JP2001149728A - フィルター目詰まり検知装置 - Google Patents
フィルター目詰まり検知装置Info
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Abstract
気清浄機を提供することを目的とする。 【解決手段】 モータ3によって回転するファン4によ
り吸込口2から吸い込んだ室内の空気をフィルター5を
通過させて吐出口7から室内に吹き出すようにした空気
清浄機において、フアン用のモータ3の回転数を検知す
る回転数検知手段8と、回転数検知手段8にて検知され
るモータ3の回転数と基準回転数とを比較してモータの
回転数を一定にする制御手段と、前記制御手段によるモ
ータ回転数制御信号が一定時間内に所定以上発せられた
場合にフイルターの交換時期を知らせる報知手段とを有
する構成とした。
Description
れる埃や塵をフイルターにて除去して清浄な空気を室内
に循環するようにした空気清浄機に関し、特にそのフイ
ルターの交換時期を報知するフイルター目詰まり検知装
置の改良に関するものである。
内部に着脱可能に取り付けられたフイルターにより空気
に含まれている塵挨を除去して空気を浄化した後、この
浄化空気を室内に吹き出すようにした空気清浄機があ
る。
体20の側面または前面に吸込口21を形成し、モータ
22によって回転するファン23により室内の空気を矢
印に示すように吸込口21から吸い込んだ後、この吸込
口21に面して着脱可能に取り付けられたフイルター2
4を通過させて本体20の上面25に形成された吐出口
26から室内に吹き出すようにしたものがある。
汚れるようになるので適当な時期に交換する必要がある
が、そのフィルター24の交換時期を、例えばモータ2
2の回転数がフイルター24の目詰まりが進むにつれ上
昇するようになるとういう特性を利用して、通常運転時
のモータ回転数が所定値以上になった時にフイルター2
4の交換時期とするようにしたものがある。
回転数がフイルター交換を必要とするような回転数とな
った場合には、フイルター交換ランプを点灯させ、フイ
ルターが交換時期になつたことを表示するようにしてい
る。
空気清浄機において、モータの性能によってはモータを
駆動するための電源が同じ大きさでも回転数が異なる場
合があり、また、電圧変動、周囲温度の変動、使用電源
の周波数の違い、さらには取付けフイルターの性能によ
っても回転数が異なるようになる場合がある。
性能、または、電圧や周囲温度の変動などにより異なる
ようになるモータの回転数が所定以上となった場合で
も、フイルターが交換時期となっていると判断されると
いう問題がある。
数を一定に制御できる直流仕様にして、電圧変動、使用
電源の周波数の違いによっても回転数が異なる要因をな
くしているが、回転数を制御できるモータについては、
フイルター交換方法が確立されておらず、マイクロコン
ピュータにより送風機の運転時間をカウントして交換時
期を決定する方法も実施されているが、実使用でのフイ
ルターの挨の付着状況に差がある問題があった。
ーの交換時期を正確に判断出来る空気清浄機を提供する
ことを目的とするものである。
に、本発明のフィルター目詰まり検知装置においては次
のような手段を採用した。すなわち、モータによって回
転するファンにより吸込口から吸い込んだ室内の空気を
フィルターを通過させて吐出口から室内に吹き出すよう
にした空気清浄機において、前記モータの回転数を検知
するモータ回転数検知手段と、検知されたモータの回転
数と基準回転数とを比較してモータの回転数を一定にす
る制御手段と、一定時間内に前記制御手段が複数回以上
モータの回転数を制御したときにフィルターの交換時期
を知らせる報知手段とを設けたものである。
を利用することができる。また、制御手段としてはモー
タ回転数検知手段で検知したモータの回転数を基準回転
数と比較して回転数差を検知する手段と、この検知した
回転数差に基づきモータの駆動を制御する手段によって
構成される。
ータ駆動回路に信号を発する制御部を組み込んだマイク
ロコンピュータを利用することができる。また、一定時
間内に制御手段が複数回以上モータの回転数を制御した
ときにフィルターの交換時期を知らせる報知手段は、制
御手段が複数回以上モータの回転数を制御したときにこ
れを検知して信号を発する検知手段と、この検知手段か
らの信号を受けてフイルター交換時期を表示する表示手
段からなるが、検知手段はマイクロコンピュータ内に組
み込んでおけばよく、また、表示手段は例えば本体上面
において表示ランプを配設しておけばよい。
