JP2000283533A - 空気清浄装置及び空気の汚れ状態表示装置 - Google Patents

空気清浄装置及び空気の汚れ状態表示装置

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JP2000283533A
JP2000283533A JP11093998A JP9399899A JP2000283533A JP 2000283533 A JP2000283533 A JP 2000283533A JP 11093998 A JP11093998 A JP 11093998A JP 9399899 A JP9399899 A JP 9399899A JP 2000283533 A JP2000283533 A JP 2000283533A
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air
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degree
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Masatoshi Fuda
正敏 布田
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の汚れ具合の状況を容易に認識する。 【解決手段】 ダスト識別表示部に室内の汚れ度Qにそ
れぞれ対応する3個のランプを設ける。マイコンの判断
に基づき、ステップ108,118,及び124でラン
プが各識別段階に切換えられて表示される。即ち、汚れ
度Qに対応するランプが点灯するので、汚れ度Qの状況
が視覚を介して容易に認識でき、その視覚的効果が大き
くなる。また、ステップ106,112,116,及び
122で汚れ度Qに対応するランプが点滅するので、汚
れ度Qの進行状況(推移)が容易に認識でき、ユーザに
おいては汚れ度Qの移行状態が迅速かつ的確に確認でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気の汚れ具合
を表示する表示装置が設けられる空気清浄装置及び空気
の汚れ状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の空気を清浄化するために空
気清浄装置が使用される場合が多くなってきた。このよ
うな空気清浄装置としては、例えばキャビネットに吸気
口及び排出口がそれぞれ設けられている。吸気口の裏側
(キャビネット内部)にはフィルタが配置されており、
このフィルタの後方にはモータで回動制御されるファン
装置が配置されている。
【0003】上記空気清浄装置は、モータを駆動制御す
ることにより、モータの回転数に応じてファン装置が所
要の回転数で回動され、フロントパネルの外部から吸気
口を通じて所要の空気を吸入し、フィルタに汚れた空気
を通すことで、きれいな空気に清浄化してから排出口か
ら所要の風量で外部へ排出する。この種の空気清浄化方
法は、エアコン等にも広く適用されている。
【0004】一方、愛煙家の中には、この種の空気清浄
装置の前に灰皿を持って来て、タバコを嗜む姿が多く見
られる。この際、タバコに火を付ける前若しくはその後
に、空気清浄装置のスイッチを操作してファン装置を高
速で回動しファン装置の吸入能力が高いいわゆる「喫煙
モード」と呼ばれる大風量で運転することにより、タバ
コの煙を空気清浄装置で清浄化している。
【0005】なお、空気清浄装置を夜間の就寝中に花粉
等を除去するため用いる場合等においては、ファン装置
を低速で回転させファン装置の吸入能力を低くして微風
運転(弱モード)をさせることにより静かに清浄化して
いる。即ち、空気清浄装置の中には、ファン装置が停止
しているストップモード並びに、運転モードでの弱モー
ド,喫煙モード,及びこの喫煙モードと弱モードとの間
の風量である標準モードを備えるものである。
【0006】また、空気の汚れ具合に応じて運転モード
が自動的に切換わる自動運転モード中において、上記各
モードの切換えは例えばダストセンサ(既存のものとし
て、所定立方当たりの塵等の粒子の数を検出するタイプ
のもの等がある)の出力を数段階に分けかつ風量切換値
を予め設定することによって行っていた。
【0007】さらに、従来の空気清浄装置の中には、上
記空気の汚れ具合を表示する方法として、1個のランプ
(LED)を点灯または消灯に切換えることにより行っ
ていた。このランプの点滅表示は自動運転モード中のみ
行い、手動モード時には行っていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では上
記空気の汚れ具合を1個のランプの点滅表示のみで表示
していたので、その視覚的効果は小さかった。また、手
動モード中においてはランプ表示を行っていなかったの
で、この際の風量調整はユーザの感覚のみで行ってい
た。即ち、手動モード中の風量を調整する情報としての
判断材料(具体的には、室内の空気の汚れ具合)がな
く、風量の決定を迅速かつ確実に行うことができないと
いう不都合があった。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解消するため
になされたもので、室内の空気の汚れ具合の状況が容易
