JP2000289679A - 自転車用クリート - Google Patents
自転車用クリートInfo
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- JP2000289679A JP2000289679A JP2000055639A JP2000055639A JP2000289679A JP 2000289679 A JP2000289679 A JP 2000289679A JP 2000055639 A JP2000055639 A JP 2000055639A JP 2000055639 A JP2000055639 A JP 2000055639A JP 2000289679 A JP2000289679 A JP 2000289679A
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- Japan
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- cleat
- pedal
- bicycle
- coupling
- clamp member
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M3/00—Construction of cranks operated by hand or foot
- B62M3/08—Pedals
- B62M3/086—Attachments between shoe and pedal other than toe clips, e.g. cleats
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2164—Cranks and pedals
- Y10T74/2168—Pedals
- Y10T74/217—Pedals with toe or shoe clips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚れた環境又は泥だらけの環境下において
も、自転車ペダルと有効に共働し得る自転車クリートを
提供する。 【解決手段】 第1端部,第2端部,第1方向を向く上
方ソール面,及び前記第1方向と略反対の第2方向を向
く下方ペダル面を有する取付部と、前記上方ソール面と
下方ペダル面との間に位置し且つ前記第1方向を向く第
1結合面,及び前記第2方向を向く第2結合面を有し、
前記第1端部から延びる第1結合部と、前記第1方向を
向く一対の第3結合面,該一対の第3結合面の間に配さ
れた中央停止面,及び該中央停止面から外方へ延びる突
起を有し、前記第2端部から延びる第2結合部とを備え
る。
も、自転車ペダルと有効に共働し得る自転車クリートを
提供する。 【解決手段】 第1端部,第2端部,第1方向を向く上
方ソール面,及び前記第1方向と略反対の第2方向を向
く下方ペダル面を有する取付部と、前記上方ソール面と
下方ペダル面との間に位置し且つ前記第1方向を向く第
1結合面,及び前記第2方向を向く第2結合面を有し、
前記第1端部から延びる第1結合部と、前記第1方向を
向く一対の第3結合面,該一対の第3結合面の間に配さ
れた中央停止面,及び該中央停止面から外方へ延びる突
起を有し、前記第2端部から延びる第2結合部とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用ペダルと
共に使用される自転車用クリートに関する。より詳しく
は、本発明は、クリップレス又はステップ−イン型自転
車用ペダルにおいて揺動自在に装着されるクランプ部材
と係合する自転車用クリートに関する。
共に使用される自転車用クリートに関する。より詳しく
は、本発明は、クリップレス又はステップ−イン型自転
車用ペダルにおいて揺動自在に装着されるクランプ部材
と係合する自転車用クリートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自転車用ペダル(以下、単に、ペ
ダルと言う)は、娯楽、オフロード、ロードレース等の
特定の目的に合わせて設計されている。より一般に普及
している,ペダルの一つの特殊なタイプとして、自転車
用靴のソールに固定されたクリートに着脱自在に係合す
るクリップレス又はステップインペダルがある。該クリ
ップレスペダルは、自転車のクランクに支持可能なペダ
ル軸と、該ペダル軸に回動自在に支持されるペダル本体
と、クリート係合機構とを備えている。オフロード用の
ペダルにおいては、前記クリート係合機構は、クリート
の前部及び後部と係合するためにペダル本体の両側に固
定される前部及び後部クリートクランプ部材を有してい
る。ロードレース用ペダルは、一般的に、ペダル本体の
一方側だけにクリート係合機構を有している。この種の
ペダルにおいては何れのタイプにおいても、操縦者がペ
ダルに足を掛けると、クリート係合機構が自動的に操縦
者の靴の底部に固定されたクリートを把持する。
ダルと言う)は、娯楽、オフロード、ロードレース等の
特定の目的に合わせて設計されている。より一般に普及
している,ペダルの一つの特殊なタイプとして、自転車
用靴のソールに固定されたクリートに着脱自在に係合す
るクリップレス又はステップインペダルがある。該クリ
ップレスペダルは、自転車のクランクに支持可能なペダ
ル軸と、該ペダル軸に回動自在に支持されるペダル本体
と、クリート係合機構とを備えている。オフロード用の
ペダルにおいては、前記クリート係合機構は、クリート
の前部及び後部と係合するためにペダル本体の両側に固
定される前部及び後部クリートクランプ部材を有してい
る。ロードレース用ペダルは、一般的に、ペダル本体の
一方側だけにクリート係合機構を有している。この種の
ペダルにおいては何れのタイプにおいても、操縦者がペ
ダルに足を掛けると、クリート係合機構が自動的に操縦
者の靴の底部に固定されたクリートを把持する。
【0003】より詳しく説明すると、操縦者の靴をクリ
ートを介してステップ−インペダルに取り付ける際に
は、操縦者は靴をペダル本体に対し斜め下方且つ前方へ
移動させ、クリートの前端部をペダル本体の前方フック
又は前方クランプ部材に係合させる。クリートの前端部
がペダル本体の前方フックに係合すると、操縦者はクリ
ートの後端部をペダル本体の後方フック又は後方クラン
プ部材のガイド部に当接させる。この状態において、操
縦者は、靴をペダルに向けて下方に押圧して、後方フッ
ク又は後方クランプ部材をまずスプリングの付勢力に抗
して後方へ揺動させ、該後方フック又は後方クランプ部
材をクリート解除位置に移動させる。その後、クリート
の後端部は、後方フック又は後方クランプ部材の背面と
向き合う部分に挿入される。そして、後方フック又は後
方クランプ部材は、付勢部材又はスプリングの付勢力に
よって引き戻され、後方フック又は後方クランプ部材が
クリートの後端部と係合する。この係合によって、操縦
者の靴がクリートを介してペダルに固定される。
ートを介してステップ−インペダルに取り付ける際に
は、操縦者は靴をペダル本体に対し斜め下方且つ前方へ
移動させ、クリートの前端部をペダル本体の前方フック
又は前方クランプ部材に係合させる。クリートの前端部
がペダル本体の前方フックに係合すると、操縦者はクリ
ートの後端部をペダル本体の後方フック又は後方クラン
プ部材のガイド部に当接させる。この状態において、操
縦者は、靴をペダルに向けて下方に押圧して、後方フッ
ク又は後方クランプ部材をまずスプリングの付勢力に抗
して後方へ揺動させ、該後方フック又は後方クランプ部
材をクリート解除位置に移動させる。その後、クリート
の後端部は、後方フック又は後方クランプ部材の背面と
向き合う部分に挿入される。そして、後方フック又は後
方クランプ部材は、付勢部材又はスプリングの付勢力に
よって引き戻され、後方フック又は後方クランプ部材が
クリートの後端部と係合する。この係合によって、操縦
者の靴がクリートを介してペダルに固定される。
【0004】ペダルから靴を解除する場合、操縦者は、
回動支点としてクリートの前端部を用いながら、主とし
て、ペダルの踏み体(tread)に直交又は略直交する軸回
りに靴を回動させる。この回動動作の結果として、後方
フック又は後方クランプ部材は、スプリングの付勢力に
抗して、靴を解除するクリート解除位置へ向かって後方
へ回動させられる。ロードタイプ型自転車用としてステ
ップ−インペダルが使用された場合、該ペダルは、一般
的に、単一の締結機構だけを備え、自転車用靴がペダル
の両側部の一方とだけ結合し得るようになっている。他
方、オフロード又はマウンテンバイク型は、通常、一対
の締結機構を有し、自転車用靴はペダルの両側部と結合
し得るようになっている。何れのケースにおいても、可
能な限り、小型化及び軽量化するようにペダルを設計す
ることが望まれている。
回動支点としてクリートの前端部を用いながら、主とし
て、ペダルの踏み体(tread)に直交又は略直交する軸回
りに靴を回動させる。この回動動作の結果として、後方
フック又は後方クランプ部材は、スプリングの付勢力に
抗して、靴を解除するクリート解除位置へ向かって後方
へ回動させられる。ロードタイプ型自転車用としてステ
ップ−インペダルが使用された場合、該ペダルは、一般
的に、単一の締結機構だけを備え、自転車用靴がペダル
の両側部の一方とだけ結合し得るようになっている。他
方、オフロード又はマウンテンバイク型は、通常、一対
の締結機構を有し、自転車用靴はペダルの両側部と結合
し得るようになっている。何れのケースにおいても、可
能な限り、小型化及び軽量化するようにペダルを設計す
ることが望まれている。
【0005】多くのクリップレスペダルにおける一つの
問題は、クリップレスペダルが大変小さく、その為、ペ
ダル本体のほんの一部しか操縦者の靴と係合しないこと
