JPH0472218B2 - - Google Patents

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JPH0472218B2
JPH0472218B2 JP61251253A JP25125386A JPH0472218B2 JP H0472218 B2 JPH0472218 B2 JP H0472218B2 JP 61251253 A JP61251253 A JP 61251253A JP 25125386 A JP25125386 A JP 25125386A JP H0472218 B2 JPH0472218 B2 JP H0472218B2
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Haruo Aoki
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動現像機に用いられ感光性平版印
刷版を多数枚現像する場合の現像液の疲労度に応
じて現像補充液を補充する感光性平版印刷版現像
機の現像補充液補充装置に関する。
[従来技術] 自動現像機を用いて感光性平版印刷版を処理す
る場合、一般には処理するに従つて、現像液の現
像能力は劣化し、そのまま処理を続行すると感光
層の非画像部を溶出させる能力が著しく低下して
現像不良の原因となる。この現像不良を起す要因
としては感光層から溶出した成分が現像液中の有
効成分を消費することによつて起こる処理疲労
と、現像液がアルカリの場合経時によつて空気中
の炭酸ガスを吸収し中和反応によつてアルカリ度
が低下すること、または現像液の有効成分がアル
コールである場合には経時によつてアルコールが
蒸発して起こる経時疲労と、がある。
このような現像液の疲労度を検出する手段とし
ては各種のものがあるが、例えば、特開昭58−
95349号に開示されているように、自動現像機の
現像部の途中の位置に設けられたセンサで感光性
平版印刷版の非画像部の感光層の溶出度合を測定
検出し、この検出値が所定のレベルまで低下した
時点で補充装置を作動させ、一定量の現像補充液
を現像液へ添加するようにしたものがある。これ
は、現像液の疲労度が高くなると非画像部の感光
膜の溶出速度が遅くなり、これに応じて測定値
(例えば、残像膜インピーダンス値)が変化する
という原理に基づくものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、処理される感光性平版印刷版に
は、メーカーの違い、あるいは同一メーカーの感
光性平版印刷版であつても品種によつて感光性平
版印刷版の支持体の電気的性質の違い、感光層に
含まれる材料の違い等で現像処理可能なインピー
ダンス範囲が異なる。
上述の如く、現像液が疲労して感光層の処理能
力の低下が前記所定のレベル(補充開始レベル)
以下となり補充液を補充する場合に、品種等に拘
らず一定のしきい値で補充を開始するようにして
いるため、現像処理可能なインピーダンス範囲が
異なると適正な補充がなされず、補充オーバーや
補充不足となることがある。
また、感光性平版印刷版の感光層の一部(例え
ば中央部のみ)が露光されて、周辺部に焼き残り
が有る場合、疲労検出センサ(溶出度合検出セン
サ)は画像部で検出することになるため、必要補
充量に比べ、補充オーバとなることになる。
疲労検出センサは、感光層が現像液中へ溶出す
る度合いを検出するものであるが、感光性平版印
刷版の版面の画像部で溶出度合いを検出しようと
すると、感光層が溶出する領域と、溶出しない
(溶出しては困る)領域が混在することになる。
この溶出しない領域ではこの疲労検出センサは働
かないことになる。すなわち、インピーダンスが
大きい値を示し、疲労度が大きい旨の信号を出す
ことになるので、補充量がオーバーとなる。
さらに、疲労度合検出センサの信号線の断線や
検出端子に析出物が付着する等の検出不良で適正
なデータが得られなくなると、最適な補充液の補
充がなされない。
従つて、疲労度検出センサの出力のみに基づい
て補充を行なつた場合、補充量の過不足を生じる
ことがある。一方、感光性平版印刷版の挿入面積
のみに基づいて補充を行なつた場合には画像部の
面積の差による補充量の差を補正することができ
ない。
本発明は上記事実を考慮し、現像中の感光層の
溶出度合いに基づくインピーダンス値から得られ
