センサと高エネル
ギ用X線センサは、X線検出素子を1次元状に配列した
ラインセンサであってもよいし、X線検出素子を2次元
状に配列した面センサであってもよい。
ギ用X線センサは、X線検出素子を1次元状に配列した
ラインセンサであってもよいし、X線検出素子を2次元
状に配列した面センサであってもよい。
【0020】さらに、これらのX線センサは、X線フォ
トンを半導体層において電気信号に変換する直接変換方
式のセンサであってもよいし、半導体層上の蛍光体(シ
ンチレータシート)を層状に重ね合わせ、その蛍光体へ
のX線の入射により発生する光を半導体層で電気信号に
変換する間接変換方式のセンサであってもよい。
トンを半導体層において電気信号に変換する直接変換方
式のセンサであってもよいし、半導体層上の蛍光体(シ
ンチレータシート)を層状に重ね合わせ、その蛍光体へ
のX線の入射により発生する光を半導体層で電気信号に
変換する間接変換方式のセンサであってもよい。
【0021】ここで、以上の実施の形態では、1つのX
線管に対して2組のセンサ、ベルトコンベア、スリット
を配置した例を示したが、本発明はこれに限られること
なく、X線管は複数であってもよいし、またセンサ、ベ
ルトコンベア、スリットについては3組以上であっても
よい。
線管に対して2組のセンサ、ベルトコンベア、スリット
を配置した例を示したが、本発明はこれに限られること
なく、X線管は複数であってもよいし、またセンサ、ベ
ルトコンベア、スリットについては3組以上であっても
よい。
【0022】さらに、本発明は、X線源(X線管)のほ
か、ガンマ線源等を用いてエネルギサブストラクション
像を撮影する放射線検出装置にも適用できる。
か、ガンマ線源等を用いてエネルギサブストラクション
像を撮影する放射線検出装置にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放射線検
出装置によれば、複数のセンサ(低エネルギ用センサと
高エネルギ用センサ)に入射する放射線の被写体での経
路が全てのセンサについて等しくなるように、放射線
源、被写体及びセンサの各位置を設定しているので、厚
みのある物体であっても、放射線の入射経路が原因とな
る幾何学的なぼけが出ない、良好な画質のエネルギサブ
ストラクション像を得ることができる。
出装置によれば、複数のセンサ(低エネルギ用センサと
高エネルギ用センサ)に入射する放射線の被写体での経
路が全てのセンサについて等しくなるように、放射線
源、被写体及びセンサの各位置を設定しているので、厚
みのある物体であっても、放射線の入射経路が原因とな
る幾何学的なぼけが出ない、良好な画質のエネルギサブ
ストラクション像を得ることができる。
【0024】しかも、開発・製造が困難なエネルギサブ
ストラクション専用のセンサを用いることなく、既存の
放射線センサを使用することができるので、開発・製造
のコストアップを招くことなくエネルギサブストラクシ
ョン像を得ることのできる放射線検出装置を実現するこ
とができる。また、エネルギサブストラクション専用の
センサを使用する場合と比較して、センサ構造が単純に
なり、メンテナンスも容易になる。
ストラクション専用のセンサを用いることなく、既存の
放射線センサを使用することができるので、開発・製造
のコストアップを招くことなくエネルギサブストラクシ
ョン像を得ることのできる放射線検出装置を実現するこ
とができる。また、エネルギサブストラクション専用の
センサを使用する場合と比較して、センサ構造が単純に
なり、メンテナンスも容易になる。
【図1】本発明の実施の形態の構成図である。
【図2】エネルギサブストラクションを行うX線検出装
置の従来の構成例を示す図である。
置の従来の構成例を示す図である。
【図3】エネルギサブストラクション用X線センサの模
式図である。
式図である。
1 X線管 11 低エネルギ用X線センサ 12 高エネルギ用X線センサ 21,22 ベルトコンベア 31,32 スリット 4 画像処理装置 5 モニタ
Claims (1)
- 【請求項1】 放射線を被写体に照射する放射線源と、
入射放射線量に応じてデータを出力する放射線検出素子
が1次元または2次元に配列されてなる複数のセンサを
備え、それら複数のセンサで被写体の透過放射線を検出
し、1つの被写体について検出エネルギが異なる複数の
透過放射線データを得る放射線検出装置において、複数
のセンサのそれぞれに入射する放射線の被写体での経路
が全てのセンサについて等しくなるように、上記放射線
源、被写体及びセンサの各位置が設定されていることを
特徴とする放射線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123485A JPH11316198A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 放射線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10123485A JPH11316198A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 放射線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11316198A true JPH11316198A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14861806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10123485A Pending JPH11316198A (ja) | 1998-05-06 | 1998-05-06 | 放射線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11316198A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007134512A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Tsinghua University | Réseau de détection et dispositif comprenant ledit réseau |
JP2009536320A (ja) * | 2006-05-08 | 2009-10-08 | 清華大学 | 荷物セキュリティ検査システム |
JP2009236632A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | X線異物検査装置 |
WO2010055728A1 (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出装置、放射線画像取得システム及び放射線の検出方法 |
WO2010055727A1 (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出装置、放射線画像取得システム、放射線検査システム、及び放射線検出方法 |
JP2011145073A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishida Co Ltd | X線検査装置 |
JP2011164048A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Yokogawa Electric Corp | 放射線測定装置 |
JP2014041157A (ja) * | 2013-11-08 | 2014-03-06 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置、放射線画像取得システム、放射線検査システム、及び放射線検出方法 |
DE102012019851A1 (de) | 2012-10-10 | 2014-04-10 | Seidenader Maschinenbau Gmbh | Inspektionssystem zum Erstellen von wenigstens zwei Aufnahmen eines Guts |
JP2020513563A (ja) * | 2016-12-14 | 2020-05-14 | バテル メモリアル インスティチュート | 食肉点検のための二重エネルギー微小焦点x線撮像方法 |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP10123485A patent/JPH11316198A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009536320A (ja) * | 2006-05-08 | 2009-10-08 | 清華大学 | 荷物セキュリティ検査システム |
