JP2000284447A - 自動現像機の処理補充液検出装置 - Google Patents

自動現像機の処理補充液検出装置

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JP2000284447A
JP2000284447A JP11088709A JP8870999A JP2000284447A JP 2000284447 A JP2000284447 A JP 2000284447A JP 11088709 A JP11088709 A JP 11088709A JP 8870999 A JP8870999 A JP 8870999A JP 2000284447 A JP2000284447 A JP 2000284447A
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processing
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discharge port
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Yoshie Nozawa
良衛 野沢
Akira Sugiyama
章 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の利用、長期間の休止があっても、リ
アルタイム、すなわち実際に処理補充液が流れているか
否かを含め、処理補充液の有無を検出する。 【解決手段】 一対の電極(第1の電極28と第2の電
極30)を持つレベルンセンサの扱い易さを利用し、一
方(第1の電極28)を配管部材20の現像補充液流路
内に配置し、他方(第2の電極30)を現像槽10内の
現像液12中に配置して、吐出口20Aから現像補充液
が現像槽10へ流れ落ちるときに発生する現像補充液の
連続状態(柱状)となる条件を、単位駆動量V、吐出口
20Aの口径d、吐出口20Aから液面までの距離hで
で設定したので、可動部分のない一対の電極のみで、現
像補充液の有無と、流動の有無とを確実に検出すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を処理液
に浸漬して処理する自動現像機において、感光材料の処
理量に応じて、あるいは空気との接触により劣化する処
理液の機能を回復させるために、さらには蒸発並びに感
光材料による持ち出しによって減少する処理槽内の処理
液にポンプ駆動によって補充される処理補充液の有無を
検出する自動現像機の処理補充液検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動現像機の現像槽、及び定着槽では、
感光材料を処理してゆくにしたがい、各槽の処理液は処
理劣化や経時的劣化が起こり、その分、補充液を補充し
て処理液の活性化を図る必要がある。また、蒸発や感光
材料による持ち出し等により、処理槽内の処理液が減少
することもあり、この場合も、補充液を補充して処理槽
内の処理液面の低下を防止している。
【0003】補充液は貯留されている予備タンクから処
理槽までの配管により流路を形成されており、ポンプを
駆動することによって補充液を処理槽の上方へ放出する
のが一般的である。
【0004】このような自動現像装置において、補充液
容器あるいはタンク内の補充液の有無を監視しておかな
いと、補充が必要なときに補充液がなく、自動現像装置
の運転に支障をきたすことがある。補充液の有無を監視
する方式としては、次のようなものが知られている。
【0005】密閉式の補充液タンクを採用し、コノタン
クから補充液を排出させるポンプに掛かる負荷に基づい
て補充液の有無を検出する。
【0006】タンクに取り付けたレベルセンサによって
タンク内の液面レベルを監視し、補充液の有無を検出す
る。
【0007】補充液供給配管内に補充液の流れによって
回転する回転羽等を配置し、この回転羽の回転状態を監
視して、補充液の有無を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ポ
ンプにかかる負荷に基づく補充液の有無検出では、補充
タンクを密閉構造としなければならず、開放型補充タン
クは使えない。
【0009】レベルセンサを用いる方式では、タンクに
補充液があるか否かは判断できるが、実際に補充液が供
給されているか否かについては判別できない。