である。即ち、ペダル本体は、クリート係合機構の両側
部に配された踏み面を有している。通常、ペダル本体は
軽量化を図るべく可能な限り小型に作られている為、前
記踏み面の表面積はごく小さいものである。この種のク
リップレスペダルでは、クリートがクリートクランプ部
材と係合すると、靴とペダルとは一定の係合状態とな
り、これにより、踏力は効率的にペダルに伝達される。
その為、クリップレスペダルはロードレース及びマウン
テンバイクレースにおいて使用されるレース用自転車に
広く適用されている。
問題は、クリップレスペダルが大変小さく、その為、ペ
ダル本体のほんの一部しか操縦者の靴と係合しないこと
である。即ち、ペダル本体は、クリート係合機構の両側
部に配された踏み面を有している。通常、ペダル本体は
軽量化を図るべく可能な限り小型に作られている為、前
記踏み面の表面積はごく小さいものである。この種のク
リップレスペダルでは、クリートがクリートクランプ部
材と係合すると、靴とペダルとは一定の係合状態とな
り、これにより、踏力は効率的にペダルに伝達される。
その為、クリップレスペダルはロードレース及びマウン
テンバイクレースにおいて使用されるレース用自転車に
広く適用されている。
【0006】この種のクリップレスペダルでは、靴及び
ペダルがクリートクランプ部材の周辺で左右にがたつい
た場合、操縦者の足が左右にぐらつき、操縦者の踏力は
ペダルに効率的に伝達されない。それ故、靴及びペダル
の間の左右のぐらつきは、クリートの左右において、ペ
ダル本体に備えられた踏み面と当接する靴底部の弾性部
分を有することによって、最小限に抑えられべきであ
る。
ペダルがクリートクランプ部材の周辺で左右にがたつい
た場合、操縦者の足が左右にぐらつき、操縦者の踏力は
ペダルに効率的に伝達されない。それ故、靴及びペダル
の間の左右のぐらつきは、クリートの左右において、ペ
ダル本体に備えられた踏み面と当接する靴底部の弾性部
分を有することによって、最小限に抑えられべきであ
る。
【0007】前述した従来の構成は、靴の左右のぐらつ
きを抑える為に、靴底部の弾性部を、小さい表面積の踏
み面と当接するように構成しているに過ぎない。それ
故、当接長さが短く、左右のがたつきを有効に抑えるこ
とが困難である。さらに、踏み面と当接する靴底部の部
分は、操縦者が歩行する際には地面と当接する部分とな
るから、磨耗し易い。靴底部の斯かる部分が磨耗する
と、踏み面と靴底部とは均一に当接しなくなり、靴とペ
ダルとの間のがたつきを抑えるのが困難となる。
きを抑える為に、靴底部の弾性部を、小さい表面積の踏
み面と当接するように構成しているに過ぎない。それ
故、当接長さが短く、左右のがたつきを有効に抑えるこ
とが困難である。さらに、踏み面と当接する靴底部の部
分は、操縦者が歩行する際には地面と当接する部分とな
るから、磨耗し易い。靴底部の斯かる部分が磨耗する
と、踏み面と靴底部とは均一に当接しなくなり、靴とペ
ダルとの間のがたつきを抑えるのが困難となる。
【0008】マウンテンバイク及びBMX(自転車モト
クロス)用の滑降競技、二重スラローム競技、クロスカ
ントリー競技及び他のオフロード競技が、近年、広く行
われている。この種のオフロードレースにおいては、ロ
ードレースと違って、操縦者は舗装されていないコース
を横断する。即ち、この種のオフロードレースにおいて
は、操縦者は、コーナリングの間、足をペダルから外
し、コーナーの出口が過ぎるとペダル上に再び置くこと
を繰り返し行わなければならない。不運にも、前記レー
スは、舗装されていない道路上で行われるから、泥がペ
ダルに付着して、クリートクランプ部材を詰まらせる恐
れがある。一旦、クリートクランプ部材に泥が詰まる
と、クリートはクリートクランプ部材と係合できなくな
り、靴がペダルに装着できなくなる。さらに、泥が付勢
機構を詰まらせ、クランプ部材が有効に動作しなくな
る。
クロス)用の滑降競技、二重スラローム競技、クロスカ
ントリー競技及び他のオフロード競技が、近年、広く行
われている。この種のオフロードレースにおいては、ロ
ードレースと違って、操縦者は舗装されていないコース
を横断する。即ち、この種のオフロードレースにおいて
は、操縦者は、コーナリングの間、足をペダルから外
し、コーナーの出口が過ぎるとペダル上に再び置くこと
を繰り返し行わなければならない。不運にも、前記レー
スは、舗装されていない道路上で行われるから、泥がペ
ダルに付着して、クリートクランプ部材を詰まらせる恐
れがある。一旦、クリートクランプ部材に泥が詰まる
と、クリートはクリートクランプ部材と係合できなくな
り、靴がペダルに装着できなくなる。さらに、泥が付勢
機構を詰まらせ、クランプ部材が有効に動作しなくな
る。
【0009】前記観点から、従来技術における前記問題
点を克服する自転車用クリートに対する要望が存在す
る。前記観点から、ごみ、泥等が調整機構を阻害するこ
とを制限又は防止するクリップレス型自転車用ペダルと
共に使用される自転車用クリートに対する要望が存在す
ることは明らかである。本発明は、前記技術分野におけ
るこれらの要望及びその他の要望に応えるものであり、
その内容はこの開示に接したいわゆる当業者にとって明
らかになるであろう。
点を克服する自転車用クリートに対する要望が存在す
る。前記観点から、ごみ、泥等が調整機構を阻害するこ
とを制限又は防止するクリップレス型自転車用ペダルと
共に使用される自転車用クリートに対する要望が存在す
ることは明らかである。本発明は、前記技術分野におけ
るこれらの要望及びその他の要望に応えるものであり、
その内容はこの開示に接したいわゆる当業者にとって明
らかになるであろう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一の目的は、
汚れた環境又は泥だらけの環境下においても、自転車ペ
ダルと有効に共働し得る自転車クリートを提供すること
である。
汚れた環境又は泥だらけの環境下においても、自転車ペ
ダルと有効に共働し得る自転車クリートを提供すること
である。
【0011】本発明の他の目的は、自転車ペダル上で支
持される自転車クリートを提供することである。
持される自転車クリートを提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、自転車ペダル
との解除動作が向上された自転車クリートを提供するこ
とである。
との解除動作が向上された自転車クリートを提供するこ
とである。
【0013】本発明のさらに他の目的は、製造コストが
比較的安価な自転車クリートを提供することである。
比較的安価な自転車クリートを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、自
転車靴を自転車ペダルに着脱自在に連結させる自転車用
クリートであって、第1端部,第2端部,第1方向を向
く上方ソール面,及び前記第1方向と略反対の第2方向
を向く下方ペダル面を有する取付部と、前記上方ソール
面と下方ペダル面との間に位置し且つ前記第1方向を向
く第1結合面,及び前記第2方向を向く第2結合面を有
し、前記第1端部から延びる第1結合部と、前記第1方
向を向く一対の第3結合面,該一対の第3結合面の間に
配された中央停止面,及び該中央停止面から外方へ延び
る突起を有し、前記第2端部から延びる第2結合部とを
備えた自転車用クリートを提供することによって、達成
される。
転車靴を自転車ペダルに着脱自在に連結させる自転車用
クリートであって、第1端部,第2端部,第1方向を向
く上方ソール面,及び前記第1方向と略反対の第2方向
を向く下方ペダル面を有する取付部と、前記上方ソール
面と下方ペダル面との間に位置し且つ前記第1方向を向
く第1結合面,及び前記第2方向を向く第2結合面を有
し、前記第1端部から延びる第1結合部と、前記第1方
向を向く一対の第3結合面,該一対の第3結合面の間に
配された中央停止面,及び該中央停止面から外方へ延び
る突起を有し、前記第2端部から延びる第2結合部とを
備えた自転車用クリートを提供することによって、達成
される。
【0015】前記第3結合面に沿って配され且つ該第3
結合面に対し傾斜して延びる一対の案内面を、さらに、
備えるものとすることができる。
結合面に対し傾斜して延びる一対の案内面を、さらに、
備えるものとすることができる。
【0016】前記案内面は、ペダルのクリート案内部材
と係合する為に、前記中央停止面から、前記突起に対し
て離間する方向に沿って、外方に延びるものとすること
ができる。
と係合する為に、前記中央停止面から、前記突起に対し
て離間する方向に沿って、外方に延びるものとすること
ができる。
【0017】前記取付部,第1結合部,及び第2結合部
は、単一の一体成形部材として形成されているものとす
ることができる。
は、単一の一体成形部材として形成されているものとす
ることができる。
【0018】前記第2結合面は2つのセクションからな
り、前記第1結合面は該2つのセクションの間に位置し
ているものとすることができる。
り、前記第1結合面は該2つのセクションの間に位置し
ているものとすることができる。
【0019】前記第1及び第2結合面は、略同一平面内
に位置しているものとすることができる。
に位置しているものとすることができる。
【0020】前記第1結合面は、前記取付部から、第2
結合面より離間されているものとすることができる。
結合面より離間されているものとすることができる。
【0021】前記第1及び第2結合部は、それぞれ、前
記第1,第2及び第3結合面と略直交する方向に延びる
停止面を有しているものとすることができる。
記第1,第2及び第3結合面と略直交する方向に延びる
停止面を有しているものとすることができる。
【0022】前記第2結合部は、傾斜されたランプ面を
有しているものとすることができる。
有しているものとすることができる。
