JP3184172B2 - 自転車ペダル - Google Patents

自転車ペダル

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JP3184172B2
JP3184172B2 JP02605299A JP2605299A JP3184172B2 JP 3184172 B2 JP3184172 B2 JP 3184172B2 JP 02605299 A JP02605299 A JP 02605299A JP 2605299 A JP2605299 A JP 2605299A JP 3184172 B2 JP3184172 B2 JP 3184172B2
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M3/00Construction of cranks operated by hand or foot
    • B62M3/08Pedals
    • B62M3/086Attachments between shoe and pedal other than toe clips, e.g. cleats
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2164Cranks and pedals
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車ペダル、特
にクリップレスペダル本体を包囲するケージを備えて、
自転車用靴のクリートをクリップレスペダル本体に取り
付けても、取り付けなくても、ライダーの靴をペダルと
係合させることができるようにした自転車ペダルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、娯楽、オフロード走行、ロー
ドレース等の特殊目的用に自転車ペダルが設計されてい
る。人気が高まっている自転車ペダルの1つの形式は、
自転車用靴の靴底に取り付けられたクリートと解放可能
に係合する踏み込み式すなわちクリップレスペダルであ
る。クリップレスペダルは、自転車のクランクに取り付
けることができるペダルスピンドルと、このペダルスピ
ンドル上に回転可能に支持されたペダル本体と、クリー
トの前後部分と係合するようにペダル本体のいずれかの
側部または両側部に固定された1対の前後クリートクラ
ンプ部材を備えた少なくとも1つのクリート係合機構を
含む。この形式の自転車ペダルでは、ライダーがペダル
を踏みつけると、クリート係合機構が靴の底に取り付け
られたクリートを自動的に把持する。
【0003】すなわち、靴をクリートで踏み込み式ペダ
ルに取り付ける時、ライダーは靴をペダル本体に対して
斜め前方下向きに移動させることによって、クリートの
前端部がペダル本体の前フックすなわちクランプ部材と
係合する。クリートの前端部がペダル本体の前フックと
係合した後、ライダーはクリートの後端部をペダル本体
の後フックすなわちクランプ部材のガイド部分と接触す
る位置に置く。この位置において、ライダーは靴を下方
へペダルに押し付けると、後フックすなわちクランプ部
材が最初にばねの力に逆らって後方へ回動することによ
って、後フックすなわちクランプ部材がクリート解放位
置へ回動する。そこで、クリートの後端部を後フックす
なわちクランプ部材の背面と向き合う位置に入れる。す
ると、後フックすなわちクランプ部材が付勢部材すなわ
ちばねの力で戻るため、後フックすなわちクランプ部材
がクリートの後端部と係合する。この係合により、ライ
ダーの靴がクリートを介してペダルに固定される。
【0004】靴をペダルから解放する時は、ライダーは
一般的にクリートの前端部をピボット点として利用し
て、靴をペダルのトレッドに直交またはほぼ直交する軸
線回りに回転させる。この回動作用の結果、後フックす
なわちクランプ部材がばねの力に逆らってクリート解放
位置へ後向きに回動することによって、靴が解放され
る。踏み込み式ペダルを道路走行用自転車に使用する
時、ペダルには一般的に1つのクランプアセンブリが設
けられているだけであるので、ライダーの靴はペダルの
2側部の一方に連結できるだけである。反対に、オフロ
ードまたはマウンテンバイクは一般的に1対のクランプ
アセンブリを備えているため、ライダーの靴をペダルの
各側に固定することができる。いずれの場合も、ペダル
をできる限り小型軽量化することが望ましい。
【0005】ほとんどのクリップレスペダルにおける1
つの問題は、それらが非常に小さいため、ペダル本体の
非常に小さい部分がライダーの靴と係合するだけである
点にある。すなわち、ペダル本体は、クリート係合機構
の両側にトレッド表面を備えている。ペダル本体は、軽
量化のために一般的にできる限り小さく形成されている
ため、このトレッド表面はわずかな表面積しか備えてい
ない。この形式のクリップレスペダルの場合、クリート
クランプがクリートクランプ部材に係合している時、靴
とペダルは一定の係合状態にあるため、ペダルを踏む力
