JP2000286727A - 携帯用通信装置 - Google Patents

携帯用通信装置

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JP2000286727A
JP2000286727A JP11218815A JP21881599A JP2000286727A JP 2000286727 A JP2000286727 A JP 2000286727A JP 11218815 A JP11218815 A JP 11218815A JP 21881599 A JP21881599 A JP 21881599A JP 2000286727 A JP2000286727 A JP 2000286727A
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circuit board
noise
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JP11218815A
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Norio Hama
範夫 浜
Shogo Kurosawa
正吾 黒澤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立て作業性を損なうことなく、また装置寸法
および製造価格の増加を伴うことなく、送受信機能がそ
の性能を十分に発揮できるようなノイズシールド構造を
備えた腕時計型通信装置の提供。 【解決手段】 腕時計型受信機に内蔵される回路組立体
5は、液晶表示パネル13、信号処理回路部の形成され
た第2の回路基板14、ノイズ遮蔽板15、スペーサ1
7、受信回路部の形成された第1の回路基板16で構成
され、この順序で本体部の表面側から積層されており、
パネル枠11及び回路ケース本体12でサンドイッチ条
に挟まれている。また、第1の回路基板16はノイズ遮
蔽板15と駆動用電池18とに挟まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、効果的なノイズシ
ールド構造を備えた受信機等の携帯用通信装置に関する
ものである。更に詳しくは、本発明は特に、電波信号の
送受信用のアナログ回路部を高周波ノイズから効果的に
遮断できるシールド構造を有する腕時計型通信装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用の送信機あるいは受信機として
は、FMラジオ付き腕時計、腕時計型個別選択呼出受信
機などが知られている。これらの腕時計型の装置では、
部品などの装着するスペースは限られていることが多
く、腕バンド部が幾つかの部品の収納用に使用されてい
ることもある。例えば、腕時計型受信機においては、導
電性の平板或いはフィルムが腕バンド部に組み込まれて
おり、手首に装着されたときにループアンテナが形成さ
れるようになっている。腕バンドアンテナを有する腕時
計型受信機については、アメリカ特許第4713808
号、ヨーロッパ特許第339482号、日本特許第10
46325号及び63252002号で紹介されてい
る。
【0003】一般に、腕バンドアンテナを有する腕時計
型受信機は駆動用電池、信号受信回路部及び信号処理回
路部で構成されており、これらの構成要素は受信機のハ
ウジング内に内蔵されている。信号処理回路部は通常、
デコーダ、メモリー等を有するディジタルタイプであ
り、駆動用パルス信号により制御されている。この駆動
用パルス信号は高周波成分を含んでおり、上記の信号受
信回路に受信される電波信号を妨害する受信機内部の、
或いは外部からのノイズとなることが多い。このため、
受信機の受信感度は低下してしまう。高周波成分に起因
する内部ノイズは、信号線を経由して直接受信回路部に
達する。一方、外部ノイズは、一旦外部にディジタル回
路から発信され、しかる後に腕バンドアンテナを通って
受信回路部に受信される。
【0004】内部ノイズを遮蔽するために、信号線にフ
ィルターを挿入し、一定幅の周波数またはノイズの乗っ
た信号を除去する方法が用いられている。また、ハウジ
ング内において、信号回路部から発生するノイズの悪影
響を最小限にとどめるために、信号受信回路部を信号処
理回路部から平面的に出来る限り離して配置するように
している。外部ノイズの影響は信号受信回路或いはディ
ジタル回路(ノイズ発生源)をシールディングボックス