に認識できる空気清浄装置及び空気の汚れ状態表示装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
空気の汚れ状態表示装置は、空気の汚れを検出する検出
手段と、前記検出手段の検出結果が、一または複数のし
きい値によって複数段階となされる汚れ段階のうちいず
れの汚れ段階に属するかを判断する判断手段と、前記複
数の汚れ段階に対応する複数の汚れ段階表示手段と、を
有し、前記判断手段による判断結果によって別の汚れ段
階に移行する場合、移行先の汚れ段階に対応する前記汚
れ段階表示手段を点滅させた後に点灯に切換えることを
特徴としている。
【0011】本発明の請求項1に係る空気の汚れ状態表
示装置においては、判断手段による判断結果によって別
の汚れ段階に移行する場合、移行先の汚れ段階に対応す
る汚れ段階表示手段を点滅させた後に点灯に切換える。
本発明の請求項1に係る空気の汚れ状態表示装置によれ
ば、汚れ具合の進行状況(推移)が容易に認識できるの
で、ユーザにおいては汚れ具合の移行状態が迅速かつ的
確に確認できる。
【0012】本発明の請求項2に係る空気の汚れ状態表
示装置は、空気の汚れ具合を検出する検出手段と、空気
の汚れ具合を複数の汚れ段階に分けて表示する汚れ段階
表示手段と、前記検出手段の検出結果が前記汚れ段階表
示手段のいずれの汚れ段階に対応するかを判断する判断
手段と、を有し、前記判断手段による判断結果によって
別の汚れ段階に移行する場合、移行先の汚れ段階に対応
する前記汚れ段階表示手段を点滅させた後に点灯に切換
えることを特徴としている。
【0013】本発明の請求項3に係る空気の汚れ状態表
示装置は、空気の汚れを検出する検出手段と、前記検出
手段の検出結果が第一のしきい値を越えたか否かを判断
する第一の判断手段と、前記検出手段の検出結果が第二
のしきい値を越えたか否かを判断する第二の判断手段
と、空気の汚れ状態を示す第一の汚れ段階表示手段と、
前記第一の汚れ段階から前記第一のしきい値及び第二の
しきい値を経て達する空気の汚れ状態を示す第二の汚れ
段階表示手段と、を有し、前記検出手段の検出結果が、
前記第一のしきい値と第二のしきい値の間にあるときに
は前記第二の汚れ段階表示手段が点滅表示されることを
特徴としている。
【0014】本発明の請求項4に係る空気清浄装置は、
空気の汚れを検出する検出手段と、空気の汚れ具合を段
階的に表示するため複数設けられ、点灯,点滅,消灯制
御される空気の汚れ表示部と、一の表示部の点灯から他
の表示部の点灯に切換えるとき、該他の表示部を点滅さ
せてから点灯に切換える表示部切換え手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0015】本発明の請求項4に係る空気清浄装置にお
いては、表示部切換え手段が一の表示部の点灯から他の
表示部の点灯に切換えるとき、他の表示部を点滅させて
から点灯に切換える。即ち、本発明の請求項4に係る空
気清浄装置によれば、空気の汚れ表示部を目視すること
により、空気の汚れ具合の状況が視覚を介して容易に認
識でき、その視覚的効果が大きくなる。
【0016】本発明の請求項5に係る空気清浄装置は、
空気の汚れを検出する検出手段と、空気の汚れ具合を段
階的に表示するため複数設けられ、空気の汚れ具合に応
じて点灯制御される空気の汚れ表示部と、一の表示部を
点灯している状態において、前記検出手段の検出結果が
一の表示部を点灯すべき値と他の表示部を点灯すべき値
の間に移行したとき、前記他の表示部を点滅制御する表
示部制御手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1及び図2に
は、本発明の第1実施形態に係る空気清浄装置が示され
ている。図1は空気清浄装置の概略した全体斜視図,図
2はその空気の汚れ状態表示に関するブロック図であ
る。なお、図1中矢印UPは上側を、矢印RIは右側
を、矢印FRは前側を示す。
【0018】図1に示すように、空気清浄装置10は、
卓上タイプのものであり、略直方体状に形成されたキャ
ビネット12を備えている。キャビネット12には、そ
の前面に凹状のグリル装着部13が設けられている。こ
のグリル装着部13には、フロントグリル14が着脱可
能に装着されている。フロントグリル14の前面には、
高さ方向へ長いスリット状の吸気口14Aが幅方向に沿
って多数配列されている。これらの吸気口14Aは、フ
ロントグリル14の裏面まで貫通している。
【0019】キャビネット12内には、肉厚板状のフィ
ルタ(図1では2点鎖線で示す)16が装填されてい
る。なお、フィルタ16には用途等に応じて各種のもの
があり、本実施形態では例えば不織布及び活性炭を厚さ
方向へ積層したものである。また、キャビネット12内
には、そのフィルタ16の後側にシロッコファン18が
配置されている。
【0020】シロッコファン18にはモータ20が連結
されており、このモータ20としては回転速度が制御可
能なものが用いられ、例えばAC100Vで駆動するく
ま取型又はコンデンサ型のACモータが用いられる。な
お、電源部等の構成に応じてモータ20として直流電流
により駆動されるDCインバータモータも用いることも
できる。
【0021】ここで、モータ20によりシロッコファン
18を所定の方向へ回転させると、シロッコファン18
