JP2002156150A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002156150A
JP2002156150A JP2000352822A JP2000352822A JP2002156150A JP 2002156150 A JP2002156150 A JP 2002156150A JP 2000352822 A JP2000352822 A JP 2000352822A JP 2000352822 A JP2000352822 A JP 2000352822A JP 2002156150 A JP2002156150 A JP 2002156150A
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JP
Japan
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odor
air
gas sensor
air conditioner
light emitting
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JP2000352822A
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English (en)
Inventor
Hiroki Igarashi
浩樹 五十嵐
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空気中の臭いの度合いを、人の臭気感覚
に近づけたガスセンサによる表示制御を行い、人の臭気
感覚の判定のズレを補正することができる空気調和機を
提供する。 【解決手段】 本体1上部の吸込口2 と、本体1下部の
吹出口3とを結ぶ空気通路に、集塵や脱臭のための空気
清浄フィルターと、空気中の臭気を検出するガスセンサ
と、送風機および熱交換器とを配設し、ガスセンサが検
出した臭気の濃度を表示する臭気表示手段を備えてなる
空気調和機において、臭気表示手段が縦横にマトリック
ス状に複数配列された発光部材10からなる表示部9と、
発光部材10を駆動する発光部材駆動制御部とから構成す
る一方、ガスセンサが検出した臭気の濃度に対する抵抗
値の変化率を所定値毎に複数ゾーンに区分し、空気の汚
れていく方向と、浄化されていく方向の度合いに応じ
て、発光部材10の点滅数をゾーン毎に切換え制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に係わ
り、詳しくは、室内空気中の臭気濃度をセンサにより検
出し、その汚れ度合いに応じて本体前面のLEDに表示
する制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機のガスセンサを使用し
た室内空気中の臭気の検出制御は、一般的に次のように
行われている。ガスセンサの特性は、空気中の臭いを感
じるとセンサ素子部の抵抗値が減少していき、逆に空気
がきれいになっていくと抵抗値が増加していく。従っ
て、抵抗変化率としては、空気中の臭いを感じると減少
していき、空気がきれいになると増加していく。したが
って、空気のきれいな状態のガスセンサ抵抗値を基準値
とし、その基準値に対する空気が汚れた状態の抵抗値と
の変化率により、臭いレベルの判定を行う。
【0003】この抵抗値の変化率により、臭いレベルが
ゾーン分けされ、そのゾーンに従い臭い度合いを示すL
ED点灯数の表示切換えが行われる。図5は従来例によ
る表示方法を示したものである。図において、空気の汚
れ(臭い)の度合いをガスセンサ抵抗値の変化率によ
り、レベル0〜レベル3の4区分に設定し、汚れ方向に
対しては、変化率0.90以上(汚れ最小)、0.90〜0.80、
0.80〜0.70、0.70以下(汚れ最大)の4区分に設定し、
浄化方向に対しては、変化率0.95以上(汚れ最小)、0.
95〜0.85、0.85〜0.75、0.75以下(汚れ最大)の4区分
に設定し、汚れ即ち、臭いが増加するとLEDが点灯す
るようになっている。
【0004】しかし、上記基準値に対する抵抗値の変化
率で室内空気の臭い度合いを判定する場合において、例
えば、臭いが増加し、LED表示が臭い度合い最大(図
中全て点灯)となった以降において、換気または脱臭フ
ィルタにより空気がきれいになっていく過程では、人の
臭気感覚は、臭いの強い臭気下で慣らされているため、
ある程度臭いが減少してくれば、臭い上昇時に感じた同
レベル(同抵抗値変化率)ゾーンでは既に臭いを感じて
いない状態にある。それに対し、ガスセンサでは基準値
に対する相対変化で臭いを検出しているため、LED表
示は臭いがあるものと判断され、人の臭気感覚とガスセ
ンサの検出による臭い判定に差が生じてくるという問題
がある。この状態は、臭いが強いほど、また、ある臭い
のレベル下での滞在が長いほど顕著に現れてくる。ま
た、同レベル時における汚れ時の定数に対し、浄化時の
定数の差を小さくする(図中0.95を0.90に近づける)
