JP2000285988A - リードとバスバーの接続構造 - Google Patents

リードとバスバーの接続構造

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JP2000285988A
JP2000285988A JP11095358A JP9535899A JP2000285988A JP 2000285988 A JP2000285988 A JP 2000285988A JP 11095358 A JP11095358 A JP 11095358A JP 9535899 A JP9535899 A JP 9535899A JP 2000285988 A JP2000285988 A JP 2000285988A
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Norio Ito
法生 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的及び熱的に優れた接続特性を得ると共
に、材料歩留まりを向上させ、製造コストの低減を図る
ことができるリードとバスバーの接続構造を提供する。 【解決手段】 電気部品5のリード6を接続する為のバ
スバー21の接続端部23には、同一方向に延設された
3片の舌状片の一部である舌状片を第1の折曲位置P1
で直角に折曲形成した第1の弾性圧接片25と、残りの
舌状片を第1の折曲位置から舌状片の延出方向に沿って
基端側に適宜ずらした第2の折曲位置で直角に折曲形成
した一対の第2の弾性圧接片26,27とが形成されて
いる。これら第1の弾性圧接片25と第2の弾性圧接片
26,27との平行な板面25a,26a,27a間で
リード6を押圧挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品のリード
を配線基板に回路体として配設された金属板製のバスバ
ーの接続端部に接続するリードとバスバーの接続構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の電気系統の接続処理に
使用される配線基板では、金属板製のバスバーを回路体
として絶縁基板上に配設し、該バスバーには必要に応じ
て電気部品(小型・小電力用ダイオード、抵抗器及びコ
ンデンサー等)のリードを接続するための接続端部を設
けた構成のものが開発されている。
【0003】そして、このような配線基板におけるリー
ドとバスバーの接続構造としては、従来より、図7に示
すものが知られている(例えば実開平4−136868
号公報参照)。この接続構造は、金属板製のバスバー1
の接続端部として、折曲により略垂直に起立させた端部
2を形成し、この端部2に設けたスリット3に電気部品
のリード6を圧入することで、リード6とバスバー1と
を電気的に接続状態とするものである。
【0004】ところが、上記接続構造は、スリット3の
両側縁でリード6を挟持することでバスバー1とリード
6との接続を果たすものであり、接続部での接触が点接
触となって接触面積が小さく成るため、電気部品への通
電電流が制限されてしまうという問題があった。また、
電気部品の温度上昇を制限するためにバスバー1側への
放熱量を大きくする必要がある場合でも、リード6との
接続部における接触面積が小さいために、十分な放熱が
できないという問題があった。
【0005】そこで、リードとバスバーとの接続部にお
ける接触面積を増大させるべく、図8及び図9に示す接
続構造が提案された。図8に示す接続構造は、実開平7
−25582号公報に開示されたもので、バスバー7の
接続端部8を、電気部品5のリード6に表面を接触させ
る舌状の弾性接触片9と、この弾性接触片9の幅方向に
対向して配置されてリード6が弾性接触片9に接触した
状態を保持するように側縁部によりリード6を弾性接触
片9に押さえ付ける一対の押さえ片10,11とを備え
た構成としたものである。前記弾性接触片9は、バスバ
ー7の先端部からバスバー7の長手方向に延出する舌状
片を起立状態に折曲することによって形成されている。
また、一対の押さえ片10,11は、バスバー7の先端
部の両側から弾性接触片9の幅方向に沿って延出する舌
状片を起立状態に折曲することによって形成されてい
る。
【0006】図9に示す接続構造は、実開平7−297
49号公報に開示されたもので、バスバー13の接続端