る現像液の疲労度に応じた補充量と、感光性平版
印刷版の処理面積に応じた補充量とを逐次比較し
ながら補充液の補充量を監視することができる感
光性平版印刷版現像機の補充液補充装置を得るこ
とが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る感光性平版印刷版現像機の補充液
補充装置は、感光性平版印刷版の版面の面積を検
出する面積検出手段と、前記面積検出手段により
得た面積に応じた補充液の面積補充量を算出する
面積補充量演算手段と、現像部内に配置され現像
中に現像液へ感光層が溶出する度合いをインピー
ダンス値として検出し現像液の疲労度を得る疲労
度検出センサと、前記疲労度検出センサから得た
データで補充液の補充が必要と判断された場合に
現像液へ一定量の補充液を補充する補充手段と、
前記面積補充量演算手段から得られた面積補充量
と前記補充手段で補充された補充液量との差の演
算値を演算する積算値演算手段と、この積算値演
算手段から得られた積算値が所定量以上となつた
場合に警告する制御手段と、を有している。
[作用] 現像液への補充液の補充は現像部内に配置され
た疲労度検出センサで得たデータにより補充が必
要とされると、補充手段により一体量の補充液が
補充される。
一方、これとは別に、感光性平版印刷版の単位
面積当りの必要補充量を予め決めておき、これに
より、処理面積を面積検出手段で検出することに
より、面積補充量演算手段で挿入面積に対する必
要補充量が算出できる。
この面積補充量演算手段で算出された面積補充
量と疲労度検出センサのデータに基づいて実際に
補充された補充量との差の積算値を積算補充量演
算手段で算出し、この積算値が所定量を超えた場
合に制御手段で警告する。この方法によれば、疲
労度検出センサの出力データに異常があつた場合
でも、補充量の極端な過不足を生ずることがな
い。
このように、本発明では、現像液の疲労度を感
光性平版印刷版の非画像部の感光層の残像膜イン
ピーダンスから得ているため、現像中での測定が
可能となり、適量の補充液を迅速に補充すること
ができる。また、測定用電極への現像液成分の析
出が原因で、あるいは感光性平版印刷版を介して
測定する構成上測定点によつて測定結果にばらつ
きが生じることがあるため、感光性平版印刷版の
面積に基づいて補充液量を算出し、実際の補充液
量と算出された補充液量とを比較するようにして
いる。
これにより、補充液の補充量を適宜監視するこ
となく、不適正な補充液の補充が継続されること
を防止することができる。
[実施例] 第1図Aには本実施例に係る感光性平版印刷版
現像機30が示されている。
感光性平版印刷版現像機30の現像部31挿入
側には一対の挿入ローラ32が配設されている。
感光性平版印刷版34はこの挿入ローラ32に挟
持され図示しない駆動手段の駆動力で第1図Aの
矢印A方向へ搬送されるようになつている。
現像部31排出側には前記挿入ローラ32と同
一形状の一対の排出ローラ36が配設され、感光
性平版印刷版34が挿入ローラ32により搬送さ
れ先端部がこの排出ローラ36へ至つた時点でこ
れを挟持し次工程へと送り出すようになつてい
る。
現像部31の感光性平版印刷版搬送経路よりも
上方には複数の噴射器38が配設され、現像液4
0の吐出口とされている。この噴射器38は循環
パイプ42により現像部31の下方へ配設された
現像液40の受け皿44の底部へと連通されてい
る。循環パイプ42の中間部にはポンプ46が介
在されており、現像液40を受け皿44から汲み
出し噴射器38へと送るようになつている。
また、受け皿44の開口部には補充パイプ48
の吐出口が配設され後端は補充タンク50と連通
されている。補充パイプ48の中間部にはポンプ
52が介在され、マイクロコンピユータ54から
の信号でポンプ作動用リレー56を介して給電さ
れると補充液タンクから補充液58が受け皿44
へ補充されるようになつている。
マイクロコンピユータ54へは感光性平版印刷
版34の挿入状態を検出する面積検出手段60の
信号線62と現像液40の疲労度をインピーダン
スとして測定する疲労度検出センサ64の信号線
66とがそれぞれ接続されている。
面積検出手段60は現像部31の挿入ローラ3
2の上流へ配設され、感光性平版印刷版34の先
端部が搬送された時点から後端部が通過するまで
の間でハイレベルの信号を入出力ポート68へ出