に入れて、覆うことにより除去することは可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなノイズ防止策は腕時計型の装置においては、構成
部品を設置するスペースが限られているので、フィルタ
ー或いはシールディングボックスを追加して設けると、
構成部品の配置が非常に複雑となり、場合によっては配
置が不可能となる。このため、腕時計型の送受信装置に
採用することは難しい。また、上記の防止策では、装置
の製造価格も上昇してしまう。さらに、装置は大型化、
特に平面的に大型化する傾向となる。この傾向は、ハウ
ジング内において受信回路部を処理回路部から遠く離す
ために増大する。
【0006】本発明の課題は、このような問題点に鑑み
て、組立て作業性を損なうことなく、また装置寸法およ
び製造価格の増加を伴うことなく、送受信機能がその性
能を十分に発揮できるようなノイズシールド構造を備え
た腕時計型通信装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明、少なくとも、回路駆動用電池と、送信お
よび受信機能の少なくとも一方の機能を備えた高周波ア
ナログ回路部と、信号処理用のディジタル回路部と、上
記高周波アナログ回路部を高周波ノイズから遮蔽するた
めのノイズ遮蔽板部材とを有し、上記ノイズ遮蔽板部材
によって上記高周波アナログ回路部が上記ディジタル回
路部から分離されるように、上記アナログ回路部、上記
ノイズ遮蔽板部材および上記ディジタル回路部は、この
順序で通信装置ハウジング内において、その厚さ方向に
配置されている携帯用通信装置であって、第1の回路基
板と第2の回路基板とを有し、上記高周波アナログ回路
部は上記第1の回路基板に形成され、上記ディジタル回
路部は上記第2の回路基板に形成されており、上記通信
装置ハウジングの厚さ方向に見た場合に、上記第1の回
路基板が、上記回路駆動用電池と上記ノイズ遮蔽板部材
との間に挟まれた状態となるように、上記回路駆動用電
池が配置されていることを特徴とする。
【0008】本発明において、信号処理回路部からのノ
イズはこの信号処理回路部と信号送受信回路部の間に内
挿された遮蔽板部材により遮蔽される。このため、送受
信回路部は信号処理回路部からのノイズの悪影響を受け
ない。
【0009】また、送受信回路部は両側から、一方を駆
動電池で、他方を遮蔽板部材で遮蔽される。従って、こ
の送受信回路部が非常に効果的に遮蔽される。
【0010】更に、この装置は、上記回路駆動用電池、
上記第1の回路基板、上記第2の回路基板および上記ノ
イズ遮蔽部材によって構成される上記回路組立体が内蔵
される本体部と、この本体部を使用者の手首の回りに固
定する腕バンド部とを有する腕時計型で、この腕バンド
部には手首の回りに固定されたときに、電波信号の送受
信用のループアンテナを形成する導電部材が組み込まれ
ていることを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0012】〔実施例1〕本発明の第1実施例を図1な
いし図10に示す。図1には本発明を適用した腕時計型
個別選択呼出受信機の全体構成を示してある。図1に示
すように、受信機1は、本体部2と、一対の腕バンド4
R、4Lとから構成されている。それぞれの腕バンド
は、各バンド基端が本体部2の両端に取り付けられてお
り、これらのバンドは各末端で相互に結合可能である。
腕バンド4R、4Lは、内部に(不図示の)導電体板が
設置されており、使用者の手首に装着され、腕バンドが
互いに結合されたときにループアンテナが形成されるよ
うになっている。本体部2は表面側の表ケーシング3a
と、本体部2の裏側で表ケーシング3aの裏側に固定さ
れる裏カバー3bで構成されている。ケーシング3a
と、裏カバー3bとで形作られた本体部2に、回路組立
体5が内蔵されている。
【0013】図2(A)、(B)は、それぞれこの回路
組立体5の表面および裏面を示している。図3および図
4は、回路組立体5の、図2のIII −III 線およびIV−
IV線で切断した部分の断面図を示している。これらの図
を参照して説明すると、回路組立体5は、その主要構成
部品が本体部2の厚さ方向に向けて積層配列された構造
となっている。すなわち、本体部2の表面側に配置され
たパネル枠11と、本体部2の裏側に配置された回路ケ
ース体12とを有している。さらに、この回路組立体5
は、液晶表示パネル13、信号処理回路部の形成された
第2の回路基板14、ノイズ遮蔽板15、スペーサ1
7、受信回路部26の形成された第1の回路基板16を
有している。これらの部品は、上記の順序で本体部2の
表面側から積層されており、パネル枠11および回路ケ
