JP3543237B2 - Icソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はICチップ、ICパッケージ、マルチ・チップ・モジュール(MCM)等のIC部品と外部回路基板とを電気的に接続するためのICソケットに関し、更に詳しくは、IC部品の下面側の電極端子に接触される複数の下面用コンタクトピンと、IC部品の上面側の電極端子に接触される複数の上面用コンタクトピンとをソケット本体上に交互に並設したICソケットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICソケットはソケット本体と、該ソケット本体上に並列に配設される複数のコンタクトピンとを有し、各コンタクトピンは基部と、該基部の一端に接続され且つIC部品の電極端子に接触される接触部と、基部から下方に突出する脚部とを有する。そして、表面実装形のICソケットの場合、各コンタクトピンは基部の他端よりソケット本体の外方に延びて回路基板上に当接されるリード部を有する。そして、各コンタクトピンはその脚部をソケット本体に形成された溝に圧入することにより、ソケット本体に装着される。IC部品がその側辺に沿って上下両面に電極端子を並設したものである場合、そのIC部品を装填するためのICソケットには、IC部品の下面側電極端子に接触される接触部を有する複数の下面用コンタクトピンと、IC部品の上面側電極端子に接触される接触部を有する複数の上面用コンタクトピンとを交互に配設し、これら上面用および下面用コンタクトピンの脚部をソケット本体の溝部に圧入することにより、各コンタクトピンをソケット本体に固定保持するのが一般的である。そしてこの場合、上面用コンタクトピンの基部と接触部との間に形成されたばね部のばね力によって該上面用コンタクトピンの接触部がIC部品の上面側電極端子に押圧され、さらに該押圧力によってIC部品の下面側電極端子が下面用コンタクトピンの接触部に押圧される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
複数の下面用コンタクトピンと上面用コンタクトピンとを交互に配設した従来のICソケットにおいては、上面用コンタクトピンからIC部品に与えられる押圧力によって上面用および下面用コンタクトピンの接触部とIC部品の上面側および下面側電極端子との間に所要の接触圧が確保されるが、脚部を介してソケット本体に保持されている上面用および下面用コンタクトピンには、互いに反対方向の曲げモーメントが加わり、ソケット本体の溝部には上面用および下面用コンタクトピンの脚部により該溝を拡開させる方向の力が加わることとなる。
【0004】
このため、ソケット本体には上面用および下面用コンタクトピンの脚部から受ける力に十分抗して該脚部を確実に固定保持できるだけの強度が必要となるため、上面用および下面用コンタクトピンの本数が多くなる程、ソケット本体の薄型化および軽量化が困難となる。
【0005】
したがって、本発明の目的は、上下面に電極端子を有するIC部品に使用可能で、且つ、回路基板への実装時の軽量化および薄型化が可能なICソケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、IC部品の上面側の電極端子に接触される接触部を有する上面用コンタクトピンとIC部品の下面側の電極端子に接触される接触部を有する下面用コンタクトピンとがソケット本体上に交互に並設されるICソケットにおいて、前記ソケット本体の上面には、その外辺近傍に沿って延びる長溝が形成され、前記上面用および下面用コンタクトピンが、前記ソケット本体の上面に沿って前記長溝と直交する方向に延びる基部と、前記基部より下方に突出し且つ前記長溝に挿入される脚部とを有し、前記上面用コンタクトピンが更に前記上面用コンタクトピンの前記接触部と前記基部との間に形成されて前記接触部を前記IC部品の上面側電極端子に押圧するばね部を有し、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンが前記脚部または前記基部の箇所で互いに電気的絶縁状態で嵌合していることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のICソケットにおいて、前記上面用および下面用コンタクトピンの前記脚部は、前記長溝における前記ソケット本体の上面の外辺寄りの内側壁に係接する外側脚片と、前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁に係接する内側脚片を有し、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの外側脚片と内側脚片との間に、他方のコンタクトピンの前記外側脚片と前記内側脚片との間に嵌合される嵌合片が略上下逆L字状に切り起こし形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のICソケットにおいて、前記嵌合片の切り起こし量がほぼコンタクトピンの板厚寸法に等しく、これにより、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの前記嵌合片と他方のコンタクトピンの前記脚部の外側および内側脚片との嵌合時に両コンタクトピンの前記基部が重なり合い、更に、前記ソケット本体の上面には重なり合う上面用および下面用コンタクトピンの基部を挟むように複数のリブが設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のICソケットにおいて、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記接触部が上下に整列するように、両コンタクトピンの前記接触部が前記基部に対しコンタクトピンの板厚寸法の半分の量だけ互いに近接する方向にそれぞれ折り曲げ形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3記載のICソケットにおいて、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記接触部が上下二段の千鳥状に整列するように、両コンタクトピンの前記接触部が前記基部に対しコンタクトピンの板厚寸法の半分の量だけ互いに離間する方向にそれぞれ折り曲げ形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1記載のICソケットにおいて、前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方における前記脚部は前記長溝における前記ソケット本体の外辺寄りの内側壁に係接する外方側縁と、前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁より離間する内方側縁とを有し、他方のコンタクトピンにおける前記脚部は前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁に係接する内方側縁と、前記長溝における前記ソケット本体の外辺寄りの内側壁より離間する外方側縁とを有し、前記一方のコンタクトピンの前記基部には前記他方のコンタクトピンの脚部の外方側縁に当接する嵌合片が形成され、また、前記他方のコンタクトピンの前記基部には前記一方のコンタクトピンの脚部の内方側縁に係接する嵌合片が形成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載のICソケットにおいて、前記一方のコンタクトピンにおける脚部が該一方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されており、前記他方のコンタクトピンにおける脚部が該他方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項1記載のICソケットにおいて、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記基部に、両コンタクトピンの前記基部が重なり合うときに互いに嵌合する略コ字状の嵌合部が同一方向に屈曲形成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項1記載のICソケットにおいて、前記各コンタクトピンが更に、前記基部より前記ソケット本体の外方に延び且つ前記ソケット本体を搭載する外部回路基板上の導体パターンに当接可能なリード部を有することを特徴とする。
【0015】
請求項10記載の発明は、請求項1記載のICソケットにおいて、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのうちの少なくとも一方のコンタクトピンにおける他方のコンタクトピンとの接触面に絶縁膜が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【作用】
請求項1記載のICソケットにおいては、IC部品の上面側および下面側の電極端子に対し上面用および下面用コンタクトピンがそれぞれ所要の接触圧で接触するとき、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン相互の嵌合により、両コンタクトピンに加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができるので、上面用および下面用コンタクトピンの数を多くした場合であっても、上面用および下面用コンタクトピンの脚部の固定保持に必要なソケット本体の強度を小さくすることができる。したがって、ソケット本体の薄型化および軽量化により、ICソケットを薄型化および軽量化することができる。また、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンは電気的絶縁状態で嵌合しているので、隣り合うコンタクトピン間の不都合な電気的接続を防止することができる。
【0017】
請求項2記載のICソケットにおいては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンの脚部がそれぞれソケット本体の長溝に圧入可能な外側および内側脚片を有するので、両コンタクトピンを相互に嵌合させた状態で両コンタクトピンの脚部をバランス良く安定にソケット本体の長溝内に圧入固定することができる。また、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンに切り起こし形成された嵌合片が他方のコンタクトピンの外側脚片と内側脚片との間に嵌合されるので、両コンタクトピンに加わるモーメント負荷の打ち消し作用を両コンタクトピンの脚部の箇所で効果的に行わせることができる。