のブレード18Aの内周側空間が負圧状態となってシロ
ッコファン18の前側から空気がブレード18Aの内周
側空間内へ吸入され、この空気はブレード18A間の隙
間から接線方向に沿って排気される。
【0022】キャビネット12の頂部には、その後面側
の左端部に排気口22が設けられている。この排気口2
2には、キャビネット12内への異物侵入を防止するた
めの金網24が張られている。シロッコファン18から
排気された空気は、キャビネット12の排気口22から
外部へ排出される。
【0023】空気清浄装置10では、モータ20へ駆動
電流を供給してシロッコファン18を回転させると、フ
ロントグリル14の吸気口14Aから装置外部の空気が
吸入される。この空気はフィルタ16により塵埃や臭気
等が除去されて清浄化された後に、排気口22から装置
外部へ排出される。
【0024】なお、キャビネット12のグリル装着部1
3内には、フロントグリル14の上面及び両側面に沿っ
たスリット状のルーバ格納部26が設けられている。ル
ーバ格納部26は、グリル装着部13とフロントグリル
14との間に形成される略コ字状に屈曲した隙間からな
っている。ルーバ格納部26には、吸気口14Aからキ
ャビネット12内部へ吸入される空気の流れを制御する
ためのルーバ28が配置されている。ルーバ28は、そ
の下部が軸支されており、下部を中心にして回動する。
【0025】キャビネット12の頂部には、その前側に
操作部30が設けられている。この操作部30には、電
源スイッチ32,自動運転モードスイッチ34,手動運
転モードスイッチ36,タイマ設定スイッチ38,運転
表示用のLED40,及び急速モード(以下、「喫煙モ
ード」という)スイッチ42等が配置されている。
【0026】また、操作部30の左側には室内の汚れ具
合を表示する汚れ表示部58が配置されており、この汚
れ表示部58には汚れ段階表示手段としてのランプ(L
ED)60〜62が3個設けられている。
【0027】ランプ60は、緑色(図6では、「GRE
EN」と表示する)に発光し、「きれい」な状態である
ことを示す。ランプ61は、琥珀色(図6では、「AM
BER」と表示する)に発光し、「少し汚れている」状
態であることを示す。ランプ62は、赤色(図6では、
「RED」と表示する)に発光し、「汚れている」状態
であることを示す。
【0028】そして、各ランプ60〜62は、点灯また
は消灯の他に、例えば1秒間に1回の割合で10秒間点
滅するように制御される。この点滅状態は、点滅してい
るランプ60〜62の状態から他のランプ60〜62へ
と移行する状態であることを示すものである。なお、キ
ャビネット12の前面には、そのフロントグリル14の
上方に装置の運転状況等をユーザへ表示するための液晶
の表示部44が配置されている。
【0029】図2に示すブロック図に基づき、空気清浄
装置10の空気の汚れ状態表示の制御に関する構成につ
いて説明する。空気清浄装置10には、モータ20を接
続する電源部46及びモータ制御部48が設けられてい
る。なお、電源部46には、ACプラグ50が接続され
ている。
【0030】操作部30の電源スイッチ32(図1参
照)が操作されると、電源部46によりAC100Vが
直流電圧に変換される。この電源部46からの直流電圧
は判断手段としてのマイクロコンピュータ(以下、単に
「マイコン」という)52,モータ制御部48等に供給
される。
【0031】マイコン52にはモータ制御部48が接続
されている。モータ制御部48は、マイコン52からの
モータ制御信号に基づいてモータ20を制御し、モータ
20を「弱モード」,「喫煙モード」,及びこの喫煙モ
ードと弱モードとの間の風量である「標準モード」の各
運転に対応する速度で回転させる。
【0032】また、マイコン52にはダストセンサ56
が接続されており、このダストセンサ56としては例え
ば所定立方当たりの塵等の粒子の数を検出するタイプの
ものや,上記粒子の成分等に対応する電圧を出力して検
出するタイプのもの等が使用されている。そして、ダス
トセンサ56からの空気の汚れに対応する検出信号(出
力電圧)は、マイコン52に供給される。なお、ダスト
センサ56は、図1に示すフィルタ16に対応する部位
に配置されている。
【0033】マイコン52にはタイマ54が内蔵されて
おり、このタイマ54はタイムアップ信号が発生するよ
うに設定されている。タイマ54は、弱モード等の動作
時間のラストタイム3秒(タイムアップ以前の3秒間の
ことで、図3では「3sec」で示す)中において、ダ
ストセンサ56の検出位置が等間隔となっている5箇所
の電圧レベルを5回検出できるように設定されている
(図3参照)。なお、この検出する回数は、任意に変更
できる。
【0034】マイコン52は、図3に示すように、検出
位置において、ダストセンサ56の出力電圧Vが、複数
設けたしきい値(図3では、「TH」で示す)以上か或
いは未満かによって空気の汚れ具合を検出できるように
した。具体的には、Xvをしきい値THとし出力電圧V
が0からXvまでか或いはXv以上なのかを判断する
(図3(b)参照)。また、Yvをしきい値THとし出
力電圧VがYv未満か或いはYv以上なのかを判断する
(図3(a),(c)参照)。さらに、しきい値TH
は、後述する一般に使用されているしきい値レベルより
