JP3201192B2 - 空気清浄機のための表示装置 - Google Patents

空気清浄機のための表示装置

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JP3201192B2 JP31386594A JP31386594A JP3201192B2 JP 3201192 B2 JP3201192 B2 JP 3201192B2 JP 31386594 A JP31386594 A JP 31386594A JP 31386594 A JP31386594 A JP 31386594A JP 3201192 B2 JP3201192 B2 JP 3201192B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気清浄機の表示装
置に関し、特に、送風手段により強制的に空気が循環さ
れる形式の空気清浄機の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送風手段を備えており、送風手段により
吸い込み口から空気を吸い込み、空気が本体内を通過す
る間に、プレフィルタ、イオン化部およびメインフィル
タ等によって空気中の煙、臭気または塵埃等を捕集し、
浄化された空気を吹き出し口から吹き出す空気清浄機が
公知である。
【0003】かかる空気清浄機には、従来より、表示装
置が備えられており、運転中の集塵力(風量)や室内空
気の汚れ度(または空気の清浄度)等が表示されるよう
になっている。従来の表示は、たとえば風量表示の場合
は、複数のLEDを選択的に点灯させて、運転中の風量
を表示する。また、室内空気の汚れ度(または空気の清
浄度)を、たとえば赤,黄,緑のランプで表示するよう
にしたものも市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の表示
では、複数のLEDのいずれを点灯するかにより、風量
を表示したり、ランプの表示色を変えて室内空気の汚れ
度を表示するという、いわゆる静的な表示がされてい
る。このため、ユーザにとっては、空気清浄機が設定通
りに機能しているのか、また、空気清浄機が本当に効果
を発揮しているのか否かの確認がしにくいという欠点が
あった。特に、空気の汚れ度合いは目で見えないので、
空気清浄機によって実際に空気がきれいになっていくこ
とを目で確認したい等の要望があった。
【0005】この発明は、ある局面から見ると、ユーザ
が空気清浄機の運転状態および集塵効果をわかりやすく
認識できるような表示装置を提供することを目的とす
る。この発明は、別の局面から見ると、空気清浄機の運
転状態および集塵効果を動的に表示する表示装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、或る態様で
は、送風手段によって空気を強制的に吸入して排出する
方式の空気清浄機のための表示装置であって、複数の表
示灯、および前記送風手段の動作に連動させて、点灯す
る表示灯を動的に変化させる点灯制御手段、を含むこと
を特徴とするものである。
【0007】またこの発明は、別の態様では、前記表示
装置において、前記複数の表示灯は、一列に並設された
複数の表示灯からなる表示灯列が、複数列配置された構
成を含み、前記点灯制御手段は、点灯する表示灯列が順
に変化するように制御することを特徴とするものであ
る。
【0008】この発明は、さらに別の態様では、前記表
示装置において、前記複数列配置された表示灯列は、点
灯が変化する方向に向かって、順に列を構成する表示灯
の数が少なくされていることを特徴とするものである。
またこの発明は、さらに別の態様では、前記表示装置に
おいて、空気清浄機には、空気の汚れ度合いを検出する
空気汚れ検出センサが備えられており、空気汚れ検出セ
ンサの出力に応答して、前記点灯制御手段は、点灯する
べき表示灯列の範囲を切換えることを特徴とするもので
ある。
【0009】またこの発明は、さらに他の態様では、前
記表示装置において、各表示灯は、予め定める少なくと
も2色を選択的に点灯でき、空気汚れ検出センサの出力
に応答して、前記点灯制御手段は点灯する表示灯列の点
灯色を切換えることを特徴とするものである。この発明
は、またさらに他の態様では、前記表示装置において、
前記点灯制御手段は、点灯する表示灯の変化速度を送風
手段の風量に比例させることを特徴とするものである。
【0010】またこの発明は、さらにまた他の態様で
は、前記表示装置において、表示灯には、空気清浄機を
イメージした形態を表示するためのキャラクタ表示灯が
含まれており、前記点灯制御手段は、複数の表示灯の点
