JP2020003322A - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁波を用いた非破壊検査の際の検査対象物の搬送速度の上限を従来の検査装置より高めることが可能な検査装置を提供する。【解決手段】検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射手段と、検査対象物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、当該所定の搬送方向に略直交する方向に並べられた複数の検出素子からなる検出素子列が所定の搬送方向に2列以上配列され、検出素子列の1列分を時間tで搬送される検査対象物を透過した電磁波を、それぞれの検出素子が時間tより長い検出周期で同時に検出して検出データを出力する検出手段と、検出周期ごとに、検出手段から出力された全ての検出素子の検出データを分担して読み出す2以上の読み出し手段と、当該2以上の読み出し手段により読み出された検出データに基づき検査対象物の検査を実行する検査手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、検査対象物にX線などの電磁波を照射して非破壊で異物等の検査を行う検査装置に関する。
一般に、製品の製造から梱包、出荷に至るまでの各工程では、検査対象となる製品や混入しうる異物の種類(材料、大きさなど)に適した検査方法によって、製品や梱包内に異物等が混入していないか検査が行われる。
このうち非破壊検査では、例えば、検査対象物にX線などの電磁波を照射して透過した電磁波を検出する。このとき、検査対象物内の異物の有無や異物の材質等により電磁波の透過の程度に相違が生じる。そのため、検出された電磁波の強度の分布が濃淡などにより表現された二次元画像を生成することで、外観からは知りえない検査対象物内部の状況を検査することができる。
具体的には例えば、搬送手段により所定の方向に搬送される検査対象物を透過した電磁波を、検査対象物の搬送方向に略直交して配置された検出素子列が検出し、検査対象物の搬送速度に応じた周期ごとに検出データを出力して、当該検出データに基づき生成した線状の電磁波透過画像を順次配列していくことで、検査対象物の二次元画像を生成する(特許文献1参照)。
各周期において、検出素子列を構成する複数の検出素子は、同時に電磁波を検出する。現周期において同時に電磁波が検出された各検出素子による検出データは、一時記憶領域に記憶された上で読み出し手段により順次読み出されるが、この読み出し処理と並行して次周期の電磁波検出が行われる。
特開2015−64336号公報
検査対象物の搬送速度を上げたい場合、電磁波の検出に関しては、検出素子列が検出データを出力する周期を短くすることで、露光時間の短縮により画像が暗くなるなどの課題が生じうるものの、一応は対応することができる。
しかし、検出データの読み出し処理については、読み出し手段の機構上、高速化に限界があり、これにより搬送速度が制約を受ける。すなわち、検出素子列を構成する検出素子の個数が多いほど読み出しに時間を要するため、搬送速度の上限が低下する。また、ラインセンサ(検出素子列が1列)においては、検査対象物がその1列を通過する非常に限られた時間で読み出しを行う必要があるため、搬送速度を高める余地が非常に小さい。
本発明の目的は、電磁波を用いた非破壊検査に際しての検査対象物の搬送速度の上限を従来の検査装置より高めることが可能な検査装置を提供することにある。
本発明の検査装置は、検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射手段と、検査対象物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、当該所定の搬送方向に略直交する方向に並べられた複数の検出素子からなる検出素子列が所定の搬送方向に2列以上配列され、検出素子列の1列分を時間tで搬送される検査対象物を透過した電磁波を、それぞれの検出素子が時間tより長い検出周期で同時に検出して検出データを出力する検出手段と、検出周期ごとに、検出手段から出力された全ての検出素子の検出データを分担して読み出す2以上の読み出し手段と、当該2以上の読み出し手段により読み出された検出データに基づき検査対象物の検査を実行する検査手段と、を備える。
検査装置をこのように構成し、読み出し手段の読み出し能力を超えないように複数読み出し手段を設けることで、検出素子列が1列の場合より読み出し時間を多く確保し、よって搬送速度の上限を高めることができる。
検出周期は、例えば検出素子列の列数×時間tとしてもよい。
各検出素子による電磁波の検出は、検出周期の一部期間において行われるようにしてもよい。
2以上の読み出し手段は、検出素子列1列あたりの検出素子の個数に、検出周期で前記検査対象物が進む検出素子列の列数を掛けた総個数を、検出周期で1の読み出し手段が検出データを読み出すことが可能な検出素子の最大個数で割った個数設けてもよい。これにより、読み出し手段の個数を無駄なく設定することができる。