も低く設定されている。これは、検出感度を上げ空気の
汚れ具合を迅速に検出できるようにしたものである。そ
して、図3(a)に示すように、各検出位置において、
出力電圧Vがしきい値TH(Yv)以上が4個以上であ
ればマイコン52は「H」と判断する。また、図3
(b)に示すように、各検出位置において、出力電圧V
がしきい値TH(Xv)未満が2個以上であればマイコ
ン52は「L」と判断する。さらに、図3(c)に示す
ように、各検出位置において、出力電圧Vがしきい値T
H(Yv)未満が2個以上で尚かつ図示しないがXv以
上が4個以上であればマイコン52は「M」と判断す
る。
【0035】このように本実施形態では、ラストタイム
3秒におけるダストセンサ56の電圧値を検出し、これ
らの出力結果に基づきマイコン52が空気の汚れ具合
(空気汚れレベル)に対応する「H」,「L」または
「M」を判断する。ここで、検出結果が「L」である場
合には、図4に示す汚れ度が「きれい」な状態中のAポ
イントまでの範囲であることを示す。検出結果が「M」
である場合には、図4に示す汚れ度がAポイントから
「少し汚れている」状態中のBポイントまでの範囲であ
ることを示す。検出結果が「H」である場合には、図4
に示す汚れ度がBポイントから「汚れている」状態の範
囲であることを示す。
【0036】さらに、マイコン52には、図1に示す電
源スイッチ32,自動運転モードスイッチ34,手動運
転モードスイッチ36,所定の運転時間(例えば、30
分,1時間,2時間等)を設定するタイマ設定スイッチ
38,及び喫煙モードスイッチ42等が配置される操作
部30が接続されている。また、マイコン52には表示
部44が接続されており、この表示部44はマイコン5
2からの駆動信号及び表示データに基づいて上記各モー
ド等に対応する画像を表示する。
【0037】次に、本実施形態の作用について説明す
る。なお、以下の説明では、図1に示すACプラグ50
が商業電源であるAC100Vのコンセント(図示省
略)に接続されているものとする。
【0038】空気清浄装置10は、3種類の運転モード
により運転可能とされている。運転モードとしては上述
した「弱モード」,「喫煙モード」,及び「標準モー
ド」の3種類があり、運転モード以外のモードとしては
モータ20が停止している「ストップモード」がある。
なお、喫煙モードスイッチ42を操作すると、ルーバ2
8がルーバ格納部26から飛び出すと共に、モータ20
が高速回転し喫煙モードとなる。
【0039】電源スイッチ32が操作されて空気清浄装
置10の運転が開始すると、モータ20によりシロッコ
ファン18が各運転モードに対応する回転速度で回転す
る。これにより、吸気口14Aを通してキャビネット1
2内部へ吸入された空気がフィルタ16を通過し、フィ
ルタ16により塵埃や臭気等が除去されて清浄化された
後に、排気口22から外部へ排気される。
【0040】引き続き、図4の汚れ度を示す概略図及び
図5のフローチャートに基づき、空気清浄装置10のダ
スト識別表示に関する処理の手順について説明する。な
お、本フローチャートは自動運転モードを前提に説明す
るが、上記ダスト識別表示処理は電源が入力されれば自
動運転モードまたは手動運転モードを問わず、行われる
処理である。また、本実施形態では、ランプ60〜62
の点滅後に汚れ度に応じたランプ60〜62が点灯して
切換わるように設定されている。
【0041】図4に示すように、本実施形態では、「き
れい」な状態中の汚れ度が高い部分及び「少し汚れてい
る」状態中の汚れ度が高い部分に、切換わりポイント
A,Bが設けられている。そして、本来「少し汚れてい
る」状態と判断するポイントA’(ここが、一般に使用
されているレベル)よりも、汚れ度が若干低い位置に対
応するようにダストセンサ56のしきい値TH(図3参
照)を設定する。即ち、ポイントA’よりも、汚れ度が
低いポイントAで室内の汚れを検出するため、迅速に室
内の汚れ状況が判断される。そのため、室内の空気の汚
れの進行状況を的確に表示することができる。
【0042】また、同様に、本来「少し汚れている」状
態と判断するポイントB’(ここが、一般に使用されて
いるレベル)よりも、汚れ度が若干低い位置に対応する
ようにダストセンサ56のしきい値THを設定する。即
ち、ポイントB’よりも、汚れ度が低いポイントBで室
内の汚れ状況を判断できるようになっている。
【0043】図5に示すステップ100において、電源
スイッチ32が操作されるのを待つ。ステップ100が
肯定の場合には、ステップ102で所定時間「GREE
N」のランプ60を点灯させると共に、「AMBER」
及び「RED」のランプ61及び62を消灯しておく
(図6(A)参照)。即ち、室内の汚れ度は、「きれ
い」であることを表示する。
【0044】なお、ステップ102の処理は、電源オン
時のみ所定時間に亘ってランプ60〜62を同時に点滅
させるようにしても良い。また、図6中、点灯は丸印の
みで、消灯は斜状のハッチングで、点滅は横縞状で示
す。
【0045】ステップ104において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度(図5中では、「Q」と表示
する)がAポイント以下であるか否かが判断される。即
ち、ステップ104では、ダストセンサ56に基づく検
出結果が「L」であるか否かが判断される。ステップ1
