JP2021018838A - バスバ連結構造及び連結バスバ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手方の板厚の違いにも対応させること。【解決手段】第1バスバ10に設け、第1基準平面511及び第2基準平面512を有する平板状の基準被連結体510に連結させるべく形成された第1から第3の連結体13A−13Cと、第1基準平面及び第2基準平面の間隔よりも厚い板厚の第2バスバ20に設け、第1から第3の連結体を連結させる被連結体23と、を備え、被連結体23は、第1基準平面及び第2基準平面の間隔と同じ間隔で平行に配置された第1平面23d及び第2平面23eと、第1平面に設け、第1連結体13Aの第1押圧部13aからの押圧力を受ける第1被押圧部23aと、第1平面に設け、第2連結体13Bの第2押圧部13bからの押圧力を受ける第2被押圧部23bと、第2平面に設け、第1押圧部及び第2押圧部の間でこれらとは逆向きの第3連結体13Cの第3押圧部13cからの押圧力を受ける第3被押圧部23cと、を有すること。【選択図】図3

Description

本発明は、バスバ連結構造及び連結バスバに関する。
従来、複数の接続対象物の間を電気的に接続させるに際しては、一方の接続対象物に電気接続させる板状の一方のバスバと、他方の接続対象物に電気接続させる板状の他方のバスバと、を連結させた1つの連結バスバが用いられることがある。例えば、下記の特許文献1には、この種の連結バスバについて開示され、かつ、それぞれのバスバを連結させるためのバスバ連結構造について開示されている。そのバスバ連結構造においては、例えば、一方のバスバにおける板状の被連結体を他方のバスバにおける複数の連結体で挟持させることによって、それぞれのバスバを連結させる。
特開2019−30204号公報
ところで、従来のバスバ連結構造においては、連結体の弾性変形に伴う反力を保持力として利用して、相手方のバスバの被連結体を挟み込む。このため、従来のバスバ連結構造は、被連結体の板厚に公差程度の誤差が生じていたとしても、この被連結体に対する保持力を複数の連結体で発生させることができる。しかしながら、従来のバスバ連結構造においては、公差程度の誤差では済まないくらい板厚の厚いバスバが相手方に用いられてしまうと、この厚みの増した被連結体に対する保持力を複数の連結体で発生させることができなくなる可能性がある。
そこで、本発明は、相手方の板厚の違いにも対応可能なバスバ連結構造及び連結バスバを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るバスバ連結構造は、導電性の第1バスバに設け、平行な第1基準平面及び第2基準平面を有する平板状の基準被連結体に連結させるべく形成された第1から第3の連結体と、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の間隔よりも厚い板厚の導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の連結体を連結させる被連結体と、を備え、前記第1連結体は、前記第1基準平面に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、前記第2連結体は、前記第1基準平面に対して前記第1押圧部と同じ向きに押圧力を作用させる第2押圧部を有し、前記第3連結体は、前記第1押圧部と前記第2押圧部との間で、前記第2基準平面に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、前記被連結体は、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の前記間隔と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面及び第2平面と、前記第1平面に設け、前記第1押圧部からの押圧力を受ける第1被押圧部と、前記第1平面に設け、前記第2押圧部からの押圧力を受ける第2被押圧部と、前記第2平面に設け、前記第3押圧部からの押圧力を受ける第3被押圧部と、を有することを特徴としている。
ここで、前記第1平面は、前記板厚の厚さ分の間隔で平行に配置された第1主平面及び第2主平面を有する前記第2バスバの前記第1主平面に設け、前記第2平面は、前記第2主平面に対して前記第1主平面及び前記第1平面の側にオフセットさせて設けることが望ましい。
また、前記第2平面は、前記第2主平面を前記第1主平面及び前記第1平面の側にオフセットさせた溝部の溝底であり、前記溝部は、自らの側壁間に前記第3連結体を挟み込ませる形状で、かつ、それぞれの前記側壁に前記第3連結体を係止させる形状のものとして形成されることが望ましい。