【0018】
請求項3記載のICソケットにおいては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの嵌合片と他方のコンタクトピンの脚部の両脚片との嵌合時に両コンタクトピンの基部が重なり合うので、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのねじれに対する安定度を高めることができる。また、重なり合う上面用および下面用コンタクトピンを2枚一組として各組の基部をIC部品の下面側または上面側電極端子のピッチ幅と同一寸法のピッチ間隔で配設することができるので、各コンタクトピンが同一ピッチ間隔で配列される場合よりも、重なり合う上面用および下面用コンタクトピンに係合するリブの厚み寸法を大きくすることができる。したがって、リブ強度を確保しつつIC部品の電極端子の狭小ピッチ化に対応させることが可能となる。
【0019】
請求項4記載のICソケットにおいては、IC部品の上面側電極端子と下面側電極端子とが上下に整列して同一ピッチ幅で配列されている場合に、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンの基部を重ね合わせた状態で両コンタクトピンの接触部をIC部品の上面側および下面側電極端子にそれぞれ確実に接触させることができる。
【0020】
請求項5記載のICソケットにおいては、IC部品の上面側電極端子と下面側電極端子とが上下二段の千鳥状に配列されている場合に、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンの基部を重ね合わせた状態で両コンタクトピンの接触部をIC部品の上面側および下面側の電極端子にそれぞれ確実に接触させることができる。
【0021】
請求項6記載のICソケットにおいては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの脚部と他方のコンタクトピンの嵌合片との当接、並びに、一方のコンタクトピンの嵌合片と他方のコンタクトピンの脚部との当接により、それぞれ両コンタクトピンに加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができる。
【0022】
請求項7記載のICソケットにおいては、一方のコンタクトピンにおける脚部が該一方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されており、他方のコンタクトピンにおける脚部が該他方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されているので、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンの脚片と嵌合片とをそれぞれ両コンタクトピンの基部の間で係接させることができる。したがって、各コンタクトピンの脚片および嵌合片の曲げ加工量をコンタクトピンのピッチ幅よりも小さくすることができる。したがって、コンタクトピンの打抜き曲げ加工の作業効率が向上する。
【0023】
請求項8記載のICソケットにおいては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンの基部が重なり合うときに両コンタクトピンの基部に屈曲形成されている嵌合部が互いに嵌合するので、両コンタクトピンに加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができる。
【0024】
請求項9記載のICソケットにおいては、各コンタクトピンのリード部を外部回路基板の導体パターン上に半田付け等により電気的に接続することができるので、外部回路基板上にソケット本体を表面実装することができる。しかも、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン相互の嵌合により、両コンタクトピンに加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができるので、リード部が該モーメント負荷によって外部回路基板上の導体パターンから剥離することを防止することができる。
【0025】
請求項10記載のICソケットにおいては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンを絶縁膜を介して相互に嵌合させるので、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン間を確実に絶縁状態に保つことができる。
【0026】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
【0027】