DE112007001148B4 (de) | 2006-05-08 | 2022-09-08 | Tsinghua University | Frachtsicherheitskontrollsystem |
WO2007134512A1 (fr) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Tsinghua University | Réseau de détection et dispositif comprenant ledit réseau |
JP2009236632A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | X線異物検査装置 |
US8280005B2 (en) | 2008-11-11 | 2012-10-02 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, and method for detecting radiation |
US8964939B2 (en) | 2008-11-11 | 2015-02-24 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, radiation inspection system, and radiation detection method |
JP2010117172A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置、放射線画像取得システム及び放射線の検出方法 |
WO2010055728A1 (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出装置、放射線画像取得システム及び放射線の検出方法 |
US10393676B2 (en) | 2008-11-11 | 2019-08-27 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, radiation inspection system, and radiation detection method |
US8223922B2 (en) | 2008-11-11 | 2012-07-17 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, radiation inspection system, and radiation detection method |
WO2010055727A1 (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出装置、放射線画像取得システム、放射線検査システム、及び放射線検出方法 |
US8600005B2 (en) | 2008-11-11 | 2013-12-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, and method for detecting radiation |
US9594031B2 (en) | 2008-11-11 | 2017-03-14 | Hamamatsu Photonics K.K. | Radiation detection device, radiation image acquiring system, radiation inspection system, and radiation detection method |
JP2010117170A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置、放射線画像取得システム、放射線検査システム、及び放射線検出方法 |
JP2011145073A (ja) * | 2010-01-12 | 2011-07-28 | Ishida Co Ltd | X線検査装置 |
JP2011164048A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Yokogawa Electric Corp | 放射線測定装置 |
DE102012019851A1 (de) | 2012-10-10 | 2014-04-10 | Seidenader Maschinenbau Gmbh | Inspektionssystem zum Erstellen von wenigstens zwei Aufnahmen eines Guts |
DE102012019851B4 (de) | 2012-10-10 | 2018-03-22 | Seidenader Maschinenbau Gmbh | Inspektionssystem zum Erstellen von wenigstens zwei Aufnahmen eines Guts |
JP2014041157A (ja) * | 2013-11-08 | 2014-03-06 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置、放射線画像取得システム、放射線検査システム、及び放射線検出方法 |
JP2020513563A (ja) * | 2016-12-14 | 2020-05-14 | バテル メモリアル インスティチュート | 食肉点検のための二重エネルギー微小焦点x線撮像方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8981310B2 (en) | Radiation detecting device | |
JP5555048B2 (ja) | X線検査装置 | |
US9528948B2 (en) | Method and device for detecting the structure of moving single items, in particular for detecting foreign particles in liquid or paste-like products | |
JP6397690B2 (ja) | X線透過検査装置及び異物検出方法 | |
KR20080022089A (ko) | X선-단층촬영 및/또는 저선량단층촬영 장치 | |
WO2010095530A1 (ja) | 放射線検出装置 | |
JPH11316198A (ja) | 放射線検出装置 | |
US7638776B2 (en) | Staggered array imaging system using pixilated radiation detectors | |
US20230344958A1 (en) | Imaging unit and radiation image acquisition system | |
JP5452131B2 (ja) | X線検出器およびx線検査装置 | |
JP7201481B2 (ja) | X線検査装置及びx線検査方法 | |
JP2000070254A (ja) | X線検出器 | |
WO2018097023A1 (ja) | 放射線検出装置、放射線画像取得装置、及び放射線画像の取得方法 | |
US11226296B2 (en) | Tunnel computerised tomographic scanner and method for acquiring images from a scintillator of a tunnel computerised tomography scanner | |
JP6274939B2 (ja) | X線検査装置 | |
US20190285758A1 (en) | Integrated Multi Slice X-ray Detector for In-Line Computed Tomography | |
JP6506629B2 (ja) | X線受光装置およびこれを備えたx線検査装置 | |
EP4130725A1 (en) | Foreign matter inspection device | |
WO2024024296A1 (ja) | X線検査装置およびx線検査方法 | |
JP5626835B2 (ja) | X線検査装置 | |
EP4206745A1 (en) | Imaging unit and imaging system | |
JP2004061479A (ja) | X線異物検出装置 | |
CN116916827A (zh) | 放射线图像处理方法、机械学习方法、学习完成模型、机械学习的前处理方法、放射线图像处理模块、放射线图像处理程序及放射线图像处理系统 | |
JP2011021920A (ja) | X線検査装置 | |
KR20230095959A (ko) | 촬상 유닛, 방사선 화상 취득 시스템, 및 방사선 화상 취득 방법 |