04が肯定の場合即ち室内の空気がきれいな場合には、
ステップ104の処理が引き続き行われる。なお、この
状態は、ストップモードでモータ20は停止している。
【0046】ステップ104の判断結果が否定に転じた
ときには、ステップ106で所定時間(本実施形態では
10秒間)「GREEN」のランプ60を点灯させると
共に、「AMBER」のランプ61を点滅させかつ「R
ED」のランプ62を消灯させておく(図6(B)参
照)。即ち、室内の汚れ度が、「きれい」な状態から
「少し汚れている」状態へと移行中であることを表示す
る。
【0047】ステップ106における表示後、ステップ
108で「AMBER」のランプ61を点灯させると共
に、「GREEN」及び「RED」のランプ60及び6
2を消灯させておく(図6(C)及び図7(A)参
照)。即ち、室内の汚れ度が、「少し汚れている」状態
であることを表示する。なお、この状態では、弱モード
で運転されている。
【0048】ステップ110において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度QがAポイント以下か否かが
判断される。ステップ110が肯定の場合にはステップ
112で所定時間(本実施形態では10秒間)「AMB
ER」のランプ61を点灯させると共に、「GREE
N」のランプ60を点滅させかつ「RED」のランプ6
2を消灯させておく(図9(B)参照)。即ち、室内の
汚れ度が、「少し汚れている」状態から「きれい」な状
態へと移行中であることを表示する。そして、ステップ
112の処理終了後は、ステップ102に戻り(表示
は、図9(C)となる)、ステップ102以降の処理が
繰り返し続けられる。
【0049】ステップ110が否定の場合には、ステッ
プ114でダストセンサ56の出力を検出し、汚れ度Q
がBポイント以上か否かが判断される。ステップ114
が否定の場合には、ステップ110に戻る。
【0050】ステップ114が肯定の場合には、ステッ
プ116で所定時間(本実施形態では10秒間)「AM
BER」のランプ61を点灯させると共に、「GREE
N」のランプ60を消灯させかつ「RED」のランプ6
2を点滅させておく(図7(B)参照)。即ち、室内の
汚れ度が、「少し汚れている」状態から「汚れている」
状態へと移行中であることを表示する。
【0051】ステップ116における表示後、ステップ
118で「RED」のランプ62を点灯させると共に、
「GREEN」及び「AMBER」のランプ60及び6
1を消灯させておく(図7(C)及び図8(A)参
照)。即ち、室内の汚れ度が、「汚れている」状態であ
ることを表示する。なお、この状態では、標準モードで
運転されている。
【0052】ステップ120において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度QがBポイント以下か否かが
判断される。ステップ120が肯定の場合にはステップ
122で所定時間(本実施形態では10秒間)「AMB
ER」のランプ61を点滅させると共に、「GREE
N」のランプ60を消灯させかつ「RED」のランプ6
2を点灯させておく(図8(B)参照)。即ち、室内の
汚れ度が、「汚れている」状態から「少し汚れている」
状態へと移行中であることを表示する。
【0053】ステップ122の処理終了後は、ステップ
124で「AMBER」のランプ61を点灯させると共
に、「GREEN」及び「RED」のランプ60及び6
2を消灯させておく(図8(C)参照)。即ち、室内の
汚れ度が、「少し汚れている」状態であることを表示す
る。なお、この状態では、弱モードで運転されている。
【0054】ステップ124の処理後は、ステップ11
0に戻り、ステップ110以降の処理が繰り返し続けら
れる。また、ステップ120が否定の場合には、汚れ度
QがBポイント以下になるのを待つ。
【0055】なお、自動運転モードスイッチ34が再び
操作されて電源がオフ或いは図示しないリセットボタン
が操作されリセットされると、図5に示す処理は終了す
る。また、ステップ110または120等の処理は、所
定時間(例えば、1乃至5分)後に、室内での汚れ度Q
を判断するようにしても良い。この場合には、汚れ表示
部58の表示動作が安定する。
【0056】本実施形態によれば、汚れ表示部58に汚
れ度Qにそれぞれ応じた3個のランプ60〜62を設
け、汚れ度Qに対応するランプ60〜62が点灯するの
で、室内の空気の汚れ具合の状況が視覚を介して容易に
認識でき、その視覚的効果が大きくなる。
【0057】また、本実施形態によれば、ステップ10
6,112,116,及び122で汚れ度Qに対応する
ランプ60〜62が点滅するので、汚れ度Qの進行状況
(推移)が容易に認識でき、ユーザにおいては汚れ度Q
の移行状態が迅速かつ的確に確認できる。特に、本実施
形態によれば、しきい値THを本来「少し汚れている」
状態と判断する図4に示すポイントA’よりも汚れ度が
若干低い位置(ポイントA)に対応するように設定され
ているので、ポイントA’に到達する前のポイントAで
汚れ度Qの進行状況をランプ60〜62を用いて表示で
きる。
【0058】さらに、本実施形態においては、電源が入
力されれば手動モード中でも汚れ表示部58が作動する
ので、ランプ60〜62の表示を確認することにより風