また、前記第1から第3の連結体は、前記第1バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、前記被連結体は、前記第1から第3の連結体の延在方向に沿って前記第1連結体及び前記第2連結体と前記第3連結体との間に嵌入させるものとして形成されることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係る連結バスバは、導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、前記第1バスバは、平行な第1基準平面及び第2基準平面を有する平板状の基準被連結体に連結させるべく形成された第1から第3の連結体を有し、前記第2バスバは、前記第1から第3の連結体を連結させる被連結体を有し、かつ、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の間隔よりも厚い板厚に形成され、前記第1連結体は、前記第1基準平面に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、前記第2連結体は、前記第1基準平面に対して前記第1押圧部と同じ向きに押圧力を作用させる第2押圧部を有し、前記第3連結体は、前記第1押圧部と前記第2押圧部との間で、前記第2基準平面に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、前記被連結体は、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の前記間隔と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面及び第2平面と、前記第1平面に設け、前記第1押圧部からの押圧力を受ける第1被押圧部と、前記第1平面に設け、前記第2押圧部からの押圧力を受ける第2被押圧部と、前記第2平面に設け、前記第3押圧部からの押圧力を受ける第3被押圧部と、を有することを特徴としている。
本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバにおいて、被連結体は、第1基準平面及び第2基準平面の間隔(基準被連結体の板厚)と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面及び第2平面を有しており、その第1平面に第1被押圧部と第2被押圧部とを設け、その第2平面に第3被押圧部を設けている。よって、第1から第3の連結体においては、第1連結体及び第2連結体と第3連結体との間に被連結体が配置されることによって、第1から第3の押圧部から被連結体に対して基準被連結体と同じ保持力(要求保持力)を作用させることができる。従って、本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバにおいては、第1バスバの第1から第3の連結体について、基準被連結体だけでなく、その基準被連結体よりも厚みのある第2バスバに対しても連結させることができる。
図1は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを示す斜視図である。 図2は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た斜視図である。 図3は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを示す分解斜視図である。 図4は、実施形態のバスバ連結構造及び連結バスバを別角度から見た分解斜視図である。 図5は、図1のX−X線断面図である。 図6は、図3のX−X線断面図である。 図7は、第1バスバと基準バスバの連結状態を示す斜視図である。 図8は、第1バスバと基準バスバの連結状態を別角度から見た斜視図である。 図9は、図7のX−X線断面図である。
以下に、本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るバスバ連結構造及び連結バスバの実施形態の1つを図1から図9に基づいて説明する。
図1から図6の符号1は、本実施形態の連結バスバを示す。その連結バスバ1は、複数の接続対象物(図示略)の間を電気的に接続させるものであり、例えば、電気接続箱等における絶縁性の筐体(図示略)の中に収容される。尚、接続対象物とは、例えば、リレーや回路保護部品等の電子部品、回転機等の負荷、二次電池等の電源などのことをいう。
具体的に、本実施形態の連結バスバ1は、導電性の第1バスバ10と第2バスバ20とを備え、これらが連結構造(バスバ連結構造)30を介して一体化されたものである(図1から図6)。
第1バスバ10と第2バスバ20は、金属等の導電性材料で成形される。この例示の第1バスバ10と第2バスバ20は、母材となる金属板に打ち抜き加工や折り曲げ加工等を施して成形される。第1バスバ10については、後述するように一部に弾性を持たせるので、導電率が高く且つ第2バスバ20よりも高弾性の金属板(例えば、銅合金を原材料とするもの)で成形する。一方、第2バスバ20については、導電率が高く且つ原価の低い金属板(例えば、銅を原材料とするもの)で成形する。