【0010】回転羽等で補充液の流れを監視するタイプ
では、長期間休止状態(補充しない状態)が続くと、補
充液に含まれる薬剤の固化によって、動作不良を起こす
ことがある。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、長期間の利
用、長期間の休止があっても、リアルタイム、すなわち
実際に処理補充液が流れているか否かを検出することが
できる自動現像機の処理補充液検出装置を得ることが目
的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料を処理槽内の処理液に浸漬して処理する自
動現像機において、この処理槽内の処理液にポンプ駆動
によって補充される処理補充液の有無を検出する自動現
像機の処理補充液検出装置であって、一対の電極を備
え、前記一対の電極間に処理補充液が存在するときと、
しないときとの前記一対の電極間に生じる電位差によ
り、処理補充液の有無を検出する検出装置を有し、前記
一方の電極を、処理補充液を前記処理槽の上方に配置さ
れた吐出口へ案内するための補充液流路中に配置し、他
方の電極を前記処理槽内の処理液に浸漬させた状態で配
置し、ポンプ駆動時に、前記吐出口から前記処理槽内の
処理液面まで連続する補充液の柱を形成するように前記
吐出口の口径及び前記吐出口から処理液面までの距離の
寸法を設定したことを特徴としている。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、吐出口へ
補充液を案内するための流路側と処理槽側とに一対の電
極のそれぞれを配置する。ポプを駆動していないとき、
補充液量が少なくて吐出口から処理補充液が連続的な流
れになっていないときは、一対の電極間に空気層が存在
することになるので非導通となり、検出装置は、処理補
充液の無しを検知する。一方、処理補充液が流れ始め、
吐出口から処理槽の液面までの間で処理補充液が連続す
ると、一対の電極間がこの処理補充液により導通状態と
なり、検出装置では、処理補充液の有りを検知する。
【0014】すなわち、処理補充液の液面を常に監視す
るのではなく、吐出口と処理槽内の処理液面の流れてい
るか否かによって、処理補充液の有無を検出しているた
め、回転羽のような可動部分が不要であり、長期間の休
止(処理補充液の補充無し)があっても、半永久的にメ
ンテナンス無しで使用を継続することができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記吐出口の口径をdmm、前記吐
出口の口径から処理槽内の処理液面までの距離をhmm、
補充液の単位吐出量をVミリリットルとした場合に、
(1)式が成立するように各変数を設定したことを特徴
とする請求項1記載の自動現像機の処理補充液検出装
置。
【0016】 V≧π×(d/2)2×h×p・・・(1) 但し、pは安定係数であり、0.3≦p≦0.7である。
【0017】請求項2は、請求項1における、「吐出口
から前記処理槽内の処理液面まで連続する補充液の流れ
を形成するように、前記吐出口の口径及び前記吐出口か
ら処理液面までの距離の寸法を設定」を、具現化するも
のである。例えば、処理補充液の単位吐出量Vと、口径
dが決まっていれば、距離hを調整すればよいし、口径
dと距離hとが決まっていれば、単位吐出量Vを調整す
ればよい。また、それぞれに限界値がある場合には、3
つの変数の相対的に考慮すればよい。実際に単位吐出量
Vはポンプ能力によって固定されている場合が多く、口
径dと距離hとで上記(1)を満たす条件を設定するこ
とになる。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記ポンプの駆動開
始から所定期間を、処理補充液の有無の検出のブランキ
ング期間とすることを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、処理補充
液が定常的に流れている場合には、上記請求項1又は請
求項2の発明において、処理補充液の有無を確実に検出
することができる。しかし、処理補充液を補充する過渡
期、すなわち、処理補充液をポンプ駆動によって流し始
めたとき、配管部材内にエアが侵入していた場合に、こ
のエアが抜けるまでの間は、補充液無しと同等の判定が
なされることになる。このため、ポンプの駆動開始から
所定期間をブランキング期間とし、補充液の有無の検出