量を調整する判断(具体的には、室内の空気の汚れ具
合)の目安となる。
【0059】本実施形態によれば、目安となる表示を目
視することにより風量調整の決定を迅速かつ確実に行い
ことができるので、適切な運転モード或いはストップモ
ードに切換えることができ、効果的に空気を清浄化でき
る。即ち、本実施形態によれば、汚れ始めた時に早めに
対応できるので、汚れた後に対応する場合に比べ、空気
の清浄がスムーズに行われる。
【0060】なお、本実施形態によれば、自動運転モー
ドにおいて、汚れ表示部58が汚れ度Qの進行状況を報
知するので、空気清浄装置10が確実に動作(汚れ度Q
を認識)していることをユーザに知らせることができ、
ユーザに安心感を与えることができる。
【0061】また、本実施形態においては、汚れ度Qの
レベルが高い位置から低い位置へ移行するときは、例え
ば図4に示すポイントA’(またはポイントB’)を十
分下回ったから切換わるので、十分に清浄化された後に
汚れ表示部58の表示が切換わる。即ち、本実施形態に
よれば、汚れ表示部58の表示が頻繁に切換わらないの
で、汚れ表示部58の表示動作が安定する。
【0062】なお、自動運転モード中において、手動運
転モードスイッチ36が操作されると、手動運転モード
での弱モードとなる。また、自動運転モード中において
も、タイマ設定スイッチ38が操作されると、タイマが
セットされる。
【0063】さらに、他の実施形態としては、図10に
示すように、急速に汚れ度Qが高くなる場合に、「GR
EEN」のランプ60を点灯させかつ「AMBER」及
び「RED」のランプ61及び62を消灯させておく
(図10(A)参照)状態から「GREEN」のランプ
60を点灯させかつ「AMBER」のランプ61を消灯
させると共に「RED」のランプ62を点滅させておく
(図10(B)参照)状態を経て「RED」のランプ6
2を点灯させかつ「GREEN」及び「AMBER」の
ランプ60及び61を消灯させておく(図10(C)参
照)状態へ切換わるように設定しても良い。
【0064】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
係るダスト識別表示に関する処理を、図11乃至図14
に基づいて説明する。なお、本実施形態では、第1実施
形態と同一事項の説明は省略する。
【0065】本実施形態は、図11に示すように、「き
れい」な範囲,「少し汚れている」範囲,及び「汚れて
いる」範囲の間に、独立した過渡的な領域(しきい値範
囲)をそれぞれ設けた例である。即ち、「きれい」な範
囲と「少し汚れている」範囲との間にはAレベルとBレ
ベルの範囲が設けられ、「少し汚れている」範囲と「汚
れている」範囲との間にはCレベルとDレベルの範囲が
設けられている。そして、これらの範囲の各AB間,C
D間レベルをダストセンサ56が検出することにより、
マイコン52が「GREEN」,「AMBER」,及び
「RED」の各ランプ60,61,及び62を点滅させ
るように設定されている。
【0066】また、室内の汚れ具合の検出方法は、第1
実施形態と略同様な方法を用いても良い。具体的には、
図12に示すように、しきい値THをA,B,C,及び
Dに区切る。ここで、図12中のしきい値THのA〜D
レベルは、図11中のA〜Dレベルと同一になるように
設定されている。そして、現在の汚れ具合を検出する
際、マイコン52は出力電圧Vがしきい値A〜Dのどれ
に当たるのかを判断する。現在の汚れ具合は所定時間内
(例えば3秒内)の5ヶ所の検出位置での出力電圧Vが
各しきい値A〜D内のどの範囲に属するかにより判断さ
れ、例えば過半数以上が属する範囲をその時点での汚れ
具合とする。つまり所定時間内で検出した5ヶ所の検出
位置において、3個以上が属する各しきい値A〜D内の
範囲をその時点での汚れ具合とする。
【0067】即ち、図12(a)は出力電圧Vがしきい
値A以下と判断される例であり,図12(b)は出力電
圧Vがしきい値AとBとの間であると判断される例であ
り,図12(c)は出力電圧Vがしきい値BとCとの間
であると判断される例であり,図12(d)は出力電圧
Vがしきい値CとDとの間であると判断される例であ
り,図12(e)は出力電圧Vがしきい値D以上と判断
される例である。そして、この判断結果に基づき、本実
施形態に係る空気の汚れ状態表示に関する処理が行われ
る。
【0068】次に、図13のフローチャートに基づき、
空気の汚れ状態表示に関する処理の手順について説明す
る。ステップ130において、電源スイッチ32が操作
されるのを待つ。そして、ステップ130が肯定の場合
には、ステップ132で所定時間「GREEN」のラン
プ60を点灯させると共に、「AMBER」及び「RE
D」のランプ61及び62を消灯させておく(図14
(A)参照)。
【0069】ステップ134において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度がAレベル以上か否かが判断
される。ステップ134の処理は、汚れ度がAレベル以
上になるまで続けられる。ステップ134が肯定に転じ
たときには、ステップ136で所定時間「GREEN」
のランプ60を点灯させると共に、「AMBER」のラ
ンプ61を点滅させかつ「RED」のランプ62を消灯
させておく(図14(B)参照)。