をペダルに効果的に伝達することができる。その結果、
クリップレスペダルは、ロードレースおよびマウンテン
バイクレースに使用されるレーシング用自転車に広く使
用されている。
【0006】この形式のクリップレスペダルの場合、靴
およびペダルがクリートクランプ部材の周りで左右に緩
い場合、ライダーの足が左右にぐらつき、ライダーのペ
ダルを踏む力がペダルに効果的に伝達されない。したが
って、靴底のゴム部分をクリートの左右でペダル本体に
設けられたトレッド表面と接触させることによって、靴
とペダルの間の左右の緩みを最小限に抑えなければなら
ない。上記の従来構造は、靴の左右の緩みを防ぐために
靴底のゴム部分をわずかな表面積しかないトレッド表面
と接触させるだけである。したがって、接触長さは最小
であり、左右の緩みを適当に防ぐことは困難である。さ
らに、靴底のトレッド表面と接触する部分は、ライダー
が歩く時に地面と接触する部分と同じであるため、それ
は摩耗しやすく、靴底のこの部分が摩耗した時、トレッ
ド表面と靴底は均一に接触できなくなるため、靴および
ペダル間の緩みを防ぐことが困難になる。
【0007】最近では、マウンテンバイク用のダウンヒ
ルレース、ダブルスラロームレース、クロスカントリー
レースおよび他のそのようなオフロードレースや、BM
X(バイシクル・モトクロス)が広く企画されている。
この形式のオフロードレースでは、ロードレースとは異
なって、ライダーは未舗装のトラックを走破する。さら
に、この形式のオフロードレースでは、足をコーナリン
グでペダルから離し、コーナーを抜けた後にペダルに載
せ直す動作を繰り返さなければならない。残念ながら、
レースは未舗装の道路で行われるので、泥がペダルに付
着して、クリートクランプ部材を詰まらせやすい。クリ
ートクランプ部材に泥が詰まると、クリートがクリート
クランプ部材と係合できなくなるため、靴をペダルに取
り付けることができない。
【0008】泥の詰まりのためにクリートをクリートク
ランプ部材と係合させることができない時、またはライ
ダーの足をペダルから頻繁に外す時、ライダーはクリー
トをクリートクランプ部材に完全に係合させてない状態
でペダルを踏まなければならない場合が多い。しかし、
上記の従来のクリップレスペダルのペダル本体は一般的
にできる限り小型化され、トレッドの表面積がわずかで
あるため、クリートがクリートクランプ部材と係合して
いない時、ライダーの足はペダルから滑って離れるであ
ろう。その結果、ライダーのペダルを踏む力がペダルに
効果的に伝達されず、自転車の速度が落ちる。速度低下
はレーサーにとって決定的な問題である。したがって、
この種類のオフロードレースにおいて、ペダルに泥が詰
まるか、靴を頻繁にペダルから離し、また載せ直すこと
が予想される時、クリップレスペダルではなく通常の両
面ペダルを用いるライダーが多くなっている。そのよう
なペダルはクリート係合機構を備えていないが、ぬかる
み状態で靴をしっかり把持することができる。しかし、
いずれの場合も、ペダルを踏んで自転車を進ませるため
の最適な装置が提供されていない。
【0009】踏み込み式すなわちクリップレスペダルを
そのようなぬかるみ状態で使用できるようにするために
は、クリートがクリートクランプ部材と係合していない
時でもライダーがペダルを安定的に踏むことができるよ
うにしなければならない。これを達成するために考えら
れる1つの手段として、ヨーロッパ特許出願第753、
453号および第753,454号に開示されているよ
うに、クリートクランプ部材の外側を包囲するように広
いトレッドケージをペダルに設けて、広いトレッド表面
が靴底と接触できるようにすることがある。しかし、マ
ウンテンバイク用の靴は、歩き心地をよくするためにク
リートが靴底に引っ込めて作られている点で、ロードレ
ース用の靴とは異なっている。このため、広いトレッド
ゲージをクリート係合機構の外側の周囲に設けた場合、
クリートをクリート係合部材と係合させる時に、トレッ
ドケージが靴底とぶつかって邪魔になるであろう。この
ため、靴の係合方向が限定される。したがって、靴を係
合方向以外の方向から挿入した時、泥の詰まり等がない
場合でも、クリートをクリートクランプ機構と迅速に再
係合させることが困難であろう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の点から、ぐらつ
きを抑えるクリップレス自転車ペダルが必要とされてい
ることは明らかである。さらに、自転車用靴の様々なタ
イプの靴底に合わせることができる自転車ペダルが必要
とされている。本発明は、当該技術のこれらの必要性と
共に、本開示を読めば当該技術の専門家に明らかになる
他の必要性に取り組むものである。
【0011】本発明の1つの目的は、踏み込み式ペダル
本体をそれに対して調節可能なケージで少なくとも部分
的に包囲した自転車ペダルを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は基本的に、自