【0023】本発明における,これらの及び他の目的、
形態、要旨及び効果は、添付の図面を参照しつつ、本発
明の好ましい実施の形態を開示する後述する実施の形態
から、当業者にとって、明らかになるであろう。
形態、要旨及び効果は、添付の図面を参照しつつ、本発
明の好ましい実施の形態を開示する後述する実施の形態
から、当業者にとって、明らかになるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図7を通して、本発明の好
ましい実施の形態に係るペダル10が描かれている。ペ
ダル10は、クリート14が取り付けられた自転車用靴
と共に使用されるクリップレス又はステップ−イン型で
ある。ペダル10は、特に、ロード型自転車と相反する
オフロード型自転車に使用されるように設計されてい
る。もちろん、ペダル10は、必要な場合若しくは要望
される場合には、ロード型自転車又は種々のタイプの自
転車に使用することも可能である。図1に示されるよう
に、ペダル10は自転車のクランクアーム16に固着さ
れ、該クランクアームと共に回転するようになってい
る。一方、クリート14は靴12のソール18の底部に
固着されている。
ましい実施の形態に係るペダル10が描かれている。ペ
ダル10は、クリート14が取り付けられた自転車用靴
と共に使用されるクリップレス又はステップ−イン型で
ある。ペダル10は、特に、ロード型自転車と相反する
オフロード型自転車に使用されるように設計されてい
る。もちろん、ペダル10は、必要な場合若しくは要望
される場合には、ロード型自転車又は種々のタイプの自
転車に使用することも可能である。図1に示されるよう
に、ペダル10は自転車のクランクアーム16に固着さ
れ、該クランクアームと共に回転するようになってい
る。一方、クリート14は靴12のソール18の底部に
固着されている。
【0025】図1〜図7を通して描かれているペダル1
0は右側のペダルである。もちろん、左側ペダル10が
右側ペダル10の鏡像である点を除き、同じペダルが自
転車の左側及び右側に備えられている。従って、右側ペ
ダル10の説明が、左側ペダルにも同様に適用されるこ
とは、当業者にとって明白な事項である。
0は右側のペダルである。もちろん、左側ペダル10が
右側ペダル10の鏡像である点を除き、同じペダルが自
転車の左側及び右側に備えられている。従って、右側ペ
ダル10の説明が、左側ペダルにも同様に適用されるこ
とは、当業者にとって明白な事項である。
【0026】図2〜図4に示すように、ペダル10は、
基本的に、クランクアーム16に連結されるように構成
されたペダル軸20と、操縦者の足を支持する為に前記
ペダル軸20に回動自在に連結されたペダル本体22と
を有している。ペダル本体22は、基本的に、第1クラ
ンプ部材及び第2クランプ部材24を備えている。前記
第1クランプ部材24及び第2クランプ部材は互いに同
一とされており、後述するように、各クランプ部材24
がそれぞれ前方クリート係合部及び後方クリート係合部
を形成している。各クランプ部材24は、回動ピン2
6、一対の付勢部材28及び付勢力調整機構30によっ
て、ペダル本体22に揺動自在に連結されている。即
ち、各クランプ部材24が、ペダル本体22の一方側に
配された前方クリート係合機構と、ペダル本体22の他
方側に配された後方クリート係合機構とを備えている。
基本的に、クランクアーム16に連結されるように構成
されたペダル軸20と、操縦者の足を支持する為に前記
ペダル軸20に回動自在に連結されたペダル本体22と
を有している。ペダル本体22は、基本的に、第1クラ
ンプ部材及び第2クランプ部材24を備えている。前記
第1クランプ部材24及び第2クランプ部材は互いに同
一とされており、後述するように、各クランプ部材24
がそれぞれ前方クリート係合部及び後方クリート係合部
を形成している。各クランプ部材24は、回動ピン2
6、一対の付勢部材28及び付勢力調整機構30によっ
て、ペダル本体22に揺動自在に連結されている。即
ち、各クランプ部材24が、ペダル本体22の一方側に
配された前方クリート係合機構と、ペダル本体22の他
方側に配された後方クリート係合機構とを備えている。
【0027】本実施の形態におけるペダル10には、付
勢部材28に対する追加の付勢力調整機構が備えられて
いる。ペダル10は、一対の調整部材又は調整ねじ31
を有している。各調整部材又は調整ねじ31は、通常状
態において、付勢部材28の一方を付勢力発生状態下に
おく。詳しくは、クランプ部材24及び付勢部材28
が、回動ピン26によってペダル本体22に連結される
だけでは、該付勢部材28は、通常、付勢力発生状態に
ならない。調整部材又は調整ねじ31がペダル本体22
に形成されたねじ孔29にねじ込まれると、これによ
り、前記調整ねじ31の自由端は共働するクランプ部材
24の一部と当接し、該クランプ部材24を回転させ
る。これにより、共働する付勢部材28は付勢力発生状
態下におかれる。クランプ部材24及び付勢部材28
は、付勢部材28を付勢力発生状態下におくことなく、
ペダル本体22に連結され得るから、前記構成は、ペダ
ル本体10の組立を容易にする。さらに、斯かる構成
は、ねじ部材31の頭部とペダル本体22との間に薄い
ワッシャを用いることによって、初期付勢力を調整可能
とする。
勢部材28に対する追加の付勢力調整機構が備えられて
いる。ペダル10は、一対の調整部材又は調整ねじ31
を有している。各調整部材又は調整ねじ31は、通常状
態において、付勢部材28の一方を付勢力発生状態下に
おく。詳しくは、クランプ部材24及び付勢部材28
が、回動ピン26によってペダル本体22に連結される
だけでは、該付勢部材28は、通常、付勢力発生状態に
ならない。調整部材又は調整ねじ31がペダル本体22
に形成されたねじ孔29にねじ込まれると、これによ
り、前記調整ねじ31の自由端は共働するクランプ部材
24の一部と当接し、該クランプ部材24を回転させ
る。これにより、共働する付勢部材28は付勢力発生状
態下におかれる。クランプ部材24及び付勢部材28
は、付勢部材28を付勢力発生状態下におくことなく、
ペダル本体22に連結され得るから、前記構成は、ペダ
ル本体10の組立を容易にする。さらに、斯かる構成
は、ねじ部材31の頭部とペダル本体22との間に薄い
ワッシャを用いることによって、初期付勢力を調整可能
とする。
【0028】クリート14は、第1及び第2クランプ部
材によって、靴12のソール18をペダル10に着脱自
在に連結させるように構成されている。この種のペダル
は、いわゆるステップ−インペダル又はクリップレスペ
ダルと呼ばれている。より詳しくは、クリート14を前
方及び下方へ移動させながらペダル10に向けて押圧す
ることによって、クリート14はペダル10と係合す
る。斯かる動作によって、クリート14がペダル10に
着脱可能に固定される。クリート14は、より詳細には
後述するが、図23〜図26に示されるように、靴の踵
部をペダル10の外方へねじることによってペダル10
から解除され得る。
材によって、靴12のソール18をペダル10に着脱自
在に連結させるように構成されている。この種のペダル
は、いわゆるステップ−インペダル又はクリップレスペ
ダルと呼ばれている。より詳しくは、クリート14を前
方及び下方へ移動させながらペダル10に向けて押圧す
ることによって、クリート14はペダル10と係合す
る。斯かる動作によって、クリート14がペダル10に
着脱可能に固定される。クリート14は、より詳細には
後述するが、図23〜図26に示されるように、靴の踵
部をペダル10の外方へねじることによってペダル10
から解除され得る。
【0029】図に示されるように、ペダル軸20は自転
車のクランク16に締結されており、ペダル本体22は
操縦者の足を支持する為に前記ペダル軸20に回動自在
に連結されている。より詳しくは、クリート14は、自
転車用靴12に固着されており、そして、該靴はクラン
プ部材24の一つを介してペダル本体22に着脱自在に
連結される。
車のクランク16に締結されており、ペダル本体22は
操縦者の足を支持する為に前記ペダル軸20に回動自在
に連結されている。より詳しくは、クリート14は、自
転車用靴12に固着されており、そして、該靴はクラン
プ部材24の一つを介してペダル本体22に着脱自在に
連結される。
【0030】ペダル軸20は、複数の段部を有する多段
軸である。該ペダル軸20は、ペダル本体22に形成さ
れた段付孔32(図5参照)に受け入れられる。ペダル
軸20は、通常の方法に従ってペダル10をクランク1
6に螺合させる為のねじが形成された第1端部33を有
している。ペダル軸20の他端部は、通常の方法に従っ
てペダル本体22を回動自在に支持している。ペダル本
体22は、ペダル軸20の長手軸A回りに回転自在とな
っている。ペダル軸20は比較的よく知られており、さ
らに、その特定構造が本発明の要部ではないから、ペダ
ル軸20の構造は詳細には説明しない。
軸である。該ペダル軸20は、ペダル本体22に形成さ
れた段付孔32(図5参照)に受け入れられる。ペダル
軸20は、通常の方法に従ってペダル10をクランク1
6に螺合させる為のねじが形成された第1端部33を有
している。ペダル軸20の他端部は、通常の方法に従っ
てペダル本体22を回動自在に支持している。ペダル本
体22は、ペダル軸20の長手軸A回りに回転自在とな
っている。ペダル軸20は比較的よく知られており、さ
らに、その特定構造が本発明の要部ではないから、ペダ
ル軸20の構造は詳細には説明しない。
【0031】図1から図7に示されるように、ペダル本
体22は、前記長手軸A回りの回転の為にペダル軸20
を受け入れる中央管状部36と、クランプ部材24を支
持するための一対の側部38とを備えている。ペダル本
体22は、好ましくは、アルミニウム合金等の軽量材料