灯がキャラクタ表示灯へ向かって変化するように制御す
ることを特徴とするものである。
【0011】この発明は、さらにまた他の態様では、前
記表示装置において、キャラクタ表示灯には、点灯の変
化方向に並べられた互いに形態の異なる2個のキャラク
タ表示灯が含まれており、点灯変化方向上流側のキャラ
クタ表示灯は、吸引された空気を逃がさない形態を表現
し、点灯変化方向下流側のキャラクタ表示灯は、空気を
吸い込む形態を表現していることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の表示装置では、複数の表示灯の
点灯が動的に切換えられて、空気流れていることを表
わすように表現される。よってユーザは、空気清浄機が
実際に機能していることを視覚によって確認することが
できる。請求項2または3の表示装置では、点灯する表
示灯列が順に変化するから、1度に点灯する複数の表示
灯によって、空気の流れがよりわかりやすく表現され
る。特に、請求項3の表示装置では、空気の流れが1箇
所に吸い込まれるように流れている様子を表現できる。
【0013】請求項4または5の表示装置では、上記表
現に加えて、空気清浄機によって吸い込まれている空気
の汚れ度合いを表示することができる。請求項6の表示
装置では、空気清浄機の集塵力(風量)を複数の表示灯
の点灯変化速度によって表わすから、ユーザは、空気清
浄機の風量を表示灯の点灯変化速度によって視覚的に確
認することができる。
【0014】請求項7または8の表示装置では、表示灯
の中に空気清浄機をイメージしたキャラクタ表示灯が含
まれている。したがって、汚れた空気を空気清浄機が吸
い込んでいる状態が表示されるから、空気清浄機によっ
て空気がきれいにされていることを視覚的に確認でき
る。
【0015】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の一実
施例について詳細に説明をする。図1は、この発明の一
実施例にかかる表示装置が備えられた空気清浄機1の外
観斜視図である。この空気清浄機1は、塵埃をロールフ
ィルタで捕獲する形式のものである。
【0016】空気清浄機1は、その本体3の正面に吸い
込みグリル4が設けられている。吸い込みグリル4を通
して本体3内へ空気が吸い込まれる。本体3内には、図
示しないが、比較的大きなごみや塵を除去するためのプ
レフィルタ、汚れの粒子を帯電させるために放電を行う
対向電極板(イオン化部)およびロールフィルタが収容
されたフィルタケースが収容されている。吸い込みグリ
ル4から吸い込まれた空気はプレフィルタ、対向電極お
よびロールフィルタを通って浄化された後、本体3の上
部に設けられた吹き出しルーバ5から吹き出される。ま
た、本体3には、図1には示されていないが、送風用の
モータおよびファンが内蔵されている。
【0017】本体3の正面上部には、横長手方向に、こ
の発明の一実施例にかかる表示装置の構成要素である表
示パネル10が備えられている。また、本体3の正面上
部であって、表示パネル10のたとえば右側には、部屋
の空気の汚れ度合いを検出するための空気汚れ検出セン
サ9が設けられている。図2は、表示パネル10の正面
図である。表示パネル10は、モード設定エリア11、
空気汚れモニタエリア12、集塵力設定エリア13およ
び切タイマ/フィルタエリア14の4つのエリアに区分
されている。
【0018】モード設定エリア11には、タバコターボ
モード表示灯15、花粉モード表示灯およびおそうじモ
ード表示灯17が備えられている。各モード表示灯は、
生活シーンに合わせて予め設定されたタバコターボモー
ド,花粉モードまたはおそうじモードのいずれかの動作
モードが選択され、その動作モードで空気清浄機1が動
作している場合に選択されたモード表示灯が点灯され
る。
【0019】空気汚れモニタエリア12は、この実施例
の特徴となる内容を表示するエリアである。すなわち、
空気清浄機1が有効に機能していること、空気が循環さ
れている様子、空気が浄化されている様子等をわかりや
すく表示するためのエリアである。このモニタエリア1
2には、3つの表示灯列21,22,23および2つの
キャラクタ表示灯24,25が含まれている。
【0020】3つの表示灯列21,22,23は、それ
ぞれ、左から右に向かって順に、4個,3個,2個の表
示灯が各一列に斜め右上がりに並んだ構成になってい
る。後述するように、3つの表示灯列21,22,23
は、列単位で順に点灯/消灯が切換えられる。キャラク
タ表示灯24,25は、表示灯列23の右側に隣接する
ように、かつ左右に並ぶように配置されている。キャラ