この例示の第1バスバ10は、平板状の主体11と、複数の電気接続体12と、を有する(図1から図4)。主体11は、矩形に形成されている。電気接続体12は、電子部品の電気接続体(図示略)との間で物理的且つ電気的に接続されるものであり、接続端子としての機能を成す。この例示の電気接続体12は、電子部品の電気接続体たる雄タブ状の相手方端子が挿入嵌合される音叉端子として形成されている。この電気接続体12は、主体11の短手方向における一方の端部11aの端面から同一の平面上で主体11の短手方向に沿って突出させている。それぞれの電気接続体12は、主体11の長手方向に沿って互いに間隔を空けて直列配置されている。
この例示の第2バスバ20は、平板状の主体21と、片体状の電気接続体22と、を有する(図1から図4)。主体21は、矩形に形成されている。電気接続体22は、雄タブ状に形成されており、例えば、電源側の雌端子(図示略)が嵌合接続される。この電気接続体22は、主体11の短手方向における一方の端部21aの端面から同一の平面上で主体21の短手方向に沿って突出させている。それぞれの電気接続体22は、主体21の長手方向に沿って互いに間隔を空けて直列配置されている。
第1バスバ10と第2バスバ20は、それぞれの電気接続体12とそれぞれの電気接続体22の突出方向を同じ向きに合わせた状態で、バスバ連結構造30によって連結される。そのバスバ連結構造30は、第1バスバ10に設けた第1から第3の連結体13A−13Cと、第2バスバ20に設けた被連結体23と、を備える(図1から図4)。
第1から第3の連結体13A−13Cは、図7から図9に示す基準バスバ500の被連結体(以下、「基準被連結体」という。)510に連結させるべく形成される。その基準被連結体510は、平行な第1基準平面511及び第2基準平面512を有する平板状に形成されている。第1から第3の連結体13A−13Cは、後述するように、その第1基準平面511及び第2基準平面512の間隔(つまり、基準被連結体510の板厚)よりも板厚の厚い第2バスバ20にも連結させる(図1から図6)。
第1から第3の連結体13A−13Cは、互いに間隔を空けた直列配置状態で第1バスバ10に設けられる(図1から図4、図7及び図8)。この例示の第1から第3の連結体13A−13Cは、主体11の短手方向における他方の端部11bの端面から主体11の短手方向に沿って電気接続体12とは逆向きに突出させている。つまり、この第1から第3の連結体13A−13Cは、第1バスバ10の主体11から各々同一方向に突出させることで延在させている。
第1から第3の連結体13A−13Cは、その延在方向に沿って第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に基準被連結体510を嵌入させるものとして形成される。つまり、第1から第3の連結体13A−13Cは、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に基準被連結体510を挟み込み、その基準被連結体510の第1基準平面511と第2基準平面512との間に挟持力を作用させることによって、第2バスバ20に連結させる。
そこで、第1から第3の連結体13A−13Cについては、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間への基準被連結体510の挿入と挟み込みを可能にするべく、それぞれを主体11の他方の端部11b側が固定端となる片持ち形状に形成し、かつ、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの内の少なくとも一方を主体11の平面11c,11dに対する直交方向にオフセットさせる(図3及び図4)。更に、第1から第3の連結体13A−13Cについては、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間で基準被連結体510に挟持力を作用させるべく、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの内の少なくとも一方を基準被連結体510に対する挟持方向に弾性変形し得るものとして形成する。
第1連結体13Aは、第1基準平面511に対して押圧力を作用させる第1押圧部13aを有する(図3)。また、第2連結体13Bは、第1基準平面511に対して第1押圧部13aと同じ向きに押圧力を作用させる第2押圧部13bを有する(図3、図5、図6及び図9)。また、第3連結体13Cは、第1押圧部13aと第2押圧部13bとの間で、第2基準平面512に対して第1押圧部13a及び第2押圧部13bとは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部13cを有する(図4、図5、図6及び図9)。この例示では、第3連結体13Cを主体11の平面11c,11dに対する直交方向にオフセットさせ且つ弾性変形し得るものとして形成している(図1から図9)。