転車用靴に固定されたクリートに取り付けられる自転車
ペダルであって、長手方向回転中心軸線を有するペダル
シャフトと、ペダルシャフトに回転可能に連結されてお
り、第1側部に第1クリート係合機構を連結したペダル
本体と、ペダル本体に連結された第1トレッド表面を有
するケージと、第1トレッド表面および第1クリート係
合機構間の相対角位置を変化させるためにペダル本体お
よびケージ間に連結された調節機構を含む自転車ペダル
を提供することによって達成される。
【0013】本発明はまた、自転車用靴に固定されたク
リートに取り付けられる自転車ペダルであって、長手方
向回転中心軸線を有するペダルシャフトと、自転車用靴
のクリートに取り付けられるようにペダルシャフトに回
転可能に連結された第1ペダル部材と、自転車用靴の靴
底部分と係合するように第1ペダル部材に移動可能に連
結された第2ペダル部材と、第1および第2ペダル手段
相互の相対角位置を調節する調節手段を含む自転車ペダ
ルを提供することによっても実施できる。
【0014】本発明はさらに、自転車用靴に固定された
クリートに取り付けられる自転車ペダルであって、長手
方向回転中心軸線を有するペダルシャフトと、ペダルシ
ャフトに回転可能に連結されており、第1側部に第1ク
リート係合機構を連結したペダル本体と、長手方向中心
軸線回りに回転可能にペダルシャフトに連結されている
と共に、第1クリート係合機構に対して制限移動するよ
うにペダル本体に移動可能に連結されたケージと、ペダ
ル本体およびケージ間の相対角位置を変化させるために
ペダル本体およびケージ間に連結された調節機構を含む
自転車ペダルを提供することによっても実施できる。
【0015】本発明の他の目的、利点および顕著な特徴
は、添付の図面を参照しながら本発明の好適な実施例を
開示している以下の詳細な説明から当該技術の専門家に
は明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1実施形態例]最初に図1な
いし図4を参照すると、本発明の第1実施形態例に従っ
た自転車ペダル10が示されている。自転車ペダル10
は、クリート14を連結した自転車用靴12と共に使用
できるクリップレスすなわち踏み込み式ペダルである。
自転車ペダル10は、道路走行用自転車に使用されるの
ではなく、特にオフロード自転車に使用されるように構
成されている。もちろん、自転車ペダル10は、必要か
つ所望またはそのいずれかの場合に道路走行用自転車ま
たは他のいずれの形式の自転車にも使用できる。図1に
示されているように、自転車ペダル10は、自転車の自
転車クランク16に固定され、クランク16と共に回転
する。図示の自転車ペダル10は右側のペダルである。
もちろん、同じペダルが自転車の左側に設けられるが、
その左側のペダルは右側のペダル10と左右が逆であ
る。このため、ここではペダルの一方についてだけ説明
する。
【0017】図2に示されているように、自転車ペダル
10は基本的に、ペダルシャフトすなわちスピンドル2
0と、第1および第2クリート係合機構24を備えたペ
ダル本体22と、ペダル本体22を包囲しているケージ
28と、付勢部材30と、ペダル本体22に対するケー
ジ28の角位置を変化させる調節機構32を含む。図1
に示されているように、ペダルスピンドル20は自転車
のクランク16に締着されており、ペダル本体22およ
びケージ28は共に、ライダーの足を支持できるように
ペダルスピンドル20に回転可能に連結されている。す
なわち、クリート14が自転車用靴12に固定されてお
り、これが従来通りに一方のクリート係合機構24によ
ってペダル本体22に解放可能に取り付けられる。もち
ろん、自転車用靴12の靴底は、一方のクリート係合機
構24に連結されることなく、直接的にケージ28と係
合することができる。ケージ28は、ペダル本体22の
周囲に位置し、ペダル本体22に対してペダルスピンド
ル20回りに回転可能に支持されている。
【0018】図5に示されているように、ペダルスピン
ドル20は多数の段差部分を有する多段式スピンドルで
あって、ペダル本体22に形成された段付き内孔31に
はめ込まれている。ペダルスピンドル20は、従来通り
にペダル10をクランク16に螺着するためのねじ溝を
付けた第1端部33を有する。ペダルスピンドル20の
他端部34は、ペダル本体22およびケージ28を回転
可能に支持している。特に、スピンドル20の端部34
には、プッシャ36、軸受けアセンブリ37、リング3
8、スリーブまたはチューブ39およびガスケット40
をペダルスピンドル20上に固定するロックナット35
をねじ付けるためのねじ溝が付けられている。これらの
部品は比較的従来型の部品であり、これらの部品の特定
構造は本発明には重要でないため、それらについてはこ
こでは詳細に説明しない。もっと正確に言えば、これら
の部品は本発明を理解するために必要な程度に説明する
だけとする。
【0019】軸受けアセンブリ37がペダル本体22を
ペダルスピンドル20上に回転可能に支持しているた