ース体12でサンドイッチ状に挟まれている。回路ケー
ス体12は裏側に駆動用電池18が装着される凹部12
eが形成されている。この凹部12eに、駆動用電池1
8が電池押さえ板19で固定されている。
【0014】パネル枠11、回路ケース体12およびス
ペーサ17は、合成樹脂材料などの非導電性材料から成
形されている。これに対し、ノイズ遮蔽板15は、導電
性材料であり、第2の回路基板14とは絶縁層を挟んで
重ねられている。ノイズ遮蔽板15は後述するように、
第1の回路基板16および第2の回路基板14の電気的
接続部としての機能も有している。駆動用電池18は、
その負極が第1の回路基板16の側に対峙した状態で凹
部12eに装着される。回路組立体5を上述した積層状
態に保持するために、パネル枠11とノイズ遮蔽板15
との間に、複数の係合部21、22、23、および24
が形成されており、遮蔽板15と回路ケース体12との
間にも、複数の係合部31、32、33、および34が
形成されている(図2参照)。これらの係合部について
は後で説明する。
【0015】図5(A)、(B)、(C)はノイズ遮蔽
板15を示している。遮蔽板15は、全体として長方形
をしており、回路構成素子等を配置するための複数の貫
通孔15aが形成されている。この遮蔽板15の四隅に
は、裏面側に向けてほぼ直角に曲げられた折り曲げ部3
1a、32a、33aおよび34aが形成されている。
これらの折り曲げ部は、ほぼ同一形状であり、この折り
曲げ部には、それぞれ図5(B)に示すような係合孔3
1b、32b、33bおよび34bが形成されている。
遮蔽板15の上下の辺の端には、2組の矩形の折り曲げ
部21a、22a、23aおよび24aが形成されてい
る。これらの折り曲げ部21a〜24aは、すべて略同
形で対応する折り曲げ部31a〜34aに隣接して配置
されている。図5(C)は、折り曲げ部23aおよび2
4aを示している。さらに、遮蔽板15の折り曲げ部2
3aおよび24aの形成されている側には、板バネ状接
続端子片15bおよび15cが形成されている。板バネ
状接続端子片15bは、回路組立体5が図10に示すよ
うに組立てられた際に、第1の回路基板16に形成され
た接続部(図示されていない)と、一定の弾性力で接続
される。同様に、端子片15cにおいても、回路組立体
5が組立てられた際、第2の回路基板14に形成された
接続部(図示されていない)と接続される。
【0016】図6(A)、(B)はパネル枠11を示し
ている。パネル枠11には、液晶表示パネル13の表示
面が露出される矩形の開口11aが形成されている。こ
の枠11の上下の辺の端には、係合用突起21c、22
c、23cおよび24cが形成されている。これらの突
起21c〜24cは、回路組立体5が組立てられた状態
において、それぞれの相対する遮蔽板15の係合孔21
b〜24bと対峙する位置に形成されている。図6
(B)に示すように、係合用突起21c〜24cは三角
形の断面形状に成形されており、係合孔21b〜24b
に嵌め込まれる。
【0017】図7は、回路ケース体12の裏側を示して
いる。回路ケース体12の四隅には、三角形の断面で横
方向に突出した係合用突起31c、32c、33c及び
34cが形成されている。これらの突起31c〜34c
は、組立てられた状態において、遮蔽板15のそれぞれ
相対する係合孔31b〜34bと対峙する位置に形成さ
れている。回路ケース体12には、入力用端子部材12
a、12bおよび駆動用電池の正極部材12cが備えら
れている。回路ケース体12には、電池押さえ板19を
取り付けるための係合用突起12dが4か所に形成され
ている。電池押さえ板19には、図4に示す如く、両側
が表面側に向けてほぼ直角に曲げられて、折り曲げ部が
形成されている。この折り曲げ部には係合用孔が形成さ
れており、この孔に対峙する係合用突起が嵌め込まれ
る。
【0018】回路組立体5は、各部が互いに積み重ねら
れた状態で、組み立てられている。
【0019】つまり、遮蔽板15とパネル枠11は係合
部21〜24により係合され、同時に、遮蔽板15は回
路ケース体12と係合部31〜34により係合されてい
る。さらに詳しく説明すると、係合用突起21c〜24
cが対峙する係合孔21b〜24bに嵌め込まれてい
る。図8は、組み立てられた状態の回路組立体5を図2
のVIII−VIII線で切った断面図であり、係合部22及び
24の係合された状態を示している。図8から判るよう
に、突起22cおよび24cは横方向に突出し係合孔2
2bおよび24bを貫通しており、孔22bおよび24
bの上端縁は、それぞれ突起22cおよび24cの上端