で作製される。クランプ部材24の一つは、ペダル本体
22の各端部に位置している。特に、ペダル本体22
は、H形状の部材である(図2参照)。ペダル本体22
は、一方の回動ピン26を介して揺動自在に連結された
一方のクランプ部材24を備えた前方端部又は第1端部
と、他方の回動ピン26を介して揺動自在に連結された
他方のクランプ部材24を備えた後方端部又は第2端部
とを有している。
体22は、前記長手軸A回りの回転の為にペダル軸20
を受け入れる中央管状部36と、クランプ部材24を支
持するための一対の側部38とを備えている。ペダル本
体22は、好ましくは、アルミニウム合金等の軽量材料
で作製される。クランプ部材24の一つは、ペダル本体
22の各端部に位置している。特に、ペダル本体22
は、H形状の部材である(図2参照)。ペダル本体22
は、一方の回動ピン26を介して揺動自在に連結された
一方のクランプ部材24を備えた前方端部又は第1端部
と、他方の回動ピン26を介して揺動自在に連結された
他方のクランプ部材24を備えた後方端部又は第2端部
とを有している。
【0032】一対の側部38は、それぞれ、中央管状部
36から前方及び後方へ延びている。クランプ部材24
は、前記一対の側部38の間に位置している。回動ピン
をしっかりと受け入れ、該回動ピンにクランプ部材24
を揺動自在に連結する為に、回動孔40が側部38の各
端部に形成されている。ペダル本体22の内方側に位置
する側部38は、該側部から外方へ延びる管状部36の
一部を有している。
36から前方及び後方へ延びている。クランプ部材24
は、前記一対の側部38の間に位置している。回動ピン
をしっかりと受け入れ、該回動ピンにクランプ部材24
を揺動自在に連結する為に、回動孔40が側部38の各
端部に形成されている。ペダル本体22の内方側に位置
する側部38は、該側部から外方へ延びる管状部36の
一部を有している。
【0033】図2〜図4に良く示されるように、ペダル
本体22は、ペダル軸20の長手軸A回りに回転するよ
うに、前記ペダル軸20に回動自在に連結されている。
ペダル本体22は、図2に示されるように、前端部及び
後端部間に前後方向に沿って延びる中央長手軸Bを有し
ている。ペダル本体22の中央長手軸Bは、ペダル軸2
0の長手軸Aとほぼ直交している。クリート14を受け
入れ且つ支持する為のクリート受入領域が、ペダル本体
の各サイドに形成されている。より詳しくは、クリート
受入領域は、クランプ部材24の間で画されている。
本体22は、ペダル軸20の長手軸A回りに回転するよ
うに、前記ペダル軸20に回動自在に連結されている。
ペダル本体22は、図2に示されるように、前端部及び
後端部間に前後方向に沿って延びる中央長手軸Bを有し
ている。ペダル本体22の中央長手軸Bは、ペダル軸2
0の長手軸Aとほぼ直交している。クリート14を受け
入れ且つ支持する為のクリート受入領域が、ペダル本体
の各サイドに形成されている。より詳しくは、クリート
受入領域は、クランプ部材24の間で画されている。
【0034】クランプ部材24は、自転車用靴12のソ
ールをペダル10に取り付ける為に、自転車用靴12の
クリート14と選択的に係合する。クランプ部材24
は、回動ピン26を介して、ペダル本体22の端部に揺
動自在に連結されている。クランプ部材24は、平面視
略U字形状をなしており、その二つの開放端部はペダル
本体22における一対の側部38間に亘って延びる回動
ピン26(図6及び図7参照)によって、揺動自在に支
持されている。
ールをペダル10に取り付ける為に、自転車用靴12の
クリート14と選択的に係合する。クランプ部材24
は、回動ピン26を介して、ペダル本体22の端部に揺
動自在に連結されている。クランプ部材24は、平面視
略U字形状をなしており、その二つの開放端部はペダル
本体22における一対の側部38間に亘って延びる回動
ピン26(図6及び図7参照)によって、揺動自在に支
持されている。
【0035】図2及び図7に良く示されているように、
各付勢部材28は、好ましくは、一対の巻きばねによっ
て形成されるものとすることができる。付勢部材28を
構成する巻きばねは、回動ピン26に支持されたコイル
部を有し、後述するように、一端部がペダル本体22の
一部に係合され、他端部が付勢力調整機構30の一部に
係合されている。付勢部材28は、通常、クランプ部材
24を各回動ピン26回りにクリート解除位置からクリ
ート係合又は締結位置へ回転させる為に、前記クランプ
部材24を付勢している。言い換えると、付勢部材28
は、通常、クランプ部材24をクリート係合位置に維持
する。付勢部材28のクランプ部材24に対する保有付
勢力は、付勢力調整機構30によって調整される。
各付勢部材28は、好ましくは、一対の巻きばねによっ
て形成されるものとすることができる。付勢部材28を
構成する巻きばねは、回動ピン26に支持されたコイル
部を有し、後述するように、一端部がペダル本体22の
一部に係合され、他端部が付勢力調整機構30の一部に
係合されている。付勢部材28は、通常、クランプ部材
24を各回動ピン26回りにクリート解除位置からクリ
ート係合又は締結位置へ回転させる為に、前記クランプ
部材24を付勢している。言い換えると、付勢部材28
は、通常、クランプ部材24をクリート係合位置に維持
する。付勢部材28のクランプ部材24に対する保有付
勢力は、付勢力調整機構30によって調整される。
【0036】図8〜図15にクランプ部材24の一を示
す。なお、前記一方のクランプ部材及び他方のクランプ
部材は略同一とすることができ、図7に示すように、中
央回転軸を中心として点対称に配されている。クランプ
部材24の各々は、連結部50を有している。該連結部
50は、回動ピン26を介してクランプ部材24をペダ
ル本体22に連結させる為に、該連結部から外方に延び
る一対の足部52を有している。より詳しくは、クラン
プ部材24の足部52の各々は、回動ピン26を回動自
在に支持するブッシュ(図示せず)を受け入れる装着孔
54を有している。このように、各クランプ部材24
は、クリート締結位置とクリート解除位置との間で移動
すべく、それぞれの回動ピン26回りに揺動自在に支持
されている。各足部52は、さらに、停止部又はフラン
ジ58を有している。該停止部又はフランジ58は、ね
じ部材31の端部に係合し、付勢部材28によるクラン
プ部材24の回転移動を制限する。(図6参照)
す。なお、前記一方のクランプ部材及び他方のクランプ
部材は略同一とすることができ、図7に示すように、中
央回転軸を中心として点対称に配されている。クランプ
部材24の各々は、連結部50を有している。該連結部
50は、回動ピン26を介してクランプ部材24をペダ
ル本体22に連結させる為に、該連結部から外方に延び
る一対の足部52を有している。より詳しくは、クラン
プ部材24の足部52の各々は、回動ピン26を回動自
在に支持するブッシュ(図示せず)を受け入れる装着孔
54を有している。このように、各クランプ部材24
は、クリート締結位置とクリート解除位置との間で移動
すべく、それぞれの回動ピン26回りに揺動自在に支持
されている。各足部52は、さらに、停止部又はフラン
ジ58を有している。該停止部又はフランジ58は、ね
じ部材31の端部に係合し、付勢部材28によるクラン
プ部材24の回転移動を制限する。(図6参照)
【0037】各クランプ部材24は、前方クリート係合
部60と後方クリート係合部62とを有している。前方
クリート係合部60は連結部50の垂直方向一方側から
延びており、他方、後方クリート係合部62は連結部5
0の垂直方向他方側から延びている。前方クリート係合
部60はクリート14の前方部と係合し、他方、後方ク
リート係合部62はクリート14の後方部と係合する。
即ち、本実施の形態においては、前方に位置する一方の
クランプ部材24の前方クリート係合部60及び後方に
位置する他方のクランプ部材24の後方クリート係合部
62が、それぞれ、クリート14の前方部及び後方部と
係合するようになっている。各クランプ部材24の前方
クリート係合部60は、第1の方向を向く第1クリート
係合面64と、前記第1の方向と略反対方向である第2
の方向を向く第2クリート係合面66とを有している。
部60と後方クリート係合部62とを有している。前方
クリート係合部60は連結部50の垂直方向一方側から
延びており、他方、後方クリート係合部62は連結部5
0の垂直方向他方側から延びている。前方クリート係合
部60はクリート14の前方部と係合し、他方、後方ク
リート係合部62はクリート14の後方部と係合する。
即ち、本実施の形態においては、前方に位置する一方の
クランプ部材24の前方クリート係合部60及び後方に
位置する他方のクランプ部材24の後方クリート係合部
62が、それぞれ、クリート14の前方部及び後方部と
係合するようになっている。各クランプ部材24の前方
クリート係合部60は、第1の方向を向く第1クリート
係合面64と、前記第1の方向と略反対方向である第2
の方向を向く第2クリート係合面66とを有している。
【0038】第1クリート係合面64は、湾曲された停
止面68を有する膨出された中央フランジ67によって
形成されている。前記停止面68は、ペダル本体22に
対するクリート14の長手方向の動きを制限するために
クリート14と係合するものである。湾曲された停止面
68は、第1クリート係合面64と略直交するように延
びている。第2クリート係合面66は、一対の側部フラ
ンジ又は側部セクション69によって形成されている。
前記側部フランジ又は側部セクション69は、膨出され
た中央フランジ67の両側に配置されている。即ち、第
2クリート係合面66は、一対の側部フランジ又は側部
セクション69によって構成された,2つの離間セクシ
ョンを備えており、前記第1クリート係合面64は、前
