JP2000282415A - 門型クレーン - Google Patents

門型クレーン

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JP2000282415A
JP2000282415A JP11093714A JP9371499A JP2000282415A JP 2000282415 A JP2000282415 A JP 2000282415A JP 11093714 A JP11093714 A JP 11093714A JP 9371499 A JP9371499 A JP 9371499A JP 2000282415 A JP2000282415 A JP 2000282415A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置、撤収が容易で、橋脚を損傷することが
なく、橋脚両側縁部分における桁材架設作業も円滑に行
なうことができる門型クレーンを提供する。 【解決手段】 PC桁12を吊り上げるためのチェーン
ブロック13、吊り上げたPC桁12を横移動させるた
めの横行台車14およびこれらを支える上部支柱15、
下部支柱16を備えた架橋工事用の門型クレーンにおい
て、下部支柱16の下端部に、橋脚11の側縁部に位置
してクレーン10を支える支持部材16aを溶接により
取り付けている。これにより、橋脚11の側縁から張り
出したブラケットなどの係止具を使用することなく、ク
レーン10の荷重を橋脚11の側縁部で受けるかたちで
クレーン10を橋脚11上に立設することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架橋工事などの
際、PC桁などの桁材を橋脚間に架設する際に使用する
門型クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】架橋工事などにおいては、PC桁などの
桁材を吊り上げて橋脚上に載置するため、従来、図4に
示すような門型クレーン30が使用されている。門型ク
レーン30は橋脚31上に立設され、PC桁32を吊り
上げるためのチェーンブロック33、チェーンブロック
33を左右方向に移動させるための横行台車34および
これらを支える支柱35などによって構成されている。
支柱35は橋脚31と隣り合って配置された他の橋脚
(図示せず)などに繋がれた複数の控え索ワイヤ40に
よって直立状態に保たれている。
【0003】この門型クレーン30において、支柱35
は橋脚31の両側縁部分に付設されたブラケット36上
に下端を当接させた状態で立設されている。ブラケット
36は、橋脚31上に張設された鋼棒37によって、橋
脚31から離脱しないように係止されている。このよう
に支柱35の下端が橋脚31の両側縁部分より外側に位
置するように両側の支柱35の間隔が設定されている理
由は、橋脚31上に架設する複数個のPC桁32の最外
側のPC桁32aを橋脚31の側縁部に架設するとき
に、PC桁32aの上部フランジと支柱35とが干渉し
ないようにするためである。
【0004】橋脚31に架設されたエレクションガーダ
ー38上を走行する台車39によって搬送されてきたP
C桁32,32aを、門型クレーン30のチェーンブロ
ック33で吊り上げ、横行台車34で横方向へ移動させ
た後、橋脚31上の所定位置に載置する。このような工
程を繰り返すことにより、橋脚31上に、所定個数のP
C桁32,32aを配置することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の門型クレーン4
0は、橋脚31の両側縁部分に付設されたブラケット3
6を介して支柱35を立設する構造であるため、クレー
ンの設置及び撤去作業に多くの手間と時間を要してい
る。また、ブラケット36の着脱時などに、橋脚31の
両側縁部分が損傷することがある。
【0006】また、支柱35の下端にかかる荷重をブラ
ケット36で受ける構造であるため、ブラケット36や
橋脚31の側縁が損傷しやすく、甚だしいときはブラケ
ット36が脱落するおそれがある。これを避けるために
支柱35の間隔を狭くすると、最外側のPC桁32aの
架設時にPC桁32aの上部フランジと支柱35とが干
渉するので、支柱35の間隔を狭くすることもできな
い。
【0007】本発明の目的は、設置および撤収が容易
で、橋脚を損傷することがなく、橋脚両側縁部分におけ
る桁材架設作業も円滑に行うことができる門型クレーン
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、架橋工事の際
に橋脚上に設置される門型クレーンにおいて、クレーン
支柱の下端部の橋脚内側部分に、橋脚の側縁部に位置し
てクレーンを支持する支持部材を形成したことを特徴と
する。このような支持部材を形成することにより、支柱
下端を橋脚上面に載置するだけで、橋脚の側縁から張り
出したブラケットなどの係止具を使用することなく、ク
レーンの荷重を橋脚の側縁部で受けるかたちでクレーン
を橋脚上に立設することが可能となる。これにより、ク
レーンの設置および撤収が容易となり、橋脚を損傷する
こともなくなる。支持部材は支柱の下端部のみに形成す
ればよいので、最外側のPC桁の架設時にPC桁の上部
フランジと支持部材とが干渉することもない。
【0009】支持部材は、クレーン支柱の下端部の橋脚
内側部分に溶接により取り付けることができ、また支柱
の製作段階で最初から一体に製作することもできる。溶
接により取り付ける方法では、既存のクレーンの支柱は
そのままに、下端部に支持部材を取り付ける改造を施す
ことができる。最初から一体に製作すれば、最小限の追
加材料でよいので製作コストの上昇を抑えることができ
る。
【0010】この種の門型クレーンは、支柱が高さ方向
に二分割ないし三分割可能になっているものが多く、こ
のような分割型の場合は、支柱の上部ないし中部はその