面に係止された状態となっている。この結果、パネル枠
11、液晶表示パネル13、第2の回路基板14および
遮蔽板15は、パネル枠11と遮蔽板15とにより挟持
された状態で保持されている。
【0020】同様に、係合用突起31c〜34cは対峙
する係合孔31b〜34bに嵌め込まれている。図9
は、組み立てられた状態の回路組立体5を図2(A)の
IX−IX線で切って部分的に示す断面図であり、係合孔3
1b〜34bの下端縁が、突起31c〜34cの下部面
に係止されていることが分かる。この係合メカニズム
は、上述した係合部21〜24のメカニズムを逆転させ
たものである。係合部31〜34により、遮蔽板15、
スペーサ17、第1の回路基板16および回路ケース体
12は、組立てられた状態で保持されている。すなわ
ち、回路組立体5は、係合部21〜24および31〜3
4により組み立てられた状態で保持されている。これら
遮蔽板、パネル枠および回路ケース体は他のメカニズム
によっても係合可能である。例えば、フックと溝の係合
メカニズムなどを使用することができる。
【0021】図10に示すように、回路組立体5が組み
立てられると、遮蔽板15に形成された板バネ状接続端
子片15b、15cは、第1の回路基板16および第2
の回路基板14と接触した状態となる。図10から判る
ように、板バネ状接続端子片15bは、スペーサ17の
厚さ以上に第1の回路基板16の側に向けて突出形成さ
れている。従って、組み立てられると、このばね状接続
端子片15bは、想像線で示された初期状態から実線で
示された状態まで弾性変形されている。そして、第1の
回路基板16の接続位置16aに一定の弾性力を伴って
圧接されている。同様にもう一方の接続端子片15c
も、一定の弾性力を伴って第2の回路基板14の接続位
置14aに圧接されている。ノイズ遮蔽板15は、導電
性材料であり、第1の回路基板16は第2の回路基板1
4とノイズ遮蔽板15を経由して電気的に接続されてい
る。このように形成された導電路は、電源供給用として
用いることが望ましい。この導電路は、ノイズ源とはな
らないような信号の伝達に使用することも可能である。
【0022】なお、ノイズ遮蔽板15は、導電性の板材
であれば良いが、本実施例においては、SUS15−7
PH製の厚さ0.15mmの板で、その表面の処理とし
て厚さ1〜3μmのニッケルメッキ、および厚さ約0.
1μmの金メッキを施した物を使用している。
【0023】〔実施例2〕次に、図11ないし図15を
参照して本発明の他の実施例を説明する。図11は、腕
時計型通信装置100の断面を示し、新たなノイズ遮断
構造を示している。本実施例に係る装置100は、前述
した図1に示す受信機とほぼ同様の外形形状であり、本
体部101と、一対の腕バンド102R、102Lとで
構成されている。本体部101には、ケーシング部10
1aと、このケーシング部101aに取り付けられた裏
カバー部101bとで形作られている中空領域101d
が形成されている。内部回路組立体103は、この領域
101dに内蔵されている。
【0024】本実施例のケーシング部101aと、裏カ
バー部101bは導電性材料で、互いに複数の導電性の
ねじ101cで固定されている。腕バンド102R、1
02Lは、それぞれの内部には、厚さ約0.1mmのS
US304製で導電性の薄板104R、104Lが設置
されている。薄板104R、104Lの基端は、内部回
路組立体103に接続されており、装置100が使用者
の手首に装着されたときに、電波信号を送受信するルー
プアンテナを形成するようになっている。
【0025】図11および12に示すように、内部回路
組立体103は、データの解読および表示用のディジタ
ル回路部111の形成されている第2の回路基板110
と、電波信号の送受信用の高周波アナログ回路部113
の形成されている第1の回路基板112と、電池収納枠
115に収納されたボタン型電池114とで構成されて
おり、これらの構成要素は本体部の表面から裏面に向か
って、上記の順序で配置されている。第1の回路基板1
12は、少なくとも1層の内層パターン112bを持っ
た多層基板で、その裏面には、高周波アナログ回路部1
13が形成されている。この第1の回路基板の表面に
は、複数の高周波アナログ回路113駆動用の電気素子
113aが搭載されている。
【0026】本実施例に係る第1の回路基板112に
は、電池114と対峙するこの基板の裏側にノイズ発生
源回路部116が形成されている。このノイズ発生源回
路部116は、アナログ/ディジタル変換前に受信信号
をサンプリングするディジタル回路、フェイズ・ロック
・ループ回路などが組み込まれている。このノイズ発生