各検出素子において同時に検出され出力された各検出データの順次読み出しは、例えば、検出データを検出素子ごとに設けられた一時記憶手段に記憶させた上で行ってもよい。
本発明の検査装置100の機能ブロック図である。 検出手段130により検査対象物Wを透過した電磁波を検出し検出データを周期的に出力する様子を説明する図(1/3)である。 検出手段130により検査対象物Wを透過した電磁波を検出し検出データを周期的に出力する様子を説明する図(2/3)である。 検出手段130により検査対象物Wを透過した電磁波を検出し検出データを周期的に出力する様子を説明する図(3/3)である。 検出手段130から読み出し手段140にかけての構成例を示す図である。
<第1実施形態>
図1に検査装置100の機能ブロック図を示す。検査装置100は、電磁波照射手段110、搬送手段120、検出手段130、読み出し手段140及び検査手段150を備える。
電磁波照射手段110は、搬送手段120により搬送される検査対象物WにX線、紫外線、可視光線、赤外線などの電磁波を照射する。
搬送手段120は、3次元直交座標系においてXY平面をなす搬送面に載置された検査対象物Wを、Y軸方向に所定の速度で搬送する。搬送手段120は、検査対象物Wを透過した電磁波が極力減衰せずに検出手段130に届くよう、電磁波の透過性が高いものであることが望ましい。
検出手段130は、略X軸方向に並べられた複数の検出素子からなる検出素子列が、Y軸方向に2列以上配列されて構成される。全ての検出素子列の各検出素子は、検出素子列の1列分を時間tで搬送される検査対象物Wを透過した電磁波を、時間tより長い任意の検出周期で同時に検出して検出データを出力する。
図2から図4を参照して、略X軸方向に配列された8つの検出素子からなる検出素子列がY軸方向に4列配列されて構成された検出手段130により、検出素子列の1列分を時間tでY軸方向に搬送される検査対象物Wを透過した電磁波を検出し、検出データを周期的に出力する様子を説明する。なお、検出素子列の列数及び検出素子列を構成する検出素子の個数は任意であり、異なる数量とした場合にも当該数量に応じた出力周期とするなどにより、同様の効果を得ることができる。
図2から図4では、検査対象物Wが検出素子列8列分の幅を持つ場合を例示している。以下、4列の検出素子列を搬送方向に1列目の検出素子列、2列目の検出素子列、・・・と称し、検査対象物Wを検出素子列1列分の幅で区切った8つの領域を、搬送方向の先頭から第1の領域、第2の領域、・・・と称する。
検査対象物Wが1列目の検出素子列に差し掛かる直前の時刻を0とすると、時刻tで第1の領域が1列目の検出素子列(の4、5個目の検出素子)上に到達し、時刻2tで第1の領域が2列目の検出素子列(の4、5個目の検出素子)上に、第2の領域が1列目の検出素子列(の4、5個目の検出素子)上に到達する。検査対象物Wは、時刻3t以降も各領域が各列の検出素子列上を順次通過し、時刻12tで全ての領域が全ての検出素子列上を通過する。
検査対象物Wを透過した電磁波は、4列の検出素子列の32個の検出素子により同時に検出され、それぞれの検出素子に対応する検出データが4tの周期で出力される。4tは、検査対象物Wのそれぞれの領域が4列の検出素子列を通過する所要時間に相当する。このように、検査対象物Wが検出手段130の搬送方向の幅を進む所要時間を、検出データを出力する所定の周期とすることで、例えば、各周期で得られた検出データに基づく線状の画像を単純に配列して検査対象物Wの二次元画像を得ることができる。
各検出周期において、各検出素子が電磁波を検出する期間(露光期間)は任意に設定してよい。すなわち、検出周期の全期間にわたり検出するようにしてもよいし、一部期間のみ検出するようにしてもよい。
図2から図4の例では、各検出素子は各周期における時刻0から時刻tまで電磁波を検出し、時刻tから時刻4tまでの間は検出を停止する。検出停止中は、検出中に生じた電荷などを保持し、時刻4tに、保持された電荷などに基づく検出データを出力する。具体的には、1周期目においては、時刻0から時刻tまでの間に各検出素子により検出された電磁波に対応する検出データが時刻4tに出力される。このとき、検査対象物Wの第1の領域を透過してきた電磁波の検出データが、1列目の検出素子列の4、5個目の検出素子により検出された検出データとして得られる。2周期目においては、時刻4tから時刻5tまでの間に各検出素子により検出された電磁波に対応する検出データが時刻8tに出力される。このとき、検査対象物Wの第2の領域から第5の領域のそれぞれを透過してきた電磁波の検出データが、4列目から1列目のそれぞれの検出素子列の4、5個目の検出素子により検出された検出データとして得られる。3周期目においては、時刻8tから時刻9tまでの間に各検出素子により検出された電磁波に対応する検出データが時刻12tに出力される。このとき、検査対象物Wの第6の領域から第8の領域のそれぞれを透過してきた電磁波の検出データが、4列目から2列目のそれぞれの検出素子列の4、5個目の検出素子により検出された検出データとして得られる。
電磁波を検出する期間は、図2から図4の例に限定されず、例えば、各周期における時刻3tから時刻4tなど別のtの期間としたり、時刻tから時刻3tなどtより長い期間としたりしても構わない。