クタ表示灯24,25は、空気清浄機1をイメージした
形態を表現している。表示灯列23に隣接する左側のキ
ャラクタ表示灯24は、たとえば空気を飲み込んで浄化
処理をしている状態を示唆する、口を閉ざした空気清浄
機の形態を表現している。また右側のキャラクタ表示灯
25は、大きく口を開けて空気を吸い込んでいる状態の
空気清浄機の形態を表現している。
【0021】集塵力設定エリア13は集塵力(循環され
る空気の風量)を表示するエリアである。風量が自動設
定されていることを表わす表示灯27および5段階に設
定可能ないずれの風量が設定されているかを表わす設定
風量表示灯28が含まれている。切タイマ/フィルタエ
リア14には、数値を表示するためのいわゆる7セグメ
ント表示器30が備えられている。この表示器30は、
切タイマにより設定された残り動作時間(切タイマ時
間)の表示と、ロールフィルタの残りフィルタ枚数表示
とに兼用される。7セグメント表示器30の近傍には、
この表示器30に表示されている数値が切タイマ時間で
あることを示す表示灯31および残りフィルタ枚数であ
ることを表わす表示灯32が設けられている。さらに、
このエリア14には、フィルタの交換時期になったこと
を表わす表示灯33、図示しないイオン化部の清掃時期
になったことを表わす表示灯34およびリモコンからの
信号を受信するための受光ユニット35が備えられてい
る。
【0022】図2に示す表示パネル10における各表示
灯に対応して、表示パネル10の裏面側には、それぞ
れ、たとえばLEDが配列されている。LEDが点灯/
消灯されることにより、各表示灯が点灯/消灯する。な
お、空気汚れモニタエリア12における表示灯列21,
22,23は、後述するように列単位で点灯/消灯が切
換えられる。したがって、表示灯列21,22,23に
それぞれ含まれる各表示灯ごとにLEDが設けられてい
てもよいし、あるいは、1つの表示灯列につき1つのL
EDが備えられていて、1つのLEDの光が表示灯列に
含まれる複数の表示灯に導かれ、複数の表示灯が1つの
LEDによって点灯/消灯されるように構成されていて
もよい。
【0023】図3は、空気清浄機1における空気汚れモ
ニタエリア12(図2参照)の表示に関係する部分の電
気的な構成を示すブロック図である。図3を参照して、
空気清浄機1の動作はマイクロコンピュータ40により
制御される。マイクロコンピュータ40には、前述した
空気汚れ検出センサ9により検出された空気の汚れ度合
いを表わす信号、および、表示モードボタン41からの
表示モード切換信号が与えられる。表示モードボタン4
1は、たとえば図示しないリモコンに設けられたボタン
であり、このボタン41からのモード切換信号は、受光
ユニット35(図2参照)を介してマイクロコンピュー
タ40へ与えられる。
【0024】マイクロコンピュータ40では、動作モー
ドや設定風量等に合わせてファンモータ駆動回路42を
制御し、ファンモータ43を所望の回転数で回転させ
る。ファンモータ43の回転により送風ファン44が回
転され、設定された風量で空気が吸い込まれて浄化され
排出される。マイクロコンピュータ40は、また、表示
制御回路45に制御信号を与える。表示制御回路45で
は、マイクロコンピュータ40からの制御信号に応答し
て、空気汚れモニタエリア12(図2参照)に備えられ
た表示灯列21,22,23およびキャラクタ表示灯2
4,25に対応するLED21,22,23,24,2
5を点灯/消灯する。なお、説明の便宜上、図2に示す
表示灯列21,22,23およびキャラクタ表示灯2
4,25と図3に示す対応のLEDには、同一の参照番
号が付されている。
【0025】表示灯列21,22,23を点灯するため
のLED21,22,23は、それぞれ、緑または赤を
選択的に点灯することができるLEDである。かかるL
EDは既に市販されているので、詳しい説明については
省略する。なお、図3では、各表示灯列21,22,2
3に対応して、それぞれ、2色の選択発光ができるLE
Dが1個ずつ示されているが、たとえば表示灯列21に
は4個の表示灯が含まれているから、実際には、表示灯
列21のために4個のLEDが並列に備えられている。
同様に、表示灯列22,23のために、それぞれ3個,
2個のLEDが並列に接続されている。
【0026】なお、各表示灯列21,22,23に含ま
れる表示灯の個数は、図2に示す実施例に限定されるも
のではなく、また、各表示灯列21,22,23に含ま
れる表示灯を点灯させるのに必要なLEDの個数も上述
の実施例に限定されるわけではない。たとえば、表示灯
列21の場合、4つの表示灯が備えられられているが、
この4つの表示灯を同時に点灯させるのに必要なLED