源回路116は、樹脂117に埋め込まれている。この
樹脂モールド部分は、第1導電板118によって全体が
覆われており、この導電板118は、回路基板112の
裏面に形成されたプリントパターン112aに接続され
ている。電池収納枠115は、スルーホール115bが
形成された底部115aを備えている。導電板118
は、電池114の負電極と兼用されている。すなわち、
板118には突起部118aがあり、この突起118a
はスルーホール115bを通って電池114の負極に接
続している。さらに、第1の回路基板112の内部に
は、内層パターン112bが設置されており、このパタ
ーン112bは、基板112内に形成されたスルーホー
ル112cを介して、基板112の裏面のプリントパタ
ーン112aと接続されている。このように、第1導電
板118と、第1の回路基板112の内層パターン11
2aは両方とも負電位になっている。
【0027】第2の回路基板110も、少なくとも1層
の内層パターン110bを持った多層基板である。この
第2の回路基板110の表面に、データ処理と表示用の
ディジタル回路部111が形成されている。第2の回路
基板110と、ケーシング部101aとの間に液晶表示
パネル121が配置されている。ケーシング部101a
には、パネル121の表示部を外部に露出させるための
開口が形成されている。第2導電板122が、第2の回
路基板110の裏側に重ねられており、この端末部は、
本体部101のケーシング部101aの内面101fに
接続されている。このケーシング部101aの内面10
1fには、電極部材123が取り付けられており、この
部材123は、第2導電板122と接続されている。電
極部材123は、第2の回路基板110に形成されてい
るスルーホール(図示されていない)を介して、第2の
基板の内層パターン110bとも接続されている。電極
部材123は、本体部101の裏カバー部101bの内
面に固定された正電極124にも接続されている。この
電極124は、その一端が電池114の正極と接触して
いる。第2導電板122と、第1の回路基板112の間
にスペーサ125が内挿されている。
【0028】本実施例において、第2導電板122と内
層パターン110bは、両者とも正電位となる。ケーシ
ング部101a、裏カバー部101bおよび電極部材1
23、124もすべて正電位となる。
【0029】本実施例に係る通信装置100において
は、高周波アナログ回路部113は内層パターン112
bおよび裏カバー部101bで囲まれている。内層パタ
ーン112bは電池114の負極に接続され、裏カバー
部101bは電池114の正極に接続されており、これ
らの電位は高周波的には接地電位となり、アナログ回路
部113に対しノイズシールドとなっている。従って、
遮蔽ボックス等の遮蔽手段を別途設ける必要がない。よ
って、回路組立体の構成を単純化でき、サイズも小さく
することができる。さらに、ディジタル回路部111
は、第2の回路基板110の表面に形成されているの
で、この回路部111は、腕バンド102R、102L
に内蔵された導電板104R、104Lによるループア
ンテナの円形領域の外に配置されることとなる。従っ
て、ディジタル回路111から発生し、ループアンテナ
の円形領域に侵入するノイズの量を減少できる。このた
め、アンテナを経由して、アナログ回路部に到達するノ
イズの量を減少させることができる。本実施例におい
て、本体部101のケーシング部101aは、電池11
4の正極に接続されている。内層パターン110bも、
電池114の正極に接続されている。従って、ディジタ
ル回路部111も、接地電位となっているケーシング部
101aおよび内層パターン110bにより遮蔽されて
いる。
【0030】以上説明したように、ケーシング部101
a、裏カバー部101b、内層パターン110b、第2
導電板122は、すべて電池114の正極に接続されて
おり、一方、第1導電板118は電池の負極に接続され
ている。しかしながら、いずれの極性であっても、上記
の各構成部分は高周波的には接地電位と見なすことがで
きる。ノイズ発生源回路116の近傍には、高周波特性
の良いコンデンサーおよび他の電気素子が、正極及び負
極の供給線に付加されており、高周波的には、両極とも
互いに接続されていると見なすことができる。従って、
本体部101の中空領域101dは、ケーシング部10
1aと内層パターン110b、第2導電板122と内層
パターン112b、内層パターン112bと第1導電板
118、および内層パターン112bと裏カバー部10
1bとによって、4つの遮蔽領域に分けられている。