記2つの離間セクションの間に位置している。第2クリ
ート係合面66を形成する側部フランジ又は側部セクシ
ョン69は、第1クリート係合面64よりも、ペダル本
体22の管状部36に近接されている。また、ペダル本
体22の管状部36とクリート14の底面との間には間
隙が存在している。好ましくは、ペダル本体22の管状
部とクリート14の底面との間に、約0.35mmの最低間隙
が存在するものとすることができる。
止面68を有する膨出された中央フランジ67によって
形成されている。前記停止面68は、ペダル本体22に
対するクリート14の長手方向の動きを制限するために
クリート14と係合するものである。湾曲された停止面
68は、第1クリート係合面64と略直交するように延
びている。第2クリート係合面66は、一対の側部フラ
ンジ又は側部セクション69によって形成されている。
前記側部フランジ又は側部セクション69は、膨出され
た中央フランジ67の両側に配置されている。即ち、第
2クリート係合面66は、一対の側部フランジ又は側部
セクション69によって構成された,2つの離間セクシ
ョンを備えており、前記第1クリート係合面64は、前
記2つの離間セクションの間に位置している。第2クリ
ート係合面66を形成する側部フランジ又は側部セクシ
ョン69は、第1クリート係合面64よりも、ペダル本
体22の管状部36に近接されている。また、ペダル本
体22の管状部36とクリート14の底面との間には間
隙が存在している。好ましくは、ペダル本体22の管状
部とクリート14の底面との間に、約0.35mmの最低間隙
が存在するものとすることができる。
【0039】第1及び第2クリート係合面64,66
は、好ましくは、ほぼ同一の平面内に位置し、互いに反
対方向を向くものとすることができる。より詳しくは、
第1クリート係合面64は、靴12のソール18から離
れるように下方を向いており、他方、第2クリート係合
面66は、靴12のソール18へ向かって上方を向いて
いる。第1及び第2クリート係合面64,66は、ペダ
ル本体12の管状部36回りにクリート14を保持す
る。
は、好ましくは、ほぼ同一の平面内に位置し、互いに反
対方向を向くものとすることができる。より詳しくは、
第1クリート係合面64は、靴12のソール18から離
れるように下方を向いており、他方、第2クリート係合
面66は、靴12のソール18へ向かって上方を向いて
いる。第1及び第2クリート係合面64,66は、ペダ
ル本体12の管状部36回りにクリート14を保持す
る。
【0040】図8,9及び11に良く示されているよう
に、後方クリート係合部62は、中央フランジ又は中央
部70と、一対の側部フランジ又は側部71を有してい
る。前方側に位置するクランプ部材24においては、側
部フランジ71は、中央フランジ70の平面より下方の
平面内に位置している。前述のように、一方のクランプ
部材24と他方クランプ部材24とは中央長手軸Aを基
準に点対称とされているから、言い換えると、後方に位
置するクランプ部材24においては、側部フランジ71
は、中央フランジ70の平面より上方の平面内に位置し
ている。後方に位置するクランプ部材24においては、
中央フランジ70上に、下方を向く第3クリート係合面
72が形成される。後方に位置するクランプ部材24の
後方クリート係合部62における前記第3クリート係合
面72は、前方に位置するクランプ部材24の第1クリ
ート係合部62の第1クリート係合面64と実質的に同
一方向を向くようになっている。
に、後方クリート係合部62は、中央フランジ又は中央
部70と、一対の側部フランジ又は側部71を有してい
る。前方側に位置するクランプ部材24においては、側
部フランジ71は、中央フランジ70の平面より下方の
平面内に位置している。前述のように、一方のクランプ
部材24と他方クランプ部材24とは中央長手軸Aを基
準に点対称とされているから、言い換えると、後方に位
置するクランプ部材24においては、側部フランジ71
は、中央フランジ70の平面より上方の平面内に位置し
ている。後方に位置するクランプ部材24においては、
中央フランジ70上に、下方を向く第3クリート係合面
72が形成される。後方に位置するクランプ部材24の
後方クリート係合部62における前記第3クリート係合
面72は、前方に位置するクランプ部材24の第1クリ
ート係合部62の第1クリート係合面64と実質的に同
一方向を向くようになっている。
【0041】クリート14と係合し、該クリート14の
ペダル本体22に対する長手方向の移動を制限する為
に、後方クリート係合部62の中央フランジ71には、
さらに、後述するように、湾曲された停止面73が形成
されている。前記湾曲停止面73は、前記第3クリート
係合面72と略直交する方向に延びている。湾曲形状の
第4クリート係合面75は、前記湾曲停止面73に対し
て傾斜されている。湾曲形状の第4クリート係合面75
はクリート14の一部と係合し、クリート14のそれ以
上の下方への移動を防止する。ペダル本体22の管状部
36とクリート14の底面との間には間隙が形成されて
いる。好ましくは、ペダル本体22の管状部とクリート
14の底面との間に、最低、約0.35mmの間隙が形成
されるものとすることができる。
ペダル本体22に対する長手方向の移動を制限する為
に、後方クリート係合部62の中央フランジ71には、
さらに、後述するように、湾曲された停止面73が形成
されている。前記湾曲停止面73は、前記第3クリート
係合面72と略直交する方向に延びている。湾曲形状の
第4クリート係合面75は、前記湾曲停止面73に対し
て傾斜されている。湾曲形状の第4クリート係合面75
はクリート14の一部と係合し、クリート14のそれ以
上の下方への移動を防止する。ペダル本体22の管状部
36とクリート14の底面との間には間隙が形成されて
いる。好ましくは、ペダル本体22の管状部とクリート
14の底面との間に、最低、約0.35mmの間隙が形成
されるものとすることができる。
【0042】側部フランジ71は、クリート14と係合
するように傾斜されたクリート案内面74を有してい
る。クリート案内面74は、クリート14をペダル10
から解除する為の案内部材を構成している。ペダル10
に対してクリート14をねじると、クリート14は、後
方に位置するクランプ部材24を付勢部材28の付勢力
に抗して後方へ揺動させる案内面74の一つに沿ってす
すむ。ペダル本体22は、回転長手軸Aを横切り、該ペ
ダル本体を2分割する中央面Cを有している。各クリー
ト案内面74は、第3クリート係合面72よりも、ペダ
ル本体22の中央面Cに近接して配置されている。クリ
ート案内面74は、第3クリート係合面72を画する平
面に対し、実質的に直交する平面内に位置されている。
するように傾斜されたクリート案内面74を有してい
る。クリート案内面74は、クリート14をペダル10
から解除する為の案内部材を構成している。ペダル10
に対してクリート14をねじると、クリート14は、後
方に位置するクランプ部材24を付勢部材28の付勢力
に抗して後方へ揺動させる案内面74の一つに沿ってす
すむ。ペダル本体22は、回転長手軸Aを横切り、該ペ
ダル本体を2分割する中央面Cを有している。各クリー
ト案内面74は、第3クリート係合面72よりも、ペダ
ル本体22の中央面Cに近接して配置されている。クリ
ート案内面74は、第3クリート係合面72を画する平
面に対し、実質的に直交する平面内に位置されている。
【0043】ペダル10の動作について、図1,図3,
図4及び図23〜図26を参照しつつ、簡単に説明す
る。自転車用靴12をペダル10に取り付ける際には、
靴の先端が、図1〜図4において前方に位置する第1ク
ランプ部材24の前方クリート係合部60に向かって前
方へ動かされ、これにより、クリート14の先端が第1
クランプ部材24に挿入される(図23〜図26参
照)。
図4及び図23〜図26を参照しつつ、簡単に説明す
る。自転車用靴12をペダル10に取り付ける際には、
靴の先端が、図1〜図4において前方に位置する第1ク
ランプ部材24の前方クリート係合部60に向かって前
方へ動かされ、これにより、クリート14の先端が第1
クランプ部材24に挿入される(図23〜図26参
照)。
【0044】クリート14の先端が、(図1〜図4にお
いて前方に位置する)第1クランプ部材24の前方クリ
ート係合部60に挿入されると、靴12の踵部に力が加
えられ、これにより、靴12がペダル10に向かって下
方へ押動される。この状態からさらに踵部が下方へ押動
されると、クリート14の後方端部は、(図1〜図4に
おいて後方に位置する)第2クランプ部材24の後方ク
リート係合部62をスプリング28の付勢力に抗して後
方へ回転させる。これにより、クリート14は、第1ク
ランプ部材24の前方クリート係合部60と第2クラン
プ部材24の後方クリート係合部62との間に滑らされ
る。クリート14が、一旦、2つのクリート係合部6
0,62の間に滑らされると、後方クリート係合部62
はスプリング28によって元の位置へ付勢される。後方
クリート係合部62の回転は、ペダル本体22の側部3
8に係合するフランジ58によって、停止される。その
結果、クリート14は、第1クランプ部材24のクリー
ト係合部60と第2クランプ部材24のクリート係合部
62との間に係合される(図4及び図5参照)。
いて前方に位置する)第1クランプ部材24の前方クリ
ート係合部60に挿入されると、靴12の踵部に力が加
えられ、これにより、靴12がペダル10に向かって下
方へ押動される。この状態からさらに踵部が下方へ押動
されると、クリート14の後方端部は、(図1〜図4に
おいて後方に位置する)第2クランプ部材24の後方ク
リート係合部62をスプリング28の付勢力に抗して後
方へ回転させる。これにより、クリート14は、第1ク
ランプ部材24の前方クリート係合部60と第2クラン