図1から図3までは本発明に係るICソケットの第1実施例を示したもので、図1はICソケットの概略平面図、図2は図1に示すICソケットの要部縦断面図、図3(a)〜(d)は第1実施例のコンタクトピンの説明図である。
【0028】
はじめに図1および図2を参照すると、IC部品1は基板2の上面および下面に電極端子3,4をそれぞれ狭小間隔で並設したものとなっている。全体的に符号10で示すICソケット10はIC部品1を回路基板5に電気的に接続するように設計されている。
【0029】
ソケット10はIC部品1の基板2の周囲を包囲するように略矩形状をなしたソケット本体11を備えており、このソケット本体11の各辺部には後述する複数の上面用コンタクトピン12と複数の下面用コンタクトピン13とが交互に並設されている。
【0030】
ソケット本体11の上面には、その外辺近傍に沿って延びる長溝14が形成されており、上面用および下面用コンタクトピン12,13はそれぞれソケット本体11の上面に沿って長溝14と直交する方向に延びる基部15と、該基部15より下方に突出し且つ長溝14に挿入される脚部16とを有している。そして、上面用コンタクトピン12はIC部品1の上面側の電極端子3に接触される接触部17を有しており、下面用コンタクトピン13はIC部品1の下面側の電極端子4に接触される接触部18を有している。上面用コンタクトピン12の接触部17と基部15の一端との間には接触部17をIC部品1の上面側電極端子3に押圧するばね部19が形成されている。一方、下面用コンタクトピン13の接触部18は直接基部15の一端に接続されている。さらに、両コンタクトピン12,13は基部15の他端からソケット本体11の外方に延びて回路基板5上の導体パターン5aに半田付け等で接続固定されるリード部20を有している。さらに、ソケット本体11の上面には隣り合うコンタクトピン12,13の間隔を一定に保つための複数のリブ21が突設されている。
【0031】
この実施例においては、隣り合う上面用コンタクトピン12と下面用コンタクトピン13は両コンタクトピン12,13の脚部16が互いに電気的絶縁状態で嵌合するものとなっている。すなわち、図2および図3(a)〜(d)を参照すると、上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚部16は、長溝14におけるソケット本体11の上面の外辺寄りの内側壁14aに係接する外側脚片16aと、長溝14におけるソケット本体11の中央部寄りの内側壁14bに係接する内側脚片16bを有し、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13のうちの一方のコンタクトピンの外側脚片16aと内側脚片16bとの間に、他方のコンタクトピンの外側脚片16aと内側脚片16bとの間に嵌合される嵌合片16cが略上下逆L字状に切り起こし形成されている。図3(c),(d)からわかるように、この嵌合片16cはその両側面が隣のコンタクトピンの外側脚片16aおよび内側脚片16bの対向側面に接触する。したがって、少なくとも嵌合片16cの両側面またはコンタクトピンの外側および内側脚片16a,16bのうちの一方にポリイミド等の絶縁性樹脂やセラミック等からなる絶縁性被膜32が電着塗装等により形成されている。
【0032】
上記構成のICソケットにおいては、図2に示すように、上面用コンタクトピン12のばね部19より外方に突出した突出片30に治具31を当接させて該突出片30を下方に押し下げると、上面用コンタクトピン12の接触部17がIC部品1の上面の外方に移動するので、IC部品1をソケット本体11上に搭載し或いは取外すことができる。IC部品1と搭載した後、突出片30を復帰させると、上面用コンタクトピン12の接触部17がばね部19のばね力によりIC部品1の基板2の上面側電極端子3に押しつけられ、これにより、上面用および下面用コンタクトピン12,13の接触部17,18がそれぞれ所要の接触圧でIC部品1の上面側および下面側の電極端子3,4と接触する。このとき、両コンタクトピン12,13にはIC部品1を挟持する力の反作用によって互いに反対方向の曲げモーメントが生じるが、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚部16a,16bと嵌合片16cとの嵌合箇所で、両コンタクトピン12,13の曲げモーメントが打ち消し合うこととなる。したがって、両コンタクトピン12,13の脚部16からソケット本体11の長溝14の内壁に該長溝14を拡開させる方向の力が発生することを抑制できるので、上面用および下面用コンタクトピン12,13の数を多くした場合であっても、上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚部16の固定保持に必要なソケット本体11の強度を小さくすることができる。したがって、ソケット本体11の薄型化および軽量化により、ICソケットを薄型化および軽量化することができる。また、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13は電気的絶縁状態で嵌合しているので、隣り合うコンタクトピン間の不都合な電気的接続を防止することができる。
【0033】