この例示の第1連結体13Aと第2連結体13Bは、各々、主体11と同一の平面11c,11d上で矩形の片体状に形成されている(図3及び図4)。つまり、第1連結体13Aと第2連結体13Bは、各々、一方の平面が主体11の一方の平面11cと面一になっており、他方の平面が主体11の他方の平面11dと面一になっている。第1連結体13Aにおいては、その一方の平面が第1押圧部13aとして利用される。また、第2連結体13Bにおいては、その一方の平面が第2押圧部13bとして利用される。
一方、この例示の第3連結体13Cは、主体11の他方の端部11bの端面から主体11の短手方向における電気接続体12とは逆向きに突出させた突出部13C1と、この突出部13C1における突出方向側の端部から一方の平面11c側に折り曲げられたオフセット部13C2と、を有する(図3及び図6)。更に、この例示の第3連結体13Cは、その折り曲げられた先のオフセット部13C2の端部から他方の平面11d側に折り返された折り返し部13C3と、その折り返された先の折り返し部13C3の端部から一方の平面11c側に折り曲げられた拾い部13C4と、を有する(図3及び図6)。
この例示の第3連結体13Cにおいては、突出部13C1とオフセット部13C2と折り返し部13C3と拾い部13C4とが各々矩形の片体状に形成されている。また、この例示の第3連結体13Cにおいては、折り返し部13C3における第1連結体13A側及び第2連結体13B側の平面が第3押圧部13cとして利用される。よって、オフセット部13C2は、嵌入されてきた基準被連結体510をその嵌入方向で係止させる係止部として利用することができる。また、拾い部13C4は、嵌入させる基準被連結体510を第1から第3の押圧部13a−13cに向けて誘い込むための部位として利用される。
第1から第3の連結体13A−13Cにおいては、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に基準被連結体510を嵌入させていくことによって、その基準被連結体510に第3連結体13Cの自由端側(つまり、拾い部13C4側)が押し動かされ、その第3連結体13Cの固定端側(つまり、突出部13C1側及びオフセット部13C2側)が弾性変形させられる。この第1から第3の連結体13A−13Cにおいては、基準被連結体510の嵌入が完了すると、第1押圧部13a及び第2押圧部13bから第1基準平面511に各々押圧力を作用させ、かつ、第3押圧部13cから第2基準平面512に押圧力を作用させた状態となる。よって、第1から第3の連結体13A−13Cは、基準被連結体510に対して保持力(以下、「要求保持力」という。)を作用させ続けることができるので、この基準被連結体510に対する連結状態を保つことができる。従って、第1から第3の連結体13A−13Cは、第1バスバ10を基準バスバ500に連結させ、その連結状態を維持させることができる。
要求保持力とは、第1から第3の連結体13A−13Cと基準被連結体510との間の連結状態を保ち続けることが可能な大きさの保持力のことであり、設計上の要求値として定められたもののことである。また、第1から第3の連結体13A−13Cと基準被連結体510との間においては、第1押圧部13aと第1基準平面511とを面接触させ、かつ、第2押圧部13bと第1基準平面511とを面接触させ、かつ、第3押圧部13cと第2基準平面512とを面接触させることが望ましい。
このように形成された第1から第3の連結体13A−13Cは、第1基準平面511及び第2基準平面512の間隔(つまり、基準被連結体510の板厚)よりも板厚の厚い第2バスバ20にも連結させる(図1から図6)。第2バスバ20においては、主体21が第1基準平面511及び第2基準平面512の間隔(基準被連結体510の板厚)よりも厚い板厚に形成されている。その主体21の板厚とは、例えば、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に嵌入させることが不可能な厚さのことである。また、この主体21の板厚とは、例えば、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間への嵌入が可能であったとしても、第1から第3の連結体13A−13Cから主体21に対して要求保持力を作用させることが不可能な厚さのことである。また、この主体21の板厚とは、例えば、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間への嵌入が可能であったとしても、第1から第3の連結体13A−13Cを塑性域まで変形させてしまう可能性のある厚さのことである。主体21は、自らの板厚の厚さ分の間隔で平行に配置された第1主平面21c及び第2主平面21dを有する(図1から図9)。