プ部材24の後方クリート係合部62との間に滑らされ
る。クリート14が、一旦、2つのクリート係合部6
0,62の間に滑らされると、後方クリート係合部62
はスプリング28によって元の位置へ付勢される。後方
クリート係合部62の回転は、ペダル本体22の側部3
8に係合するフランジ58によって、停止される。その
結果、クリート14は、第1クランプ部材24のクリー
ト係合部60と第2クランプ部材24のクリート係合部
62との間に係合される(図4及び図5参照)。
【0045】靴12がペダル10から外される際には、
靴12の踵部は外方へ少しねじられる。このねじれ動作
によって、後方クリート係合部62がスプリング28の
保有付勢力に抗して回転させられる。斯かるクリート1
4のペダル10に対するねじれ動作の間、クリート14
は案内面74の一つに沿って進み、クランプ部材24を
付勢部材28の付勢力に抗して後方へ揺動させる。クリ
ート14の十分なねじれによって、クリート14の後方
端部の係合が解除される。
靴12の踵部は外方へ少しねじられる。このねじれ動作
によって、後方クリート係合部62がスプリング28の
保有付勢力に抗して回転させられる。斯かるクリート1
4のペダル10に対するねじれ動作の間、クリート14
は案内面74の一つに沿って進み、クランプ部材24を
付勢部材28の付勢力に抗して後方へ揺動させる。クリ
ート14の十分なねじれによって、クリート14の後方
端部の係合が解除される。
【0046】図7を参照すると、付勢力調整機構30の
各々は、好ましくは、調整ボルト77及び調整ナット7
8を有している。調整ボルト77は、クランプ部材24
の孔90に回転自在に受け入れられている。さらに、調
整ナット78は、調整ボルト77に螺合し、且つ、付勢
部材28のスプリングの一端部と係合する一対のフラン
ジを有している。従って、調整ボルト77を回転させる
と、調整ナット78が調整ボルト77の軸に沿って軸線
方向に移動する。好ましくは、調整ボルト77の時計回
りの回転によってクランプ部材24に対する付勢部材又
はスプリング28の付勢力が増大し、他方、調整ボルト
77の反時計回りの回転によってクランプ部材24に対
する付勢部材又はスプリング28の付勢力が減少するも
のとすることができる。調整ナット78の耳部(tab)は
クランプ部材24の長溝又はスロット(slot)内に位置さ
れている。好ましくは、調整ナット78はクランプ部材
24の長溝を通して目視可能とすることができ、これに
より、調整ナット78は、使用者が付勢部材28によっ
てクランプ部材24に掛かる付勢力を判断する付勢力指
示器として機能する。これは、使用者が互いに等しい付
勢力を持つように一対のペダル10を調整することを容
易にする。
各々は、好ましくは、調整ボルト77及び調整ナット7
8を有している。調整ボルト77は、クランプ部材24
の孔90に回転自在に受け入れられている。さらに、調
整ナット78は、調整ボルト77に螺合し、且つ、付勢
部材28のスプリングの一端部と係合する一対のフラン
ジを有している。従って、調整ボルト77を回転させる
と、調整ナット78が調整ボルト77の軸に沿って軸線
方向に移動する。好ましくは、調整ボルト77の時計回
りの回転によってクランプ部材24に対する付勢部材又
はスプリング28の付勢力が増大し、他方、調整ボルト
77の反時計回りの回転によってクランプ部材24に対
する付勢部材又はスプリング28の付勢力が減少するも
のとすることができる。調整ナット78の耳部(tab)は
クランプ部材24の長溝又はスロット(slot)内に位置さ
れている。好ましくは、調整ナット78はクランプ部材
24の長溝を通して目視可能とすることができ、これに
より、調整ナット78は、使用者が付勢部材28によっ
てクランプ部材24に掛かる付勢力を判断する付勢力指
示器として機能する。これは、使用者が互いに等しい付
勢力を持つように一対のペダル10を調整することを容
易にする。
【0047】図16〜図22を参照すると、自転車用靴
のクリート14は、主として、中央取付部100と、該
取付部100の一端部から延びる第1結合部又は結合部
材102と、前記取付部100の他端部から延びる第2
結合部又は結合部材104とを備えている。本実施の形
態においては、第1結合部又は第1結合部材102は前
方クリート係合部60と係合する前方結合部材とされ、
他方、第2結合部又は第2結合部材104は後方クリー
ト係合部62と係合する後方結合部材とされている。
のクリート14は、主として、中央取付部100と、該
取付部100の一端部から延びる第1結合部又は結合部
材102と、前記取付部100の他端部から延びる第2
結合部又は結合部材104とを備えている。本実施の形
態においては、第1結合部又は第1結合部材102は前
方クリート係合部60と係合する前方結合部材とされ、
他方、第2結合部又は第2結合部材104は後方クリー
ト係合部62と係合する後方結合部材とされている。
【0048】前記取付部100は、靴12のソール18
と係合する為に第1の方向を向く上方ソール面と、前記
第1方向と実質的に反対方向の第2方向を向く下方ペダ
ル面とを備えている。好ましくは、取付部100及び結
合部102,104は、適当な剛性物質によって形成さ
れる,一体部材又は単一部材のような一体成型品とする
ことができる。
と係合する為に第1の方向を向く上方ソール面と、前記
第1方向と実質的に反対方向の第2方向を向く下方ペダ
ル面とを備えている。好ましくは、取付部100及び結
合部102,104は、適当な剛性物質によって形成さ
れる,一体部材又は単一部材のような一体成型品とする
ことができる。
【0049】取付部100は、比較的、慣用な手段を用
いて、自転車用靴12のソールにクリート14を固着す
る1又は複数の締結部材を受け入れる為の孔又はスロッ
ト103を有している。クリート14のソール18への
相互連結は当該技術分野において比較的良く知られてい
る事項であり、従って、斯かる相互連結に関しては詳細
には説明又は描写しない。
いて、自転車用靴12のソールにクリート14を固着す
る1又は複数の締結部材を受け入れる為の孔又はスロッ
ト103を有している。クリート14のソール18への
相互連結は当該技術分野において比較的良く知られてい
る事項であり、従って、斯かる相互連結に関しては詳細
には説明又は描写しない。
【0050】第1結合部又は前方結合部102は、湾曲
停止面106及び第1結合面107を有する前方突出部
105を備えている。第1結合部又は前方結合部102
は、さらに、第2結合面108を有する側部を備えてい
る。第1結合面107は靴12のソール18の方向を向
いており、他方、第2結合面108はペダル本体22に
向かう略反対方向を向いている。第1結合面107は取
付部100の上方ペダル面と下方ペダル面との間に位置
している。好ましくは、第1結合面107及び第2結合
面108は、略同一平面内に位置するものとすることが
できる。
停止面106及び第1結合面107を有する前方突出部
105を備えている。第1結合部又は前方結合部102
は、さらに、第2結合面108を有する側部を備えてい
る。第1結合面107は靴12のソール18の方向を向
いており、他方、第2結合面108はペダル本体22に
向かう略反対方向を向いている。第1結合面107は取
付部100の上方ペダル面と下方ペダル面との間に位置
している。好ましくは、第1結合面107及び第2結合
面108は、略同一平面内に位置するものとすることが
できる。
【0051】前方結合部102は、取付部100の前端
部から延びる第1結合部材を形成している。前方結合部
102は、第1クランプ部材24の前方クリート係合部
60と係合するように構成された突出部105を備えて
いる。突出部105の湾曲停止面106は、第1結合面
107及び第2結合面108に対し略直交する方向に延
びている。第1結合面107及び第2結合面108は、
前述のように、好ましくは、前記第1クランプ部材24
の前方クリート係合部60の第1クリート係合面64及
び第2クリート係合面66と係合するように構成された
ほぼ平坦な平面とすることができる。第1結合面107
は、湾曲停止面106に沿って湾曲するほぼ平坦又は平
面状の表面である。第2結合面108は、2つのセクシ
ョンを有する分割表面である。第1結合面107は、第
2結合面108間に位置している。第1結合面107
は、第2結合面108より、取付部100から離間して
いる。
部から延びる第1結合部材を形成している。前方結合部
102は、第1クランプ部材24の前方クリート係合部
60と係合するように構成された突出部105を備えて
いる。突出部105の湾曲停止面106は、第1結合面
107及び第2結合面108に対し略直交する方向に延
びている。第1結合面107及び第2結合面108は、
前述のように、好ましくは、前記第1クランプ部材24
の前方クリート係合部60の第1クリート係合面64及
び第2クリート係合面66と係合するように構成された
ほぼ平坦な平面とすることができる。第1結合面107
は、湾曲停止面106に沿って湾曲するほぼ平坦又は平
面状の表面である。第2結合面108は、2つのセクシ
ョンを有する分割表面である。第1結合面107は、第
2結合面108間に位置している。第1結合面107
は、第2結合面108より、取付部100から離間して
いる。
【0052】湾曲停止面106は、第1クランプ部材2
4の湾曲停止面68と係合し、ペダル本体22に対する
クリート14の前方への移動を防止するように構成され
ている。湾曲停止面68,106は共に、クリート14
がペダル本体22から解除される際の揺動支点として機
能する。
4の湾曲停止面68と係合し、ペダル本体22に対する
クリート14の前方への移動を防止するように構成され
ている。湾曲停止面68,106は共に、クリート14
がペダル本体22から解除される際の揺動支点として機