め、ペダル本体22はペダルスピンドル20の長手方向
中心軸線A回りに自在回転することができる。反対に、
スリーブ39はペダル本体22に固定されているので、
ペダル本体22はスリーブ39と共転する。さらに詳し
く言うと、スリーブ39の内端部41はペダル本体22
の段付き内孔31にねじ込まれている。
【0020】図2に示されているように、ペダル本体2
2は中央部分43と1対の側部分44とを備え、両者は
長手方向中心軸線A回りに回転するようにペダルスピン
ドル20によって回転可能に支持されている。ペダル本
体22は、好ましくはアルミニウム合金等の軽量材料製
である。クリート係合機構24の1つが、ペダル本体2
2の各側部に配置されている。側部分44は中央部分4
3から前後方向に延在して、クリート係合機構24の反
対の両側に配置されている。対の側部分44の間におい
て、中央部分43は、ねじ46でクリート係合部材24
を固定するための係合固定表面45をペダル本体22の
各側に形成している。
【0021】ケージ28は、好ましくはアルミニウム合
金等の軽量材料製である。ケージ28は、ペダル本体2
2を包囲しており、長手方向中心軸線A回りに回転する
ようにペダルスピンドル20に回転可能に取り付けられ
ている。付勢部材すなわちばね30が、ペダル本体22
およびケージ28を反対方向に押し付けている。図6な
いし図9にわかりやすく示されているように、ストッパ
部材または当接部50がケージ28に設けられており、
ペダル本体22の側部分44の一方と係合することによ
ってペダル本体22およびケージ28間の回転移動を制
限することができる。この位置では、ペダル本体22の
水平中心面Bがケージ28の水平中心面Cに対して約1
2.5゜の角度を成しているので、クリート係合機構2
4の後端部がケージ28の表面より下方に位置してい
る。必要かつ所望またはそのいずれかの場合にストッパ
部材50の位置および構造を変更できることは、当該技
術の専門家には明らかであろう。例えば、ストッパ部材
50をペダル本体22に形成して、ケージ28の一部と
係合させることもできる。ケージ28のフレームは、
(平面図で)押しつぶされた八角形または押しつぶされ
た楕円形をしており、自転車用靴12の靴底部分と係合
するトレッド表面53を各側に備えている。
【0022】ケージ28は1対の平行な側部分54およ
び55と、1対の端部分56および57を備えている。
側部分54および55にそれぞれ穴58および59が設
けられており、その内部にブッシュ60および61が配
置されている。ブッシュ60はスリーブ39上に摩擦で
保持されているため、ケージ28はスリーブ39および
ペダル本体22に対して回転することができる。ブッシ
ュ61はプラグ62を包囲しているため、ケージ28は
プラグ62に対して回転する。プラグ62は、ねじ63
でペダル本体22に固定されている。ばね30は、ケー
ジ28の穴59の内部のペダル本体22とプラグ62の
間に配置されている。
【0023】ケージ28はペダル本体22に連結されて
いるため、ケージ28はペダル本体22と共にペダルス
ピンドル20の長手方向中心軸線A回りに回転する。す
なわち、付勢部材30は、ケージ28をペダル本体22
と共に回転可能に連結している。好適な実施例の付勢部
材30はトーションばねであり、第1端部64がペダル
本体22の端部に形成されたリセスまたは穴にはめ込ま
れ、第2端部65がケージ28に形成されたリセスには
め込まれている。ばね30に予荷重が掛けられているた
め、ペダル本体22とケージ28は反対方向に押し付け
られている。特に、ばね30はペダル本体22を図6お
よび図7において反時計回り方向に押し付けているのに
対して、ケージ28はばね30によって時計回り方向に
押し付けられている。回転移動は、ストッパ部材50が
ペダル本体22と係合することによって制限される。し
たがって、ペダル本体22とケージ28の間に制限回転
移動が得られる。ペダル本体22とケージ28の間の回
転移動量は、調節機構32によって制御される。
【0024】図2および図6ないし図9に示されている
ように、調節機構32は、ペダル本体22に形成された
第1当接部66と、ケージ28に形成された第2当接部
67と、これらの当接部66および67間の調節部材す
なわちねじ68を備えている。ねじ68はケージ28に
形成された当接部67にねじ込まれているように図示さ
れているが、ねじ68を当接部66にねじ込むこともで
きることは、本開示から当該技術の専門家には明らかで
あろう。好ましくは、ねじ68が当接部67に完全にね
じ込まれて、ねじの先端が当接部66に突き当たってい
る時、ペダル本体22およびケージ28の中心面Bおよ
びC間の相対角位置は約0゜である。もちろん、ねじ6
8をもっと長くして、ペダル本体22をケージ28に対
して反対方向に傾斜させることもできる。ねじ68を外
すか、緩めて、ねじ68の先端が当接部66に係合しな
くなった時、ペダル本体22およびケージ28の中心面
BおよびC間の相対角位置は約12.5゜である。特
