JP2001286717A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2001286717A JP2000105527A JP2000105527A JP2001286717A JP 2001286717 A JP2001286717 A JP 2001286717A JP 2000105527 A JP2000105527 A JP 2000105527A JP 2000105527 A JP2000105527 A JP 2000105527A JP 2001286717 A JP2001286717 A JP 2001286717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着するフィルタ手段の種類が変わっても所
定の清浄化作用を得ることができる空気清浄機を提供す
ること。 【解決手段】 吸入口4から吸入した空気を吹出し口6
に導く空気流路24を有する清浄機本体2と、この空気
流路24を通して空気を対流するための対流ファン手段
30と、吸入口4を通して吸入される空気を清浄化する
ためのフィルタ手段10と、対流ファン手段30を作動
制御するための制御手段136と、を具備する空気清浄
機。吸入口4に関連して、吸入口4に装着されたフィル
タ手段10の種類を検知するためのフィルタ検知手段6
0が設けられ、制御手段136は、フィルタ検知手段6
0からのフィルタ検知信号に対応する回転数でもって対
流ファン手段30を回転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲の空気を清浄
化する空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気清浄機は直方体状の清浄機
本体を備え、この清浄機本体に空気を導く空気流路が設
けられている。例えば、清浄機本体の前面に吸入口が設
けられ、その上面に吹出し口が設けられ、空気流路は吸
入口から吸入された空気を吹出し口に導く。清浄機本体
の吸入口にはフィルタ手段が着脱自在に取り付けられ
る。清浄機本体には対流ファン手段が設けられ、この対
流ファン手段のファンが空気流路に配設される。このよ
うの空気清浄機では、対流ファン手段が付勢されてファ
ンが所定方向に回転すると、例えば居室空間内の空気が
吸入口を通して吸入され、かく吸入された空気がフィル
タ手段を通して流れる間に空気が清浄化される。そし
て、清浄化された空気は空気流路を通して流れ、吹出し
口から居室空間に吹き出され、このように対流すること
によって居室空間内の空気が所要の通りに清浄化され
る。
【0003】空気清浄機に用いるフィルタ手段には各種
のものが存在し、例えば、埃の除去する埃除去フィルタ
手段と臭いの除去をする臭い除去フィルタ手段とを一体
的形態で組み合わせた埃・臭い除去用一体型フィルタ手
段、これら埃・臭い除去フィルタ手段を独立の形態で組
み合わせた埃・臭い除去用別体型フィルタ手段、例えば
花粉症等を緩和するために用いられる高性能の埃除去専
用フィルタ手段、住宅建材から発生する揮発性有機溶剤
やペットから発生するペット臭を除去するために用いら
れる高性能の臭い除去専用フィルタ手段等があり、これ
ら各種フィルタ手段が使用目的に応じて空気清浄機の吸
入口に選択的に着脱自在に取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように各種フィル
タ手段を選択的に装着する空気清浄機では、次の通りの
解決すべき問題が存在する。第1に、高性能の埃除去専
用フィルタ手段では空気の通過抵抗が大きく、吸入口を
通して吸入される空気の吸入量が少なくなる傾向にある
のに対し、高性能の臭い除去専用フィルタ手段では空気
の流入抵抗が小さく、吸入口を通して吸入される空気の
吸入量が多くなる傾向にあり、取り付けるフィルタ手段
の種類によって、吸入口を通して吸入される空気の吸入
量が変化する、換言すると空気を清浄する清浄化能力が
変わるという問題がある。
【0005】第2に、空気清浄機では、一般に清浄機本
体に設けられた汚れ検知手段からの検知信号に基づいて
対流ファン手段の回転数を制御する自動運転モードが設
定可能になっており、この自動運転モードでは、空気の
汚れ度合いが大きいほど対流ファン手段の回転数が大き
くなって空気を浄化する浄化能力が高められるように構
成されている。このような空気清浄機では、通常、フィ
ルタ手段は埃・臭い除去用フィルタ手段が用いられ、汚
れ検知手段は、埃を検知するための埃検知センサと臭い
を検知するための臭い検知センサから構成され、埃検知
センサ及び臭い検知センサからの検知信号に基づいて対
流ファン手段の回転数が制御されるようになっている。
ところが、フィルタ手段として、埃・臭い除去用フィル
タ手段に代えて、例えば高性能の埃除去専用フィルタ手
段(又は臭い除去専用フィルタ手段)を用いた場合、空
気中の埃(又は臭い)を高性能に除去することができる
が、空気中の臭い(又は埃)を除去することができな
い。例えばこの埃除去専用フィルタ手段(又は臭い除去
専用フィルタ手段)を用いた場合に、臭い検知センサ及
び埃検知センサの検知信号に基づいて対流ファン手段の
回転数を制御すると、空気中の臭い(又は埃)が大き
く、埃(又は臭い)が少なときにも対流ファン手段の回
転数が大きくなるが、装着した埃除去専用フィルタ手段
(又は臭い除去専用フィルタ手段)によって空気中の臭
い(又は埃)を除去することができず、対流ファン手段
が無駄に高速回転し、これによって浄化性能に比して運
転音が大きくなる問題がある。
【0006】第3に、上述した空気清浄機において、臭
い除去フィルタ手段(又は埃除去フィルタ手段)と組み
合わせて用いられる通常の埃除去フィルタ手段(又は臭
い除去フィルタ手段)を用いたときも高性能の埃除去専
用フィルタ手段(又は臭い除去専用)を用いたときに
も、自動運転モードにおいては同じように対流ファン手
段が回転制御され、フィルタ手段が高性能か否かにかか
わらず、空気清浄機によって清浄される程度が同じあ
り、高性能の埃除去専用フィルタ手段を用いた場合、そ
の性能が充分に発揮されないという問題がある。
【0007】本発明の第1の目的は、装着するフィルタ
手段の種類が変わっても所定の清浄化作用を得ることが
できる空気清浄機を提供することである。本発明の第2
の目的は、装着したフィルタ手段の種類と汚れ検知手段
の検知状態のミスマッチによる対流ファン手段の無駄な
高回転を防止することができる空気清浄機を提供するこ
とである。本発明の第3の目的は、装着したフィルタ手
段の性能を充分に発揮することができる空気清浄機を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸入口から吸
入した空気を吹出し口に導く空気流路を有する清浄機本
体と、前記清浄機本体の空気流路を通して空気を対流す
るための対流ファン手段と、前記吸入口に取り付けら
れ、前記吸入口を通して吸入される空気を清浄化するた