第1から第3の連結体13A−13Cは、第2バスバ20に設けた被連結体23に連結させる。よって、その被連結体23は、第1押圧部13aからの押圧力を受ける第1被押圧部23aと、第2押圧部13bからの押圧力を受ける第2被押圧部23bと、第3押圧部13cからの押圧力を受ける第3被押圧部23cと、を有する(図1から図6)。ここで、この被連結体23は、第1基準平面511及び第2基準平面512の間隔(基準被連結体510の板厚)と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面23d及び第2平面23eを有する(図1から図6)。この被連結体23においては、その第1平面23dに第1被押圧部23aと第2被押圧部23bとを設け、第2平面23eに第3被押圧部23cを設けている。よって、第1から第3の連結体13A−13Cにおいては、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に被連結体23が配置されることによって、第1から第3の押圧部13a−13cから被連結体23に対して基準被連結体510と同じ要求保持力を作用させることができる。従って、本実施形態のバスバ連結構造30及び連結バスバ1においては、第1バスバ10の第1から第3の連結体13A−13Cについて、基準バスバ500の基準被連結体510だけでなく、その基準被連結体510よりも厚みのある第2バスバ20に対しても連結させることができる。即ち、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、第2バスバ20に被連結体23を設けることによって、基準バスバ500や板厚違いの第2バスバ20に対する第1バスバ10の共用化を図ることができる。
ここで、被連結体23は、第1から第3の連結体13A−13Cの延在方向に沿って第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に嵌入させるものとして形成される。この被連結体23は、主体21における一方の端部21aの端面から第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に嵌入させる。そこで、この被連結体23は、主体21における一方の端部21a側(電気接続体22が設けられている部分を除く)に設ける。この例示の第1平面23dは、その主体21の第1主平面21cに設けている(図2及び図4から図6)。つまり、この例示の第1平面23dは、その第1主平面21cの一部を利用するものである。よって、この例示の第1平面23dは、主体21における一方の端部21aの端面に直交状態で連接している。また、この例示の第2平面23eは、主体21の第2主平面21dに対して第1主平面21c及び第1平面23dの側にオフセットさせて設けている(図1、図3、図5及び図6)。この第2平面23eは、主体21における一方の端部21aの端面に直交状態で連接させる。よって、第1から第3の連結体13A−13Cにおいては、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間に被連結体23を嵌入させることができる。そして、その被連結体23は、第1連結体13A及び第2連結体13Bと第3連結体13Cとの間への嵌入が完了するまでの間、第1から第3の押圧部13a−13cから要求保持力以上の大きさの力を作用させないので、その力の反力による第1から第3の押圧部13a−13cの塑性変形を防ぐことができる。
具体的に、この例示の被連結体23には、第2主平面21dを第1主平面21c及び第1平面23dの側にオフセットさせた溝部23fを設ける(図1、図3、図5及び図6)。この被連結体23においては、その溝部23fの溝底を第2平面23eとして利用する。よって、第3被押圧部23cは、溝部23fの溝底に設けられている。
その溝部23fは、例えば、板厚を変えずに主体21で第2平面23eとして利用する部分をオフセットさせることによって形成される。このような溝部23fの場合には、第2平面23eに対して主体21の板厚分だけ間隔を空けて平行に配置され、かつ、第1主平面21c及び第1平面23dから突出させた突出平面23gが形成される(図2及び図4から図6)。
また、溝部23fは、例えば、第2平面23eが第1主平面21cに対して基準被連結体510の板厚分だけ間隔を空けて平行に配置されるよう形成されたものであってもよい。例えば、この場合の溝部23fは、第2主平面21dを部分的に削り取ったものであってもよく、第2主平面21dを部分的に押し潰したものであってもよい。また、この場合の溝部23fは、第2バスバ20を鋳造することによって、その金型で形成されたものであってもよい。
ここで、その溝部23fは、自らの側壁23f1,23f2間に第3連結体13Cを挟み込ませる形状で、かつ、それぞれの側壁23f1,23f2に第3連結体13Cを係止させる形状のものとして形成されることが望ましい(図1及び図3)。これにより、被連結体23は、その溝部23fの中で主体21の長手方向に沿う第3連結体13Cの相対移動を抑えることができる。よって、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1においては、その長手方向に沿う第1バスバ10と第2バスバ20との間の相対移動を抑えることができ、かつ、その方向での第1バスバ10と第2バスバ20との間の位置決めを図ることができる。