部14を、電気部品5のリード6に表面を接触させる舌
状の弾性接触片16と、リード6が弾性接触片16に接
触した状態を保持するように側縁部によりリード6を弾
性接触片16に押さえ付ける単一の押さえ片17とを備
えた構成としたものである。
【0007】前記弾性接触片16は、バスバー13の先
端部からバスバー13の長手方向に延出する舌状片を起
立状態に折曲することによって形成されている。また、
押さえ片17は、前記弾性接触片16の基端寄りの側縁
から弾性接触片16の幅方向に延出した連結部17a
と、この連結部17aから弾性接触片16と同方向に延
出する舌状の押さえ部17bとからなるもので、連結部
17aを折曲することで、押さえ部17bの側縁が弾性
接触片16の表面に対向した状態に形成される。
【0008】図10は図8に示したバスバー7の展開形
状7Aを示し、図11は図9に示したバスバー13の展
開形状13Aを示している。それぞれの展開図では、破
線で示した箇所を谷折り又は山折りに折曲することで、
図8及び図9に示した弾性接触片8,16、押さえ片1
0,11,17が形成される。なお、便宜上、それぞれ
の展開図には、これらの弾性接触片8,16や押さえ片
10,11,17となる部位を同符号を付して示してい
る。
【0009】上述の図8及び図9に示したリードとバス
バーの接続構造では、リード6とバスバー7,13との
接触が、弾性接触片9,16の幅方向に線接触又は面接
触となっており、図7に示した接続構造と比較すると大
幅に接触面積を増大させることができ、電気部品への通
電電流の上限が大幅に緩和される。また、接触面積の増
大による接触部の放熱性も大幅に改善されるため、発熱
の多い電気部品の接続に対しても安心して使用できるよ
うになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8及
び図9に示したリードとバスバーの接続構造では、図1
0及び図11に示したように、展開形状では押さえ片1
0,11,17がバスバーの幅方向に大きく突出する複
雑な形状になるため、原料板材上に板取りする場合に、
大きな原料板材が必要になると同時に、打ち抜き後に不
要となる板材部分が多くなり、材料の歩留まりが悪いと
いう問題があった。
【0011】更に、これら接続構造は、何れも曲げ箇所
が多数で、曲げ方向も色々とあるため、曲げ加工の工程
数の増大や、工程間移動による所要時間の増大等によっ
て、生産性の低下や製造コストの上昇という問題を招い
ていた。そこで、本発明の目的は上記課題を解消するこ
とに係り、電気的及び熱的に優れた接続特性を得ると共
に、材料歩留まりを向上させ、製造コストの低減を図る
ことができるリードとバスバーの接続構造を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、バ
スバーの接続端部に電気部品のリードを接続する為のリ
ードとバスバーの接続構造であって、前記接続端部に
は、同一方向に延設された複数片の舌状片の一部を第1
の折曲位置で折曲形成した第1の弾性圧接片と、残りの
舌状片を前記第1の折曲位置から舌状片の延出方向に沿
って適宜ずらした第2の折曲位置で折曲形成した第2の
弾性圧接片とが形成されており、これら第1の弾性圧接
片と第2の弾性圧接片との平行な板面間で前記リードを
押圧挟持することを特徴とするリードとバスバーの接続
構造により達成される。
【0013】上記構成によれば、リードとバスバーの接
続部では、併設された第1の弾性圧接片と第2の弾性圧
接片との平行な板面で電気部品のリードを押圧挟持する
ため、リードとバスバーの接続部での接触が第1及び第
2の弾性圧接片の幅全体に渡る線接触又は面接触となっ
て、接続部に大きな接触面積を確保することができる。
しかも、前記バスバーの接続端部における展開形状は、
同一方向に延設された複数片の舌状片から成り、各舌状
片が異なった方向に突出しないため、単純で小さな展開
形状に納めることができる。
【0014】更には、第1及び第2の弾性圧接片を形成
するための曲げ箇所は、弾性圧接片の装備数に拘わら
ず、第1の折曲位置と第2の折曲位置との2カ所で済
む。又、これら第1の折曲位置と第2の折曲位置におけ
る曲げ方向は同一でよい。従って、曲げ箇所の低減や曲
げ方向の統一によって、曲げ加工の工程数の低減や工程
間移動による所要時間の短縮を図ることができる。