めのフィルタ手段と、前記対流ファン手段を作動制御す
るための制御手段と、を具備する空気清浄機であって、
前記吸入口に関連して、前記吸入口に装着されたフィル
タ手段の種類を検知するためのフィルタ検知手段が設け
られ、前記制御手段は、前記フィルタ検知手段からのフ
ィルタ検知信号に対応する回転数でもって前記対流ファ
ン手段を回転制御することを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、清浄機本体の吸入口に関
連して、この吸入口にフィルタ検知手段が設けられ、フ
ィルタ検知手段は吸入口に装着されたフィルタ手段の種
類を検知する。そして、制御手段は、このフィルタ検知
手段からの検知信号に対応する回転数でもって対流ファ
ン手段を回転制御する。例えば高性能の埃除去専用フィ
ルタ手段を用いた場合に、埃除去フィルタ手段と臭い除
去フィルタ手段とを組み合わせたフィルタ手段を用いた
場合に比して、フィルタ手段の空気通過抵抗が大きくな
り、対流ファン手段の回転数が一定のとき、吸入口を通
して吸入される空気量が少なくなって空気清浄機の浄化
能力が低下する。このような場合、制御手段は回転数が
上昇するように対流ファン手段を回転制御する。一方、
例えば高性能の臭い除去専用フィルタ手段を用いた場合
に、埃除去フィルタ手段と臭い除去フィルタ手段とを組
み合わせたフィルタ手段を用いた場合に比して、フィル
タ手段の空気通過抵抗が小さくなり、対流ファン手段の
回転数が一定のとき、吸入口を通して吸入される空気量
が多くなって空気清浄機の浄化能力が増す。このような
場合、制御手段は回転数が低下するように対流ファン手
段を回転制御する。このように対流ファン手段の回転数
を変えることによって、清浄機本体に装着したフィルタ
手段の種類の影響をほとんど受けることなく、このフィ
ルタ手段を通過する空気吸入量をほぼ一定にし、これに
よって空気清浄機の浄化能力をほぼ一定に維持すること
ができる。
【0010】また、本発明は、吸入口から吸入した空気
を吹出し口に導く空気流路を有する清浄機本体と、前記
清浄機本体の空気流路を通して空気を対流するための対
流ファン手段と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入
口を通して吸入される空気を清浄化するためのフィルタ
手段と、空気の汚れ状態を検知するための汚れ検知手段
と、前記汚れ検知手段からの汚れ検知信号に基づいて前
記対流ファン手段の回転数を制御するための制御手段と
を具備する空気清浄機であって、前記吸入口に関連し
て、前記吸入口に装着されたフィルタ手段の種類を検知
するためのフィルタ検知手段が設けられ、前記制御手段
は前記汚れ検知手段の感度を設定する感度設定手段を含
み、前記感度設定手段は前記フィルタ検知手段からのフ
ィルタ検知信号に対応する前記汚れ検知手段の感度を設
定し、前記制御手段は前記汚れ感度設定手段により設定
された感度による前記汚れ検出手段の汚れ検知信号に基
づいて前記対流ファン手段を回転制御することを特徴と
する。
【0011】本発明に従えば、清浄機本体の吸入口に関
連して、この吸入口にフィルタ検知手段が設けられ、フ
ィルタ検知手段は吸入口に装着されたフィルタ手段の種
類を検知する。また、制御手段は、空気の汚れを検知す
る汚れ検知手段の感度を設定する汚れ感度設定手段を含
んでいる。汚れ感度設定手段はフィルタ検知手段からの
フィルタ検知信号に対応する汚れ検知手段の感度を設定
し、制御手段は、この設定された感度による検知信号に
基づいて対流ファン手段を回転制御する。例えば高性能
の埃除去専用フィルタ手段(又は臭い除去専用フィルタ
手段)を用いた場合に、埃除去フィルタ手段と臭い除去
フィルタ手段とを組み合わせたフィルタ手段を用いた場
合に比して、埃(臭い)の除去に関して高性能であり、
このことに関連して、汚れ感度設定手段は汚れ検知手
段、例えば埃検知センサ(又は臭い検知センサ)を高感
度に設定する。従って、高性能の埃除去専用フィルタ手
段(臭い除去専用フィルタ手段)を用いた場合、埃と臭
いを除去する兼用フィルタ手段を用いた場合に比して、
埃(又は臭い)の検出レベルが低くても対流ファン手段
の回転数が大きくなり、これによって空気清浄機の埃除
去能力(臭い除去能力)が増し、空気中の埃(又は臭
い)を効果的に高性能に除去することができる。
【0012】また、本発明は、吸入口から吸入した空気
を吹出し口に導く空気流路を有する清浄機本体と、前記
清浄機本体の空気流路を通して空気を対流するための対
流ファン手段と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入
口を通して吸入される空気を清浄化するためのフィルタ
手段と、空気の汚れ状態を検知するための汚れ検知手段
と、前記汚れ検知手段からの汚れ検知信号に基づいて前
記対流ファン手段の回転数を制御するための制御手段と
を具備する空気清浄機であって、前記吸入口に関連し
て、前記吸入口に装着されたフィルタ手段の種類を検知
するためのフィルタ検知手段が設けられ、前記制御手段
は前記汚れ検知手段の検知状態を選択するための検知選
択手段を含み、前記検知選択手段は前記フィルタ検知手
段からのフィルタ検知信号に対応する前記汚れ検知手段
の検知状態を選択し、前記制御手段は前記検知選択手段
により選択された検知状態でもって前記対流ファン手段
を回転制御することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、清浄機本体の吸入口に関
連して、この吸入口にフィルタ検知手段が設けられ、フ
ィルタ検知手段は吸入口に装着されたフィルタ手段の種
類を検知する。また、制御手段は、汚れ検知手段の検知
状態を選択するための検知選択手段を含んでいる。この
検知選択手段は、フィルタ検知手段からのフィルタ検知
信号に対応する汚れ検知手段の検知状態を選択し、制御
手段は汚れ検知手段の選択された検知状態でもって対流
ファン手段を回転制御する。例えば埃除去専用フィルタ
手段(又は臭い除去専用フィルタ手段、埃・臭い除去兼
用フィルタ手段)を用いた場合、検知選択手段は汚れ検
知手段の検知状態を埃検知状態(又は臭い検知状態、埃
・臭い検知状態)に選択し、より具体的には埃検知セン
サ(又は臭い検知センサ、埃検知センサと臭い検知セン
サ)を利用する状態に選択し、制御手段はかかる埃検知
状態(又は臭い検知状態、埃・臭い検知状態)における
汚れ検知手段からの検知信号に基づいて対流ファン手段
の回転を制御する。このように汚れ検知手段は、清浄機
本体に取り付けられたフィルタ手段の種類に対応した検
知状態となり、この汚れ検知手段の検知信号に基づいて
空気中の汚れを所要の通りに除去することができる。
【0014】また、本発明では、前記汚れ検知手段は、
空気中の埃を検知する埃検知センサ及び空気中の臭いを
検知する臭い検知センサを含み、前記フィルタ手段は、
埃を除去するための埃除去フィルタ手段及び臭いを除去