きを抑えるためには、モータの回転数検知手段で検知し
た回転数をモータの周囲温度に基づいて基準温度におけ
る回転数に補正することが望まれる。そこでこの発明に
おいては、上記構成に加えモータの周囲温度を検知する
温度検知手段をを設け、モータ回転数検知手段により検
知されたモータの回転数を温度検知手段からの温度情報
に基づいて基準温度における回転数に補正して基準回転
数と比較するようにしたフィルター目詰まり検知装置を
提供しており、温度変化による検知状態のばらつきを抑
え、信頼性の向上を図っている。
して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空気清
浄機の概略断面図で、従来の空気清浄機と同様に、本体
1の側面または前面に吸込口2を有し、モータ3によっ
て回転するファン4により吸込口2から室内の空気を吸
い込んだ後、この吸込口2に面して着脱可能に取り付け
られたフイルター5を通過させて本体1の上面6に形成
された吐出口7から室内に吹き出すようにしている。
3の回転数を検知するためのホールICなどを利用した
モータ回転数検知手段8、並びに空気清浄機の動作を制
御する制御部9と、この制御部の指令に基いてモータ3
を駆動するモータ駆動回路10が組み込まれたマイクロ
コンピュータ11が設けられている。
な操作部12が設けられており、この操作部12には運
転の入/切ボタン13や、[たばこ]・[花粉]・[自
動]の運転状態を選択するモード選択スイッチ14、感
度切替スイッチ15、運転ランプ16、選択モード表示
ランプ17、フィルター交換時期を報知するフイルター
交換表示ランプ18などの各種LED表示部が配設され
ている。
の近傍に、モータ3の周囲温度を検知する温度サーミス
タ19が配設され、この温度サーミスタ19で検知した
モータ3の周囲温度検知信号がマイクロコンピュータ1
1の制御部9に入力されるようになっている。また、運
転の入/切スイッチ13や、[たばこ]・[花粉]・
[自動]の運転を選択するモード選択スイッチ14、感
度切替スイッチ15が操作されたことを示す信号もスイ
ッチ回路を介して制御部9に入力されるようになってい
る。
定のタイミングでモータ回転数検知手段8で検知して、
マイクロコンピュータ11に入力し、選択モードによる
モータの基準回転数との回転数差を検知して制御部9で
回転数差をモータヘの出力電圧に変換し、モータ駆動回
路10を介してモータ3を駆動させ、安定時の出力値よ
り少し低い値でゆっくりと変化させていくことによっ
て、設定された回転数をオーバーシュートせずに所望回
転数に到達するように制御している。
温度を温度サーミスタ19で検知して、その出力信号を
マイクロコンピュータ11に入力し、モータの回転数検
知手段8で検知した回転数を、モータ3の周囲温度に基
づいて基準温度における回転数に補正して制御部9に入
力することにより温度の影響をなくし、制御部9におい
てモータの回転数差をモータヘの出力電圧に変換するに
際に、より正確な変換を可能とし、フイルター目詰まり
検知装置としての信頼性の向上を図っている。
ィッチ13を[入]にして、モード選択スイッチ14
で、[たばこ]・[花粉]・[自動]の中から希望運転
モードを選択する。一例として、自動運転にすると、不
図示の臭気センサーで検知した空気の汚れ度に応じて、
強風、弱風、無風に自動的に切り替えて、室内空気を吸
込口2より吸い込み、フイルター5で空気中のたばこの
煙の成分や室内の挨や塵などを吸着した後、清浄な空気
を本体上面6の吐出口7より室内に放出する。
運転モードに合わせてモータの回転数を変えて回転す
る。また、感度切替スイッチ15により本体の設置状況
や部屋の環境などにより臭気センサーが汚れ度を感知し
すぎないように、臭気センサーの感度を[高/低]に選
択する。
に多量に付着して送風機のモータ3の回転数は増加して
くるので、その都度、送風機のモータ3の回転数を所定
のタイミング(例えば0.5秒)毎に、モータ回転数検
知手段8によって検知して、マイクロコンピュータ11
に入力し、選択モードによるモータの基準回転数と検知
したモータの回転数との回転数差を検知し、制御部9で
回転数差をモータヘの出力電圧に変換してモータを駆動
させ、設定した回転数に近付けていつてオーバーシュー
トせずに最後に設定した回転数に到達するように制御し
ている。
の回転数との回転数差を検知して制御部9でモータヘの
出力電圧に変換する制御作用が、一定時間内に複数回以
上発生したら、挨や塵がフィルター5に多量に付着した
と判断して、操作部9のフィルター交換表示ランプ18