に、ケージ28のストッパ部材50はペダル本体22の
側部分44の一方と係合して、ケージ28とペダル本体
22との間がそれ以上回転移動しないようにする。言い
換えると、ケージ28に対するペダル本体22の角位置
は、少なくとも0゜から少なくとも12.5゜の間でい
かようにも調節することができる。
【0025】クリート係合機構24が自転車用靴12の
クリート16と選択的に係合することによって、自転車
用靴12の靴底をペダル10に取り付けることができ
る。クリート係合機構24の各々は、クリート16の前
部分と係合する前クリート係合部材80と、クリート1
6の後部分と係合する後クリート係合部材81を備えて
いる。クリート係合機構24は当該技術では周知である
ため、ここでは簡単に説明するだけとする。
【0026】前クリート係合部材80は、ペダル10の
中心線の左右で対称的である。クリート係合部材80
は、係合固定表面45に固定されており、係合固定表面
45の前部の上方でU字形に湾曲したクリートクランプ
部材または部分を備えている。後クリート係合部材81
はほぼ逆U字形に湾曲しており、その2つの端部はペダ
ル本体22の側部分44間を通る固定軸90(図8およ
び9を参照)によって揺動可能に支持されている。1対
の相殺ばね91がこの固定軸90の外側に巻装されて、
後クリート係合部材81を常に前方へ(図8および9の
矢印方向に)回転するように押し付けている。
【0027】ペダル本体22は、図4ないし図6に示さ
れているように、トーションばね30によってケージ2
8に対して反時計回り方向に押し付けられているが、先
に説明したように、反時計回り方向回転は調節機構32
によって制限されている。通常は、前クリート係合部材
80の各クリートクランプ部材がケージ28のそれぞれ
のトレッド表面53の上方に位置し、各後クリート係合
部材81がケージ28のそれぞれのトレッド表面53の
下方に位置するように、調節機構32が設定されてい
る。その結果、自転車靴12がペダル10上に載ってい
る時、靴底がケージ28とぶつかることなくクリート1
4は前クリート係合部材80の一方と係合することがで
きる。
【0028】次に、図5ないし図8を参照しながら、ペ
ダル10の作用を説明する。図2および図3に示されて
いるように、靴12がペダル10に取り付けられていな
い状態では、ペダル本体22の前クリート係合部材80
がトーションばね30で押し付けられることによって、
前クリート係合部材80はケージ28のトレッド表面5
3の上方に位置している一方、後クリート係合部材81
はケージ28の下方に位置している。自転車用靴12を
ペダル10に取り付ける時、靴底の先端を前クリート係
合部材80の方へ前方移動させることによって、クリー
ト14の先端がクリートクランプ部材の1つに挿入され
る。この状態では、各前クリート係合部材80がケージ
28のそれぞれのトレッド表面53の上方に位置してい
るので、ケージ28はクリート14の先端の邪魔になら
ず、クリートを前クリートクランプ部材に容易に挿入す
ることができる。
【0029】クリート14の先端を前クリート係合部材
80のクリートクランプ部材83の一方に挿入してか
ら、靴12の踵側に力を加えて、靴12をペダル10の
方へ押し下げる。その結果、ケージ28およびペダル本
体22がトーションばね30の付勢力に逆らって互いに
対して回転して、これらの2つは図5および図7に示さ
れているようにほぼ平行になる。この状態から踵をさら
に押し下げると、クリート14の後端部がばね91の付
勢力に逆らって後クリート係合部材81を後方に(図8
および図9に示されている矢印方向の反対に)回転さ
せ、クリート14は2つのクリート係合部材80および
81間で滑る。クリート14が2つのクリート係合部材
80および81間で滑ると、後クリート係合部材81が
ばね91によってそれの元の位置へ押し戻され、クリー
ト係合部材81のトングがクリート係合部材80の回転
ストッパに当たる。その結果、クリート14は2つのク
リート係合部材80および81間に係合する。
【0030】クリート14が2つのクリート係合部材8
0および81間に係合した時、ケージ28はばね30に
よってペダル本体22に対して前方へ付勢され、靴底は
ケージ28の側部分54および55と共に、ケージ28
の端部分56および57の一方と接触する。その結果、
靴底が安定する。すなわち、靴底12はケージ28の側
部分54および55によって左または右への傾動に耐
え、ペダルを踏む力がペダル10に効果的に伝達され
る。このように、ケージ28は、ライダーの足を支える
ためにペダル本体22の周囲に比較的広いトレッド表面
53を与える。ケージ28およびペダル本体22は互い
に対して回転するので、前クリート係合部材80は常に
ケージ28のトレッド表面53の上方に位置することに
よって、クリート14をクリート係合機構24の一方と
容易に係合できるようにしている。
【0031】クリート14がクリート係合機構24の一
方と係合しない状態で靴12をペダル10上に載せた