するための臭い除去フィルタ手段を含んでおり、前記フ
ィルタ検知手段が前記埃除去フィルタ手段を検知したと
き、前記検知選択手段は前記埃検知センサの検知状態を
選択し、前記制御手段は前記埃検知センサからの検知信
号に基づいて前記対流ファン手段を回転制御し、前記フ
ィルタ検知手段が臭い除去フィルタ手段を検知したと
き、前記検知選択手段は前記臭い検知センサの検知状態
を選択し、前記制御手段は前記臭い検知センサからの検
知信号に基づいて前記対流ファンを回転制御し、また前
記フィルタ検知手段が前記埃除去フィルタ手段及び前記
臭い除去フィルタ手段を検知したとき、前記検知選択手
段は前記埃検知センサ及び前記臭い検知センサの検知状
態を選択し、前記制御手段は前記埃検知センサ及び前記
臭い検知センサからの検知信号に基づいて前記対流ファ
ン手段を回転制御することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、汚れ検知手段は埃検知セ
ンサ及び臭い検知センサを含み、これに関連して、フィ
ルタ手段の種類として、埃除去フィルタ手段及び臭い除
去フィルタ手段を含んでいる。清浄機本体に例えば埃除
去専用フィルタ手段(又は臭い除去専用フィルタ手段、
埃・臭い除去兼用フィルタ手段)を装着したとき、検知
選択手段は埃検知センサ(又は臭い検知センサ、埃検知
センサと臭い検知センサ)による検知状態を選択する。
従って、制御手段は埃検知センサ(又は臭い検知セン
サ、埃検知センサと臭い検知センサ)からの検知信号に
基づいて対流ファン手段を回転制御し、汚れ検知手段に
より検知する汚れをフィルタ手段によって所要の通りに
除去することができる。
【0016】更に、本発明は、吸入口から吸入した空気
を吹出し口に導く空気流路を有する清浄機本体と、前記
清浄機本体の空気流路を通して空気を対流するための対
流ファン手段と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入
口を通して吸入される空気を清浄化するためのフィルタ
手段と、を具備する空気清浄機であって、前記吸入口に
関連して、前記吸入口に装着されたフィルタ手段の種類
を検知するためのフィルタ検知手段が設けられ、またフ
ィルタ手段の種類を表示するためのフィルタ種類表示手
段が設けられ、前記フィルタ種類表示手段は、前記フィ
ルタ検知手段からの検知信号に基づいて、前記吸入口に
装着されたフィルタ手段の種類を表示することを特徴と
する。
【0017】本発明に従えば、清浄機本体の吸入口に関
連して、この吸入口にフィルタ検知手段が設けられ、フ
ィルタ検知手段は吸入口に装着されたフィルタ手段の種
類を検知する。また、フィルタの種類を表示するフィル
タ種類表示手段が設けられ、このフィルタ種類表示手段
はフィルタ検知手段からの検知信号に基づいて、清浄機
本体に装着されたフィルタの種類を表示する。このよう
に、フィルタ種類表示手段は装着されたフィルタ手段の
種類を表示するので、この表示内容を見ることによっ
て、装着されたフィルタ手段の種類を容易に認識するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従う空気清浄機の一実施形態について説明する。図
1は、本発明に従う空気清浄機の一実施形態を示す断面
図であり、図2は、図1の空気清浄機を一部分解して示
す分解断面図であり、図3は、図1の空気清浄機の清浄
機本体の一部とこれに装着される各種フィルタ手段とを
示す斜視図であり、図4は、特定のフィルタ手段とフィ
ルタ検知手段の検出スイッチとの関係を示す部分断面図
であり、図5は、フィルタ検知手段の3個の検出スイッ
チと各種フィルタ手段との関係を示す図であり、図6
は、図1の空気清浄機の操作パネルを示す正面図であ
り、図7は、図1の空気清浄機の制御系を簡略的に示す
ブロック図であり、図8は、図7の制御系による制御を
示すフローチャートである。
【0019】図1及び図2において、図示の空気清浄機
は直方体状の清浄機本体2を備え、この清浄機本体2の
前面に吸入口4が設けられ、その上面に吹出し口6が設
けられている。吸入口4には略矩形状のフィルタ装着部
8が設けられ、このフィルタ装着部8に、空気中の汚れ
を除去するための各種フィルタ手段10が後述する如く
着脱自在に取り付けられる。フィルタ装着部8の底部に
は複数の突起部12が設けられ、フィルタ手段10はこ
れら突起部12に当接するように取り付けられ、かく取
り付けたフィルタ手段10を覆うように、吸気ギャラリ
14がフィルタ装着部8に着脱自在に取り付けられる。
吸気ギャラリ14はフィルタ手段10を保護するための
ものであり、上下方向に間隔をおいて複数個のスリット
開口16が設けられている。
【0020】清浄機本体2内には仕切りプレート18,
20,22が取り付けられ、これら仕切りプレート1
8,20,22によって空気流路24が規定され、空気
流路24は吸入口4と吹出し口6とを連通する。この形
態では、フィルタ装着部8の底部を規定する仕切りプレ
ート18の一部には複数の開口26が設けられ、また吹
出し口6には間隔をおいて複数個の安全ガード28が設
けられている。清浄機本体2内には、更に、空気を吸引
して吹き出すための対流ファン手段30が設けられてい
る。対流ファン手段30は、空気流路24内に配設され
た対流ファン32と、この対流ファン32を回転駆動す
るための電動モータ34とから構成されている。
【0021】このように構成されているので、対流ファ
ン手段30が付勢されると、対流ファン32が所定方向
に回転駆動され、例えば居室空間等の周囲空気は、吸入
口4を通して(それに装着された吸気ギャラリ14のス
リット開口16を通して)吸入され、フィルタ手段10
を通して流れる間に、その中に含まれた汚れ、例えば
埃、臭い等が除去される。フィルタ手段10によって清
浄化された空気は、複数の開口26を通して空気流路2
4に流入し、空気流路24を通して流れた後に吹出し口
6から上方に向けて吹き出される。居室空間等の周囲空
気はこのように空気清浄機を通して対流循環され、かく
循環される間に浄化される。
【0022】次に、主として図2とともに図3を参照し
て、この清浄機本体2に選択的に取り付けられる各種フ
ィルタ手段10及びそれに関連する構成について説明す
る。この実施形態では、清浄機本体2のフィルタ装着部
8には、例えば、4種類のフィルタ手段10A,10
B,10C,10Dが選択的に取り付け可能に構成され
ている。図3において最も左のフィルタ手段10Aは、
例えば花粉症等を緩和するために用いられる高性能の埃
除去専用フィルタ手段であり、フィルタ装着部8に取り
付けられる矩形状の枠体42Aを備え、この枠体42A
に集塵専用のフィルタ部材44Aが装着されている。図
3において左から2番目のフィルタ手段10Bは、例え
ば住宅建材から発生する揮発性有機溶剤やペットから発
生するペット臭を除去するために用いられる高性能の臭
い除去専用フィルタ手段であり、矩形状の枠体42Bを
備え、この枠体42Bに脱臭専用のフィルタ部材44B