検出手段130を構成する各検出素子は、照射される電磁波を検出し、検出強度に応じた出力を発生する素子であれば種類は任意である。検査対象物Wに照射される電磁波がX線の場合を例にとると、X線をシンチレータで一旦可視光線に変換した上で、フォトダイオードで受光して出力を発生する間接変換タイプの検出素子や、X線を直接電気信号に変換して出力を発生するCdTeなどの半導体を利用した直接変換タイプの検出素子などを適用することができる。
検出データを単純に電圧強度として出力する場合、各検出素子として例えばフォトダイオードを採用したとすると、検出周期が例えば4tであれば、当該検出周期において電磁波を検出している間(例えば時刻0から時刻t)に光電効果により生じた電荷をチャージアンプに蓄積し、蓄積された電荷量を電圧値に変換して、時刻4tにおいて検出データとして出力する。
また、検出データをエネルギー帯ごとのフォトンカウントデータとして出力する場合、各検出素子として例えばCdTe素子を採用したとすると、検出周期が例えば4tであれば、当該検出周期において電磁波を検出している間(例えば時刻0から時刻t)に検出素子に入射した複数のフォトンのそれぞれについて、光電効果により生じた電荷量をエネルギー値に変換し、該当するエネルギー帯のフォトン数にカウントする。このようにして得られたエネルギー帯ごとのフォトン数を、時刻4tにおいて検出データとして出力する。
検出手段130から出力された検出素子ごとの検出データはそれぞれ、例えば、任意の記憶手段である一時記憶手段160に記憶させてもよい。このように検出データを一時記憶手段160に記憶させることで、読み出し手段140による読み出し処理と並行して、検出手段130における次周期の検出処理を速やかに開始することができる。
2以上の読み出し手段140は、検出周期ごとに、検出手段130を構成する全ての検出素子の検出データを分担して読み出す。読み出し手段140の個数は任意であるが、例えば、検出素子列1列あたりの検出素子の個数に、検出周期で検査対象物が進む検出素子列の列数を掛けた総個数を、検出周期で1の読み出し手段140が検出データを読み出すことが可能な検出素子の最大個数で割った個数設けると、読み出し手段の個数を無駄なく設定することができる。
図2から図4に示す例では、検査対象物Wは4tの周期の間に、検出素子列の4列分を進み、それぞれの検出素子列は8個の検出素子からなるため、当該周期において検出データの読み出し対象となる検出素子は32個となる。
このとき、採用する読み出し手段140が4tの間に検出データを読み出し可能な検出素子の最大個数が31個以下である場合、1個の読み出し手段140では全ての検出データを読み出しきれない。そこで、読み出し手段140が4tの間に検出データを読み出せる個数が例えば、16個以上31個以下である場合には読み出し手段140を2個設け、11個以上15個以下である場合には読み出し手段140を3個設けるというように、読み出し手段の読み出し能力が低いほど読み出し手段を設ける個数を増やせばよい。
図5は、読み出し手段140が4tの間に検出データを読み出し可能な検出素子の最大個数が16個以上31個以下である場合における、検出手段130から読み出し手段140にかけての構成例を示す図である。
検出手段130は、検出素子列S1から検出素子列S4の4列の検出素子列からなり、各検出素子列はそれぞれ、検出素子E1から検出素子E8の8個の検出素子を備える。それぞれの検出素子は、一時記憶手段160が割り入れられた配線Lを介して個別に読み出し手段140に接続される。
読み出し手段140は2個設けられ、一方の読み出し手段140aには、検出素子列S1及びS2の合計16個の検出素子が接続され、他方の読み出し手段140bには、検出素子列S3及びS4の合計16個の検出素子が接続される。
図5の構成例における具体的な処理を説明する。まず、図2に示すように検出手段130で時刻0からtの間に電磁波の検出が行われ、その検出データが時刻4tに出力されて一時記憶手段160に記憶される。続いて、図3に示すように、一時記憶手段160に記憶された1周期目の検出データのうち検出素子列S1及びS2からの検出データについては読み出し手段140aにより、また検出素子列S3及びS4からの検出データについては140bにより、ともに時刻4tから8tの間に読み出される。また、読み出し手段140により読み出し処理が行われている間に、検出手段130において時刻4tから5tの間に2周期目の電磁波の検出が行われ、その検出データが時刻8tに出力されて一時記憶手段160に記憶される。続いて、図4に示すように、一時記憶手段160に記憶された2周期目の検出データのうち検出素子列S1及びS2からの検出データについては読み出し手段140aにより、また、検出素子列S3及びS4からの検出データについては140bにより、ともに時刻8tから12tの間に読み出される。また、読み出し手段140により読み出し処理が行われている間に、検出手段130において時刻8tから9tの間に3周期目の電磁波の検出が行われ、その検出データが時刻12tに出力されて一時記憶手段160に記憶される。そして、一時記憶手段160に記憶された3周期目の検出データのうち検出素子列S1及びS2からの検出データについては読み出し手段140aにより、また、検出素子列S3及びS4からの検出データについては140bにより、ともに時刻12tから16tの間に読み出される。