【0015】尚、好ましくは前記リードを押圧挟持する
第1又は第2の弾性圧接片には、該第1又は第2の弾性
圧接片に対するリードの位置決めを行なう位置決め凹部
がプレス成形される。この場合、例えば第1又は第2の
弾性圧接片の打ち抜き加工時に位置決め凹部を同時に形
成することができ、加工工程の増大等を招かずに、リー
ドの位置決め・固定の信頼性を向上させることができ
る。又、前記リードの断面形状に合わせて位置決め凹部
の断面形状を形成すれば、該リードに対する接触面積を
更に増大させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係るリードとバスバーの接続構造を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るリードと
バスバーの接続構造を示す全体斜視図、図2は図1に示
したリードとバスバーの接続構造の要部拡大図、図3は
図2に示したリードとバスバーの接続構造の側面図、図
4は図1に示したバスバーの展開図である。
【0017】本実施形態のリードとバスバーの接続構造
は、図1に示したように、電気部品5の両端における一
対のリード6,6を配線基板上に配設される金属板製の
各バスバー21の接続端部23に接続するもので、例え
ば、車両の電気系統の接続処理用の配線基板上への電気
部品の搭載に利用される。尚、前記電気部品5として
は、例えば、小型・小電力用ダイオード、抵抗器及びコ
ンデンサー等の各種電気部品が該当する。又、本実施形
態の場合、電気部品5のリード6は丸棒状であることを
前提としているが、リード6の断面形状は多角形等の他
の形状であっても良い。
【0018】前記接続端部23は、図2及び図3に示し
たように、バスバー21の端部に、板厚方向に前記リー
ド6を挟む間隔d(リード6の直径より狭い間隔)をあ
けて併設された第1の弾性圧接片25と、第2の弾性圧
接片26,27との3片の弾性圧接片を折曲形成し、こ
れら第1の弾性圧接片25と第2の弾性圧接片26,2
7との平行な板面25a,26a,27a間で前記リー
ド6を押圧挟持する構成である。
【0019】上述した3片の弾性圧接片25,26,2
7は、図4に示したバスバー21の展開形状21Aに示
したように、バスバー21の長手方向(図4では左右方
向)に沿って同一方向に延設された3片の舌状片25
A,26A,27Aから成る。これら3片の舌状片25
A,26A,27Aは、各幅寸法がバスバー21を幅方
向に略3分割した大きさに設定されている。又、第1の
弾性圧接片25となる一部の舌状片25Aは、一対の第
2の弾性圧接片26,27となる残りの舌状片26A,
27Aの間に設けられている。
【0020】そして、前記舌状片25Aは、図4に破線
で示す第1の折曲位置P1で直角に折曲形成すること
で、第1の弾性圧接片25となる。また、2片の前記舌
状片26A,27Aは、前記第1の折曲位置P1から舌
状片26A,27Aの延出方向に沿って基端側に適宜ず
らした図4に破線で示す第2の折曲位置P2で直角に折
曲形成することで、第2の弾性圧接片26,27とな
る。
【0021】尚、上記3片の弾性圧接片25,26,2
7は、リード6の挟持面となる板面25a,26a,2
7a側の上端縁Cが面取りされている。これらの面取り
は、第1の弾性圧接片25と第2の弾性圧接片26,2
7との間の間隔dに、該間隔dより直径の大きなリード
6を挿入し易くするための配慮で、バスバー21をプレ
ス加工する際に形成することができる。
【0022】即ち、前記接続端部23の上方より、これ
ら第1及び第2の弾性圧接片25,26,27の各上端
縁Cに沿って電気部品5のリード6を挿入し、これら第
1の弾性圧接片25と第2の弾性圧接片26,27とを
押し広げながら圧入することにより、第1の弾性圧接片
25の板面35aと第2の弾性圧接片26,27の板面
26a,27aとの間で、前記リード6が押圧挟持され
る。
【0023】上述した如く本実施形態のリード6とバス
バー21の接続部では、接続端部23に併設された第1
の弾性圧接片25と第2の弾性圧接片26,27との平
行な板面25a,26a,27aで電気部品5のリード
6を押圧挟持している。そこで、リード6とバスバー2
1の接続部での接触が第1及び第2の弾性圧接片25,
26,27の幅全体に渡る線接触となり、該接続部に大
きな接触面積を確保することができ、電気的及び熱的に
優れた接続特性を得ることができる。