時、ペダル本体22が回転し、クリート係合機構24は
図6に示されている位置へ後退する。その結果、靴底が
広いトレッド表面53に当たり、脚は左右にぐらつくこ
となく安定姿勢でペダル10を移動させることができる
ため、クリップレスペダルの機能と両面ペダルの機能の
両方を単一のペダルで実現することができる。したがっ
て、頻繁に行われるコーナリング中にクリートを係合さ
せない状態か、レース中に泥が詰まってクリートを係合
させることができない状態でも、ペダルを踏む力をペダ
ル10に効果的に伝達することができる。また、靴をペ
ダル10から外す時、靴12の踵部分を外側へ軽くねじ
れば、後クリート係合部材81がばね91の作動力に逆
らって後方へ回転し、クリート14の後端部の係合が瞬
時に解除されるであろう。
【0032】[第2実施形態例]本発明の第2実施例に
従った右側の自転車ペダルが、図10ないし図12に示
されている。自転車ペダル110は、第1実施例の自転
車ペダル10とほぼ同じであるが、ペダル本体122、
クリート係合機構124およびケージ128の形状にわ
ずかな変更が加えられている。第2実施例の自転車ペダ
ル110と第1実施例の自転車ペダル10が類似してい
ることから、この第2実施例についてここでは詳細に説
明しない。もっと正確に言えば、第1実施例と大きく異
なっている特徴についてだけここで説明する。
【0033】本実施例では、調節機構132が、ペダル
本体122に形成された第1当接部166と、ケージ1
28に形成された第2当接部167と、これらの当接部
166および167間の調節部材すなわちねじ168を
備えている。好ましくは、ねじ168が当接部166内
に完全にねじ込まれて、ストッパ部材150がペダル本
体122と係合する時、ペダル本体122およびケージ
128のそれぞれの中心平面BおよびC間の相対角位置
が約12.5゜である。ねじ168を外すか、緩めてね
じ168の先端が当接部167と係合しなくなった時、
ペダル本体122およびケージ128のそれぞれの中心
平面BおよびC間の相対角位置は約0゜である。特に、
当接部166および167は互いに係合して、その間が
それ以上回転移動しないようにする。言い換えると、ケ
ージ128に対するペダル本体122の角位置は、少な
くとも0゜から少なくとも12.5゜の間でいかように
も調節することができる。
【0034】トーションばねのような付勢部材(図示せ
ず)が、ペダル本体122とケージ128の間に連結さ
れている。すなわち、ばねに予荷重が掛けられているた
め、ペダル本体122とケージ128は反対方向に押し
付けられている。特に、ばねはペダル本体122を図1
1および図12において時計回り方向に押し付けている
のに対して、ケージ128はばねによって反時計回り方
向に押し付けられている。回転移動は、ストッパ部材1
50がペダル本体122と係合することによって制限さ
れる。したがって、ペダル本体122とケージ128の
間に制限回転移動が得られる。ペダル本体122とケー
ジ128の間の回転移動量は、調節機構132によって
制御される。
【0035】以上に本発明の様々な実施例を説明してき
たが、本発明の精神および範囲から逸脱することなくさ
らなる変更を用いることができる。例えば、クリート係
合部材の形状は上記の実施例のものに制限されることは
なく、本発明は他の形状のクリートにも適用することが
できる。トレッドケージおよびリンク装置を押し付ける
付勢手段の形状および位置は多くの異なった形状にする
ことができる。同様に、ブレース部材の構造および位置
も、上記実施例のものに制限されない。本発明は、ロー
ドレース用の靴の場合のように、クリートが靴底から突
出している靴にも適用できる。このような靴の靴底は一
般的に比較的硬質の合成樹脂で形成されているので、緩
みを防止する本発明の効果は、マウンテンバイク用の靴
よりも良好であろう。
【0036】このように、本発明の範囲は開示されてい
る特定の構造によって制限されることはない。本発明の
真の範囲は請求項によって決定されるものとする。もち
ろん、図面を参照しやすくするために請求項に参照記号
が付けられているが、本発明は添付図面の構造に制限さ
れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるクリップレスペダル
本体およびケージを備えた右側の自転車ペダルに取り付
けられた自転車用靴の外側の立面図である。
【図2】図1に示されている右側の自転車用ペダルの、
調節機構が0゜に設定されている状態での上面図であ
る。
【図3】図1および図2に示されている右側の自転車用
ペダルの外側の立面図である。
【図4】図1ないし図3に示されている右側の自転車用
ペダルの内側の立面図である。
【図5】図3の5−5線に沿って見た図1ないし図4に
示されている右側の自転車用ペダルの断面図である。
【図6】図2の6−6線に沿って見た図1ないし図5に
示されている右側の自転車用ペダルの、調節機構が0゜
に設定されている状態での断面図である。
【図7】図1ないし図6に示されている右側の自転車用