と、ガスセンサ出力に乗るノイズへの反応、または室内
臭い濃度が一定でないため、臭い濃度の増減に反応し、
LED表示が隣り合うゾーン間で点滅を繰り返すチャタ
リング現象を生じてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、室内空気中の臭いの度合いを、人の
臭気感覚に近づけたガスセンサによる表示制御を行い、
人の臭気感覚の判定のズレを補正することができる空気
調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、本体前面上部の吸込口と、同本体前面下
部の吹出口とを結ぶ空気通路に、集塵や脱臭のための空
気清浄フィルターと、空気中の臭気を検出するガスセン
サと、送風機および熱交換器とを配設するとともに、前
記ガスセンサが検出した臭気の濃度を表示する臭気表示
手段を備えてなる空気調和機において、前記臭気表示手
段が縦横にマトリックス状に複数配列された発光部材か
らなる表示部と、同発光部材を駆動する発光部材駆動制
御部とから構成するとともに、前記ガスセンサが検出し
た臭気の濃度に対する抵抗値の変化率を所定値毎に複数
ゾーンに区分し、空気の汚れていく方向と、浄化されて
いく方向の度合いに応じて、前記発光部材の点滅数を前
記ゾーン毎に切換えるように制御する構成となってい
る。
【0007】また、前記空気の汚れ方向のゾーン数を浄
化方向のゾーン数より多く区分した構成となっている。
【0008】また、前記臭気の濃度の抵抗値の変化率の
ゾーン定数を前記空気の汚れ方向と浄化方向が交互にな
るように設定した構成となっている。
【0009】また、前記発光部材に赤色およびまたは緑
色に発光するLED(発光ダイオード)を用いた構成と
なっている。
【0010】また、前記表示部を前記本体の前面下部に
配置した構成となっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は、本発
明による空気調和機の外観斜視図、図2はその縦断面
図、図3は制御ブロック図、図4(A)、図4(B)は
LEDの表示方法を示す説明図である。図において、1
は空気調和機の本体、2は前記本体1の前面から上面に
かけて形成された吸込口、3は前記本体の下部に形成さ
れた吹出口である。前記吸込口2と吹出口3を結ぶ空気
通路4には、集塵や脱臭のための空気清浄フィルター5
と、送風機6および熱交換器7が配置されている。
【0012】前記空気通路4には、室内空気中の臭気を
検出するガスセンサ8が設けられ、一方前記本体1の前
面下部には、前記ガスセンサ8が検出した臭気の濃度を
表示する臭気表示手段としての表示部9が備えられてい
る。前記ガスセンサ8は、空気中の臭いを感じるとセン
サ素子部の抵抗値が減少していき、逆に空気がきれいに
なっていくと抵抗値が増加していく。従って、抵抗値変
化率としては、空気中の臭いを感じると減少していき、
空気がきれいになると増加していく。したがって、空気
のきれいな状態のガスセンサ抵抗値を基準値とし、その
基準値に対する空気が汚れた状態の抵抗値との変化率に
より、臭いレベルの判定を行う。
【0013】前記臭気表示手段は、縦横にマトリックス
状に複数配列された赤色およびまたは緑色に発光するL
EDを用いた発光部材10からなる前記表示部9と、同発
光部材10を駆動する発光部材駆動制御部11とから構成す
るとともに、前記ガスセンサ8が検出した臭気の濃度に
対する抵抗値の変化率を所定値毎に複数ゾーンに区分
し、空気の汚れていく方向と、浄化されていく方向の度
合いに応じて、前記発光部材10の点滅数を前記ゾーン毎
に切換え制御する構成となっている。
【0014】図4(A)は、空気の汚れ方向に対する表
示方法を示したもので、空気の汚れ(臭い)の度合いを
ガスセンサ抵抗値の変化率により、レベル0〜レベル3
の4区分に設定し、汚れ方向に対しては、変化率0.90以
上(汚れ最小)、0.90〜0.80、0.80〜0.70、0.70以下
(汚れ最大)の4区分に設定し、LEDを横方向に4列
で表示するよう配列してある。縦方向のLEDは5列
(1〜5)配列し、汚れ方向の表示は1、3、5列を使
用し、LEDは汚れ即ち、臭いが増加すると赤色、きれ
いになると緑色に発光するようになっている。
【0015】図4(B)は、空気の浄化方向に対する表
示方法を示したもので、空気の浄化(きれい)の度合い
をガスセンサ抵抗値の変化率により、レベル0'〜レベル
2'の3区分に設定し、浄化方向に対に対しては、変化率
0.85以上(汚れ最小)、0.85〜0.75、0.75以下(汚れ最
大)の3区分に設定し、LEDを横方向に3列で表示す
るよう配列してある。縦方向のLEDは5列(1〜5)
配列し、浄化方向の表示は2、4列を使用し、LEDは
浄化即ち、きれいになると緑色、汚れていると赤色に発
光するようになっている。
【0016】前記図4(A)に示す空気の汚れ方向に対
し、LED表示2(縦列)は臭いレベル1から2に判定
された際、通過するときに点灯し、LED表示4は臭い
レベル2から3に判定された際、通過するときに点灯す