【0024】又、前記バスバー21の接続端部23にお
ける展開形状21Aは、図4に示したように、同一方向
に延設された3片の舌状片25A,26A,27Aから
成り、各舌状片25A,26A,27Aが異なった方向
に突出しないため、単純で小さな展開形状に納めること
ができる。そこで、バスバー21の展開形状21Aの複
雑化や大型化を回避して、原料板材から板取りする際の
材料歩留まりを向上させることができる。
【0025】更に、第1及び第2の弾性圧接片25,2
6,27を形成するための曲げ箇所は、これら弾性圧接
片の装備数に拘わらず、第1の折曲位置P1と第2の折
曲位置P2との2カ所で済む。又、これら第1の折曲位
置P1と第2の折曲位置P2における曲げ方向は同一で
よい。従って、図8や図9に示した従来のリードとバス
バーの接続構造に比べて、曲げ箇所の低減や曲げ方向の
統一によって、曲げ加工の工程数の低減や工程間移動に
よる所要時間の短縮を図って生産性を向上し、製造コス
トの低減を図ることができる。
【0026】尚、上記実施形態においては、第1の弾性
圧接片25を直角に折曲形成する第1の折曲位置P1か
ら長手方向に沿って基端側に適宜ずらした第2の折曲位
置P2で一対の第2の弾性圧接片26,27を直角に折
曲形成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、第1の弾性圧接片25を直角に折曲形成す
る第1の折曲位置P1から長手方向に沿って先端側に適
宜ずらした第2の折曲位置P2で一対の第2の弾性圧接
片26,27を直角に折曲形成することもできる。この
場合、リード6を押圧挟持する挟持面となる各弾性圧接
片25,26,27の板面は、上記実施形態における板
面25a,26a,27aとは反対側となる。
【0027】図5は、本発明の第2実施形態に係るリー
ドとバスバーの接続構造を示す要部拡大斜視図である。
本第2実施形態の接続構造は、電気部品のリード6を配
線基板上に配設される金属板製のバスバー28の接続端
部29に接続するものである。前記バスバー28は、上
記第1実施形態と同様に形成した第1の弾性圧接片35
の板面35aに、該第1の弾性圧接片35に対するリー
ド6の位置決めを行なう位置決め凹部としての係合溝3
0をプレス成形することにより、第1及び第2の弾性圧
接片35,36,37の長手方向へのリード6の移動を
規制可能とした以外は、上記第1実施形態の構成部分と
同様である。
【0028】本第2実施形態に係るリードとバスバーの
接続構造では、第1の弾性圧接片35の打ち抜き加工時
に係合溝30を同時に形成することができ、加工工程の
増大等を招かずに、リード6の位置決め・固定の信頼性
を向上させることができる。又、本実施形態の場合、前
記係合溝30が丸棒状のリード6の断面形状に合わせた
円弧状断面を有する溝とされ、第1の弾性圧接片35が
リード6に面接触するように構成されているので、該リ
ード6に対する接触面積を更に増大させることができ、
接続部の電気的及び熱的な接続特性の一層の向上が期待
できる。
【0029】更に、本第2実施形態においては、第1の
弾性圧接片35の板面35aに、該第1の弾性圧接片3
5に対するリード6の位置決めを行なう位置決め凹部と
しての係合溝30をプレス成形したが、一対の第2の弾
性圧接片36,37の板面36a,37aの少なくとも
一方に、係合溝30をプレス成形しても良い。
【0030】尚、本発明における第1及び第2の弾性圧
接片の構成は、上記各実施形態の構成に限定されるもの
ではなく、種々の形態を採りうる事は言うまでもない。
例えば、本発明における第1及び第2の弾性圧接片の装
備数は、上記実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、第1の弾性圧接片と第2の弾性圧接片とをそれぞれ
2片以上の複数片に設定しても良い。
【0031】更に、図6に示した本発明の第3実施形態
に係るリードとバスバーの接続構造のように、電気部品
5の両端における一対のリード6,6を接続するバスバ
ー43の接続端部41とバスバー44の接続端部42と
に、それぞれ1片ずつ第1及び第2の弾性圧接片45,
46と第1及び第2の弾性圧接片47,48とを折曲形
成しても良い。
【0032】この場合、第1及び第2の弾性圧接片4
5,46の各板面45a,46aと、第1及び第2の弾
性圧接片47,48の各板面47a,48aとが、互い