力し、他はローレベルの信号を入出力ポート68
(第2図参照)へ出力するようになつている。
第1図Bに示される如く、この面積検出手段6
0は、感光性平版印刷版34の幅方向に沿つて複
数個配列された光電スイツチ69で構成されてお
り、感光性平版印刷版34の幅方向端部よりも外
側の光電スイツチ69は感光性平版印刷版34が
搬送されてきてもローレベルとされ、これにより
感光性平版印刷版34の幅方向寸法が読み取れる
ようになつている。また、感光性平版印刷版34
の搬送速度は予め決められており、光電スイツチ
69のハイレベル状態の時間と搬送速度とにより
容易に感光性平版印刷版の長さ寸法が得られ、さ
らにこの長寸法と幅寸法との積で、感光性平版印
刷版34の面積を算出するようになつている。
補充液58の適正補充量は感光性平版印刷版3
4の処理面積にほぼ比例するようになつており、
補充時間Qは次式で示されることになる。
Q=W・vt・S/U ……(1) ここに、 Q:補充時間 W:感光性平版印刷版の幅方向寸法 v:感光性平版印刷版の搬送速度 t:感光性平版印刷版の搬送時間 S:単位面積当りの必要補重量 U:ポンプ流量 なお、この補充時間Qは記憶手段72
(RAM)に蓄積記憶されるようになつている。
疲労度検出センサ64の先端部には一対の電極
64A,64Bが設けられている。ここで、現像
液40が噴射器38から噴射されると感光性平版
印刷版34の感光層の上部へ現像液40が滞留さ
れ、電極64A,64Bは現像液中へ浸漬され、
測定される系(感光性平版印刷版34の支持体、
残存感光膜、現像液を含む系)インピーダンスが
測定できるようになつている。
第2図に示される如く、この測定値はA/D変
換器70を介して入出力ポート68へ入力される
ようになつている。このインピーダンスの測定は
感光性平版印刷版34の先端部が面積検出手段6
0で検出されてから所定時間後に行なわれ、
CPU74へ入力されるようになつている。記憶
手段76(ROM)にはインピーダンスしきい値
レベルが記憶されており、CPU74では疲労度
検出センサ64の測定値とこのしきい値とが比較
され、補充液58を補充する必要があると判断さ
れた場合に補充ポンプ作動用タイマ77へ信号を
出力するようになつている。
補充液作動用タイマ77は、この信号によりポ
ンプ作動用リレー56へ所定時間電源を供給し、
補充液58が補充されるようになつている。ま
た、補充ポンプ作動用タイマ77の作動時間Pは
記憶手段72(RAM)へ蓄積記憶されるように
なつている。なお、本実施例では、作動時間Pは
20秒とされている。
CPU74ではこの実際の補充液58の補充量
に対応した時間Pと前記感光性平版印刷版34の
面積で算出した必要補充量に対応する時間Qとが
記憶手段72(RAM)からCPU74へ読み込ま
れるとこれらの差が演算されるようになつてお
り、この時間差|P−Q|が予め記憶手段74
(ROM)に記憶されているアラームレベルRと
比較され|P−Q|>Rの場合に警告装置作動用
リレー78及び補充ポンプ停止用リレー80へ信
号を送り、警報で作業員へ知らせると共にこれ以
降の補充液の補充を阻止するようになつている。
アラームレベルRは現像液量に対する補充液量
の比に対応されており、本実施例では補充液量は
現像液タンク容量の14%以内とするのが好まし
く、アラームレベルRとの関係は次式により表わ
される。
R=0.14・現像液容量/ポンプ流量 ……(2) ここで、本実施例に適用される現像機内の現像
容量は20であり、これの14%の量をポンプ流量
(7ml/sec)で割るとアラームレベルRは400秒
となる。なお、この補充液量/現像液タンク容量
の比率は、使用される系の現像液組成、補充液組
成等で変化するものであり、予め実験により求め
ておく必要がある。
以下に本実施例の作用を第3図のフローチヤー
ト図に従い説明する。
まず、ステツプ100で電源がオンされると、現
像液40はポンプ46の作動により受け皿44か
ら汲み出され循環パイプ42を介して噴射器38
へと送られる。噴射器38から現像液40は噴射
され、再度受け皿44へと至る。このように現像
液40は常に循環されている。
ステツプ102ではQ及びPの値がクリアされ、
次いでステツプ104でアラームレベルRを設定す
る。本実施例では前記(2)式によりR=400秒に設
定する。
感光性平版印刷版34が搬送されてくると、現