を点滅させて運転を停止し、フィルター5の挨や塵を取
り除くように警告するようにしたものである。
サーミスタ19で検知して、その出力信号をマイクロコ
ンピュータ11に入力し、モータの回転数検知手段8で
検知した回転数を、モータ3の周囲温度によって補正し
て制御部9に入力しているので、周囲温度に影響されず
により正確な変換を可能としている。
るファンにより吸込口から吸い込んだ室内の空気をフィ
ルターを通過させて吐出口から室内に吹き出すようにし
た空気清浄機において、フアン用のモータの回転数を検
知する回転数検知手段と、検知されたモータの回転数と
基準回転数とを比較してモータの回転数を一定にする制
御手段と、その制御手段から発せられるモータの回転数
信号が、一定時間内に所定以上発せられた時にフイルタ
ーの交換時期を知らせる報知手段とを有するフィルター
目詰まり検知装置としたので、マイクロコンピュータに
より運転積算時間を計算するよりは、正確にフィルター
交換の時期を知らせることができるものである。
て、モータ回転数検知手段により検知されたモータの回
転数を温度検知手段からの温度情報に基づいて基準温度
における回転数に補正して基準回転数と比較するように
すれば、温度変化の影響の受けずに、より正確な検知を
行うことができ、フィルター目詰まり検知装置としての
信頼性が向上する。
面図。
したモータ回転数の補正例を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 モータによって回転するファンにより吸
込口から吸い込んだ室内の空気をフィルターを通過させ
て吐出口から室内に吹き出すようにした空気清浄機にお
いて、前記モータの回転数を検知するモータ回転数検知
手段と、検知されたモータの回転数と基準回転数とを比
較してモータの回転数を一定にする制御手段と、一定時
間内に前記制御手段が複数回以上モータの回転数を制御
したときにフィルターの交換時期を知らせる報知手段と
を有するフィルター目詰まり検知装置。 - 【請求項2】 モータの周囲温度を検知する温度検知手
段を有し、モータ回転数検知手段により検知されたモー
タの回転数を温度検知手段からの温度情報に基づいて基
準温度における回転数に補正して基準回転数と比較する
ようにした請求項1記載のフィルター目詰まり検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33856699A JP4113315B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | フィルター目詰まり検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001149728A true JP2001149728A (ja) | 2001-06-05 |
JP4113315B2 JP4113315B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=18319390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33856699A Expired - Lifetime JP4113315B2 (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | フィルター目詰まり検知装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4113315B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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WO2024185109A1 (ja) * | 2023-03-09 | 2024-09-12 | 三菱電機株式会社 | 換気装置及び換気システム |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33856699A patent/JP4113315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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---|---|
JP4113315B2 (ja) | 2008-07-09 |
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