は、4個設けてもよいし、1個で4つの表示灯が点灯す
るようにすることもできる。あるいは2個で4つの表示
灯が点灯するようにすることもできる。LEDの数は、
LEDの明るさ等に応じて適宜調整すればよい。
【0027】キャラクタ表示灯24,25に対応して
は、それぞれ、緑に点灯するLED24,25が設けら
れている。図4は、空気汚れモニタエリア12の表示の
変化を説明する図解図である。この実施例の特徴は、図
4に示すように、空気汚れモニタエリア12の表示内容
を、空気清浄機1の動作に対応させて、動的に変化させ
ていることである。
【0028】図4を参照して、より具体的に説明する。
空気汚れモニタエリア12の表示の態様は、表示モード
ボタン41(図3参照)からの信号により、表示が動い
ている状態と、表示が止まっている状態とに切換え可能
である。表示が動いている状態では、左側の表示から右
側の表示に向かって順に表示状態が動的に変化し、右端
の表示の後再び左端の表示から動的に表示が変化する。
【0029】また、部屋の空気がきれいか、空気が汚れ
ているかに応じて、上段の表示から下段の表示へと表示
内容が変化する。空気がきれいか、空気が汚れているか
は、前述した空気汚れ検出センサ9の検出信号に基づい
てマイクロコンピュータ40が判断し、空気の汚れ度合
いに応じて、図4に示す4段の表示のいずれかを選択す
る。
【0030】まず、部屋の空気が最も汚れている場合に
は、表示灯列21,22,23はいずれも赤に点灯され
る。点灯順序は、まず4個の表示灯からなる左端表示灯
列21が赤に点灯され、次いで中央の3個の表示灯から
なる表示灯列22が赤に点灯され、次いで右側の2個の
表示灯からなる表示灯列23が赤に点灯される。3つの
表示灯列21,22,23の点灯が切換わる間、右端の
口を開いた態様のキャラクタ表示灯25は緑に点灯され
ている。そして、その後、口を閉じた態様の左側のキャ
ラクタ表示灯24が緑に点灯される。
【0031】表示列21,22,23およびキャラクタ
表示灯24,25の動的な表示態様の変化は、ユーザ
に、汚れた空気(赤色表示灯)が空気清浄機(口を開い
たキャラクタ表示灯25)へ吸い込まれていく様子をわ
かりやすく印象づける。また、口を閉じたキャラクタ表
示灯24の点灯により、空気清浄機1が汚れた空気を吸
い込んで空気を浄化しているイメージを、ユーザに与え
る。
【0032】より具体的に説明すると、キャラクタ表示
灯25から最も離れた左端の表示灯列21から右に向か
って点灯する表示灯列が順に変化する。この表示灯列の
点灯変化は、空気清浄機1(キャラクタ表示灯25)が
空気を吸い込む方向を示しているから、空気清浄機1を
イメージしたキャラクタ表示灯25に部屋の中の空気が
吸い込まれていく様子をユーザにわかりやすく知らせる
ことができる。
【0033】さらに、キャラクタ表示灯25から遠い表
示灯列21は表示灯の数が多く、近い表示灯列23にな
るほど表示灯の数が少なくなっている。これにより、部
屋全体の空気が空気清浄機1に向かって吸い込まれる様
子が表現されている。よってこの表示灯列21,22,
23の表示変化により、ユーザは、部屋の空気が万遍な
く空気清浄機1に吸い込まれて、吸い込まれた空気が浄
化されていることを視覚的に実感し得る。
【0034】次に、部屋の空気が少し浄化されてきた状
態では、図4における下から2段目のように表示態様が
変化する。すなわち、右端の口を開いた状態のキャラク
タ表示灯25が点灯された状態で、4個の表示灯からな
る左端の表示灯列21は緑に点灯され、次いで点灯する
表示灯列が表示灯列22に切換わり、表示灯列22は赤
に点灯される。さらに点灯する表示灯列が切換わって、
表示灯列23は赤に点灯される。そして次に表示灯列は
すべて消灯され、口を閉じた状態のキャラクタ表示灯2
4のみが点灯される。そしてこの点灯の態様が、最初か
ら順に、動的に繰返される。
【0035】表示灯列21,22,23を順次切換えて
点灯させる場合に、キャラクタ表示灯25から最も遠い
表示灯列21を緑に点灯させると、空気清浄機1によっ
て部屋の空気が少し浄化されてきた様子を知らせること
ができる。ユーザは、表示の動的な変化の中で、表示灯
列21の点灯色が赤から緑に変化することにより、空気
清浄機1により部屋の空気が次第に浄化されていること
を、視覚で確認することができる。
【0036】部屋の空気がさらにきれいになると、上述
と同様な動的な表示変化の中で、表示灯列21および表
示灯列22の点灯色が緑色になり、表示灯列23の点灯
色のみが赤色にされる。さらに、部屋の空気が十分きれ
いになったときには、上述の動的な表示変化において、