また、上記第1実施例の上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚部16は、それぞれソケット本体11の長溝14に圧入可能な外側および内側脚片16a,16bを有するので、両コンタクトピン12,13を相互に嵌合させた状態で両コンタクトピン12,13の脚部16をバランス良く安定にソケット本体11の長溝14内に圧入固定することができる。
【0034】
さらに、上記第1実施例のICソケットにおいては、各コンタクトピン12,13のリード部20を回路基板5の導体パターン5a上に半田付け等により電気的に接続することができるので、回路基板5上にICソケットを表面実装することができる。しかも、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13相互の嵌合により、両コンタクトピン12,13に加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができるので、リード部20が該モーメント負荷によって回路基板5上の導体パターン5aから剥離することを防止することができる。
【0035】
なお、図示は省略するが、図3(d)に示す上面用コンタクトピン12の外側および内側脚片間にはその左隣の下面用コンタクトピン13の嵌合片が嵌合され、同様に、図3(d)に示す下面用コンタクトピン13の嵌合片16cはその右隣の上面用コンタクトピン12の外側および内側脚片間に嵌合されるので、列をなす上面用および下面用コンタクトピン12,13は順次連続的に嵌合して一体化されることとなる。
【0036】
図4(a)〜(d)は本発明の第2実施例を示したものである。すなわち、同図に示す上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚部16は、上記第1実施例と同様に、長溝14におけるソケット本体11の上面の外辺寄りの内側壁14a(図2参照)に係接する外側脚片16aと、長溝14におけるソケット本体11の中央部部寄りの内側壁14b(図2参照)に係接する内側脚片16bとを有し、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13のうちの一方のコンタクトピンの外側脚片16aと内側脚片16bとの間に、他方のコンタクトピンの外側脚片16aと内側脚片16bとの間に嵌合される嵌合片16cが略上下逆L字状に切り起こし形成されている。ただし、この嵌合片16cは、図4(c),(d)からわかるように、コンタクトピンの板厚分だけ基部15から側方に突出するように屈曲形成されているので、一方のコンタクトピンの嵌合片16cと他方のコンタクトピンの外側および外側脚片16a,16bとを嵌合させたとき、両コンタクトピン12,13の基部15が重なり合う。したがって、この第2実施例においては、少なくとも嵌合片16cの両側面またはコンタクトピンの外側および内側脚片16a,16bのうちの一方に絶縁性被膜32が設けられるとともに、重なり合う2つの基部15のうちの少なくとも一方の側面に絶縁性被膜32が設けられる。さらに、図4のコンタクトピン12,13を用いるときは、図4(d)に示すように、ソケット本体11の上面には重なり合う上面用および下面用コンタクトピン12,13を挟むようにリブ21が設けられている。
【0037】
したがって、上記第2実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13のうちの一方のコンタクトピンの嵌合片16cと他方のコンタクトピンの脚部16の外側および内側脚片16a,16bとの嵌合時に両コンタクトピン12,13の基部15が重なり合うので、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13のねじれに対する安定度を高めることができる。また、重なり合う上面用および下面用コンタクトピン12,13を2枚一組として各組の基部15をIC部品の下面側または上面側電極端子のピッチ幅と同一寸法のピッチ間隔で配設することができるので、各コンタクトピン12,13が同一ピッチ間隔で配列される場合よりも、重なり合う上面用および下面用コンタクトピン12,13に係合するリブ21の厚み寸法を大きくすることができる。したがって、リブ強度を確保しつつIC部品の電極端子の狭小ピッチ化に対応させることが可能となる。なお、図4の例では上面用コンタクトピン12に嵌合片16cが設けられているが、下面用コンタクトピン13に嵌合片を設けてもよい。
【0038】
図5および図6はそれぞれ図4に示すコンタクトピン12,13の接触部に変更を加えた第3,第4実施例を概略的に示したものである。図5に示す第3実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の接触部17,18が上下に整列するように、両コンタクトピン12,13の接触部17,18が基部15に対しコンタクトピン12,13の板厚寸法の半分の量だけ互いに近接する方向にそれぞれ折り曲げ形成されている。したがって、この第3実施例の場合、IC部品の上面側電極端子と下面側電極端子とが上下に整列して同一ピッチ幅で配列されている場合に、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の基部15を重ね合わせた状態で両コンタクトピン12,13の接触部17,18をIC部品の上面側および下面側電極端子にそれぞれ確実に接触させることができる。