【0031】図12に示すように、ディジタル回路部1
11が、表示パネル121とスイッチ131の近傍に配
置されているので、これらの間の配線を容易に付設で
き、ディジタル回路部と表示パネル間の信号線の長さを
短かくできる。これによってもノイズ源は減少してい
る。本体部101の裏カバー部101bは、電池114
の正極に接続されているが、このことは、この裏カバー
部101bの内面に、圧電ブザー132を取り付けて作
動させる場合には利点となる。第1導電板118は、電
池114と直接接続されているので、この導電板118
のインピーダンスを低下させることができる。これによ
り、導電板118への高周波ノイズの侵入を抑制でき
る。
【0032】図13は、受信信号の周波数と感度の低下
との関係を示してあり、図11及び12に示した構造を
有する装置と、ノイズ遮断構造を持たない装置が比較さ
れている。図中の特性曲線L1は、図11及び12に示
した装置と同様の構造の通信装置で得られた曲線であ
る。特性曲線L2は、本体部101のケーシング部10
1aがプラスチックで成形されている以外は、図11及
び12に示した装置と同様の構造の装置で得られたもの
である。特性曲線L3は、ケーシング部101aと裏カ
バー部101bがプラスチックで成形されており、第1
の導電板118が省略されている点以外は、図11及び
12と同様の構造の装置で得られたものであり、特性曲
線L4は、ケーシング部101aと裏カバー部101b
がプラスチックで成形されており、第1導電板118と
第2導電板122の両方ともが省略された点以外は、図
11及び12と同様の構造の装置で得られたものであ
る。残りの特性曲線L0は、図11及び12に示した装
置の受信感度の理論的限界をプロットしたものである。
この理論的限界は以下の式から求まる。
【0033】 E=√( eRMS 2)+NF+CNR−Gd (dBμV /m)・・・(1) ここで、Gdは、ループアンテナの利得で、以下の式か
ら求まる。
【0034】 Gd=−10x log( 1+γ/( 320x( π/λ)4xS2)) (dB) ・・・(2) NFはノイズ指数、√( eRMS 2)はループアンテナに誘
起される等価ノイズ、CNRは受信機の検波器出力にお
いて、一定の信号対ノイズ比の得られるループアンテナ
に誘起される等価受信機の検波器入力における信号対ノ
イズ比、γはループアンテナの高周波損失抵抗、λは受
信波波長、Sはループアンテナの開口面積である。N
F、√( eRMS 2)、CNRが一定であるとすると、受信
機感度Eは、Gdに比例し、このGdは周波数に依存す
る。Sの値が一定の場合、周波数が高くなると、Gdの
値は大きくなる。この傾向は、特性曲線L0の傾きに現
れている。
【0035】図13から判るように、特性曲線L1で示
す本実施例の感度は、曲線L0で表されている理論的感
度とは最大でも2dBほどの差しかない。つまり、本実
施例に係る装置は非常に優れたノイズ遮蔽構造を有して
いることが分かる。逆に、ノイズ発生源回路部を第1導
電板118で覆っていない装置は、特性曲線L3に示す
感度となる。特性曲線L3は、この装置は周波数の変化
に応じ、周期的に感度が急激に悪化することを示してい
る。この原因はノイズ発生源回路部116からのノイズ
と考えられる。すなわち、回路部116からのノイズは
アンテナに入り込み、これにより式(1)のNF、およ
び√( eRMS 2)の値が増加し、その結果、Eの値も増加
し、感度が悪化する。
【0036】〔実施例3〕図14、15には、本発明の
更に別の実施例を示してある。この例の装置は、ノイズ
発生源回路部116が第1の回路基板112から撤去さ
れ、第2の回路基板110に形成されているディジタル
回路部111の1部として形成されたものである。この
場合、第1導電板を削除することができ、内層パターン
112bは、電極部材123および124を介し電池1
14の正極に接続される。
【0037】なお、前述した各実施例に対してもあては
まることであるが、アナログ回路部113およびノイズ
発生源回路部116は、集積回路型であっても、ディス
クリート回路型であっても良い。同様に、ディジタル回
路部111も集積回路型であっても、ディスクリート回
路型であっても良い。
【0038】〔実施例4〕図16および図17を参照し
て、本発明の別の実施例について説明する。本実施例に
係る腕時計型通信装置200は、図11および12に示
す装置100とほぼ同じ構造となっている。そこで、本
実施例に係る装置200の構成要素における、装置10
0の構成要素に対応する部分には同じ番号を付し、それ
らの説明を省略する。