が装着されている。また、図3において左から3番目の
フィルタ手段10Cは、埃除去フィルタ手段52と臭い
除去フィルタ手段54とが一体的に組み合わされた埃・
臭い除去兼用フィルタ手段であり、一体的な矩形状の枠
体42Cを備え、この枠体42Cの流入側に埃除去フィ
ルタ手段52の集塵用フィルタ部材(図示せず)が装着
され、その流出側に臭い除去フィルタ手段54の脱臭用
フィルタ部材44Cが装着されている。更に、図3にお
いて最も右のフィルタ手段10Dは、埃除去フィルタ手
段56と臭い除去フィルタ手段58とが別体的に組み合
わされる埃・臭い除去兼用フィルタ手段であり、相互に
組み合わされる矩形状の枠体42D1、42D2を備
え、流入側に配置される枠体42D1に埃除去フィルタ
手段56の集塵用フィルタ部材44D1が装着され、流
出側に配置される枠体42D2に臭い除去フィルタ手段
58の脱臭用フィルタ部材44D2が装着される。従っ
て、容易に理解される如く、フィルタ手段10Aを用い
た場合、空気中の埃を高性能に除去することができ、フ
ィルタ手段10Bを用いた場合、空気中の臭いを高性能
に除去することができ、またフィルタ手段10C,10
Dを用いた場合、空気中の埃及び臭いを除去することが
でき、使用目的に応じて用いるフィルタ手段10が選択
される。
【0023】清浄機本体2のフィルタ装着部8に複数種
(この形態では4種類)のフィルタ手段10が装着する
ことができ、このことに関連して、次の通り構成されて
いる。清浄機本体2の吸入口4に関連して、この実施形
態ではフィルタ装着部8の上端部に、装着したフィルタ
手段10の種類を検知するためのフィルタ検知手段60
が設けられている。図示のフィルタ検知手段60は3個
の検出スイッチ、即ち第1の検出スイッチ62、第2の
検出スイッチ64及び第3の検出スイッチ66から構成
され、これら検出スイッチ62〜66は検出片68を有
する機械的スイッチから構成されている(図4も参
照)。第1〜第3の検出スイッチ62〜66は、清浄機
本体2のフィルタ装着部8の底部に横方向(図1、図2
及び図4において紙面に垂直な方向、図3において左下
から右上の方向)に間隔をおいて配設されている。
【0024】一方、フィルタ手段10Aにおいては、そ
の枠体42Aの上枠部材72の所定部位(枠体42Aの
奥行き方向において奥部)に、第3の検出スイッチ66
に対応して凹部74が設けられている。また、フィルタ
手段10Bにおいては、その枠体42Bの上枠部材76
の所定部位(枠体42Bの奥行き方向奥部)に、第11
の検出スイッチ62に対応して凹部78が設けられてい
る。また、フィルタ手段10Cにおいては、その枠体4
2Cの上枠部材80の所定部位(枠体42Cの奥行き方
向奥部)に、第2の検出スイッチ64に対応して凹部8
2が設けられている。更に、フィルタ手段10Dにおい
ては、その枠体42D2の上枠部材84の所定部位(こ
の枠体42D2の奥行きは、これと組み合わされる枠体
42D1の奥行きの約半分程度に形成されている)に、
第2の検出スイッチ64に対応して凹部86が設けられ
ている。
【0025】このように構成されているので、清浄機本
体2のフィルタ装着部8に例えばフィルタ手段10Aを
装着すると、フィルタ検知手段60の第3の検出スイッ
チ66の配置部位においては、図4(a)で示すよう
に、その枠体42Aの凹部74が第3の検出スイッチ6
6の下方に位置し、この枠体42Aの上枠部材72が第
3の検出スイッチ66の検出片68を押圧することがな
く、第3の検出スイッチ66はOFF(開)状態に保持
される。これに対して、フィルタ検知手段60の第1
(第2)の検出スイッチ62(64)の配置部位におい
ては、図4(b)で示すように、その枠体42Aの上枠
部材72が第1(第2)の検出スイッチ62(64)の
検出片68に作用してこれを押圧し、第1(第2)の検
出スイッチ62(64)はON(閉)状態に保持され
る。また、フィルタ手段10B(又は10,10D)を
装着した場合には、凹部78(又は82,86)に対応
する第1(又は第2)の検出スイッチ62(又は64)
がOFF(開)に保持され、残りの検出スイッチ64,
66(又は62,66)がON(閉)に保持される。こ
のように各種フィルタ手段10A〜10Dを装着したと
きの第1〜第3の検出スイッチ62〜66の状態は、図
5に示す通りとなり、このような3個の検出スイッチ6
2〜66からなるフィルタ検知手段60によって、フィ
ルタ装着部8に装着されたフィルタ手段10の種類を検
知識別することができる。
【0026】上述したフィルタ検知手段60によって、
次のことも検知することができる。図5に示すように、
清浄機本体2のフィルタ装着部8にフィルタ手段10
(フィルタ手段10A〜10Dのいずれか)が装着され
ていない、或いはフィルタ手段10が所要の通りに装着
されずに外れている場合、フィルタ手段10の枠体42
(42A〜42Dのいずれか)がフィルタ検知手段60
の第1〜第3の検出スイッチ62〜66の検出片68を
押圧することがなく、これら検出スイッチ62〜66の
全てがOFF(開)状態に保持され、これら3個の検出
スイッチ62〜66がOFFであることによって、フィ
ルタ手段10の未装着、外れを検知することができる。
【0027】また、フィルタ装着部8にフィルタ手段1
0が装着方向が逆に装着されている(吸入側と流出側と
が逆に装着されている)場合、図3から容易に理解され
る通り、フィルタ手段10の枠体42(42A〜42D
のいずれか)の吸入側に凹部が存在ぜず、この枠体42
がフィルタ検知手段60の第1〜第3の検出スイッチ6
2〜66の検出片68を押圧し、これら検出スイッチ6
2〜66の全てがON(閉)状態に保持され、これら3
個の検出スイッチ62〜66がONであることによっ
て、フィルタ手段10の逆装着を検知することができ
る。
【0028】上述した実施形態では、フィルタ検知手段
60をフィルタ装着部8の上部に設けているが、その側
部、底部等のフィルタ装着部8の適宜の部位に設けるこ
とができる。また、フィルタ検知手段60を3個の検出
スイッチ62,64,66から構成しているが、装着さ
れるフィルタ手段10が更に多種類である場合、検出ス
イッチを4個以上設けることによって、多数のフィルタ
手段の種類を所要の通り検知することができる。また、
図示の実施形態では、フィルタ検知手段60を機械的ス
イッチから構成しているが、これに代えて、必要個数の
光学的スイッチ、発光素子と受光素子との組み合わせか
らなるセンサ等から構成することもでき、かかる場合、
フィルタ手段10の枠体42の所定部位に、凹部又は突
部、或いはバーコード等が設けられる。
【0029】図1及び図2とともに図6を参照して、清
浄機本体2の前面上部に設けられた操作パネル92につ
いて説明すると、この実施形態では、操作パネル92の
右端部に電源スイッチ94が設けられ、その横方向略中
央部に切りタイマスイッチ96及び風量切換スイッチ9
8が設けられている。電源スイッチ94は電源をON