【0039】
図6に示す第4実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の接触部17,18が上下二段の千鳥状に整列するように、両コンタクトピンの接触部17,18が基部15に対しコンタクトピンの板厚寸法の半分の量だけ互いに離間する方向にそれぞれ折り曲げ形成されている。したがって、この第4実施例においては、IC部品の上面側電極端子と下面側電極端子とが上下二段の千鳥状に配列されている場合に、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の基部を重ね合わせた状態で両コンタクトピン12,13の接触部をIC部品の上面側および下面側の電極端子にそれぞれ確実に接触させることができる。
【0040】
図7(a)〜(c)は本発明の第5実施例を示したものである。この第5実施例においては、上面用および下面用コンタクトピン12,13のうちの一方(ここでは上面用コンタクトピン13)における脚部16は長溝14におけるソケット本体11の外辺寄りの内側壁14a(図2参照)に係接する外方側縁16dと、長溝14におけるソケット本体11の中央部寄りの内側壁14b(図2参照)より離間する内方側縁16eとを有し、他方のコンタクトピン(上面用コンタクトピン)12における脚部15は長溝14におけるソケット本体11の中央部寄りの内側壁14bに係接する内方側縁16fと、長溝14におけるソケット本体の外辺寄りの内側壁14aより離間する外方側縁16gとを有し、一方のコンタクトピン(下面用コンタクトピン)13の基部15には他方のコンタクトピン12の脚部16の外方側縁16gに当接する嵌合片22が形成され、また、他方のコンタクトピン12の基部15には一方のコンタクトピン13の脚部16の内方側縁16eに係接する嵌合片23が形成されている。したがって、この第5実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13のうちの一方のコンタクトピン13の脚部16と他方のコンタクトピン13の嵌合片23との当接、並びに、一方のコンタクトピン13の嵌合片22と他方のコンタクトピン12の脚部16との当接により、それぞれ両コンタクトピン12,13に加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができる。なおこの実施例では、上面用コンタクトピン13の脚部16が長溝14におけるソケット本体の外辺寄りの内側壁14aに係接される構成となっており、下面用コンタクトピン12の脚部16が長溝14におけるソケット本体の中央部寄りの内側壁14bに係接される構成となっているので、両コンタクトピン12,13に加わるモーメント負荷に対してソケット本体11の受圧機能を効果的に発揮させることができるが、下面用コンタクトピン13の脚部16が長溝14におけるソケット本体の外辺寄りの内側壁14aに係接される構成とされ、上面用コンタクトピン12の脚部16が長溝14におけるソケット本体の中央部寄りの内側壁14bに係接される構成とされていても、脚部15と嵌合片22,23によるモーメント打ち消し作用が得られるので、本発明の所期目的を達成することができる。
【0041】
図8(a)〜(c)は本発明の第6実施例を示したものであり、第5実施例の構成にさらに変更を加えたものである。同図を参照すると、この第6実施例においては、一方のコンタクトピン13における脚部16が該一方のコンタクトピン13の基部15に対する嵌合片22の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されており、他方のコンタクトピン13における脚部16は該他方のコンタクトピン12の基部15に対する嵌合片23の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されている。したがって、この第6実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の脚片16と嵌合片22,23とをそれぞれ両コンタクトピン12,13の基部15の間で係接させることができる。したがって、各コンタクトピン12,13の脚片16および嵌合片22,23の曲げ加工量をコンタクトピンのピッチ幅よりも小さくすることができる。したがって、コンタクトピンの打抜き曲げ加工の作業効率が向上する。
【0042】
図9および図10は本発明の第7実施例を示したものである。これらの図において上記第1実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付されている。
【0043】