能する。
【0053】第2又は後方結合部104は、取付部10
0の第2端部から延びており、且つ、第1結合部102
の第1結合面107とほぼ同一方向を向く一対の第3結
合面110を有する突出部109を備えている。後方結
合部104の第3結合面110は、第2クランプ部材2
4の後方クリート係合部62の第3クリート係合面72
に係合し、クランプ部材24と共働してペダル本体20
にクリート14を固定する。後方結合部104の第3結
合面110は、好ましくは、略平坦な平面状表面とされ
る。
0の第2端部から延びており、且つ、第1結合部102
の第1結合面107とほぼ同一方向を向く一対の第3結
合面110を有する突出部109を備えている。後方結
合部104の第3結合面110は、第2クランプ部材2
4の後方クリート係合部62の第3クリート係合面72
に係合し、クランプ部材24と共働してペダル本体20
にクリート14を固定する。後方結合部104の第3結
合面110は、好ましくは、略平坦な平面状表面とされ
る。
【0054】後方結合部104は、さらに、湾曲された
又は傾斜された傾斜(ramp)面114を有している。前記
傾斜面114は、クリート14がペダル本体22へ結合
される際に、図1〜図4において後方に位置する第2ク
ランプ部材24の後方クリート係合部62に係合するよ
うに構成されている。特に、傾斜面114は、クリート
14のペダル本体22に対する下方への相対移動の間、
第2クランプ部材24を基準クリート係合位置からクリ
ート解除位置へ向かって下方へ回転させるように構成さ
れている。
又は傾斜された傾斜(ramp)面114を有している。前記
傾斜面114は、クリート14がペダル本体22へ結合
される際に、図1〜図4において後方に位置する第2ク
ランプ部材24の後方クリート係合部62に係合するよ
うに構成されている。特に、傾斜面114は、クリート
14のペダル本体22に対する下方への相対移動の間、
第2クランプ部材24を基準クリート係合位置からクリ
ート解除位置へ向かって下方へ回転させるように構成さ
れている。
【0055】後方結合部104は、さらに、ペダル本体
22に連結されている際のクリート14の該ペダル本体
22に対する後方への相対移動を防止する為に、湾曲停
止面73と係合する湾曲停止面115を有している。湾
曲停止面115から外方且つ上方に向かって、突起11
6が延びている。該突起116は、図6及び図23〜図
26に示されるように、湾曲停止面73上の中央フラン
ジ70の湾曲クリート係合面75と係合する。斯かる突
起116の湾曲クリート係合面75への係合は、クリー
ト14のペダル本体22に対する下方への相対移動を制
限する。従って、ペダル本体22の管状部36とクリー
ト14の底面との間には、間隙が形成される。
22に連結されている際のクリート14の該ペダル本体
22に対する後方への相対移動を防止する為に、湾曲停
止面73と係合する湾曲停止面115を有している。湾
曲停止面115から外方且つ上方に向かって、突起11
6が延びている。該突起116は、図6及び図23〜図
26に示されるように、湾曲停止面73上の中央フラン
ジ70の湾曲クリート係合面75と係合する。斯かる突
起116の湾曲クリート係合面75への係合は、クリー
ト14のペダル本体22に対する下方への相対移動を制
限する。従って、ペダル本体22の管状部36とクリー
ト14の底面との間には、間隙が形成される。
【0056】第3結合面110の側縁部117は、第2
クランプ部材24の側部フランジ71の傾斜案内面74
と係合する。クリート14のペダル10に対するねじれ
動作の間、クリート14の側縁部117は傾斜案内面7
4の一方に沿って移動し、且つ、突起116は第4クリ
ート係合面75に沿って移動し、これにより、クランプ
部材24が付勢部材28の付勢力に抗して後方へ揺動さ
せられる。
クランプ部材24の側部フランジ71の傾斜案内面74
と係合する。クリート14のペダル10に対するねじれ
動作の間、クリート14の側縁部117は傾斜案内面7
4の一方に沿って移動し、且つ、突起116は第4クリ
ート係合面75に沿って移動し、これにより、クランプ
部材24が付勢部材28の付勢力に抗して後方へ揺動さ
せられる。
【0057】クリート14をペダル10に結合させる
際、操縦者が、ペダル本体22に足を掛けると、クラン
プ部材24が自転車用靴12のソールに固着されたクリ
ート14を自動的に把持する。付勢力調整機構30は、
ステップ−インペダル10からクリート14を解除する
際に要求される力を変化させる為に、調整され得る。
際、操縦者が、ペダル本体22に足を掛けると、クラン
プ部材24が自転車用靴12のソールに固着されたクリ
ート14を自動的に把持する。付勢力調整機構30は、
ステップ−インペダル10からクリート14を解除する
際に要求される力を変化させる為に、調整され得る。
【0058】より詳しくは、自転車用靴をクリート14
を介してステップ−インペダル10に取り付ける際、操
縦者は靴12をペダル本体に対し斜め下方且つ前方へ移
動させ、これにより、クリート14の前端部又は突出部
105がペダル本体22の第1クランプ部材24の前方
クリート係合部60に係合する。一旦、クリート14の
前端部が第1クランプ部材24の前方クリート係合部6
0と係合すると、操縦者は、クリート14の後端部を、
ペダル本体22の第2クランプ部材24の後方クリート
係合部62と当接させるように位置させる。これによ
り、傾斜面114が後方クリート係合部62の傾斜面と
係合する。この状態において、操縦者は、靴12をペダ
ル10に向かって下方に押圧し、第2クランプ部材24
の後端部を付勢部材28の付勢力に抗してクリート解除
位置まで下方へ回動させる。その後、クリート14の後
端部は、第2クランプ部材24の後方係合部62の背面
と向き合う位置に挿入される。そして、第2クランプ部
材24は、付勢部材28の付勢力を受けて戻され、該第
2クランプ部材24の後方係合部62がクリート14の
後端部と係合する。この係合が、クリート14を介して
自転車用靴をペダル10に固定させる。
を介してステップ−インペダル10に取り付ける際、操
縦者は靴12をペダル本体に対し斜め下方且つ前方へ移
動させ、これにより、クリート14の前端部又は突出部
105がペダル本体22の第1クランプ部材24の前方
クリート係合部60に係合する。一旦、クリート14の
前端部が第1クランプ部材24の前方クリート係合部6
0と係合すると、操縦者は、クリート14の後端部を、
ペダル本体22の第2クランプ部材24の後方クリート
係合部62と当接させるように位置させる。これによ
り、傾斜面114が後方クリート係合部62の傾斜面と
係合する。この状態において、操縦者は、靴12をペダ
ル10に向かって下方に押圧し、第2クランプ部材24
の後端部を付勢部材28の付勢力に抗してクリート解除
位置まで下方へ回動させる。その後、クリート14の後
端部は、第2クランプ部材24の後方係合部62の背面
と向き合う位置に挿入される。そして、第2クランプ部
材24は、付勢部材28の付勢力を受けて戻され、該第
2クランプ部材24の後方係合部62がクリート14の
後端部と係合する。この係合が、クリート14を介して
自転車用靴をペダル10に固定させる。
【0059】クリート係合位置において、クリート14
の前方結合部102及び後方結合部104は所定位置に
保持され、垂直方向の移動が防止される。即ち、第1ク
リート係合面64が第1結合面106に当接し、且つ、
第2クリート係合面66が第2結合面108に当接す
る。第2クランプ部材24の第3クリート係合面72
は、クリート14の後方結合部の第3結合面110及び
突起116に当接し、クリート14の後方結合部104
をペダル本体22に固着させる。
の前方結合部102及び後方結合部104は所定位置に
保持され、垂直方向の移動が防止される。即ち、第1ク
リート係合面64が第1結合面106に当接し、且つ、
第2クリート係合面66が第2結合面108に当接す
る。第2クランプ部材24の第3クリート係合面72
は、クリート14の後方結合部の第3結合面110及び
突起116に当接し、クリート14の後方結合部104
をペダル本体22に固着させる。
【0060】靴12をペダル10から解除する際、操縦
者は、主として、靴12をペダル10の軸Bに直交又は
略直交する軸回りに回転させる。この回動操作の結果と
して、第2クランプ部材24は、スプリング28の付勢
力に抗してクリート解除位置まで揺動され、靴12がペ
ダル10から解除される。斯かる揺動又はねじれ動作の
際、クリート14の湾曲停止面115は中央フランジ7
0の湾曲停止面73に沿って摺動する。この摺動動作の
間、クリート14の後方結合部材104は第2クランプ
部材24を押圧する。クリート14の後方結合部材10
4が中央フランジ70の湾曲停止面73の角部又は端部
に到達すると、クリート14の両第3結合面110は第
2クランプ部材24から完全に解除される。これと同時
に、側部フランジ71のクリート案内面74は、クリー
ト14の側縁部117によって押し上げられる。クラン
プ部材24のクリート案内面74は、クリート14のペ
ダル10からの解除を補助する為に、クリート14のね
じれ動作の終端で、クリート14の側縁部117と係合
する。従って、操縦者は、容易に、ペダル10から足を
外すことができる。
者は、主として、靴12をペダル10の軸Bに直交又は
略直交する軸回りに回転させる。この回動操作の結果と
して、第2クランプ部材24は、スプリング28の付勢
力に抗してクリート解除位置まで揺動され、靴12がペ
ダル10から解除される。斯かる揺動又はねじれ動作の
際、クリート14の湾曲停止面115は中央フランジ7
0の湾曲停止面73に沿って摺動する。この摺動動作の
間、クリート14の後方結合部材104は第2クランプ