【0070】ステップ138において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度がBレベル以上か否かが判断
される。ステップ138が否定の場合には、ステップ1
40において、ダストセンサ56の出力を検出し、汚れ
度がAレベル以上か否かが判断される。ステップ140
が否定の場合は、ステップ132に戻り、ステップ13
2以降の処理が繰り返し続けられる。即ち、汚れ表示部
58は、図14(B)に示す状態後に、再び「GREE
N」のランプ60を点灯させると共に、「AMBER」
及び「RED」のランプ61及び62を消灯させる(図
14(C)参照)。
【0071】ステップ140が肯定の場合には、ステッ
プ138に戻り、ステップ138以降の処理が繰り返し
続けられる。ステップ138が肯定の場合には、ステッ
プ142で「AMBER」のランプ61を点灯させると
共に、「GREEN」及び「RED」のランプ60及び
62を消灯させる。
【0072】ステップ144において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度QがBレベル以上か否かが判
断される。ステップ144が否定の場合には、ステップ
146で「GREEN」のランプ60を点滅させると共
に、「AMBER」のランプ61を点灯させかつ「RE
D」のランプ62を消灯させる。その後、ステップ13
8に戻り、ステップ138以降の処理が繰り返し続けら
れる。
【0073】ステップ144が肯定の場合には、ステッ
プ148において、ダストセンサ56の出力を検出し、
汚れ度QがCレベル以上か否かが判断される。ステップ
148が否定の場合には、ステップ144に戻り、ステ
ップ144以降の処理が繰り返し続けられる。ステップ
148が肯定の場合には、ステップ150で「AMBE
R」のランプ61を点灯させると共に、「GREEN」
のランプ60を消灯させかつ「RED」のランプ62を
点滅させる。
【0074】ステップ152において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度QがCレベル以上か否かが判
断される。ステップ152が否定の場合には、ステップ
142に戻り、ステップ142以降の処理が繰り返し続
けられる。
【0075】ステップ152が肯定の場合には、ステッ
プ154において、ダストセンサ56の出力を検出し、
汚れ度QがDレベル以上か否かが判断される。ステップ
154が否定の場合には、ステップ152に戻り、ステ
ップ152以降の処理が繰り返し続けられる。ステップ
154が肯定の場合には、ステップ156で「RED」
のランプ62を点灯させると共に、「GREEN」及び
「AMBER」のランプ60及び61を消灯させてお
く。
【0076】ステップ158において、ダストセンサ5
6の出力を検出し、汚れ度QがDレベル以上か否かが判
断される。ステップ158の処理は、汚れ度がDレベル
未満になるまで続けられる。ステップ158が否定の場
合にはステップ160で「AMBER」のランプ61を
点滅させると共に、「GREEN」のランプ60を消灯
させかつ「RED」のランプ62を点灯させる。
【0077】そして、ステップ160の処理後は、ステ
ップ152に戻り、ステップ152以降の処理が繰り返
し続けられる。なお、その他の処理は、図5に示す処理
と同様であるので、説明は省略する。
【0078】本実施形態においては、ステップ140,
144,152,及び158の各処理において、ランプ
60〜62の点滅中に元の汚れ度Qの状態に戻ったら、
上記点滅がキャンセルされて元の点灯状態に戻る(元の
汚れ表示部58の表示状態に戻る)。即ち、本実施形態
によれば、ランプ60〜62の点滅後に次の段階の汚れ
度Qによってはランプ60〜62が点灯に切換わること
なく、汚れ度Qに応じて点滅がキャンセルされ元の点灯
状態に戻るので、汚れ度Qの進行状態がより正確に把握
できる。なお、その他の作用効果は、第1実施形態と同
様であるので、説明は省略する。
【0079】なお、上記第1実施形態での空気の汚れ状
態表示方法はマイコン52中のタイマ54を使用すると
共にマイコン52中でダストセンサ56の検出信号(ア
ナログ信号)をデジタル信号に変換してカウントするも
のであるが、本発明ではダストセンサ56とマイコン5
2との間にコンパレータを設けるようにしても良い。ま
た、上記各実施形態の運転モードの種類は3種類である
が、本発明の運転モードの種類は2種類または4種類以
上であっても良い。さらに、上記各実施形態の空気の汚
れ状態表示装置は空気清浄装置10に適用した例である
が、本発明の空気の汚れ状態表示装置は空気を装置内部
に導入し排出する空調装置、例えば冷暖房装置等にも同
様に適用できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、判断手段による判断結果によって別の汚れ段階
に移行する場合、移行先の汚れ段階に対応する汚れ段階
表示手段を点滅させた後に点灯に切換えるので、汚れ具
合の進行状況(推移)が容易に認識でき、ユーザにおい
ては汚れ具合の移行状態が迅速かつ的確に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空気清浄装置の概