に協働することにより一対のリード6,6を押圧挟持し
ている。尚、第1の弾性圧接片45(47)には、該第
1の弾性圧接片45(47)に対するリード6の位置決
めを行なう位置決め凹部としての係合溝30がプレス成
形されているが、省略できることは言うまでもない。
【0033】そこで、本第3実施形態に係るリードとバ
スバーの接続構造によれば、各接続端部41,42に折
曲形成される第1の弾性圧接片45(47)と第2の弾
性圧接片46(48)とをそれぞれ1片ずつとしたこと
によって、更にバスバーの展開形状を単純にすることが
できる。
【0034】
【発明の効果】上述したように、本発明のリードとバス
バーの接続構造によれば、リードとバスバーの接続部で
は、併設された第1の弾性圧接片と第2の弾性圧接片と
の平行な板面で電気部品のリードを押圧挟持するため、
リードとバスバーの接続部での接触が第1及び第2の弾
性圧接片の幅全体に渡る線接触又は面接触となって、接
続部に大きな接触面積を確保することができる。
【0035】しかも、前記バスバーの接続端部における
展開形状は、同一方向に延設された複数片の舌状片から
成り、各舌状片が異なった方向に突出しないため、単純
で小さな展開形状に納めることができる。そこで、バス
バーの展開形状の複雑化や大型化を回避して、原料板材
から板取りする際の材料歩留まりを向上させることがで
きる。
【0036】更には、第1及び第2の弾性圧接片を形成
するための曲げ箇所は、弾性圧接片の装備数に拘わら
ず、第1の折曲位置と第2の折曲位置との2カ所で済
む。又、これら第1の折曲位置と第2の折曲位置におけ
る曲げ方向は同一でよい。従って、曲げ箇所の低減や曲
げ方向の統一によって、曲げ加工の工程数の低減や工程
間移動による所要時間の短縮を図って生産性を向上し、
製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリードとバスバーの
接続構造を示す全体斜視図である。
【図2】図1に示したリードとバスバーの接続構造の要
部拡大図である。
【図3】図2に示したリードとバスバーの接続構造の側
面図である。
【図4】図1に示したバスバーの展開図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るリードとバスバー
の接続構造を示す要部拡大斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るリードとバスバー
の接続構造を示す全体斜視図である。
【図7】従来例のリードとバスバーの接続構造を示す要
部斜視図である。
【図8】他の従来例のリードとバスバーの接続構造を示
す要部斜視図である。
【図9】他の従来例のリードとバスバーの接続構造を示
す要部斜視図である。
【図10】図8に示したバスバーの展開図である。
【図11】図9に示したバスバーの展開図である。
【符号の説明】
5 電気部品 6 リード 21 バスバー 23 接続端部 25 第1の弾性圧接片 26,27 第2の弾性圧接片 25a,26a,27a 板面 25A,26A,27A 舌状片 P1 第1の折曲位置 P2 第2の折曲位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバーの接続端部に電気部品のリード
    を接続する為のリードとバスバーの接続構造であって、 前記接続端部には、同一方向に延設された複数片の舌状
    片の一部を第1の折曲位置で折曲形成した第1の弾性圧
    接片と、残りの舌状片を前記第1の折曲位置から舌状片
    の延出方向に沿って適宜ずらした第2の折曲位置で折曲
    形成した第2の弾性圧接片とが形成されており、 これら第1の弾性圧接片と第2の弾性圧接片との平行な
    板面間で前記リードを押圧挟持することを特徴とするリ
    ードとバスバーの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記リードを押圧挟持する第1又は第2
    の弾性圧接片には、該第1又は第2の弾性圧接片に対す
    るリードの位置決めを行なう位置決め凹部がプレス成形
    されていることを特徴とする請求項1に記載のリードと
    バスバーの接続構造。
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