【0039】装置200には、図11および図12の装
置の第1および第2の回路基板112、110に替わっ
て、信号回路基板201を備えてある。この基板201
は多層基板で、表面及び裏面のプリントパターン(図示
されていない)と、2つの内層パターン201bを備え
ている。送受信用のアナログ回路部113は、基板20
1の裏面201dに形成されており、データ処理および
表示用のディジタル回路部111は、基板201の表面
201eに形成されている。基板201と本体部101
の裏カバー部101bの間に、ボタン型電池114は電
池固定枠115で装着されている。2つの内層パターン
201bは、電極部材123と124を介し、電池11
4の正極に接続されている。このように、アナログ回路
部113は、電池114の正極に接続された裏カバー部
101bと内層パターン201bで形成されたノイズシ
ールドで囲われている。
【0040】図17に示すように、裏カバー部101b
は、基板201の裏側全体を囲むように形作られてお
り、効果的にノイズを遮蔽する構造となっている。電極
部材123は、裏カバー部101bの内面にしっかりと
固定されており、部材124と裏カバー部101bの電
気的接続は良好に保持されているので、この接合部分の
高周波に対するインピーダンスが抑制されている。電極
部材123と124は、高周波に対するインピーダンス
を低下させるため、幅の広い板で形成することが望まし
い。図18および19に示すように、ディジタル回路部
の一部を基板201の裏側に形成し、このディジタル回
路部116を、図示されているように導電板118で囲
むようにしても良い。この板118は電池114の負電
極も兼ねている。内層パターン201bは、負電極11
8に接続することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明においては、通信装置ハウジング
内において、ノイズ遮蔽板を挟み、厚さ方向の一方の側
に、少なくとも送信機能あるいは受信機能を有する高周
波アナログ回路部を配置し、他方の側にノイズ発生源と
なり得るディジタル回路部を配置している。特に、高周
波アナログ回路部が回路駆動用電池とノイズ遮蔽板部材
との間に挟まれた状態となっている。従って、装置の寸
法、とくにその平面方向の寸法を大きくすることなく、
優れたノイズ防止構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る腕時計型個別選択呼出
し受信機の外観図である。
【図2】(A)は図1の受信機に組み込まれている回路
組立体の表面図、(B)は図1の受信機に組み込まれて
いる回路組立体の裏面図である。
【図3】図2のIII −III 線で切断した部分の断面図で
ある。
【図4】図2のIV−IV線で切断した部分の断面図であ
る。
【図5】図5(A)は図1に示す受信機の回路組立体の
遮蔽板の平面図、図5(B)は図5(A)の遮蔽板中の
係合孔を示す部分側面図、図5(C)は図5(A)の遮
蔽板上の2つの係合孔を示す部分側面図である。
【図6】図6(A)は図2の回路組立体を構成するパネ
ル枠の平面図、図6(B)は図6(A)のパネル枠のB
−B断面を示す断面図である。
【図7】図2の回路組立体を構成する回路ケース体の裏
面側を示す平面図である。
【図8】図2の回路組立体をVIII−VIII線で切断した部
分の断面図である。
【図9】図2の回路組立体をIX−IX線で切断した部分の
部分断面図である。
【図10】図2の回路組立体の部分断面で、遮蔽板に形
成した接続端子片と他の回路基板との接続状態を示す部
分断面図である。
【図11】本発明の他の実施例に係る腕時計型通信装置
の概略断面図である。
【図12】図11に示す装置を部分的に拡大して示す概
略図である。
【図13】図11に示す装置の感度の低下を受信周波数
に対し示す特性曲線図である。
【図14】本発明の実施例の変形例に係る装置の概略断
面図である。
【図15】図15の装置を部分的に拡大して示す概略断
面図である。
【図16】本発明の実施例の他の変形例に係る装置の概
略断面図である。
【図17】図16の装置を部分的に拡大して示す概略断
面図である。
【図18】本発明の実施例のもう1つの変形例に係る装
置の概略断面図である。
【図19】図18の装置を部分的に拡大して示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1・・・腕時計型個別選択呼出し受信機 2・・・本体部 3・・・ケース 3a・・・表ケーシング 3b・・・裏カバー 4R、4L・・・腕バンド 5・・・回路組立体 11・・・パネル枠 12・・・回路ケース体 12a、12b・・・入力用端子部材 12c・・・駆動用電池の正極部材 12d・・・電池押さえ板を取り付けるための係合用突