各表示灯列21,22,23の点灯色がすべて緑にされ
る。
【0037】以上のように、表示灯列21,22,23
の点灯色が赤から緑に変化することにより、ユーザは、
部屋の空気が浄化されていることを視覚的に確認でき
る。また、一連の表示態様において、表示灯列の点灯色
が空気の汚れ度合いに応じて動的に切換えられるから、
ユーザは空気清浄機が正常に機能していることを確認で
きる。
【0038】さらにこの実施例では、表示態様の動的な
変化の速度は、送風ファン34(図3参照)により発生
する風量に比例するようにされている。すなわち、送風
ファン44により相対的に大きな風量が発生され、空気
清浄機1の吸い込み風量および排出風量が大きい場合に
は、表示変化は相対的に速くされる。また、送風ファン
44による風量が少ない場合は、表示は相対的にゆっく
りと切換えられる。したがって、ユーザは表示の変化の
仕方(速度)を見て、空気清浄機1が大風量で機能して
いるのか、小風量で機能しているのか、すなわち空気清
浄機1の集塵力の強さを確認できる。
【0039】表示モードボタン41によって空気汚れモ
ニタエリア12の表示状態が停止された場合は、いずれ
かの表示灯列21,22,23が赤に点灯され、かつ口
を開けた態様のキャラクタ表示灯25が点灯された表示
態様か、または空気がきれいな場合には、口を閉じた態
様のキャラクタ表示灯24のみが点灯された状態とされ
る。
【0040】表示装置は、以下のように変形させること
ができる。すなわち、図4の表示が動いている状態で
は、表示灯列21,22,23は、空気がきれいになる
ほど、キャラクタ表示灯25から遠い表示灯列が緑に点
灯するように変化しているが、逆に、キャラクタ表示灯
25から近い表示灯列が緑に点灯するように変化してい
くものでもよい。
【0041】また上述の実施例では、表示灯列は3列
で、各表示灯列を構成する表示灯の数が4個,3個,2
個の例を示した。しかし、表示灯列はこのような表示灯
列に限られるわけではなく、たとえばすべての表示灯列
が同数の表示灯で構成されていてもよい。また、複数の
表示灯列21,22,23ではなく、空気の流れを表わ
すように、各1個の表示灯を横に複数配置したものでも
構わない。
【0042】上述の実施例では、各表示灯列21,2
2,23およびキャラクタ表示灯24,25の点灯/消
灯は、LEDによりなされる旨説明したが、LEDに代
えてランプにより行われてもよい。また、上述の実施例
では、塵埃の捕獲はロールフィルタで行う形式の空気清
浄機を取り上げたが、塵埃の捕獲を電気的に帯電された
集塵極板によって行う形式の電気集塵式の空気清浄機に
対しても、この発明の表示装置を適用することができる
ことはもちろんである。
【0043】以上説明した実施例は、この発明の具体的
な一例であり、この発明は、かかる具体的な一例に限定
されることなく、特許請求の範囲の内容に従って種々の
異なる具体例を作ることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表示を空
気清浄機の動きに合わせて動的に変化させることによっ
て、空気清浄機が実際に正しく機能している様子を、視
覚的にわかりやすくユーザに知らせることができる。請
求項2または3記載の発明では、空気清浄機が正しく機
能し、部屋の空気が空気清浄機に向かって吸い込まれる
ように流れている様子をわかりやすく知らせることがで
きる。
【0045】さらに請求項4または5記載の発明では、
部屋の空気の汚れ度合いも合わせて表示することができ
る。請求項6記載の発明では、空気清浄機の集塵力(風
量)を表示灯の表示変化により動的にユーザに知らせる
ことができる。請求項7または8記載の発明では、さら
に、空気清浄機をイメージしたキャラクタにより部屋の
空気が浄化されている様子を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる表示装置が備えら
れた空気清浄機1の外観斜視図である。
【図2】表示パネル10の正面図である。
【図3】空気清浄機1における空気汚れモニタエリア1
2の表示に関係する部分の電気的な構成を示すブロック
図である。
【図4】空気汚れモニタエリア12の表示の変化を説明
する図解図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機 10 表示パネル 12 空気汚れモニタエリア 21,22,23 表示灯列 24,25 キャラクタ表示灯 40 マイクロコンピュータ 42 ファンモータ駆動回路 43 ファンモータ 44 送風ファン 45 表示制御回路