この第7実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13が2枚で一組となっており、両コンタクトピン12,15の基部15に、両コンタクトピン12,13の基部15が重なり合うときに互いに嵌合する略コ字状の嵌合部24が同一方向に屈曲形成されている。またこの実施例のコンタクトピン12,13の脚部16はソケット本体11の長溝14内に圧入される。したがって、この第7実施例においては、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン12,13の基部15が重なり合うときに両コンタクトピン12,13の基部15に屈曲形成されている嵌合部24が互いに嵌合するので、両コンタクトピン12,13に加わるモーメント負荷を嵌合部24の箇所で打ち消し合うことができる。
【0044】
図11は本発明の第8実施例を示したもので、上記第7実施例にさらに変更を加えたものである。この第8実施例においてはコンタクトピン12,13の嵌合部24の突出方向がコンタクトピンの組毎に順次反対方向となっており、隣り合う組のコンタクトピン12,13の嵌合部24が互いに向き合うように配置され、かつ、嵌合部24の形成位置がコンタクトピン12,13の隣り合う組毎に基部15の長手方向に変位されている。したがって、コンタクトピン12,13の組を狭小ピッチ間隔でソケット本体上に並設することができる。
【0045】
なお、上記第3〜第8実施例においても、図示は省略されているが、隣り合うコンタクトピン12,13の接触部にはポリイミド等の絶縁性樹脂やセラミック等からなる絶縁性被膜が電着塗装等により形成される。
【0046】
以上、図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されず、例えば脚部と嵌合片との係接形態に更なる変更を加えることができる。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、IC部品の上面側および下面側の電極端子に対し上面用および下面用コンタクトピンがそれぞれ所要の接触圧で接触するとき、隣り合う上面用および下面用コンタクトピン相互の嵌合により、両コンタクトピンに加わるモーメント負荷を打ち消し合うことができるので、上面用および下面用コンタクトピンの数を多くした場合であっても、上面用および下面用コンタクトピンの脚部の固定保持に必要なソケット本体の強度を小さくすることができる。したがって、ソケット本体の薄型化および軽量化により、ICソケットを薄型化および軽量化することができる。また、隣り合う上面用および下面用コンタクトピンは電気的絶縁状態で嵌合しているので、隣り合うコンタクトピン間の不都合な電気的接続を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すICソケットの概略平面図である。
【図2】図1に示すICソケットの要部縦断面図である。
【図3】(a)は第1実施例のコンタクトピンの要部斜視図、(b)は同コンタクトピンの縦断面図、(c)は同コンタクトピンを2枚嵌合させた状態を示す要部斜視図、(d)は同コンタクトピンを2枚嵌合させた状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すもので、(a)は2枚のコンタクトピンの要部斜視図、(b)は2枚のコンタクトピンを重ね合わせた状態の要部斜視図、(c)は2枚のコンタクトピンを重ね合わせた状態の要部断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すコンタクトピンおよびソケット本体の要部平面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すコンタクトピンおよびソケット本体の要部平面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示すもので、(a)は2枚のコンタクトピンの要部斜視図、(b)は2枚のコンタクトピンを係合させた状態の要部斜視図、(c)は2枚のコンタクトピンを係合させた状態の要部断面図である。
【図8】本発明の第6実施例を示すもので、(a)は2枚のコンタクトピンの要部斜視図、(b)は2枚のコンタクトピンを係合させた状態の要部斜視図、(c)は2枚のコンタクトピンを係合させた状態の断面図である。
【図9】本発明の第7実施例を示すICソケットの要部縦断面図である。
【図10】(a)は第7実施例の2枚のコンタクトピンの要部斜視図、(b)は同コンタクトピンを2枚重ね合わせた状態を示す要部斜視図、(c)は同コンタクトピンを2枚重ね合わせた状態を示す要部平面図である。
【図11】本発明の第8実施例を示すコンタクトピンの要部平面図である。
【符号の説明】
1 IC部品
2 基板
3,4 電極端子
5 回路基板
5a 導体パターン
11 ソケット本体
12 上面用コンタクトピン
13 下面用コンタクトピン
14 長溝
15 コンタクトピンの基部
16 コンタクトピンの脚部
16a 外側脚片
16b 内側脚片
16c 嵌合片
17 上面用コンタクトピンの接触部
18 下面用コンタクトピンの接触部
19 上面用コンタクトピンのばね部
20 コンタクトピンのリード部
21 リブ
22,23 嵌合片
24 嵌合部

Claims (10)

  1. IC部品の上面側の電極端子に接触される接触部を有する上面用コンタクトピンとIC部品の下面側の電極端子に接触される接触部を有する下面用コンタクトピンとがソケット本体上に交互に並設されるICソケットにおいて、