ペダルの、調節機構がほぼ12.5゜に設定されている
状態での図6と同様な断面図である。
【図8】図2の8−8線に沿って見た図1ないし図6に
示されている右側の自転車用ペダルの、調節機構が0゜
に設定されている状態での断面図である。
【図9】図1ないし図8に示されている右側の自転車用
ペダルの、調節機構がほぼ12.5゜に設定されている
状態での図8と同様な断面図である。
【図10】第2実施例に従ったクリップレスペダル本体
およびケージを備えた右側の自転車ペダルの、調節機構
が0゜に設定されている状態での上面図である。
【図11】図10の11−11線に沿って見た図10に
示されている右側の自転車用ペダルの、調節機構が0゜
に設定されている状態での断面図である。
【図12】図10ないし図11に示されている右側の自
転車用ペダルの、調節機構が12.5゜に設定されてい
る状態での図10と同様な断面図である。
【符号の説明】
10;自転車ペダル 20;ペダルシャフト 22;ペダル本体 24;クリート係合機構 28;ケージ 32;調節機構 53;トレッド表面

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車用靴に固定されたクリートに取り付
    けられる自転車ペダルであって、 長手方向回転中心軸線を有するペダルシャフトと、 該ペダルシャフトに回転可能に連結されており、第1側
    部に第1クリート係合機構を連結したペダル本体と、 該ペダル本体に連結された、第1トレッド表面を有する
    ケージと、 前記第1トレッド表面および前記第1クリート係合機構
    間の相対角位置を変化させるために前記ペダル本体およ
    び前記ケージ間に連結された調節機構と、 を備える自転車ペダル。
  2. 【請求項2】前記ケージは前記ペダル本体に回転可能に
    連結されており、前記ケージを前記ペダル本体に対して
    付勢するために両者の間に付勢部材が連結されている、
    請求項1記載の自転車ペダル。
  3. 【請求項3】前記付勢部材は、第1端部が前記ペダル本
    体の一部と係合し、第2端部が前記ケージの一部と係合
    しているトーションばねである請求項2記載の自転車ペ
    ダル。
  4. 【請求項4】該トーションばねは、前記長手方向回転軸
    線の周囲に配置されている請求項3記載の自転車ペダ
    ル。
  5. 【請求項5】前記ケージは、前記ペダルシャフトの前記
    長手方向軸線回りに回転可能に連結されている請求項1
    記載の自転車ペダル。
  6. 【請求項6】前記調節機構は、前記ペダル本体および前
    記ケージ間の相対角位置を変化させるために前記ペダル
    および前記ケージの一方にねじ込まれるとともに他方に
    当接するねじを含む、請求項1記載の自転車ペダル。
  7. 【請求項7】前記調節機構は、それぞれ前記ペダル本体
    および前記ケージに連結された第1および第2当接部を
    含み、請求項2に記載の付勢部材は前記第1および第2
    当接部を押し合わせるようにした請求項6記載の自転車
    ペダル。
  8. 【請求項8】前記ペダル本体の中心面が前記ケージの前
    記第1トレッド表面に沿っている時、前記第1および第
    2当接部は互いに係合する位置にある請求項7記載の自
    転車ペダル。
  9. 【請求項9】前記第1クリート係合機構の第1前クラン
    プ部材が前記第1トレッド表面の上方に位置し、第1後
    クランプ部材が前記第1トレッド表面の下方に位置する
    時、前記第1および第2当接部は互いに係合する位置に
    ある請求項7記載の自転車ペダル。
  10. 【請求項10】前記ペダル本体は、前記ペダル本体の前
    記第1側部とほぼ反対方向に面する前記ペダル本体の第
    2側部に連結された第2クリート係合機構を有する、請
    求項1記載の自転車ペダル。
  11. 【請求項11】前記第1クリート係合機構は、前クラン
    プ部材および後クランプ部材を含み、前記クランプ部材
    の少なくとも一方は前記ペダル本体に対して移動可能に
    連結されている請求項1記載の自転車ペダル。
  12. 【請求項12】自転車用靴に固定されたクリートに取り
    付けられる自転車ペダルであって、 長手方向回転中心軸線を有するペダルシャフトと、 自転車用靴のクリートに取り付けられるように該ペダル
    シャフトに回転可能に連結された第1ペダル手段と、 自転車用靴の靴底部分と係合するように該第1ペダル手
    段に回転可能に連結された第2ペダル手段と、 前記第1および第2ペダル手段相互の相対角位置を調整
    する調整手段と、 を備える自転車ペダル。
  13. 【請求項13】前記第2ペダル手段は前記第1ペダル手
    段に回転可能に連結されており、前記第2ペダル手段を
    前記第1ペダル手段に対して付勢するために、両者の間
    に付勢部材が連結されている、請求項12記載の自転車