(閉)、OFF(開)するためのスイッチであり、押圧
するとONとなり、再度押圧するとOFFになる。切り
タイマスイッチ96は、空気清浄機の作動停止時間を設
定するためのスイッチであり、この切りタイマスイッチ
96を押圧する毎に、切りタイマ時間が「1時間」、
「2時間」、「4時間」、「切りタイマ解除」に繰り返
し設定される。また、風量切換スイッチ98は、空気清
浄機の運転モード及び運転状態を設定するためのスイッ
チであり、この風量切換スイッチ98を押圧する毎に、
運転モード等が「自動運転モード」、「手動運転モード
の弱運転」、「手動運転モードの中運転」、「手動運転
モードの強運転」、「手動運転モードの急速運転」に繰
り返し設定される。自動運転モードにおいては、空気清
浄機は後述するように自動運転される。また、手動運転
モードの弱運転(又は中運転、強運転、急速運転)にお
いては、空気清浄機は設定された状態で運転される。こ
の対流ファン手段30の電動モータ34の回転数は、後
述するように、装着されるフィルタ手段10の種類に対
応して自動的に変更され、変更された回転数で回転され
る。
【0030】操作パネル92には、更に、フィルタ種類
表示手段100、風量表示手段102及び切りタイマ時
間表示手段104を含む表示手段105が設けられてい
る。この形態では、フィルタ種類表示手段100は3個
の表示ランプ106,108,110から構成され、フ
ィルタ装着部8に例えば埃除去専用フィルタ手段10A
(又は臭い除去専用フィルタ手段10B、埃・臭い除去
兼用フィルタ手段10C,10D)を装着すると、フィ
ルタ検知手段60からの検知信号に基づいて表示ランプ
106(又は108,110)が点灯し、かくして操作
者は点灯している表示ランプ106(又は108,11
0)から装着されているフィルタ手段10の種類を容易
に認識することができる。風量表示手段102は5個の
表示ランプ112,114,116,118,120か
ら構成され、風量切換スイッチ98によって例えば「自
動運転モード」(又は「手動運転モードの弱運転」、
「手動運転モードの中運転」、「手動運転モードの強運
転」、「手動運転モードの急速運転」)を設定すると、
この設定された運転モード及び運転状態に対応する表示
ランプ112(又は114,116,118,120)
が点灯する。また、切りタイマ時間表示手段104は3
個の表示ランプ122,124,126から構成され、
切りタイマスイッチ96によって切りタイマ時間を例え
ば1時間(又は2時間、4時間)に設定すると、設定時
間に対応する表示ランプ122(又は124,126)
が点灯する。これら表示ランプ106等は例えばLED
から構成される。操作パネル92には、更に、フィルタ
交換表示手段128が設けられ、フィルタ装着部8に装
着されたフィルタ手段10が寿命になると、このフィル
タ交換表示手段128の表示ランプが点灯する。
【0031】清浄機本体2には、図1に示すように、居
室空間等の周囲空気の汚れを検知するための汚れ検知手
段130が設けられ、この形態では汚れ検知手段130
が、埃を検知する埃検知センサ132と臭いを検知する
臭い検知センサ134とから構成されている。この清浄
機本体2には、更に、対流ファン手段30を作動制御す
るための制御手段136と、フィルタ手段10を誤装着
等したときに警報を発する警報手段138(図7)とが
設けられている。制御手段136は例えばマイクロプロ
セッサから構成され、操作パネル92の各種スイッチか
らの操作信号、フィルタ検知手段60からの検知信号及
び汚れ検知手段130からの検知信号が制御手段136
に送給され、制御手段136はこれら操作信号及び検知
信号に基づいて対流ファン手段30を回転制御する。こ
の制御手段136は、検知選択手段138、回転数補正
手段140、第1メモリ142、第2メモリ144及び
タイマ手段146を含んでいる。
【0032】検知選択手段138は、フィルタ検知手段
60からの検知信号に基づいて汚れ検知手段130の検
知状態を選択し、この実施形態では、フィルタ検知手段
60がフィルタ手段10A(埃除去専用フィルタ手段)
を検知したとき、検知選択手段138は埃検知センサ1
32を選択し、自動運転モードを設定した場合、制御手
段136は、後述する如くして埃検知センサ132から
の検知信号に基づいて対流ファン手段30を回転制御す
る。また、フィルタ検知手段60がフィルタ手段10B
(臭い除去専用フィルタ手段){又はフィルタ手段10
C,10D(埃・臭い除去兼用フィルタ手段)を検知し
たとき、検知選択手段138は臭い検知センサ134
(又は埃検知センサ132及び臭い検知センサ134)
を選択し、自動運転モードを設定した場合、制御手段1
36は臭い検知センサ134(又は埃検知センサ132
及び臭い検知センサ134)の検知信号に基づいて対流
ファン手段30を回転制御する。このように用いたフィ
ルタ手段10に対応する汚れ検知手段130の検知状態
を検知選択手段138によって設定するので、汚れ検知
手段130により検知する汚れをフィルタ手段10によ
って所要の通り除去することができる。
【0033】また、回転数補正手段140は、フィルタ
装着部8に装着したフィルタ手段10の種類に対応して
対流ファン手段130の回転数を補正し、制御手段13
6はこの補正した回転数でもって対流ファン手段30を
回転制御する。この実施形態では、フィルタ検知手段6
0がフィルタ手段10C,10D(埃・臭い除去兼用フ
ィルタ手段)を検知したとき、制御手段136は標準の
回転数で、即ち弱運転では例えば540rpmで、中運
転では例えば750rpmで、強運転では例えば900
rpmで、また急速運転では例えば1190rpmで対
流ファン手段30を回転制御する。フィルタ検知手段6
0がフィルタ手段10A(埃除去専用フィルタ手段)を
検知したとき、このフィルタ手段10Aは通気抵抗が大
きい故に、回転数補正手段140は標準回転数を高速側
に補正し、例えば回転数が約20%上昇するように補正
し、制御手段136は高速側に補正された回転数で、即
ち弱運転では例えば648rpmで、中運転では例えば
900rpmで、強運転では例えば1080rpmで、
また急速運転では例えば1428rpmで対流ファン手
段30を回転制御する。また、フィルタ検知手段60が
フィルタ手段10B(臭い除去専用フィルタ手段)を検
知したとき、このフィルタ手段10Bは通気抵抗が小さ
い故に、回転数補正手段140は標準回転数を低速側に
補正し、例えば回転数が約20%低下するように補正
し、制御手段136は低速側に補正された回転数で、即
ち弱運転では例えば432rpmで、中運転では例えば
600rpmで、強運転では例えば720rpmで、ま
た急速運転では例えば952rpmで対流ファン手段3
0を回転制御する。このように用いるフィルタ手段10
によって対流ファン手段30の回転数を補正することに
よって、フィルタ手段10の種類に関係なく、その浄化
作用をほぼ一定に保つことができる。
【0034】また、第1メモリ142には、対流ファン