起 12e・・・駆動用電池の装着される凹部 13・・・液晶表示パネル 14・・・第2の回路基板(信号処理回路部) 14a・・・接続位置 15・・・遮蔽板 15a・・・貫通孔 15b、15c・・・接続端子片 16・・・第1の回路基板(受信回路部) 17・・・スペーサ 18・・・回路駆動用電池 19・・・電池押さえ板 21〜24・・・係合部 21a〜24a・・・折り曲げ部 21b〜24b・・・係合孔 21c〜24c・・・係合用突起 26・・・高周波受信回路 26a・・・駆動用部品 31〜34・・・係合部 31a〜34a・・・折り曲げ部 31b〜34b・・・係合孔 31c〜34c・・・係合用突起 37・・・ノイズ発生源回路 100・・・腕時計型通信装置 101・・・本体部 101a・・・ケーシング部 101b・・・裏カバー部 101c・・・導電性のねじ 101d・・・中空領域 101f・・・ケーシング部の内面 102R、102L・・・腕バンド 103・・・内部回路組立体 104R、104L・・・導電性の薄板 110・・・第2の回路基板 110b・・・内層パターン 111・・・ディジタル回路部 112・・・第1の回路基板 112a・・・プリントパターン 112b・・・内層パターン 112c・・・スルーホール 113・・・高周波アナログ回路部 113a・・・駆動用の電気素子 114・・・ボタン型電池 115・・・電池収納枠 115a・・・底部 115b・・・スルーホール 116・・・ノイズ発生源回路部 117・・・樹脂 118・・・第1導電板 118a・・・突起部 121・・・液晶表示パネル 122・・・第2導電板 123・・・電極部材 124・・・正電極 125・・・スペーサ 131・・・スイッチ 132・・・圧電ブザー L0、L1、L2、L3、L4・・・受信感度の特性曲
線 200・・・腕時計型通信装置 201・・・信号回路基板 201b・・・内層パターン 201d・・・基板の裏面 201e・・・基板の表面
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平2−278245 (32)優先日 平成2年10月16日(1990.10.16) (33)優先権主張国 日本(JP) Fターム(参考) 5E321 AA02 BB44 CC03 GG05 5K016 AA06 BA06 BA13 CA03 CF03 EA08 JA03 5K067 AA05 BB01 KK01 KK05 KK17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、回路駆動用電池と、送信お
    よび受信機能の少なくとも一方の機能を備えた高周波ア
    ナログ回路部と、信号処理用のディジタル回路部と、前
    記高周波アナログ回路部を高周波ノイズから遮蔽するた
    めのノイズ遮蔽板部材とを有し、前記ノイズ遮蔽板部材
    によって前記高周波アナログ回路部が前記ディジタル回
    路部から分離されるように、前記アナログ回路部、前記
    ノイズ遮蔽板部材および前記ディジタル回路部は、この
    順序で通信装置ハウジング内において、その厚さ方向に
    配置されている携帯用通信装置であって、 第1の回路基板と第2の回路基板とを有し、前記高周波
    アナログ回路部は前記第1の回路基板に形成され、前記
    ディジタル回路部は前記第2の回路基板に形成されてお
    り、前記通信装置ハウジングの厚さ方向に見た場合に、
    前記第1の回路基板が、前記回路駆動用電池と前記ノイ
    ズ遮蔽板部材との間に挟まれた状態となるように、前記
    回路駆動用電池が配置されていることを特徴とする携帯
    用通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、この装置は、前記回
    路駆動用電池、前記第1の回路基板、前記第2の回路基
    板および前記ノイズ遮蔽部材によって構成される前記回
    路組立体が内蔵される本体部と、この本体部を使用者の
    手首の回りに固定する腕バンド部とを有する腕時計型
    で、この腕バンド部には手首の回りに固定されたとき
    に、電波信号の送受信用のループアンテナを形成する導
    電部材が組み込まれていることを特徴とする携帯用通信
    装置。
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