    ペダル。
  14. 【請求項14】前記付勢部材は、第1端部が前記第1ペ
    ダル手段の一部と係合し、第2端部が前記第2ペダルの
    一部と係合しているトーションばねである、請求項13
    記載の自転車ペダル。
  15. 【請求項15】前記トーションばねは前記長手方向回転
    軸線の周囲に配置されている、請求項14記載の自転車
    ペダル。
  16. 【請求項16】前記第2ペダル手段は、前記ペダルシャ
    フトの前記長手方向軸線回りに回転可能に連結されてい
    る、請求項15記載の自転車ペダル。
  17. 【請求項17】前記調節手段は、前記第1および第2ペ
    ダル手段間の相対角位置を変化させるために、前記第1
    および第2ペダル手段間に移動可能に連結されたねじを
    備える請求項16記載の自転車ペダル。
  18. 【請求項18】前記第2ペダル手段は、前記第1ペダル
    手段を実質的に包囲している請求項17記載の自転車ペ
    ダル。
  19. 【請求項19】前記第1ペダル手段は、第1側部に連結
    された第1クリート係合機構と、第2側部に連結された
    第2クリート係合機構とを有する、請求項12記載の自
    転車ペダル。
  20. 【請求項20】前記第1および第2クリート係合機構の
    各々は、前クランプ部材および後クランプ部材を含み、
    該前クランプ部材は前記第1ペダル手段に対して移動可
    能に連結されている請求項19記載の自転車ペダル。
  21. 【請求項21】自転車用靴に固定されたクリートに取り
    付けられる自転車ペダルであって、 長手方向回転中心軸線を有するペダルシャフトと、 該ペダルシャフトに回転可能に連結されており、第1側
    部に第1クリート係合機構を連結したペダル本体と、 前記長手方向中心軸線回りに回転可能に前記ペダルシャ
    フトに連結されていると共に、前記第1クリート係合機
    構に対して制限された範囲で回転するように前記ペダル
    本体に回転可能に連結されたケージと、 前記ペダル本体および前記ケージ間の相対角位置を変化
    させるために前記ペダルおよび前記ケージ間に連結され
    た調整機構と、 を備える自転車ペダル。
  22. 【請求項22】前記ケージは、前記ペダル本体に回転
    能に連結されており、前記ケージを前記ペダル本体に対
    して付勢するために、両者の間に付勢部材が連結されて
    いる、請求項21記載の自転車ペダル。
  23. 【請求項23】前記付勢部材は、第1端部が前記ペダル
    本体の一部と係合し、第2端部が前記ケージの一部と係
    合しているトーションばねである請求項22記載の自転
    車ペダル。
  24. 【請求項24】前記トーションばねは、前記長手方向回
    転軸線の周囲に配置されている請求項23記載の自転車
    ペダル。
  25. 【請求項25】前記調節機構は、前記ペダル本体および
    前記ケージの一方に連結された当接部と、前記ペダル本
    体および前記ケージの一方にねじ込まれたねじを含み、
    該ねじは前記当接部と係合するようにした請求項21記
    載の自転車ペダル。
  26. 【請求項26】前記ケージは、前記ペダル本体を実質的
    に包囲している請求項25記載の自転車ペダル。
  27. 【請求項27】前記ペダル本体は、前記ペダル本体の前
    記第1側部とほぼ反対方向に面する前記ペダル本体の第
    2側部に連結された第2クリート係合機構を有する、請
    求項21記載の自転車ペダル。
  28. 【請求項28】前記第1クリート係合機構は、前クラン
    プ部材および後クランプ部材を含み、該クランプ部材の
    少なくとも一方は前記ペダル本体に対して回転可能に連
    結されている、請求項21記載の自転車ペダル。
  29. 【請求項29】前記調節機構は、それぞれ前記ペダル本
    体および前記ケージに連結された第1および第2当接部
    を含み、前記付勢部材は前記第1および第2当接部を押
    し合わせるようにしており、さらに、前記第1および第
    2当接部を互いに離すために前記ペダル本体および前記
    ケージ間に移動可能に連結されたねじを含む請求項22
    記載の自転車ペダル。
  30. 【請求項30】前記ペダル本体の中心面が前記ケージの
    第1トレッド表面にほぼ平行である時、前記第1および
    第2当接部は互いに係合する位置にある請求項29記載
    の自転車ペダル。
  31. 【請求項31】前記第1クリート係合機構の第1前クラ
    ンプ部材が前記第1トレッド表面の上方に位置し、第1
    後クランプ部材が前記第1トレッド表面の下方に位置す
    る時、前記第1および第2当接部は互いに係合する位置
    にある請求項29記載の自転車ペダル。
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