る。また、図4(B)示す空気の浄化方向に対し、LE
D表示3は臭いレベル2'から1'に判定された際、通過す
るときに点灯し、LED表示1は臭いレベル1'から0'に
判定された際、通過するときに点灯する。
【0017】また、縦列のLED表示5が点灯した場
合、その時点より所定時間毎(約30秒)のガスセンサ抵
抗値の変化率が所定値以下(現時点より30秒前の抵抗値
が0.95以下)、即ち、臭いの上昇方向への変化が小さ
く、飽和状態にある場合、LED表示を5灯から4灯に
切換える。さらに、上記汚れ方向時のLED表示2、4
または、浄化方向時のLED表示3、1の表示時間を所
定時間(マスクタイム45秒)設けることにより、見た目
の汚れ、浄化表示の表現が向上できる。
【0018】以上に説明したように、空気の汚れ方向時
と浄化方向時の使用するLED表示を切換えているた
め、臭いの増減に伴うLEDの切換えがスムーズに行わ
れ、チャタリングを起すことがない。また、汚れ方向時
に対し、浄化方向時のLED表示を1ゾーン減らしてい
るため、人の臭いに対する「慣れ」による臭気感覚の低
下に対応した空気調和機となっている。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によると、臭いの増
減に伴うLEDの切換えがスムーズに行われ、チャタリ
ングを起すさず、また、汚れ方向時に対し、浄化方向時
のLED表示を1ゾーン減らしているため、人の臭いに
対する「慣れ」による臭気感覚の低下に対応した空気調
和機となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の外観斜視図である。
【図2】本発明による空気調和機の実施例を示す縦断面
図である。
【図3】本発明による一実施例を示す制御ブロック図で
ある。
【図4】本発明による表示部を示す説明図である。
【図5】従来例による表示部を示す説明図である。
【符号の説明】 1 本体 2 吸込口 3 吹出口 4 空気通路 5 空気清浄フィルター 6 送風機 7 熱交換器 8 ガスセンサ 9 表示部 10 発光素子部材(LED) 11 発光素子部材駆動制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体前面上部の吸込口と、同本体前面下
    部の吹出口とを結ぶ空気通路に、集塵や脱臭のための空
    気清浄フィルターと、空気中の臭気を検出するガスセン
    サと、送風機および熱交換器とを配設するとともに、前
    記ガスセンサが検出した臭気の濃度を表示する臭気表示
    手段を備えてなる空気調和機において、 前記臭気表示手段が縦横にマトリックス状に複数配列さ
    れた発光部材からなる表示部と、同発光部材を駆動する
    発光部材駆動制御部とから構成するとともに、前記ガス
    センサが検出した臭気の濃度に対する抵抗値の変化率を
    所定値毎に複数ゾーンに区分し、空気の汚れていく方向
    と、浄化されていく方向の度合いに応じて、前記発光部
    材の点滅数を前記ゾーン毎に切換えるよう制御してなる
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記空気の汚れ方向のゾーン数を浄化方
    向のゾーン数より多く区分してなることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記臭気の濃度の抵抗値の変化率のゾー
    ン定数を前記空気の汚れ方向と浄化方向が交互になるよ
    うに設定してなることを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機。
  4. 【請求項4】 前記発光部材に赤色およびまたは緑色に
    発光するLED(発光ダイオード)を用いてなることを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記表示部を前記本体の前面下部に配置
    してなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005147525A (ja) * 2003-11-14 2005-06-09 Matsushita Electric Works Ltd 空気調和機
KR100734861B1 (ko) 2005-12-08 2007-07-03 한국전자통신연구원 실시간 악취 모니터링/관리 시스템 및 그 방법
JP2010019430A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Sharp Corp 空気調和機
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CN106440321A (zh) * 2016-09-30 2017-02-22 芜湖美智空调设备有限公司 灰尘检测装置、空调器及空调器的控制方法

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