像部31へと至る前にまずその先端部が面積検出
手段60により検出され、この時点から所定時間
経過するとステツプ106で補充液58の補充タイ
ミングであると判断されステツプ108へ移行する。
補充タイミング以外ではステツプ120へ移行する。
感光性平版印刷版34は挿入ローラ32に挟持
され現像部31へと送り込まれると感光性平版印
刷版34の感光層へは現像液40が流出され、感
光層の非画像部が溶出されて現像処理される。ス
テツプ108ではこれと平行して疲労度検出センサ
64により現状液40のインピーダンスの測定を
開始する。記憶手段72(RAM)には予めイン
ピーダンスしきい値レベルが記憶されており、こ
の値をステツプ110で読み込みステツプ111で測定
値と比較される。測定値がしきい値に達していな
いと判断されると、ステツプ120へ進み、測定値
がしきい値に達したと判断されると、ステツプ
112へ移行し、補充ポンプ作動用タイマ77へ信
号が送られ一定時間(本実施例では20秒)ポンプ
作動用リレー56へ給電される(ステツプ114,
116)。このポンプ作動用リレー56によりポンプ
52が作動し諸定量の補充液58が現像液中へ補
充される。
次にステツプ118へ移行して補充ポンプ作動用
タイマ77の作動時間Pが記憶装置(RAM)へ
記憶されステツプ120へ移行する。作動時間Pは
逐次加算されて記憶されるので、本実施例では20
秒の倍数で増加することになる。
次に、ステツプ120では感光性平版印刷版34
が存在している間のみマイクロコンピユータ54
へ各光電スイツチ69のハイレベルの信号が入力
されステツプ122へ移行する。ここで、光電スイ
ツチ69が感光性平版印刷版34の幅方向に沿つ
て複数個配列されて感光性平版印刷版34の幅方
向端部よりも外側の光電スイツチ69はローレベ
ルを維持し感光性平版印刷版34の感光層に対応
される光電スイツチ69のみがハイレベルとされ
るので、感光性平版印刷版34の幅方向寸法Wが
算出できる。また、感光性平版印刷版34の搬送
速度vと光電スイツチのハイレベルとなつている
時間tにより感光性平版印刷版34の長さ寸法が
算出され、前記幅方向寸法Wとの積により感光性
平版印刷版34の面積が算出される。記憶手段7
6(ROM)には予め感光性平版印刷版34の単
位面積当りの必要補充量S(本実施例では45ml/
m2)、ポンプ流量U(本実施例では7ml/sec)が
記憶されており、これをステツプ124で読み込ん
だ後、ステツプ126で前記(1)式により補充時間Q
を求める。この補充時間Qは感光性平版印刷版1
枚毎に算出され逐次加算されて記憶装置72
(RAM)に記憶される。
次にステツプ128でこの時点でのポンプ52の
作動時間P、補充時間Q、及び予め記憶手段72
(RAM)に設定記憶されている許容時間R(400
秒)とを読み込み、ステツプ130に移行する。ス
テツプ130では作動時間Pと補充時間Qとの差
(|P−Q|)がR値と比較される。ここで|P
−Q|<=Rの場合はステツプ100へ移行し、|P
−Q|>Rの場合はステツプ132へ移行して警告
装置作動用リレー78へ信号を送ると共に補充ポ
ンプ停止用リレー80へ信号を送る。この信号に
より作業員へ警告音で知らせると共に今後の補充
が阻止され、現像液への補充の過不足を未然に防
ぐことができる。
(実験例) 第4図に本装置を適用して、実際に感光性平版
印刷版34を現像処理した例を示す。
第4図矢印Bで示す点は、現像処理を120分連
続して行なつた点であり、実線で示される如く、
疲労度検出センサ64による検出が正常な場合
は、この時点での補充が不要と判断されている。
しかし、疲労度検出センサ64の電極64A,6
4Bへの析出物の付着等によつて、異常となる鎖
線で示される如く、この時点での補充が必要と判
断される。
この結果、第4図矢印Cで示される如く、ポン
プ52が作動し、これに伴いP値、すなわち補充
液50の補充時間が加算される。
ここで、Q値、すなわち感光性平版印刷版34
の処理面積に応じた補充液50の補充時間の計算
値はポンプ50の作動に拘らず感光性平版印刷版
34の挿入検出に応じて加算されていき、このP
値と正常なQ値との差(第4図矢印Dの実線)は
多少誤差は生じるが、ほとんど現像処理に影響さ
れない。
ところが、P値とQ値との差が異常の場合(第
4図矢印Eの鎖線)は、120分後では300秒異常の
差が生じ、補充オーバを示している。