フロントページの続き (72)発明者 宮本 健夫 大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田 センタービル ダイキン工業株式会社本 社内 (72)発明者 布川 俊一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 山田 真倫子 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 平3−221113(JP,A) 特開 平4−87619(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54 F24F 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風手段(42,43,44)によって空
    気を強制的に吸入して排出する方式の空気清浄機(1)
    のための表示装置(10)であって、 複数の表示灯(21,22,23,24,25)、およ
    び前記送風手段(42,43,44)の動作に連動させ
    、点灯する表示灯(21,22,23,24,25)
    動的に変化させる点灯制御手段(40,45)、 を含むことを特徴とする空気清浄機のための表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表示装置において、 前記複数の表示灯(21,22,23,24,25)
    は、一列に並設された複数の表示灯からなる表示灯列
    (21,22,23)が、複数列配置された構成を含
    み、 前記点灯制御手段(40,45)は、点灯する表示灯列
    (21,22,23)が順に変化するように制御するこ
    とを特徴とする、空気清浄機のための表示装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の表示装置において、 前記複数列配置された表示灯列(21,22,23)
    は、点灯が変化する方向に向かって、順に列を構成する
    表示灯の数が少なくされていることを特徴とする空気清
    浄機のための表示装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の表示装置におい
    て、 空気清浄機(1)には、空気の汚れ度合いを検出する空
    気汚れ検出センサ(9)が備えられており、 空気汚れ検出センサ(9)の出力に応答して、前記点灯
    制御手段(40,45)は、点灯するべき表示灯列(2
    1,22,23)の範囲を切換えることを特徴とする空
    気清浄機のための表示装置。
  5. 【請求項5】請求項2ないし3のいずれかに記載の表示
    装置において、 各表示灯(21,22,23)は、予め定める少なくと
    も2色を選択的に点灯でき、 空気汚れ検出センサ(9)の出力に応答して、前記点灯
    制御手段(40,45)は点灯する表示灯列(21,2
    2,23)の点灯色を切換えることを特徴とする空気清
    浄機のための表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の表示
    装置において、 前記点灯制御手段(40,45)は、点灯する表示灯の
    変化速度を送風手段(42,43,44)の風量に比例
    させることを特徴とする空気清浄機のための表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の表示
    装置において、 表示灯(21,22,23,24,25)には、空気清
    浄機をイメージした形態を表示するためのキャラクタ表
    示灯(24,25)が含まれており、 前記点灯制御手段(40,45)は、複数の表示灯(2
    1,22,23)の点灯がキャラクタ表示灯(24,2
    5)へ向かって変化するように制御することを特徴とす
    る空気清浄機のための表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の表示装置において、 キャラクタ表示灯(24,25)には、点灯の変化方向
    に並べられた互いに形態の異なる2個のキャラクタ表示
    灯が含まれており、 点灯変化方向上流側のキャラクタ表示灯(24)は、吸
    引された空気を逃がさない形態を表現し、 点灯変化方向下流側のキャラクタ表示灯(25)は、空
    気を吸い込む形態を表現していることを特徴とする空気
    清浄機のための表示装置。
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