部材24を押圧する。クリート14の後方結合部材10
4が中央フランジ70の湾曲停止面73の角部又は端部
に到達すると、クリート14の両第3結合面110は第
2クランプ部材24から完全に解除される。これと同時
に、側部フランジ71のクリート案内面74は、クリー
ト14の側縁部117によって押し上げられる。クラン
プ部材24のクリート案内面74は、クリート14のペ
ダル10からの解除を補助する為に、クリート14のね
じれ動作の終端で、クリート14の側縁部117と係合
する。従って、操縦者は、容易に、ペダル10から足を
外すことができる。
【0061】クランプ部材24のクリート案内面74及
びクリート14の側縁部117は、クリート14及びク
ランプ部材を上方へ持ち上げるように機能し、これによ
り、操縦者は容易に足を外すことができる。
びクリート14の側縁部117は、クリート14及びク
ランプ部材を上方へ持ち上げるように機能し、これによ
り、操縦者は容易に足を外すことができる。
【0062】本発明を説明する為に1つの実施の形態の
みを選択したが、本開示に接した当業者にとって、特許
請求の範囲により画される発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の変化又は変形が可能であることは明ら
かであろう。さらに、本発明に係る前述した実施の形態
は、本発明を説明する為のみのものであり、特許請求の
範囲及その均等範囲によって画される発明の範囲を制限
するものではない。
みを選択したが、本開示に接した当業者にとって、特許
請求の範囲により画される発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の変化又は変形が可能であることは明ら
かであろう。さらに、本発明に係る前述した実施の形態
は、本発明を説明する為のみのものであり、特許請求の
範囲及その均等範囲によって画される発明の範囲を制限
するものではない。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る自転車用クリートによれ
ば、汚れた環境又は泥だらけの環境下においても、自転
車ペダルと有効に共働することができる。本発明の一態
様によれば、自転車ペダル上で支持される。又、本発明
の一態様によれば、自転車ペダルとの解除動作が向上さ
れる。又、本発明の一態様によれば、製造コストが比較
的安価な自転車クリートが提供される。
ば、汚れた環境又は泥だらけの環境下においても、自転
車ペダルと有効に共働することができる。本発明の一態
様によれば、自転車ペダル上で支持される。又、本発明
の一態様によれば、自転車ペダルとの解除動作が向上さ
れる。又、本発明の一態様によれば、製造コストが比較
的安価な自転車クリートが提供される。
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る右側
の自転車用クリップレスペダルに、クリートを介して自
転車用靴を取り付けた状態の正面図である。
の自転車用クリップレスペダルに、クリートを介して自
転車用靴を取り付けた状態の正面図である。
【図2】図2は、図1に示す右側の自転車用ペダルの平
面図である。
面図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示す右側の自転車用ペ
ダルの正面図である。
ダルの正面図である。
【図4】図4は、図1〜図3に示す右側の自転車用ペダ
ルの背面図である。
ルの背面図である。
【図5】図5は、図4におけるV-V線に沿った右側ペダ
ルの縦断面図である。
ルの縦断面図である。
【図6】図6は、図2におけるVII-VII線に沿った右側
ペダルの一部縦断面図である。
ペダルの一部縦断面図である。
【図7】図7は、図2におけるVII-VII線に沿った右側
ペダルの縦断面図である。
ペダルの縦断面図である。
【図8】図8は、図1〜図7に示すクランプ部材の一つ
を前方クリート係合部に沿って内側から視た外観図であ
る。
を前方クリート係合部に沿って内側から視た外観図であ
る。
【図9】図9は、図1〜図7に示すクランプ部材の一つ
を後方クリート係合部に沿って内側から視た外観図であ
る。
を後方クリート係合部に沿って内側から視た外観図であ
る。
【図10】図10は、図8に示すクランプ部材の平面図
である。
である。
【図11】図11は、図10におけるXI-XI線に沿った
クランプ部材の縦断面図である。
クランプ部材の縦断面図である。
【図12】図12は、図8に示すクランプ部材の側面図
である。
である。
【図13】図13は、図12におけるX矢視図である。
【図14】図14は、図8に示すクランプ部材の底面図
である。
である。
【図15】図15は、図12におけるY矢視図である。
【図16】図16は、図1〜図7に示す自転車用ペダル
と共働するクリートの平面図である。
と共働するクリートの平面図である。
【図17】図17は、図16に示すクリートの底面図で
ある。
ある。
【図18】図18は、図16に示すクリートの側面図で
ある。
ある。
【図19】図19は、図16におけるXIX-XIX線に沿っ
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図20】図20は、図16に示すクリートを後方結合
部から視た外観図である。
部から視た外観図である。
【図21】図21は、図16に示すクリートを前方結合
部から視た外観図である。
部から視た外観図である。
【図22】図22は、図16に示すクリートにおける後
方結合部の一部拡大平面図である。
方結合部の一部拡大平面図である。
【図23】図23は、図1〜図7に示す自転車用ペダル
におけるクランプ部材の前方クリート係合部と係合する
クリートの前方結合部の一部拡大平面図である。
におけるクランプ部材の前方クリート係合部と係合する
クリートの前方結合部の一部拡大平面図である。
【図24】図24は、図1〜図7に示す自転車用ペダル
におけるクランプ部材の後方クリート係合部と係合する
クリートの後方結合部の一部拡大平面図である。
におけるクランプ部材の後方クリート係合部と係合する
クリートの後方結合部の一部拡大平面図である。
【図25】図25は、図1〜図7に示す自転車用ペダル
におけるクランプ部材と係合するクリートの模式図であ
る。
におけるクランプ部材と係合するクリートの模式図であ
る。
【図26】図26は、図25に示すと同様のクランプ部
材及びクリートの模式図であり、ねじり力が掛けられた
後の状態を示している。
材及びクリートの模式図であり、ねじり力が掛けられた
後の状態を示している。
【図27】図27は、図25及び図26と同様のクラン
プ部材及びクリートの模式図であり、図26に示す状態
からさらにねじり力が掛けられた状態を示している。
プ部材及びクリートの模式図であり、図26に示す状態
からさらにねじり力が掛けられた状態を示している。
【図28】図28は、図25〜図27と同様のクランプ
部材及びクリートの模式図であり、図27に示す状態か
らさらにねじり力が掛けられた状態を示している。
部材及びクリートの模式図であり、図27に示す状態か
らさらにねじり力が掛けられた状態を示している。
10 ペダル 14 クリート 16 クランクアーム 20 ペダル軸 22 ペダル本体 24 クランプ部材 26 回動ピン 28 付勢部材 30 付勢力調整機構 64 第1クリート係合面 66 第2クリート係合面
Claims (9)
- 【請求項1】 自転車靴を自転車ペダルに着脱自在に連
結させる自転車用クリートであって、 第1端部,第2端部,第1方向を向く上方ソール面,及
び前記第1方向と略反対の第2方向を向く下方ペダル面
を有する取付部と、 前記上方ソール面と下方ペダル面との間に位置し且つ前
記第1方向を向く第1結合面,及び前記第2方向を向く
第2結合面を有し、前記第1端部から延びる第1結合部
と、 前記第1方向を向く一対の第3結合面,該一対の第3結
合面の間に配された中央停止面,及び該中央停止面から
外方へ延びる突起を有し、前記第2端部から延びる第2
結合部とを備えていることを特徴とする自転車用クリー
ト。 - 【請求項2】 前記第3結合面に沿って配され且つ該第
3結合面に対し傾斜して延びる一対の案内面を、さら
に、備えていることを特徴とする請求項1に記載の自転
車用クリート。 - 【請求項3】 前記案内面は、ペダルのクリート案内部
材と係合する為に、前記中央停止面から、前記突起に対
して離間する方向に沿って、外方に延びていることを特
徴とする請求項2に記載の自転車用クリート。 - 【請求項4】 前記取付部,第1結合部,及び第2結合
部は、単一の一体成形部材として形成されていることを
特徴とする請求項1から3の何れかに記載の自転車用ク
リート。 - 【請求項5】 前記第2結合面は2つのセクションから
なり、 前記第1結合面は該2つのセクションの間に位置してい
ることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の自
転車用クリート。 - 【請求項6】 前記第1及び第2結合面は、略同一平面
内に位置していることを特徴とする請求項1から5の何
れかに記載の自転車用クリート。 - 【請求項7】 前記第1結合面は、前記取付部から、第
2結合面より離間されていることを特徴とする請求項1
から6の何れかに記載の自転車用クリート。 - 【請求項8】 前記第1及び第2結合部は、それぞれ、
前記第1,第2及び第3結合面と略直交する方向に延び
る停止面を有していることを特徴とする請求項1から7
の何れかに記載の自転車用クリート。 - 【請求項9】 前記第2結合部は、傾斜されたランプ面
を有していることを特徴とする請求項1から8の何れか
に記載の自転車用クリート。
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