手段30の標準回転数、高速側の補正値、例えば約20
%、及び低速側の補正値、例えば約20%が記憶されて
いる。また、第2メモリ144には、高速側に補正され
た高速側補正回転数、低速側に補正された低速側補正回
転数、切りタイマスイッチ96によって設定された切り
タイマ設定時間等が記憶される。タイマ手段146は、
切りタイマスイッチ96により設定された切りタイマ設
定時間を計時する。
【0035】次に、主として図1、図7及び図8を参照
して、上述した空気清浄機の運転動作について説明す
る。風量切換スイッチ98によって自動運転モードを設
定した場合、空気清浄機は図8に示すフローチャートに
沿って作動制御される。即ち、ステップS−1におい
て、清浄機本体2のフィルタ装着部8に装着されたフィ
ルタ手段10が埃・臭い除去兼用フィルタ手段か否かが
判断され、埃・臭い除去兼用フィルタ手段10C,10
Dである場合にステップS−2に進む。ステップS−2
においては、制御手段136の検知選択手段138がフ
ィルタ検知手段60からの検知信号に対応する汚れ検知
手段130の検知状態、即ち埃検知センサ132及び臭
い検知センサ134による検知を選択する。次に、ステ
ップS−3において、装着されたフィルタ手段10が埃
・臭い除去兼用フィルタ手段であるので、フィルタ検知
手段60からの検知信号に基づいて第1メモリ142か
ら標準回転数値、即ち弱運転540rpm、中運転75
0rpm、強運転900rpm、急速運転1190rp
mが読み出され、読み出された標準回転数値が第2メモ
リ144に記憶される。
【0036】その後、ステップS−4において、制御手
段136による自動運転が行われ、対流ファン手段30
は第2メモリ144に記憶された標準回転数でもって回
転制御され、埃・臭い除去兼用フィルタ手段10C,1
0Dによって空気中の埃及び臭いが除去される。この自
動運転では、制御手段136は、埃検知センサ132及
び臭い検知センサ134からの検知信号に基づいて対流
ファン手段30の電動モータ34を回転制御する。この
実施形態では、埃検知センサ132は、空気中に含まれ
る埃の度合いによって「埃ゼロ」、「埃小」、「埃
中」、「埃大」のレベルでもって検知し、また臭い検知
センサ134は、空気中に含まれる臭いの度合いによっ
て「臭いゼロ」、「臭い小」、「臭い中」、「臭い大」
のレベルでもって検知する。そして、制御手段136
は、埃検知センサ132及び臭い検知センサ134の検
知レベルのうち高い方の検知レベルを優先し、この検知
レベルに対応する回転数でもって対流ファン手段30を
回転する、例えば優先した検知レベルが「大」(即ち
「埃大」又は「臭い大」)であると対流ファン手段30
を強運転し、また例えば優先した検知レベルが「中」
(又は「小」、「ゼロ」)であると、対流ファン手段3
0を中運転(又は弱運転)で回転する(この形態では、
検知レベルが「ゼロ」でも空気中の汚れを迅速に検知で
きるように、対流ファン手段30を弱運転するように構
成されている)。
【0037】このような自動運転中において、電源スイ
ッチ94を押圧してOFF(開)にすると、ステップS
−5からステップS−7に移って対流ファン手段30の
回転が停止し、空気清浄機の運転が終了する。また、自
動運転中にタイマ手段146が切りタイマ設定時間を計
時すると、ステップS−6からステップS−7に進み、
上述したようにして空気清浄機の運転が終了する。ま
た、装着されたフィルタ手段10が埃・臭い除去兼用フ
ィルタ手段10C,10Dでない場合、ステップS−1
からステップS−8に移り、埃除去専用フィルタ手段1
0Aであるか否かが判断される。そして、埃除去専用フ
ィルタ手段10Aである場合にステップS−9に進み、
制御手段136の検知選択手段138がフィルタ検知手
段60からの検知信号に対応する汚れ検知手段130の
検知状態、即ち埃検知センサ132による検知を選択す
る。次に、ステップS−10において、装着されたフィ
ルタ手段10が埃除去専用フィルタ手段であるので、フ
ィルタ検知手段60からの検知信号に基づいて第1メモ
リ142から上記標準回転数値及び高速側の補正値が読
み出され、回転数補正手段140はこれら読み出された
値から各運転状態の回転数を演算し、演算した高速側回
転数、即ち高速側弱運転648rpm、高速側中運転9
00rpm、高速側強運転1080rpm、高速側急速
運転1428rpmが第2メモリ144に記憶される。
【0038】その後、ステップS−11において、制御
手段136による自動運転が行われ、対流ファン手段3
0は第2メモリ144に記憶された高速側回転数でもっ
て回転制御され、埃除去専用フィルタ手段10Aによっ
て空気中の埃が除去される。この自動運転では、制御手
段136は、埃検知センサ132からの検知信号に基づ
いて対流ファン手段30の電動モータ34を回転制御す
る。即ち、制御手段136は、埃検知センサ132の検
知レベルに対応する回転数でもって対流ファン手段30
を回転し、検知レベルが「埃大」であると対流ファン手
段30を高速側強運転で回転し、また例えば検知レベル
が「埃中」(又は「埃小」、「埃ゼロ」)であると、対
流ファン手段30を高速側中運転(又は高速側弱運転)
で回転する。
【0039】このような自動運転中において、電源スイ
ッチ94を押圧してOFF(開)にする、或いは自動運
転中にタイマ手段146が切りタイマ設定時間を計時す
ると、上述したようにステップS−7に進み、空気清浄
機の運転が終了する。また、装着されたフィルタ手段1
0が埃除去兼用フィルタ手段10Aでない場合、ステッ
プS−1からステップS−8を経てステップS−12に
移り、臭い除去専用フィルタ手段10Bであるか否かが
判断される。そして、臭い除去専用フィルタ手段10B
である場合にステップS−13に進み、制御手段136
の検知選択手段138がフィルタ検知手段60からの検
知信号に対応する汚れ検知手段130の検知状態、即ち
臭い検知センサ134による検知を選択する。次に、ス
テップS−14において、装着されたフィルタ手段10
が臭い除去専用フィルタ手段であるので、フィルタ検知
手段60からの検知信号に基づいて第1メモリ142か
ら上記標準回転数値及び低速側の補正値が読み出され、
回転数補正手段140はこれら読み出された値から各運
転の回転数を演算し、演算した低速側回転数、即ち低速
側弱運転432rpm、低速側中運転600rpm、低
速側強運転720rpm、低速側急速運転952rpm
が第2メモリ144に記憶される。
【0040】その後、ステップS−15において、制御
手段136による自動運転が行われ、対流ファン手段3
0は第2メモリ144に記憶された低速側回転数でもっ
て回転制御され、臭い除去専用フィルタ手段10Bによ
って空気中の臭いが除去される。この自動運転では、制
御手段136は、臭い検知センサ134からの検知信号
に基づいて対流ファン手段30の電動モータ34を回転
制御する。即ち、制御手段136は、臭い検知センサ1
