JPH05260263A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH05260263A
JPH05260263A JP4051809A JP5180992A JPH05260263A JP H05260263 A JPH05260263 A JP H05260263A JP 4051809 A JP4051809 A JP 4051809A JP 5180992 A JP5180992 A JP 5180992A JP H05260263 A JPH05260263 A JP H05260263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
lines
sensor
sensors
line sensors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4051809A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Kagami
宜伸 加賀美
Wataru Nara
亙 奈良
Yasushi Kamo
靖 加茂
Toshihiro Takesue
敏洋 武末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4051809A priority Critical patent/JPH05260263A/ja
Publication of JPH05260263A publication Critical patent/JPH05260263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価かつ簡単な回路構成で1つの原稿当たり
の読み取り時間を短縮することができる画像読み取り装
置を提供する。 【構成】 CCDセンサ10は2本のラインセンサ10
a,10bにより構成され、このラインセンサ10a,
10bの間隔は読み取り位置が副走査方向に(M+1/
2)ライン分だけずれるように構成されている(Mは0
または正の整数)。ライン間補正回路13は、ラインセ
ンサ10a,10bの読み取り位置に1/2ラインのず
れを発生させるために、変倍率がX倍の場合にはライン
センサ10aの読み取りデータを(M+1/2)*X−
1/2ライン分だけ遅延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機やファ
クシミリ装置に好適な画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置としては例えば
特開昭61−234166号公報に示すように、複数の
一次元撮像素子(CCDラインセンサ)を千鳥状に配列
したものや、2列に配列したものや、RGBのフィルタ
を備えたラインセンサを副走査方向に配列したものが知
られている。
【0003】これらのセンサは、いずれも間隔が1ライ
ンの幅の整数倍になるように配列されているので、その
差を補正するために等倍の読み取り時には、読み取り信
号をA/D変換した後、そのデータをRAMなどの記憶
素子に蓄積して上記間隔に応じたライン分を遅延するよ
うに構成されている。また、変倍の読み取り時にはスキ
ャン速度が異なるので、読み取りの際のライン間隔が異
なる。例えば等倍時の間隔が5ラインの場合には、2倍
(200%)の拡大時には間隔が10ラインになり、1
/2(50%)の縮小時には2.5ラインになる。した
がって、ライン間隔が整数倍の場合には等倍時と同様に
補正することができるが、2.5ラインのように小数を
含む場合には補正することができない。
【0004】このように小数を含む場合には、特開昭6
1−234166号公報に示すように各センサのサンプ
リングパルスの位相をずらして露光タイミングを変える
ことにより補正することが開示されている。例えば基準
となるセンサに対して1/2ずらした場合、スキャナが
移動して読み取る場合に読み取り位置が1/2ラインず
れたことになり、1/2ラインのずれを補正することが
できる。
【0005】また、上記小数分は変倍率に応じた種々の
値となる。例えば等倍時の間隔が5ラインの場合、75
%の縮小時には3.75ラインとなり、125%の拡大
時には6.25ラインとなるので、上記小数分はそれぞ
れ0.75ライン、0.25ラインとなるが、上記位相
のずれ量を調整することによりライン間隔のずれを補正
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、CCDライン
イメージセンサを用いた画像読み取り装置では、ランプ
をスキャンさせて所定のタイミング毎にCCDラインイ
メージセンサの信号が読み出されるが、1つの原稿当た
りの読み取り速度を早くするためには、ランプのスキャ
ン速度とCCDラインイメージセンサの読み出しタイミ
ングを早くしなければならない。したがって、1つの原
稿当たりの読み取り速度を早くするためには回路の電気
信号の処理速度を早くしなければならず、回路が複雑か
つ高価になるという問題点がある。特に、読み取られた
画像を処理する回路系は、比較的大規模な電子回路であ
るので、回路全体の処理速度を早くすると、コスト的に
も信頼性の点でも多くの問題が発生する。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、安価か
つ簡単な回路構成で1つの原稿当たりの読み取り時間を
短縮することができる画像読み取り装置を提供すること
を目的とする。本発明はまた、複数のCCDラインセン
サの間隔がばらついた場合にも画質を向上することがで
きる画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、複数のラインセンサが副走査方向に配
列され、前記ラインセンサ間の距離が(M+1/D)ラ
イン(Mは0または正の整数、D>1)だけずれるよう
に配列された固体撮像素子と、前記ラインセンサにより
それぞれ読み取られる位置が1/Dラインだけずれるよ
うに補正して出力する補正回路とを備えたことを特徴と
する。
【0009】第2の手段は、第1の手段のラインセンサ
の数がN個(Nは正の整数)の場合、前記ラインセンサ
間の距離を(M+1/N)ラインだけずれるように配列
したことを特徴とする。
【0010】第3の手段は、第1の手段のラインセンサ
の数が3以上であって、隣接するラインセンサ間の距離
が等しいことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では上記構成により、1ラインの画
像が複数のラインセンサにより読み取られるので、1つ
の原稿当たりの読み取り時間を短縮することができ、ま
た、ラインセンサによりそれぞれ読み取られる位置が1