ままに、下部のみを改造または別製作して支持部材を形
成するようにすればよいので、改造または製作コストの
上昇を抑えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の門型
クレーンを示す正面図、図2は図1のA部分の拡大図、
図3は支持部材の取付け状態を示す横断面図である。
【0012】図1に示すように、本実施形態の門型クレ
ーン10は、架橋工事において橋脚11上に立設され、
複数の橋脚11間にPC桁12を架設する際に使用する
ものである。門型クレーン10は、PC桁12を吊り上
げるためのチェーンブロック13、チェーンブロック1
3を横方向に移動させるための横行台車14およびこれ
らを支える支柱20などを備えている。支柱20は、橋
脚11と隣り合って設置された橋脚(図示せず)などに
繋がれた複数の控え索ワイヤ19によって直立状態に保
たれている。
【0013】図2に示すように、支柱20は上部支柱1
5と下部支柱16との二分割型で、下部支柱16の下端
部の橋脚内側部分に、橋脚11の側縁部に位置して支柱
20にかかる荷重を支持する支持部材16aを溶接によ
り取り付けている。支持部材16aの下端と橋脚11の
間には、スリップ防止および圧力分散のための中間部材
16xを介在させている
【0014】複数の橋脚11間に架設されたエレクショ
ンガーダー17上を走行する台車18によって搬送され
てきたPC桁12,12aを、門型クレーン10のチェ
ーンブロック13で吊り上げ、横行台車14で横方向へ
移動させた後、橋脚11上の所定位置に載置する。この
後、チェーンブロック13をエレクションガーダー17
上まで復帰させ、次に搬送されてきたPC桁12を再び
吊り上げ、横行台車14で横方向へ移動させた後、橋脚
11上の所定位置に載置する。このような工程を複数回
繰り返すことにより、橋脚11上に所定個数のPC桁1
2,12aを架設する。
【0015】門型クレーン10において、下部支柱16
の下端部に取り付けられた支持部材16aは、橋脚11
の側縁より内側に位置しているので、支持部材16aの
下端を橋脚11の側縁部に設置した中間部材16xの上
面に載置するだけで、支柱20を橋脚11上に立設する
ことができる。
【0016】したがって、門型クレーン10の設置およ
び撤収は容易であり、橋脚11を損傷することもない。
また、下部支柱16は橋脚11の両側縁部分より外側に
位置しているので、橋脚11の両側縁部分に配置される
PC桁12aの架設作業を妨げることがなく、円滑な作
業を行うことができる。
【0017】図3は支持部材16aの取付け状態を示す
横断面図で、(a)は円形断面の下部支柱16に円形断
面の支持部材16aを直接溶接により取り付けた状態、
(b)は角形断面の下部支柱16に角形断面の支持部材
16aを直接溶接により取り付けた状態、(c)は円形
断面の下部支柱16に円形断面の支持部材16aを補助
プレート16bを介して溶接により取り付けた状態、
(d)は角形断面の下部支柱16に角形断面の支持部材
16aを補助プレート16bを介して溶接により取り付
けた状態をそれぞれ示す。図中符号Wは溶接部を示す。
【0018】なお以上の実施形態は、支持部材を下部支
柱の下端部に溶接により取り付けた例であるが、支持部
材を含めて下部支柱を最初から一体に製作することもで
きる。このようにして支持部材を形成した下部支柱を分
割型の支柱の上部支柱と組み合わせて組み立てることに
より、本発明の門型クレーンとすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0020】(1)クレーン支柱の下端部の橋脚内側部
分に、橋脚の側縁部に位置してクレーンを支持する支持
部材を形成することにより、支柱下端を橋脚上面に載置
するだけで、橋脚の側縁から張り出したブラケットなど
の係止具を使用することなく、クレーンの荷重を橋脚の
側縁部で受けるかたちでクレーンを橋脚上に立設するこ
とが可能となる。これにより、クレーンの設置および撤
収が容易となり、橋脚を損傷することもなくなる。
【0021】(2)支持部材をクレーン支柱の下端部の
橋脚内側部分に溶接により取り付けることにより、既存
のクレーンの支柱はそのままに、下端部に支持部材を取
り付ける改造を施すことができる。また支柱の製作段階
で最初から一体に製作することにより、最小限の追加材
料で製作コストの上昇を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の門型クレーンを示す正面
図である。
【図2】 図1のA部分の拡大図である。
【図3】 支持部材の取付け状態を示す横断面図であ
る。
【図4】 従来の門型クレーンを示す正面図である。
【符号の説明】
10 門型クレーン 11 橋脚 12,12a PC桁 13 チェーンブロック 14 横行台車 15 上部支柱 16 下部支柱 16a 支持部材 13b 補助プレート 16x 中間部材 17 エレクションガーダー 18 台車 19 控え索ワイヤ 20 支柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋工事の際に橋脚上に設置される門型
    クレーンにおいて、クレーン支柱の下端部の橋脚内側部
    分に、橋脚の側縁部に位置してクレーンを支持する支持
    部材を形成したことを特徴とする門型クレーン。
  2. 【請求項2】 前記支持部材が前記クレーン支柱の下端
    部の橋脚内側部分に溶接により取り付られた請求項1記
    載の門型クレーン。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が前記クレーン支柱の下端
    部と一体に製作された請求項1記載の門型クレーン。
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