34の検知レベルに対応する回転数でもって対流ファン
手段30を回転し、検知レベルが「臭い大」であると対
流ファン手段30を低速側強運転で回転し、また例えば
検知レベルが「臭い中」(又は「臭い小」、「臭いゼ
ロ」)であると、対流ファン手段30を低速側中運転
(又は低速側弱運転)で回転する。
【0041】このような自動運転中において、電源スイ
ッチ94を押圧してOFF(開)にする、或いは自動運
転中にタイマ手段146が切りタイマ設定時間を計時す
ると、上述したようにステップS−7に進み、空気清浄
機の運転が終了する。フィルタ装着部8に装着されたフ
ィルタ手段10が所定のものでない、或いはこの装着部
8にフィルタ手段10が未装着である場合、ステップS
−1からステップS−8及びステップS−12を経てス
テップS−16に進み、制御手段136はフィルタ検知
手段60からの検知信号に基づいて警報信号を生成し、
この警報信号によって警報手段138が作動して操作者
に何らかの異常が発生したことを知らせ、空気清浄機の
運転が強制的に終了する(ステップS−17)。
【0042】尚、手動運転モードにおいては、風量切換
スイッチ98によって設定された運転状態でもって対流
ファン手段30が回転され、この対流ファン手段30の
回転数は、フィルタ装着部8に装着されたフィルタ手段
10の種類に対応した回転数でもって回転される。即
ち、埃・臭い除去兼フィルタ手段10C,10D(又は
埃除去専用フィルタ手段10A、臭い除去専用フィルタ
手段10B)を装着した場合において、手動運転モード
の例えば弱運転を設定すると、制御手段136は対流フ
ァン手段30を標準弱運転(又は高速側弱運転、低速側
弱運転)し、また手動運転モードの例えば中運転等を設
定すると、制御手段136は対流ファン手段30を標準
中運転等(又は高速側中運転等、低速側中運転等)す
る。
【0043】以上、本発明に従う空気清浄機の一実施形
態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変形乃至修正が可能である。例えば、図示の実施
形態では、埃・臭い除去兼用フィルタ手段10C,10
D、埃除去専用フィルタ手段10A及び臭い除去専用フ
ィルタ手段10Bを選択的に装着可能に構成し、これに
関連して、装着されたフィルタ手段10の種類に対応し
て対流ファン手段30の回転数を標準回転数、高速側回
転数又は低速側回転数に設定するように構成している
が、例えば埃・臭い除去兼用フィルタ手段10C,10
D及び埃除去専用フィルタ手段10A(又は臭い除去専
用フィルタ手段10B)を選択的に装着可能に構成する
ようにしてもよい。かかる場合、装着されたフィルタ手
段10に対応して対流ファン手段30の回転数が標準回
転数又は高速側回転数(又は低速側回転数)に設定され
る。
【0044】また、例えば、図示の実施形態では、標準
側回転数と高速側補正値でもって高速側回転数を設定す
るとともに、標準回転数と低速側補正値でもって低速側
回転数を設定しているが、このような構成に代えて、高
速側回転数及び/又は低速側回転数を直接的に第1メモ
リ142に記憶し、フィルタ装着部8に装着したフィル
タ手段10の種類に対応する回転数を第1メモリ142
から読み出すようにしてもよい。
【0045】また、装着したフィルタ手段10の性能を
充分に発揮するために、例えば、次のように構成するよ
うにしてもよい。即ち、フィルタ装着部8に関連して設
けたフィルタ検知手段60でもって装着したフィルタ手
段10の性能(標準のもの、高性能のもの)を含む種類
を検知し、このフィルタ検知手段60からのフィルタ性
能検知信号に基づいて汚れ検知手段130の感度を設定
するようにしてもよい。かかる場合、制御手段136は
更に感度設定手段(図示せず)を含み、例えば高性能の
埃除去専用フィルタ手段10A(又は高性能の臭い除去
専用フィルタ手段10B)を装着したとき、感度設定手
段がフィルタ検知手段60からの検知信号に基づいて埃
検知センサ132(又は臭い検知センサ134)の感度
を補正してより高い感度、例えば標準感度のときの半分
の検出レベルでもって「埃ゼロ」(又は「臭いゼロ」)
から「埃小」(又は「臭い小」)に、「埃小」(又は
「臭い小」)から「埃中」(又は「臭い中」)に、また
「埃中」(又は「臭い中」)から「埃大」(又は「臭い
大」)に検知状態が変わるように感度設定し、制御手段
136はかかる設定感度による埃検知センサ132(又
は臭い検知センサ134)からの検知信号に基づいて対
流ファン手段30を回転制御する。このようにすること
によって、標準感度のときの検知レベルより小さい検知
レベルでもって対流ファン手段30の運転状態が切り換
えられてその回転数が大きくなり、フィルタ手段10A
(又は10B)の性能と併せて空気清浄機の浄化作用を
一層高めることができ、装着したフィルタ手段10A
(又は10B)の性能を充分に発揮させることができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1の空気清浄機によれ
ば、フィルタ装着部に装着したフィルタ手段の種類に対
応した回転数でもって対流ファン手段の回転を制御する
ので、装着したフィルタ手段の種類の影響をほとんど受
けることなく、このフィルタ手段を通過する空気吸入量
をほぼ一定にし、これによって空気清浄機の浄化能力を
ほぼ一定に維持することができる。
【0047】また、本発明の請求項2の空気清浄機によ
れば、フィルタ装着部に装着したフィルタ手段の種類に
対応した汚れ検知手段の感度が設定されるので、例えば
高性能の埃除去専用フィルタ手段(臭い除去専用フィル
タ手段)を用いた場合、埃と臭いを除去する兼用フィル
タ手段を用いた場合に比して、埃(又は臭い)の検出レ
ベルが低くても対流ファン手段の回転数が大きくなって
空気清浄機の埃除去能力(臭い除去能力)が増し、空気
中の埃(又は臭い)を効果的に高性能に除去することが
できる。また、本発明の請求項3の空気清浄機によれ
ば、フィルタ装着部に装着したフィルタ手段の種類に対
応する汚れ検知手段の検知状態を選択し、装着したフィ
ルタ手段の種類に対応した検知状態となるので、この汚
れ検知手段の検知信号に基づいて空気中の汚れを所要の
通りに除去することができる。
【0048】また、本発明の請求項4の空気清浄機によ
れば、埃除去専用フィルタ手段(又は臭い除去専用フィ
ルタ手段、埃・臭い除去兼用フィルタ手段)を装着した
とき、検知選択手段は埃検知センサ(又は臭い検知セン
サ、埃検知センサと臭い検知センサ)の検知状態を選択
するので、汚れ検知手段により検知する汚れを装着した
フィルタ手段によって所要の通りに除去することができ
る。更に、本発明の請求項5の空気清浄機によれば、フ
ィルタ装着部に装着したフィルタ手段の種類をフィルタ
種類表示手段が表示するので、この表示を見ることによ
って、装着されたフィルタ手段の種類を容易に認識する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う空気清浄機の一実施形態を示す断