/Dラインだけずれるように補正されるので、補正回路
がMライン分を補正すればよくなり、したがって、補正
回路を安価かつ簡単に構成することができる。
【0012】第2の手段では、ラインセンサ間の距離が
(M+1/N)ラインだけずれるように配列されている
ので、各ラインセンサが1ラインをN等分で読み取るこ
とになり、したがって、解像度を向上することができ
る。また、撮像素子の取り付けがばらついてラインセン
サ間の距離が(M+1/N)ラインにならない場合にも
補正回路により1/Dラインだけずれるように補正され
るので、画質を向上することができる。
【0013】第3の手段では、ラインセンサの数が3以
上であって、隣接するラインセンサ間の距離が等しいの
で、ライン間のデータを補正する回路はバッファのみで
構成することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像読み取り装置の一実施例
を示すブロック図、図2は図1の画像読み取り装置の光
学系を示す構成図、図3は図1および図2のCCDセン
サの主要信号を示すタイミングチャートである。
【0015】CCDセンサ10は図1に示すように、一
例として2本のラインセンサ10a,10bにより構成
され、このラインセンサ10a,10bの間隔は読み取
り位置が副走査方向に(M+1/2)ライン分だけずれ
るように構成されている(Mは0または正の整数)。な
お、ラインセンサ10a(図示ライン1)がラインセン
サ10b(ライン2)より先の位置を読み取るものとし
て説明する。
【0016】まず、図2を参照してこのCCDセンサ1
0を用いた読み取り光学系を説明すると、コンタクトガ
ラス1上の原稿(図示省略)は、光源である蛍光灯2お
よび蛍光灯ヒータ3により照明され、その反射光すなわ
ち原稿像が第1ミラー4、第2ミラー5、第3ミラー6
により順次反射され、レンズ7によりCCDセンサ10
の受光面に結像され、したがって、原稿画像がCCDセ
ンサ10により読み取られる。なお、光源2,3と第1
ミラー4は変倍率に応じた速度で副走査方向(図示左右
方向)に移動し、第2ミラー5と第3ミラー6は光源
2,3と第1ミラー4の1/2の速度で副走査方向に移
動する。
【0017】図1において、このようなCCDセンサ1
0の各ラインセンサ10a,10bはタイミング発生回
路15により図3に示すように駆動され、アナログ画像
信号で原稿画像を読み取る。なお、図3においてシフト
ゲート信号SGは、各ラインセンサ10a,10bの光
信号蓄積時間tINT を決定するための信号である。この
各アナログ画像信号はそれぞれ信号処理回路11a,1
1bにより振幅が補正等された後、A/D変換器12
a,12bによりデジタル信号に変換され、後述するよ
うにライン間補正回路13によりラインセンサ10a,
10bの読み取り位置のずれが1/2ラインになるよう
に補正され、ついで1ライン化処理回路14により1ラ
イン分の画像に合成される。
【0018】ここで、ラインセンサ10a,10bの読
み取り位置に1/2ラインのずれを発生させる場合、デ
ータを演算する第1の方法と、ライン間の物理的な距離
が1ライン幅の整数倍でないセンサを用いる第2の方法
と、ラインセンサ10a,10bの各ラインの光蓄積タ
イミングを変更する第3の方法が考えられる。
【0019】そこで、本実施例では上記第2の方法が用
いられ、ラインセンサ10a,10bの物理的な距離が
(M+1/2)ラインであるので、ライン間補正回路1
3は、変倍率がX倍の場合にはラインセンサ10aの読
み取りデータを(M+1/2)*X−1/2ライン分だ
け遅延するように構成されている。
【0020】すなわち、この補正後のラインセンサ10
a,10bのデータが1/2ライン分だけずれているの
で、結果として1ラインを2等分して読み取ることにな
り、したがって、高解像度で読み取ることができる。ま
た、複数のラインセンサ10a,10bにより読み取ら
れるので、1つの原稿当たりの読み取り時間を短縮する
ことができ、また、ラインセンサ10a,10bにより
それぞれ読み取られる位置が1/2ラインだけずれるよ
うに補正されるので、ライン間補正回路13がMライン
分を補正すればよくなり、したがって、ライン間補正回
路13をバッファのみで構成することができるので、安
価かつ簡単に構成することができる。
【0021】図4は第2の実施例におけるCCDセンサ
を示し、このCCDセンサは3本のラインセンサ20
a,20b,20cにより構成されている。そして、ラ
インセンサ20a,20bの間隔とラインセンサ20
b,20cの間隔が共に(12+1/2)ラインずれて
おり、このラインセンサ20a,20bの読み取り信号
をそれぞれ24ライン、12ラインだけ遅延すると、ラ
インセンサ20a,20b、20cが1ラインを3等分
して読み取ることになるので、結果として1つの原稿当
たりの読み取り速度が同一場合に解像度を3倍に向上さ
せることができる。
【0022】なお、3ライン以上のCCDセンサを用い
た場合には、各ラインの間隔が同一でない場合もある
が、ライン間補正回路13の構成を考慮すると、ライン
間隔は同一であるほうが各ライン毎に同一のハードウエ
アにより構成することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、複数のラインセンサが副走査方向に配列され、前
記ラインセンサ間の距離が(M+1/D)ライン(Mは
0または正の整数、D>0)だけずれるように配列され
た固体撮像素子と、前記ラインセンサによりそれぞれ読
み取られる位置が1/Dラインだけずれるように補正し
て出力する補正回路とを備えたので、安価かつ簡単な回
路構成で1つの原稿当たりの読み取り時間を短縮するこ
とができる。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載のラ
インセンサの数がN個(Nは整数)の場合、前記ライン
センサ間の距離を(M+1/N)ラインだけずれるよう
に配列したので、各ラインセンサが1ラインをN等分で
読み取ることになり、したがって、解像度を向上するこ
とができる。また、撮像素子の取り付けがばらついてラ
インセンサ間の距離が(M+1/N)ラインにならない
場合にも補正回路により1/Dラインだけずれるように
補正されるので、画質を向上することができる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1記載のラ
インセンサの数が3以上であって、隣接するラインセン
サ間の距離が等しいので、ライン間のデータを補正する
回路はバッファのみで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読み取り装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1の画像読み取り装置の光学系を示す構成図