を行わないようにした。このブランキング期間は、ポン
プが例えばベローズポンプのような場合は、ベローズの
伸縮ストロークの回数で決めればよい。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係る自
動現像機の現像槽10が示されている。
【0021】現像槽10には、現像液12が貯留されて
おり、この現像液12中に図示しない感光材料体を浸漬
することにょって、現像処理が行われるようになってい
る。
【0022】なお、複数枚の感光材料やロール状に巻き
取られた長尺状の感光材料を連続的に処理する場合に
は、現像槽10内の現像液中に感光材料の案内搬送する
ローラやガイド板が取り付けられた処理ラック(図示省
略)が配置される。この処理ラックを現像槽内に設置す
ることにより、感光材料を、図1の紙面奥側から手前側
にかけて、略U字状の搬送経路流に沿って現像槽10内
で案内搬送し、感光材料に現像処理を施しながら次工程
へと送り出す。
【0023】図1において、現像槽10の側壁10Aの
高さは、オーバフローして、現像槽10内のの現像液の
表面レベルを保つようになっており、この側壁10Aを
超えた現像液12は、この側壁10Aの外側にに設けら
れたオーバフロー槽14へ流れ落ちる構成となってい
る。
【0024】また、現像槽は、フィルタ膜16によって
仕切られている。図1において左側の領域へ、現像補充
液が補充される。この左側領域の上方には、現像補充液
を収納したタンク18から現像補充液を吸引して供給す
る配管20の吐出口20Aが下向きに配置されている。
【0025】補充液タンク18には、現像補充液が予め
所定の濃度に調整された状態で貯留されており、配管2
0の一端が現像補充液中の底部近傍に開口している。配
管の途中には、ベローズ型のポンプ22が介在してお
り、その1ストロークで所定量の現像補充液が予備タン
ク18から吸い出されるようになっている。本実施の形
態では、このベローズポンプ22の1ストロークでの流
量を単位駆動量Vとする。
【0026】配管20の他端は、現像槽10の近傍にお
いて、ブラケット24によって保持され、現像槽10内
の現像液の液面よりも上方で略コ字型に屈曲しており、
補充液吐出口20Aが現像液面と対向するように配置さ
れている。
【0027】この配管20の吐出口20Aの口径をdと
する。また、このときの吐出口20Aから現像槽10内
の現像液12の液面までの高さ寸法hとする。
【0028】配管20の途中の、ポンプ22の下流側に
は、補充液の有無を検出するためのを補充液検出装置2
6の一部を構成する第1の電極28が配設されている。
この第1の電極28は、配管20内の現像補充液の流路
内に位置しており、現像補充液がポンプ22の駆動によ
って流動しているときに配管20内の現像補充液と接触
状態にあり、ポンプ停止時においては、現像補充液との
接触、非接触が不明の状態となる。接触、非接触が不明
とは、配管部材20内の現像補充液がポンプ22の非駆
動時にそのまま残る場合と、予備タンク18に戻る場合
とがあるためである。
【0029】補充液検出装置26は一対の電極を有して
おり、前記第1の電極28と対となる第2の電極30
は、現像槽10の側壁10Aの近傍にブラケット32を
介して取り付けられている。この第2の電極30は、そ
の一部が現像液12中に浸漬された状態となっている。
【0030】第1の電極28及び第2の電極30は、そ
れぞれ信号線34、36を介して補充液検出装置26の
入力端に接続されている。
【0031】補充液検出装置26は、第1の電極28及
び第2の電極30間に所定の電位差を作り、現像補充液
及び現像液12を介して導通した場合と、導通しない場
合との電圧差が生じるように構成されている。
【0032】ここで、配管20の吐出口20Aと現像槽
10の液面との間に所定の距離hを持っており、ポンプ
22が作動して吐出口20Aと現像槽10の液面の間に
補充液の柱が形成されている状態にないときには、第1
の電極28と第2の電極30とは、非導通状態となって
いる。この状態で、ポンプ22を作動させて、現像補充
液が配管20内を流れ始めると、吐出口20Aから現像
補充液が吐出され、現像槽10へ流れ落ちる。この流れ
落ちる現像補充液に対して、前記単位駆動量V、吐出口
20Aの口径d、吐出口20Aから現像槽10内の現像
液12の液面までの距離hを、以下の(1)式の関係が
成立するように設定する。本実施の形態では、単位駆動