面図である。
【図2】図1の空気清浄機を一部分解して示す分解断面
図である。
【図3】図1の空気清浄機の清浄機本体の一部とこれに
装着される各種フィルタ手段とを示す斜視図である。
【図4】特定のフィルタ手段とフィルタ検知手段の検出
スイッチとの関係を示す部分断面図である。
【図5】フィルタ検知手段の3個の検出スイッチと各種
フィルタ手段との関係を示す図である。
【図6】図1の空気清浄機の操作パネルを示す正面図で
ある。
【図7】図1の空気清浄機の制御系を簡略的に示すブロ
ック図である。
【図8】図7の制御系による制御を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2 清浄機本体 4 吸入口 6 吹出し口 10,10A,10B,10C,10D フィルタ手段 24 空気流路 30 対流ファン手段 60 フィルタ検知手段 92 操作パネル 100 フィルタ種類表示手段 130 汚れ検知手段 132 埃検知センサ 134 臭い検知センサ 136 制御手段 138 検知選択手段 140 回転数補正手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口から吸入した空気を吹出し口に導
    く空気流路を有する清浄機本体と、前記清浄機本体の空
    気流路を通して空気を対流するための対流ファン手段
    と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入口を通して吸
    入される空気を清浄化するためのフィルタ手段と、前記
    対流ファン手段を作動制御するための制御手段と、を具
    備する空気清浄機であって、 前記吸入口に関連して、前記吸入口に装着されたフィル
    タ手段の種類を検知するためのフィルタ検知手段が設け
    られ、前記制御手段は、前記フィルタ検知手段からのフ
    ィルタ検知信号に対応する回転数でもって前記対流ファ
    ン手段を回転制御することを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 吸入口から吸入した空気を吹出し口に導
    く空気流路を有する清浄機本体と、前記清浄機本体の空
    気流路を通して空気を対流するための対流ファン手段
    と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入口を通して吸
    入される空気を清浄化するためのフィルタ手段と、空気
    の汚れ状態を検知するための汚れ検知手段と、前記汚れ
    検知手段からの汚れ検知信号に基づいて前記対流ファン
    手段の回転数を制御するための制御手段とを具備する空
    気清浄機であって、 前記吸入口に関連して、前記吸入口に装着されたフィル
    タ手段の種類を検知するためのフィルタ検知手段が設け
    られ、前記制御手段は前記汚れ検知手段の感度を設定す
    る感度設定手段を含み、前記感度設定手段は前記フィル
    タ検知手段からのフィルタ検知信号に対応する前記汚れ
    検知手段の感度を設定し、前記制御手段は前記汚れ感度
    設定手段により設定された感度による前記汚れ検出手段
    の汚れ検知信号に基づいて前記対流ファン手段を回転制
    御することを特徴とする空気清浄機。
  3. 【請求項3】 吸入口から吸入した空気を吹出し口に導
    く空気流路を有する清浄機本体と、前記清浄機本体の空
    気流路を通して空気を対流するための対流ファン手段
    と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入口を通して吸
    入される空気を清浄化するためのフィルタ手段と、空気
    の汚れ状態を検知するための汚れ検知手段と、前記汚れ
    検知手段からの汚れ検知信号に基づいて前記対流ファン
    手段の回転数を制御するための制御手段とを具備する空
    気清浄機であって、 前記吸入口に関連して、前記吸入口に装着されたフィル
    タ手段の種類を検知するためのフィルタ検知手段が設け
    られ、前記制御手段は前記汚れ検知手段の検知状態を選
    択するための検知選択手段を含み、前記検知選択手段は
    前記フィルタ検知手段からのフィルタ検知信号に対応す
    る前記汚れ検知手段の検知状態を選択し、前記制御手段
    は前記検知選択手段により選択された検知状態でもって
    前記対流ファン手段を回転制御することを特徴とする空
    気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記汚れ検知手段は、空気中の埃を検知
    する埃検知センサ及び空気中の臭いを検知する臭い検知
    センサを含み、前記フィルタ手段は、埃を除去するため
    の埃除去フィルタ手段及び臭いを除去するための臭い除
    去フィルタ手段を含んでおり、 前記フィルタ検知手段が前記埃除去フィルタ手段を検知
    したとき、前記検知選択手段は前記埃検知センサの検知
    状態を選択し、前記制御手段は前記埃検知センサからの
    検知信号に基づいて前記対流ファン手段を回転制御し、
    前記フィルタ検知手段が臭い除去フィルタ手段を検知し
    たとき、前記検知選択手段は前記臭い検知センサの検知
    状態を選択し、前記制御手段は前記臭い検知センサから
    の検知信号に基づいて前記対流ファンを回転制御し、ま
    た前記フィルタ検知手段が前記埃除去フィルタ手段及び
    前記臭い除去フィルタ手段を検知したとき、前記検知選
    択手段は前記埃検知センサ及び前記臭い検知センサの検
    知状態を選択し、前記制御手段は前記埃検知センサ及び
    前記臭い検知センサからの検知信号に基づいて前記対流
    ファン手段を回転制御することを特徴とする請求項3記
    載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 吸入口から吸入した空気を吹出し口に導
    く空気流路を有する清浄機本体と、前記清浄機本体の空
    気流路を通して空気を対流するための対流ファン手段
    と、前記吸入口に取り付けられ、前記吸入口を通して吸
    入される空気を清浄化するためのフィルタ手段と、を具
    備する空気清浄機であって、 前記吸入口に関連して、前記吸入口に装着されたフィル
    タ手段の種類を検知するためのフィルタ検知手段が設け
    られ、またフィルタ手段の種類を表示するためのフィル
    タ種類表示手段が設けられ、前記フィルタ種類表示手段
    は、前記フィルタ検知手段からの検知信号に基づいて、
    前記吸入口に装着されたフィルタ手段の種類を表示する
    ことを特徴とする空気清浄機。
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