略した全体斜視図である。
【図2】図1に示す空気清浄装置の空気の汚れ状態表示
に関するブロック図である。
【図3】第1実施形態に係るダストセンサの出力波形図
である。
【図4】第1実施形態に係る汚れ度を示す概略図であ
る。
【図5】図3に示す出力波形に基づき制御される空気の
汚れ状態表示制御に関するフローチャートである。
【図6】第1実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を示
す図である。
【図7】第1実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を示
す図である。
【図8】第1実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を示
す図である。
【図9】第1実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を示
す図である。
【図10】他の実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を
示す図である。
【図11】第2実施形態に係る汚れ度を示す概略図であ
る。
【図12】第2実施形態に係るダストセンサの出力波形
図である。
【図13】図12に示す出力波形に基づき制御される空
気の汚れ状態表示制御に関するフローチャートである。
【図14】第2実施形態に係る汚れ表示部の表示状態を
示す図である。
【符号の説明】
10 空気清浄装置 20 モータ 30 操作部 32 電源スイッチ 34 自動運転モードスイッチ 36 手動運転モードスイッチ 42 喫煙モードスイッチ 44 表示部 46 電源部 48 モード制御部 52 マイクロコンピュータ(判断手段または
表示部切換え手段) 54 タイマ 56 ダストセンサ(検出手段) 58 汚れ表示部 60〜62 ランプ(汚れ段階表示手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の汚れを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果が、一または複数のしきい値に
    よって複数段階となされる汚れ段階のうちいずれの汚れ
    段階に属するかを判断する判断手段と、 前記複数の汚れ段階に対応する複数の汚れ段階表示手段
    と、 を有し、 前記判断手段による判断結果によって別の汚れ段階に移
    行する場合、移行先の汚れ段階に対応する前記汚れ段階
    表示手段を点滅させた後に点灯に切換えることを特徴と
    する空気の汚れ状態表示装置。
  2. 【請求項2】 空気の汚れ具合を検出する検出手段と、 空気の汚れ具合を複数の汚れ段階に分けて表示する汚れ
    段階表示手段と、 前記検出手段の検出結果が前記汚れ段階表示手段のいず
    れの汚れ段階に対応するかを判断する判断手段と、 を有し、 前記判断手段による判断結果によって別の汚れ段階に移
    行する場合、移行先の汚れ段階に対応する前記汚れ段階
    表示手段を点滅させた後に点灯に切換えることを特徴と
    する空気の汚れ状態表示装置。
  3. 【請求項3】 空気の汚れを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果が第一のしきい値を越えたか否
    かを判断する第一の判断手段と、 前記検出手段の検出結果が第二のしきい値を越えたか否
    かを判断する第二の判断手段と、 空気の汚れ状態を示す第一の汚れ段階表示手段と、 前記第一の汚れ段階から前記第一のしきい値及び第二の
    しきい値を経て達する空気の汚れ状態を示す第二の汚れ
    段階表示手段と、 を有し、 前記検出手段の検出結果が、前記第一のしきい値と第二
    のしきい値の間にあるときには前記第二の汚れ段階表示
    手段が点滅表示されることを特徴とする空気の汚れ状態
    表示装置。
  4. 【請求項4】 空気の汚れを検出する検出手段と、 空気の汚れ具合を段階的に表示するため複数設けられ、
    点灯,点滅,消灯制御される空気の汚れ表示部と、 一の表示部の点灯から他の表示部の点灯に切換えると
    き、該他の表示部を点滅させてから点灯に切換える表示
    部切換え手段と、 を有することを特徴とする空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 空気の汚れを検出する検出手段と、 空気の汚れ具合を段階的に表示するため複数設けられ、
    空気の汚れ具合に応じて点灯制御される空気の汚れ表示
    部と、 一の表示部を点灯している状態において、前記検出手段
    の検出結果が一の表示部を点灯すべき値と他の表示部を
    点灯すべき値の間に移行したとき、前記他の表示部を点
    滅制御する表示部制御手段と、 を有することを特徴とする空気清浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292664A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気汚染度検知装置
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