ここで、第5図のグラフにも示される如く、
124分後にこの差が400秒を超えると、ポンプ52
を停止させると共に、警報を発して作業員に知ら
せ、補充オーバを未然に防止している。
なお、本実施例ではポンプの作動時間と感光性
平版印刷版の面積に応じた補充時間とをそれぞれ
積算し、その差を所定時間(400秒)と比較した
が、所定タイミング毎(例えば感光性平版印刷版
の一枚毎)にこれらの差を求めこの時間差のみを
積算するようにしてもよい。
また、本実施例では補充液の補充量をポンプ5
2の流量に応じた時間に換算して演算したが、補
充液の補充量をそのままデータとして適用するこ
とも可能である。
さらに、本実施例では、面積検出手段60に複
数の光電スイツチ69を適用したが、リミツトス
イツチを複数個配列し、このリミツトスイツチが
感光性平版印刷版の搬送に応じてオン・オフする
ようにする等の他の面積検出手段を用いてもよ
い。また、多種類の感光性平版印刷版の幅方向寸
法を作業員が予め記憶手段(RAM)に入力して
記憶させ、必要なデータをその都度マイクロコン
ピユータのキーボード等で読み出すようにしても
よい。
また、感光膜面側に付されたバーコードによつ
て、感光性平版印刷版の版種を読み取り、単位時
間当りの補充量を自動的に設定することもでき
る。また、疲労度検出センサを感光膜面が溶解途
中の位置と、完全に溶解した位置の2箇所に設
け、この両者の値の差又は比をとつて、これか
ら、版種を識別することもできる。
また、制御手段ではポンプ52も停止させるよ
うにしたが、警告のみでもよい。警告装置は警報
に限らずランプの点滅等の表示器で作業員へ異常
を知らせるようにしてもよい。また、感光性平版
印刷版の幅寸法が一定とされる場合は、感光性平
版印刷版の搬送速度、搬送時間及び単位長さ当り
の必要補充量から補充時間Qを演算するようにし
てもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る感光性平版印刷
版現像機の補充液補充装置は、現像中の感光層の
溶出度合いに基づくインピーダンス値から得られ
る現像液の疲労度に応じた補充量と、感光性平版
印刷版の処理面積に応じた補充量とを逐次比較し
ながら補充液の補充量を監視することにより、正
確な補充液の補充を継続することができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本実施例に係る感光性平版印刷版現
像機の正面図、第1図Bは面積検出手段の一部を
構成する光電スイツチの斜視図、第2図は感光性
平版印刷版現像機に適用された補充液補充装置の
ブロツク図、第3図は本実施例の作動を説明する
フローチヤート図、第4図は本装置を適用した実
験例のタイムチヤート図、第5図は感光性平版印
刷版の面積に応じたポンプの作動時間と現像液の
疲労度に応じたポンプの作動時間との関係を示す
特性図である。 30……感光性平版印刷版現像機、31……現
像部、40……現像液、54……マイクロコンピ
ユータ、60……面積検出手段、64……疲労度
検出センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感光性平版印刷版の版面の面積を検出する面
    積検出手段と、前記面積検出手段により得た面積
    に応じた補充液の面積補充量を算出する面積補充
    量演算手段と、現像部内に配置され現像中に現像
    液へ感光層が溶出する度合いをインピーダンス値
    として検出し現像液の疲労度を得る疲労度検出セ
    ンサと、前記疲労度検出センサから得たデータで
    補充液の補充が必要と判断された場合に現像液へ
    一定量の補充液を補充する補充手段と、前記面積
    補充量演算手段から得られた面積補充量と前記補
    充手段で補充された補充液量との差の演算値を演
    算する積算値演算手段と、この積算値演算手段か
    ら得られた積算値が所定量以上となつた場合に警
    告する制御手段と、を有する感光性平版印刷版現
    像機の補充液補充装置。
JP25125386A 1986-10-22 1986-10-22 感光性平版印刷版現像機の補充液補充装置 Granted JPS63104054A (ja)

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