量V、口径dは変更できない一定の値であるため、距離
hを調整することにより、(1)式を成立させている。
距離hは、吐出口20Aに予め長さ寸法が既知のアダプ
タ等を装着することで、その装着されたアダプタの開口
端が新たな吐出口となり、調整可能である。
【0033】 V≧π×(d/2)2×h×p・・・(1) 但し、pは安定係数であり、0.3≦p≦0.7である。
【0034】この原理は、吐出口20Aから現像槽10
内の現像液の液面までの空間に現像補充液の柱を形成す
れば、配管20内の補充液と現像槽10内の補充液とを
導通状態にすることができる、という考えからきたもの
であり、安定係数pは、吐出口20Aの口径よりも細い
柱状の現像処理液であっても、現像処理液の有無を確実
に検出できる範囲を示すものであり、実験結果から得た
ものである。
【0035】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0036】現像槽10での感光材料の現像処理が進む
につれて、現像液12は感光材料の処理量(処理面積)
に応じて、あるいは空気との接触によって劣化する。ま
た、感光材料が現像槽10を出て次工程へ至るときに現
像液12の一部を持ち出すため、現像槽10内の現像液
12は減少する。さらに、蒸発によっても現象する。
【0037】このような現像液12を劣化させる様々な
要因で現像能力が低下した場合、現像補充液を補充する
ことによって、能力の回復を図っている。
【0038】現像補充液は、予め予備タンク18に溜め
ておき、必要に応じてポンプ22を駆動することによっ
て、予備タンク18内の現像補充液を現像槽10へ送り
込む。
【0039】この現像補充液の送り込みが確実になされ
ているか否かを判断するセンサとして、従来は、配管部
材20内に回転羽を配置し、この回転羽の回転を監視す
ることによって、現像補充液の流動状態を検出すること
ができる。この構造は、単に予備タンク18内の現像補
充液のレベルを検出するセンサに比べて、実際に現像補
充液の流動状態を監視できるため、優れた機能を持つ。
しかしながら、回転羽構造では、現像補充液が長期間補
充されない場合、回転羽に付着した現像補充液の水分が
蒸発し、薬剤が固化して析出することで、動作不良を頻
繁に起こしていた。
【0040】そこで、本実施の形態では、レベルセンサ
構造と回転羽構造との優れた部分のみを利用し、現像補
充液の流動状態を補充休止期間の長短に拘らず、確実か
つ精度よく検出する構造とした。
【0041】すなわち、現像補充液の補充時期がかくる
と、ポンプ22の駆動が開始され、予備タンク18から
現像補充液が吸い上げられる。
【0042】この現像補充液は、配管部材20を介して
吐出口20Aから現像槽10へと流れ落ちる。
【0043】配管部材20の途中には、第1の電極28
が設けられているため、この第1の電極28は確実に現
像補充液と接触状態となる。一方、第2の電極30は、
現像槽10の現像液12中に浸漬されいるため、通常
は、量電極28、30は導通となっていない。しかし、
吐出口20Aから現像槽10の液面までの間で流れ落ち
る現像補充液が連続していると、第1の電極28と第2
の電極30との間が導通状態となる。これにより、現像
補充液の有り(かつ、流動中)であることを検出するこ
とができる(図2参照)。
【0044】吐出口20Aと液面との間が導通状態とな
る条件は、以下の(1)式が成りたつことである。
【0045】 V≧π×(d/2)2×h×p・・・(1) 但し、pは安定係数であり、0.3≦p≦0.7である。
【0046】これにより、吐出口20Aと現像槽10の
液面との間には、ポンプ駆動中は、現像補充液の柱が存
在するため、第1の電極28と第2の電極30との間が
導通状態となり、現像補充液の有りを検出すると共に、
現像補充液の流動中を検出することができる。
【0047】なお、上記(1)において、本実施の形態
では、単位駆動量Vと吐出口20Aの口径dとを固定値
とし、距離hを調整することにより(1)式が成り立つ
ようにしたが、単位駆動量V又は吐出口20Aの口径d
を調整可能とすれば、3変数のうちの何れを調整するよ
うにしてもよい。
【0048】また、上記実施の形態では、現像補充液の
定常時の補充について説明したが、仮にポンプ22の停
止中に配管部材20内の現像補充液が予備タンク18に
戻ってしまい、配管部材20内に現像補充液が存在しな
い場合、ポンプ22の駆動を開始しても所定時間は、第