図5では、読み出し手段140aと読み出し手段140bが同じ個数の検出データを読み出すように分担する場合の構成を例示したが、読み出し手段140の読み出し能力の範囲内で不均等な個数で分担しても構わない。また、読み出し手段140を3個以上設けて分担しても構わない。また、それぞれの読み出し手段140にいずれの検出素子を分担させるかも任意である。
なお、tは検査対象物Wが検出素子列1列分の幅を進む所要時間であることから、検査対象物Wの搬送速度に応じて所要時間の絶対値が変化する。すなわち、tは搬送速度が速い場合には短い所要時間となり、遅い場合には長い所要時間となる。
そのため例えば、或る搬送速度において、読み出し手段140が4tの間に検出データを読み出せる個数が16個であったとしても、搬送速度が倍になると4tが示す時間の絶対値が半分になるため、検出データを読み出せる個数も半分の8個になる。
もっとも、このような事情を鑑みて読み出し手段を適切な個数設けることで、搬送速度が速くなっても、読み出し対象である全ての検出データを読み出すことができる。
各周期において読み出し手段140により以上のように読み出されたそれぞれの検出素子に対応する検出データに基づき、検査手段150が検査対象物Wの検査を実行する。実行する検査としては、異物検査、検査物通過検査、目視検査などが挙げられる。例えば、異物検査の場合、検出データを使用して検査対象物内の異物の存否などを自動的に判定する。また、目視検査の場合、検査対象物を目視で検査できるように、検出データに基づき二次元画像を生成して各種ディスプレイなどの表示手段151に表示させる。
以上のように、検出素子列を2列以上設けるとともに読み出し手段の読み出し能力を超えないように複数読み出し手段を設ける本発明の検査装置100によれば、検出素子列が1列の場合より読み出し時間を多く確保することができ、よって、搬送速度の上限を高めることができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。各実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。すなわち、本発明において表現されている技術的思想の範囲内で適宜変更が可能であり、その様な変更や改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含む。
100…検査装置
110…電磁波照射手段
120…搬送手段
130…検出手段
140、140a、140b…読み出し手段
150…検査手段
151…表示手段
160…一時記憶手段
E1、E2、E3、E4、E5、E6、E7、E8…検出素子
L…配線
S1、S2、S3、S4…検出素子列
t…時間(時刻)
W…検査対象物

Claims (5)

  1. 検査対象物に電磁波を照射する電磁波照射手段と、
    前記検査対象物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
    前記所定の搬送方向に略直交する方向に並べられた複数の検出素子からなる検出素子列が前記所定の搬送方向に2列以上配列され、前記検出素子列の1列分を時間tで搬送される前記検査対象物を透過した前記電磁波を、それぞれの前記検出素子が時間tより長い検出周期で同時に検出して検出データを出力する検出手段と、
    前記検出周期ごとに、前記検出手段から出力された全ての検出素子の検出データを分担して読み出す2以上の読み出し手段と、
    前記2以上の読み出し手段により読み出された検出データに基づき、前記検査対象物の検査を実行する検査手段と、
    を備える検査装置。
  2. 前記検出周期は、前記検出素子列の列数×時間tであることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記検出素子による電磁波の検出は、前記検出周期の一部期間において行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記2以上の読み出し手段は、前記検出素子列1列あたりの検出素子の個数に、前記検出周期で前記検査対象物が進む前記検出素子列の列数を掛けた総個数を、前記検出周期で1の前記読み出し手段が検出データを読み出すことが可能な検出素子の最大個数で割った個数設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 前記検出素子から出力された検出データを記憶する一時記憶手段を、前記検出素子ごとに備え、
    前記読み出し手段は、前記一時記憶手段から検出データを読み出す
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の検査装置。

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