である。
【図3】図1および図2のCCDセンサの主要信号を示
すタイミングチャートである。
【図4】第2の実施例のCCDセンサとその補正後のデ
ータを示す説明図である。
【符号の説明】
10 CCDセンサ 10a,10b ラインセンサ 13 ライン間補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武末 敏洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラインセンサが副走査方向に配列
    され、前記ラインセンサ間の距離が(M+1/D)ライ
    ン(Mは0または正の整数、D>1)だけずれるように
    配列された固体撮像素子と、 前記ラインセンサによりそれぞれ読み取られる位置が1
    /Dラインだけずれるように補正して出力する補正回路
    と、 を備えた画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記ラインセンサの数がN個(Nは正の
    整数)の場合、前記ラインセンサ間の距離を(M+1/
    N)ラインだけずれるように配列してなる請求項1記載
    の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインセンサの数が3以上であっ
    て、隣接するラインセンサ間の距離を等しく設定した請
    求項1記載の画像読み取り装置。
JP4051809A 1992-03-10 1992-03-10 画像読み取り装置 Pending JPH05260263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051809A JPH05260263A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051809A JPH05260263A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05260263A true JPH05260263A (ja) 1993-10-08

Family

ID=12897247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4051809A Pending JPH05260263A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05260263A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177798A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法並びに画像処理方法を実行するプログラム
JP2010157831A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体
US8315480B2 (en) 2007-12-28 2012-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and program to execute the image processing method
JP2020003322A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社 システムスクエア 検査装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177798A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法並びに画像処理方法を実行するプログラム
US8315480B2 (en) 2007-12-28 2012-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and program to execute the image processing method
JP2010157831A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記憶媒体
JP2020003322A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社 システムスクエア 検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5483359A (en) Color image scanning apparatus for reading a color original without color shift regardless of a magnification ratio of the original
JP3809226B2 (ja) リニアイメージセンサの出力画像信号の補正方法
US4776031A (en) Image reading apparatus
JPH04363967A (ja) 原稿読取り装置
JP3290082B2 (ja) 画像読取装置
JPS60159984A (ja) 走査装置
JP3259975B2 (ja) 画像読取装置
JPH05260263A (ja) 画像読み取り装置
JPH04293359A (ja) 画像読取装置
JPH0648844B2 (ja) 画像読取装置
JP3399554B2 (ja) 画像読み取り装置
US20020018247A1 (en) Image processing apparatus and processing method therefor
EP0808057A2 (en) Apparatus for and method of correcting output signal of linear image sensor
US5262631A (en) Color image reading apparatus
TW443065B (en) Image reading apparatus
JPH11187223A (ja) 画像読取装置
JPH07193690A (ja) 画像読取装置
JPH10233900A (ja) 画像読取装置
JPH08237453A (ja) 画像読取装置
JP2744292B2 (ja) 画像処理装置
JPH0522520A (ja) 画像読取装置
JPH0946477A (ja) 画像読取り装置
JPH10126589A (ja) デジタル画像読み取り装置
JPH06237339A (ja) 画像読取装置
JP3669613B2 (ja) 画像データ出力方法、画像データ出力装置及び画像読取装置