    前記ソケット本体の上面には、その外辺近傍に沿って延びる長溝が形成され、前記上面用および下面用コンタクトピンが、前記ソケット本体の上面に沿って前記長溝と直交する方向に延びる基部と、前記基部より下方に突出し且つ前記長溝に挿入される脚部とを有し、前記上面用コンタクトピンが更に前記上面用コンタクトピンの前記接触部と前記基部との間に形成されて前記接触部を前記IC部品の上面側電極端子に押圧するばね部を有し、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンが前記脚部または前記基部の箇所で互いに電気的絶縁状態で嵌合していることを特徴とするICソケット。
  2. 前記上面用および下面用コンタクトピンの前記脚部は、前記長溝における前記ソケット本体の上面の外辺寄りの内側壁に係接する外側脚片と、前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁に係接する内側脚片を有し、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの外側脚片と内側脚片との間に、他方のコンタクトピンの前記外側脚片と前記内側脚片との間に嵌合される嵌合片が略上下逆L字状に切り起こし形成されていることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  3. 前記嵌合片の切り起こし量がほぼコンタクトピンの板厚寸法に等しく、これにより、隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方のコンタクトピンの前記嵌合片と他方のコンタクトピンの前記脚部の外側および内側脚片との嵌合時に両コンタクトピンの前記基部が重なり合い、更に、前記ソケット本体の上面には重なり合う上面用および下面用コンタクトピンの基部を挟むように複数のリブが設けられていることを特徴とする請求項2記載のICソケット。
  4. 隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記接触部が上下に整列するように、両コンタクトピンの前記接触部が前記基部に対しコンタクトピンの板厚寸法の半分の量だけ互いに近接する方向にそれぞれ折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項3記載のICソケット。
  5. 隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記接触部が上下二段の千鳥状に整列するように、両コンタクトピンの前記接触部が前記基部に対しコンタクトピンの板厚寸法の半分の量だけ互いに離間する方向にそれぞれ折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項3記載のICソケット。
  6. 前記上面用および下面用コンタクトピンのうちの一方における前記脚部は前記長溝における前記ソケット本体の外辺寄りの内側壁に係接する外方側縁と、前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁より離間する内方側縁とを有し、他方のコンタクトピンにおける前記脚部は前記長溝における前記ソケット本体の中央部寄りの内側壁に係接する内方側縁と、前記長溝における前記ソケット本体の外辺寄りの内側壁より離間する外方側縁とを有し、前記一方のコンタクトピンの前記基部には前記他方のコンタクトピンの脚部の外方側縁に当接する嵌合片が形成され、また、前記他方のコンタクトピンの前記基部には前記一方のコンタクトピンの脚部の内方側縁に係接する嵌合片が形成されていることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  7. 前記一方のコンタクトピンにおける脚部が該一方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されており、前記他方のコンタクトピンにおける脚部が該他方のコンタクトピンの基部に対する嵌合片の突出方向と同一方向に同一量突出するように屈曲形成されていることを特徴とする請求項6記載のICソケット。
  8. 隣り合う前記上面用および下面用コンタクトピンの前記基部に、両コンタクトピンの前記基部が重なり合うときに互いに嵌合する略コ字状の嵌合部が同一方向に屈曲形成されていることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  9. 前記各コンタクトピンが更に、前記基部より前記ソケット本体の外方に延び且つ前記ソケット本体を搭載する外部回路基板上の導体パターンに当接可能なリード部を有することを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  10. 隣り合う上面用および下面用コンタクトピンのうちの少なくとも一方のコンタクトピンにおける他方のコンタクトピンとの接触面に絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
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