以上示したように、本実施形態のバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、基準バスバ500や板厚違いの第2バスバ20に対する第1バスバ10の共用化を図ることができる。このため、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、基準バスバ500よりも厚い第2バスバ20に連結させるための新設の第1バスバを用意する必要がない。よって、このバスバ連結構造30及び連結バスバ1は、部品管理が容易になり、かつ、原価の低減を図ることができる。
1 連結バスバ
10 第1バスバ
11 主体
13A 第1連結体
13B 第2連結体
13C 第3連結体
13a 第1押圧部
13b 第2押圧部
13c 第3押圧部
20 第2バスバ
21c 第1主平面
21d 第2主平面
23 被連結体
23a 第1被押圧部
23b 第2被押圧部
23c 第3被押圧部
23d 第1平面
23e 第2平面
23f 溝部
23f1,23f2 側壁
30 バスバ連結構造
510 基準被連結体
511 第1基準平面
512 第2基準平面

Claims (5)

  1. 導電性の第1バスバに設け、平行な第1基準平面及び第2基準平面を有する平板状の基準被連結体に連結させるべく形成された第1から第3の連結体と、
    前記第1基準平面及び前記第2基準平面の間隔よりも厚い板厚の導電性の第2バスバに設け、前記第1から第3の連結体を連結させる被連結体と、
    を備え、
    前記第1連結体は、前記第1基準平面に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第1基準平面に対して前記第1押圧部と同じ向きに押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第1押圧部と前記第2押圧部との間で、前記第2基準平面に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記被連結体は、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の前記間隔と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面及び第2平面と、前記第1平面に設け、前記第1押圧部からの押圧力を受ける第1被押圧部と、前記第1平面に設け、前記第2押圧部からの押圧力を受ける第2被押圧部と、前記第2平面に設け、前記第3押圧部からの押圧力を受ける第3被押圧部と、を有することを特徴としたバスバ連結構造。
  2. 前記第1平面は、前記板厚の厚さ分の間隔で平行に配置された第1主平面及び第2主平面を有する前記第2バスバの前記第1主平面に設け、
    前記第2平面は、前記第2主平面に対して前記第1主平面及び前記第1平面の側にオフセットさせて設けることを特徴とした請求項1に記載のバスバ連結構造。
  3. 前記第2平面は、前記第2主平面を前記第1主平面及び前記第1平面の側にオフセットさせた溝部の溝底であり、
    前記溝部は、自らの側壁間に前記第3連結体を挟み込ませる形状で、かつ、それぞれの前記側壁に前記第3連結体を係止させる形状のものとして形成されることを特徴とした請求項2に記載のバスバ連結構造。
  4. 前記第1から第3の連結体は、前記第1バスバの主体から各々同一方向に突出させることで延在させ、
    前記被連結体は、前記第1から第3の連結体の延在方向に沿って前記第1連結体及び前記第2連結体と前記第3連結体との間に嵌入させるものとして形成されることを特徴とした請求項1,2又は3に記載のバスバ連結構造。
  5. 導電性の第1バスバと第2バスバとを備え、
    前記第1バスバは、平行な第1基準平面及び第2基準平面を有する平板状の基準被連結体に連結させるべく形成された第1から第3の連結体を有し、
    前記第2バスバは、前記第1から第3の連結体を連結させる被連結体を有し、かつ、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の間隔よりも厚い板厚に形成され、
    前記第1連結体は、前記第1基準平面に対して押圧力を作用させる第1押圧部を有し、
    前記第2連結体は、前記第1基準平面に対して前記第1押圧部と同じ向きに押圧力を作用させる第2押圧部を有し、
    前記第3連結体は、前記第1押圧部と前記第2押圧部との間で、前記第2基準平面に対して前記第1押圧部及び前記第2押圧部とは逆向きに押圧力を作用させる第3押圧部を有し、
    前記被連結体は、前記第1基準平面及び前記第2基準平面の前記間隔と同じ間隔を空けて平行に配置された第1平面及び第2平面と、前記第1平面に設け、前記第1押圧部からの押圧力を受ける第1被押圧部と、前記第1平面に設け、前記第2押圧部からの押圧力を受ける第2被押圧部と、前記第2平面に設け、前記第3押圧部からの押圧力を受ける第3被押圧部と、を有することを特徴とした連結バスバ。
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