JP2550432Y2 - 回路基板用コネクタ - Google Patents

回路基板用コネクタ

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JP2550432Y2
JP2550432Y2 JP6589093U JP6589093U JP2550432Y2 JP 2550432 Y2 JP2550432 Y2 JP 2550432Y2 JP 6589093 U JP6589093 U JP 6589093U JP 6589093 U JP6589093 U JP 6589093U JP 2550432 Y2 JP2550432 Y2 JP 2550432Y2
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JP
Japan
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circuit board
tab
connector
stress
board connector
Prior art date
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JP6589093U
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English (en)
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JPH0730460U (ja
Inventor
敦 藤▲崎▼
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント回路基板に半
田付けにより固定されるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回路基板用コネクタの一例を図4
に示す。このコネクタは、コネクタハウジング1から複
数本のタブ2を伸び出させたものである。コネクタハウ
ジング1内には、図示してないが、各タブ2と連続する
雌端子または雄端子が配列されている。このコネクタ
は、タブ2を回路基板の穴に差し込み、回路基板の導体
に半田付けすることにより、回路基板に固定される。回
路基板に固定されたコネクタには、相手方のコネクタが
差込み接続される。
【0003】しかし図4のタイプのコネクタは、タブ2
が直線状であるため、温度変化や振動などにより、回路
基板が変形したり、回路基板に僅かな寸法変化が生じた
りすると、半田付け部に大きなストレスがかかる。その
結果、半田のひび割れ等が発生し、電気的接続不良を起
こす危険性がある。
【0004】図5は従来の回路基板用コネクタの他の例
を示す。このコネクタは、コネクタハウジング1 から伸
び出すタブ2を中間で90°折り曲げたものである。この
ようにすると、各タブ2の基端部が僅かではあるが回路
基板面に垂直な方向に弾性変形可能となるため、図4の
コネクタより、半田付け部にかかるストレスが小さくな
る。
【0005】図6は従来の回路基板用コネクタのさらに
他の例を示す。このコネクタは、タブ2を中間で90°折
り曲げ、さらに先端部に弾性変形促進用の波形屈曲部3
を設けたものである。このようにすると波形屈曲部3の
弾性変形でストレス緩和が可能になるため、図5のコネ
クタより更に半田付け部にかかるストレスが小さくな
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】図6のようにタブ2に
波形屈曲部3を設けると、同図に示す直角座標でy軸方
向のストレス緩和には効果があるが、x軸方向、z軸方
向のストレス緩和はほとんど期待できない。このため半
田付け部のストレス緩和はまだ不十分といえる。特にタ
ブの板厚が厚い大電流用のコネクタは、タブの剛性が大
きいことから半田付け部にかかるストレスが大きく、そ
れを緩和する対策が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
課題を解決した回路基板用コネクタを提供するもので、
その構成は、コネクタハウジングから、回路基板に半田
付けされる複数本のタブを伸び出させてなる回路基板用
コネクタにおいて、前記タブの途中に一つ以上の90°方
向変換部を設けると共に、その方向変換部の両側に弾性
変形を容易にするための波形屈曲部を、波形の方向が90
°異なるように設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このようにすると、タブが90°異なる複数の方
向へ容易に弾性変形できるようになるため、半田付け部
にかかるストレスを軽減することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本考案の第一の実施例を示す。1は
コネクタハウジング、2はコネクタハウジング1から突
出するタブである。図ではタブ2を1本だけ示したが、
タブ2は同じ形態で複数本配列されている(以下の実施
例でも同じ)。
【0010】この実施例におけるタブ2は途中に一つの
90°方向変換部4を有している。この方向変換部4は、
タブ2の基部(コネクタハウジング1から出た部分)の
伸び出し方向をy軸方向、板面をx−y平面としたと
き、タブ2の先端部の伸び出し方向がz軸方向、板面が
y−z平面となるように、形成されている。また方向変
換部4の基部側には第一の波形屈曲部3aが、先端部側
には第二の波形屈曲部3bが形成されている。これによ
りタブ2は、波形の方向が90°異なる二つの波形屈曲部
3a、3bを有することになる。
【0011】上記構成によると、タブ2の先端部を回路
基板に半田付けしたときに、第一の波形屈曲部3aの弾
性変形によりy軸およびz軸方向の応力を緩和でき、第
二の波形屈曲部3bの弾性変形によりx軸方向の応力を
緩和できる。
【0012】図2は本考案の第二の実施例を示す。この
実施例が図1の実施例と異なる点は、90°方向変換部4
をタブ2の捻じり曲げにより形成したことである。この
ようにするとタブ2を直線状のものから屈曲成形できる
のでコスト安である。それ以外は図1の実施例と同じで
あるので、同一部分には同一符合を付して説明を省略す
る。
【0013】図3は本考案の第三の実施例を示す。この
実施例におけるタブ2は途中に二つの90°方向変換部4
a、4bを有している。第一の方向変換部4aは、タブ
2の基部の伸び出し方向をy軸方向、板面をx−y平面
としたとき、タブ2の中間部の伸び出し方向がx軸方
向、板面がx−y平面となるように形成され、第二の方
向変換部4bは、タブ2の先端部の伸び出し方向がz軸
方向、板面がx−z平面となるように形成されている。
【0014】また第一の方向変換部4aの基部側には第
一の波形屈曲部3aが、中間部側には第二の波形屈曲部
3bが形成され、さらに第二の方向変換部の先端部側に
は第三の波形屈曲部3cが形成されている。その結果、
第一の波形屈曲部3aと第二の波形屈曲部3bは波形の
方向が90°異なり、第二の波形屈曲部3bと第三の波形
屈曲部3cは波形の方向がさらに90°異なることにな
る。
【0015】この構成によると、タブ2の先端部を回路
基板に半田付けした状態で、第一の波形屈曲部3aの弾
性変形によりz軸方向の応力を緩和でき、第二の波形屈
曲部3bの弾性変形によりx軸方向の応力を緩和でき、
第三の波形屈曲部3cの弾性変形によりy軸方向の応力
を緩和できる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、コ
ネクタのタブの先端部を回路基板に半田付けにより固定
した状態で、温度変化などにより半田付け部に種々の方
向からストレスがかかっても、タブの複数方向への弾性
変形によりストレスを緩和することができる。このため
半田付け部の信頼性が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る回路基板用コネクタの第一の実
施例を示す斜視図。
【図2】 同じく第二の実施例を示す斜視図。
【図3】 同じく第三の実施例を示す斜視図。
【図4】 従来の回路基板用コネクタの一例を示す斜視
図。
【図5】 従来の回路基板用コネクタの他の例を示す斜
視図。
【図6】 従来の回路基板用コネクタのさらに他の例を
示す斜視図。
【符号の説明】 1:コネクタハウジング 2:タブ 3a、3b、3c:弾性変形促進用の波形屈曲部 4、4a、4b:90°方向変換部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタハウジングから、回路基板に半田
    付けされる複数本のタブを伸び出させてなる回路基板用
    コネクタにおいて、前記タブの途中に一つ以上の90°方
    向変換部を設けると共に、その方向変換部の両側に弾性
    変形を容易にするための波形屈曲部を、波形の方向が90
    °異なるように設けたことを特徴とする回路基板用コネ
    クタ。
JP6589093U 1993-11-17 1993-11-17 回路基板用コネクタ Expired - Lifetime JP2550432Y2 (ja)

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JPH0730460U JPH0730460U (ja) 1995-06-06
JP2550432Y2 true JP2550432Y2 (ja) 1997-10-15

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