1の電極28が現像補充液と接触せず、非導通、すなわ
ち現像補充液無しと判断してしまう過渡期がある。
【0049】そこで、ポンプ22の駆動を開始してから
所定ストローク回数がnとなるまでの監視をブランキン
グ期間(判別しない期間)を設ける(図2矢印A参
照)。これにより、ポンプ22の駆動開始過渡期の誤判
定を防止することができる。
【0050】本実施の形態によれば、一対の電極(第1
の電極28と第2の電極30)を持つレベルンセンサの
扱い易さを利用し、一方(第1の電極28)を配管部材
20の現像補充液流路内に配置し、他方(第2の電極3
0)を現像槽10内の現像液12中に配置して、吐出口
20Aから現像補充液が現像槽10へ流れ落ちるときに
発生する現像補充液の連続状態(柱状)となる条件を、
単位駆動量V、吐出口20Aの口径d、吐出口20Aか
ら液面までの距離hで表す(1)で設定したので、可動
部分のない一対の電極のみで、現像補充液の有無と、流
動の有無とを確実に検出することができる。
【0051】なお、本実施の形態では、第1の電極28
を配管部材20の途中に配置したが、図3に示される如
く、第1の電極28の基部側をリング状のブラケット4
07を介して吐出口20Aの近傍の配管部材20に固定
し、電極部を吊り下げ、吐出口20Aから流れ落ちる現
像補充液の流路上に配置するようにしてもよい。この場
合、吐出口20Aから第1の電極までの距離がhとな
り、距離hの調整をブラケット40の位置を変えるのみ
でよくなる。
【0052】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る自動現像
機の処理補充液検出装置は、長期間の利用、長期間の休
止があっても、リアルタイム、すなわち実際に処理補充
液が流れているか否かを含め、処理補充液の有無を検出
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る現像槽の側面図である。
【図2】ポンプ駆動と補充液有無を検出する電圧とのタ
イムチャートである。
【図3】変形例に係る配管部材の吐出口近傍の拡大図で
ある。
【符号の説明】
10 現像槽 12 現像液 18 予備タンク 20 配管部材 22 ポンプ 26 補充液検出装置 28 第1の電極 30 第2の電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を処理槽内の処理液に浸漬して
    処理する自動現像機において、この処理槽内の処理液に
    ポンプ駆動によって補充される処理補充液の有無を検出
    する自動現像機の処理補充液検出装置であって、 一対の電極を備え、前記一対の電極間に処理補充液が存
    在するときと、しないときとの前記一対の電極間に生じ
    る電位差により、処理補充液の有無を検出する検出装置
    を有し、 前記一方の電極を、処理補充液を前記処理槽の上方に配
    置された吐出口へ案内するための補充液流路中に配置
    し、他方の電極を前記処理槽内の処理液に浸漬させた状
    態で配置し、 ポンプ駆動時に、前記吐出口から前記処理槽内の処理液
    面まで連続する補充液の柱を形成するように前記吐出口
    の口径及び前記吐出口から処理液面までの距離の寸法を
    設定したことを特徴とする自動現像機の処理補充液検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記吐出口の口径をdmm、前記吐出口の
    口径から処理槽内の処理液面までの距離をhmm、補充液
    の単位吐出量をVミリリットルとした場合に、(1)式
    が成立するように各変数を設定したことを特徴とする請
    求項1記載の自動現像機の処理補充液検出装置。 V≧π×(d/2)2×h×p・・・(1) 但し、pは安定係数であり、0.3≦p≦0.7である。
  3. 【請求項3】 前記ポンプの駆動開始から所定期間を、
    処理補充液の有無の検出のブランキング期間とする、こ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動現像機
    の処理補充液検出装置。
JP11088709A 1999-03-30 1999-03-30 自動現像機の処理補充液検出装置 Pending JP2000284447A (ja)

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